BUILD UP LOCAL!!
BUILD UP LOCAL!! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、スポーツを通じて、街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリー・ゲストは、Jリーグ・水戸ホーリーホックの元代表取締役社長の沼田邦郎さんと、取締役の鈴木郁恵さんにお越しいただきました。
沼田さん、鈴木さん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今週は、あつまわれですね、水戸ホーリーホックの練習施設の有効活用のお話と、具体的にどのような使われ方をされているのか、その成果についてもお聞きしたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
まず、そもそもは水戸ホーリーホックの練習拠点ということで、常々選手たちがそこでトレーニングをされていると、あるいは町民の方々がそこに使われて、交流を楽しんでいるということもあるんですけれども、
それ以外にこの施設がどう使われているのかということなんですが、先週、先々週ですかね、沼田さんの方からJリーグの実行委員会がそこで開催されて、非常にそこで話題になったという話をお聞きしましたけれども、その当時のことを振り返っていただいて、どんな感じだったんでしょうか。
Jリーグとしても、日本としても初めての廃校利用のクラブハウスだったものですから、非常に話題性がありまして、どこのクラブもやっぱりクラブハウスには困っているんですね。
ですから、我々みたいな小さいクラブがどうしてこんなクラブハウスが、どうしてこんな練習場ができるんだということはやっぱり注目を浴びましたし、みんないくらかかっているんだよ、またお前教えろよということが全国からあったということで、じゃあもう千山が始め実行委員会をやろうよって話になり、客分を一見にしかずということで見ていただいたということで非常に話題性があってですね、ありました。
なるほど。60クラブありますけれども、ほとんどの事故委員がそこに集まられたということになるんですかね。
はい、そうですね。
ということは結局、そこの施設を見てもらうことによって、こういったこともできるんだよということを知ってもらうということも大事だと思いますよね。
村井さんがね、当時の村井千山がよくおっしゃっていたのは、水戸のようなクラブがモデルとなって成功すれば、全国のJリーグのクラブは絶対成功するから、まずそこを目指して頑張れよということも言われたことがあるので、それで努力ができることがあってですね、一つのものとしてそのクラブハウス練習場が、この廃校利用というのが皆さんのヒントになったのかなというふうに思っています。
一つのロールモデルになるということですね。
そこで実行委員会が行われるというのは、やっぱりそれだけのインパクトがありますよね。
そういった会議体を開催されたりとか、あとはどうなんでしょうかね、国体の時も秘伝家がいらっしゃったりとか。
当時国体がありまして、帰りにですね、やっぱり高棚の秘伝家がですね、日本作家協会のことをずっとやっていただいておりましたので。
名誉総裁か。
名誉総裁ですね。
なのですごく気になられたと思っていて、廃校利用した施設を見たいということで、その会におよりになってですね、見学されたということで、非常にこれも話題性になりましたし。
なんといっても、白里町に校室が入るのが初めてだったと。
なるほど、そうだったんですね。
そうなんです。なのでそれも非常に話題になりました。
そうですね。校室の方々が施設をご覧になるということは、よくテレビでは見ますけれども、実際自分の町に来たのかということのインパクトは相当あったんじゃないですかね。
そうですね。非常に気さくな方でいらっしゃったので、選手との会話とかですね、地元の住民の子どもたちとかですね、地元の方々ともコミュニケーションとってですね。
なるほど。
いろんな感想を聞いていたのを非常に印象的に思っています。
なるほど。もう町中学校歓迎ムードになって。
そうですね。
選手とのコミュニケーションもあったんですね。
はい、そうです。選手ももちろんどういう環境ですかとか、いろんな質問をされていたとも当時思い出します。
そうですか。やっぱりそういった秘伝家が指差されたりとか、Jリーグの会議体がそこで行われることによって注目されて、その情報が全国に伝わると。
そういうことがあって、どんどんどんどん施設の価値が高まるような気がしますね。
はい、ありがとうございます。
それからイベントとかも結構開催されているんですか?
そうですね。シーズン中はどうしてもトップチームの選手の練習だったりとか、あとは先ほど言ったように町民の方の利用とかが多いんですけれども、特にシーズンオフのところは土日を中心に大会の開催もさせていただいております。
大会。やっぱりシーズンオフが中心になりますね。
そうですね。
実際どんな大会が開かれているんですか?
