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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって イラレテ イラレテ イリカミネ
三菱電機
毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
おはようございます。
日本のバレーボール、強くなりましたね。
ですね。男子も女子も。
強くなったのにも驚きますが、男子バレーに対する女性たちの熱狂ぶりにも、少々私は驚いております。
すごいですよね。
やっぱり、人気が出るっていうことは決して悪いことではないですし、
選手もやる気が出るからいいんでしょうが、パリオリンピックに男女共に出場が決まりました。
応援したいと思いますけれども、バレーボールの意味は前にしゃべりましたから、ご存知ですよね。
バレーボールは。
バレーボールの意味?
意味?バレーボールの意味?
あれ?
バレー。バレーとはどういう意味でしょうか?
谷を挟んで打ち込む。そのバレーじゃないですね。
これはボレーですね。
それはボレー。
ボレー?
だからサッカーのボレーシュート、テニスのボレーと同じ意味でバリーボールが本当の名前ですね。
はいはいはい。
ですから、地面に落とさずに手で弾くという形ですね。
これは生まれたのはというよりも作られたのはアメリカですね。
1895年にYMCAの体育教師のウィリアム・モーガンという人が作ったんですね。
これはなぜ作ったかというと、その前にバスケットボールが1890年に生まれてるんですけれども、同じようなところでアメリカで生まれたんですが、
これが結構激しいスポーツになってきて、男性が主にやったわけですね。
女子と子供たち、あるいは高齢者に、そういう人たちに遊べるスポーツができないかというので、ウィリアム・モーガンという人が考えたのがバレーボールだった。
ですから最初生まれたバレーボールというのは、よく我々が海水浴なんかに行ったときにね、ビーチボールを使ってやりますよね。
あれに似ていたものだったんですね。
それにネットをつけて勝負をする。勝負というよりも打ち合うというね。
最初のルールでは何回打ってもよかったんですね、味方同士で。
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3回とかではなかったんですね。
相手コートに返せばよかったんですよ。
だから打つとかっていうのではなくて、それこそ高齢者がやるスポーツですから、みんなが楽しんでやるという。
ですからネットの高さもね、1メートル98センチ、2メートルなかったんですね、最初は。
それが徐々に発達していったんですが、発達した理由が第一次大戦の後にヨーロッパにたくさん伝わって、東ヨーロッパで人気が出るんですね。
ですから1964年に東洋の魔女と呼ばれた日本の女子バレーボールが金メダルを取りましたね、1964年オリンピック。
そのときの相手はソビエトでしたよね。
それから東ヨーロッパが強かったんですね。
ですからアメリカとか西ヨーロッパは全然強くなかった。
特にアメリカは強くなかったのはなぜかっていうと、どうしても高齢者と女性が楽しくやるゲームだという、そういう伝統がずっと残っちゃったわけですね。
ですから世界選手権が一番最初男子が生まれたときも1949年にチェコで行われてますし、女子の世界選手権も1952年にソビエト、今のロシアですね、そこで行われたという。
その後で最近になってアメリカもすごく強くなってきたというような歴史があるんですね。
だからスポーツにはいろんな歴史がありますけどバレーボールもちょっと面白い歴史と言いますかね、そういうところがありますね。
日本に伝わったのは1912年ですが、その前にフィリピンに先に伝わって、フィリピンでできたルールがボールは3回で返しましょうというルールだったんですね。
それが世界に広がったという。
そんな中で今のルールもね、私なんかがやっていたときにはね、9人制から始まりましたからね。
そうでしたよね、かつて9人制でしたもんね。
最初は9人制でそれが6人制になって、おまけにサーブ権がないとポイントが取れなかったというのがラリーポイント制になってという風に、もう変わって変わってそれで面白くなってきて。
足使っていいときはびっくりしましたけどね。
ほんとそうですよね、足使っていいんですよね。
ブラジルの選手はよく足出しますね。
サッカー国だからかうまいですよ。
背パタクロじゃないんだからね。
そんな感じで女性と高齢者と子供向けに作られたスポーツがここまで変わってきたっていうのもこれも面白い例ですよね。
他にはちょっとない。
ただそこで私は女性が女性がと言いましたけれども、それでつい最近大問題が起こりましたね。
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アメリカの女子水泳選手の一番の成績をずっと残していたリア・トーマスという、この方がトランスジェンダーなんですね。
もともと男性だったんですね。
それで女性の宣言をしたのが第二次成長が始まった後って言われてますから。
男として十分成長した後に女性になって、その後薬でテストステロンという筋肉を増強するような男性に多いホルモンを打つのをやめて、
それぞれの反対の作業をしてテストステロンの分泌を落として、自分は女性だということになった。
それでアメリカのペニシルバニア大学で、大学の女子の記録を次々と塗り替えてきたんですけれど、
おとどしに国際試合に出てはいけない、女子の国際試合に出てはいけないという判決が下って、それを訴えられたんですね。
スポーツ国際裁判所、それの判定が先週の13日に出ました。
それでやっぱりこのリア・トーマスという選手は、女子選手としては出場してはいけないということになったんですね。
これに対して出場した方がいいという世論がアメリカにもあるんですけれども、一方でやっぱり彼は男性じゃないかという意見があるんですね。
このあたり、これ以上も喋れないと判断が本当に難しい世の中になってきたんですね。
ですから一番最初にバレーボールは女子とか高齢者のために生まれましたなんて言いながらも、バレーボールなんかでも起こり得る問題なんですね。
バスケットボールなんかでも起こり得る問題なんですね。
そこで一つヒントになるのがパラリンピックのポイント制ですね。
車椅子バスケットなんかで各障害に対してポイントがついてるんですね。
それで1チームで障害の重い人軽い人でポイントが違って、ポイントが全体で何点以下でないとダメだと。
ですから車椅子バスケットにしろ車椅子ラグビーにしろ、男性女性の区別はないんですね。
男女一緒に出る、誰が出ても行ってみれば構わない。ただしその各選手にポイントがついてるんです。
さてこのポイント制というのはこれから将来のオリンピックなんかでもひょっとして参考になるかもしれない。
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なるほどですね。
男と女っていう分け方がちょっとしてこれは不可能になる世の中でね。
これからはスポーツはポイントに分かれてやるのかなというようなまだこれはっきり言えないわからないんですけれどもね。
ちょっとこれから考えていく必要があるなと。
バレーボールとそのトランスジェンダーの方のことからそんなことを考えてみました。
いかがですかね。これは未来のスポーツを考える上では絶対避けて通れないことですからね。
本当にそうだと思いますね。しっかり考えるべき問題だと思います。
玉木さんありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
スポーツ文化評論家玉木正彦さんでした。
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