広告をやって楽しむ、見て楽しむ、話して楽しむ。アドバタラヂオパーソナリティの富永誠です。
今回のエピソードではですね、ほんと直近ですね、2月28日に閉店となった新宿アルタについてお話しさせていただきます。
お伝えしたいポイント3つですね。
1つ目、45年の歴史にまく情報の発信地としての新宿アルタ。
2つ目、30名以上愉快のある著名人からのメッセージ。
3つ目、終わりの広告、改めてその意味を考えてみよう、です。
では1つ目、45年の歴史にまく情報の発信地としてのアルタです。
はい、皆さんニュースとか、あとSNSでも見たかなと思うんですけど、あの有名な新宿アルタが2月28日をもって閉店しました。
皆さん行かれたことありますかね?
ほんと僕は新宿で人と会うときにアルタマイ集合でってよく言うぐらい、結構こう新宿のシンボルとなるランドマークになるようなそんな場所だったんじゃないかなというふうに思ってます。
まあ有名なところで言うと、笑っていいともが、新宿あったのはあれ7階なんですね。
7階にスタジオがあって、そこでいつも収録して放送しているということだったんで、そういったイメージも皆さんの中では強いんじゃないかなというふうに思います。
ちょっと歴史をさかなぼってみると、新宿アルタっていうのは1980年にオープン、そこから45年というところで今年閉館となってしまったんですけど、
そもそも地下2階、地上7階建てでファッションとか雑誌など約40店舗が入ってたそうです。
運営する会社は三越伊勢丹らしいです。僕も初めて知ったんですけど。
2024年3月の段階で営業終了を発表していたというところで、約1年をかけて閉店というようなキャンペーンをしていました。
7階には、先ほどお伝えしたように笑っていいともの、カンランスタジオだったキースタジオがあったりとか、
6階にはレコード屋のHMVとかがいろいろ入っておりました。
僕もでも今回、矢島心で初めてアルタ地下2階から、5階までしか行けないんですけど、全部見てみたんですけど、
結構いろんな雑貨とかファッション、洋服、アパレルとかっていうのは入っているんだなっていうのを初めて知りました。
やっぱり一番有名なのは建物の壁面の大型街頭ビジョン、アルタビジョンっていうのは実はオープン当初から設置されていて、
いわゆる屋外の大型モニターとしては先駆者なんじゃないかなというふうに思います。
ずっとそこから長らく広告を流していたりとか番組情報を流していたりとか、
最近で言うと広告枠を変えたりとかしてたんですけど、
残念ながら今回閉店と同時にそのサービスも終了するというようなことらしいです。
ちなみに1982年アルタができてから2年後の10月からフジテレビ、森田和義アワー、笑っていいともが開始したというところで、
笑っていいとも自体は2014年の3月まで放映してたんですけど、
やっぱりそれでアルタという言葉が非常に世の中に広く伝わったんじゃないかな、広まったんじゃないかなというふうに思います。
だから笑っていいとも自体は32年間やったんですね。
それもそれですごい長いですよね。
建物とかも45年もやれば老朽化とかもしてくるとは思うんですけど、
今回の閉店理由で言うと業績の悪化というところらしいです。
なのでこれビルを所有しているのは大ビルっていう大阪の会社さんなんですけど、
まだ現在何を新しく作るのかとかアルタのビルの使い方に関しては検討中ですということらしいです。
ちなみに原宿アルタというのも実は同時に閉館したらしくてですね、
アルタの野望で運営する商業施設は残り池袋のサンシャインシティアルタだけらしいです。
僕もアルタってあんま、そうですね、アトレとかはよく見ますけど、
アルタってあんまもう見ないなというふうに思うんですけど、
本当池袋のサンシャインのとこだけらしいですね。
で、僕が28日に行ったのはちょっと仕事の合間で1時間ぐらい新宿にバッと降りてアルタに行ったんですけど、
夕方ちょっと前ぐらいですね、行ったんですけど、
館長の方が夜中ですね、最後の営業時間終了の時にですね、
