00:04
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
このポッドキャストは、フリーランスとして活動する実の姉と弟が、お互いの近況報告がてらゆるくおしゃべりするポッドキャストです。
なあなあ、俺、今、コーヒーの雑誌の仕事してるやん。
で、時々、何やなあって思うのが、カフェとか行くやん、で、バリスタの人と話しするやん。
で、お仕事何してるんですかってなるやん、ちっちゃいお店とかやと。
で、あー、えー、編集みたいな、みたいな。
で、何の、どんな雑誌なんですか、みたいな。
いやー、コーヒーの、みたいになって、で、こう、まあ、スタンダードっていう雑誌をしてて、みたいな話をした時に、痛く緊張されることがあるんや。
でも、俺、コーヒーのプロじゃないわけよ。
そうね。
うん、だから、別に、それでジャッジもせんし、
まあ、おいしいな、好きやな、とかぐらいの感想やからさ、
どんな、こう、恐縮してほしくないんや。
で、ちょっとそれ以外の場でも、同じような気持ちを抱くことがあるから、今日のテーマは、
なあなあ、フラットな会話をするためには、どうすればいいと思う?
あるね、そろそろこの年になってくると。
そう、年齢的なものもね、たぶんあるなと思うんやけど、
で、まあ、姉ちゃんもさ、言ったら社長の肩書を背負ってるわけで、
自分の発言に変な重みがついてるなって、感じたことはないかなと思うわけよ。
で、ちょっとそれ以外のね、カフェ以外の場で言うと、
例えば、会議して、ブレインストーミングみたいなことをするとするやん。
で、例えば、俺のほうが参加者3人おって、俺が一番年長者で、経験年数も多かったりするとさ、
相手の意見に反対するようなとか、それと相手に対するような意見を自分が出したら、
相手がちょっと言いづらく、次の意見を出しづらくなるとか、
ブレインストーミング以外の場だったら、自分の意見をすぐ引っ込めちゃったりして、
俺としては、相手の意見と俺の意見のいいとこ悪いとこを指摘してって、
よくしてこうぜっていう気持ちだよ。
こいよ!こいよ!って思ってるわけよ。
そんなプロレスラーみたいな感じじゃないけど、気持ちとしてはそういうわけよ。
とか、あとなんかその、編集者っていう立場にあることで、
例えば、外部のライターの人とか、翻訳者の人とかが、勉強させてくださいみたいな。
フィードバックを受ける立場だからみたいなのもあるだろうね。
で、俺としては自分が正しいとは思ってないから、
自分はこれがいいと思います。
あなたはどう思いますか?みたいな感じで、修正提案とか意見とか出すわけよ。
03:00
でもそれに対して、
いや、私はこう思います。みたいな感じで帰ってくることになるし、
俺すごいポジティブなんやけど、
あ、わかりました。勉強になります。みたいな感じで引っ込められちゃうと、
なんだかな、みたいな気持ちになることがあって、
いわゆる自らの権威性みたいなものを、コミュニケーションにおいて取り崩すにはどうしたらいいのであろうか、みたいな話なんよね。
はいはいはい。
あるね。
ね、あるやっぱ。
で、なんかさ、私、一応取締役社長。
タイトルとしてはめちゃめちゃでかいやん。
そうなんや。
で、なんかさ、世の中的に社長という肩書きって、だいたい代表取締役社長?
