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今回のサッカーW杯でのルール変更について
2026-06-03 12:47

今回のサッカーW杯でのルール変更について

歴史、文化的視点からプロ・アマ問わず、スポーツ界の話題をスポーツ文化評論家・玉木正之がコメントします

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

サッカーワールドカップを前に、玉木正之さんが今回の大会で導入される新しいルールについて解説。選手交代の10秒ルール、スローインやゴールキックの5秒ルール、負傷選手の交代に関するルールなど、試合のスピードアップを目的とした変更点を紹介する。一方で、飲水タイムの導入は商業的な側面も指摘しつつ、スポーツにおけるルールの受け入れ方や、日本がルールを作る側になることの重要性についても提言している。

サッカーワールドカップと新ルールの導入
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
水曜日は、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
いよいよ迫ってきましたね、サッカーのワールドカップ。
旅立ちましたね。
6月15日には、オランダと第一戦が始まります。
どうなるかわかりませんけれども、なかなか出場国が多いですからね。
そうですね。
7月の下旬まで続くということで、ちょっとサッカーファンは仕事にならないんじゃないかと思いますけれども。
時差との戦いでもありますね。
アイスランドに練習試合と言いますか、走行試合で1対0で勝ったんですけれども、
日本が1点取った時はどういう状態だったかってわかりますよね。
相手が1人少なかった。
少なかったですね。
これはなぜ少なかったかというと、新たにこのワールドカップから取り入れられる10秒ルールというのができたんですね。
要するに、選手の交代するときに、交代する選手、出る選手は10秒以内にピッチを出なきゃいけないと。
フィールドから出なきゃいけないというルールですね。
今まで時間稼ぎでダラダラと外に出る人がいたのを、これを早くしようと。
それが10秒を超えたもので、1分間のペナルティが相手に与えられて、新しい選手が入るのが1分間遅れたんですね。
その1分間がアイスランドの選手は10人で戦わなきゃいけなかったと。
そのときにゴールが入ったと。
このルール変更というのは非常に面白くて、今回なかなかいいルール、面白いルールがあるんですね。
スローイン、ゴールキック、負傷者に関する新ルール
この今言いました10秒ルール、選手交代の10秒ルールのほかに5秒ルールというのができまして。
5秒ルール?
スローイン、サイドラインをボールが割りますね。
それをスローインするときに、審判が右手を挙げて投げなさいと言ってから、5秒以内に投げなかったら相手のボールになると。
なるほど。
結構時間稼ぎをして、そのときもなかなか投げないときがあったんですけれどもね。
それを5秒以内に投げなさいと。
ゴールキックもそうですね。
キーパーがボールをゴールのペナルティー線の上に置いて、蹴るときに審判が蹴りなさいと言ってから5秒以内に蹴らないと、この場合は相手のコーナーキックになるんですね。
これは結構きついルールですね。
ゴールキーパーというのはやっぱり味方の選手が位置についてから誰にボールを渡すかというので蹴りますよね。
ですから早く蹴らなきゃいけないので、この際向こうに蹴っちゃえと思い切り長く蹴るというのが結構出てくるかもしれない。
いろいろ面白いルールの変更がありましてね。
負傷した選手が、メディカルの人が入りますよね。
それで単価にノットを捨てられて外に出るということがありますけれども、もし外に出た場合、プレーが再開されてから1分間は中に入れない。
もう戻れる状態になったとしても?
戻れる状態になったとしてもプレーが再開してから1分間はダメだということですね。
ですからあんまりちょっとした怪我で時間稼ぎのために外に出るというのができなくなったということですね。
それからゴールキーパーが負傷した場合、この時はゴールキーパーの場合は仕方ないですよね。
メディカルがゴールキーパーの元に走ります。
外には出られませんから、中で負傷の手当てをしたりしますね。
この時に選手が監督の元に走っていくことは禁止。
要するに作戦のためにゴールキーパーが怪我の真似をしていることはできなくなったということですね。
そういうのも割に細かいルールですけども入りましたね。
ヨーロッパ型とアメリカ型ルールの違いと飲水タイム
スピードアップを図るということなんですかね。
そういうことですね。ですからスピードアップを図るという考えはヨーロッパ的な考えなんですよね。
というのはサッカーもそうですし、ラグビーもホッケーもそうですけれども、ナルタケプレーを続けようとするルールがヨーロッパ型のルールですね。
それに比べてアメリカ型のルール、バスケットボールとかベースボール野球もそうですけれども、アメリカフットボール、試合よく止まりますね。
サッカーとかラグビーに比べてバスケットボールなんかもよく止まりますし、選手がわざと止める場合もありますね。
