2023-07-03 16:10

下花剛一 (株)ジョルテ 代表取締役社長

カレンダーアプリとして、世界累計3,500万ダウンロードの実績を持つジョルテ。カレンダーサービスの先には、イベントプラットフォームがあった。ジョルテを自ら開発した下花氏が、次に創造しようとしている新しいプラットフォームと世界感を語って頂きました。

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Location Weekly Japan、今週はですね、株式会社ジョルテの代表取締役社長である下花さんに来ていただいてます。下花さん、よろしくお願いします。
はい、下花です。よろしくお願いします。
下花さん、もともと私の上司だったんですけれども、お二人としています。
はい、はい、はい。
久しぶりにジョルテさんにお邪魔して撮ってますっていうところですけれども、ジョルテってカレンダーの会社なんですけれども、スマートシティーカレンダーとかって出してらっしゃるじゃないですか。
なんかその辺について教えてもらってもいいですかね。
はい、そうですね。我々もともとカレンダーのアプリですね、スマートフォン向けのジョルテっていうカレンダーアプリを10年前ぐらいに作った会社なんですけれども、カレンダーのアプリジョルテっていうのは本当に自分の予定を管理するようなアプリではあるんですけど、今我々じゃあ何を進めてるかっていうと、あんまりそのアプリをどんどん広げていくっていうよりは、どちらかというとイベント情報のプラットフォームっていうのを作っていきたいなっていうのを今実際に進めてるところですね。
で、なんかよく地域のDXっていうのは、もうDXって言葉は新しくないと思うんですけど、結構僕いろんな地方に行ってそのDXやりましょうねとか、実際に取り組みをしたりもするんですけれど、じゃあ地域のDXって何だろうなといったときにモビリティだとか決済だとか、いろいろDXできるところはあるのかなと思うんですけど、なんか僕の考えるDXってなんかちょっと違うなと思っていて、
まあもちろんカレンダーの会社っていうのもあるのと、イベント情報で扱っている会社でもあるので、難しい言い方なんですけど、知らないことによって失われる機会を減らしたいって思ったんですね。わかります?今僕の言ったことを。知らないことによって失われる機会を減らしたいなと。
そうそうそう、それ。簡単に言うと、知ってたら言ってたのになって、すごいあると思うんですよね。で、例えば財布に5枚入ってます。5枚入った財布を落とすとすごい損したなって思うじゃないですか。なんですけど、本当はできたはずのことができなかったっていうのって気づかないので、なんか我々人間ってものすごい何損してるんですけど、損してることに気づかないっていうのってすごくもったいない。
例えば、僕日本酒が好きなんですけど、日本酒結構出張とか行って、いろんなところで美味しいものを食べたりもたまにはするんですけどね。で、やっぱりその土地の日本酒とか美味しいもの食べたいなって思ったりとか、日本酒の会、例えば飲み比べの会だとか、全然この近くでもいいですよ。そういうのがあると絶対僕行きたいなと思ってます。
なんですけど、じゃあ何回それ、今までの人生で何回行ったことがあるかなって考えたときに、3回くらいありますよ。お前それ好きじゃないだろうって思うかもしれないんですけど、知らないですよね。例えば今日も知ってたら、ちょっと川島さん待ってよ。ちょっと乾杯だけしてからこれやろうよみたいな。思うと思うんですけど、でも知らないからやっぱりそういうことってしないっていうのを、毎日無限の可能性がある中で失ってるっていう。
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その損してるっていうのは、やっぱりみんな気づいてないのかなと思ってて。なんかそういうことに気づくっていうことって、デジタル使うとできますよっていうのって、僕すごい価値だと思う。今まで当たり前にこうできなかったことなので、みんなそれが普通だと思ってないと。なので、そこに対してそうした方がいいんだって思わないんだと思うんですけど、1回こういうことに慣れてしまうと、え、なんでチャンスをあなたたち知らなくていいんですかとか、自分の可能性ってすごいあることにどんどん気づいていく。
