SOCOの紹介と設立背景
Location Weekly Japanです。今週は、SOCOの上野さんにお越しいただきました。上野さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、早速会社紹介、自己紹介お願いします。
はい、株式会社SOCOの代表取締役の上野美佐子と申します。
会社はですね、2019年に設立しまして、今6期目になるんですけれども、群馬県の高崎の方に会社を構えております。
従業員と業務委託社員合わせてですね、5名程度となっておりまして、皆さんフルリモートで働いていただいているというような職場環境となっています。
事業の内容としましては、位置情報を活用した利活用に関するコンサルティングっていうのをメインでやっておりまして、
具体的にはお客様が抱えている位置情報のデータを何か使いたいんだけど、どういうふうに活用したらいいかわからないとか、システム導入したいんだけど、どういった機能をつけたらいいかみたいなところの導入のご支援とかご相談を受けたりとかですね。
あとは運用していく中で、新しくデータを作ったりとか更新したいというご要望が出てきますので、そういったところのデータ作りというところとか、
あとはオープンソースソフトウェアのQGISというソフトの講習会をやったりとか、そういった事業をメインでやっているような会社になります。
ありがとうございます。まさにLBMA JAPANど真ん中の事業を立ち上げられたということで、せっかくなんでいろいろ教えてください。
2019年にこの会社を立ち上げたきっかけみたいなのがあったんですか?
そうですね。ちょっと他の会社さんとその意気込みが違うかなとは思うんですけれども、スタートとしてはこのGISで何かやりたいとか、このサービスを使って世の中にどうしたいかっていうところはあまり都市はなくて、
私自身が会社員で働くことにちょっと窮屈さを覚えて、自由に働きたいっていうところが根本になってます。
で、その上で同じような思いを持っている人っているんじゃないかなっていうところで、例えばプライベートと会社の両立であったりとか、家庭と仕事の両立っていうところを達成したい方が生き生きと働けるような社会を作りたいというところが会社設立のベースになっていて、
その上で何ができるかっていうところで、もともと業務としてやってた位置情報とかGISってところを軸に、じゃあ会社立ち上げようかっていうところが経緯になりますね。
なるほど。
あれなんですよ、この前の週のポッドキャストがマカグワさんっていう会社のインタビューだったんですけど、53歳、54歳で会社を立ち上げた山本さんのおじさんスタートアップっていう回だったんで、
ちょっとそこからあれですね、話が若い方のスタートアップっていう話になるのはすごく連続して聞くと面白いかなと思いました。
ちなみに2019年で立ち上げてすぐコロナだったじゃないですか。
はい。
大丈夫でした?
そうですね、そこは全然大丈夫で、今もそうなんですけどもともとフルリモートでっていうところを念頭に立ち上げているので、むしろ時代が追いついてきたじゃないですけど、そんな感じで特に何か影響があったっていうことはないですね。
なるほど、じゃあ別にビジネス的にも止まるようなことはなかったんですかね。
そうですね、はい、そんな感じでしたね。
私も2019年に会社を作ったんですけど、いきなりコロナになって全案件なくなってしまって、やばいと思って暇だったんでLBMA頑張ったっていう話もあったりはするんですけど。
なるほど、それは良かったですね、でも。
逆にそうですね、フルリモートっていうのが当時あんまなかったんじゃないですか、そういう意味では。
そうですね、当時はなくてですね、ただコロナっていつでしたっけ、2020年の3月とかですね。
2020年の3月か、そうですね、設立が2019年の12月なので、本当にすぐっていう感じだったので、特に時代がまだ追いついてないというか、新しいっていう感じでもなく、本当にタイミングよくそこに溶け込んでいったっていうようなそんな感じでしたかね。
なるほど、素晴らしい。
じゃあ実際そのやってらっしゃる事業というかコンサルティングで、今ご説明いただいたようなその一時情報を持ってるけどどうしていいかわかんないっていう相談はもちろん我々もたくさん受けるんですよね。
で、それをじゃあ何とかできる人、いわゆる料理人っていう言い方をすることが多いですけれども、データの料理に足りないよねっていうのは慢性的な課題にはなっているかなと思ってます。
で、そんな中で上野さん、しっかりそういった料理人たちが会社をやるっていうのはすごいありがたいことだったりはするんですよね。
なんかそれでいうと、どうですか、困ってるって言ってくる人が多いのか、そもそも使い方わかんないから困ってるかどうかすらわかんない人たちっていうのも多いんじゃないかなと思うんですけど。