これがアメリカ型のルールですね。
この違いは大きいですね。ですからサッカーをヨーロッパ型にしようと、ヨーロッパ型を推進しようというのが今までしゃべったルールの変更ですね。
ところがその中で飲水タイムというのが必ず入ることになりました。前半後半22分に選手が暑さのために水を取るということですね。
ちょうど試合の半分ってことですよね。前半の半分。
前半の半分後半の半分ですね。
これ結構微妙なんですね。
というのはインドア、屋根付きのフィールドでも行われるんですね。
だってエアコン入ってるからいいじゃないですか別に。
そうですよね。
それにコーナーキックの横とかゴールキックの裏には水は結構用意されてるんですね。
自由に飲めるところもあるんですからいいんじゃないかなという感じもするんですけど、今の暑さだったら仕方がないなと。暑さを止めるためにというのもあるんですが。
これをルール化したというのは多分、多分ですけれどもコマーシャルですね。
え?
テレビの。
その合間に入れるってことですか?
3分間。
ちょうど3分間。なるほど。
3分間入るんですね。
これ結構うまく、要するにアメリカでサッカーを推進するようになってからこの意見は結構あったんですよ。
コマーシャルタイムを入れろっていう。要するに45分間コマーシャルを入れられないと。
プレー中だったら入れられないですよね。
入れられないですよね。
ですから野球なんかでもメジャーリーグでもそれをやったときはありましたね。
テレビカメラの上にタオルを置いてる間は今コマーシャルやってるからプレーを始めないという。
そういうルールがあった時期もありました。
だからこれはちょっとかなり微妙なんですけれどもね。
クォーター制導入の議論と日本のスポーツにおけるルールの位置づけ
そうですね。
この水を飲むときにっていうのは監督と新たに作戦の打ち合わせをすることもできますし。
なんかもうあれですね。クォーター制みたいですね。バスケットボールの。
それはね。バスケットのクォーター制もそうなんですけれども。
サッカーもクォーター制にしろといったのはアメリカのサッカー協会のほうから主張があったんですね。
やっぱりあったんですよね。
あったんですね。今45分半分ですけれどもね。それを25分クォーターにしろというような言い方もあったですね。
それもコマーシャルですね。
いかにもこれアメリカ的な考えっていうことが言えるんですけれども。
そうですね。ビジネス的ですね。
でも、飲水タイムは暑いから水を飲まなきゃいけないっていうのも一つの理由ですから。
でも日本とアイスランドの試合のときにも飲水タイムにはコマーシャル入りました。
ですからこれも時代の流れかなと思うんですけれども。
ここで大事なことっていうかちょっと覚えておいてほしいのは、日本はどうもスポーツに関してルールを守れルールを守れっていうことを言いすぎる面がありますね。
だからかつて春の交通安全運動とかね、秋の交通安全運動とかいうときにスポーツマンが出てきてルールを守ろうって言いますよね。
でもスポーツマンはルールを守るのが仕事ではなくて、その前にルールを作るという仕事があるんですね。
要するに今審判団のことで新しいワールドカップのルールをたくさんしゃべりましたけれども、これには選手も異論を唱える権利が残されてるんですね。
要するに選手たちがルールを作るんですね。
ところが日本の場合は学校でスポーツを学ぶ場合すごく多くて、その場合先生が審判をする場合が多いんですよね。
ですから先生の言うことは守ろうということが強くて、ルールは守らなきゃいけないと。
だからよく、まあちょっと違うかもしれないですけど、スキーのジャンプなんかでもルール変更のたびにちょっとジャパンバッシングじゃないかとかね。
野球のルールでもメジャーリーグが変わったから日本も変えなきゃいけないとかありますよね。
日本からルールを変えようというのが意外とないんですよね、スポーツの場合。
これはルールを守ろう守ろうということばっかりが強調されていて、
選手がルールを作ろうと、ルールを考え直そうという発想がちょっとなくなったというのが残念ですね。
ですから今度のルールの、ワールドカップにおけるルールの改正も、
これは良いことなの?これはどうなの?これはこうした方がいいんじゃないの?というような討論が始まってもいいと思いますね。
単に世界が直したから直さなきゃいけないっていうことを聞くだけじゃなくって、ルールは我々が作るんだ!
という方向に行ったら、日本のスポーツももっと発展するようになると私は思いますね。
新ルールへの期待と日本のスポーツ発展
その新しいルールにも注目して、今回のサッカーワールドカップも楽しみたいなと思いますね。
面白いですね。選手早く変われ!とか10秒経ったぞ!とかいう感じですね。
そういうスピードアップすると、前回とかもアディショナルタイムがやたら長い時があったんで、
それは短くなるかもしれないですね。
そうですね。プレーのタイムをきちんとすれば、そうなるかもしれませんね。
田牧さんありがとうございました。
どうも失礼しました。
12:47

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