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こんにちは、田代です。
こんにちは、堀です。
前回ですね、神経系のリハビリテーション、理学療法に関する話を過去から深掘りしつつ、
ちょっと発生した痛みとか精神面の話とかもあったんですけど、
ある程度、現在に近いところまで話せたかなと思うんで、
今回はもうちょっと未来を構想するような感じで、世界でも今後高齢化が進んでいったりするでしょうし、
最近ちょっと中国がWPTとかに関わるとか、世界的にも動きがあったりとかすると思うので、
ちょっといろいろ話ができたらなと思います。
よろしくお願いいたします。
まずは、今、神経系の理学療法の分野とかで関わられている人が、
今後どう活動を広げていったりとか、展開していくといいかなみたいなところも話せたらいいかなと思うんですけど、
その辺で、今まで神経系のところによく関わっていた人は、こういうことを学んでいくといいんじゃないかとか、
こういう疾患も見せていくといいんじゃないかみたいなことってあったりしますかね。
現状、例えば短期の未来というところであれば、まだやっぱり脳卒中自体の医療コストが高いということで、
回復期なんかは脳卒中を見れる人材というのをすごく重要視しているのはあります。
脳卒中って言っても、ほとんどの場合が高齢者の重複疾患というか、
閉塞疾患というか合併症を持っている人なので、
内部に対する呼吸だとか循環だとかに問題を持っているという、
いわゆる内科が見れて脳卒中神経が見れるっていう人たちっていうのは、
基本的には例えば転職するにあたっても、
高齢回復期あるいは旧世紀における重宝がられるというのはあると思います。
なるほど。前回の運動機とかでも医師とうまく連携できることは大事だよねみたいな話もありましたし、
血液数値とか医師の行うような検査結果を読み解けるとか、
そういうところは特に除けるといいかなという感じですかね。
本当にその部分って今後理学療法士が生き残りをかけたところで重要で、
理学療法士が単独で何かを仕事をして生き残っていくっていうよりも、
チームでチームを助けるという役割を担える方が、
実は生き残っていけるんではないかと思うわけですね。
理学療法士自体が今ネガティブな話でいうと、
介護系の補助をするっていう、
これ世間的にはネガティブじゃないかもしれませんけど、
理学療法士の資格という意味ではちょっとネガティブという、
介護系で今も回復期でやられている、
モーニングケアとかイブニングケアっていうので単位を取るんですね。
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これってご存知ですか。
いや、ちょっとあんまり詳しくないですね。
要はイメージとしては、本来のイメージとしては、
例えば回復期で立ち上がりをやる、歩行練習をする、
あるいは食事の練習をする、
ような医学的リハビリテーションというので単位を取っているはずなんですけども、
イブニングケア、モーニングケアっていうものは、
おむつを変えたりだとか、解除をしたりだとかっていうのでコストを取っているっていうのが、
実は回復期のかなりのパーセンテージやってるらしいんですね。
これ自体が絶対ダメというわけではないんですけども、
一部では看護負担を減らすためにやっているっていうアプローチになってくると、
患者さんは着替えるのにお金払ってるってことになるわけですね。
いうと、ステークホルダーに対してはよくないっていうことに考えがいくと。
それ自体が結局、ネガティブな医学療法は介護側の役割をする。
でもポジティブに言うと、医者ってやっぱり忙しいんですよ。
なので、医者の仕事を10%でも20%でもこちらが補助できる。
だから、ドクターがデータをちゃんと見てなくても、
こちらが見れるようになっておいて、検査をして、
こんな問題がありそうなのでこんなふうに考えますっていうレポートを上げて、
ドクターが最終的に判断すればいいと。
なので、診療補助みたいな形を、
医学療法士がもし病院で担えるんだとするとすごくいい。
これ実際に整形科のクリニックとかではそういう役割を担ってる人たちですよね。
おそらく現場でも、
拓越した人たちっていうのはドクターに信用されて、
