1. BUILD UP LOCAL!! / ビルドアップローカル
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2025-10-17 16:01

#24‐3 ゲスト:ゲスト:株式会社今治夢スポーツ代表取締役会長 岡田武史さん

今月のゲストは、 

サッカー元日本代表監督であり、 

現在株式会社今治夢スポーツ 代表取締役会長  

岡田武史さんにお越しいただきました。 

 

【今週のテーマ】 

・FC今治のオーナーとしての姿 


【番組内容】 スポーツ×街づくりをテーマに、30年のスポーツ界でのキャリアをもつ常田幸良が、

スポーツを通じて街を盛り上げる様々な人にフォーカスを当て、掘り下げていく番組です。

番組の感想は各媒体のコメント欄、または X(旧Twitter)で #ビルドアップローカル

でよろしくお願いいたします。

【配信日】  毎週金曜日

【出演】  パーソナリティー: 常田幸良

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サマリー

岡田武史さんはFC今治のオーナーとして地域との信頼関係構築に取り組んだ過程やクラブ経営における苦労を話します。新型コロナの影響を受けながらも、11年間でクラブを成長させ、多くの人々の誇りとなるスタジアムを実現しました。また、岡田武史さんは株式会社今治夢スポーツの会長として地域密着型のサッカーチームをゼロから立ち上げた過程についても語ります。今後の目標やコミュニティづくりに関する取り組みも紹介されます。