なんかそういう世界を作れる、デジタルを使ってやれるっていうことが、僕はDXなんじゃないかなと思っていて。で、さっきのイベント情報のプラットフォームっていうのはまさにそういうことだと思っていて、どこで、いつ何がありますってわかんないじゃないですか。さっきの日本酒の会がじゃあどこであります。多分今日も都内、ちょっとこの後一緒に行きますけど、その近くでもすごい繰り広げられてる可能性があるじゃないですか。
いろんなお店で、今日この飲みクラブあるんだよとか、今週しかないお酒ってあるんですよ。飲めるんですよ。絶対あるんですけど、情報入ってこないといけない。なので、やっぱりそこをちゃんと知らせるっていう仕組みを作りたい。プラットフォームを作りたいっていうのと、これすごい大事だなと思うのは、最近地域DXとかっていうので、結局地域の課題って人口減少だと思うので、東京一極集中の時代ではあるんですけれども、なかなか地域の課題を知らないといけない。
なかなか地方に分散しないなと。コロナでちょっとそういう流れができたのかなと思うんですけど、やっぱりモチベーション作りきれてない部分もあるのかなと思うんですよ。
で、地方の課題って何かっていうと、何かやろうとするとってすごく大事だと思うんですけど、何かをやろうとした時に全てに言えると思うんですけど、集客ってめちゃくちゃ難しいんですよね。
お金を払えば人が来るのかっていうと、すごいお金を払わない。払っても来ないんじゃないかっていう現状があるかなと思うので、でもなんで集客難しいかっていうと、欲しい人に欲しい情報が届かないっていう現状があるのかなと思うんですね。
で、さっき言ったように、どこで何がありますっていうのをみんなが知れる状態が当たり前になると、じゃあその情報って発信すれば人が来るんだ。
例えば日本酒が好きな人が来るんだっていう、なんかそういう状況が作ってしまえば、なんかそういう世界っていうのは実現できるのかなと思うのと、あとそれをやるためのプラットフォーム作りですね。
我々で言うと、イベント情報のプラットフォーム。どこで何がありますっていうのを、そういう情報が必ずここに集まって、日本全国、世界中の情報が時間軸に落とすことができる情報が必ずここにあるんですよっていう状況になると、そこの情報を使ってみんないろんなサービスしていく時代がなっていくのかなと思いますし、
これはもう我々だけが、例えばJOLTのカレンダーを使って四角それを見せませんとかっていうことではなくて、例えば乗り換え案内のアプリを使いますと、何時に渋谷に行きますっていう乗り換えの検索をしたときに、もう何時にどこに行くってのが分かってるので、じゃあそこで今こういうことやってますよとか、帰りにこういうとこ寄りませんかとか、帰る時間もなんとなく想定できると思う。
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そういったときに、そういう我々の情報、イベント情報を活用するっていうのはすごく分かりやすいのかなというところもあるので、そういう連携っていうのはすごく大事だなと思うのと、結局やっぱりデータの時代になるかなと思っていて、我々ができるところっていうのはやっぱりそういうイベント情報を集めるところ。
これはもう子会社のイベントバンクっていう会社があるんですけど、そこがやっぱり日本中のイベントを集めているという会社、結構アドバンテージを持っている会社なので、このプラットフォームって我々作りやすいのかなと思うんですけど、今度はじゃあそれをどうやって届けるか。
誰にいつどういうタイミングで届けるかっていうのってすごい大事だなと思ったときに、今度はやっぱり行動データってすごく大事かなと。さっきの乗り換えの話もそうですけど、誰がいつどこに行きます。もしくは誰がいつどこに行きましたっていう情報があると、この人はこれに行く可能性がある。
こういうことにまで興味を持っていますっていう、そういうデータですね。そのデータで分析ができていると、そういう我々が提供できる、例えばいつこういうことがありますよ。それが届きやすい環境ができるんじゃないかなと思うので、やっぱりそれっていうのはもう我々一社で作りきれるものではないので、いろんなサービスされている方々と連携をしていきたいなというふうには考えているところですね。
なので、そういういろんな自分のできることに出会えるっていうのもそうですし、いろんな人に出会えるっていうのもそうですし、もう一つはこのいろんな自分に出会えるっていう、なんかそういうことを実現するっていうことをこれからやっていきたいと。
