1. 夜明けのトレイル
  2. #04 回想モンブラン!UTMB2009
2024-08-21 56:45

#04 回想モンブラン!UTMB2009

spotify apple_podcasts

今回のテーマは「UTMB」
・遂にOSJ山中温泉が「Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB」に!
・「激走モンブラン!」世代が日本でのUTMB黎明期を語る
————————————————
#04 index:

前半:OSJ山中温泉とKaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB

後半:UTMB2009年当時の現地シャモニーの様子と日本のトレイルランニングシーンを振り返る

————————————————

【ジングルボイス募集】
番組途中に入るジングルの声を募集しています。
あなたの声をスマホの録音機能等で
"夜明けのトレイル"
と録音し、
その音声ファイルと番組内で紹介できるお名前、
番組へのメッセージや感想、質問、リクエスト等を添えて、
trailafterhours@gmail.com
まで送ってください。

♪音声形式:mp3,WAV,AAC
♪時間:5秒以内

あなたの声をお待ちしております!

--
Host:
⁠⁠Yuko Sugizaki @⁠⁠⁠urara_sky⁠⁠
⁠runblur @⁠⁠⁠runblur ⁠⁠⁠⁠
⁠番組⁠⁠⁠Instagram @⁠⁠⁠trailafterhours⁠⁠⁠⁠

ハッシュタグ: #夜明けのトレイル

--
..........♬ MUSIC ♬Artist: tubebackrTrack: Be There@⁠⁠tubebackr⁠⁠Free Download - ⁠⁠⁠⁠hypeddit.com/tubebackr/bethere-1⁠⁠⁠⁠.............

サマリー

UTMB2009について回想が行われ、山中温泉巨大レースの話や、その決断に関連するリスクと勇気が語られます。レースの構造や競技者の体験も深堀りされ、特にコースの厳しさに焦点が当てられています。このエピソードでは、2009年のUTMBに向けた準備や出場の経緯が語られ、特にCCCのカテゴリーにエントリーした際の情報不足や、周りの人々との情報共有が重要なテーマとなっています。また、当時の山の文化やシャーモニーの雰囲気が紹介され、壮大なモンブランの景色や大会のスタートの盛り上がり、参加者の体験が詳細に語られ、特別な思い出が共有されます。2009年のUTMBでの日本人選手の活躍が印象的であり、特に上位に入った選手たちの姿が感動を呼び、次世代のランナーに影響を与えています。さらに、PTLという新たなカテゴリーに対する興味が生まれ、挑戦する意欲が芽生えています。このエピソードでは、2009年のUTMBについて振り返り、挑戦者たちの経験や感じたことを共有し、地図読みやナビゲーションの重要性、さまざまなコースについても語られています。