そうですね。長くやらせていただいているのが、小学生対象の全国からチームを呼びまして、小学生のサッカー大会をやらせていただいたりとか、
あとは今回初めて紹介者のサッカー大会も開催させていただきまして、こちらも沖縄から全国4チームで大会を開催させていただきました。
そうなんですね。
トホーリーホッグの練習会場が地域の方に開放されて、そこでいろんな大会ですとか、いわゆる社会の課題解決みたいなことも行われていると。
そこでボールを蹴られている子どもたちって幸せですね。
そうですね。
本当に幸せだと思いますし、地元の中学生もそこで試合をさせていただいたりするんですよ。
中学生。
中学生。
中学生。なので本当にフルピッチでやっている姿は非常に羨ましいなと。
僕らの頃は土でしたからね。素晴らしいなと思いますし。
練習の合間というか終わってからもですね、一般開放のときはお年寄りがグランドゴルフをそこでやられるので、そこでも選手の交流がありますから。
なるほど。
片方でサッカーをやりながら、片方の面ではグランドゴルフをやっているという光景が日常で見られると。
それはいいですね。
なのでそういったこともできているのが我々の集まりなのかなと思っていますね。
なるほど。
プロの実際に練習しているピッチで、中学生がボールを蹴れるとか、グランドゴルフができるとか、そんなの他に考えられないですよね。
そうですね。なかなか珍しいと思います。
ですよね。この施設の最大の特徴だと思いますね。
そうですか。わかりました。
あと知的障害者サッカー大会ということも今お話しありましたけれども、これは今回第1回目なんですか?
はい。私たちが自分たちのクラブで、障害者のチームを持ったのも昨年からというところもありまして、
トレーニングのクラブの中でもいくつか知的障害者のチームを持っているクラブがありまして、そういったところと交流をさせていただきながら、
私たちも大会を開催できればというところで、企業様のご協力もいただいて、今年初めて開催できたというところでございます。
そうなんですね。ということはまたこの大会は来年も再来年も継続して続けられるような、そんな形になるんでしょうかね。
そうですね。ぜひもっと大きな大会にお声もいただいておりまして、
実際私たち海外のクラブとも提携させていただいているんですが、大きく夢は海外のクラブまで呼んで大会を開催できればというお話までさせていただいています。
夢が広がりますね。
知的障害者の方の大会はミトホリホックさんの主催大会。
そうですね。
ということは一から大会づくりをされていると。
そうですね。
素晴らしいですね。
それ以外の大会とか利用というのは、何かシーズンオフあるいはワンデーの大会とかってあるんでしょうか。
そうですね。ワンデーの大会は結構やらせていただいたりとか、あとはサッカー教室でしたりとか、
あとは先ほど言った地元の中学生に対しても、プロの選手だったりプロのコーチが教える機会みたいなのも作らせていただいたりとか、
本当に空いてる時間を使ってフル活用させていただいております。
なるほど。大会利用であったりとか、あとは秘伝家がいらっしゃったりとか、Jリーグの会議があったりとか、
そういったようなことがあって、いろんな情報が全国に伝わっていくと。
その効果というのはこれまでどうだったんでしょうか。やっぱり街が少し変わっていったぞというような印象ってあるんでしょうかね。
やっぱりメディアに出たりですね、こういった話題性になってきますと、やっぱりミトホーリーホックを知らない方がいなくなってきたということが非常に大きいのかなと。
やっぱりクラブとしては、そういった先ほど鈴木からもありましたけれども、価値という部分が高まってきているのかなというふうに思っていますので、
それが徐々に地域に浸透していくということで、まだまだですけれども市民権を得るためにですね、ミトホーリーホックがやらなくちゃならないことを徹底的にできていることが報道されているとか、
いろんなことが知っていただくところが非常に大事なところだなと思いますね。
やはりこのメディアに取り上げられるということで、やっぱり城里町のブランディングというんでしょうか、価値向上にもつながると思いますし、
そういったことをやはりできるのがスポーツミトホーリーホックの地域密着の取り上げられ方の価値ということにつながっているんだと思います。
Jリーグクラブってやっぱり何者なんだっていうのがやっぱり僕らもみんな知ってるだろうと思ってますけど、結局皆さんそんなに知らないんですよね。