はい、そうですね、本当におっしゃる通りで、困ってるかどうかもわかんないっていう方の印象が結構強いですね。
で、どうにかしたいとか、こんな情報があるからこんなことに使えないかぐらいのイメージを持ってくださっている方は結構稀で、そっちの方は比較的いろいろディスカッションしたりとかご提案することってできるんですけど、
本当にノーアイデアで何かできないみたいなことを言われると結構難しいっていうところもありますし、ただ一方で世の中にそういった位置情報とか、これ使えるのになと思う情報ってたくさんあふれているので、
それを知らない人とかに対して、どうこれめっちゃいいデータですよっていうふうに訴求できるかっていうところが結構課題感を感じているところですね。
今後の展望とGISの魅力
なるほど。ちなみにどうやって営業されるんですか、そういう人たちに対してというか。
そうですね。そこも弊社の課題として抱えているところではあるんですけど、正直その営業っていうところはあまり積極的に今できていなくてですね。
お客様からのご紹介っていうところが結構多いので、やっぱり何かしら勘どころがある方へのアプローチっていうところが今主流になってるっていうところではありますね。
じゃあそんな中でどうですか、この先そこをどんどん大きくしていこうなのか、なんかそんな成長ストーリーはどんな感じで描いてらっしゃるんですか。
そうですね。めちゃくちゃ大きくしたいっていうところはないんですけれども、もう少し拡大はしたいなっていうところはありますね。
その背景としては、一緒に働いてくれてる方がもっと働きやすいとか楽しいと思ってくれるような会社にしたいっていうところが1点と。
あとはGISとかですね、この位置情報っていうところをこんなに便利なんだなみたいなところをもう少し社会に訴求していきたいなっていうその2つがあるので、もうちょっとだけ大きくしたいなっていうそんな感じですね。
いや、ぜひもうちょっと大きくして上野さんの影響力を強めていただいて、位置情報データ利用を推進するっていうので、我々としては利害が一致してると思いますんで、全力で応援はさせていただきますが、どうでしょう何がいいんですかGISって。
そうですね。いろいろできるっていうところが多分いいところであり、一方でとっつきにくいところではあるんですけれども、ちょっと個人的なGISの好きなところになるんですが。
もともとArcGISを使っていて、その後今両方使ってるんですけどQGISも使ってるんですが、どちらも機能がめちゃくちゃ豊富で、それを全部習得するのって結構難しいんですが、なんて言うんですかね、飽きないソフトっていうところと、
とりあえず右クリックしたらなんとかなるみたいな、っていうところが複雑なのに何かシンプルさがあるみたいな、だからそこが結構私が好きなところなんですよね。で、他の方に対してなんかGISの良さっていうところをお伝えしているのは、やっぱりExcelだけだと地図のここの場所がExcelのこの情報っていうところがなかなかひも付きにくいと思うんですけど、
その位置とExcelみたいなデータベースが一つで管理できるっていうところがGISのやっぱりいいところなので、本当にもうExcelワードレベルでGISっていうのも普及していいんじゃないかなっていうレベルでは思ってますね。
実際に使って、企業としてそれを使ってどんな課題を解決できますかね。話していい範囲のぼやかした事例とか教えてもらえると。
そうですね。ありがとうございます。例えばですね、土地の調査とか土地の評価とかをしたいっていう企業様がいらっしゃれば、多分今までだと行政に行ってそこの土地に関する情報をですね各課回ってデータを取得されていたっていうところがあると思うんですけれども、それをGISの方でですね、過去に使われていたその土地の情報であったりとか使われ方であったりとか、
あとはその土地の下に入っているですね、埋蔵物の情報であったりとか、そういったものをGISの方で一元管理することで、GIS上でそのポチってワンクリックしただけで、串刺しにデータが取れるようになってくるんですね。
なんでこう今まで紙からデジタルになるっていうことの利便性ももちろんありますし、紙で複数の情報ですね、頭の中で重ね合わせて計算とか考えしてたものをGISで簡単に重ね合わせて情報を精査するっていうことが簡単になるので、
今ちょっとお話しさせていただいた事例は、本当に今まで半日ぐらいかかってたような業務がもう本当に数分でできるようになったっていうぐらいの業務効率化っていうところも叶えられるっていう、そういった便利なところがありますね。
今後の展望とGISの認知度向上
なるほど。高崎に何か具体的な思い入れがあったりはするんですか?
