2023-09-25 17:04

杉崎厚哉 (株)Geolocation Technology 取締役技術開発部長

1つのIPアドレスに、200以上の項目を付与するしたデータベース『SURFPOINT』を軸にIP geolocation事業を展開。膨大な数のサービス構築の中から、『どこどこJP』などの国内唯一無二のサービスを展開されています。IPv6への展開や、ウェブベースのスタンプラリープラットフォーム、全社員フルリモートの就業体制などについて語って頂くと共に、サービスエンハンスメントへのコミットメント等を語って頂きました。

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Location Weekly Japanです。今日は、Geolocation Technologyの杉崎さんに来ていただいてます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
では、ジオロケさんの方がいいんですかね。
ジオロですね、ジオロケさんです。
はい、じゃあジオロケさんについて教えてください。
はい、株式会社ジオロケーションテクノロジーと申します。
本社は静岡県三島市にあります。
三島市は伊豆とか箱根の右口になる、そういう地域にある場所です。
2000年に今の代表取締役の山本が創業しまして、今年で24年目になる会社です。
もともと、その平社の社長の山本が一つのIPアドレスに様々な情報を付けまして、それをデータベース化したサーフポイントというデータベースをもとにしたサービスを色々と売り出したというところから始まった会社になります。
今主なサービスとしましては、このサーフポイントの情報をやり取り、APIだとかJavaScriptなんかで出せるドコドコJPというサービスと、あと広告配信を行うドコドコアド、あと一条法を活用したスタンプラリーサービスとして提供できるセキュリティスタンプという主なサービスとしてはこの3つを主軸にやっているという会社になります。
ありがとうございます。
どうやってこんなビジネスを思いついたんですかね。他にやってる人いないですよね。
そうですね。国内では唯一だと思います。
普通に考えれば私も最初に聞いたときに、IPアドレスに情報を付けるってなんじゃこれやって思ったんですけど、今企業情報、一条法だけではなくて企業情報だとか、変わった情報だと選挙の情報なんかを付けるようになっていて、一つのIPアドレスに今200弱ぐらいの項目を付けているということのデータベースになりますので、
いろいろとそれをもとにご活用いただいているというのが我々のサービスになります。
それでこのIPアドレスをベースにしたビジネスを始められるに際して、最初のターゲットとなったお客さんというかどういったところからスタートしたんですかね。
これはちょっとすいません、あまり聞いてないんですけども、多分社長の話を聞くと、お客様ありきというよりは、自分のアイディアが取り物になるだろうという、そこから立ち上がったというふうに何かに書いてあったのかなという気がします。
すごいな。だって普通の人理解できないですよね。IPアドレスがどうのって言われても。
でも、すでに大きなお客さんも含めて今展開されていらっしゃると思うんですけども、24年でどこか分岐点みたいなところってあったんですかね。
最初からやっぱりスケボーに分岐点というよりは、過去のいろいろなサービスの経緯みたいなのを聞くんですけども、やっぱりそのサーポイントというIPアドレスを案内した位置情報というのをベースに、いろいろなサービスを作っては当然うまくいくものもあれば、うまくいかずにやめてしまうのもあるというのがあって、
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いろいろ社長からいろんなサービスの経緯を聞いたんですけども、すごい数のサービスが100人のサービスがあって、だけど残っていくのはやっぱりお客さんがついて、ただ時代にも時代のニーズとかにもよると思うので、時代のニーズに合えば残っていきますし、
ちょっと早いっていうケースもあったりすると、我々も今いろんな過去のサービスとかもあるので、今やったら逆に面白いみたいなのが出てくれば、当然もう一回やってみようかみたいな話になりますし、これはその状況とかいろいろな技術も含めてやっていくっていうような形になるわけですね。
さっきおっしゃってたIPアドレスに転寄報つけて提供するっていうのは初めて聞いたんですけど、そういうニーズがあるんですかね。
例えば雷の情報なんかは、例えばウェブのページ、最近だと転寄報なんか普通に出たりしますし、今だとこの季節だと落雷のいろんな情報がありますので、そのホームページを見たときに雷雲が近づいてるとか、雷が見たいなところが出たりすると、いろいろそういう事前に準備したりとかできるような形にもなるかと思いますね。
なるほど。
ドコドコJPさん業界では唯一無二なんで、超有名なサービスでいらっしゃいますけども、どうなんですかね。IPアドレス活用の現在の課題とかって何かあったりするんですか。
課題というよりは、IPv6から何年も前から言われてはいますけども、だんだんじわりじわり浸透してきてるっていうのがやっぱり見えます。今まではほぼIPv4だけやっていればいいみたいなところから、IPv6にもそういう情報欲しいっていうようなお客様も増えてきています。
そのIPv6にも情報をつけていくというようなところも合わせてやっていくっていうのは、だんだん増えてきてるかなというふうになってますね、最近は。
今、コンセンテージ的に言うとv6ってどのぐらいまで来たんですか。
今、20%ぐらいじゃないかな。
まだでもそんなもんなんですね。
