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フェムトーークでは随時、皆さんからのお悩みや疑問、ぶっちゃけトークを募集しています。
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さあ今回は、フェムケアのプロ中のプロ、ロートネームルーシーこと産婦人科医、津島瑠里子先生とお送りしております。よろしくお願いします。
フェムトーークで妊活の話をしたときにですね、改めて妊娠するっていうことは本当に簡単なことじゃないんだなっていうことを感じました。
ああ、そうですか。
たくさん妊活する方って今多いと思うんですけれども、妊活のために来られた患者さんっていうんですか、そういう方に先生どう思われますか。
あのね、やっぱり今の日本人の女の人って、妊娠しようかなって思うタイミングはだいぶ遅いんですね。先進国はみんなそうなんですけど、学校に行って、大学とか大学院まで出てとか、勉強したらその次はね、職に就いて、そして研修して、ある程度ね、自分でちゃんと仕事ができる人になるとみんな30個やってるじゃないですか。
で、そういう時にそろそろって思うと、実は生物学的には妊娠能力ってもうちょっと落ちてきてる時期なんですね。病気の増え。
やっぱり20代の前半かな、30までかな。だけど、でもそれはほら一般的な話で、人によって条件は全然違うわけね。
本当に40代になっても自然妊娠どんどんできる人もいる。でもそれは少ないわけで、卵巣の中の卵ってだんだん少なくなっていくし、それからその卵もね、生まれた時に持っているのが全部なんだから、だんだん卵子の老化って言われるけども老化してきて、妊娠がうまくいかない卵だったりするわけですよ。
だから本当は自分の体のピークっていうことと社会的な、社会人としてのピークがちょっとずれているっていうのを分かりつつ、自分のライフプランって言うんですけど、いつ頃妊娠しようかなとか、今の自分の体の調子はこんな感じで、例えばちっちゃい菌種があるとか、卵巣の状態はこんな感じだからちょっと早めにした方がいいのかなとかね。
やっぱりそういうことを相談しながら、戦略的に妊娠計画を立てると、もっと不妊で悩む人は少なくなると思ってるんですよ。あとね、プレコンセプションって言うんですけど、妊娠前、コンセプションが妊娠なんだけど、妊娠前から健康管理っていうのが今、世界中で大変重要視されています。
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私も妊娠したいなって思ったときに初めて、食べ物を見直したらどうですかみたいなアドバイスを助産師さんに言われたりとかしましたけど、それまで全く考えてなかったし、もっと自然に普通に妊娠するものだと思い込んでました。
本当に妊娠力高いのは20歳前後ぐらいだから、そういう妊婦さんって大体予定外で早く妊娠しちゃいましたみたいな人がいるんだけど、やっぱりお産も軽いです。妊娠能力高くてお産も軽いと本当はその時代はたくさん埋めるはずなんだけど、でもその間って例えば学校に行ってなかったとか就職もしなかったというと、
今は社会的には不利になっちゃうじゃないですか。だから戦略的に行かないといけないのね。
自分を知って、女性の体を知って、戦略的に妊活を考えるってことですね。
そのときに妊婦人科のかかりつけ医っていうのがいると相談しながら行ける。その助産師さんでいいんですよ。
私は妊娠したぐらいのときに初めて助産師さんという仕事を知ったというぐらいのレベルですけれども、もう若い頃から産婦人科への相談っていうことができればいいなと思うんですが、なかなかちょっと敷居が高いというか、どういうときに行けばいいのみたいな感じがありますよね。
国家的に制度にしたのはフランスで、フランスは1980年代から女の子全員にかかりつけの産婦人科につけたんです。
40年ぐらい前じゃないですか。
そして、月経が来たら体の仕組みは大人の妊娠できる女性の仕組みじゃないですか。
だからそれをちゃんと相談してチェックして、自分がいつ妊娠したいのかとか、その前にやっときたいことは何なのかとか。
そういうのを相談しながら人生戦略を生きていく。
すごいいいじゃないですか。日本はいつそうなりますか。
私それになろうと思ってなったんですよ。
いいじゃないですか。
だから本当に新春期から皆さんのご相談を受け付けてます。
婦人科って言うと、なんか生きにくいなとか恥ずかしいなとか。
私が若い頃なんて成立がひどかったから婦人科に行きなさいみたいなことを確か親に言われて。
いや入ってるとこ見られたらどうしようみたいな。
どういう時代なんだって感じしますけど、本当にそう思ってました。
それは40年ぐらい前ですかね。
今は違いますかね。
でもだんだん変わってきてる人多いかもしれませんよ。
あと日本がこれから急激に変わる時期だと思うの。
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フランスの80年代、今日本。
医学的には大変な健康問題を抱えている。
でもそれは本人が悪いよりも情報がないとか相談できる先がない。
医療アクセスって言うんですけどね。
医療アクセスが悪いせいじゃないかって言われているので。
これはきっと産婦人科医の方ももっと指揮を低くする努力しなくちゃいけないし。
婦人科っていうのは妊活をし始めて初めて行けるところかなと思ったんですけれども。
そうでもないですか。
月経が始まったら来ていただきたい。
どうやって行けば。病気があったり不調がないといけない。
生理が始まったのでホルモンの低みについて知りたいとか。
でも最近は私がお子さんを取ったお子さんをお母さんが連れてくる。
この子も生理が来ました。先生よろしくって言って。
何かあったら相談に乗ってやってくださいって言って。
あらお久しぶりねみたいな。
そんな顔見せみたいな感じで婦人科に行っていいんですか。
