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おはようございます、こんにちは、こんばんは。
このポッドキャストは、日本とオランダでフリーランスとして活動する姉と弟が、お互いの近況報告がてら、ゆるくおしゃべりするポッドキャストです。
なあなあ、よくね、弟さん海外にいるらしいじゃないですかって聞かれて、
どこいるんですかって聞かれたときに、オランダにおるよっていう話をしたら、え?オランダ?って驚かれることが多いよね。
それなんかアメリカとかイギリスとかじゃないみたいな意味での?
フリーランスで海外にいる人ってフィリピンとかアジアとかアメリカとかイギリスとか鉄板のところにいる人が多いから、オランダってニッチな選択っぽくて、その辺を今日は聞いていきたくて、テーマが、なあなあ、なんでオランダ行ったん?で行こうと思います。
なるほどね、なんでのところね。
で、まあなんか、高校のときに留学しとったやん。
大学ね。
大学か、そうそうそう、大学2年生のときかな。
あのときがイギリスやったっけ?
そう、イギリスに1年弱ぐらい交換留学で行ってて、それが初めての海外生活。
で、まああれを経験してさ、海外に住みたい欲っていうのは上がった?
あった、てかね、留学前からあって、言ったら高校生のときからあったんよ。
あ、そうなんよ。
今でも覚えてるの、高校の哲学の授業かなんかで、なんやっけな、たぶんデカルトの話か何かがあって、
全意識論なのかって言うのかな、わからんけど、
自分の知覚することって本当に存在するのか、それとも自分の頭の中で作り上げてるのかみたいな話があって、
言ったらさ、日本で生まれ育って、じゃあアメリカっていうものをテレビで見たけど、
そのアメリカが実際にあるかどうかって、確信は持ってないみたいな、一時情報としての確信は持ってないみたいな話がチラッと出てきて、
そのときに結構ね、衝撃を受けて、
哲学の授業だったんや。
そう。で、なんか、いかにもわからんやんみたいな。
極論やけど、飛行機というものに乗るけど実は飛んでなくて、飛んでるけど実は地図上にはないさ、日本のどこかに着陸してて、
12時間、13時間飛んでヨーロッパ着きましたよとかって言われてたらさ、
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あ、そうなの?ここハウステンボスじゃないの?みたいな可能性もあり得るやんっていう風な考えをそのときに持って、
いかにもわからんやんみたいなのが結構大きな理由としてあった。
あとは文化的にさ、音楽とか映画とかで、ちょっと海外の生活、海外の人たちの生き方とかを見てて、
自分が生まれ育った環境とは違うところで生きてみたいなっていう思いは、高校生ぐらいの頃にはあって、
大学入るぐらいから、絶対ある程度の期間、留学はしたいなっていう思いはあったね。
あ、そうなんや。でも高校生ぐらいの海外で住みたいって、さっきの音楽、この人たちのライブを生で見たいとかさ、
英語を日常的に喋りたい、みたいなきっかけになることが多いと思うんだけど、
本当にそれがあるのかっていうのが目的で海外に行きたかったのね。
本当にそれだけじゃないけど、それ結構大きかった。
でも、数ある国の中からオランダを選んだわけじゃん。
学生時代はオランダに行こうと思ってた?他の選択肢あった?
いや、大学生の時の留学前でいうと、全然選択肢はあんまりそんなに浮かんでなくて、
っていうのが交換留学で行かんとさ、支費だとめちゃくちゃ高いやん。
だから交換留学の経験先って見ると、やっぱりアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、
あとスウェーデンもあったかな?とか、あとは中国、台湾とかってあって、
なんとなく、それまでのさっきの音楽と英語の話もあって、欧米系かな?みたいなのがあって、
最初はアメリカにしようかなと思ったけど、結局イギリスに行くことになって、
だからその経験もあって、ヨーロッパに対してポジティブな印象はあったけど、
でも、オランダに特にめちゃくちゃオランダに来てみたいなのは正直行くまでなくて、
で、イギリスの留学中に旅行で、4日とか5日とかアメリカステルダムに旅行には行ってたけど、
そんぐらいだったね、オランダとの関係性っていう意味では。
じゃあさ、オランダに住むきっかけになったのは、なんだっけ?