岡田武史のクラブ経営の始まり
BUILD UP LOCAL!!
BUILD UP LOCAL!! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリーゲストは、元サッカー日本代表監督で、現在は株式会社今治夢スポーツ代表取締役会長の岡田武史さんです。
今週も引き続き、岡田さんへのインタビューの様子をお送りいたします。
今週はFC今治のオーナーになったきっかけなどを中心にお聞きしました。それではお聞きください。
今度はクラブ経営に関してお聞きしたいんですけども、
岡田さん2014年にFC今治のオーナーになられていますけども、そもそも過去からクラブ経営に興味があった?
全然ない。
だからさっき言った岡田メソッドっていうのを作って、それを16歳までに落とし込むクラブを作りたいと思った。
ああ、その出発なんですね。
今までの日本の指導と逆の指導をしてみたいと思って、Jリーグのチームが3チームかな。
全権任すって言われたんだけど、Jリーグのチームって今あるやり方があるじゃん。
それを潰さなきゃいけない。そんなネガティブなことに時間をかけるなら、10年かかっても一からできるところってここに思いついて。
ここはありがとうサービスさんっていう僕の先輩が会社やってて、常々手伝ってくれって言われて、教育担当顧問で年に2回くらい一泊で来てたよね。
先輩がサッカー好きでアマチュアの四国リーグのチーム持ったんで、電話してこういうことをテストしてチャレンジしてみたいんだけどって言ったら、
それは面白いぜひやれと。ただし株式51%取得していかないとしろって言われて、
債務超過してる会社でも安かったんで、分かりましたって気軽に買っちゃったらオーナーになっちゃった。
経営しなきゃいけないようになって、経営を始めちゃった。経営なんかやったもんないから、こんな大変だと思わなかったけど、やるしかなかった。
ゼロベースからですよね。
地域との信頼関係の構築
その時はJリーグのクラブというと地域とのつながりということが非常にクローズアップされますけども、
信頼と絆づくりというところに関して大変なご苦労があったと思うんですけども、どんなところから始められたんですか?
どんなところですかね。地方ってどこもそうだよ。北海道ちょっと違うんだけど、みんなよそ者だから。
北海道ってアイネしかいなかったから。でもやっぱり地盤に長い人がいるところは、都会から有名人が来て騙されるんじゃないかとか、そういう警戒感があるね。
どうせ有名人が来てちょちょっとやって帰るんだろお前。骨うずめるつもりあんのかとかね。
お前今ぐらいのこと分かっとらんねん。そんなこと絶対無理なんじゃ。散々言われて。
僕自分の車にガムテープでポスター貼って、街中走ったり、駅でビラ配ったりして。何してもダメだって。
そういうことも小田さんやられてたんですね。
もちろん何でもやって。こんな死に物狂いでね、夜中ほぼ泊まり込む勢いで働いてましたから。何でもやって。
何やっても受け入れてくれなくて。夜中の2時ぐらいかな。
俺らいろんなとこ集まってるけど今映陣の友達いるやついるかやったら誰もいなかった。
そうか、俺たちFC今映の仲間で議論して仕事して酒飲んで来てください。じゃなくて俺たちが行かなきゃいけないんじゃないか。
残業8時までにして友達5人作んなきゃバッキンってやったり。
あと孫の手活動、おじいちゃんおばあちゃん困ったことあったら何でも言ってくださいと。
うちの育成の子供はコーチ、僕も何回も言ったよ。
お前もう動かしてくれ、聞き切ってくれって。あんたらサッカーとか中もやったのかと。
今度見に行っちゃるわって来てくださったりとか。
今昨日までやってたバリチャレンジユニバーシティという全国の若者を集めたワークショップやったり。
野外体験教育、環境教育でいろんなことをやることによって徐々にだけどこいつまだいるわとかね。
そんな感じですよ。本当に時間がかかった。
クラブの成長と経営の現状
2014年ですから11年ですね。今地域リーグからスタートされて、11年でここまで駆け上がってきたというですね。
新型コロナもある中でですけども、このクラブの成長とかあるいは経営のスピード、今振り返られて岡田さん自身どう思いますか?
僕はもうちょっと早く行く予定だったんだけど、コロナとかあって、それと僕はもうちょっと現場に力添えりゃいいんだけど、やっぱりコロナの時の経営が大変だったんで、そういうのはできなかったことがあって。
ただ、今11年経ってこんなスタジアムができて、ほとんどチケットは売り切れで、町の人が自分たちの誇りと思ってくれるようになってきて、
生き甲斐にしてくれてる。こうなるとは思わなかったね、ここまで。11年前にそこまで来れるとは思わなかった、10年で。
そもそも野球の土壌ですよね。
野球の場所。
そうですよね。そこにね、岡田さんがサッカーというスポーツのコンテンツを持ち込まれて、幅広く地域の方との信頼関係を築いて、ここまで来たってことですよね。
だって今治造船だって、最初は俺を避けたからね、ずっと。
そうですか。
俺も今営業行ったら100万くらいで、でもあそこは4500億の売り上げがあるから、そんなんじゃ許さんかなって。
営業行かなかったら、向こうもなんで来ないのかなって思ってらしいけど、
バリーチャレンジユニバーシティというワークショップ、インキュベーションショップがあまりに素晴らしいということで、番組にしてくれたテレビ局があって、
それ見た奥さんと奥さんが特に、あなた、岡田さんがここまでやってるのに、あなたはなんもしないの?って怒られる。
奥さんが俺のファンだったんで。
ああ、そうなんですね。
で、つまりこんなん言われたんやけど、なんかせなあかんかな、本気でやる気あったんやってやってくれって言って。
で、騙されてって思ったらやれって言って。
今はもううちの社外取りでトップセールスで、わけわかんない船会社の名前がいっぱいあると思うんだけど海外の。
船負けるからうちのスポンサーやってって言って営業してくれてる。
なるほど。
ヨーロッパの海運会社の名前とかいっぱい入ってる。
それぐらいハマってんだけど、最初はみんなそんなんだって。
具体的なちょっと数字でお聞きしたいと思うんですけども、7月の末にJリーグのクラブ情報が開示されてると思うんですけども、
昨年J3の売り上げが13億5000万ぐらいですかね。
J2平均で20億ですから、ちょっとやや少し低いというかですね。
J2の平均は20ちょっとじゃないかな。
20ちょっとですか。
超えてると思う。
昨年時点でJ3で13億ですよね。
スポンサーの売り上げが約8億でチケットが約8000万1億ぐらいですか。
この収入バランスはどんなふうにいられていますか。
これはね、日本の場合はしょうがないね。