いいんですいいんです。
いいんですか。
ほんと。
ほんとよ。
ほんとですか。
ちょっとかゆいとか。
ちょっとかゆいとかね。
ちょっと生理が最近重いような気がするとか。
気がするって言っていいんですか。
いいんですいいんです。
どっちかっていうと若い人はその知識を得るとかね。
相談できる相手に対して安心できるとか。
そういう環境づくりが大事だから。
確かにフェムのことってちょっとこう自分だけで悩むっていうようなところありますけど。
本当は専門の人に聞いてもらいたいですよね。
そうですよね。
安心して本当によくなるってありますもんね。
やっぱりほらネットもねいろんな情報が蔓延しててかなりな情報合成ネタみたいなのもあるじゃないですか。
何が合成かもこちらからすると分かりませんからね。
そうですよね。
だから信頼できるプロっていうか医療の専門家にちょっと味方についてもらって。
それで伴奏してもらいながら自分の人生計画を着々とやってほしいなって思ってるんですけどどうですかね。
すごくいいと思います。
そう考えると女性にとっては婦人化っていうところは一生付き合っていけるところですよね。
そういうところですよね。
本当にもう60代ぐらいのフランス女性はね、私のかかりつけの先生が引退しちゃうのって言って。
私が10代からずっと見てもらったのにって。
それは引退するんでしょうね。
そうだろうなって思うけど。
引退していただかないとっていう感じで。
自分のやっぱり人生の伴奏者っていうふうに思ってるんだなって。
なるほどね。
いいなって思ってるところ。
そんな心強いことないですよね。
私肺癌をやったことあるんですけれども。
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肺癌をやったっていうこと?
肺癌の手術をしたことがあるんですけど。
その手術をしてもらった先生っていうのはやっぱりある種人生の伴奏者だなって今もお付き合いありますし一年に一度行ってるんですけれども。
全部わかってくれてる。何なら私の生活も性格もある程度わかってもらってるっていうような感じがあって。
確かにその先生が引退したらどうしてくれるのみたいな感覚ありますよね。
でもいいかかりつけ持ってるじゃないですか。
本当そう思います。
婦人化も持った方がいいですよね。
そういうことですよね。
美容院みたいなところ。
美容院?
美容院って必ずみんな行くじゃない。
すごい間空く人も半年に一回とか行くじゃないですか。
そんなところですよ。
美容院だと思えばいいんですか?
そうです。
じゃあ時折変わったりしますね。
そうです。
でもそれぐらいカジュアルに行ける場所だよってことですね。
そうですよ。
ちょっと前のフェムトークでなんとなく不調っていうテーマ取り上げたんですけれども、なんとなくだから病院行くほどでもないんですよ。
それでも女性の特徴なんですよ。健康特性っていってやっぱりホルモンが動くとメンタルも動くし、
代謝も悪くなるし、
そうなんですよ。
むくむとかね。
体重が落ちないと。
むくんでるのかな。
それだって漢方もあるしね、こういうことをするといいよとか、じゃあちょっとこういうことを調べてみようかとかね、そういうこともできるし。
なんとなく不調でどこの家に行けばいいかもわからない。
私も婦人化で全然。
いいんですか?婦人化で。
女性総合だもん、私たち。
いわばプライマリーヘルスって言うんですけど、プライマリーヘルスケアの医者ね。
だから女性内科、女性産婦人科、女性皮尿器科。
皮尿器も、そうか男性と女性と違うか。
尿漏れとかね、男性と違うでしょ。
お下回りのね、いろんな不快症状とか、GSMって言われて最近はね、2人に1人が、閉経期以降はね、この不快症状で悩むって言われていたりするんだけど、それを取り扱う課がなかったのね。
今までは病気になってから命に関わる病気かどうか見て、それで手術したほうがいいよとかね、そのレベルでしか仕事してなかったので。
でも今トータルヘルスケアですからね、思春期から老年期までずっと。
病気になる前にできるだけ健康にっていうことですね。
メンタルヘルスも関わっているから。
メンタルのこともまず婦人科に行ってもいいんですか。
そうです、もちろん。もちろんですよ。
みなさん知ってました?
この疾患だったら私たちちゃんと精神科の先生につなぎますけど、女の人の鬱とか不眠とかね、情緒の障害とかは割と一般的なヘルスケアの中に入っているんですよ。
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まずルーシーのところにちょっと行ってみますね。
今日はフェムトークにお越しいただいてありがとうございました。
ありがとうございます。
ルーシーいかがでしたか。
青木と仲良くなれてよかったです。
ありがとうございます。
私が何かお役に立てることがあったら何でもやりますよ。
友人や娘たちにも見せたいなと思いました。
本当、私だって女の子や女の人の助けになりたいと思って仕事しているわけだから、私に仕事させてください。
素敵です。人生の伴奏者という言葉がすごく心に残りました。
不人家というのは検査で行くところ?
検査だけ?
検査だけ。検査だけで行くところだと思っていたんですけど、顔見せとか挨拶とかちょっと調子が悪いんだと。
ちょっとした不調みたいな時にも、いける不人家さんを探したいなと思います。
そうやって使いこなしている人ってかっこいいじゃん。
そう思いますよ。
ぜひ本当に何でも相談してください。
ということで今回はロートネームルーシーこと産婦人会の津島瑠梨子先生と
ロートネーム青木こと私青木沙耶香でお送りしてまいりました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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