UTMBの決断
この番組は、トレイルサバイバー、そしてストック職人のランブラーと、私、ゆう子杉崎でお送りいたします。
こんにちは。
始まりましたけど、今回ね、回想モンブランっていうね。
そうですね、回想モンブランとは何でしょう?
ちょっとあるタイトルに、ちょっと似てるね。
激走モンブランですか?
激走モンブランね。
みたいな、ちょっと、なんでこの話をしようかなと思ったら、
山中温泉がね、
ホットな話題ですね。
ホットな、バイUTMBになると。
レースのタイトルも、なんとかスパ?
カガ、スパトレイルエンデュランス100、バイUTMBですね。
山中温泉、あらため、ですよね。
あの、OSJさんが。
そうですね、タッキーが。
いやー、すごいですよね、これ。
おそらく、去年、自分が実は、山中温泉の80Kに出ていて、
そのときに、UTMBの実行委員の人たちがね、視察に来ていて、
そうなんだよね。
なんで、やるかもね、みたいな話をしてたし、
割とエイドエイドにね、その人たちがいて、応援してくれたりとか、視察してて、
これは、やるんだろうな、みたいな。
匂いはしてたわけですね。
してましたね。
カトリーヌさんも。
来てなかったです。
来てなかったんですね。
でも、すごい決断ですよね。
ですよね。
いやー、すごいなと思って。
自治体の人とかもね、巻き込まないと、これできない大会じゃないですか。
かつ、国際的な大会になるってことで、いろいろな障害が、障害っていうのか、ハードルっていうんですかね。
範囲ある中で。
かつ、地震がね、あって、
だから、ほんとに、いろんな人のね、リスクを負ったね、勇気ある人がいて、その人たちの決断で、実現するんだろうなっていうか、
だから、すごい、この発表がね、やるんだろうな、やるんだろうなっていうか、タッキーとかも、インスタでしょっちゅう匂わせてたよ。
いつ、明らかにするんだよって思ってたら、とうとう明らかになって。
改めてね、やっぱすごいなって思いますね。
いろいろなことを決断されて、英断されたということですね。
エントリー費もね、めちゃくちゃ高くなるのかなと思ったら、3万9千円ってことで、だいぶ頑張ったんじゃないかなって。
海外の人から見たら、安いぞぐらいな円安で、ぐらいな感じになっちゃってるかもしれないし、
それもあって、クラウドファンディングも立ち上がってるみたいだし、
そんな感じで、いろんなね、協力を得ながらやっていくんだろうなと思いますね。
レースの厳しさ
山中温泉80系、やばいです。
通称、山中温泉って言われてます。
去年ね、出たんですよ。
で、コース的には77キロ。
で、累積標高が4800。
で、制限時間が17時間と。
で、ハセツネとちょっと近いですよね。
ハセツネが、距離が71.5で、で、累積が4500。
制限時間はね、24時間のレースなんで、これちょっと比較にはならないんですけど、
距離とか標高とか考えると、近しい感じのイメージ。
一回も言ったことないけど、なんかハセツネのイメージしてたんですよ。
で、ハセツネで17時間って、そんなに遅くもないし、早くもないけど、
17時間ぐらいだったらみたいな、わりとトレイルランナーの中間層というか、ぐらいの人が走れるぐらいのタイムだし、
何がそんなにやばいんだろう、みたいな。
で、間奏率はでもね、結構3割だったりするときもあったり、厳しいし、
何だろうなーなんて思って、ビクビクしながらね、出たわけですよ。
で、走って、最初は第一関門とかそういったところは、普通に上りは歩きで、平地はそこそこ走って、
で、下りは気持ちいい感じで、タタタタって下るようなイメージで、
どれぐらいだったかな、最初の関門は1時間前ぐらいだったかな。
ちょっとでも、あれ、こんなに、わりとちゃんと走ってて、こんなに関門厳しいの?みたいな雰囲気がちょっとチラッとしたぐらいな感じで、
おやおやってなって。
そう、おやおやってなって、で、そのまま同じ感じで、やっぱり上りは普通に歩き。
わりとゆるい、走れる上りってあんまりなくて、がっつり上って、で、平地をそこそこちょっとあって、
稜線を少しゆるいアップダウンありながら走って、で、一気に下るみたいな。
なんかそのコースがレイアウトなんですけど、そんな感じで、自分的には何もダメージでも特になかったし、
わりとがんばってるほうかなって思ってたら、もう第2関門、第3関門に行く。
第3関門はね、ほんとあと20分ぐらいぐらいな。
えー、そうだったんですか。
そうそうそうそう、あれ、でもほんとにこんなにがんばってもこれなの?みたいな。
今までのレースだったら、これぐらい走ってたら、1時間とか2時間ぐらいアドバンテージある感じの雰囲気だったのが、
一気にですね、これは乾燥させるレースじゃないんだ。
あー、関門が厳しい。
そうそうそうそう、これは落とすレースなんだって。
大体第2関門ぐらいでちょっと気がついて、で、第3関門でようやく夕暮れというか、
なってきて、やっぱり何が厳しかったかなって、暑さでしたね。
6月ですし、自分が結構走ってて飛ばしてるぞっていうイメージだけど、実はそんなにスピードが出てないみたいな。
なんかそんなことで、やばい理由はたぶんそこなのかなっていうふうに思いましたね。
で、結局ゴールが17時間なんで、16時間46分っていうね。
100Kのカテゴリー
ギリギリ。
ギリギリ、15分きれい、もう14分しか残ってない。
しかも全然歩いてないんですよ、ほんとに。
もうがんばってない。
めちゃくちゃがんばってて、これみたいな。
やばいですね。
ゴールで、もうたっきに悪態つきましたもん。
これ厳しすぎるよって言って。
ヤバな顔して。
そうなったんですね。
そうなんですよ。
そんなレースが、今回は。
で、それがね、バイUTMBになって、どう変わっていくのかっていうね、
ちょっと、もっとヤバな可能性になるんじゃないかってビクビクしてたら、
100Kのカテゴリーがね、3つ。
3つ。
100K、50K、20K。
これはUTMBのいろんなね、レースと同じスタイルと言いますか。
こんな感じで、メインはね、100K。
タイトルも100ですからね、100になるんですけども。
で、距離が105キロで、累積が6100。
で、朝7時スタート。
で、スタートフィニッシュの山中さんは今と変わらずと。
で、制限時間がね、26時間っていうね。
なんで、あれ?今まで80Kで17時間。
で、プラス20Kされて、26時間ってことは、9時間伸びたってことですよね。
これは人気が出ますね。
これは、なんかあれ、あんまり山中じゃなくなっちゃったかな、みたいな。
これ、あの、定員って何人ぐらいなんですかね?
定員何人、ちょっとね、調べてなかったんですけど。