あの先生にまず見せておいてもらって評価してもらってとかっていうのでやってるはずなんですよ。
それがもっと表面化したらいいと思ってます。
なるほどですね。
確かに介護現場も人材不足とかで、
人でも足りないっていうのもあるでしょうし、
病院とかでお医者さんも忙しくてっていうのもあると思うんで、
どっちも目先で困ってる人がいるんであれば、
医学療法士的な間に立つ立場だと関わるところはありますけど、
専門性を生かすっていうようなアイデンティティを重視するんであれば、
医者寄りの補助をしていくっていう方が、
強みは生かしやすいよねみたいな感じですね。
医学的リハビリテーションはどちら側かといったときに、
その患者さん自体の未来のADLだとかが変化するアプローチの方に
多分注力するべきなんですね。
いわゆる介護側っていうのはその瞬間はすごくいいんだけれども、
っていった場合にそこは、
医学療法士じゃなくてもできるっていうことになってくる。
専門性というのはやっぱり患者さんの活動の未来だと思うんですよね。
そこに本来は入り込むべきだと、
僕は個人的にストロングな医学療法なんですけど、
06:01
それはねじ曲げちゃいけないなと思ってます。
なるほどですね。
あとその疾患でいうと脳卒中以外とかで、
これまで神経系の医学療法のノウハウを学んで実践してきたっていう人は、
どういう疾患だと活かしやすいかなっていうのはあったりしますかね。
実際今後また高齢化が進むと、
やっぱりパーキンソン病が増えてくるであろうと。
パーキンソン病自体が難病ではあるんだけれども、
リハビリテーションと薬物コントロールしか基本的に治療法が、
今ね一部ちょっと手術もありますけれども、
必ず状態が悪くなるということを考えたときに、
リハビリテーションを通してタイミングをずらすっていうのは、
これまでやられてきていたことなんですけども、
もっと特に在宅ですよね。
在宅におけるパーキンソン病のことができるっていう人は、
相当重宝がられるだろうと思います。
あとは数は少なくなってますけど、
脊損がちゃんと見れる。
これも在宅で。
介護という形ではなく、その人たちの状態を悪くしない。
場合によっては良くするっていうタイミングの変化はあるであろうと。
同様にパーキンソン病も脊損も、
神経系に対する研究が進むことによって、
解決する可能性もあるわけですよね。
そこに仮に例えば脊髄損傷で神経が回復しましたとなっても、
やはりここには運動が必要なんですよね。
その運動に対して率先してやれる職業が理学療法士ですし、
パーキンソン病に関しても仮に
酷質が入れ替えられました。
ドーパミンが出るようになりましたとなっても、
そこまで落ちてる問題があるわけですから、
そこの落ちてる問題に関しては理学療法がアプローチできるので、
再生医療とのマッチングが割といいというふうに考えてるんですよね。
そうですね。自分の母校でも再生医療の研究されている
IPSの研究所関連の方もいたりしましたけど、
再生リハビリテーションというような形で、
再生医療に補足するというかプラスする形で
リハビリテーションを考えていけるといいよねみたいなところの
ムーブメントもあったと思うんで、
実際の医学界の進歩も見ながら
自分たちの動き方も考えていけると良さそうですね。
あとはロボットとの関連、つまりエンジニアリングとの協業ですよね。
やっぱりロボットとかAIとかって言われるものが
今後我々の世の中を大きく変えるわけです。
馬から車に変化したりだとか、
船がさらに速くなり飛行機になり、
あるいは今もこれZoomで繋いでますけど、
09:02
テクノロジーによって我々の生活はものすごく変化している。
当たり前になってしまえば何とも思わないんですけれども、
当たり前になるまでの過程にどれだけ参入できるかっていうのはすごく重要。
ロボットって言ったときにドラえもんみたいなのを思い浮かべるのか、
工業用ロボット、ただアームだけを思い浮かべるのかでだいぶ変わってくるんですけども、
理学療法が関与できるのはやっぱり工業用のロボット、
工業用みたいなロボット、つまり歩行だとか手の動きだとかっていうのを支援するものだと思いますし、
仮に究極のところでは広角軌道体って見たことありますか?
