BUILD UP LOCAL!!
BUILD UP LOCAL!! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週は特別編【BUILD UP LOCAL!!プラス】ということで、
今回は、東京都北区の小学校で開催された日本オリンピアンズ協会主催
アーティスティックスイミングイベントを取材しましたので、その様子をお届けいたします。
イベントの講師は、なんとあの1988年のソウルオリンピックで銅メダルを獲得され、
現在は日本オリンピアンズ協会会長の小谷美加子さんと、
2004年のアテネオリンピックで銀メダルを獲得、
現在は日本オリンピアンズ協会理事の藤丸道代さん、
そして今回こちらのイベントをサポートした、
2019年世界水泳選手権銅メダルの阿部篤さんに特別インタビューできましたのでお楽しみに。
まず当日の様子をお伝えしたいと思いますが、どんなイベントだったかといいますと、
オリンピック、それから世界選手権のアーティスティックスイミングで活躍された講師の方による
地元小学生に対する指導、それからエキシビションということで、
開催場所はですね、北国立大路小学校の温水プールで行われました。
この公立小学校は、今年なんと創立150周年を迎える歴史と伝統ある小学校なんですね。
参加された児童ですが、小学生3年生から6年生までの男女合わせて24名の児童で行われました。
まず25mを泳げるということが要件となっていまして、開催されたんですね。
そしてイベントなんですけれども、まず3人の講師の自己紹介から始まりまして、
準備体操をしっかり終えた後、入水して指導が始まりました。
指導はですね、序盤、水中でのウォーミングアップとアーティスティックスイミングのドリルといわれる動きですね、
それから呼吸の仕方、体を浮かせながら進める指導、こういったものを行っていました。
これが非常に独特で、泳ぐというよりは体を水面で移動させるという、
そんな感じでアーティスティックスイミングならではの指導という感じがしました。
初めはですね、呼吸と手足の連動が非常に難しく見えたんですけれども、
子どもたちは徐々にコツを覚えて、最後の方はですね、とても上手に体を使っていました。
今回参加した指導は、おそらくアーティスティックスイミングの動作というのを初めてやった子ばかりだと思うんですが、
みんな非常に上手で、子どもの柔軟な対応力を感じた、そんなイベントでした。
はい、それでは今回のイベントに協力している、大地小学校PTA会長であり、
渋沢くんFM内番組、酒の道パーソナリティーの平田雅留さんに、
インタビューしましたのでお聞きください。
今日お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
24名の男女の小学生が集まって、今日イベントをされたんですけれども、
開催したきっかけというのは何だったのでしょうか。
PTA会長として、北区のトップアスリートの街推進協議会という会議に出席させていただいていて、
北区役所のスポーツ推進課さんから、オリンピアン、ジュンカー、
指導授業があるよということをちょっと情報をいただいて、
実は渋沢くんFMでも大変大さな酒の道という番組もやらせていただいて、
平田雅留です。
もともと私、20代は俳優をやっておりまして、映画のウォーターボーイズに出演をしておりまして、
日本オリンピアンズ協会のホームページを見たら、
小谷美香子さんが今、会長になさっているというところで、
アーティスティックスイミングに呼べるかもと思って、
学童を管理しているワクワク王子広場さんの運営会社さんにご相談したら、
ぜひやりましょうということで申請をしていただいて、
児童監査とあとまた学校の協力もあって、本日開催にこぎつけたというところです。
なるほど。
今日の講師の小谷美香子さん、藤丸さん、それから安倍さんですよね。
レジェンドじゃないですか。
そうですね。
呼ぶにあたってはいろいろ苦労された点って結構あったんじゃないですか。
実は僕、もともと安倍さんと一緒にシンクロした20代。
パフォーマンスショーをやっていて、
ぜひこうやって呼べるんだと安倍さんにも来てほしいなという話を、
個人的にしたら小谷さんとも藤丸さんとも交流があるということで、
ぜひお願いしようということで、正式に申し込みをして審査を通していただいて、
それから安倍さん来れるという話はちょっとお願いしたりはしまして、
男女ミックスのアーティスティックスイミングを少しでも見てもらいたいなと
私も思いがあったので、
今日こういった開催になって、先生方も区の職員の方も区長までおいでいただいて、
喜んでいただいたんじゃないかなと思っております。
今回第一回目の開催ということでよろしいんですよね。
年度ごとに、大体オリンピックが7月から8月にかけてあって、
その後に巡回指導ということで、
前年度の1月ぐらいまでに申し込みをして、
今回結果が出たのは6月ぐらい。
ここ2ヶ月間竹足で準備した部分はあったんですけど、
参加された子どもたち、あと保護者の方がすごい盛り上がっていたので、
これをきっかけに、また次第2回とか3回目とか、
こういう繰り返しで競技の普及にもつながると思いますし、
帰宅発信でやれたら本当は一番いいですよね。
本当はトップアスリートの街、帰宅っていうのを
みんなが見えるところにどう下ろしていくかってことは、
実は結構思いつかなかったりだとか、どうしたらいいかと方法があって、
いろんな、もっとこうすればいいんじゃないっていう、
そういったこともやっていきたいなという思いも多々あります。
なるほど。本当に今日参加されたお子さん、
みなさん初めてやったお子さんばかりですし、
あと保護者の方もアーティスティックスイミングを
初めてご覧になった方ばかりだと思うので、
非常にいいきっかけになったと思いますので、
ぜひまたこの番組でもこの情報を発信しながら
常にアーティスティックスイミングに注目していきたいなと思いますので。
というところで、今回リベートをサポートされたということで、
大地小学校PTA会長の平田麻里さんにお話を伺いました。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
続きまして、今回スペシャル講師を務めた3名のインタビューをお聞きください。
みなさん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
小谷さんといえば、アーティスティックスイミングの第一人者ということなんですけれども、
実は現在も世界マスターズ水泳選手権に出場されて、
金メダルを獲得されているということですよね。
それぞれミックスデュエットを組まれて金メダルを獲得されていると。
すごいことですよね、これ。いかがですか?