そうね、そうね。
けど、私、取締役なんで。
だから、なんかね、みんなが抱いてる社長のイメージと違うと思うよ。
あー、そう、会社の代表でもあるし、事業を頑張ってくれる人もあるし、みたいな。
そう、なんだけど、私、本当に人物かねの人しか見てないからさ、
そういう役割分担の上で、この役職やってるから。
でも、なんか、何やってるんですか?って言われて、
ワークキャリアっていう会社の役員です、みたいな。
ちょっと濁すやん。
そうそう、ちょっと濁す。
いや、なんか、社長ですって言ったら、経営ができる人って思われる。
そういうイメージ抱かれるよね。
そんな大層なものじゃないんです、みたいな。
確かに、社長って言うと、事業計画をねって、数字を立てて、予算計画して、それを執行させる、みたいな感じのイメージかも。
けど、実際は、うち、長期的なビジョンに関しては、一旦、池ちゃんが叩きつくって、
で、私が、いや、ここはこうなんじゃないかなって、ディスカッションしながら決めていくスタイルだから、
たぶん、世の中の社長ではないんだよね。
けど、やっぱり、その肩書きがついてることで、緊張させることは、私も感じるから、あまり社長って言わない。
確かに役職、社長っていうのが他の会社はどうかは知らんけど、
でも実際、その役職の中身って、会社によってかなりマッチな感じはあるよね。
で、やっぱりね、漫画とかさ、映画とかドラマとかのイメージで、一般的にこういうものだろう、みたいな。
ザ社長ではないとか。
そうそう、そうがあると思うけど、大したものじゃございませんよ。
なんか、その役職、外部の人に対して、自分の役職がどう移るかっていうことも、そらそらなるとして、
社内のさ、会議とかでさ、
例えばさっき俺が言ってたみたいに、姉ちゃんが喋ることで、
あ、社長がああ言ってることですし、それで行きましょう、みたいな、変なこう、なんつうんだろうな、
自分の声が響いちゃうみたいな。
圧力がね。
そうそうそう。
06:01
ことはない?
うーん、まあないとは言わないけど、比較的少ない方じゃないかなと思う、私は。
あ、そう。それは何?キャラ的にそういうことになってんの?それともなんか意識的に、なんつうんだろう、会話のリードの仕方を考えてんの?
そうね、まあキャラ的にもあると思うし、あんまり私断言しないし、私はこう思う。
なるほどね。
君は?っていう。
君はどうだい?
そうそうそう、言い方するのと、あとはね、まあそのブレイストの時とかに意識してるのは、できるだけ自分が外れた意見。
ストライクゾーン、ど真ん中じゃなくて、極端で、できるだけバカな、バカそうなアイディアの方を出す。
なるほど、まず冒頭してストライクゾーンを広げる感じ。
そうそうそうそう。
で、なんかこいつがこんなバカなこと言ってんだから、自分も言っても大丈夫だろうみたいな空気にするとか。
それめっちゃ大事やね。
あとは、始める前にルールを引く。
どういう意図?
まあなんかもう内部の時にはあんまりしないけど、ここは何言っても大丈夫だから、言った人が偉いみたいなのを事前に言っといて、
で、その後バカなアイディアを出して、ちょっとみんなが発言しやすくする。
ほらね、私もこんなこと言っちゃってるわよみたいな。
俺もなんかそのテーマ設定というか、ここはそういう場だから、別になんか間違ってる意見とか正しい意見とかないから、何でも言ってねっていうのは確かに結構いいことあるんやけど、
何だろうね、それだけだと、それ言ったとしてもやっぱりさ、例えば順番にしゃべってって、Aさんがこう言いました、Bさんがこう言いました、Cさんがここ行きました、3人ぐらい意見が出ると、なんとなくさ、ストライクボーン決まってくるやん。
あ、この辺に投げないといけないみたいな。
範囲が決まってきた時に、そうか、俺が進んで冒頭すればいいのか。
そうそう、冒頭するか、冒頭しそうな人に当てる。
その役。そういうのあんまり気にしない人に。
そうそう、ブレストにファシリテーターがいるかどうかっていうのはちょっと別問題として、自分が悪い癖で回す方のタイプからさ、この人はスタンダードなこと言いそうとか、この人はトリッキーなこと言いそうみたいなのがあるやん。
それを順番に交互にやっていくとか、あとはブレストで発言しにくい人っていると思うから、そういう人にはより具体的な切り口を与えるというか。
09:07
あー、もうちょっと狭めにね。
このシーンでこうだったらどう思う?みたいな感じで、全体がだいたい平均の重さになるようにしているとこはあるかな。
めちゃめちゃ思いやりあるよ。
そうなの?優しいからさ、私。
狭めるっていうのはいいね。でかい問いがあって、これに対してどう思いますか?じゃなくて、こういうシチュエーションのときにあなただったらどう考えますか?どうしますか?みたいな方が答えやすいことってありそうやもん。
オープンクエスチョンで永遠にしゃべれる人とさ、そうじゃない人おるやん。
俺結構自分が後者やし、あんまり誰々がしゃべれんから、その人の気持ちはわかるし、そう言ってもらえると、特に例えば自分が初めて参加する会議とか、他の人は知り合いなのに自分だけちょっとこう、アベンの空間におるときとかは、そういう人がおるとしゃべりやすいだろうなっていうのはなんか。
発言しない人へのアプローチは、なんか私そんなに食うじゃなくて、でもさ、ようけしゃべる人おるやん。
おるね。
権威性を伴ってようけしゃべる人もおるやん。
知ってか知らずか周りに明らかに圧かけてる人だね。
そうそうそうそう。で、なんかシーンってなっちゃうみたいな。
あるある。もう試合で終わりましたみたいな。
そうそうそうそう。
で、一応なんかそういう人に関しては、ストップかけるようにしてるね。
どうやって?
