玉木正之のCatchUp
2023-07-05 11:53

玉木正之のCatchUp

スポーツ文化評論家 玉木正之

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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、 スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。 おはようございます。よろしくお願いします。
今日は先週に続いて、世界水泳。 世界水泳特集第2弾ですね。
日本の水泳界はなぜ強いかというので、 先週は猛練習というのを言いました。
水の中は重力がないから、いくら猛練習しても怪我をしにくい。
ということで猛練習が花開いたということですが、 もう一つ理由があります。
日本の水泳界が非常に有利に進めるのは何か。
何だろう。
これはちょっと一つヒントを言いますと、 強泳じゃないんですよ。
強泳じゃない?
世界水泳には強泳以外にもいろいろありますね。
飛び込みもあれば、水球もあれば、 アーティスティックスイーミングもあれば。
そういうふうに考えたら、 なるほどというのはありませんか。
今言っていただいた中で、メダルをこれまで 日本が獲得してきたというので浮かぶのは、
アーティスティックスイーミング。 かつてのシンクロナイズスイーミングですよね。
そうですね。
でもそれが何で日本に有利なのかというのは、 ちょっと分からないですね。
日本人が得意になっている。
得意というのですよね。何でだろう。
息を合わせやすい。
息を合わせるのが得意。
なるほど。
相手の気持ちを汲むとか。
横の繋がりが強いというのは一つの狙いですが、 違いますね。
違いますか。何でしょう。
固執泳法です。
え?
固執泳法って分かりません?
固執泳法、はー!
日本泳法とも言えますね。
古来の泳ぎ方ありますね。
古来と言っても、これは実は江戸時代の頭ぐらいから、 戦国時代ぐらいから流派が出てきて盛んになったんですけれども、
固執泳法の基本というのはご存知ですか。
顔に爪が出して。
そうです。
常に顔を水面から出して、それで泳いだり、動いたり、それから維持したり。
その姿勢をキープするっていう感じですよね。
そういうことですね。
基本は立ち泳ぎなんですね。
なるほど。
基本は立ち泳ぎですから、抜き手とか、いろんな泳ぎ方、浮き身とかあるんですけれども、
古来の固執泳法、十三派という十三の流派があるらしいんですが、
これは日本水泳連盟に加盟しています。
ですから日本水泳連盟が固執泳法の競技会なんかもやったりしてるんですね。
競技会の中にはアーティスティックスイミングに近いような、 芸術性を競うようなこともあるんですけれども、
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例えば大谷のホームランで有名になりましたが、兜がありますね。
兜をかぶってずっと泳ぐとか。
要するにこれは武士のから来てるんで、
元々は水術とか水蓮とか投水術というふうに言ったんですね。
投水術っていう意味わかります?
いや、どんな字なんですか?
水を踏むんです。
踏む水の術ですね。
投水術。
ですから足立ち泳ぎですね。
足を下に向けて水を踏んでいくという。
それが基本になるということですね。
私も出身が京都なんで、非常に親しくわかるんです。
京都には南禅寺プールという市民のプールがありまして、
そこに投水会という会があったんですね。
これは明治以来、戸敷英法を教える子ども用の学校みたいなクラブだったんですけども、
最近でもないですね、大正時代くらいからは教えも教えるようになったんですけども、
そこで育った人が奥野文子さんとか、今浅原さんの奥さんですね。
バルセロナなんかでアーティスティックスイミング、当時シンクロスナイズスイミングのソロとペアでローメダルを取った方ですね。
立花美香さんもそこの出身ですね。
要するに投水会の出身の人たちが結構アーティスティックスイミングで活躍してるんですね。
これはでもご覧になったことは、最近あんまりテレビなんかでやらなくなりましたよね。
昔はそれこそかぶとをかぶって、湖の真ん中の方に泳ぎ出して、そこで紙と筆を持って字を書いたりとかね、湖の中で。
そんなことやってたんですね。
そういうこともやってましたね。
それは最近見てないですね。
