玉木正之のCatch Up
2023-08-30 12:25

玉木正之のCatch Up

スポーツ文化評論家 玉木正之
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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
昨日は惜しかったですね。
バスケットボール。
バスケットボール。
オーストラリアはやっぱり強かったですね。
そうですね。
世界ランキング3位ですけれども、
ただ、あの試合を見ていて、テレビで見ていて私は思ったんですけれども、
バスケットボールのファンもメディアも優しいですね。
優しい。
3ポイント外しても、大丈夫大丈夫、まだいけるいけるって言いますね。
そうですね。
バカ野郎入れろとか言わないですよね。
そうですね。そういう声はなかったですね。
サッカーの場合でしたら、
ああいうゴールの外し方をしたら、
何やってんだこれっていう感じにどうしてもなるんですけれど、
これはなんでかなって途中で考え出しましてね。
なるほど、確かにその差。
やっぱりバスケットボールは負けているチームもたくさん点数取るからかなという感じしますね。
サッカーの場合でしたら1対0でも決まりますよね。
その1点の重みが違うんですかね。
重みがすごいですよね。
でも勝ったチームが100点入れて負けたチームが80何点だったら、
まだいけるまだいけるっていう気持ちになるんでしょうね。
そうですね。
その違いがあるのかなと思いながら見たんですけれども、
これバスケットボールがサッカーから生まれたっていうのはご存知ですよね。
え?
え?フットボールから生まれたスポーツだという。
そうでしたっけ?
そうなんですよ。
実はアメリカで1890年にジェイムズ・ネイスミスという人がマサチューセッツ州のYMCAで、
冬でも体育館の中でできるフットボールを考えたんですね。
その時にやっぱり体育館の中狭いですから足で蹴っちゃダメだろうと。
手でやろうと。
それでゴールはどうしようかということになって、
マサチューセッツの主な産業である桃とかサクランボを集めるカゴがあったんですね。
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それを体育館の壁につけようと。
いうことで始まって最初は30人くらいとかの人数で、
人数が決まらなかったんですけれどもね。
結構多い人数でやり始めたんですが、
そこでジェイムズ・ネイスミスという人があたと困ってしまうんですね。
1年間くらいバスケットボールが生まれないりくくなっちゃったんですね。
なんでかというとオフサイドなんですね。
サッカーだとそうですね。
フットボールには必ずオフサイドというルールがあって、
ゴールの近くで待っていてチョコチョコと点数を入れるのは一番卑怯なやり方であるというのが定着していましたから、
ボールより前に出てパスをもらうというのがダメだったんですね。
オフサイドをどうしようかというと、
ジェイムズ・ネイスミスは1年間くらい悩むんですね。
悩みましたね。
狭い体育館の中でオフサイドのルールを作ったらできないなと。
だからオフサイドをやっても構わないということにしましょうということにするのに1年かかっちゃったんですね。
これはなかなかすごい発想なんですけれども、
それまで卑怯でダメだと言われていたオフサイドを良いとした。
その代わりこれはダメよというルールが新たに決まったんですけど、何だかわかります?