なんか、オッケーでーす!みたいな。
カットカットみたいな。
そうそう。
なるほどね。
カットです。それ、社内やったらなんとなくわかるけど、社外でもやる?
社外でもそこそこやってると思う。
あ、ほんまに?
うん。
すごいな。
まあもちろん、そのカットをかけずにいくような振り方も気をつけるんだけど、
なんか一旦この話題でちょっと一言で言える感想をお願いします。お願いできますか?みたいな。
あー。
短めにいけるように努力はするんだけど、でももうそれでさ、コントロールできないからめっちゃ喋っちゃう人もいるし、
その時にはなんか、じゃあちょっと次の人の話も聞きたいんで、みたいな。
あー。
例えば俺がめっちゃ喋る人ってするやん。
うんうんうん。
たくさんさ、経緯性って言ってもさ、経験差があるから、やっぱり年長者の意見が尊重される方が組織としても正しいと思うし、
やっぱり若手って経験が足りないから、あんまりね、その同じ年代だったり経験を持ってる人の意見なんて等しく聞く必要があると思うんだけど、
12:00
やっぱりそこに思う違いがある、経験差があったら。
いや、めっちゃわかる、みたいな感じで。
一回寄せてく感じで。
そうそう。めっちゃわかるって、さらに続きそうだったら、じゃあなんかこの後ちょっとマンツーで話聞きたいから、みたいな。
なるほど。
話してる内容に、なんかあの、ゼアクはないというか、なんか参考になることはあると思うから、ただなんかその場はこう、フラットな場のはずだから、後でちょっと聞かせてください。
お前の話は後で聞いてやるから、まず頑張れっていうことで。
そんな悪意はない。そんな悪意はない。
一回ちょっと怠慢に後で持ち込むスタイル。
そうだね。
あー。
にしたりとか、なんかちょっと他の、一旦他の人に寄せて、で他のテーマ設定行った時に、あの、まず一番初めに唇切ってもらうとか。
あー、なるほどね。
そうそうそうそう。
あー、止めたことによるストレスをそこでリリースしてもらうみたいな。
とか、なんかそういうバランスをとってるような気がする。
あー。
その人が全然悪いわけじゃないからさ。
まあね、意見言ってくれてること自体はね。
そうそうそうそう。
みたいな。
あー、俺もね、なんかそれに似た話で言うと、よく喋る人の行き継ぎのタイミングをね。
わかる、めっちゃわかるわ。
行き継ぎのタイミング狙って、その人がそれまで言ったことをまとめて、こういうことでいいです、こういうことをおっしゃってるんですよね。
あー。
みたいな感じをして、なるほどなるほど、じゃあ次の方。
あー、なるほど。
みたいな感じの回し方をすることは確かになるかもしれない。
それはなんかあれだね、クレバーな感じがするね。
いや、でもなんかね、はいオッケーですっていうのは結構おもろいと思うし、バカなごみそうな気がする。
あ、そうだね、だから結構それを言ってもいいキャラクターを事前に作っておくのはあるかも。
あー、なるほどね。
そう、特に私は敬語のめちゃくちゃ固いミーティングって、自分の言葉遣いが気になって全く中身がわかんなくなるから、
打ち合わせの前段階とかでテキストでもめっちゃ絵文字使っとくとか、ちょっと彫り込んどくみたいな感じで、
この人は結構ラフなコミュニケーションする人なんだなって思われるように準備する。
まあ、下準備ね、それ結構大事かもしれないし、俺もなんかなんとなく最近ちょっとできるようになってきたかもしれんぐらいの感じだよね。
そっちの方がメールでもさ、やっぱり敬語を上手く使おうと思うとさ、時間かかったりするよね。
そうね、なんかこのタッチってこの敬語で合っとるかな、一旦ググろうみたいな感じで、メール送るのめっちゃ時間かかるよね。
二重になっちゃってないかなみたいなのがあるよね。
そうね、そっちの方が実際やらなきゃいけないことをできる感じはするね。
15:05
そうね、特におっかたい感じの組織の人とちょっと砕けたミーティングができると、あ、もう大丈夫だなって思う。
なるほどね。
もう一回目それできたら、二回目いくとそのテンションでいけるから。
そうそうそう。
そこのこいつブレイだなって思われることへのリスクはあんまり気にしてない?それで問題になったことはない?