で、それをやっていくために我々はどこでいつ何があります。イベント情報って検索できるので検索できないですね。Googleでも検索難しいですし、最近チャットGPTで結構なんかやってくれるんですけど、やっぱり正確性が足りないかなっていうのと、もともとの情報自体が少なすぎるので、世の中にイベント情報が登録されてデジタルになっていないところがあるので、我々は一回それをやり切りたいと思っています。
なので、お祭りがいつどこでありますとか、例えばこのデパートでこの萌実下の北海道展がいつからいつまでありますとか、美術館でこの展示がいつまでありますとかっていうのは今やってることでもあるんですけど、もっと小さいことですね。個人でここからここまでの時間、こういうのでありますとか。
僕が今すごく思っているのは、例えばパン屋さんとかもですね、商店街とか。パン屋さんとかで今週だけ天然コウモリのパンを特別に焼きますとか、もしくはパン作り好きな人集めてみんなで考えたパンをこの日だけそれを作ったやつを出しますとか、なんかそういうことを発信できるような、そういう小さなことまで発信できて、僕たちもやっぱり知れるような世界っていうのを作っていきたいなと思っていて、それが今の地域のDXっていうのはすごく大事なことだと思いますし、
それを実現することによってチャレンジする人も増えるかなと。ちょっと僕の今日の話の流れでうまくここにたどり着いているかどうかわからないですけど、結局何かをしたい、自分の何かを発表したいとかっていう、もしくは自分が作ったものをみんなに食べてもらいたいとかっていう人たちたくさんいると思うんですけど、結局なんかそれが届かないじゃないかなっていうところで諦める人たちっているんじゃないかなと思うんですけど、
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それが本当に自然とこういうことをやりますよっていうのを言ったときに本当にそれを欲しい人たちが集まってくれるような仕組みづくりができるんだとすると、どこに行っても東京じゃなくても地方に行ってもいろんなチャレンジをする人が増えるんじゃないか。もしくはもうすでにお店を出している人たちが、じゃあちょっと今日これ新しいのを作ってみようか、なんかそんな感じになるんじゃないか。
そうすると自然にその地域って活性化すると思うんですよ。なんかみんながチャレンジして面白いね。で、そこに人が集まってきて、これうまいね、まずいねとか、なんかそういう地域ってやっぱり衰退しないじゃないかなと思っていて。なので、結論からすると地域のDXっていうのはただ仕組みを作ればいいですとか、仕組みを作ったので皆さんやってくださいっていうんじゃなくて、なんか根本的になんかそういう人の可能性を広げるための仕組みを入れて、そこでもうなんか皆さん自由にやれるんですよって。
いうのを実際に、我々はやっぱりその地域の人たちと一緒になりながらやろうとしていたりしますし、我々自身もちょっとここで言うのはあれですけど、実際にパン屋を今瀬戸内でやろうとしてたりするんですけど、こんな形でですね、自分たちがまずこんなにこういうことができるんですよ。できたりすることってそういう価値があるんですよっていうのを見せることによってそれを広げていきたいなと思うので、もちろん仕組みづくりもします。
仕組みづくりもして、なんだけどその我々も主体者だったり主体者と一緒になって、そういう価値っていうのを広げていくっていう、そういう活動をこれからしていきたいと、まあ実際今やっているところですという感じです。いいですか?
そうですね、ちょっと先に言っておけばよかったんですけど、ジョルテカレンダーって知っている方も知らない方もいると思うんですけど、アンドロイドで配信最初2010年にされて、今もう3,000万ダウンロードとか、3,500万ダウンロードですかねって言っているようなアプリケーションです。それをもちろん作ったのは島名さん自身だったりするので、島名さんが今お話しいただいたこれからやっていくこと、このイベントのプラットフォームっていうところも、やっぱりちゃんと作りきるっていうか、
ちゃんと作りきるっていうところが、ジョルテさんの強みなのかなと思うので、どんな感じですか?もう次のプラットフォームとしてこれは絶対に作りきるみたいな、そんだけいい表明なんですかね?
