広告をやって楽しむ、見て楽しむ、話して楽しむ。アドバタラヂオパーソナリティの富永誠です。
今回もよろしくお願いします。本日のエピソードはですね、ちょっといつもと趣向を変えてですね、広告クイズみたいな内容になっております。
はい、なのであのぜひ皆さんも聞きながらですね、ちょっと一緒に考えていただけたらなというふうに思っております。
近話題になっている広告がありまして、サントリー・ジンの翠という商品の広告が実は今話題になっているんですよ。
2月18日にブランドリニューアル新発売というところを行いまして、テレビCMもそうですし、屋外広告OHとかでも結構大々的にやってたんですね。
そのCMは出演者が杉崎花さんと中島あゆむさんという方が出演されていて、居酒屋の店長とバイトみたいな役回りで掛け合いをしている、そんな可愛らしいCMになっているんですけど、
話題になっているのがその翠のOH、屋外広告のビジュアルのコピーなんですよ。
コピーが今話題になっていて、ちょっと読み上げさせていただきますが、このスッキリ人生変わっちゃうかもっていうのは大々的にコピーになっているんですけど、
あともうちっちゃく私の一応、翠というような形で、杉崎花さんが青空のような綺麗な青の背景で翠をジョッキで持っている、そんな杉崎さんのビジュアルなんですけど、
これですね、屋外広告の時の業界の仕方がですね、結構違和感があって話題になったんですけど、このスッキリで業界してて、人生変わっち、で変わってやうかもっていう形で産業組になっているんですね。
この広告自体すごいそれで、なんでここで変わってんのみたいなので、いろんな考察が飛び交っているというような感じでした。
で、今日は一応ね、そのそれを考えられた方が見解を記事で話してたりするんですけど、それを僕はまだ見ておらず、なんで変わっているのかっていうのを僕がここで考察して、後半でなぜそうしたのかっていうのを一緒に読みといて話していきたいなというふうに思っております。
なので割とライトの赤いとなっておりますので、ぜひお楽しみいただけたらなというふうに思います。
このスッキリ、点、人生変わっち、開業でやうかも。変わっちで変わってるんですよね。
いろいろね、僕なりにまだ結果は見てない中で思ったのが、たぶん前提としてこの組にしたのは、違和感を与えてみんなに注目をしてもらうっていうのは絶対あると思うんですよ。
変わっちって何?みたいな。なんならちょっとこれ間違えたんじゃない?みたいな。
広告表現として、文字組みとして、これは誤食なんじゃないかというような話題を作るっていうのもなんかまぁ一個あるのかなぁみたいな。
だって変わっち、やうかも。やむ、やむしかもちっちゃいやで開業してるんですよ。
やっぱり意味はあるはずなんですよ絶対。広告表現、クライアントとか媒体の審査も通ってるわけですから、間違えてそのまま行くってことはなかなかないんですけど。
それを調べる上でホームページとかもブランドリニューアルしたサイトとかも見に行ったりとかしているんですけど、書いてはないんですよその開業については。
ブランドのホームページでは目を引くため、誤食なんじゃないかっていうような話題作りっていうのが一つ。
もう一つは、このブランドリニューアルに伴ってスイってジンのやつで、サントリーもおととしぐらいからかな結構力を入れていて、
サントリーってハイボールでも有名になりましたし、そういうスピリッツをみんなで飲みましょうっていうのを普及するのとっても上手だと思うんですけど、
その中で今回、サントリーのジンバージョンでスイという商品を結構売り出してはいるものの、ホームページ随所に見られるのは、
一応スイとかスッキリをスイッキリっていうような、スイをもじったダジャレが多いんですよ。
ちょっと若干くどいぐらいのダジャレを随所に散りばめておりまして、そんな文脈で開業したのかなっていうのもちょっと思っていた。
たぶんカワッチやうかも。カワッチやうかもだもんな。別にダジャレにかかってないんですよね。
あとはあれです。あれも考えたんですよ。方言も考えてて、出ていらっしゃる俳優さんの出身地とかも調べてて、東京都だったんですよ。
何っちとかっていうのって東京の方言らしくて、まさかカワッチって言うっけなって思ったんですけど、
僕自身東京生まれ東京育ち、全くそんなこと言ったこともなく、カワッチ、それお前カワッチよとか言わないよなって。
方言でもない。やうかもっていう言葉も方言ではない。文字組みでこんだけ興味持たせるなかなかだなと思うんですけど。
縦での日本語の並びだったりするんで、横読みとかしてみたんですけど全然関係ないしなみたいな。
皆さんどう思います?何でここで開業してるかっていうところなんですよね。
カワッチ、変わっちゃうかもだったらまだ分かるんですよね。変わっちゃうかも。文字組みとしてはあんま綺麗じゃないんだよな。