アルタ前に登壇されまして、めちゃくちゃ人もそうですしメディアも来てたんですよ。
ニュースにもたくさんなってましたけど、
最後にサンシャインシティアルタと新宿東口にまた来てくれるかなといらっしゃった館長の方々にお伝えしたところ、
集まった人たちがみんなでいいと思うと言って答えて締め切ったそうです。
改めてですけど、今回僕も初めてアルタに行ったんですけど、
そもそも情報の発信地として1980年にオープンしたというところもあって、
もちろん番組の笑っていい友の力もありますけども、
新宿東口のランドマークとして長く愛されてたそんな場所だったというところで、
28日僕が行った時も人がいっぱいいましたね。
閉館するアルタを一目でも見ようと。
老若男女の方々がアルタの前って道路を挟んだところに結構広場になってるんですよ、新宿東口って。
そこに人がすごい集まって写真を撮ってる。
たぶん四六時中そんな様子だったんじゃないかなというふうに思ってて。
実際に来れない方々向けにも新宿アルタ閉店特設サイトっていうのをずいぶん前から公開していて、
思い出の募集とかイベントのニュースっていうのを実は発信してるんですよ。
まだ公開してるんでぜひまだ見たことない方は一度見に行っていただきたいなと。
新宿アルタの思い出を投稿しようというような形で募集してたりするんですよ、思い出を。
それがタイムラインで流れてたりとか、あとはSNSでも投稿しようっていうような形で盛り上がりを作ってますね。
意外と僕もやっぱ最近ニュース見れてないんで、新宿アルタが閉店するんだって結構直近に知ったので驚いたんですけど、
やっぱり歴史のあるものが終わる、歴史に幕を閉じるっていうその瞬間って非常にエモーショナルな時間になるなっていうのを改めて感じることができました。
では2つ目ですね。30名以上ゆかりのある著名人からのメッセージ。
これは閉館に伴ってゆかりのある著名人の方々からたくさんアルタに関するメッセージっていうのが寄せられていて、
特に笑っていい友に出られていた方々はアルタの中にメッセージボードというポスターが飾られて、それが館内を彩ってたりするんですけど、
基本的にはエスカレーターのところにあったりしてたんですけど、すごい非常に素敵でしたよ。
僕はせっかくなんで全部取ってきてやろうと思って、1階から5階、一般の方が入れるところまでですね、参集しました。
本当にそれこそ田森さんとか鶴部さんとかアルタに対する感謝をメッセージで添えてたりしてるんですけど、
その中で僕が一番好きだったなっていうのは、もちろん今の活躍も知ってるからではあるんですけど、
渡辺直美さん、お笑い芸人で海外で活躍してる渡辺直美さんが、全ての始まりはアルタでした。
渡辺直美っていうメッセージを添えられてるんですよ。
渡辺直美さん、確かに芸人ではありつつも、世の中に知られたのって笑っていいともの、
いいとも青年隊っていうところの、その時だけいいとも少女隊っていう形で渡辺直美さんが出られてて、
そこで多分結構世の中に多く知れ渡ったんじゃないかなというのもあって、
渡辺さんの私の全ての始まりはアルタでしたっていうそのコメント、
そういうバックグラウンドも含めて素敵なメッセージだなというふうに思いました。
次はやっぱり田森さんの、私はアルタで30代から60代までを過ごしました。
すごいシンプルなメッセージなんですけど、その写真、田森さんが写ってる写真も相まってグッとくるメッセージでしたね。
あと鶴部さんのコメントも可愛らしくて、週に1回芸能人に会いに来ました。
そんなことを鶴部さんが言ってたってことは、それぐらい楽しみに毎週通ってたんじゃないかなって、
そんなことを感じるメッセージがあったりとか。
だいたい30名以上の方々がアルタに向けてメッセージを送ってたりするんですけど、
これも先ほどお伝えした特設サイトにアルタフレンズという形で、
新宿アルタに愉快のあるタレント様や地域の商業施設、商店街などの皆様からメッセージをいただきましたという形でまとめていらっしゃるんですよ。
ぜひ見ていただきたいなというふうに思っておりますし、