だからJリーグのミトホーリーホックは何者なんですかと。
どんなことをやってるんだと。
そういったことがやっぱり自己開示といいますか、そういったのがしっかりできてきて地元の方に認めていただいて、それを価値として提供できるということで、
それから応援していただくという構図になるのかなと思ってますので、そこが非常に難しかったところだったので、
これからいろんなメディア機関がいっぱいあったりSNSも普及してますので、
そういったことが逐一皆さんにお示しできればまたさらに変わってくるのかなと思います。
ありがとうございます。
最後にこの施設をよりもっと発展させるために何か考えがあるのか取り組まないといけないという計画、そういったものっていうのはあるんでしょうか。
これ白里町の皆さん方ももちろんなんですけれども、これによってですね、全国からやっぱり人を集めたいなと。
やっぱり先ほどの大会もそうですけれども、できればですね、近くにゴルフ場がたくさんありますし、視覚施設もありますし、
我々の敵でも視覚施設をやっぱり作ってですね、ここでやっぱり大会を見るとかですね、いろんなものを作りたい。
先ほど鈴木からありましたけれども、やっぱり世界に、ドイツで言えばスポーツ修理という学校ですよね。
もうありますので、そういった部分の教育という部分も合わせてですね、やっぱりここから発信できる。
やっぱりそのサッカーだけではなくて、スポーツを発信できるような拠点としてですね、多く広げていきたいなと思いますし、可能性はもう無限大にあるかなと思ってますね。
世界に発信できるような施設ってことですね。
そうですね。ですから今、環境問題は触れませんでしたけれども、いろんな部分で環境問題も我々はやっておりますから、
例えば太陽光であったり、いろんな部分もここで自分たちのですね、地産地消の電力とか、そういった部分も広げてね、いければいいですし、
さまざまなスポーツとも連携協定を使ってですね、トレイルランとかですね、いろんなものもできるかなと思ってますし、
これが大会としては世界大会にも広げられるような、そういったこともできるのではないかなという可能性はもう無限大にあるということですね。
本当に集まれ、スポーツ施設とはいいつも多目的な施設、そしてさらに今後世界に向けてのビジョンも考えられているという夢がありますね。
そういう夢はね、皆さんと大きく共有していただいた方が、やっぱり目標がはっきり明確にできるので、そこで船に乗っていただいて、みんなで作り上げていくというのが地域クラブのあり方かなというふうに思ってます。
山田さんありがとうございます。そして鈴木さんにもですね、ちょっとお伺いしたいと思ってるんですが、いかがでしょうか。
そうですね。実際集まれの施設が先ほど言ったように、行政の施設だったりとか、公民館だったりとか、あとは本当に学校なので広い体育館とかも備えておりまして、
まだまだ活用できる施設内もあります。
なので、私たち今サッカーの練習では使わせていただいてますが、先ほど言った大会も根本さんがおっしゃったように、サッカーだけじゃなくっていうところだったりとか、
様々なスポーツだったり文化だったりというのを広げられるかなと思ってますので、もっともっと自分たち発信で活用できるような施設にしていきたいなというふうには思ってます。
ありがとうございます。いろいろと本当に夢が広がるような施設なんですけども、この番組でもチームとそれから施設、ますます応援していきたいと思っておりますので、ぜひ頑張ってください。
ありがとうございます。
ありがとうございます。今月はJリーグミトホーリーホックの元代表取締役社長の沼田邦夫さんと取締役の鈴木育恵さんにお越しいただきました。
来週はまた新しいゲストをお呼びして、スポーツと地域について深掘りしたいと思っております。沼田さん、鈴木さん、4週にわたりご出演ありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
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そして、いつも番組をお聴きくださっているリスナー様に素敵なお知らせ、ミトホーリーホック様よりプレゼントをいただきました。
今回、ミトホーリーホックオリジナルメモ帳を抽選で、計5名様にプレゼントをいたします。詳しくは渋沢くんFM公式Xをご覧ください。
皆様のご応募、どしどしお待ちしております。
お相手はビルダップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。