僕はまだ見たことないんですよ。
広角軌道体っていうアニメ漫画は脳以外は全部擬態化できるわけですね。
脳自体もネットアクセスができるので脳も書き換えれるわけですよ。
結局人間でなんだっていうのがテーマなんですけど、
擬態っていう部分であればテクノロジーが進化することによって、
我々の体が自分の体を使うよりも便利にできる可能性を近未来あり得るんじゃないかという形になってくるわけですよね。
そこにはリハビリテーションの概念が非常に重要になってくると思います。
確かに。何か機能が落ちているとこを保管するような形もあるでしょうし、
逆に健常って言われる人の能力を拡張していくみたいなところも、
そういうノウハウが生かされそうな気もしましたね。
例えばパラスポーツなんかっていうのは、ほとんどの関わりは理学療法士が中心的にあって、
今、例えば幅跳びはパラの人が飛ぶんですよね。
あれは結局フレックス束っていうカーボンの素材が良くなっているということと、
単純に世界記録を越した人の能力が高かったとも言えるんですけど、
ここはどっちがどっちっていうのは言えないんですけど、
少なくともテクノロジーの進化、そしてそこに関わっている理学療法士とかのトレーニングとかすごく影響してると思うんですよね。
ロボットだとかそういうテクノロジー系に関与するっていうことは十分価値があると思ってますし、
僕自身は脳卒中のみならずなんですけども、
自分の教え子たちには情報系に行きなさいって言って情報系の進学をさせてます。
情報系っていうとどういう感じですかね、データ分析とか、
コンピューターとかそういうのの計算だったりデータの扱いって感じですかね。
広く言うと情報系というと情報全体を扱うということなんですけど、
主には今僕らが共同にやっているのはテキストの解析とかですね。
テキストマイニングとかもそうですし、
12:01
インタラクションデザインっていう言葉を使ってますけれども、
AさんとBさんの間の何かをつなぐっていうその情報をいかに解釈して、
それをお互いにとって分かりやすくするかという研究なんですよね。
なるほどですね。
さっきのエンジニアリングとか工学系っていうと数値とか扱いが多いかなと思いますけど、
本当最近チャットGPTとか生成系のAIが増えてくると、
その辺のテキストの扱いとかもしやすくなってくるでしょうし、
ちょうどこれから盛り上がってきそうな分野ではあります。
そうですね。ここら辺はやっぱり理解を得られない部分はあります。
わりに急速に進化しすぎてて、その人が追いついてないんですよね。
この前僕、研究会でAIと哲学の可能性みたいなことをすると、
一部強い批判を受けたみたいです。
そうなんですか。
やっぱりAIっていうもの自体にアレルギー反応を起こす人がいるんですよね。
だけどロボットに対しては今は起こさないと思うんですよね。
だからそういうのも着実にやっていくしかないんだろうなと思います。
新しい技術っていうのはどうしても批判もあると思うんですけど、
一般的になったら当たり前になるでしょうし、
さっきのテキストを含めた情報とかで、
神経系の理学療法とかリハビリテーションに生かすとかっていうと、
こういう形もありそうだなみたいなイメージってありますか。
すでに例えばテキストマイニングみたいなのが得意とすると感情分析ですよね。
この人が本当に言おうとしている内容のアンケートだとか、
手相を取ったりとかする感情分析みたいなのはできるので、
どうしてもこういうことに困っているんだなとか、
よりすることはできると思います。
なるほどですね。
そういう意味では前回も痛みとか運動に関しても、
結構文化的な背景によって感じ取り方が違うよねみたいなのもあったと思いますし、
日本でこれまで活動してきたとしても、
言語圏が違う人と関わるとか、