昨年鹿児島で行われた大会では、
藤丸道夫さんと女性2人のデュエット。
今年、カタールの同派で行われた世界選手権では、
安部敦史さんと、私にとっては初めてミックスデュエットを男性と呼ぶ機会だったんですが、
こちらに挑戦して、こちらでも金メダルを獲得することができました。
なるほど。お二人はどうでしたか?小谷さんとの出会いは?
本当に、あの1年があったからこそ、今自分が生き生きできているなと思います。
小谷さんから、一緒にデュエットを組まないと言われた時には、
断る理由がないなというところから始まったので、
私の方が年は下なんですけど、すごくパワーをもらっています。
安部さんはどうでしたか?
やはり、僕の中での三賀子さんという存在は、
今までもずっと手の届かないテレビの中の方、
雲の上の存在という方だったんですけど、
その方からオープンされて、
このようなまたとない新しいチャンスと機会をいただけたことで、
僕自身の人生もまた何か一つ違う、新しい扉が開かれた感じがあって、
やっぱり今もずっとそこを先頭で引っ張っていっていただいているので、
すごく感謝しています。
そうですか。ありがとうございます。
アーティスティックスイミングを盛り上げようと思って、
それぞれ地元開催だから一緒の上で盛り上げようとか、
これからはダンジョンの時代だから、安部さんと一緒に盛り上げようって、
いうことを目的に悟ったんですが、
盛り上げとか何とか言うよりも、
将来に向けた何かもしあったらぜひお聞きしたいんですが、
いかがでしょうか。
今私はマスターズで50から60歳の部で競技をしていますが、
マスターズは60代の部、70代の部、80代の部まであるので、
目標は80代でも金メダル。
そして私は50歳過ぎてもまだまだこんなにアスリートと成長できるとか、
成長することでこんなに楽しめるということを
私も今回の挑戦で初めて知ったので、
50代の仲間たちにみんなで一緒にキラキラしていこうよって
呼びかけていきたいので、
このようなチャンスがあったらどこへでも参上したいと思っています。
いつでもトリオで行きますので。
わかりました。ありがとうございます。
さあそして藤野さん。
私は基本的に小さい頃からそうなんですけど、
一歩ずつ一歩ずつと思っているので、
会社員でもありますし、
やっぱり会社とスポーツの両立ということは
この先もずっと続けていきたいと思うんですけど、
まずは2025年のマスターズ世界大会でチームを組むので、
そこでまた金メダルを狙うということをまずは目標にしています。
では最後に安倍さん。
目先の目標というよりは、
やはり先ほどから三賀子さんがおっしゃっていただいたように
ジェンダーレスなスポーツであるということを発信し続けていきたいですし、
世の中の方々がアーティスティックスイミングイコール
男子・女子って区別することのない日常になってくれるまで
発信し続けていきたいなという大きな目標はあります。
分かりました。ありがとうございます。
それぞれ皆さんね、成長の過程ということですね、また。
これからまだまだ大きな目標をお願いします。
続きます。挑戦は。
ぜひ頑張ってください。
番組でも応援しておりますので。
本当に北区の子どもたちのためにありがとうございました。
ありがとうございました。
インタビューの様子をお聞きいただきましたが、いかがだったでしょうか。
このようなオリンピアンメダリストの方にインタビューができるということだけで
すごく緊張してしまいましたね。
今回のイベントの指導はですね、小谷さんが中心でまず指導されて
特に印象的だったのは、児童たちには声とジェスチャーを大きく指導されていた
というのが非常に印象的でした。
これはおそらくですね、子どもたちゴーグルとかをかけて
それから水面ですと非常に聞き取りにくいという部分もあるので
そういった細かいところまで子どもたちに配慮した指導というのが
良かったのではないかなというふうに思いました。
そしてイベントの最後はですね、講師3人によるアーティスティックスイミングの
エキシビションが行われて、自分もですね、間近で見ていましたが
非常に迫力があってとても美しかったです。
大変盛り上がりました。
ということで、今回は北区大路で開催された
アーティスティックスイミングのイベントの取材をしました。
児童に対するスポーツの楽しさというのを伝えるということは
競技の普及面においても本当に大切だと感じました。