ただ、ストーン持ってる、今までUTMBレース出てる人優先になっちゃうから。
もう、埋まっちゃうんじゃない?
だから、一般で入れる枠が相当狭いから。
これは、なんか一般枠が瞬殺なんじゃないかな。
そうですよね。
そして、50キロのカテゴリーのほうが。
そう、50キロが、距離が58キロ。
まあ、もう60ですよね、58キロ。
そうですね。
で、累積が3100。
で、スタートが1時間ね、100Kより1時間後の8時。
で、制限時間が13時間。
あれ?50Kで13時間、みたいな。
こちらのほうが、山中。
ちょっと、山中温泉ですよね、これね。
じゃあ、100キロが狙いどころっていう感じですかね。
100Kちょっと無理かな、50ならいいかなと思ったら、ちょっと待てよと。
ですね。
50Kは、これ、けっこう頑張んないと。
ですよね。
いやー、でも、これ100Kは瞬殺ですね。
そうそう、だから、100K出れないから、50K出とくかってなると、もう、頑張りなさいって感じのレースになりますね。
そうなんですか。
で、20キロっていうのが。
これは、もうあれですね、一緒に来た人のサービス的なカテゴリーになりますよね、いつも。
まあ、UTVで必ずあるんですけど。
おまけみたいな。
20キロで、累積が800だから、高尾さんがね、599なんで。
なるほど。
これは、おまけです。
ぐらいですね。
で、6時間。
ただ、6時間なんでね、ちょっと、慣れてない人にとっても、ちょっと厳しいかもしれないですね、頑張るとっていう感じで。
いやー、でも、あれですね、105キロで、26時間。
そうですね。
これは、大サービスなんじゃないですか。
ねえ、なんか、これはあれですね、世界中から選手が。
そうそう、期待があるですよね。
まあ、そんな、UTMB、バイUTMBのレースが開催されるということで、そして、ほんちゃんのMBも、いよいよ今月下旬。
そうですね、8月の。
ですよね。
えっと、去年のエントリー総数が、日本人が。
えっと、177名ですね。
ああ、そうなんですね。
全部のカテゴリーかな。
出場者が。
そうですね。
CCCとか、PTLとか、TDS。
はい、MCCまで。
そうですね、含めて、177。
で、UTMBのね、全部のカテゴリーで、2800と。
ああ、そうなんですね。
ちょうど、フランスでオリンピックが盛り上がっていて。
ねえ、今、いろいろ。
ね、やってて。
あと、まあ、終わっちゃった後になりますけど、
はい。
なんとなく、こう、オリンピックイヤーに、フランスに行けてね、なんとなくこう、五輪のね、残りがみたいなもの。
ですね。
雰囲気、感じられそうですよね。
うんうんうんうん。
今年行く人は。
で、なんかあの、マウンデンマイクがオリンピックの競技に。
ね、なったりね。
ね、なって。
知ってるから。
いや、フランスでね、最初やるって言うから、これは取れるな、もう入るんじゃない?って、なんとなく思ってたんですよ。
はい。
なんかメーカー多いじゃないですか、サラモンとか。
うんうん。
だから、やるのかな?なんて思ってたら、まあ、入んなかったですよね。
うんうんうん。そうですよね。
まあ、いろいろ大変なんでしょうね。
まあ、まず、テレビ中継大変ですよね。
大変ですよね。
うん。
たしかに。
ずっとドローン飛ばしてるわけにはいかないですね。
そうですね。撮影が大変。
そうそう、だから。
ですよね。
うん。
だから。
撮影する人も必死ですよね。
はい。
ね、バックヤードウルトラチキンすればね。
そうですね。
ね。
たしかに。
あれだったらできそうですけど。
たしかに。
それで、見た目楽しいのかっていう話もあるんで。
たしかに。
ね、なんで、まあ、結局、やんなかったですよ。
なんか、いつかね、また、トレーラーのね、こう、オレミックのね、カテゴリとかに入ると、また、おもしろくなるんじゃないかなと。
たしかに、そうですよね。
UTMB出場の決意
ね、でも、いつかあるかもしれないですよね。
今の若手の皆様が。
ね、スケボーもなったし。
そうですよ。
BMXもなったし。
はい。
ダンスまでなってますからね。
そうなんですよ、ほんと。サーフィンとかもね、前回もね。
あとは、コスモ。
はい。
ね。
はい。
なってないのは、もう、トレーラーぐらいしかないんじゃないかぐらいの。
うん、うん、うん。
たしかに、そうですね。
はい。
そして、ランブラーさんといえば。
はい。
MVシリーズ。
そうですね。
いくつか。
そうですね、あの、UTVに関わったというか、自分が何とも触れたのが、2009年ですね。
はい。2009年。
はい。なんで、今回その、山手の中温泉がね、UTVになるってことで、ちょっと、昔どうだったっけみたいな話をちょっとね、してみようかなと思って。
海藻。
それで、海藻という、激藻じゃなくてね。
はい。
はい、海藻モブランということで、今日はそのテーマで。
はい。
お送りしたいと思います。
はい。
2009年に。
準備と情報収集
そうですね。
フランスまで行かれて。
はい。
MVのカテゴリーの中のCCC。
そうですね、CCC。
に出場されたということですよね。
そうですね。
まあ、ほんと今、ほんとに情報がなくて。
はい。
で、かつ100マイルなのか100Kなのかも、ちょっと自分の中でもよくわかってないみたいな。
当時は。
当時に感じだったし。
で、走り始めたのが2008年なんですよ。
はい。
で、それまでは全く走りとかやってなかったし、運動部にもいなかったし。
はい。
で、まあそんなやつが2008年に、あの、破設年にね、エントリーして。
うんうん。
で、まあ何度か完走して。
うんうん。
で、次、何しようかなみたいな。
うんうん。
何を目標にしようかみたいなのを、ちょっと考えてたんですよね。
うんうん。
で、まあストックもね、その時自分で作り始めたりとかして。
はい。
ストック使える大会になんか出たいなみたいな、ぼんやり考えてて。
うんうん。
で、YouTubeが当時出てきた、まあ割とまだ初期の頃かな。
はい。
見てて、UTVの映像がポンって入ってきたんですよね。
うんうん。
そしたら、なんかすごい雄大な景色の中を、ストック持った選手が走ってて。
うんうん。
これだ!とか思って。
うんうんうん。
これだ!って思って。
これだ!って思って。
自分で作ったストックで、この大会に出るっていうのが、なんとなくその時に。
うんうん。
あの、ひらめいちゃったんですよね。
おー、なんか運命ですね。
うん。
で、じゃあ出るかってなって、で、とりあえずUTV出ようって思ったら、なんかポイントがないんですよね。
うんうん。
