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2024-02-23 15:34

#4-4 ゲスト:公益財団法人日本オリンピック委員会・JOCキャリアアカデミー事業ディレクター 柴真樹さん④

今月のゲストは、公益財団法人日本オリンピック委員会・JOCキャリアアカデミー事業ディレクター 柴真樹さんにお越しいただきました。


【今週のテーマ】

・企業のアスリートを通じて行う地域貢献とは

・アスナビへの思い


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ビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様のともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週も公益財団法人日本オリンピック委員会・JOCキャリアアカデミー事業ディレクターの柴真樹さんにお越しいただきました。
柴さん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さて、これまで3週にわたって、アスナビのアスリート支援に関する仕組みなどについてお話をお伺いしましたが、
最終回は、地域との関連性についてお話をお伺いしたいと思っております。
まずはじめに、アスリートを受け入れた企業が、アスリートを通じて地域貢献をされている事例があるということをお聞きしたのですが、
この辺りを少しお聞きしてもよろしいでしょうか。
はい、そうですね。事例ということなんですけれども、ある経済であったり、例えばですけれども、
主体となって、地域地域でもスポーツイベントを主催・開催をして、競技体験会なんかを実施して、
競技を初めて携わる未経験者を集めてやっているという話は、ちょこちょこと聞いたことがありますし、
自社のアスリート社員を、例えば学校現場に派遣をして、部活動の支援をしたりとか、講演会に携わってもらったりとか、
こういったようなケースというのは、いつどこで何をやっているかというところまで把握できているわけではないんですけれども、
そういう活動をしている会社さんというのは結構あるんじゃないかなというふうには思っています。
アスリートと地域をつなぎ合わせることによって、企業イメージ、これも大きく向上するかと思いますが、この辺りはいかがでしょうか。
そうですね、まず企業も地域に根差した活動をしないといけないというところは多分あると思いますので、そこの接続というのはあると思うんですけれども、
ちょっと難しいのが、地域の前にまずアスリートの皆さんが会社に所属している企業にどう貢献していくかというところをしっかり接続していくということが必要かなというふうに思っています。
というのもトップアスリートの皆さんなんですね。日の丸ショットで世界を目指している。
なので企業に所属をして空いている時間で仕事もするんですが、まず何を持っても自分の競技力を向上させて試合に勝つというところを第一義に置いているんですね。
まず競技で活躍しないといけないと。一方で企業人、組織人の一面もあるわけですから、競技一変等だけではなくてその会社にどう貢献をするのかということも常に心がけていかないといけない。
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このJOCのキャリアアカデミーが主催をしているいろんなセミナーイベントの中で選手の皆さん、企業に勤めながらの選手の皆さんに集まってもらう選手研修会というのもやっているんですが、そこでよくお話をしているのが事例も含めて会社のために何ができるかということはちゃんと皆さんで考えようと競技の支援をしてもらっている。
であれば競技以外の部分で会社のことを知り、どういう貢献ができるかということをちゃんと考えていこうという話はよくしているんですね。
会社への貢献のその先におそらく地域への貢献というものがあるんだろうなというふうに思っています。
例えば、このまま続けますと会社での貢献でいうと従業員のご家族を招いた水泳競泳大会。
競泳選手の一つの例ですけれども、プールを借り切ってですね、お子さん連れで従業員が訪れてオリンピアンが水泳を教えてくれるなんていうようなこともありますし、
最近コロナの後復活してきたというふうには聞いておりますが、企業の運動会、こういったようなところで驚異的な身体能力でアスリートが盛り上げてくれたり、社員ですね、盛り上げてくれたりですとか。
楽しそうですね。
楽しそうですね。それからファンランナンという陸上の世界ですとファンランナンということをよくやりますが、
それを従業員向けにやって一緒に走るというようなことをやったりとかしています。
今申し上げたのは企業の中での試みなんですけれども、これを企業の壁を取っ払って地域のためにもしやっていくとなったらどうなるかというところなんですが、
まず選手の皆さんがですね、そこに目を向けるようにしていかないといけませんし、
