2026-03-02 13:14

内藤 万馬(株)ミックウェア ナビゲーションズ 代表取締役社長代行/COO

人を外に誘うことをソフトウェアの力で実現する


カーナビを中心とした車載ソフトウェア/プラットフォーム開発の変遷と、コネクテッド化が「機能」から「体験価値」へシフトした潮流を解説します。位置情報を軸に、人を“外へ誘う”ための新スポット発見やSNS解析アプリ「Beatmap」、伝承・歴史を届ける「玉結び」などを紹介。商用車向けナビや業務システムに組み込める「道活」も展開。MWC Barcelonaではデジタルツイン基盤「Dynamic Street Map」を発信し、観光・インバウンド領域へB2C/B2B2Cでの拡張を目指します。

サマリー

ミックウェアは、カーナビゲーションを中心とした車載ソフトウェア開発から、位置情報技術を核とした「人を外に誘う」ソフトウェア開発へと事業を進化させている。同社は、新スポット発見アプリ「Beatmap」や歴史伝承アプリ「玉結び」などを展開し、人々に新しい体験価値を提供することを目指している。また、商用車向けソリューション「道活」や、MWC Barcelonaで発表するデジタルツイン基盤「Dynamic Street Map」を通じて、観光・インバウンド領域へのB2C/B2B2C展開を強化していく。