それはそうですよね。
はい。
で、あの、当時何点だったかな。
うんうん。
4点とか、6点とか、割とね、低い感じだったんですよ。
はい。
うん。
たぶん、その100Kのレース2本出てれば出れるとぐらいな感じだったかな。
うんうん。
100Kか50K、1個ずつだったかな。
まあ、そんなようなぐらいのカードローの低さで。
はい。
で、あ、でも、俺、あの、破節年しか走ってねえや、みたいになって。
うんうん。
で、破節年で走ったら1点もらえるんですよね。
うんうん。
あ、で、1点で走れるカテゴリーが、そのCCCだったんですよ。
うんうんうん。
あ、それでCCC。
そうなんですよ。
はい。
あ、CCCなら出れるんだ、と思って。
うんうん。
で、その12月のね、あの、エントリーの時にあって、その時いろいろ、まあいろいろ調べ、まあ英語のね、ページと調べながら。
うんうん。
これでいいんだろうか、みたいな感じで、エントリーして。
うんうん。
で、1月に、あの、まあ通過しましたよと。
はい。
いや、でもすごいですよね。走り始めたのが2008年で。
そう、そうですね。
翌年に、もう、これだって思って。
しかも、あの、もういけない100マイル走ろうとしてましたからね。
もう無謀ですよね、今と思えば。
いやあ、素晴らしいと思います。
はあ、やっぱりですよね。
目に飛び込んできた映像が、やっぱりあの景色で。
そうですよね。
まあ、何かすごくこうヒットしたんでしょうね、自分の中に火がついたというか。
うんうんうん。
まあ、日本のやっぱり山って、わりとこう木に囲まれてて、景色がそんなに見える景色がないんですけど、向こうは木がなくて、そんな広い、しかもダブルトラックがありそうな広い道を。
はい。
で、奥にね、アルプスとかモブランの山々が見えて。
うんうんうん。
そんなんか、雄大なところをね、走って景色見て、あ、これはいいや、とか思って。
えー、じゃあ、まあ1月に、まあ、当選しましたよってお知らせもらったとき、嬉しかったでしょうね。
嬉しかったというか、ああ、逆にちょっと緊張というか、ああ、通っちゃったよ、みたいな。
うんうんうん。
うんうんうん。
まじか、みたいな感じで。
行くんだ、みたいな。
うんうんうん。
どうしよう、まだ百景とか走ったことないのに。
はい。うんうんうんうん。
そう、そんな感じで、で、当時、ほんとに情報がなくって、どうやってシャモニアまで行くのとか。
わかんないですよね。
海外レース出た人も、そんなにいない時代だったし。
はい。
で、それこそね、あの、ともさんとかも、当時、ラン仲間だったんですけど、あんなに今海外行っている人が、まだ行ったことがない状態でしたから、
もう誰も行ったことが、周りに。
うんうんうん。
もう行ってるのが、その、モンボラン、ね、UTMB出てたのに、石川さんと株主さんぐらいだったんで、
はい。
全く情報がないわけですよ。
うんうんうん。
なんで、どうしようと思ったら、あの、その、えっと、ブログでね、当時はいろんな人がブログでつながってたんですけど、
はい。
あの、めざせツールドモンボランっていうね、ブログを書いてた、鈴木優次さんがいて、
はい。
ま、スーさんって言ってますけど、ま、スーさんが、わりとその、日本ではその、一番このUTMBに関するね、情報を発信してったブログかなっていうところで、
うんうんうん。
で、ま、あの、スーさんにコンタクトとって、いや、あの、実はCCCね、エントリーしたんですよ。
うんうんうん。
で、スーさんも入ってて、入れてて、で、あの、じゃあ一緒にね、頑張りましょうみたいな感じで、情報共有をして、
で、ま、当時その、ま、一般人として、UTMBを走ってた人がいたんですよ。
レースへの挑戦
うんうんうん。
で、その人は、あの、かとりせんこうさんっていう方で、ま、知ってる人は知ってるぐらいな、なんだその名前はみたいな感じですけど、
はい。で、その人は、ま、あの、ま、海外とかね、仕事を結構、あの、してたりする人で、で、日本にちょうど今来てて、
うん。
で、あの、話聞けるから、一緒に会いに行かないって言って、スーさんに誘われて、で、板川へ行って、
うんうん。
で、もう根掘り葉掘り。
うんうん。聞いて。
聞いて、どうやって三谷まで行くんですかとか、
うんうんうん。
その、レースの雰囲気であるとか、
はい。
あとは、その、ま、向こうの山のことももう全然わかんないじゃないですか、
うんうん。
どんな服着たりして、
気候とかもわかんないですよね。
気候もわかんないし、
うんうんうん。
だからもう、ありとあらゆることをね、
はい。
もう、聞き出して、
ええ。
で、ま、そういった感じでね、
うんうん。
あの、情報を得る、得ながらね、
うーん。
やってましたね。
はあ、じゃあ、その方のおかげで、なんとか、
そうですね。
それはありますね。
うんうんうん。
で、その前の年は、たぶん日本人って、
はい。
何人ぐらい、ま、10人もいなかったんじゃない?
うんうんうん。
で、その、ま、たぶん、その、株主さんがね、
うんうん。
UTMで走ったよっていうこともあって、
うん。
みたいなのをみんな知って、
うん。
それで、その、今年、その、2009年に、
あの、エントリーした人が、だいたい日本人で30人ぐらいいたんですよね。
おー、30人。
うんうんうん。
で、ま、その人たちとも、ま、わりとレストで顔見知りだったりする人も何人かいたりして、
うんうんうん。
で、あの、メイリングリストを作って、
うんうんうん。
で、あの、みんなそこに、あれ、ほんと、わりと、何、20人ぐらい入ってたのかな?
うんうん。情報共有し合って、
そうですね、し合いながら、
うんうんうん。
当時、ね、当時、その、8月までね、
うんうんうん。
こう、いろいろ情報共有しながら行くっていう、
うんうんうん。
感じなことをしてましたね。
あー。
うんうんうん。
1月から9月まで、9月、8月の末かな?
うん。
まで、
うん。
ま、7ヶ月、8ヶ月間は準備で、
はいはい。
そうですね。
はい、そこから。
はい。
えー。
えっと、あの、北端、もう今ね、やってないですけど、
はい、えー。
北端沢のレースに出たり、
はい。
それから、こないだね、
うん。
あの、前回も走りましたけど、
はい。
温滝、
はい。
百慶に、初めてね、その、やっぱCCCで百慶でんのに、
うんうん。
百慶走ってない、違う、ちょっとね、
うふふ。
なので、百慶に出て、
はい。
で、えー、ま、それは7月で、
はい。
8月のCCCに出ると、
うんうん。
いうような感じの進め方をしてましたね。
うーん、うんうんうん。
頑張りましたね。
そうですね。
はい。