ドリブルしないといけない。
ドリブルしないといけない。
持ったまま歩いちゃダメ。
要するに散歩ルールですね。
散歩以上歩いちゃダメ。
これを決めたんですね。
あれはオフサイドの代わりに出てきたルールだったんです。
そういう背景だったんですか。
そうなんですね。
ですからある意味バスケットボールも世界にどんどん広がっているフットボールの文化の一つだという言い方ができるんですね。
この1890年とかってそのあたりっていうのはアメリカではアメリカンフットボールも生まれますし、
それからバレーボールも生まれますし、
バスケットボールが生まれてそれからカナダで生まれたアイスホッケーなんかも広がり始めるんですね。
これ面白いのは南北戦争が1865年に終わるんですけれども、
それ終わった後アメリカのすごいナショナリズムっていうのが高まりまして、
ヨーロッパでやってるスポーツなんかもうやめようということだったんですね。
それで新しいスポーツ、アメリカ独自のものを作ろうよということになって出てきたのがバスケットボールでありバレーボールであり、
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アメリカンフットボールだったんですね。
これはなかなか面白い歴史なんですけれどもね。
その中で世界に急に一番広がったのがバスケットボールで、
1904年のセント・ルイスのオリンピックの時にはエキジビションで採用されてますし、
1936年のベルリン・オリンピックも採用されたんですね。
バレーボールの場合はアメリカでは年寄りのリハビリテーションスポーツとして流行ったのが、
ヨーロッパに逆輸入されて、スポーツとしてどんどん激しくなっていくんですね。
こういう歴史があって、その中で一番困ったのがベースボールだったんですね。
イギリスに言葉があったんですね、ベースボールという。
それでヨーロッパから来たスポーツと、お前たちそのままやってるじゃないか、
アメリカのスポーツではないじゃないか、ベースボールは、という非難がすごく起こるんですね。
なるほど、矛先がベースボールに向いたわけだ。
これお前ヨーロッパ生まれのスポーツだと今でもやってんのか、お前らみたいなことになっちゃって。
困ったのは1900年ぐらいにアメリカの上院にベースボールの起源調査委員会っていうのができるんですね。
それで実はベースボールっていうのは、アメリカ生まれのスポーツだと。
ニューヨーク州の北のほうにあるクーパーズタウンという野球殿堂があるところですね。
そこでアブナーダブルデイという南北戦争のときの将軍が初めてやったのが歴史であろうというふうに、
国会で決めちゃうんですね、上院議会で。
それでベースボールはアメリカのスポーツになるんですけど、これ完全なデッチ上げなんですよ。
もともとはヨーロッパから来たものだったということですか。
ルールをしっかり作ったのはアメリカなので、アメリカのスポーツと言ってもいいんですけどね。
事情がいろいろあって、アメリカで実はクーパーズタウンで作られたんだなんてことをデッチ上げちゃって、
クーパーズタウンがどんどん綺麗になって、初めてベースボールをやったところだなんてところも、
グラウンドが整備されて、それでみんながそれの夢を信じるようになったのがベースボールなんですね。
なかなか面白いですね、こういう歴史の作られ方というのは。
アブナーダブルデイという将軍は実はスポルディングという人の親戚でして、
スポルディングはそのときベースボールの用具で設けた会社ですね。
今でもありますね、スポルディング。
スポーツ用品メーカーですね。
その人が親戚の人に名誉を与えたんですね。
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そんな歴史があるんですけれども、バスケットボールもどんどん広がったのはいいんですけど、
バスケットボールにも問題が出てきまして。
え?なんの?
バスケットボールってやっぱりひどいスポーツなんじゃない?
手の高い人しかできないんじゃない?
いや、そんなことないじゃないですか。河村選手頑張ってましたよ。
3ポイントですね。
3ポイントはいつ生まれたんでしょう?
いつ?
これ結構新しいですよ。
そうなんですか?
1985年なんですね。
え?まだ40年もないくらいですか?歴史として。
そうなんです。
だから私なんかが中学生の頃バスケットボールやってたら3ポイントだったかな?なかったですよ。
だから背の低い人でもできるように少しは考えようよっていう
アメリカのNBAという有名なバスケットボールと
株組織ではないんですが、もう一つ別にABAという組織がありまして
セミプロリーグですね。
そこで背の低い人が結構多かったので
3ポイントというルールが生まれたんですね。
そこで結構面白い、バスケットボールがより面白くなったというような歴史があります。
ですからルールっていうのはどんどん変えていったら面白くなるんですね。
日本ではルールを守ろうってよく言いますけれども
本当は違うんですね。ルールは作ろうなんですね。
だからこういう風に変えた方がいいんじゃないか、こういう風にやった方がいいんじゃないかっていうのは
日本からもどんどん発信していってスポーツをもっと面白くしたらいいですね。
それがまた競技の寿命というか
次世代に伝えられていくということにもつながりそうですね。
そういう風にして変えて日本も勝てるようなルールを作ればいけるかもしれないですね。
そういうようなことも考えておりました。
あとパリオリンピックを目指してアジアナンバーワン目指してバスケットボール頑張ってほしいと思います。
玉木さんありがとうございました。
どうも失礼しました。
スポーツ文化評論家玉木政之さんでした。
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