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東京都北区初の女性区長、山田かなこ。
彼女の描く展望や、未来を描くゲストとの対談など、
北区の新たなビジョンを語るこの番組。
今日は、どんな北区未来予想図が描かれるのでしょうか。
おはようございます。北区長の山田かなこです。
本日、6月4日火曜日、2話目の配信となります。
さて、みなさん初回配信、楽しんでいただけましたでしょうか。
私の自己紹介を兼ねてお届けした0話と、
豊島区畑川区長をお迎えした1話配信を
無事に終えることができ、ほっとしています。
みなさんのご感想なども、ぜひお聞きしたいという思いがありまして、
なんとこの度、渋沢区FM公式ホームページの
かなコビジョン番組ページにお便りフォームが開設されました。
採用されれば、番組内でもご紹介させていただこうと思っておりますので、
ぜひみなさんのご意見、ご感想どしどしご応募お待ちしています。
さてさて、第2回目となる今月のトークテーマは、
子どもの未来を社会全体で想像する。
近年、子ども家庭庁の補足や子ども基本法の制定など、
子どもの権利を守る動きがどんどん進んでいます。
北区でもそのように、政策面やサポートする動きを全力で進めています。
子どもの未来を守るために、区の中でも様々な方が手を挙げて活動してくださっています。
そんな方々への活動の思いや、より良い子どもの未来をつくっていくために、
北区全体でどんなことに取り組むべきなのか、そんなお話をお届けしたいと思います。
今回は、子どもの居場所づくりにフォーカスを置いて活動し続けている方をお呼びしました。
ジモキッズ代表の畑川真希子さんです。どうぞよろしくお願いいたします。
ジモキッズ代表の畑川真希子です。よろしくお願いいたします。
ジモキッズさんは、北区滝野川にある地区60年の蔵を改装してオープンした
大人と子どものサードプレースをつくるなど、
子どもやファミリー、そして地域の大人の集える場の提供や各種イベントの企画、運営する民間事業者団体です。
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今日はお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
こちらこそお招きいただきありがとうございます。
今日は、いつも通り呼び方でいいですか?
ありがとうございます。
かな子さんとお呼びしながら、今日お話しさせていただきたいと思います。
出会ってからもう数年になりますね。
そうですね。飛鳥山のお土産館の前でパリパリとお会いしたのが初めてだったかと思います。
すぐにLINE交換をさせていただいて、取り組まれている内容を立ち話でしたが、お話を伺って
素敵だなぁ。
ありがとうございます。本当に親身にその場でもお話を聞いてくださって、後々来てくださりました。
なかなかすぐに伺えなくて申し訳なかったんですが、私も滝野川でずっと生まれ育ってきたので、同じ滝野川で活動してくださっている。
特に滝野川って、くざかいで、いろいろ他の地域とは違ったテーマとか課題が多い地域でもあるなって、住みながら感じたんですけども、
そんなことのお話もさせていただきながら、子どもたち、そして地域や様々な方々をつなぐことを視野に入れた活動、私本当に感動しています。
そしてその後も、ずっと帰宅の中で取り組みをしていただいていて、改めて滝野川さんの取り組みについて、
今日お招きをして、一緒に子育てについて語って、未来をつくりたいなという思いで、今日はお声をかけさせていただきました。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
まず、プロフィールを紹介させていただきたいと思います。
北海道、白徳、ご出身ですね。
そうなんです。
寒いところです。
遠くから参りました。
北海道大学経済学部を卒業されまして、大学生の頃から現在まで、外国人の日本語指導を多数実施されてきたと伺っております。いかがですか。
いろんな違う方々とお話しするのがとにかく好きで、ちょうど板橋駅の目の前に日本語学校さんもあるので、
たまに学生さんたち遊びに来てくださって、子どもたちとの交流もしてくださっています。
そして大手IT企業に会社勤務をされながら、休日に通っていたプロビス経営大学院にてMBAを取得されたということで、すごいですね。
ありがとうございます。もともとは子どもを育てながら時短勤務で、自分のスキルをつけたいなと思って通っていたんですけれども、結果として卒業と同時にこうやって退職することになってしまったという、そんな経緯になります。
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すごいですね。会社に勤務されながらMBAを取得されるって、そして子育て中ですもんね。
そうですね。
いや、尊敬します。
在職時は専門資格を生かしたリスクマネジメントを担当されていたと伺っていますが、いかがですか。