あんま気にしてないかな。やっぱりでもそれは年もあるかもしれない。
ああ、そうか。
俺がもし新卒ぐらいだったら、やっぱ観録もないし、ただのプレイのやつになるけど。
ただの敬語を知らんやつみたいな感じの楽しみもある。
今だからこそ、あえてやってることが伝わってるような気はする。
ああ、年を取るのはいいことでもあるね。
いや、いいと思う。私も20代より30代、30代よりこれからの方が生きやすくなると思う。
でもそこはあるかもね。
でもその年を重ねていくうちに、それを学ばんと、多分、権威性を知らず知らずうちに発揮しちゃうことになるかもしれない。
当該爆退。
チュワッスみたいなノリでいけた方が、フラットな会話をし続けられる可能性はある。
そうね。
普段私、一回り下の子と働くことなんて普通やからさ。
それで、そういう空気の作り方が練習できてるっていうのがあるかもしれない。
俺、超苦手なゾーンないよ。
年下?
同い年とか年上はええし、子供ぐらいまでいけば別にいいんだけど、20代前半ぐらいとのコミュニケーションって結構苦手意識ある。
俺、だいたいどんな人でも敬語でしゃべるから、そこで距離を感じてるんだろうな、この人って思うときがある。
で、なんかちょっと自分で引っ込めるんですね。
俺、溜め口にするタイミングめちゃ苦手なんよ。
自分で先導して溜め口に持っていくっていうの苦手で、多分最初から溜め口でいけばいいんだろうけど、なんだろうなって。
私もそんなめっちゃ溜め口使うわけじゃないけど、体育会系のしゃべり方は便利よね。
うっすっみたいな。
了解っす。
いやいや、水槽学部やけど。
18:02
ですの代わりにすっ。
そうそうそうそう。
で、その流れで、了解しました。
じゃあこれこれこれこれ、やっときますね。
おけまるでーす。みたいな感じの。
だと、なんかちょうど敬語と溜め口の間な感じがして。
もうぐにゃぐにゃになって、あれ今の敬語は溜め口だったみたいな状態ね。
そうそうそうそう。
あーそうかそうか、それか。俺も体育会系になるか。
そうだね。
ちょっとなんかそういう映画とか見たらいいんじゃない?
いや何見たらいいんやろ。
部活系の高校生とかね。
そうそう。
でもなんかその、肩書とか経歴の色目がね、みたいな話で言うと、
採用活動も、なんかこれは、えっと、
なんつーのかな、
自分が、なんつーのかな、自分がこう、経緯性で惹かれるとかそういうことではなくて、
なんか採用候補者を、なんかフィルターかけて見ちゃうよねっていうのも共通してるような気がしてて。
なるほど。
そう、なんか最近、あのうちの代表とね、採用活動について喋ってて、
例えば、ドコドコの大学を出た人です。
大学はそんなにありえないけど、
ドコドコの会社で働いてました。
そこでマネージャーをやってました、みたいな。
人から応募が来ると、なんかさ、優秀な感じせん?