やっぱりそれはコスト的な問題でみんな移行しないって感じなんですか。
そうですね。
v6やってる業者さんはだいたい決まってるっていうところがあったりもするし、
それをじわりじわり周りが広がっていってるっていう感じなので、一気に広がるような状況ではない。そんな感じだと思いますけども。
なるほど。
そうですね、人を思い出しました。
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そういえばなんかv6に移行するって5年前ぐらいに言ってたな。
もう20年30年前からv4はなくなるなくなるっていう。
全然なくならないっすね。
せっかくなんで、スタンプラリーの話を教えてください。
メインのお客様はよく自治体様がお客様としては多いんですけども、
やっぱり地方争点というか観光に合わせてとか、
最近静岡県だと大河ドラマが、静岡県中心のやつが2、3年続いてますので、
大河ドラマとか武将系のものを使ったスタンプラリーとか、
そういうものがあります。
お客様を呼ぶ一つのイベントみたいな形でスタンプラリーが行われるのがよくあるケースだと思います。
それはアプリベースで提供してるような。
今我々はWebベースにしてます。
なるほど。
Webベースだとインストールしなくても、
確かに。
できるので、インストールしなくてもどうしてもスマホに残っちゃったりするので、
Webベースにすれば一時的に使って、その場でも終われるし、何回も続けてやるっていうことができます。
我々はWebベースのほうにスタートしています。
これ地点判定はBコンとかじゃなくてGPSですか。
そうですね。スタンプの取り方としては、GPSとあとQRコードを呼ぶパターンと、
クイズみたいなキーワード入力みたいなスタンプを取るやり方と、
あとちょっと外部のサービスは連携してるんですけども、
その場に行って、指摘の音声のガイドとかを聞いたらスタンプを取れるみたいなこともやってます。
それは音声認識とかをするわけではなく。
もともと音声データがあって、それを例えば10秒とか30秒聞いてもらえるとスタンプがかかれるみたいな形をとってます。
技術的には何で認識するんですかね、それを。
技術的にはその場所と音声を聞いたっていうアクションの、
そこを音声を聞いたっていうアクションを我々ではなくて、外部のサービスに連携してたんですけども、
聞いたよっていう認識ができれば、そこでスタンプをつけちゃうっていう、そういう流れですね。
なるほど。私ちょっと前にデジタルスタンプラリーみたいな企画をやったことがあるんですけど、
結局その場所をピンポイントで取るためにピーコンだったりNFCでタッチしたりとか、
音声はフィンガープリントを作って、しかし音声を取るみたいな。
そんなテクノロジーばっかりによってすごいの作ったんですけど、
結局アプリ誰もダウンロードしてくれないと終わるみたいな。
自分でもやらかしましたし、他の事例でも見てて、
ああ、なんでダウンロード難しいよなとかって思ってたんですけど、
そうですね、ウェブベースでできるといいなって改めて思いました。
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サービスの方というか、ものがありますので、
お客様とか運用をやる方はチェックポイントを決めていただいて、その場所を入れてもらえれば、
それだけでも、あと景品のスタンプをいくつ集めたら何をプレゼントするかみたいな、
景品を決めてもらえれば、それで運用がすぐできると思います。
これいいですね、普通に。
そうですね、軽く作らないと、色々凝りすぎると逆に多分難しくなっちゃうんじゃないかと思って。
まさに僕が失敗したやつですね。
チェックポイントの取り方を工夫してるのは、QRコードだけだと今だと写真撮って送っちゃうみたいな。
まあまあ確かに。
QRコードとGPSを両方組み合わせて、そのGPSプラスQRコード、
要するに近くの場所でちゃんとQRコード読んだよねみたいなこともできるようにしてあるので、
どこまで厳しくするかっていうのは運用される方のお客様のポリシーになると思うんですけど、
そういうこともできるようにしてあるので。
これインバウンド向けにも出したりしてるんですか?
インバウンド向けはブラウザなので、ある意味ブラウザの翻訳機能を使ってしまえば、
ちょっと片言の外国語になるかもしれませんけど、それでもできますし。
ただちょっとインバウンドになると、運用される方の方々に、
例えば中国の方とか韓国の方とかに対応できるような、
言葉に対応できるような方を用意しなきゃいけないっていうような、
ちょっとそういう壁もあるかもしれませんね。
いろいろやって、問い合わせとかしちゃうと思って。
あんまりメインにインバウンドって言ってなくても、
使うことができるということですね。
ブラウザで翻訳しちゃえばできる。
だから逆に言えばそういったインバウンド向けの旅行代理店だったりとか、
そういった人たちが活用すればいいような話だったりするわけですよね。
そうですね。
なるほど。面白いな。
いろいろもうアプリだからってずっと固定概念になっちゃってたんで、
そうだ。
いろいろそれごとに作り直さなきゃいけなかったり。
そうですよね。
やらなきゃいけないので、あれが大変なのは。
まさに口しゃべるとおりですね。
ありがとうございます。
やっぱりそういったオンシャの事業方針としては、
そういった地方創生とかにはどんどん力を入れていくっていうような。
そうですね。
もともと私たち自身も地方なので、
やっぱり地方創生だとか移住だとか、
そういう地方が取り組んでいるところの力があればいいかなと思ってます。
ジオロギさんって結構社員の方ってリモートなんでしたっけ?