レースを頑張ったっていうより、
うんうん。
どうやってそのレースに出るかとか、
うんうん。
なんかそういう方の情報を得ることを、すごい頑張ってた感じですね。
うんうん。
なんかあの、必死ですよね。
うん。
楽しいですよね、こう、
そうそうそうそう。
今みたいに、わりといろいろなことがすぐに調べられるような状況ではなかったと思うので、
そうですね。
うんうん。
2009年のUTMBの雰囲気
あのね、今みたいな、ああいう旅行のサイトとかね、ホテルとかもない、
まあ、ありましたけど、まだweb2.0とかそんなんじゃない年だったりするんで、
うんうん。
ホームページで、で、あの、向こう英語通じんのかなみたいな感じで、
うんうん。
連絡したりとか、
はい。
そう。
えー、すごいなあ。
うん。
なんで、そんな感じで、で、
まあ、ちょうど、けっこう秘密にしてたんですよ、その出るのギリギリまでね。
はい。
なんで、ほんとにね、もしかしたら仕事とかもあって、
うん。
出れないぞっていう可能性もあったりするので、
はい。
で、まあ出れるぞってなって、
うん。
7月ぐらいかな、7月か8月、そのオンタケ終わったぐらいに、
はい。
いや、実は出るんだ、みたいな話をしてたら、
うんうん。
あの、まあそれヤマナね、
はい。
それまでのヤマナかもから、なんかツイッターやったら、みたいな。
うんうん。
言われて、
あ、そんなのあるんだって思って、
うん。
じゃあ、その、シャーモニーのね、
うん。
UTMの雰囲気とか、そういうのをツイッターで流せばいいのかなって思って、
うんうん。
で、その時に2008年、2009年か、
はい。
ツイッターに入ってみたいな。
ああ、そうだったんですね。
そうですね。
それまではもう、
うん。
あんまりSNSみたいなのがね、
うんうん。
ミクシーがもうちょっと限りというか、終わりかけていて、
はい。
ブログが盛り上がって、
うんうん。
で、SNSといえば、なんかツイッターが盛り上がってきた感じですかね。
はい。
そんな時代でしたね。
ああ。
うん。
まあ、今となっては、
はい。
ねえ。
ねえ。
大会のスタートと景色
なつかしい。
なんでもね、すぐ調べれる時代じゃなかったですね。
そうなんですよね。
いやー、でも2009年に出場されてみて、
うん。
実際に、シャーモニーに行かれて、
そうですね。
やっぱりね、その山に近い、その山のカルチャーみたいなのが、
うんうん。
こんなに盛り上がってる、
うんうん。
というか、
はい。
山の観光でね、成り立ってる日本にもありますけど、
はい。
なんかその規模がもうちょっと大きい感じで、
うんうん。
モンブランの近くにこんなに街とかホテルがあって、
うんうん。
で、山を楽しむね、
うんうん。
こんなにいるんだなみたいなのを、
うんうん。
結構目の当たりにして、
うんうん。
まあ冬はスキーでね、
はい。
で、春夏はその、まああの、そのUTMB自体、
うん。
あのね、ツールドモンブランっていう、
はい。
コースで、あの、1週間ぐらいかけて、
うんうん。
歩いていくコースを、走って2日で行っちゃいっていう、
うんうん。
大会ではあったりするんで、
はい。
ほんと本来だったら歩くコースですよね。
うんうんうん。
なんで、そこに来る観光客の人とかね、
はい。
まあもちろん日本人の、そういうあるハイキングの人たちもいっぱいいたし、
うんうんうん。
で、世界各国から来てて、
うんうんうん。
で、しかもその山が高いし美しいしね、
うーん。
で、で、もっとびっくりする、まあ富士山とかって巨大じゃないですか、
はい。
で、遠くから見ないとちょっと、
うんうん。
全体像が見えなかったりするんですけど、
はい。
モンブランとかの場合は、なんか弾丸入れっぺでドーンっていきなり現れて、
うんうん。
まあトップは下からだと見えないんですけど、
はい。
トップに近いとこぐらいまではちょっと見えちゃったり、ちょっとね、
うーん。
あのびっくりしました。
あんまりそれまでね海外なんか行ったこと、の山とか行ったことがあったんで、
はい。
まあほんとにそのスケールの大きさというか、
へー、いいですね、やっぱり。
いいですね。
はい。
え、3000メートル系の山がもうつながってるわけじゃん。
うんうん。
あの、えっとその、なんですか。
はい。
ケーブルカーで上がって行ったらもういきなり、
あれもう富士山より高いところにケーブルカーで行けんのみたいな。
へー、いいなあ。
ぐらいな感じで、それでそこから見る景色がもう、
はい。
ちょっとびっくりでしたね。
うーん。
うん。
リアルハイジ。
そうですね。で、ちょっとあの低山というかちょっとあのちょっと山に登って、
ジョギングというかトレーラーのちょっと肩慣らしじゃないですけど、
うんうん。
ちょっと行くかみたいなのも、あのだいたいえっと走るのが、あれ木曜日だったかな。
はい。
だったんで、月曜日ぐらいに入って、
うーん。
ちょっと近場をね走ったりとかして、いうので、
したらほんとなんか、これ昔見たことある、これハイジの世界じゃんみたいな。
リアルハイジ。
スイスじゃないですけど、まあ隣なんですけど、
そうですよね。
これはハイジの景色だわと思って。
へー、もう雄大な山々が。
そうそうそう。
あーいいですねー。へー。
そうそう、なんで。
はい。
はい。
しししは木曜日スタート?
だったかな。
かな?
はい。
ですね。
100キロ。
100キロ。
はい。
90、で当時はね98キロですね。
はい。
はい。
で、あの車ゆるまでね、バスでシャモニーから行くんですけど、
はい。
で、そっからスタートで、
はい。
で、もうあの音楽とかね、
うん。
派手派手派手に、
うんうんうん。
なって、
うんうん。
あの、まあテーマソングがあるんですよ。
うんうんうん。
テレビの。
はい。
まああれが流れて。
うんうんうん。
で、あれもビデオで見てたりするんで、
おーあれが流れてるみたいな感じで。
うんうんうんうんうん。
で、すごい盛り上がって。
で、最初、まあ車ゆるがね、
はい。
からスタートして、まあ最初ずーっと上りで、
うんうんうん。
で、いきなりね、そのグランコルフェルっていうね、すごい高い峠っていうか山を越えなきゃいけないんですけど、
うんうんうん。
で、結構ね、まあ景色はきれいなんですけど、
うん。
でね、のぼりがもう味わったことぐらい長いのぼりがずっと続くんですよね。
うんうんうんうん。
で、下りももうありえないぐらい長い。
18キロとか。
うわっ。
駅であるぐらい長い下りが。
そうなんですか。
そうですね。
えー。