織田信長が結構水術、要するに水蓮、泳ぎですね。
これに堪能だったという記憶に残ってますし。
徳川家康は、これは本当か嘘かわかんないんですけどね。
岡崎城の前を流れる川で99歳まで泳いでたっていう。
本当ですか。
徳川家康の年齢調べたんですけど、わかんないですからね。
99っていい数字だから書いたのかもしれないですけども、そんな記録も残っていますね。
ただこの古式泳法の一番のポイントと言いますか、西洋泳法、要するに明治時代になってスポーツがいろいろ流れ込んでくるという、そのときに水泳もあったわけですね。
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そのときにクロールであるとかブレスト、日本語でいう平泳ぎですね。
バックスイミング、要するにハイ泳ですね。
そういうものが入ってきたのは、全部速さを競うんですね。
競泳って言いますよね。
日本の古式泳法は速さを競わないんですね。
ひとつは美しさとか力強さとか、そういったものを競ったと。
ですから今も古式泳法の大会の中で、重りを持って立ち続けるというのがあるんですね。
男性の場合は5キロのダンベルを持って、いつまで立っている、水の中で倒水していられるか、立ち泳ぎをしていられるか。
女子は4キロらしい。
うわーそれも重い。
というような、考え方が根本的に違ったわけですね。
そうですね。
水に対する考え方が。
それが一番面白く出ているのが忍者ですね。
忍者は敵のお城に忍び込むのに、お堀を渡らなきゃいけないんですね。
そっか。
ところがお堀を泳いで渡っていたらすぐに見つかりますね。
ですから、潜らなきゃいけない。
水遁の術とかありますね。
そうですね。潜水術ですね。
ですから、かつて昔から日本人は潜ることがすごく上手くて、平泳ぎなんかでどんどん潜って速くなるっていうので、世界のルールでは潜るのは禁止されたりもしたんですよね。
この忍者の泳ぐときに、潜るときに息を吸わなきゃいけないんですね。
昔は首脳を蹴るなんてないですよね。
そうですね。
さて、どうしたでしょうか。
どうやって酸素を取り入れたか。
何だろう。
茎とか使ったとかですか。
ピンポーンですね。
うわー。
初めて正解ですね。
初めてですね。
1年3ヶ月4ヶ月目経ってやっとですよ、玉木さん。育てていただいて。
アホなこと言わんでください。半分冗談で言ってるときに。
吹きですね。吹きの茎を加えて。
中が空洞ってことですよね。
そうですね。泳いだということですね。
ですから、日本はやっぱり海に囲まれた国ですから、水とは非常に親しんでいたということで、そういうものが残って、
今もアーティスティックスイミングなんかに続いているだろうということですね。
今はアーティスティックスイミングがすごく問題があるのが、女性が中心になっているということですね。
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オリンピックは全部男女平等でないといけないというのを基本にしてますから、今に男性のアーティスティックスイミング、今はペアなんかも世界全試験ではやるらしい。
今度やるのかどうかわからないですけれどもね。
多分、エキゼビションなんかに出てくるんじゃないかと思いますが。
そうですね。ウォーターボーイズ団っていう作品もあるぐらいですか?
そうなんです。それなんです。
あれは別に喜劇で冗談であった映画ではなくて、ある意味非常に真面目な現代のスポーツを考える上での映画というふうにも言えると思いますね。
確かにそういうふうに広がっていくといいなと思いますし。
それで最後に公式英法は、水球にも役立ちますから。日本の水球。
外国の真似ばかりするんではなくて、これから足元を見直してせば強くなってくると思いますね。
そうですね。人の見えないところ、水面下でいかに足をもがいてるかっていうのはね。
もがくんじゃないですね。水を踏んでるんですよね。
難しい。
ちょっと正解して天狗になってました。ごめんなさい。
ということで来週もまだ第3弾いきますのでよろしくお願いします。
楽しみにしております。
玉木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも失礼しました。
スポーツ文化評論家玉木正幸さんでした。
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