そうですね。もともと時短勤務だったということもあって、リスクマネジメント関連の資格をMBAとは別で取得して、それを生かして仕事をしてまいりました。
そして2018年、帰宅ビジネスプランコンテストにて、プラットフォーム型学童保育を発表され、特別協賛賞を受賞されました。
ありがとうございます。
本当についこの間のことのように思いますが、もう6年経ちますね。
そんなに経っちゃってるんですね。
素晴らしい。そして昨年度まで3年間、帰宅内公立小学校のPTA会長を務められる二次のお母様であります。
このまず帰宅でこういった取り組みをされるきっかけとなったビジネスプランコンテストの受賞、この話なんかも伺いたいと思いますが、応募いただいたときの思いはいかがですか。
もともとコンテストに応募しようなんて全く思っていなかったんですが、このコンテストの数ヶ月前に、行政さんの帰宅の方でセミナーがありまして、たまたまそちらに参加したところ、トントンとコンテストまで出すことになりまして、
その時のメンバーなんかにも、自分って何が本当にはしたかったのかなっていう話をさせていただいて、結果としてこうやって、これがジモキッズの土台となる学童保育のことになります。
【上杉】素晴らしいですね。本当にここから始まった取り組み。真木子さんの活動についてここから少し詳しく伺っていきたいと思います。よろしいでしょうか。まさにジモキッズさんとはということで、具体的な活動内容を伺いたいと思いますが、よろしいですか。
【上杉】ありがとうございます。ジモキッズはですね、JR板橋駅から徒歩4分ほどなんですけれども、北区の滝野川旧中専道沿いにありまして、もともと石蔵だった建物を改装しまして、2階建ての小さな子建物件なんですけれども、2階がコワーキングスペースで大人が出入りするようになっているんですけれども、1階がガラス戸になっていて、入ってすぐにライブラリーがありまして、
いろんな方から寄贈していただいた本がずらりと並んでいる空間です。午前中はですね、地域の主にママなんかが子さん連れで遊びに来たりですとか、放課後になると小学生がガヤガヤと集まって過ごすような場所になっています。
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私も何度もお邪魔しましたが、秘密基地、まさに何も知らずにですね、商店街のこの通りをですね、通ると何屋さんかなってじっと見ちゃいけないような、チラチラと見ながら通り過ぎて何度も行き来しちゃうぐらいの、とてもですね、商店街の中で飽き肌って面白そうな空間。
エネルギー発信してますが、立ち止まる方がいらっしゃいますね。
そうですよね。何かわからず何屋さんですかって入って行かれるんじゃないかなと。
はい、いらっしゃいます。
そういった意味では、興味を持って皆さん立ち寄せられる場所として、子どももそして大人もすごく素敵なスペースだなというふうに思っています。
まず設立の背景、先ほども少し伺ったんですけども、これを立ち上げていこうと思われた背景、もう一度伺っていいですか。
友働きをしていて、なかなか地域に時間を費やすことがなかった。すると意外と子どもたちとか、自分の住んでる町のことって知る機会がないんですよね。
なるほど。
はい、それで子ども育てがなかなか難しいなと思った時に、一番最初にやらなくちゃいけないこと、やらないとわからないことっていうのがもう場所を作ることだったっていう。
すごいですね。まず場所を作っちゃうっていうところが行動力だから。
もうそれがないと次の一歩がないなというのもありました。
はい、なので私の場所に来る子どもたちって、いろんなことを失敗しながら試行錯誤しながらやってごらんっていうような、そういうことを進めてるんですけど、運営者の私自身がまさにやってみないとわからなくて、失敗しながらやっているっていう、なんかそんな場所ですね。
まずですね、その場所、滝の川ってわりとこう通常帰宅内で何か取り組みしようっていうと、わりと王子だったり赤羽だったり、大きい町をみなさん選択されることが多いんですけど、板橋駅が近いっていうのもありますが、滝の川ってわりとあのレアな場所で選択されたなって思っていて、場所探しはご自身でされたと伺ってるんですけども、
この辺の思いって、なぜ滝の川だったかとか、どんなふうに設置していたかっていうところも工夫された、また苦労されたことなんか伺いたいです。
場所探しすごく苦労しまして、最初ちょうど豊島区板橋区の境目でもあるので、そのエリアで小民家なんか色々探してはいたんですけれども、なかなかうまく見つけられず、滝の川になった理由っていうのがもうまさに自分の子供の学区だったっていうのは一つはあるんですが、ただですね、滝の川って種の町なんですよね。
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種ってもうシードとか企業とか育てるとか、そういうイメージぴったりなんですよね。