そういうときに相手が本当に困っていることとか、
求めていることを把握した上で関わるとか、
そういうのはなしやすくなってくるって感じですかね。
文化はどこまでいけるか、
これ文化は厄介ですよね。
日本人の思惑と海外の人の思惑って、
どれぐらいずれるかが、
僕ら海外の人とのやりとりをしてても、
やっぱり全然つかめないですし、
向こうも全然つかんでこないですよね。
とはいえ、機械化していくことによって、
こういうパターンですよとかっていうのは、
ずれづらくはしてもらえる可能性はすごくなくて、
なのでちゃんと海外に行く前は、
そういう機械を通して、
一緒に勉強しておくっていうのは重要かもしれませんね。
15:00
なるほどですね。
そういう意味では、
こんだけ世界で生成経営とかがあったとしても、
やっぱり日本人の日本語でのニュアンスとか、
っていうのは日本人しかなかなか分かりづらいところもあるかもしれないんで。
特に日本ってハイコンテキスト文化だから、
テキストで読み込めないんですよね。
これが英語みたいにローコンテキストだったら、
ローコンテキストとハイコンテキストってのは、
つまり言葉でちゃんと表現する文化なのか、
言葉ではなく、
ハイコンテキストっていうのが業界文化なんですね。
日本は業界文化なので、
テキストが業界を読めるかどうかっていうんですよね。
つまり、大丈夫ですか、大丈夫ですっていう言葉を与えたときに、
AIはOKで捉えますよね。
だけども、多くの人が大丈夫ですか、大丈夫ですは大丈夫じゃないんですよね。
日本人からしたらなんとなく分かりますよね。
行けたら行くわってこれ、行かないっていう意味ですよね。
だからそういうのをもちろんプログラミングの中に入れ込めば問題なくなると思うんですけど、
あまりにもハイコンテキストの言い回しが多すぎて、
この前、京都で水道から泥水が出た事件知ってます?
知らないです。
配管がおかしくなって泥水が出たんですよね。
そうしたら水道局に、
うちの家から有馬温泉が出るようになりましたっていうような通報をしたらしいんですよ。
なるほど。
京都の人すごいなと思ったわけですよ。
これ意味わかりませんよね。
分かんないですよね、多分海外の人からしたら。
多分AIも水道から有馬温泉が出るようになったっていうのは、
理論的に考えると温泉口内で出るようになったって、
皮肉だとは思わないんですよね。
難しいですね、この辺はね。
例えば、言葉だけでは難しいですけど、
表情の分析とか動きの分析プラス言葉とかっていうと、
もうちょっとつかみやすくなったりはあったりするんですかね。
そうですね、だからどちらかな。
日本人が口元で表現するんでしたっけ。
海外の人は目元で表現するのがあるので、
そのパターンは多分分析できるでしょうね。
なるほど、面白そうですね。
なので確かに情報系の、
その辺りは僕らが想像できる範囲っていうのは、
もう既に克服されているのかもしれませんけれども、
ハイコンテキストの部分は分かりづらいとはいえ、
パターン化されているはずなので、
そのパターンを読んだらいいであろうと。
今僕らがやっている研究って、
厳然された目の前にあるテキストの分析をやっているので、
ハイコンテストの分析までは踏み込んでないんですよね。
難しいですよね。
書かれてない内容。
でも実際に統合と解釈とかの分析をやっていると、
書かれてない話が結構いいんですよね。
18:02
後々読むとこれを言いたかったんだろうな、
だからやっぱり文章も
ハイコンテキスト化している可能性はあるなというのが
最後に分かるということです。
そういった専門的な文章も。
なるほど。
例えばちょっと思いつきなんですけど、
言葉で書くものじゃなくて音声を活用するとか、
そういうのも可能性あったりするんですか?