だったらこのスッキリ人生変わっちゃうかも。この産業組にするとかね。このスッキリ人生変わっちゃうかも。この産業にするとか。
普通だったらそう組むか、このスッキリ人生変わっちゃうっていうのは古代表現としてきっとNGなんでしょ。
まだNGなのかな。ダメなんで。だからかもっていうニュアンスを入れてるんだとは思うんですけど。
このスッキリ人生変わっちゃうよとか、かもねにするとかね。変わっちゃうかもねとか。
そういうやり方になるんじゃないのかな。やうかもって言わないですもんね。
だからやっぱ一番はあれかな。僕の考察としては誤食だと思われて話題になる。
そんな小手先の手法取るかな。誤食だと思われ、興味を引かせ、SNSを話題にさせ、考察させる。
単純に入らなかった。
開業するのも全てのポスターはそうなってるわけではなくて、
交通広告、たぶんこれ電車の中とかだと思うんですけど、ドア横にあるポスター、ビジュアル、OHのやつなんですよ。
だから普通のホームページとかにもあるビジュアルではちゃんと2行になってるんですよ。このスッキリ人生変わっちゃうかも。
だけど交通広告の時だけこのスッキリ人生変わっちゃうかもなっていると。
えー、これなんでなんだろうな。変な回ですけど今日は。
皆さんどう思います?皆さんと一緒に考える感じはいいですね。
勝手ながらホームページをいろいろ見ると、結構陣の美味しい飲み方とか、陣ってなんなの?みたいなことも結構書いてあったりするんですよ。
酸いとは日本の陣。酸い。柚子の香りが爽やかに感じられ、緑茶のまろやかさと生姜のきりっとした後味で、日常の食事に合うスッキリ爽やかな味わいと香りを実現。
爽やかさを青緑色と六角形の瓶で表現。すがすがしく軽やかさを表す酸い。
おすすめはソーダ割りの水陣ソーダです。
酸いとは柚子と緑茶と生姜の3つの和素材を使うことで、日常の食事との相性がいい日本人の味覚に合った味わいを実現した商品です。
陣ソーダに関しても、ご自宅などで気軽に楽しめる水陣ソーダの感や 素材の香りがさらに感じられ、すがすがしく飲み飽きない味わいを実現しました。
氷を入れたグラスに注いで飲むとより美味しくお楽しみいただけます。
水と居酒屋飯。
テレビCMでも居酒屋の表現をするぐらいなので、そういった大衆の場で楽しめますよということも表現しています。
居酒屋飯には水陣ソーダが合う食事とも相性抜群。
餃子、唐揚げ、焼き鳥など、居酒屋ではもちろんお家庭でもおなじみの様々な食事と水陣ソーダは相性が抜群です。
おすすめの楽しみ方。
美味しい水陣ソーダの作り方もあります。
1番、直気に氷をたっぷりと入れる。
2番、氷に当てないように水、1番、ソーダ、4番の割合で注ぐ。
3番、軽く1回混ぜて完成です。
出演者の杉崎花さんと中島亜佑夢さんのプロフィルがある。
ヒントはないです。
ダジャレでもないです。
僕の考察はですね、やっぱり誤食だと思わせ話題にさせるです。
でもこれからなんかそれが理由だとしたらちょっとなんか残念だよな。
そんななんか小手先の方法を取るんだっけと思っちゃうよな。
そうですね、そういった僕なりの答えが出たので答え合わせ見に行きたいと思います。
はい、お待たせしました。答えを見てまいりました。
この答えの記事の元はですね、アドタイにある2025年3月6日に出している記事で、
SNSで考察加速中推移の広告、クリエイティブディレクターとアートディレクターが明かす地で開業の理由の記事を読んでまいりました。
えっとですね、なるほどって感じでした。
そうですね、前提こんな話題になったのは副産物ですと。
で、狙ったものではない。ちょっと安心しましたけども。
この記事ではですね、今回のCMのクリエイティブディレクターのゴンパーナルヒロさんと、
アートディレクターの浜部あきひろさんがこの記事で答えてくださっていますと。
ちょっとね、いくつか読み上げさせていただきますか。
今回展開しているグラフィックは基本的にお店の看板店員杉崎さんが皆さんにスイをおすすめしているというビジュアルであると。
これまでのスイのグラフィックの財産であるスイブルー。
さっきの青緑ってスイブルーって言うんですね。
を背景にしつつ、すっきり爽やかで美味しそうなビジュアルを目指したという。
で、そのアートディレクターの浜部さんがですね、デザインしたのは横長のポスターですと。
ここからですね、ポスターの点値が低い中で横長なので狭いということですね。
このすっきり人生変わっちゃうかもというキャッチフレーズをなるべく大きく綺麗に扱いたい。
そこで最初の一行、このすっきり点部分を点値いっぱいに組めるようにし、さらにそれ以降の部分をきれいに組みたいと思い、
一番おさまりよくきれいに組むことができたのが、このすっきり点人生変わっちゃうかもという産業組だったそうです。