地域とアスリートのいろんな諸々の活動というものを企業の間に入ってうまく接続していくということをしていくことで、もともと活動が地域に広がっていくんじゃないかなと、そんなふうにも思っています。
そうですか、なるほど。
本当アスリートにとってみれば、地域と交流を深めることによって自分自身と競技そのもののPR、これができるいい機会になりますよね。
そうですね。
やっぱり応援してくれる人が多いと、競技者として力が出るというふうに言いますし、それが会社組織だけではなくて、自分がいる地域全体から応援されていくと、これまた力になっていくんじゃないかなというふうに思います。
そうですか、わかりました。ありがとうございます。
地域との関連性のお話をお伺いしたんですけれども、ちょっと話題を変えるんですが、アスリート支援、スナビを運営していて、柴田さんこれまで大変だったな、苦悩などこういったことがあれば少しお聞きしたいんですがよろしいでしょうか。
はい、そうですね。ずっと13年間私が見ていたというわけでは決してないので、聞き終えていることも含めてお話を申し上げますと、やっぱりコロナの時は大変だったというふうに聞いています。
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コロナのタイミングって東京オリンピックが終わった後、前後だったりとかしましたので、経済環境そのものも良くなかったですし、オリンピックムーブメントというんですかね、そういったようなところというのも若干そのやっぱり処置が決まったときと比べると終焉モードに入っていたりとか、つまり採用する企業側はですね、選手を雇用することでスポーツを盛り立てていこうという機運がどうしても優先順位的に下がらざるを得なかったというようなことで、
やっぱり説明会に参加していただく企業もですね、数も少なくかつオンラインでなかなか温度が伝わらなかったりとか、その中でうまくマッチングが進まなかったという話はよく聞いていますね。
実際にやってみて相性を決めるということになるとリモートでは片付かない、そんなような性質のものになるかもしれませんね。
そうですね。技術がどんどん進化してきますので、そのせいにばかり我々としてもするわけにはいかないんですけれども、やはりあってなんぼみたいなところというのはあるのかなというふうには思います。
わかりました。それからですね、アスナビのこのシステムなんですけれども、国内の競技力向上、これに大きく貢献しているかと思うんですけれどもね、このシステムは将来的にどのような形で方向性といいますか、進化していくんでしょうかね。
そうですね。職業障害という観点から言うといくつかいろんな考え方があると思うんですけれども、これはアスナビに関わらずなんですが、一つですねやっぱりミスマッチというんですかね、入社したんだけどもうちょっと話が違ったとかですね、思い描いていたものとはイメージと違うとかですね、そういったようなことっていうのは大なり小なりどうしても出てきてしまうと思うんですね。
そういったようなことができるだけ起こらないように情報格差をどう減らしていくかですとか、入社前のですねすり合わせをいろいろやっていく中でお互いに納得した形で採用していくということが進むように間に入るものとしてはですね、心配っていかないといけないのかなということはあります。
ただまあそれでもアスリートですんで入社をしてですねすぐ怪我をしてしまったですとか、そこで大きな挫折をしてしまったということはこれはもうゼロにはできないことなので、一定量ウィンミンにはならなかったケースというのもあるんですけれども、できる限りそこが起こらないような形で工夫する余地というのがまだまだあるのかなというのが一つですね。
もう一つあるとするならばアスリートを採用する価値の言語化ということは、基本的価値とか感覚的価値ということで先ほどお話をいたしましたけれども、究極はですね、例えば個人系のそんなにメジャーじゃない競技であってもトップアスリートを採用するということが企業側のステータスになって、こういう選手がいるよということがわかった段階で企業からどんどん問い合わせがきてぜひ採用したいと。
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こういうふうになっていくといいなと思っているんですね。なので最終的にはですね、このアスナビなんて仕組みがなくても選手が手を挙げればみんないろんな選択肢の中から就職を実現して競技と仕事の両立が図れるようになる。こういう世界になっていくと一番いいんじゃないかなというふうには思いますね。
そこの最終ゴールに向けてはやはりアスナビの成功事例の情報発信ですとか、そういったものも今後重要になってきそうですね。
そうですね。成功事例の発信、それから価値の言語化、それから採用したことによって企業側にこういうメリットがあったというエビデンスの収集、それをまた共有していくこと。こうしていくことでアスリート雇用というものの価値がどんどん広がっていく。