どうでしょう。
そういうAIはすでにあるのかもしれませんけど、
今、汎用AIの中では
そういうより専門的な言い方をすると
ディスコースアナリシスって言うんですけど、
学の中にある。
ディスコースアナリシスの中では
抑揚だとかマーだとか
音程の変化だとか
それをやっている人が
AIを作っていたらやっているでしょうね。
我々が汎用性に使うのって
文字起こしすると言葉しか出てこないので
マーだとかそういったものがつかめませんよね。
なので、かなりそこを今の汎用テクノロジーだけでやる
というのは難しいかもしれません。
なるほどですね。
なんでその情報を活用するっていうのも
臨床で一対一の場面で活かすのか、
前回もあったパブリックヘルスとか
広いところで活かすのかによっても
違うかなと思うんですけど、
例えば神経系側からもような
疾患とか対象で
公衆衛生とかパブリックで
広く関わっていくっていうと
どういう形もあるかなみたいな
イメージってありますか。
今カットすいません。
ちょっと答えがずれてるかもしれませんけど
脳卒中というところで
テクノロジーのものを使うと
STの技術って相当テクノロジーで
変化するかなと思ったんですよね。
動画を使ってやると
やりやすいっていう。
口の開け方とかも動画と
実際にセンサーとかで
できると思うので
ST技術って相当神話性が高いなと
今思ったんですけど
ちょっとすいません、話がずれましたね。
いやいや、でも自分も
STの方、知り合いでいたりしますけど
対面でやるんじゃなくて
オンラインでつないで
言語に対するアプローチする人も
ちょこちょこ話は聞きますし
やっぱり直接関わるからこそ
触診もしながらとかできる部分は
あるとは聞きますけど
でもオンラインでもある程度
効果が出るような
関わり方もあるっていうのは聞いてるので
そちらでも活かせるのはあるのかな
と思いましたね。
オンラインの部分、いわゆる遠隔利派
と言われるものは
内閣系のもの、手を下さなくてもいい
ものであれば
発達しうるので
いわゆる教育的立場というか
観察的立場の
理学療法が確立すれば
オンラインっていうのは相当に
生きてくると思いますね。
特に離島の人とかが
21:00
同じ医療費を払っているにも関わらず
医療サービスの質が低いってなってくると
それは不公平感があるので
オンラインで対応するっていう
やり方はあると思います。
脳卒中って言っても
前回も結構運動に
体の脂肪の運動に関する話が
多かったかもしれないですけど
そういう言語に関するところもありますし
運動に関しても
そういうモーションキャプチャー
みたいなものとかで
精度高く
動きの麻痺があるとか
協調性が悪いよねみたいなことが
それで評価できれば
じゃあこういう運動をしましょうみたいなことも
指示できたりするかもしれない
って感じですかね。
それは本当に可能性
職域拡大っていうところでは
すごくあると思いますし
ただ医療コストがどういう風に
認められるかだとは思うんですよね
ワンツーマンでやらなきゃいけないのか
三台繋いでやっていいのか
そのあたりが
結局我々理学療法士ってのは
医療コストとの
縛りを抜け出せない部分があるので
例えば慈悲とか
っていうことであればどんどんやれると思うんですよね
だけども
自分をスタートに
それをやろうとしたときにはどうしても
医療コストとの関係が出てくるので
限界がまだあると思います
なるほどですね
その辺で
病院側から拡大していくのか
慈悲でもこういう
いい効果が出る事例があるらしいっていうのが
見えてきて拡大するのか
どういう流れになるかは分からないですけど
世の中の中で
遠隔でも
サービス受けれる人が増えた方が
拡大は解決していける可能性はあると思うので
何かしらの形で
進んでいってほしいなと思います
それこそメンタルヘルスに関しては
遠隔で結構できるんですよね
だから
遠隔というものが一早く
進んでいく未来っていうのは
脳卒中のみならず理学療法士の
可能性というのは広げられますし
前回もその話になったかもしれませんけど
語学の部分を
テクノロジーで変化させると
海外との繋がりができて
日本発で
例えばワレーシアの人だとか
タイの人だとか
にアプローチすることができるだろうなと思います
なるほど
あえて批判的な
違う見方をしたときに
海外の人と
オンラインで繋がって
日本人が海外の人に