そうですね、本当はやりたいことがたくさんあって、これもうちの社員たちにすごく注意されているんですけど、一個一個やりなさいっていうのもあるんですけど、このイベントのプラットフォームっていうのは、今僕ないと思って、世界中どこも作ってないんです。
ある意味時間軸のプラットフォームなので、空間軸だとか検索軸だとか、そういうものっていろんなサービス、AIも出てきましたというところなんですけど、時間だけはまだ誰もやりきってない。
時間でまず整理できるプラットフォームっていうところをやるというのは、僕は本当に今一番やりたいことですし、もともと僕が一番やりたかったこと、会社を作ったとき、ジョルテを作ったときぐらいからやりたかったことなので、
今そこに対して全力でやりましょうと。監視屋の中でもそうですけど、やりましょうという感じになっているので、僕はやります。やらないといけない。他のこともやりますけど。
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なんかこんなパートナーさん増やしてますとか、こんな人たちと一緒にやっていきたいですみたいなのがあればぜひお願いします。
同じですね、僕らもやるんです。いろんなことをやって、もちろんうまくやらなければやめるっていうのも選択肢としてはすごく通りそうかなと思うんですけど、やると決めたことって結構いろいろ覚えてやったりするので、実際にいろんなことをされる方々っていうところはやっぱりありがたいかなと思いますね。
構想だけ考えましょうっていうよりは、とりあえずやってみましょう。考えるよりもまずやってみましょうっていうぐらいトラックの軽い方々とご一緒させていただきたいっていうのはあるかなというところと、
あともう一つ、ちゃんと楽しむ人たちですね。ふわっとした話になりますけど、何をやるかってそんなに重要じゃないのかなと思っていて、誰とやるかによって、何やってもいいと思うんですけど、一緒にやる人たちっていう人が、この話よくないな。
でもやっぱりそういうところですね。本当に構想だけ考えたい人たちで構想を考えればいいですし、世の中の仕組みを考えたい人っていうのは考えたらいいと思います。僕がやりたい人間なので、まさに地域実装もそうなんですけど、自分たちで入り込んで努力したいことも含めてやりますっていうところと一緒にやりたいなというところがまず根底にあるっていうところと、あとやっぱりそのスマートシティ関係ですかね。
やっぱり我々もすごい力を入れているので、なんかそういう地域のデジタル化っていうところで新しい価値を作ろうとされている会社さんとは是非ご一緒させていただきたいなと思っています。特にもちろん生活支援っていうところもあると思いますし、ちょっと我々観光分脈も結構最近これから力を入れようとしてたりするので、結構広くいろんな方々とご一緒できるのかなと思うんですけど、どこまで言っても我々はどこで何がありますか。
っていう情報を提供できるプラットフォームっていうのを作ろうとしているので、そこと連携できるっていうのは是非我々だけでやっぱり出口を作る、我々が出口を作るべきじゃないと思っているので、なんかそこはご一緒できるところと是非一緒にやらせていただければと思っています。
なんかそのJolteカレンダー面まだ全然ユーザーさんたくさんいらっしゃるので、そういったJolte上で何かやるみたいなこともできたりするんですかね。誰かパートナーシップを組んだ相手とのソリューション。
ありますね。ちょっと我々も今考えているところです。Jolteももともと作ってから10年ぐらいなので、アプリを作って10年ぐらいなので若干落ち着いてしまって、アプリの仕組み自体も新しいことをやってこない時期がちょっと長かったのかなと思ってはいるんですけど、ちょっとそこも我々今いろいろ考えているところで、
なので今の利用者の方々結構なんとなくこういう方々使っているのかなというのも分かっていたりするので、そういった人たちにうまく届けられる新しい価値ですね。ただ単純に取り組み合って頼みましょうというよりは、この人たちがさらに新しい価値を手に入れられるような仕組みというのはJolteのアプリとの連携というところはすごく考えているので、そこをご一緒させていただけるところがあればすごくいいかなというところと、
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ちょっとあんまりまだ言ってないですよ、観光もそうなんですけど、ヘルスケア系も我々今かなり力を入れようとしているので、そういったところでも連携というのはできるのであればありがたいかなと思っています。
はい、ありがとうございます。
そうですね、じゃあやつぎばやにいろんな施策をこれから発表されていく感じなんですかね。
それは、
やりすぎると社員に怒られるやつですね。
もう怒られてますね。
でも、いつもしも次やることは楽しみにしてます。
はい、ありがとうございます。
ぜひ会社の方に手伝っていただけると。
僕だけだとできそうじゃないので、ぜひ。
はい。
でも本当にLBMAでもいろんなパートナーさんをご紹介できるというか、アレンジできるんじゃないかなと今の話を伺っていても思ったので、ぜひその辺はいろいろ一緒に組んでやるスキームを作っていけるといいですね。
はい、ぜひお願いします。
はい、楽しみです。
はい、ありがとうございます。
では、ゲストですね。
ジョルデーの島野さんでした。
どうもありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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