会社紹介と自己紹介
Location Weekly Japanです。今週は、ミックウェアの内藤さんにお越しいただきました。 内藤さん、よろしくお願いします。
はい、どうもよろしくお願いいたします。ミックウェアの内藤です。
はい、じゃあ早速、会社紹介と自己紹介をお願いします。
はい、はじめまして。株式会社ミックウェアの内藤と申します。
私たち株式会社ミックウェアは、社債ソフトウェアを中心に取り扱っておりまして、
もともとはカーナビゲーションであったり、社債ソフトウェアのプラットフォームの開発であったり、
そういったところを取り扱っておりました。そこから、社債ソフトウェアの中でも、
特に位置情報を取り扱うことに対しての技術をより磨いている会社となっておりまして、
そこから、社債ソフトウェアの技術を活かしたものと、位置情報を活かしたもの、
その双方を活かした新しいサービスが何か生まれないかということで、
日夜、人を外に誘うことをソフトウェアの力で実現するといったところを目指している会社でございます。
特に、人に対してできるだけ新しいモビリティとの関わり合いを作っていくということで、
便利で楽しく安全にソフトウェアの力で人を外に誘うといったことを会社のパーパスとして掲げているものとなっております。
ぜひよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
車載ソフトウェアとプラットフォームの変遷
内藤さんはミックウェアはもう長いんですか?
そうですね。実は2009年の入社からとなっておりますので、今16年、17年目となっております。
なるほど。まずその社債プラットフォームとは何かというところから教えてもらっていいですかね?
はい、そうですね。社債のソフトウェアと言いましても、
特に一般に皆様がお使いになられている車の中のカーナビゲーションのところにあるソフトウェアですね。
画面が付いているものをカードウェアに対してOSが乗って、
OSを活用した上で中の制御するフレームワークやプラットフォーム、
特にいろんなアプリケーションが乗っているので、
それをうまく制御しながら動かしていく仕組みのことを
社債ソフトウェアおよび社債プラットフォームと私たちの方では言うことが多いです。
なるほど。そしたらカーナビを操作して、地図だけじゃなくて
オーディオとかそういった諸々の機能に対しての制御という感じですかね?
はい。マルチメディアであったりとか皆さんがよく使われるテレビであったり、
あとBluetoothであったり、そういったものをユーザー様に対して安全に楽しく、
特に使いやすく提供するところ、画面であったりというところを全て制御するのを
Wikiaのソフトウェアでは行っております。
なるほど。そういう意味ではそのカーナビゲーションというか、
ちょっと本質から外れた話になるかもしれないですけど、
車の中のそういったカーナビを中心とした操作みたいなところっていうのは、
この10年、16年いらっしゃるという話ですけど、
16年でだいぶ変わってきたんじゃないかなと思うんですよね。
やっぱりスマートフォンを使ったりとか、Bluetoothが出てきたりとか、
ネット環境が変わってきたり、なんかそういった中でこの15年、16年での奇跡というか、
本社から見てどう変わってきたっていうのは、
なんかそういったことに対してのコメントってもらえますかね。
機能から体験価値へのシフト
はい、そうですね。私の領域といいますか、中心にちょっとお話しさせていただければと思うんですが、
コネクテッドといわれている領域に対して、この17年従事しておりまして、
もともとは車の中のシステムというのが、
ものとつながることに対してすごい昔は価値を感じていただいてたんですね。
例えば、車がBluetoothにつながって音楽が聞けるようになったとか、
そういったところが当初は十分それだけでも価値があったか。
例えば、車の中にいて外の情報を取りやすく、
クローンのナビゲーションに設定できるようになったとか、
それだけで全然価値があったものが、今となってはスマートフォンが連携して当たり前、
クラウドで動いているサービスと連携して当たり前、
それがどんどん目的になっていくということより、
どんどん人にどういう価値を車の中で提供できるかという、
体験を提供できるかというところにどんどん変わってきて、
機能がもともとはメインだったものが、それが背景にどんどんシフトしてきてというのが、
ここの10年以内、大きく劇的に変化した部分じゃないかなと思っています。
そういったところから、やっぱり機能の多様化であったりというところと、
やっぱりサービスとどう接続してユーザーに喜んでもらえるかとか、
そういったところにどんどんシフトしていくことで、
いろんな自動車メーカー様のこだわりというところが新しく出てきたのかなと思っております。
オンシャーは特定の車メーカーさんだけではなくて、
「人を外に誘う」コンセプトと新サービス
さまざまな車メーカーさんに対してサービスというかシステムを提供していらっしゃるんですか?
はい、そうですね。私たち当然ナビゲーションの提供というところも非常に多いのですが、
自動車OM様とのお付き合いも非常に多いので、
その中でもソフトウェアのご提供というのもやらせていただいております。
やっぱり各社だったり各社種によってユーザー層が違ったりとか、
それによってニーズが違ったりするんですかね?
先ほどお話したように、どういうことをユーザー様に体験していただきたいかというところに対しては、
各自動車OM様が考えていらっしゃるポイントが大きく違うのかなというところで個性というのは感じております。
なるほど。その中で位置情報データを活用した新しいサービスというか、
オンシャーのコンセプトである人を外に誘う。
ソフトウェアの力で人を外に誘うってすごい面白いなと思って聞いていたんですけれども。
具体的にどういうことなんですかね?
本当にシンプルなお話からさせていただければと思うんですが、
やっぱり人を外に誘うというところの考え方というのは、
一番大事なのは新しい目的地に出会っていただくということかなと思っております。
こういう場所に新しいスポットができたよとか、こういうところが盛り上がっているよとか、
そういったところがまず物語の起点になるのではないかなと思っています。
それがやっぱり楽しさを起点にして人を外に連れ出そうというところですね。
そこがやはりソフトウェアの力で私たちとしてはスポット情報を配信したりとか、
あとはユーザーに対して気づきを与えるような仕組みづくりであったりとか、
あとは私たちはもう一つやっているのは、
昔の土地の伝承の情報であったり、
そういったものを掘り起こしてスポット情報としてユーザーに展開するとか、
そういったことで初めて人を外に連れ出すための仕組みづくりを
ソフトウェアで提供しているような形ですね。
なるほど。スポット情報というのは観光地であるとか、
特定のイベントがいつどう発生するよみたいな、
そういった情報が車の中で見れると、そんなイメージですかね。
そうですね。特に私たちでは今モバイルアプリの方も提供しておりますので、
例えばSNSのデータを解析して、
この辺りが今バズっているよという情報であったりというのを
配信するビートマップというアプリケーションであったり、
昔の土地からの伝承データ、この土地に関しては
過去こういうことがあったとか、歴史の情報等を配信している
たまむすびというアプリケーションであったりとか、
そういうのを見ていただくような形で、車に乗ってでも構いませんし、
徒歩でも電車でも構いませんし、目的地に行ってもらおうというところの
そのきっかけをそういう形で与えているような形ですね。
スマートフォン連携と今後の展開