関われる可能性もありますけど
海外の人が日本人に関われる可能性も
加えて出てくるというような気がして
日本人側が
逆に日本人に関われると
海外の人に関わるといいよね
みたいなことも起こり得たりは
するんですかね
実際にはあり得るでしょうね
それこそちょっと前ネットで話題になった
ゴッドハンドロンソンもそうですけど
非常にやっぱり
腕が立つ指導が上手い
海外の方だったら
そっちのほうがいいんですよね
だからそれは
本当に
24:00
いわゆるテクノロジーだけではなくて
技術と知識を
磨いていかなければいけない
というところ
なんていうのかな
エビデンスベースと
プラクティスっていう考え方があって
その中では
まず最終の研究知見を知りなさい
そして最良の技術と
テクノロジーの知識を持って
そして患者さんの話をちゃんと入れなさい
っていう
これができる人ではないと
いくらテクノロジーが進化しても
選ばれはしないでしょうね
選ばれるための努力は絶対いると思います
そうですよね
そういう意味で
職域拡大の可能性もありつつ
競合が増えるっていう可能性も
あるとは思いますし
実際に競合が増えるって言っても
本当に
日本以外の
アジア諸国ってPDがいないんですよ
なのでいないところに
輸出するっていうのが
すごく僕は価値があると思ってるんですよね
そうですね
特に今回の新経験
っていうテーマであれば
東南アジアとかでも
今後高齢化が進んでくる
タイとかマレーシアあたりとか
経済も
発展してきていて
高齢化も進んでくるところは特に
ニーズが増えていく可能性もあるかなとは思うんで
その辺は特に見せていくと
いいだろうなって感じですかね
実際にこの前マレーシアで
慈悲の診療をやってる人に聞くと
1時間6000円でやってるって言ってましたから
もう経済格差は
そこまでないんですよ
ただ給与は安いらしいんですね
そこは高級店らしいんですけど
だからだんだん
日本
例えば昔
僕が30年前にインドに行ったときは
物の値段が100分の1だったとかっていう時代が
終わってしまったので
だから東南アジアとかに対して
アプローチをしていくっていうのは
現実的にあり得ると思います
そうですよね
タイとかだけじゃなくてまたフィリピンとか
またその辺も
経済発展してくると思いますし
特にアジア圏は
まだ日本人でも
触れやすいところかなとは思うんで
その辺は勉強していけると
いいかなと思いますかね
今の話でちょっと
面白いなと思ったのが
僕ら
ヨーロッパとアメリカを
西洋と呼びますよね
だけど世界的な見方は
日本も西洋らしいです
なるほど
いわゆる欧米ではないんですよ
西洋らしいです日本は
だからアジアの人から見ると
日本は西洋の諸国らしいです
なるほど
東アジアっていうよりも
西洋に近い
だから日本って
どこに位置しますかと言われたときに
我々はアジアって言い方をするんですけど
現実的に入りづらいんですよ
東南アジアでもないし
中東でももちろんないし
だから極東って
言い方をするけど
極東って日本だけなんですよね
27:00
でも極東アジアって
言わないですよね
ファーイーストイディアって言わないでしょ
なかなか言わないですね
だから日本は西洋のカテゴリーに入るって
フランスの人が書いてる本に書いてました
面白いですね
なんでもう
立場というか
そこにいる人によって
日本の見られ方も違うし
日本からの見方も違うっていう感じなんで
その辺で
やっぱ言葉とか
過去の歴史とか文化観みたいなところも
もし海外を見据えていくとしたら
勉強していかないといけないかなと思うんですよね
あと前回
中国の話も少し出たんですけど
その辺の影響は
まだ全然予測しきれない感じなんですかね
一つは
WPTという
組織が
中国に依存するんではないかという
予測が一つ立ってるんですね
WPTって常に貧乏なんですよ
お金がない
ファイナンスの問題が
あって
日本と
日本 イギリス フランス アメリカ
が
非常に高い
その
WPTが
すごく軽減になってくる
ただお金が欲しいもんだから
中国を入れていく
ってなってきたときに
中国のやっぱり大きな考え方に
飲まれていく可能性はあるし
AWP
アジア ウエストパシフィックの
団体に
中国が進出してくることによると
中国の
力が強くなって
アジアの派遣国が
WPTの中で派遣国が中国になって
日本が
表面に出ていけない