いや、しかもその経歴ってさ、実績をもとにして経歴が成り立っているんだろうって思っちゃう。
でもなんかそれが、こう、意外と話を聞いていくと、
本当に優秀なのかな、みたいな。
もちろん、できるできないもあるし、
できるからといって、うちの会社に会うわけではない。
し、なんか私さ、前に、権威性のあるおじさんが苦手って話したと思うと、
なんかああいうのが、ああいう力が働いちゃって、
なんか煩わしいなって思うことがある。
なるほどね。はいはいはい。
それに、そういう肩書きとか、経歴とかで、
惑わされない採用活動がしたいよね、みたいな話をしてて、
結局何で測るかっていうと、何をしてきたかというか、
実績、どういうグループで、どういう活動をして、どういう成果が出たか。
実績もさ、何人ぐらいのシームを、みたいな。
別の数で殴るやつが出てくるから、
純粋な情報にするのって結構難しいなって思ってるよね。
21:01
それね、答えあります。
マジ?
マジです。
最近、半年前くらいに読んだ、
ファースト&スローっていう本があって、
それが行動経済学者、ダニエル・カーレマンという人が書いた本で、
まさにその話出てくるんだよ。
採用の話だった?
そう。このファースト&スローの本自体は、
人間の脳のシステムを2つに向けて、
システム1とシステム2があります。
システム1は直感に頼って、
できるだけプロセスをショートカットして結論に行き着くような思考法で、
システム2の方は、ちゃんと緻密に計算して、
合ってるようになってないよねっていうふうに判断していくっていう、
ゆっくり動くシステム。
だからファースト&スローっていうふうな名前がついてるんだけど、
いかに人間が判断してるようで直感に頼って失敗してるよね、
みたいなのがいろいろ明示されてるわけ。
で、どういうバイアスが人間の中にあって、
どういう判断をしちゃうんだよね、みたいなのが書いてあるんだけど、
その中で最後の話が出てきて、
彼が言ってたのが、絶対に印象で人を採用するんだ。
絶対って書いてあったの?
それだけは絶対にやるんだって。
この人できそうやなとか、感じええなは絶対に信じるなって言ってて、
具体的な話でそこに書いてあったのは、
まず自分たちはどういう人材を求めているのかっていうのを洗い出す。
これはなんとなくイメージできる。
で、それをチェックリストとして残せと。
なんか割とやるよね。
でもチェックリストを準備してる組織は結構あると。
それじゃあすごく素晴らしいことだと。
でも、面接が全部終わって、
例えば10分とか15分とか喋って、
そっから採定する人が結構多いと思う。
それだと、人間って結果良ければ全て良しって言うみたいに、
最後の印象で全体の印象を決めてしまうってバイアスがあるらしい。
だから全部話し終わった後にその評価をすると、
例えば印象が良い人だったら、
全部下駄吐かされて良い採点になるらしい。
だからチェック項目を喋りながら一つ一つ、
じゃあこの人の協調性は?って話し聞いて、
70点みたいな感じ。
一個一個採用していくと、
100%客観的とは言わんけど、
最後にチェックしたりだとか、印象で決めるような採用よりも、
自分たちの求めるゾーンにマッチするような人材が採用できるっていうのを、
24:01
実際にこの人がイスラエルの軍隊から来て、
そういう採用関係の仕組み作りをして、
ちゃんと科学的に証明した方法らしい。
確かに一個ずつっていうのは言ってなかったかも。
わーって話し聞いて、話したことのメモを取って、
で、後でこれはOKとか、ここは不足してそう、みたいな感じだったから、
確かに一個ずつやるっていうのは、
もうってことね。
小さいことだけど。
この本ね、めちゃめちゃ面白い。
ちょっと買うわ。
でもさ、なんかさ、上下感があるんやね。
そう、上下感。