ヨーロッパとかアメリカのスポーツはほとんど法営権が8割ぐらい占めるんだよね。
でもこれはそういう映像を見るのにお金を払うのが普通だという文化があるから。
日本にはやっぱりそういう文化がないので、法営権がそこまで高く出せないんだよね。
今DAZNとJDが契約してかなりのお金はもらってるけど。
そういう意味で今パートナー収入、僕らはスポンサーというかパートナーと呼ぶけど、
パートナー収入がうちで7割ぐらいかな。
うちは教育事業とかいろんな収入があるので、他のJクラブと単純に売り上げとかで比較できないんですよ。
その他の収入はすごく多いですね。
そうですね。例えば中国にコーチ8人送って1億6千万か7千万稼いでますし。
そういうのはうちは普通に稼いでると思われると違うんで、
うちはほんとこっち他のクラブと比較できる収入って言ったら結構低いんですよ。
それ以外に教育事業、今野外体験教育なんかものすごい企業研修が人気出て、
すごい売り上げになってきてるから。
学校も始めてるし。
コーチ8人事業で1億?
1億6千万、中国。
そうなんですか。
あれなんですよ。円が安くなって、最初100円ちょいの時に契約してるから。
ものすごくおいしいんで。
でも今そういうことしてるクラブはどこもないですよね。
ここまで稼いでるとこはない。
それで岡田メソッドの指導を10年やってきて、
エビデンスが出だして中国で各年代が優勝したりする。
それで今東南アジアに行こうと。
岡田武史のビジョン
中国はこことの独占契約してるんで、他は行けないんですよ。
今度インドネシアと、この前カンボジア行ってきて、台北がやりたいって言ってくれてて、
そういうところを広げていこうと思ってる。
要するに我々として、もしJ1行ったとしても、
おそらく今場にいてMAX25億から30億くらいの収入だと思うんだよね。
それだとJ1優勝狙えない。
だからそれ以外の収入をポートフォリオとして持っていかなきゃいけない。
ただ事業収入となると、どうしても減価というコストがかかって、
営業利益率で30%取ったとしても、そこに1億って言ったら、
要するに3億以上、4億くらいの売り上げがいる。
これは大変。
そうすると、そうやって俺らの持ってるノウハウを売りに行くってなると、
減価が人件費だけだから。
それが岡田メソッドですね。
だからそれが我々の特徴だろうか、そこで稼ごうと。
それ以外、減価かかる事業もやって、今度はおもちゃ美術館もやるし、
いろんなことやるけど。
最終的には、やっぱり60億、70億の規模にしようと思ったら、
どうしたらいいだろうと考えたときに、
うちの企業理念や、我々がやろうとしている新しいコミュニティ、
共助のコミュニティ、今のこの混沌とした社会を打破するには、
それしかないと思ってるんだけど、
これに共感する人は世界に何億人っている。
この何億人の人がみんな共感してもらって、
だから僕は共助のコミュニティづくりっていうのは、
本当にこれからの若者の新しい社会を作るとともに、
うちの経営としてね、
要するに何億人の人がうちのNFTの市民権買ってくれたり、
会員になってくれたりしたら何百億って入るわけで、
月500円でも。
だからそういうような収入をこれからうちは考えていかないと、
Jで優勝できるような大きさにならない。
なるほど。
岡田メソッドをこれを軸としたグローバル化っていうのが一つ。
一つですね。
もう一つは、うちの企業理念を実現する共助のコミュニティづくりっていうのを今やってて、
だから足里クラブっていうランニングクラブやったり、
カフェやったり、ドックランやったり、
それぞれを絶対赤字にするなと。
トントンでいいと。
ここの売り上げがいいと。
しかしこれがつながってコミュニティづくりが目になったら、
ここにみんなが会員やNFTだで、
ここで目になった瞬間にマネタイズできるから。
その代わり赤字は絶対ダメだって。
だからもうカフェなんか俺すごいうるさいからね、チェックするの。
そうなんですね。
今度はおもちゃ美術館やったりとかいろんなことをやっていて、
それをそろそろ面にしようかなと。
地域密着型チームの展開
それを面にするのを大人がコミュニティづくりってやったら、
怪しいコミュニティに感じられて外部の人が入りづらくなる。
それをFCIの高校生が中心になって、
大人たちや企業がそれを支援するっていう形にしようと思って。
あいつらがもう動き出してるけど勝手に。
うちは2年生までしか寮入れないんだけど、
もう次の3年になるときに商店街みんなで住もうと言い出して。
この高校生がシャッター街の商店街を回復したら、
日本で初めての例になるんじゃないかと思って。
面白いですね。
分かりました。ありがとうございます。
はい、いかがだったでしょうか。
岡田さんのインタビューをお聞きしていただいたんですが、
今治という街に初めて来られて、
FC今治のオーナーになられるっていうことなんですけども、
その後10年間でスタジアムを作ったり、
いろんなことを取り組まれて今あるということで、
今治に来た当時のお話のことをお伺いしたところですね、
ご自身でチラシを配ったりとか、
それから車にポスターを貼って街の中を走ったりとか、
そんなようなことまでしたということで、
本当にゼロからこのチームを作り上げて、
地域密着で今歩んでいるんだろうなというふうな印象を受けました。
本当に岡田さんありがとうございました。
はい、今週のゲストは元サッカー日本代表監督で、
現在は株式会社今治夢スポーツ、
代表取締役会長の岡田たけしさんでした。
次週はアシックス里山スタジアム建設や、
今後の目標についてのお話を伺いましたのでお楽しみに。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、
本日はここまでとなります。
番組の感想は各媒体のコメント欄か、
Xでハッシュタグビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
そしていつも番組をお聴きくださっているリスナー様に素敵なお知らせです。
今月のゲスト岡田たけしさんからプレゼントをいただきました。
岡田たけしさんのサイン入り色紙とFC今治タオルマフラーを抽選で、
計3名様にプレゼントいたします。
詳しくは渋沢くんFM公式Xをご覧ください。
今から言うキーワードをプレゼントのポストに
引用リポストしていただくと当選確率2倍です。
キーワードはリブーストです。リブーストですよ。
皆様のご応募ドシドシお待ちしております。
お相手はビルダップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。
16:01

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