可能性はすごくあると思います
なるほどですね
その辺難しいところでは
あると思いますけど
上手いことアジアでもあり
西洋的な見方もされることも
ありっていう
30:00
間のポジションで上手く繋げたらいいのにな
と思ったりはしましたけど
例えば世界の理事の中に
日本人は入ってますし
そこで上手に
バランスを取りたいところだけども
なかなか難しいよ
って言ってました
それは基本的にはファイナンスの問題
です
なるほど
そういう上層部の
教会のところの動きも
ありつつなんで
その辺も見ながらは
あると思いますし
目の前で困ってる患者さんというか
疾患抱えてる方も
世の中にはいると思うんで
その辺の人の動きとか
見つつ
新しい生成愛とかのテクノロジーも
ありつつって感じなんで
結局いろんなことを
勉強していかないといけないですけど
活動発展させていく
方向はいろいろあるなっていうのは
今回の話でもいろいろ見えてきたかな
と思いますね
本当に理学両方の技術
というだけにフォーカスしていくと
今
感覚系は
ベースはハーシュバーグ法という
立ち上がりましょう
動きましょう
さらに感覚系の
話が入っていく
広く言うとニューロリハビリテーション
というのが
入っていくと
実際にニューロリハビリテーションというものが
広がりを見せているようで
現場ではやっぱり超過死歩行だとか
立ち上がりという
ハーシュバーグ法が非常に強い
ここのうまい共存というのが
どういう風に
入っていくのかなと
ニューロリハの代表であるのは
おそらくCI両方
そのOTの世界ではすごく強く
あると
PTのところで
ニューロのところで
これが明らかに分かりやすいというのが
例えば電気刺激ですよね
歩くタイミングでパンと通電させて
速く走行させたり歩行をよくするような
そういった機械との兼ね合いというのが
ニューロには使われると思いますので
それ以上に
脳の過疎性みたいなものが
ちゃんと今
研究されているところで
実際にアプローチとのセッティングがうまく
いうことで
脳卒中とか神経系の理学療法師
というのは
発展する可能性というのはある
ただ一部批判があって
これは理学療法師が言ったんじゃなくて
僕の知り合いの哲学者が
言ってたので
どうしようと思うんですけど
2005年ぐらいかな
に
神経系の理学療法っていうのには
認知神経リハビリテーション
とかが出てくることによって
革命的に変わるだろう
っていうふうな期待を
おったと
だけどもそこから20年経っても革命は起きなかった
ねって言われたんですね
なのでまだまだやっぱり
いろいろやらなきゃいけないことは残っている
というのが僕自身の
話を聞いては確かにそうだな
という見解を持っています
33:00
違う言い方をすると
何か大きな革命が起きる
世界ではないということです
それは理学療法の歴史を
全部追ってみていくと
わかると思いますけど
例えば僕よく学生に言うんですけど
今の
医者を
60年前の世界に
連れていったら医者の仕事できると思う
って言ったら大半ができないんですよ
それは
MRIもなければCTもない
薬もない
オペ技術もない
だったらその人は
多分技術によって支えられてる
っていうのは初めてわかる
だけど今僕が60年前の理学療法の現場に
行ったらどうですか多分できるんですよ
検査方法変わってない
治療アプローチ変わってないので
ということは理学療法っていうのは
60年間日本の大学療法ってのは
少なくともそんなに大きく進化していないんですよね
だからこれは
ネガティブにも捉えられるけど
ポジティブに捉えていくと
技術が高い人がやっぱり強いんですよ
だからじっくり
技術をやったとしても大きなものに
負けない世界観があるので
しっかりとじっくりと
時間をかけてやっていくことで
生き残れるっていう
流派なのかなと思います
なるほどですね
じっくり
セラピストの本文に立ち戻って
自分の研鑽するっていうのも
もちろん今後活動する
高校生ですし
また世の中の変化もいろいろあるので
そっちを追って
自分のポジショニングをずらしながら
いろいろ活動していくっていうのもありますし
本当活動の幅はいろいろ
あるかなと思うので
ちょっとそういうのを感じれると
いいかなと思いましたね
はい じゃあ今回は
神経系の
お話を主にしてみました
はい じゃあ今回は以上になります
ありがとうございました