なんで、ほんとそんなところを今まで走ったこともないし、
うんうんうんうん。
で、最初楽しん、あ、いいなーなんて思いながら言ってたんですけど、
うんうん。
やっぱりね、じわじわじわじわってね、やられるんですよね。
うんうんうんうん。
で、もうおんたけの日じゃないぐらいもうぼろぼろいっていうか、
うんうんうん。
何がぼろぼろとか、なんか気持ち悪いとか痛いとか、なんかそういうんじゃなくて、
ほんとにもう自分の体力が、
ぼろぼろ。
もう追いついていかないみたいな。
うーん。
そんな感じでしたね。
トップ選手のゴール
なんか、ほんとに俺はこの山に勝てないんだなぐらいな。
うーん。
なんかそんな感じのつらさでしたね。
あー、だったんですね。
いやー、でもやっぱりあの、やっぱりCCCですね。
そうですね。
はい。
まあ、とはいえCCCって言うとUTMBの一番おいしいとこ。
あ、って言いますよね。
なんですよ。
はい、ええええ。
UTMBで夕方スタートでずっと夜になって、
はい。
明けてきてからの車夜なんで、
うんうんうん。
すごいおいしいとこ撮っていくようなリリースなんですけど、
うんうんうん。
なんで、だからすごい景色を楽しむにはいい感じの。
うんうんうん。
やっぱ途中でMBの選手に会ったりとかってあるんですか?
あ、いや、先、だから先スタートなんで。
あ、そっかそっか。
それはないですね。
はい、ええええ。
フィニッシュの選手を見れる。
そうですね、はい。
で、ちょうど自分たちがCCCをゴールしたら、
はい。
MBのトップの選手がね、
おー。
ゴールしてくるわけですよ。
おー。
めちゃめちゃ盛り上がってるんですよ、ゴールの。
おー。
なんかもうF1の、
あ、あの感じ。
あの感じ。
はい、ええええ。
で、それも日本じゃ見れないじゃないですか。
うんうんうん。
一番今まで派手だなと思ったのが、
破節音だったんで。
もう破節音もある意味盛り上がってますけど。
はい。
ねえ。
へえ。
もうあの日じゃないですよね、ほんとに。
お祭りですよね。
お祭りですよ、フェスですよ。
へえ。
その時のトップは?
キリアンですね。
あ、キリアンだったんですね。
キリアンが出てきたわけですよ。
あ、生キリアン。
生キリアン見ましたね。
あのー、あのー、激走モンブランでね。
あー。
出てきて、あの映像を現場で見てて。
はい、ええええ。
根気を持ってね。
はい、ええええ。
かっこいいですよね。
かっこよかったですね。
うーん。
しかも、ほんとに100マイル走ってきたのかぐらいな余裕。
うんうんうんうん。さすがですね。
もう一周いけるぞぐらいな、あの余裕。
なんだろう、この余裕はみたいな。
そうだったね。
感じでしたね。
へえ。
第2位が?
2位が。
で、その時に、かぶりあきさんかセバスチャンかっていうのは、今ほどね、今の大会ほど細かくタイムとか知れる術がなかったんで、どっちかだろうみたいな感じで、ゴールしてくるまでわかんないみたいな感じだったんですよ。
うんうんうんうん。
いやー、かぶりあきさん来てほしいなーって思いながら待ってたら、まあセバスチャンがね。
あー、第2位。
第2位で来て、で、もう地元のフランス人だから、もうまた大盛り上がりですよ、セバスチャン入ってきて。
うんうんうんうん。
祭りですね。
UTMBでの日本人選手の活躍
祭りですね。
はい。
で、盛り上がってきて、で、その後、かぶりさんが来てね。
うんうんうん。
いやー、もうあの時は熱かったですね、自分的にも。
うーん。
3位だよ、みたいな。
すごいですよね。
だからまあ、その自分がね、こう半分だけど、回ってきて、もうめちゃくちゃダメージ、まあ、しっしゃら感想したんですけど、
はい。
もう本当につらくてつらくてって感じの感想で、あれを倍走って、かつこの速さかよ、みたいな。
うんうんうんうん。かぶちゃんが。
ね。で、3位に入ってきて。
はい。
で、その後ね。
うんうん。
あのー、この知り合いが、そのゴール横のホテルに。
はい。
宿とっていて。
めちゃめちゃいいですね。
で、そのゴールを見下ろせるようなね、場所にちょっと移動して。
うーん。
そっから、もう人いっぱいで、もう全然見えなかったんで、すっきり移動して、そっから見てたら。
うんうんうん。
そしたら5位に。
はい。
横山さんが。
あ、すごいですね。
そう、みなさんが来て。
うーん。
で、その時に、上からわーっつって、もう旗振って応援してたら、なんかそれが激走モブラにもちゃんと落ちてて。
残ってる。
残ってますね。
それが私らですね。
じゃあ、10位以内に日本人が。
日本人が。
かつ、山献選手が8位に入ってきて。
すごい日本人が。
そうなんですよ。
3位、5位、8位って、10位以内に3人入るって言っててね。
うんうんうん。
なんか、あれほど日本人であることがね、誇らしかった感じはなかったですね、あの感覚。
いやー、それはうれしいですよね。
うん。
なんか興奮しますよね。
そうなんですよ。
はー。
なんで、これはなんかね、別にね、それを見に行ったわけじゃないけど、なんかそういう瞬間が見れてね。
うーん。
で、なんかますますこう、UTMV熱って言うんですか。
うんうんうん。
のが、こう高まってきちゃうわけですよね。
やっぱりどうしても高まりますよね。
そうですよね。
行けば。
うんうんうん。あの雰囲気で。
ね。
なるほど。
日本人が輝いていた。
そうですね。もう今はね。
はい。
まあ、というか、あれがあって、頑張んなきゃいけないぞってなって海外はね、すごい頑張ってるんだと思うんですよね。
うんうんうん。
なんで、まあ、日本人の人が頑張ってないからってわけじゃなくてね、よりこうね、巨大な投資が入ったりとかして、選手も強化されてみたいなね、感じになってるんじゃないかなと思いますけどね。
時代を作ってきてくれた皆様っていうところでしょうか。
そうそうそう。
はい。
で、まあ、それでちょっとその、株式会社編とかのゴール見た後に、まあちょっと1回宿戻って、で、また夜にね。
うん。
あの、まだまだ一般の人たちが続くし。
うんうん。
まあ、わりと早いランナーとかがゴールね、あのゴールも見れたりするんで。
うんうん。
で、ゴール、また夜にそのゴールに行って、こう見てたんですよね。
うんうん。
なんか、いつかU10B出たいなみたいな感じで見てたんですけど、したら、あ、そろそろマセさんが来る頃だぞみたいな感じで。
マセチガヤさんが。
はい。
日本人女子で出ていて、で、あ、そろそろ来るなみたいなことを思ってたら、なんかね、その前にね、なんか異様なね、シルエットの人が向こうに見えたんですよ、ゴールの向こう、ストレートの先に。
うんうん。