このすっきりという点、点はちょっと除くとこのすっきり6文字なんですね。
6文字を点値いっぱい広げていきたいということを考えると、その後の文字数、人生、これ漢字ですね。
変わっち、ここまでで6文字なんですよ。
だからこのすっきりベースで組んだんですね。
なるほどね。人生変わっち、これで6文字なので。
で、やうかも、残った文字を産業目に持ってきたと。
通常であればいささかイレギュラーとも思える文字組、そうですよね。
このコピーを考えられた小山かなさんが浜上さんに開業を相談をしたと。
浜上さんは様々な開業所を試した上で、地の開業と矢の開業という2つのパターンで文字を組み、クリエイティブチームの打ち合わせで見せてくれたそうです。
ポスターの作り方ってベースがありつつ、コピーライターの方が文字の書体とか組み方とかっていうのを検討されるので、
多分浜上さんがデザインの下地を作った上で小山さんがコピーの組みを考えられたというところで浜上さんにこの組み方どう思うっていうのを相談されたって感じですね。
そしたら浜上さんが地の開業バージョンと矢の開業バージョン、この2つでパターンを作ってきたと。
文字の組み方を考える場合だとやっぱり文字をいじっちゃう、言葉をいじっちゃうということも全然考えられたと思うんですけど、
たぶんこのスッキリ人生変わっちゃうかもっていう言葉はもうすごくキーとなって大事にされてたんだなっていうのは思いますね。
変わるよとかにしないで変わっちゃうかもという言葉にちゃんと重視していたというところでこういう話題になったんじゃないかなっていうところですね。
そっか、6文字ね。
はい、というところでエンディングです。
エンディングいきます。
これ2つやっぱ面白かったのは、スイが結構ダジャレを全面的に押し出してるというところと、この青をスイブルーと呼んでるんだっていうところですね。
スイブルーなんだ。
僕プロレス好きなんで、たぶんこの色はプロレス好きからしてみるとセルリアンブルーなんじゃないかなっていう真っ青な青なんですよ。
綺麗ですよね、このスイのアートディレクション含めて。
色合いとかもすごい綺麗ですし。
スイって鳥だよな。
あんまり触れられてなかったんですけど、スイという文字にも結構意味があって。
あ、なるほど。スイっていう意味も面白いですね、これ。
スイは鳥のカワセミ、その羽のような鮮やかな青緑色、その色の宝石である翡翠を表す漢字です。
緑とも呼びますよね。
混じり毛がないという意味の卒業の卒に羽を組み合わせて作られた漢字で、混じり毛のない美しい羽の鳥という意味で、仏法草木カワセミ家のカワセミという鳥を意味している。
カワセミってこのスイっていう字を使ってますね。
メスのカワセミの羽が鮮やかな青緑色をしていくことから、緑とも呼ばれるようになり、その色も指し示すようになりました。
宝石の翡翠、だから混じり毛のない青緑色ってことですね。
音読みはスイですけど、訓読みはカワセミ緑って読むんですね。
すごい綺麗な感じですよね、スイっていう漢字。
カワセミって読むんだ、この一文字だけで。
だからスイのボトルにも鳥のアイコンがありますし、いろんなところで使われてるんだな。
これカワセミってことですね。
しかもその混じり毛のないものっていう意味でも、やっぱりこの三鳥の神ってそれを表現はしていて、
ホームページいろいろ見ていくと、神のことについてもいろいろ触れられてるんですよ。
その神とはみたいなところで、無色透明で香り高く爽やかな風味が特徴ですというところで、ボタニカルっていう言葉もあったりとかするんですよね。
ボタニカルもね、ボタニカルって言葉も調べてみると結構面白いですよ。
オーガニックとボタニカルの違いって皆さん答えられたりします?
オーガニックってボタニカルの一種らしくて、ボタニカルって言葉自体が植物のとか植物から作られたという意味を指していて、
ボタニカル表現されたものっていうのは植物由来の成分を含むもの全般を指していると言われています。
今回の水で言うとね、柚子、緑茶、生姜、これは植物由来のものだからボタニカルなんですけど、
ボタニカルって書かれた化粧品とかは植物由来の成分が含まれていることを指したりとか。
で、オーガニックとは何かというと、
化学肥料や農薬を一切使用せずに自然由来の力を最大に活かした有機栽培によって育てられた植物から取れた成分なんですって。
だからボタニカルの方が抗議で、その中の一つのものとしてオーガニックがあるということらしいです。
なるほどって感じですね。ちょっと話し反れちゃいましたけど、
ボタニカルとか植物由来のものですよとか、
水という商品名にやっぱり由来している素材、成分を体現しているのがこのサントリー・ジンの水ですというところらしいですね。