今回の石蔵も横から見ると石が積み上がってるんですね、たくさん。
それが一人で作るんじゃなくて、いろんな人だとか、登場人物っていうんですかね、企業さんだったり、いろんな団体さんだったり、いろんな方の思い積み上げて、そういう子供の育てる場所ってどういうふうにあるべきかなっていうのを考えられたらいいなっていうコンセプトにぴったりだったっていう。
完成されたものではなく作り上げていくっていう、なるほど。江戸時代から人々が行き交う、逃げ合う雰囲気が残る場所っていうのがね、やっぱり真中専道、滝の川の良いところでもある特徴だと思いますし、そのあえて久坂井っていうのはどんな思いですかね。
久坂井、これは結果論ではあるんですけれども、今三区の北区、豊島区、板橋区、三区のお子さんたち来てくださると、やっぱり区が違うと持ち物っていうのは、例えば学校で使ってるものがちょっと違ったりだとか、若干こう習ってること、歴史が例えば違うだとか、町のこともね、話題も違ったりするのがすごく楽しかったりしますね。
世代間交流じゃなくて、もう地域の違う子どもたちの交流の場ともなっている。そうですね。面白いですね。そしてこの設立に向けて大変苦労されたということでいけば、やっぱり資金面ですよね。
そうですね。よく話題にしていただけるのがクラウドファンディングをやらせていただいて、300名以上の方から最終的に200万円以上の支援をいただいたんですが、ただ資金調達というよりもクラウドファンディングって共感をいかに得るかと言いますか、こういうことをやりたいんだっていうことに一人でも多くの方に知っていただきたかったっていう思いがありましたので、
そういう意味では大成功だったのかなと思っています。やっぱりそのクラウドファンディングで関わってくださった方々が有名だとか思いを共有して、そのお金を支援していただくだけじゃなくて、その後の取り組み活動の内容の中でも関わってもらえるきっかけになるっていう思いが今のお話で伝わってきて、素晴らしいなと思います。
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クラウドファンディングの時に、例えば絵本、本を選ぶプランですとか、壁を塗るプランですとか、いろんなものを用意させてもらって、皆さんこう自分でここは塗ったよとか、この本自分がこう導入したよというようなお話を今でも知っていただけるのは本当にありがたいなって思いますね。
素晴らしいですね。子育てをしていく中で公約所だとか公約が設置をしていく、つながれる場所以外に民間の方々がどんなふうにその技術だとかノウハウだとか知見を生かして新しいシステムでそういう場を作ってくださるかってことを本当に行政機関としても頼りにしているところですし、ありがたいなっていう意味ではいろんな工夫がされていると思います。
そしてこの秘密基地での活動、この拠点を中心とした活動とともにですね、イベントとしていろいろな取り組みもされていますよね。
そうなんです。先ほど事前打ち合わせの時にも話題にしていただいたんですが、サンシャインシティにて伊藤くんがイベントした際には帰宅を飛び出して見学まで来てくださって。
盛り合ってましたね。
ありがとうございます。そうなんです。
反響いかがだったんですか。
チケット制にしていたんですけれども完売しまして、かつ増幅するような形でとても喜んでいただけたかなというふうに思っています。
地元キッズフェスを夏冬2回昨年実施されて、もう本当に各ブースいろんなクリエイターの方々が子ども目線で腰を下ろしていろんなことを伝えて体験できるようなその各ブース見ながら私もちょっとお邪魔をさせていただきましたが、
帰宅だけじゃなくていろんな子どもたち参加されてたように感じたんですけども。
そうですね。ちょうど場所が区境ということもありまして、
豊島区、北区、板橋区と3区のお子さんがたくさん来ていただいて、北区のクリエイターさんを他の区のお子さんにも紹介できるようなそんな機会になったかなというふうに思っています。
なるほど。そうやってはみ出して活動されているところがとても強みであり特徴であり素晴らしいなというふうに思っています。
ありがとうございます。
ここまで真木子さんについて、そして地元キッズの活動についてじっくり深掘りをさせていただきました。
本当に真木子さんの行動力、そして熱い思いをひしひしと感じる回となりました。
2話は冒頭お話をしたトークテーマ、子どもの未来を社会全体で想像するについてザック・バランにお話をしていきます。
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さまざまな活動を通じて、より近くでたくさんの子どもたちに触れ合う真木子さんだからこそ見える現状の課題であったり、子どもの未来をより良くするための意見交換をリスナーの皆さんと共有できればと思います。
来週もぜひよろしくお願いいたします。
皆さん、次回もお楽しみに。素敵な1日をお過ごしくださいね。
パーソナリティ・山田香菜子でした。