なんかね、上半身がないシルエットの。
上半身がない。
ないシルエットの人が、こう、ドッドッドッ出してくるわけですよ。
だから、うわ、なんか変なもん来たみたいな。
うんうんうん。
で、今みたいに、あんまり照明がそんなにたかれてなかったんで、ほんとに影しか見えなくって、で、なんか怖かったんですよ。
なんか、あれ、もしかして動物来たのかみたいな。
ほう。
で、近くに来たら、もうわりとこう、シニアな方が、もう前傾姿勢すぎて、腰と頭の位置が同じぐらいの高さで、もう口に、もう周りにもう唾とか泡だらけになって、もう突進してくるわけですよ。
で、うわ、なんだこの人はと思って、で、ゴールにもう頭からもう、だいぶするぞぐらいな感じの勢いで突っ込んできて、
そしたら、その先にあの、UTMBのあの、カトリーヌが待っていて、で、カトリーヌがキャッチして、っていう瞬間を見て、これは、この光景は何なんだみたいな。
で、あの、その人が誰であるっていうのは全くわかんなかったんだけど、
この、異様なあのゴールの瞬間の熱さっていうんですかね、なんか魂の塊が走ってきたみたいな、のがすごい印象に残って、
で、一応写真は撮ってたんですね、当時、その時の写真は。
で、あとあと、その人が、あの、その、激走モンブランを見て、あの、シュヴァイザーさんっていう、スイスの、あの、選手なんですけど、
まあ、あの、がんをね、患っていて、で、その抗がん剤をね、飲みながら、レースに出てたっていうのが、あとあとわかって、
あ、それであのゴールなんだみたいなのが、後でわかって、俺なんかすごいものを見てしまったんだみたいな。
しかもマセさんより早いぞみたいな、ガンなのみたいな。
見て、で、さらにこのUTMBの大会っていうか、なんか、まあおそらくね、まあシュヴァイザーさんもね、これで最後かもしれないとか、まあそういうのがあったのかもしれないですけど、
まあ本人じゃないからね、どういう思いでゴールしたのかわかんないですけど、なんかその魂のね、塊みたいなものがゴールしてくる瞬間っていうのを、
あの全く名前も知らないし誰かわかんないのに、それを感じ取れちゃったんですよ。
いや、胸打たれますよね。
PTLの魅力
あ、こんなゴールってあるんだと思って、で、そんでさらにトレイラーにね、はまっていくわけですよね。
そういうの見ちゃうと。
なるほど。
あの、執念ですよね、フィニッシュにかける。
自分のゴール、こんなゴールできんのかなみたいな、まあいまだにそんなゴールしたこともないし、
なんか眠いだなんだとか言ってらんないぞみたいな。
甘いぞっていうね。
あれを見ちゃうと、まあいろいろ考えさせられましたね。
いやでもいまだにその時の映像というか模様がはっきりと目に焼き付いてるっていうことは、なんかそれが励みになりますよね。
そうですよね。
だから、まあそれを真似するとかね、そういうことでもないですけど、たぶんそれは自然に出てくるものだったりするし、
あれだけの熱さというか、このレースにかけて出場してたんだなって姿がね、すごく美しかったですね。
いやー、すばらしいお話を聞かせていただきました。
そう、で、また夜、まあどんどんね、選手が来て、日本人のね、早い選手とかもちょいちょい来て、目切らったりとかして、
で、またやど戻って、で、朝になって、で、またレース、ゴールマギアでいろいろ見てたら、今度は3人チームでボロボロの人たちがゴールにちょいちょい混ざってくるんですよ。
なんかリュックもでかいリュック背負ってるし、この人たちは何なんだと。
ちょっと違いますよね。
なんかね、とはいえ、その人たちが来ると、えらいこう拍手とか声援が盛り上がるんですよ。
これは何なの?みたいな思ってたら、それがPTLっていうカテゴリーがあるんだと。
まあ確かにホームページにPTLって書いてあるから、あんまりもうね、UTMBすら出られないぐらいに、CCCとか自分のことで精一杯で、あんまり他のカテゴリーのことってあんまり調べてなかったんですけど。
PTLっていうのは、これなのかと。
当時は別に自分はまだ、ランナーって言えるほどでもランナーじゃなかったんですし、もともとULハイキングから入ったりしてたんで、どっちかっていうとそっちにすごい惹かれたんですよ。
なんかこれがULっていうかハイキングのもう一つのスタイルだなみたいなのに、そこでUTMBのより、俺PTL出たいなみたいなのはそこで思ったんですよね、2009年大会で。
そこから始まってるんだ。
UTMBの100マイル走る人がすげえとか思ってたのに、さらにその倍の距離走る人たちがカテゴリーがあるんだみたいなのを見ちゃって。
かっこよかったですか?
かっこよかったんですよ。
これまたおもしろいのが、3人肩組んでね、ゴール人たちもいれば、全くもう目を合わせないぐらいな、賢悪な雰囲気でゴールしてくる人たちもいたりとか、おもしろかったんですよ。
同調いろいろあったけどね。
なんで、こんなのあるんだなみたいな、で、もうまだCCCでめためたにやられてるのに、UTMBもまあまあ、もうほんと、挫折で終わってUTMBに出ようとしてたと、自分を殴ってやりたいぐらいなぐらい厳しいレースだったのが、
CCCでわかったんで、これ100マイルを走るっていうのは、もうもっと大変な努力がいるんだなって思ってて、さらにその先のPTLに出たいなみたいなのがあって、そのときにね、その2つ、まずはUTMBでよう、そのあとPTLでようみたいな、なんかそんな感じでしたね。
夢の実現
でも実際、その2009年からPTLを完走されたのが、
2018?違う、2019。
10年後。
そうなんですよ。
10年かけて、夢がかなった。
なんかね、いっぱい出てるように見られるんですけど、そのうちね、3回しか行ってないですよね、現地の。ほんとオリンピックじゃないですけど、4年おきに行くみたいな、ぐらいな感じですよね。
でもあの、2009年に、その素晴らしいフィニッシュを自分の中に焼き付けたんでしょうね。
なんかそうなんですよね。
かっこいいな、かっこいいっすね。
そうなんですよ、なんで世界にね、いろんな人たちが集まるんですよ、UTMBって。
で、順位もね、自分とね、似たようなパフォーマンスの人が集まってくるんです。
だからベスト1位の選手と10位の選手の実力って、ほぼほぼないっていうか、もう僅差なんですよね。
だからもうちょっとでも調子がくると、もう1位取れる人が10位になっちゃう。
100位の人が200位になっちゃうからな。
1位の中に10人ぐらいそれに入れる人たちが集まっちゃってるから、ほんとその、僅差でどんどんどんどん順位が下がっちゃうし、
で、しかもね、日本から行くんだったらまたね、時差もあったり。