めちゃめちゃ長いんやけど、すごい平易な言葉で書かれてるし、
俺も上下感あるし、行動経済学の話やからって言って、
1年以上積んでたんや。
で、あるとき時間無くて、
そういえばこれなんか結構、
いろんな人がいい本やで、みたいな話をしてるのを
行き来したことがあったから、
ちょっと一応読んでみるかと思って読んだら、
もうスルスルスルスル読んで、
結構その事例の話が多いし、
なんか人間って愚かだなみたいな話が、
めちゃめちゃ出てくるから、
結構なんか楽しく読める。
なるほどね。
確かに。
で、なんかさ、このチェックリストもそうやし、
さっき型書きとか経歴って話したんやけどさ、
なんか煩わしい情報ってさ、
面接において結構多い気がしてて、
相手の顔とか、表情とか、
怖い色とかさ、
なんかこう、
私そういうところにね、
意識が行きがちなんよ。
なんかこの人今、
嫌な気持ちになってそうだなとか、
なんか答えづらそうにしてるなとか、
すっげー声を聞いてなんか、
ややこしそうだなとか、
なんかね、
本当は私、顔見て面接したくないんだよね。
それはね、
姉ちゃんだけじゃないと。
そうかな。
それもね、このパーソナルストーリーの話じゃなかったと思うんやけど、
オーラ効果がなんかあってさ、
ある突出したいいところがあると、
その人が人間として全体的にできてるように見えるみたいな。
バカだね、人間は。
例えばだから、身長が高くて見た目がいいとかってなると、
その人の能力が感じられちゃうとか、
スポーツ選手とかがさ、
人格者のように見られちゃう、
みたいな話とかがそれらしくて、
別になんか個人的な、
姉ちゃんなんかそういうバイアス持ってるっていうよりは、
たぶん誰にでもあると思うんやけど、
俺もよくわかるし、
なんか声低い人できそうとか。
確かに確かに。
どうでもいいけど。
自分のさ、データベースなんて本当に大したことないのにさ、
27:04
そこで判断してしまうのもなんか嫌やなと思うし、
なんかそれに左右されない面接の方法を編み出したい。
それ、メタバースや。
あ、確かに。
メタバースで、なんか権威性のある、
おじさんとの会議とか、
面接とか、
全部相手を猫ちゃんのアバターにして、
なんて?
声もボイスチェンジャーかませて、
かわいい声にして、
なんか猫ちゃんが言ってるわと。
それはいいな。
だから猫ちゃん、黒猫ちゃんと、
その次は白猫ちゃんが目で付き合ってきて、
それはいいね。
死亡動機は、つって。
なんかかわいい猫ちゃんが、
ミャオミャオ言ってるわと。
なんかこのメタバース採用さ、
導入するって言われたら、
現実的にできるかって言われるとさ、
ちょっと微妙なところもあるよね。
みんなVRゴーグル持ってるわけじゃないだろうし。
なんか今それに近いことね、
私多分なんかやってると思うんだよね。
そう、というのも採用面接で使ってるわけじゃないんだけど、
例えばなんかめちゃくちゃこう、
圧が強い人とかのオンラインミーティングの時とか、
で、なんか相手の顔が見えると怖いわけよ。
で、オンラインだから、
まずその手出してくることはないから、
そこは安全なんだけど、
その顔が見たくない。
あー、そのお前、
眉間にシワが寄ってるお前の顔見たくない。
そうそう。
ってなった時には、私コンタクト外すんだよね。
すごいな。
アナログVRや。
そうそう。
私もさ、0.01とかしか裸眼ないからさ、
もうコンタクト外すと、
もうぼんやりとした人影にしか見えない。
ただの肌色の玉子が浮いておるみたいな。
そうそう。
それを編み出した時に、
これめちゃくちゃ使えるなと思って。
そうすると聴覚だけの情報になって、
もちろんコア色はあれだからあれなんだけど、
相手が何を言ってるかっていうのに集中できる。
あー。
そうそう。
それすごいな。
めっちゃ便利。
それね、かなり賢い気がするよ。
ほんと?