転職なんよ。
転職か。
そう、もともと大学卒業してから日本の会社で2年弱、1年半ぐらい働いてて、
で、最初は就活の時に大きい企業入って、駐在院として海外に行ってやるぜ、みたいな感じで考えてたんやけど、
就活を車に構えとったからね。
かなり前のエピソードで話した通り、就活を車に構えてボロボロ落ちて、
そもそもそんなにカードも受けてなくて全部落ちて、
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で、バイトしてた会社に入ったものの、やっぱり夢というか、
学生時代は学生の身分で行ってたけど、それって言ったら親のおかげや、ほぼって言った。
そうじゃなくて、体ひとつで自分の生活を作り上げたい、みたいなのがあって、
それで行きたいなと思ってて、転職先を探してた時にたまたま見つけたのが、オランダに来るきっかけになった会社で、
で、ごめんね、ちょっと気になっちゃったよ。
5時の音楽が。
それで、無視していくけど、
それで、転職先を探した時に、日本企業のオランダ現地法人が直接採用してます、みたいな話があって。
じゃああれって、転職先って日本で働いた中で、人事異動があってオランダに行ったわけじゃなくて、オランダでの採用だったんだ、あれ。
そう、だから転職と同時の移住みたいな感じで。
そうなんだ、へー。
で、じゃあオランダなんや、最初決まる前に応募するときにオランダなんやと思って、オランダにすれば旅行で行ったことあるなって、
まあ結構いいイメージが残ってるなと思って、半分くらいダメ元で応募したら受かって、
もうじゃあオランダやんってなって、ちょっと調べたりして、なかなか悪くなさそうやん、経済的な水準とか、
あと治安とか、他の国へのアクセスとか考えても悪くなさそうやなってなって、来てみたら、あれよあれよという間に時間が経っちゃったっていう感じやね。
なんかさ、オランダの中でも転職してなかったっけ?
そうそう、最初の会社で2年半とかそんなもんかな、働いて、一回転職して、別の企業でもう2年弱くらい働いてから不倫になったね。
そっかそっか、でもなんか特にどこの国に住む、ヨーロッパへのポジティブなイメージはあったけど、どこの国に住むっていうのはもともと希望はなかったわけじゃん。
で、たまたまその転職のタイミングでオランダの現地で採用になって、でも、見たいところ、それが本当に存在するのかっていうことを理由に海外に行ってるんだったら、オランダをそんな8年とか住む必要ないかなって思うんだけど、なんでそんな長いことを?
あー、まあその海外っていうものが本当に存在するのかっていうのはなんとなくイギリスの時に、まああるんやなみたいなのは結構すぐ、その問いは解消されて、で、オランダに来てからは、まあ確かになんでこんなに長くおるんって言われると、最初は企業と人が肝ついてたりとか、まあ仕事でいるって感じなんやけど、まあフリーランスになってからは別に関係ないんやけど、
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なるほどね、まあ本当、住めば都ってよく言ったなって思うんやけどさ、まあ元々その良いイメージはあったな、まあじゃあいいだろ、住みだしたら友達ができてさ、で、まあ日本と比較してまあ良いところも悪いところも見えてきて、まあ総合的には悪くないなと思ってるし、
あとまあ細かいところで言うと、あんまり周りの目を気にしない人が多いみたいなところがあるから、細かいことを気にしなくてもいい生活が心地いいっていうのもあるし、とかっていうところが多いのかな、
じゃあまあたまたま相性が良かったのね、土地とね。
まああと何回も言ってるかもしれないけど、夏が最高やからさ、まあマックスで30度ぐらいでめちゃくちゃ日が長くて、朝5時ぐらいから夜11時ぐらいまで明るいみたいなのとかもそうだし、あとまあライブが安いだとかフェスが多いだとか、まあ今はないけどほとんど、まあそういうまあなんかそれはまあ後々ついてきたもんやけど、だからそういう風にこう、もともとは知らんかったけど住んでみたら良いとこやみたいなので、
なんか不満がなくて、特に引っ越す理由もないみたいな感じかな。
あとはあれよね、ヨーロッパってさ、結構いろんな国へのアクセスがさ、いいじゃん。
それはめちゃくちゃいいね。
しかもオランダは結構ハブっぽくもなってるから結構便数も多いし、
あと、もし例えばロンドンに行こうと思ったら、飛行機乗ってる時間って1時間ぐらいでさ、時差も1時間あるからもう同じ時間に到着するみたいな感じやし、隣接してる国やったら車とか電車でも行けるし、本当に県をまたぐみたいな感じで旅行に行けるとかっていうのもまあいいとこかもしれない。
そうやって短期で行けるんだったらさ、わざわざ住処を移す必要はないのかもね。
そうそうそうそう、それもそうかもね。確かに今言われてみればそうかも。
全然飽きんの?
