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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。日本のサッカーは強かったですね、5-0。
でもまだ予選の最初ですから、何とも言えないとは思いますけれども、それに比べてソフトバンクも強いですね。
いやー、本当に予選でも強さを発揮してますよね。
強いです。貯金21ですよ。
そうです。
これ昔、川上監督、古いですね、V級巨人と言われた。
それと、ヘッドコーチをしておられた牧野茂さんに聞いたことがあるんですけれども、
国母監督はどう考えておられるか分からないんですが、貯金20を超えるとノーサインだったそうです。
もう選手に任せてたってことですか?
任せる。何も出さない。それも一つの経験だということで、自分たちで勝手にしやれということをやっていたそうです。
だから優勝を目指すためには、貯金20が一つの目安だったと言えるわけですね。
そんなペナトレースなんですけれども、今マラソンでいうとどの辺を走っているかということをよく言われますよね。
もうすぐ中間の折り返し点だというの。
これはあらゆる監督の方にインタビューしてみると、どうも間違いみたいですね。
え?
この考え方は。
どういうことですか?
星野監督なんかも言っておられたんですけれども、マラソンを走っているつもりは全くないと。
短距離ダッシュの繰り返しだと言い方されてました。
143本ダッシュしているってことですか?
そういうことです。
しんどいですね。
143本じゃないんですね、実は。
違うんですか?
やっぱり基本が3連戦ですから。
なるほど。
3試合ずつダッシュしているというような感じで。
それで5試合戦った時点で、3勝2敗、勝率6割だったら優勝なんですね。
それで5試合が2勝3敗だったら再開なんですね。
だいたいそういう繰り返しでやっていくということみたいですね。
ですからそのうち監督という仕事で、一体再敗とかで何勝くらいというふうに思われますか?
143試合やった中で監督の力で勝ったっていうのも。
最終的には監督かな?どうだろう?半分くらいですか?
割にたくさんの通常を言われて良かったなと思うんですけれども、
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よく1点差試合なんかだったら監督の力で、
ここは選手がやってるもんだから、みたいなことを言われる方が多いんですが、
これは星野監督とか小場監督とか、それにその他の監督の方に聞いた時に、
面白い答えがほぼ帰ってきますね。
というのは何勝くらい監督の力で勝ったって言えるんですかね?
全部だっていうね。
失礼しました。それは全部ですよね?
それは全部ですね。確かに全部ですねって答えるしかないんですけれども、
これは星野監督の言葉なんですけれども、監督がキャンプ地を決めて、
トレードにアドバイスをして、新人のドラフトの名前をチェックして、
それから練習のメニューを立ててということを考えた結果が何勝だった?
それは全部俺のもんだって言われたのは、これはなかなか確かない。
そうだなと思いましたけれどもね。
これは広島を率いられたり横浜を率いられた小場監督とか、
それから近藤監督なんかも言われてましたね。
意外と選手任せかなと思っていた監督なんかも、
いや全部俺のもんだよっていうふうに言われても、
そのくらいの気持ちでないとやってられないっていう感じがしますけれどもね。
それは責任感でもあるってことですね。監督の責任ってことですね。
そこでソフトバンクが好調でいいんですけれども、セブライオンズは残念でしたね。
松井和夫監督が突然休業という形になってしまいまして、
そこで渡辺ジェネラルマネージャーが復帰という形ですね。
渡辺さんは初めて監督をやった時に、
Bクラスのチームから優勝してるんですよね。
もう一度それを読めようということなんですが、
日本でジェネラルマネージャーっていうのは、
ちょっとアメリカのメジャーとニュアンスが違いますね。
外国から来られている、特にアメリカから来ているメジャー経験の選手たちに聞くと、
日本のジェネラルマネージャーのことは、球団代表のことを呼びますね。
球団代表が全てやってるんだ、ジェネラルマネージングしてるんだというような答え方をしますし、
メジャーのジェネラルマネージャー、要するにジェネラルってのはどういう意味かということになるんですけれども、
これはジェネラルマネージャーの下に、ビジネスマネージャーとフィールドマネージャーがいるんですね。
野球は2人のマネージャーによって運営されていて、グラウンドの中は要するにフィールドのマネージャー。
それでビジネス、フロントのほうはビジネスマネージャーがやってると。
そのどちらの2つも統括するのがジェネラルマネージャーだという言い方ですね。
そのジェネラルマネージャーをオーナーが指名するので、ジェネラルマネージャーは全ての権限を持っていると。
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要するにフィールドのほうでトレードをしたりとか、誰か選手をクビにしたりというのとか、
それからビジネスマネージャーが行うファンサービスですね。
それから収入の管理とかですね。
そういうことをビジネスマネージャーが、ごめんなさい、ジェネラルマネージャーがやってると。
チェックしてるということですね。
日本でよくジェネラルマネージャーという場合は、どちらかというとフィールドマネージャーの上の総監督というような意味のほうが強くて、
ビジネスのほうにはあまり関与していないという感じがしますよね。
かつて、先ほどから少し名前を出しました小竹氏監督とか星野選一監督とかといっていた時代には、
川上監督とかの時代には、かなりフィールドマネージャーの力が強くて、
それでジェネラルマネージャー的なところがあったんですよね。
それこそ、キャンプ地を決めてとか、トレードを決めてとか、ドラフトの締めを決めてとか、
これの全部チェックをするのはアメリカではジェネラルマネージャーなんですよね。
チーム作りはジェネラルマネージャー、試合の栽培はフィールドマネージャーというのが棲み分けだったわけですね。
ですから日本ではまだきちんとしたジェネラルマネージャー、あるいはフィールドマネージャーを経験してビジネスまで栽培するような、
ジェネラルマネージャーは出てきていないという言い方もできると思いますね。
そういう形で出てきた方が本当は面白いんじゃないかなという感じもしています。
そういった監督が3勝2敗で優勝、2勝3敗で再開という短距離レースを何度も何度も繰り返しているから、これはまあ疲れますわね。
疲れるんですけれども、より疲れるのがセリグのほうで、今年はごっちゃにですよね。
本当に1位から6位までが、6位のヤクルトでもまだ借金7つですからね。
トップまで1位まで6.5ゲームですからっていうので、これでだいたい1ゲームを追いつくのはどのくらいかかると思います?
監督の感覚としてどのくらいあるか。
1ゲームですか?
1ゲーム差を負けている。これを追いつくって1回勝っちゃいいじゃないかって思うんですけども、勝ったり負けたりするんですよね。
1週間ですかね。
ああ、ぴったり。ピンポンですね。
これはあらゆる監督がだいたい1週間という。
それで4ゲーム差は1ヶ月。
1ヶ月あったら追いつくだろうという感じで、だいたい戦っている。これが短距離走の繰り返しの原則のようですね。
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そんなことを意識しながら見るのはあんまり面白いことではないんですが、目の前で行われている試合というのはどんなに強いチームであろうがどんなに弱いチームであろうが、
勝つか負けるか、打つか打たないかしかないんですからね。
その時の興奮とその順位の興奮とは全く別物だと思いますけど、
頭の端っこの方に3勝2敗で優勝なのだということを置いておくと面白いかもしれないですね。
玉木さんありがとうございました。
はい、どうも失礼しました。
スポーツ文化評論家玉木正之さんでした。
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