ないですね、正直。経緯としましては、2019年に立ち上げてコロナになってですね、結婚をその時にしたんですけれども、夫の方がですね、テレワークになったというところで、じゃあ東京にいなくていいよねということで、夫の方が熊家の高崎市出身だったので、ちょうど山もあって自然もあってっていうところと、東京へのアクセスが非常に良いので、
私の方がですね、すごい気に入っちゃって群馬に引っ越そうというところで今に至るという感じですね。
結構あれですか、お客さんも群馬の企業の方々だったりするんですか?
いや、それがですね、東京側も8割9割でして、せっかく群馬にいるので、群馬のお客さんとつながりたいってところは日々模索してるとこですね。
なるほど。私、高崎生まれなんですよ。
そうなんですか。
まあ母親が高崎の人間で、そうなんですよね。だから群馬って言われるとなんかいろいろやりたいなっていうのは思ったりはするところなので、ちょっとなんかそのへん企画一緒にできたらいいですね。
ぜひお願いします。
ありがとうございます。
どうですか、この先5年、6年ですか、会社立ち上げられて。
ご自身の会社の事業の成長というところもあると思うんですけども、上野さんから見てこの位置情報データ活用ってどんな5年間でしたかっていうのは。
そうですね。結構自治体さん関係のお仕事をさせていただくことも多いんですけれども、下請けに入ってなんですけれども。
その観点でいきますと、GISの導入というか、そういったところが進んできたのかなっていう印象はありますね。
それはDXしろってオカミに言われているからっていう感覚なのか、値段が安くなってきたから、手が出るようになってきたからなのかとか。
そうですね。何なんでしょうかね。
多分DXとかそういった時代の流れと、あとはデジタルに強い若手が増えてきたっていうところが投資になってるんじゃないかなとは思いますね。
あとはその業界の方たちが結構会社の5年間活動してきたのと同じように、他の業界の方たちも同じようにGISとかですね、DXとかっていうところ推進されていらっしゃったので。
そこの成果がやっと出てきたんじゃないかなっていうふうには思いますね。
ありがとうございます。そしたら最後にそこさんの今後の展望を語ってください。
ありがとうございます。ちょっとお話の中で途中でお伝えしちゃったところも一番あるんですけれども。
もう少しだけ大きくしたいなっていうところと、さらにフルリモートでやってますっていうところをお話させてもらったんですけど。
なかなか難しいなと思ってるところが正直なところなので、その辺をもう少しうまく働ける環境を作っていけたらなっていうところと。
事業の方でいきますと、GISとか位置情報ってそれ何みたいな方に対して使うメリットとかっていうところをどんどん訴求していってですね。
もう少し社会の中でGISっていうのが認知されるような、そんなところを作っていきたいなというふうに思っています。
ありがとうございます。今日はそこの植野さんにお話を伺いました。植野さんありがとうございました。
ありがとうございました。