なるほど。そういう意味で言うと、今までカーナビゲーションというものがあって、
車の中ではそれでナビを行う車の中の体験を制御するという話だったかと思うんですけど、
カープレイだったりとか、Google Autoと出てきて、
スマートフォンアプリケーションとの連携みたいなところっていうのが、
日本ではまだ多分ある程度ナビゲーションベースだったりするのかもしれないんですけど、
海外でレンタカー乗ったりすると全くもうカーナビとかついてなくて、
ただ画面がついていて、あとはスマートフォンアプリで何とかしましょうっていうような、
そういった時代なのかなと思っている中で、
ずっとこのフィールドで展開されてきた御社として、
今この状況に対して向き合うっていうのが、
そういったスマートフォンアプリも含めての展開っていうイメージになりますか?
そうですね、やはりこの辺りは時代の流れというのは非常に大きいかなと思いますので、
カープレイとAndroid Autoっていうのはやはり使われている機会も皆さん多いと思いますので、
それであれば体験をできるだけ私たちもより時代に合わせた形に変化させていただく形で、
やっていく必要があるかなと思っています。
なるほど、位置情報データっていうのはどういった形で活用している、またはしていくっていう想定なんでしょうか?
そうですね、やはり私たちとしましても、本当にシンプルなお話をさせていただきますと、
位置情報っていうのは緯度と経度を軸にはしているんですけど、
同じ緯度と経度においても、やっぱり人の視点であったりとか、
その人の経験、体験、あとはその人の背景ですかね、そういったところも含めますと、
やはり同じ場所でも関わり方や役割っていうのは全然異なっていると思うんですね。
それに対して私たちとしては、どう気づかせてあげるかということを目的にしたいなと思っていまして、
この場所っていうのは、あなたにとってはこの場所なんですけど、
あの人にとってはこういう場所なんですっていうこととか、
あとは特に時間という軸も非常に重要かなと思うんですね。
同じ緯度、経度であったとしても、昔この場所ではこういう合戦があったとか、
こういう出来事があったよとか、そういったところというのもある意味位置情報を活用して、
人に新しく気づきを与えることであったりとか、価値を与えることだと思っているので、
そういったところで、今この瞬間、この場所で何が起きているかだけというのがあくまでも一番大事だというわけでは決してなくて、
その時間軸ということと、誰にとってのというところとか、
そういったところのいろんなシェアの広げ方をもって位置情報を取り扱うというのを、
私たちNikkoaiでは今目指しているものの一つとなっております。
今までどちらかというとコンシューマーというか、一般利用向けのお話ベースでさせていただいたんですけれども、
商用車向けソリューション「道活」
商用車に対してのソリューションというのも展開されているかと思うんですけれども、その辺も少し教えてください。
そうですね。私たち商用車両向けの取扱いとしましては、カーナビゲーションですね。
特にそこに対してよくサービスのほうは提供させていただいております。
例えばブラウザー1つあれば、この上ではカーナビゲーションが展開できるLinuxナビというものであったりとか、
またナビの技術というのは非常にたくさんいろんなものがありまして、
探索、検索、あとは地図を表示するといったさまざまな機能がございます。
ただそれはあくまでもカーナビのための機能というわけではなく、さまざまなことに使えたりするんですね。
例えばGPSのデータが不安定だということなんですが、それをうまく地図にマッチングさせていって、
個性データとして使っていただくものであったりとか、
あとはその走行時間、距離というものだけを算出して何かのデータに使いたいとか、
そういったところの部分部分でさまざまな業務システムに使っていただくような、
そういった仕組みづくりで道活というものも作ってサービスとして展開させていただいております。
MWC Barcelona出展とデジタルツイン
なるほど。少し話は変わるんですけれども、今度2月にMWC、モバイルワールドコングレスバルセロナに出展されるというお話を伺いました。
そこでの狙いとかあればぜひ教えてください。
モバイルワールドコングレスですね。こちらは昨年度も私たちのほうを出展させていただいておりましたが、
今年はより現在3日間が進めておりますデジタル空間の構築、デジタルツインの実現ですね。
それを目指しておりますダイナミックストリートマップ&マーケティングといったところのシステム及びサービスプラットフォームのご説明であったり、
展示を行う形となっております。
この中ではやはり日本のリアルな空間というものをデジタルで実現していただきながら、
その中で海外の方であったりとか、また国内の方がその新しい観光地っていうのを事前に見ていただきながら楽しんでいただくような、
そういったことを楽しんでもらえるようなやっぱりプラットフォーム空間の構築というものを目指したものであって、
できれば国内だけではなく海外の方も楽しんでいただきたいといったことで、今回バルセロナのほうに出展を目指しております。
そこでアピールする相手っていうのは御社の既存のファーメーカーさんOEMだったりではなくて、
旅行会社さんとかそういったデジタルツインを活用した体験を提供しているような別の事業体の方々にもなったりするんでしょうか。
はい、おっしゃる通りそうですね。観光業の方々であったりとか、
よりその場所をその土地のことに対して興味を持っていただけるようなきっかけを作っていただけるような、
そういったサービスを行われるような方々ですね。そういった方々を目指してターゲットの方は行っております。
あとは実際私たちもあくまでもそのデジタル空間というのはプラットフォームとして提供していきたいと思っておりますので、
ユーザーさんであったりサービスの方々がその空間に対してコンテンツを投稿していただいて、
その空間にお越しになられた方々がそのコンテンツを見て、
よりこの場所ってこういうことができるんだなということであったりとか、
新しい気づきや発見というものをその空間を体験していただくことで、
その場所のことを楽しみになってくるような、そういったことを目指しております。
今後の展望
ありがとうございます。なんか楽しみですね。新しい展開もそういった結構派手にいかれるんだなと思って拝見してました。
ありがとうございます。そしたら最後に今後の展望について教えてください。
はい、そうです。私たち株式会社ミックウェアはもともと車向けのソフトウェアの提供であったりとか、
カーナビゲーションの提供であったり、どちらかとB2B向けのシステムの開発を中心に行っておりましたが、
これからは先ほどお話しさせていただきましたように、位置情報のサービスを中心に取り扱い、
B2C並びにB2B2Cといったところで、今朝のお力添えになれるようかつ、
人を外に連れ出していって楽しい世界をもっと体験していただけるような、
そういったサービスの実現に向けて今後も取り組んでいきたいと思いますので、
ぜひ今後ビジネスの連携であったりサービスの連携ということを
皆様と一緒にやっていただけることを私たちは期待しておりますので、
ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
今日はMIGウェアの内藤さんにお話を伺いました。
内藤さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
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