当日アルタビジョンのところでこのポスターにもない方々も映ってたりとかするので、今後多分上がってくるのかな。
ナイキーナインの2人とかもアルタビジョンには映ってたりとかするんですけど、ポスター自体はなかったりしてたので、
ここから更新するとは思うんですけど、ぜひ見ていただけたらなというふうに思います。
僕はね、改めて自慢じゃないですけど、全部を撮ってきたGIFがあるんですよ。アルタの中にあったポスターを。
結構パーッと見たときに、エレベーターの中にも絶対あるだろうなと思って見たら、ちゃんとエレベーターの中にしかないポスターもあって、
ラッキーと思って。2つ分のエレベーター、それぞれ違ったりするんですけど、それもちゃんと押さえてきたので、
おそらく一般の方でポスターを全部押さえたのは僕だけなんじゃないかなって勝手に思ってます。
富永誠調べとしてはですね。
非常に面白い、この人もメッセージ送られたんだって方のポスターが実は1個あったんですよ。
ぜひそのポスターは概要欄にも貼ってあるアドバタラジオのアフタートークのノートに貼っておきますので、ぜひ見ていただきたいなと思います。
確かにいいと思って。新宿といえばこの人だなって思う人がメッセージを添えてたりするので、それもまた面白かったですね。
あともう一つ、アルタの中にですね、もちろんポスターもいろいろあったんですけど、
新宿アルタへみんなの寄せ書きっていうのも館内で開催していて、
寄せ書きシールをその場で配っていって、そこにメッセージを書いて地下1階から地上4階の階段までで壁面に貼れるような形になってたんですよ。
桜シールですね。ここに書いて貼って、すごいだから1階から4階まで一般の方々がたくさん寄せ書きを貼っていて、桜満開みたいなのは館内に演出されてたというところでした。
もう閉館してるんで見ることができないんですけど、その様子もノートには貼ってあるのでぜひ見ていただきたいなと思います。
なんかね、そこにプリントシール機もあって、そこで写真を撮ってくれたら寄せ書きできるよっていうような感じだったので、
閉館するのに代々的にやるっていう、ここの背景っていろいろ僕も思ったんですよね。
なんか閉館するし、結果動画作ったりとかポスター作ったりとかでお金がかけてると思うんですけど、
それってもう採算取れないわけじゃないですか。
たくさん来てもらうし、もちろん閉館セール中に物を買ってもらうってこともあると思うんですけど、
基本的にはそこってもう収益としてはお金を出すだけで終わってしまうっていうところにもかかわらず、
ここまで代々的にやったのって非常に興味深いなと。
広告視点で見ても面白いなというふうに思ったんですね。
で、やっぱりこれは別れっていうところをどう捉えるかなんですけど、
大概的には来てくださった方々、ご愛好してくださった方々に感謝をエンターテイメントという形でお伝えする、お届けするっていうところだと思いますし、
それが結果今回、本当にあんだけ人が集まったりとか注目されてるっていうことで減少化されたと思うんですよ、あるいは閉館ということが。
みんなが注目して、みんなが足を運んで、みんながお別れを述べると、寄せ書きをするとかもそうですね。
が一つの大きなムーブメントになったというところでは、このお別れの期間のキャンペーンっていうのは大成功なんじゃないかなと。
思うと同時に、結構こっちのこともとっても大事だなと思うんですけど、
深く関わってくださった方々がちゃんと区切りをつけれるような、そんな機会を作るっていうことも大事なんじゃないかなと思いました。
もちろん経営上、業績上閉館しなきゃいけないっていうのはそうですけど、
働かれてた方々とか、取引があった方々、新宿アルタとずっと取引があった人たちとかが、
やっぱり残念な思いも多い中で、残念という気持ちだけではなくて、いい思い出だったなと。
最後、なおさら花話しかったなというような気持ちになれるよう、
意外と内側向けの広告だったんじゃないかなというふうに思いました。
そうすることで、やっぱりね、僕らは最後しか見てないわけじゃないですか。
最後というか、閉館っていうところのお祭りしか見てない中で、