でも実際さ、
例えば視覚障害がある人とかってさ、
聴覚がさ、
めちゃめちゃ研ぎ澄まされるみたいな。
あー、そうね。
30:00
下鳴らした音でさ、
壁との距離感を測れる人がおるから、
それはすごい人間の感覚機関の
対応の仕方ともマッチしてる気がする。
すごい。
アナログVR。
それめちゃめちゃええな。
これなんか、
目悪い人ばっかり。
俺もそれやろうかな。
メガネ貼って、
メガネでやって、
パッと外す。
やばいやばいやばいって言ったら、
どうかしましたって。
スーパーマンとかと逆のやつ。
装着するんじゃなくて、
装備を外す。
外すと本当の力が出てくる。
なんかね、私この、
ツイッターとかさ、
昔のチャットとか好きやん。
これも、
相手の言ってることに集中できるから、
好きなんかなって思うよ。
それはすごい理解できる。
なるほどね。
世間的にめちゃくちゃ、
かわいい人、
美人とかめちゃくちゃイケメンの人。
私ね、
ちょっと苦手なんよね。
へー。
わわ眩しいって。
すいませんね、こんなもんが見たいな。
それは卑屈すぎる気がするけど。
気持ちになる。
だけど、
テキストコミュニケーションで、
先に仲良くなってて、
実際に会うと、
全然気にならなくなるよね。
その人の中身というか。
中身知ってるから。
そうそう。
なるほどね。
リアルにもちろん会いたいんだけど、
その前に、いろんな情報を聞いて、
どういうことを言ってる人が知りたい。
まずは真実の目で
あなたを見せてね。
そうそう。
すごいね。
ちゃんとそれを、
理解できてるのすごいな。
うーん、
たぶん、理解したっていうよりは、
なんかこの情報が
鬱陶しいな、みたいな気持ちが。
自分の、
その人に対する印象が引きずられちゃってるな、
みたいな。
そうだね。
おおむね、
これから、
今、いわゆる
メタバースだと、
なんだろうって、向いてるのかもしれない。
そうね。
自分の生身の体でしょ、みたいな。
相手とのコミュニケーション、
情報のやりとりで、相手を知りたい。
でも、メタバース、
仮に今、
フェイスブックやろうとしてるようなことを
メタバースと言うとすると、
アバターとか、スキンとか、
あるやん。
そうなんや。
33:00
だからね、この、
昨日さ、あれ、
紹介してもらったさ、
レディープレイヤー1って、
映画見たよね。
ジョージ・ルカスじゃなくて、
スティーブ・スピルバーグね。
で、
あれでね、やっぱ出てきたんよ。
自分の、
なりたい顔になれるし、
イケメンにもなれるし、
どんな皮膚の色にもなれるっていう
描写が出てきて、
そうじゃねえんだよなって思った。
なるほどね。
で、やっぱり、
何かが上で、
自分の理想があって、
優位な立場に立ちたいというさ、
自分の中に冷える気がある状態をね、
それをいかに反映させるかみたいな感じ。
そうなの。
だからなんか、
世界観自体は面白いなと思ったし、
そういうのって実際に
ありそうだし、入ってみたいなとも思うんだけど、
コト採用とか、
友達を作る
ってなったらね、
私はね、2次元でいいね。
あー、なるほどね。
まあ、そうかもね。
情報量が少ない、
そういう意味での情報量が少ない方が、
バイアスが入る余地は
減るのかもしれない。
そしたらさ、実際にやってみたら、
70歳ぐらいの人
友達になってるかもしれないしさ。
いや、そうだよね。
その方が、
なんか楽しそうと個人的には思ってしまう。
実際ね、レディプレイヤー1でもさ、
小学生ぐらいの
子が出たりしてたし、
まあ、そういうのは確かにあるかもね。
そうそう。
11歳の子が、
わざわざか弱い11歳が
中に入ってますって
言う、みたいなセリフがあって、
それだと思った。
あー、そうね。
わざわざ出さなくていい情報ってあるよね。
確かに、わざわざ出さなくていい情報はある。
うん。
じゃあ、動物の森ということで。
あ、そうね。
そんぐらいでいいと思う。
で、ボイスちゃちゃかませて、
みんなかわいい、なんか平和な
世界で採用面接したい。
ちょっとそういうサービスを
考えてくれてる人いたら
教えてほしい。
動物の森採用システム。
そうそう。で、起こることを
表現したいときも
ガンってなる。
あの、頭からこかす。
そうそう。
あー、嫌だったな、ごめんねって言えるぐらいの
よしよしよしって。
そうそう。
だったらなんか、平和な世界が
訪れる気が
しました。
ぜひ、二次元採用は
やってみてほしいな。
これね、ちょっとね、提案してみようと思うわ。
うん。
いい気がする。
リストを一個ずつチェックしていくっていうやつ。
うん。
これでうまいこと採用できた。
革命。
うん、ぜひそれ結果教えてくれ。
36:00
うん、わかった。
はい、じゃあ今週はこんなところで。
このポッドキャストでは
姉のアサミ、弟のアッチェの質問も
大歓迎しています。
概要欄のお便りフォームからご連絡いただければ
次回以降にご紹介や題材の参考にさせて
いただきますということで。
ほんではまた来週。
はい、バイバイ。