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KOJI Future Lab
始まりました。
KOJI Future Lab
ゲストは、前回に続いて、林まりかさんです。
林さん、今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
資金調達と事業展望
林さん、この春、8.1億円ですかね、資金調達されたというところで、
累計でも10億円超えというところで、かなりの資金も調達されてますけど、
これからのキビテクとしての進め方、未来像というのはどういう感じなんでしょうか。
今回の調達の以前から進めてきている、
汎用のロボットの遠隔管理システムの販売を進めていくための開発を続けていって、
その事業を伸ばしていこうと考えておりますので、
そのために必要な開発費、
セールスやマーケティング費用などに、今回調達した資金は投資させていただこうと考えております。
エンジニアが現状30数名いるんですけれども、
事業拡大のためには、エンジニアの採用が引き続き必要と考えております。
営業などのビジネスサイドのメンバーも必要と考えているので、採用活動にも資金を投資させていただこうと考えております。
それまでロボットの遠隔制御システムというのを自社プロダクトを中心にしていて、
遠隔システムが搭載された荷物を搬送するロボットを装甲に収めさせていただいて、
それの遠隔オペレーションということをやってきていたんですけれども、
それは続けていきながら、当社のサービスをもうちょっと拡張したいと考えております。
これまで提供していたのが、ロボットの導入後の運用フェーズでロボットが動いていて、
ちょっと停止したら遠隔で復旧してあげるという、そういうサービスだったんですけれども、
その運用のフェーズ以外にも導入検討のフェーズとか、導入時の開発のフェーズとか、
そういったところでも遠隔システムを使うことで、効率化できるところが多々あると思っていますので、
そういったフェーズにも適応できるように、当社のサービスを拡張させるという方向に、
MOKKAでは開発を力を入れております。
ありがとうございます。
リモート経営の実践
もう林さんのところ、まさにロボットの遠隔のサービスもありますけど、
ハイスさんご自身が、また僕が面白いなと思っているのは、
CEOのハイスさんご自身がリモート、富山ですかね。
富山から人頭指揮を振るわれているというところも、すごく先進的な会社だなというふうに思っているんですけど、
その辺はいかがですか。
レイヤー度が本当にさらに、ここ数年高まってしまったなと思っているんですけど、
もともと理系上司でちょっとレアだったところが、女性経営者というので、
さらにレイヤー度が高まり、
最近はフルリモートでスタートアップの代表の仕事をしているという意味で、
だいぶレアな状態になっているかなと思います。
当社はロボットの開発を中心にしているんですけど、
ハードウェアというよりもソフトウェアの開発が中心なので、
他のメンバーもリモートで働ける日であればリモートでやって大丈夫というか、
デフォルトリモートで必要があるときに出社してくださいという、
そういうスタイルで運営しております。
他のメンバーもかなりリモートでやっているメンバーもあるんですけど、
本社は東京にありますけども、
私とあと2名ぐらいか3名ぐらいがフルリモートで、
東京以外のところに住んでリモートで働いているというのになっています。
リモートでスタートアップのCEOの仕事ができるのかというのは、
私の場合は他の経営メンバーが東京とか埼玉とかに住んでいて、
他のメンバーが現場に出社が必要なものをやってくださっているという役割分担をしているというのが、
他のメンバーにはありがたいと思っているんですけど、
というのはあるんですけども、
経営の仕事の中でも財務的な仕事とか、
リモートで状態を確認するような分析したりとか、戦略を考えたりとか、
そういう仕事とかも結構あるので、
私はリモートですけども、
出社もやっぱりしているので、
ある程度の頻度で家族に子どもを任せて出社するというのもやってますね。
なるほど、分かりました。ありがとうございます。
おはしさんの企業の事業内容ですけど、
カンボジアでのオペレーションセンター
カンボジアにもまた拠点を設けられるというところを聞いたんですけど、
その辺はどういうところからの思いなんでしょうか。
そうですね。
ロボットを使ってリモートで働く機械を増やして、
特に手品を作ることによって、
特に貧困状態にある方、低所得な方に就業機会を提供するというのが、
そもそもこの事業をやりたいというふうに考えた理由としてありますので、
ロボットのオペレーションセンターというのを、
発展途上国に作りたいなと考えております。
その事業を考え始めた時にご縁があって、
カンボジアで社会企業、ソーシャルビジネスをやっていらっしゃる方とお知り合いになることができて、
その方の拠点でオペレーションセンターをするというのをやりたいなと思っています。
今はまだ当社のサービスがそんなに広まっていないので、
ボリュームがあまりないので、まだ東京のメンバーがオペレーションをしているんですけど、
ボリュームを増やしていって、カンボジアオペレーションセンターを作りたいなと思っています。
ハイスさんがやられているロボットという領域は、
これからももっと注目されている産業になってくると思うんですけど、
ハイスさんご自身が今後のキビテクとしての未来像としては、
どういうところに進めていきたいというふうに考えられていますか。
当社は技術、開発力とか技術を中心とした会社なので、
それ以外の部分、例えば本当に広くマーケティング、広くセールスの部隊がたくさんいて、
そういうところじゃないところをビジネスに中心としていくのがいいよねと考えております。
当社の遠隔システムをロボットのメーカー様に使っていただきたいと考えておりまして、
そのためには当社のプロダクトが魅力的なものにならなければいけないユースケースをある程度のボリュームで示す必要があるというふうに考えてまして、
その辺りを取り組んでいるところになります。
なるほど。まさに今日々ニュースでも労働力不足とかいうのが言われてますけど、
その辺を改善するロボットっていうのはやっぱり一助になり得るような存在になるんでしょうか。
そうですね。かなりロボットの制御の技術が進んできているので、
ロボットが担える業務って広まってきているなと、ここ2年ぐらいですかね、
AIの技術が伸びたところで、ロボットにできることっていう可能性もすごい広がったなと思ってますね。
人型ロボットの大型のスタートアップも何社も世界的には出てきているんですけど、第4次ロボットブームというふうに見ている方々もいらっしゃいますね。
そのブームである程度いろんなPOCがなされると思うんですけど、
そのブームを引いてみんながバーッといろいろなアプリケーションを試してみて、
ある程度のものは残っていくんじゃないかなと私は思ってますね。
なるほど。先ほどAIというワードも出てきましたけど、AIも急速に発達してきていて、
その辺とロボットが掛け合わせることで、どういうところのまた変化が出てくるっていう感じなんでしょうか。
あらかじめプログラミングしておけなかったような、
わりと臨機応変さが求められる業務をカバーできる可能性が高まったかなと思いますね。
従来のロボットは、例えば大量生産の現場で毎日同じ動作をロボットが回すというところが一番適応可能な領域で、
そこからちょっとでも外れた、日によって変わりますよという領域はロボットはなかなか使いにくいというところだったんですけど、
そこの制約が緩まってきているという状況にあるかなと思います。
なるほど。じゃあ、より汎用性も広がって、簡単な言葉で言えば性能アップにつながるということなんでしょうか。
そうですね。
なるほど。わかりました。ありがとうございます。
ハイスさんには3回にわたって登場をいただきました。色々と業界に関する深い話までありがとうございました。
ありがとうございます。
はい、エンディングです。いつも最後まで聞いていただきありがとうございます。
よろしければ番組のフォロー、高評価のレビューもいただけると嬉しいです。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、ホウジでした。