その先にあるものというのはアスナビがなくても全然みんな就職活動ができるようになったというこういう世界なんじゃないかなとそんなふうに思っています。
早くそういう状況になればいいなと思いますね。
ぜひぜひ頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。最後になんですが、柴田さんご本人のアスナビへの思い、これをお願いします。
ちょっと自分の個人的な思いも含めて申し上げると、アスナビというのはあくまで雇用という接続で企業と選手をアスリートを結びつけているものだと思っているんですけど、実はそれ以外のこともいろいろ結びつけているというふうにも最近思ってまして、
例えば競技団体と企業を結びつけていく、選手が所属をしている競技団体ですね。
選手の雇用をきっかけに、例えば企業が競技団体のスポンサーになったりとか、競技大会の運営をサポートするようになったとか、こういう事例も実はちょこちょこと出てきているんですね。
いい接続ですね。
選手勝手の競技ではあるんですけども、やっぱり競技団体がしっかり運営されて、初めて競技力も高まっていくというところもあるので、選手の雇用だけではない観点からですね、うまい接続ができればいいなというのが思いとしてはあるということと。
この流れで申し上げますと、応援するというような言い方を先ほどしましたけれども、例えば一社一人、アスリートを一人実業団ということで採用する、みんなで応援するんですかね。
みんなで応援するとですね、社員の例えば家族、お子さんだったりとか親御さんだったりとか、それもみんなそこに対して興味を持ったりとかする。
みんな会社のパブリックビューニングにですね、従業員の家族一度来て応援をしたりとかしていく。
競技の不安が単純に増えていくということなんですよね。これもやっぱり競技にとっては大変プラスになっている話だというふうにも思いますし、
今の少子化が言われているじゃないですか。どんどんいろんな競技、野球ですら競技人口が減ってきているという中で、
アスナビが対象にしているようなサボのメジャーではない個人競技ってやはり競技を継続するためにどうやって競技人口を増やしていくか維持していくかというお話があるかなと。
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すごく重要なテーマだったりとかします。そういう中で、例えばお子さんがその競技に興味を持ってその道に進んでいって、将来オリンピアになってその競技を支えていくなんていうふうになっていくと面白いなというふうには思います。
だから、たかが雇用、されど雇用といいますか、雇用をきっかけにそれぞれの競技がですね、いろんな形で広がっていくといいなというのは、
私の個人的な思いではあるんですけども、そのようなことも期待したいなというふうには感じています。
分かりました。ありがとうございます。
マッチングが成立したアスリートへの思い入れ、これ一一倍大きいんじゃないかなと思うんですけども、やはりそのアスリートの活躍、それから成績、そんなところがやはり気になりますよね。
めちゃくちゃ気になりますね。やはり大会のスケジュールからですね、ネットでどうだったかなということも気になりますし、
例えば新聞のスポーツ欄って開くと大体野球が出てサッカーが出て相撲が出てという感じじゃないですか。
アスナビの対象にしている競技ってスポーツ欄のですね、下の方に1行ぐらいずつ書いてあったりとかするんですね。
結果だけとかね。
でもそこからやはり見るようになりますし、実際競技会場に応援も兼ねて足を運ぶ、アスナビのスタッフみんなで足を運ぶケースも多いんですけども、
そこでやっぱり就活を支援していた選手がですね、しっかり結果を出して頑張ってやっている姿を見ると非常に感動もしますし、
こっちも声張り上げて応援もしますし、勝てばみんなでガッツポーズをしますし、こういう機会がやっぱり増えてきたかなっていうふうに思いますね。
ありがとうございました。
今月はですね、4週にわたりまして公益財団法人、日本オリンピック委員会キャリアアカデミー事業ディレクターの柴政樹さんにお話をお伺いしました。
柴さんお忙しいところ本当にありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルドアップローカル、本日はここまでとなります。
次回は新しいゲストの方をお呼びして、スポーツと地域の話を掘り下げていきますので、どうぞお楽しみに。
番組の感想は各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグビルドアップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
お相手はビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。
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