いやー、まあ飽きなくはないけど。
飽きなくはないんだ。
でも、やってることが変わっとるから、環境は変わってないけど、自分のやってることがこれまでの期間で、少なくとも仕事っていう意味では3回ぐらい変わってるから、
だから自分の中でのチャレンジだったりさ、ここを良くしようとかっていうのはあるから、そういう意味ではしてないね。
定職したらもちろん周りの人も変わるし、フリーになって今シェアオフィスとかで働いてたら周りの人も変わるし、出会う人も変わるから、そういう意味での小っちゃい環境の変化っていうのもそういうこともあるから、そういう意味ではあんまり飽きては感じてないね。
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それは良いことだね。
例えば、アメリカめちゃくちゃ好きですとか、オランダに関してはオランダめちゃくちゃ好きで、オランダに来たくて来ましたっていう人にも会ったことあるから、それはそれで羨ましいなって思うよね。
自分が行きたい場所に行けたっていうこと、言ったら自分の夢を実現してるわけで、っていうのはすごい羨ましいなって思うけど、
思いが強すぎると落胆する可能性もあるよね。
だから、そこは一長一短なのかなと思うね。
自分みたいなケースやと、そんな過剰な期待も抱いてないから、そのまま現実を受け入れられるとか、
っていうのもあるから、そういうパターンもありますね。
期待せずにそこに行けば、基本的には加点方式じゃん。
そうそう、まさに。
期待値が高いと、これはないんだとか、あれはできないんだって原点方式になって、好きだったものが嫌いになるかもしれないけど、
時間を経過するごとに好きになっていく場所だったら、そんな幸せなことはないよね。
逆に言ったら、それを感じられたから、別に今、日本に帰るってなっても、そういうのに幸せに生きているんだろうなっていう気はしてて、
そこはプラスやったかなと思うね。
すごい気に入ってるってなるとさ、ここ離れたくない、やだやだってなりそうやけど、
どこも一長一短やから別に、
住むところも大事だけど、どういう人に囲まれるかとか、そこが大事じゃんみたいな感じの考え方に変わってきたかも。
でもそこの諦めの良さはさ、あるかもね。
その転勤族に由来するものかもしれない。
そこは間違いなくあるね。
すごい地元愛強い人とかも羨ましいなって思うこともあるよね。
わかる。地元さ、欲しいよね。
地元欲しいよね。ないよな。
ない。
私たちの話とかね、これも前話したかもしれないけど困るよな。
困る困る。
だから生まれは徳島でとかいう。
そうそうそうそう。
しかも日本人愛嬌って言ったらええけどさ、外国人で初めて会った人にさ、
ちょっと日本のこと知ってる人とかさ、
東京?大阪?みたいな名古屋みたいに言われるけど、
みたいな感じで1から1を説明して、
最後に住んでたのは千葉とか神奈川っていう東京の周辺にある近くにあるところで、
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みたいな話をするからね。
そうだね、説明しづらいよね、あれね。
そうそうそうそう。
だからまあ本当に、
言ったら、悪い言い方するとオランダに特にこれって言うと思いはなかったんやけど、
まあ結果的に良かったねっていう感じだったから、
とりあえず環境を変えてみるっていうこと自体を、
ポジティブに捉えられるようになった、
ここ数年かな、振り返ってみると。
めでたし、めでたし。
ね、ということで。
なるほどね、よく分かりました。
そんな感じで今度聞かれたら説明しといて。
あ、分かった。
転職だったわって言っとくわ。
じゃあ今日はこんなところで。
このポッドキャストでは姉のあさみ、弟のあつしへの質問も大歓迎しています。
概要欄のツイッターアカウントからDMいただければ、
次回以降の題材の参考にさせていただきますということで。
それではまた次回。
はい、また次回。
じゃあね、バイバイ。