ね、ありますよね。
あと、その距離による疲れとかね、環境も慣れてないしとか、いろいろあるんですけど、
それでね、株主選挙とか3位とかになっちゃって、すごいなみたいな。
ね、やっぱ時代を作ってくれた方ですね。
いやー、いい話を聞かせていただきました。
そうなんです。
MVに出られたのは?
えっとね、13年だったかな。
そこから、やっぱり4年後。
そうですね。4年じゃない、もっとか。
で、そっからは、またね、こういうの話はいろいろ後でやろうかな。
まあ、UTMBの話もそうですけど、しようかなと思ってますけど、
それで、このPTL、UTMBはまずはその100マイルを走りきる体力が必要だから、
UTMBの挑戦と経験
それをするにはどうしたらいいんだろうみたいなのを、で、やっぱりそれぐらいかかったりとかね、自分的には。
ただ、今まだ100マイル走れないなみたいなのが続いて、で、ようやく今ならいけるかもみたいな感じでエントリーしたって感じ。
それが2013年。
はい。
で、PTLがちょっと長かったですね。
で、やっぱり300キロとか。
で、あともう一個ね、実は何頑張ったかっていうと、地図読み。
はい。
ナビゲーション、GPSとかつけるんですけど、GPS持ってもいいんですけど、地形、交通マーキングとかがないので、地形を読む力とかっていうのはなかったんですよね。
うんうん。
なんでそれを、やっぱり走りプラスそういうのも習得しなきゃいけないっていうのがあって、それでだから、そうすぐにもね、出れるものでもなかったし、そっちは割と頑張ってたっていう感じですね。
地図読みのスキルを上げる。
上げるっていうのは集中して、で、ようやく地図読めるようになって、あ、じゃあPTLそろそろいくかみたいな感じがその2019年ですかね。
はい。
でしたね。
いやー、長い年月をかけて。
そうですね。
いやー、素晴らしいですね。
あとはまだね、TDSっていうのは出てないんですよね。
はい。
で、TDSはどんなコースかっていうと、PTLの短い場みたいな感じです。
あ、そうなんですね。
このUTMBのコースって、たぶん車よるから、北の方に向かってずっと走るんですけど、その山の、ちょうど自分の進行方向で左手側にモンブランが見えるんですよ。
で、右手側にさらにそのコースの先に山が見える、あるんですけど、で、ちょうどUTMBのコースはその中腹の道を走るんですけど、PTLはね、その上に行くんですよ。
寒そう。
さらに上の稜線に行くんですけど、そこからの景色がまた美しいんですよね。
へー。
だから、TDSはその景色の、PTLのちょっと見える景色の短い場みたいな。
で、山も険しいんで、けっこうきついです。あれはきついですね。
へー。気候もだいぶ変わりますよね。
そうですね。やっぱり寒いですよ。
これでその雪とか雨とか降っちゃうと思う。雨降ったら、たぶん絶対雪になっちゃうぐらいな感じだし、けっこう山に強い人じゃないと、けっこう乾燥が難しい厳しいレースかなって感じなんですよね。
だからまあ、次はね、もし出る、なんか何かしらのまたシャモニーのっていうかUTMBとかで何か関わるとしたら、TDSに出て、一応それで全部コンプリートみたいな。
すべてコンプリートした。
あとはもっとローイね、OCCとかね。
短いやつね。楽しく。
出れるかもしれないですけど、なんかまだね、ちゃんと走れるタイミングで、今はね、その50代でも、いつかわかんないですけど、ちょっと出たいなって気持ちがありますね。
いやー、いいですね。なんか、やっぱりあの景色って見てみたいですもんね。
いやー、ほんとね、さらに上を行く景色をね、ぜひ見てみてほしいですよね。
日本と全く違いますよね。
違いますね、やっぱり。
北アルプスとか、あの辺行くと、ちかしいものが見れるかもしれないですけど、ただ走れる感じはないじゃないですか。
あれでもうちょっと走れる感じの。
かつ、もうね、スイスとかイタリアとかを見渡せる景色が見れて。
ひゃーって言いそう。
毎年行きたい、よくPTLの人って結構毎年出てたりするんですよね。
だからその気持ちがわかりますね。
まあでもめちゃくちゃきついんですけどね、コロナウイルスはまたいつかやりますけど。
またゆっくり聞かせていただきたいと思います。
まあそんな感じで、8月ね、そのUTLに出る人は、そういった。
まあもうね、何度も出てる人はもう別に、特に珍しくないのかもしれないですけど、そういった来てる人とかね。
なんか文化とか、あとはその町のね、その大和のこう密接な、こう形成してるカルチャーみたいなのをすごく感じてもらえて、すごい面白いですよね。
ほんと楽しんできてほしいなっていうのがありますね。
ね、今出場される方は準備真っ最中でしょうね。
そうですね、もうあそぼう。
今日も高尾の方ちょっと張ってきたんですけど、もうなんかフル装備で張ってきてる人いたから、ふとく持ってたんで。
ふとくなかったら、あ、新ニュースの人かなって感じだったんですけど、ふとく持ってたんで、ああ、あの人UTL見てるのかなみたいな、人はいましたね。
いよいよですね。
今はウェブでいろいろ状況が見れるライブなんかもやってますからね。
ぜひ、私たちも映像で。
そうですね、楽しみたいですね。
そうですね。
そしてランブランさん自身は、新越100マイル。
ね、あともうちょっとですけど。
そうですね、いよいよですね。
ここまで来たらね、何ができるっていうのも特にないんですけどね。
そうですね、強兵とともに。
なんとか100キロね、までちょっと自分自身をね、できる限りダメージ少なく持っていくみたいなことがね、もうそれだけですね、考えるの。
はい。
あとねむけね。
ねむけね。
ねむけっていうか、仮眠ができるかどうかが。
そうですね、スタート前のですね。
そうそう、あれがもうほんと一瞬でもいいから、かくんってなるかないかぐらいだね。
それがすればあれば。
あと受付は一番で。
受付は一番で。
でも今回ね、ほんとにマジで全爆からいこうかなと思ってるんで。
うんうんうん。がんばってください。
はい、がんばります。
といったところで、今回はUTMBのウィークが始まる前ということで。
地図読みとナビゲーションの重要性
山中温泉とね、セットでちょっと昔のね、2009年からの。
改装。
改装してみましたという回でしたっていうので。
またぜひ続きのね、お話を。
そうですね、それをまた。
皆さまお楽しみにしていてください。
といったところで、今回はこのあたりにいたしましょうか。
そうですね、はい。
お相手は私、ゆうこ杉崎と。
ナンブラーでした。
それではまた。
また。
またね。
56:45

コメント

スクロール