取引の方々、働かれている方々っていうのは、業績悪化している様子も全部見ているからこそ、
辛い思いもたくさんされたと思うんですよ。大変だった思いもたくさんされたと思うんですよ。
そこで、その思い出だけで終わらないように最後、盛り上がりを作る。
またアルタが注目されている状態でっていう、そんな演出だったと思うと、
非常に終わりの広告っていうのも、こういう特に場所、ランドマークになるような場所においての
最後の広告の仕方としては、非常に素敵なことなのかなというふうに思います。
もちろんね、アルタというものがね、もともと注目されているっていうのも、
だからこそできるっていうこともあると思うんですけど。
そうですね、そういうところに、僕も初めて、ちゃんと終わりの広告っていうのを肌で感じて、
考え直すきっかけになったので、この新宿アルタ閉館っていうのは、
サービスや商品、歴史ですね。歴史の終わりに行う広告としての
価値っていうのを学ばせていただいた機会だったなというふうに思いました。
もちろんね、一般の人たちはアルタありがとうっていう、そんなところでしかないんですけど、
毎日お仕事されてた人たちもいるわけですから、
意外とね、なんか僕はそっちの人たちが救われるような、
そんな意味のある広告だったんじゃないかなというふうに思いました。
ぜひね、皆さんもご意見あればいただきたいところではありますね、終わりの広告。
なんかこういう終わりの広告素敵だったよとかあれば教えていただきたいなというふうに思います。
はい、ではエンディングです。
ちょっと触れてなかったですけど、一つ可愛かったのがですね、
新宿東口の猫って皆さん知ってますかね。
アドバタラジオでも以前お話ししたんですけど、
新宿にある、これもアルタビジョンの隣にあって、
今回そのアルタビジョンで著名人の人たちのアルタのメッセージだったりとか、
広告流れている合間に猫がですね、コラボレーションしてまして、
新宿アルタの方に猫が穴から覗き込んで顔出している。
で、アルタが閉まるよっていうような、
そんなアニメーションの後に猫が一人寂しがっている、
っていうような動画が流れてたりしてたんですよ。
すごい可愛いんですけど。
モニターがね、結構連動させてたりとかも前もしてたんですけど、
今回特別にしたというところで、
それもそれでね、結構注目されてました。
で、猫ちゃんは結構寂しそうでしたね。
遊べる場所が減ったからなのかな。
はい、というところで、最後にアルタ側からのメッセージっていうのを
皆さんにお届けできたと思うんですけど、
アルタの公式の方からですね、こんなメッセージがありました。
これからもいい友で、新宿アルタは2025年2月28日に閉館します。
トレンドだけでなく、エンタメの発信拠点になりたこと、
そして待ち合わせ場所としてたくさんの人に愛されたこと、
私たちにとって一生の誇りです。
ここでの思い出が皆様の心にいつまでも残りますように、
45年間本当にありがとうございました。新宿アルタ。
というね、これからもいい友で、
素敵な締めくくりだったんじゃないかなというふうに思いました。
今回のエピソードは以上となるんですけども、
アドバタラジオは毎週配信しております。
ぜひですね、番組まだフォローしてない方は登録していただいたりとか、
各種SNSでも発信してます。
特に最新情報、エピソード情報とかはXで投稿しているので、
そちらもぜひフォローしていただけたらなというふうに思います。
また、ちょっと最近から始めたnoteで今回のエピソードだったりとか、
やっぱりね、実際に写真とかで見れた方がイメージ湧くかなというところもあったりするので、
アフタートーク的なことでnoteも更新しています。
ぜひそちらも見ていただけたら、
そして好きとか、そもそもnoteっていいねじゃなくて好きなんですよ。
好きとかコメントとか盛り上げていただけたらとってもとっても嬉しいです。
今回もご視聴いただきありがとうございました。
お相手はアドバタラジオの富永誠でした。ありがとうございました。