今フルリモートです。
みなさん三島にいらっしゃるんですか、全然。
今福岡市に来てるのは社長と管理部門ぐらい。
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あと全員はリモート。
じゃあどこに住んでらっしゃる方でもって感じなんですか。
北は秋田。
あと福井、岐阜、長野、沖縄、福岡。
すごい。
本当に。
だからもう散らばっちゃってるんで、逆にリモートやめるっていうのはできない。
だってよく東京の彼氏とコロナ受けでリモートをやめるみたいな。
いっぱいいますね、今。
うちはもうそれはできないです。
できない。
全国に散らばっているんで。
でも結構杉崎さんなんて管理側なんで大変じゃないですか、みんなリモートで会えないと。
そうですね。すぐにリアクションはもう無理なので、
沖縄にいますしかないんです。
なるほど。
色々メッセージを送ってもすぐに返ってくる保証はないです。
そうですね。
開発部門なんで、集中して開発してるとやっぱりメッセージに気をつかないなんて。
私自身も自分がやってるときはそんなだったんで。
だからもう30分ぼーっと待ってるっていう。
ボタン持ってませんけど。
メッセージに会うと話できるようなメッセージをあげたら全然返ってこないなんていうのがそれにあることになる。
分かりました。
ありがとうございます。
そうですよね、開発だったら全然とは思いますけど、
でもフルリモートしかできないって言われちゃうと、
じゃあもうそれで解決していくしかないよねって話をしましたね。
なるほど。
面白い。ありがとうございます。
そしたら最後に今後の展望というかDEOLOGUEさんの次の一挙を教えてください。
今までここ数年スマートフォンのアプリも実はやっていて、
それが観光だったり健康系のアプリもやっていたり、
あとウェブページの制作なんかもやっていたんですけど、
そうするとなかなかどこどこJPなんかのサービスのエンハンスがちょっとパワーシフトとかの関係もあって、
今までちょっと疎かになってたかなというところがあって、
それを本年度からサービスのほうはやっぱりちゃんとエンハンスをして、
サービスの価値を高めようというふうに、
リクトナル方針を決めまして、
まず第1弾として6月にどことこJPの範囲レポート、B2Bのレポーティングチームをリリースしました。
今後もどことこJPだったり、スタンプラリーだったり、
そういったところの我々もやっぱりサービスが危惧になる面ですので、
ここにぜひエンハンスをかけて、魅力のある製品の価値を高めていくというところをまずやっていきたいというふうに思っています。
あともう1つは、我々自分たち自身もいろいろサーフポイントとかどことこJPのログなどのいろいろデータが非常に集まってきていますし、
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お客さんなんかでもどことこJPを使ったホームページなんかをやっていければいろんなデータも集まって、
ぜひデータ解析だとか、データのコンサルティングみたいな、元にしたコンサルティングみたいなものも今後は力を入れてやっていきたいなというふうに思っています。
なのでやっぱりサービス中心に戻っていくというか、原点に入るというか、
それで今後進めていきたいというふうに考えているのが今後の展望になる。
ありがとうございます。じゃああれですかね、データサイエンティストとか大量に雇っていく感じですかね。
そうですね、ぜひデータサイエンティストの方々には出ていただきたい。
実際ちょっと1人いるんですけど、もっともっと人数を増やしていきたいなというふうに思っています。
なるほど、ありがとうございます。そうですね、フルリモートだったらいいですよね。
地方の方はぜひ。
そうなんですよ。ちょっと思ったんですけど、
あとはじゃあ実際に今できている人ってそんなに多くないじゃないですか、データサイエンティストとかって。
若い人たちを中心にもっとこういった人材を育てていくみたいなこともやっていかれたりしますか。
そういうのも考えています。まだ全然話にも出てませんけど、我々自身ってデータの解析のコンテストじゃないですけど、
そういうのをやって、若い人たちに何かしてもらって、そういう人たちはもし興味を持ってもらえれば、
ジオロキの方に入ってもらうみたいな形もできますし。
そういう人材をどんどん育てていかないといけないなというのは、
ちょっと業界全体として考えていかなければいけないかなと思っている中で、
やっぱり音者のようにちゃんと儲かってて、フルリモートで、
という会社さんにはぜひご協力いただきたいところなので、またいろいろと相談させてください。
よろしくお願いします。
今日はジオロキの杉崎さんでした。どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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