1. スポーツ文化評論家・玉木正之のCatch Up
  2. 本当は意味不明のスポーツ養護
2024-04-24 09:57

本当は意味不明のスポーツ養護

スポーツ文化評論家 玉木正之
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00:00
毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
パリオリンピックのサッカー予選、残念ながら日本、韓国に負けちゃいましたね。
そうですね、グループ2位で。
2位ですね、でも通過しましたからね、まだ今度はカタールですけれども、頑張ればいけると思います。
ただ、そこでちょっと気になったのがですね、なんで負けたのかなっていうときに、選手がインタビューを受けていて、決定力不足って言ったんですね。
ああ、よく言う意味がしますね。
最後の決定ができなかったって。決定力不足、よく言われますね、日本のサッカーには。決定力不足、これどういう意味なんですかね。
ゴールを決める力がないというか、決めきれない。
決めきれないということですね、ゴールに入らない。どんどん攻撃はしているんだけど、ゴールに入らない。どうすればいいですかね。わからないですよね。
決定力を身につけようなんて言ったところで全くわからない。だから多分ね、決定力不足と言っているうちはダメなんだろうなと思いますね。
やっぱり攻撃するときにもっとロングボールを使おうとかね、細かいプレーもいいけれども、ボールをつなぐのもいいけれども、大胆にミドルシュートを打っていきましょうとかね。
もっと具体的なことを言ったほうがいいと思うんですけれども、なんかでもね、決定力不足って言うとみんなわかっているだけになるじゃないですか。
そうですね。
こういう言葉、スポーツにはものすごく多いんですよね。
そうですか。
こればっかりじゃないんですね、この決定力不足だけじゃなくて。
この言葉いっぱいありますよね。例えば、身体能力すごいですねとかよく言いますよね。
言いますよね。
何ですか、身体能力って。
運動神経がいいっていうような感じでニュアンスですかね。
よくわかんないんですよね、身体能力っていうのもね。
足が速いとか。
それから体幹を鍛える。
体幹を鍛える。
よく言いますね、体幹鍛えなきゃいけないよって。体幹って何ですか。
インナーマッスル。
インナーマッスルって何ですか。
お腹のあたりにありそうな。
体幹っていうのはね、頭と両腕、両足を除いたものが体幹なんですね。
胴体ってことですかね。
胴体ですね。ですから具体的に言うならば腹筋と背筋を鍛えましょうということになるんでしょうね。
そのあたりがわかっておれるのかなっていうのがあって、体幹を鍛えるの前に流行語なんですよ、今体幹を鍛えようっていうのはね。
その前には例えば軸がぶれないようにしましょうとかね。
軸がぶれちゃいけないとか、体が開くのはいけないとかね。
最近言わなくなりましたね。流行なんでしょうね。
こういう言葉の中で一番よくわからない2つあるんですね。
03:02
私がわからない言葉の王様2つって呼んでるんですけれども。
1つは勝利の方程式。
そんなものがあれば。
いやいやいや、あっても仕方ないんじゃないですか。
方程式っていうのは解かないといけないんですよ。
勝利の方程式ですってリリーフピッチャー出てきますけれども、
方程式っていうのはAXプラスBイコールゼロというときにXを求めるわけですね。
XイコールマイナスA分のBになるのかな。
XがマイナスA分のBだとわかったからといって方程式が解けたからといって、それが勝利にどうつながるんですかね。
そうですね。
藤松本大須那イコール勝利っていうね。
それ方程式じゃないですよね。
違うか。
もう少し正確に言うなら勝利の公式ですよね。
そうですね。公式の方が確かにそうですね。
これでもね、長島茂雄さんが最初に監督時代に言われた言葉で勝利の方程式。
やっぱりなんかね、わかったような気になるっていうところが面白いですね。
そうですね。
みんなわかったような気になって使っているという。
これはもう最高にある意味でいい言葉なんか面白い言葉かもしれない。
なんとなく互換がいいみたいな。
本当は何にも分かっていないのに分かったつもりになれるという。
そうですね。
それの王者と言えるのが進化ですね。
進化?
進化と進歩はどう違うんでしょう。
そうか。
進歩はね、確かに前に進んでみんながいいなと思う方向に進むのが進歩なんですよね。
ところが進化というのはいろんな方向があって、
例えば人間には尻尾がなくなりましたよね。
これも進化ですよね。
そうですね。
でもある意味これ退化なんですよね。
尻尾はあった方がいいかもしれないという。
ですから未来に向かって進化はしていっても、
それが果たしていい方向かどうか、
これはなかなか分からないことで、
私が一番首をかしげたくなるのは、
例えばお寿司屋さん。
最近進化しましたよね、すごく。
新幹線がお寿司を届けてくれたりとかね。
ぐるぐる回るだけではなくてビューと飛んできたりとかね。
これは寿司屋さんの進化ですよね。
果たして進化した寿司屋さんの方がいいでしょうかどうでしょうか。
難しいですよね。
だからスポーツでよくこのチームは進化してますというといい方向に使うんですけれどもね。
06:01
意外と進化というよりやっぱりきちんと進歩って言った方がいいと思うような気するんですけどね。
進化の方がかっこよく思われるんですね。
だからHGウェルズという素晴らしいSF作家がいまして、
それがタイムマシンという小説を書いてるんですけれども、
このタイムマシンの100万年後か何かの世界が描かれてるんですが、
もう人間はすごく退化してるんですよね。
だからもう動かなくなったりして、地上の太陽浴びるの嫌で地下の生活を始めているというような。
これもある意味進化なんですよね。
ですから面白いのはスポーツの世界でよくしゃべられる言葉は流行語なんですね一種のね。
勝利の方程式にしてもスポーツの技術の進化とかね、チームの進化とかいうのもかっこいいなというような言葉で使われているという。
だからもうすぐまた違う言葉を言った監督とかが今度は注目されるんでしょうね。
やっぱり人を扱うためには言葉を使わないとダメなので、
人が納得するような言葉を使うといいですよね。
だからもう最近はみんなが言わなくなったのが根性ですね。
根性でいけっていうのは絶対もう言わなくなりましたよね。
これもやはり一つの流行語なのかもしれないですよね。
ですから決定力不足というのもまだ残っているんですよね。
まだ残っているのかなこの流行語がという感じで捉えているのが正しいんではないかなと思いますね。
なるほど。
スポーツってどこまで進歩するのか知りませんけれども、言葉遣いの方もだんだん追いついていってほしいなと思います。
我々伝える側の仕事をしている人間としてもその辺りは肝に銘じたいと思います。
ディスクジョッキーの方程式も頑張って作ってみてください。
頑張ります。
田崎さんありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
スポーツ文化評論家田崎正幸さんでした。
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09:57

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