TimeTreeのカンファレンス参加
はい、じゃあTimeTreeTechTalk始めていきたいと思います。今回もスコットが話します。
ゲストはスタッドです。フロントエンジニアのスタッドです。
こんにちは、よろしくお願いします。
今日はですね、TimeTreeが今年1年通じてですね、いろんなカンファレンスにスポンサーを出してきて、どんな感じだったのかみたいなことと、
先週末でしたね、これ収録してるの29日ですけど、先週末にJSConf最後に、我々がスポンサーしたカンファレンスの最後のJSConfがあって、
JSConfJPがあったので、それに参加したスタッドにいろんな感想や、どんな感じの最近のフロントエンドの流れの話など、いろいろ聞いていきたいなと思います。
よろしくお願いします。
今年ですね、TimeTree、今年からなんですけど、初めて6つのカンファレンスにスポンサーして、
4月のRuby会議に始まって、SREnext、iOS2C、DroidKaigi、先月のKaigi on Rails、JSConfという感じで6つにスポンサーしました。
そうですね、一気に6つから始めましたね。
始めた動機というか目的みたいなところで言うと、
一つは、当然採用というところの目的もあるんですけど、
僕個人的にはどちらかというと、ずっとコミュニティにはお世話になっているという意識があって、
確かに。
本当はコードで貢献するのが一番かっこいいなと思いつつも、
仕事が忙しかったり、僕子供生まれたりして、自由時間を全然使うというよりも、
そういうことをしなくなったというのもあるんですけど、なかなかできなかったなみたいなところもある中で、
カンファレンスにスポンサーという形で貢献できたなということで、始めてみたところですね。
スポンサーシップの感想
素晴らしい。
ありがとうございます。
なんで6つなの?みたいな話はあるんですけど、
M3はアプリで提供しているので当然iOSとAndroidありますし、
あとフロントエンドもあるのでJSの話もありますというところと、
サーバーサイド、あとインフラというかSREもあるので、
その辺を合わせて全部、平等にというか、全部にとりあえずやりたいなというのは思っていた。
まんべんなくやりたいなと思っていたところですね。
サーバーサイドだけRubyで2個あるんですけど、
なるべくいろんなプラットフォームにお世話になっている、
プラットフォームのコミュニティにお世話になっているので、
全部に返したいなという意味で始めたという感じでしたね。
僕はちなみにRuby会議と会議オンレールズ、あとSRE Nextも参加したんですけど、
スタートはJS Conf先週末に。
昔ISDCには通っていたときもあるので、
最近はフロントエンドよりの仕事多めなので、JS Confに参加してきました。
スポンサーして参加するみたいなのって、僕も初体験で、
どうなのかなと思ってたんですけど、
どうでしょう、スタートの率直な感想を聞いてみたいんですけど。
そうですね、まずロゴがドーンって出てくるのはとてもうれしいですね。
会社のロゴが出てくるのは誇らしいし、
コミュニティに還元しているなという気持ちになりますね。
今回はブースを出すようなスポンサーではなかったので、
そこまで来ている参加者の方に影響を知ってもらえたかどうかも、
正直怪しいところではあったんですけど。
スポンサーでTシャツを着ていったら、
懇親会で話しかけてくれた人がいたりとか、
そういうのは本当にありがたかったですね。
スライドを映すところに休憩中にロゴとかが出るんですけど、
つい写真撮りますよね、カシャって。
自分のところに出てる。
そこはちょっと嬉しいなって思いながら僕も参加してました。
結構話しかけられたり、どういう話をしたんですか?
そうですね、ほぼ技術的な話かな。
こういう技術使っててとか、こういうところつらいですよねとか、
大学の助教授の方とかが来てて、
今、生徒に教えるネタを探しに来ましたみたいなこととか言ってたり。
いろんな種類の方がいらっしゃったんで、楽しかったですね。
そういう視点はないですもんね、僕らだけね。
面白い。
僕もRuby会議とか参加してたら、
特にバックエンドはあるあるのかもしれないですけど、
タイムツリーってレールズの会社なんですねって言われたりとか、
その辺の技術コミュニティに対する認知も、
これまでやってこなかったっていうところもあって、
これから頑張んなきゃなと。
そうですね、それはめちゃくちゃ思いました。
タイムツリー、フロントエンドあるんだみたいな。
フロントエンドの最新技術
そもそもタイムツリーをしてらっしゃる方が少ない印象ですね、
フロントエンドは。
IOSとかAndroidはよりかは比較的少ないんじゃないかなと思っていて、
フロントエンドって基本的にPCのWebが
メインの比重だと思うんですね。
そうすると業務システムとかそっち系の人も結構多くて、
なのであんまりC向けのサービスのことはあんまり興味ないというか、
知らない方が多かったのかなという印象がありましたね。
なるほどね、知名度があんまりいいみたいな。
そういう意味で言うとサーバーサイドも結構似たような傾向があるけど、
あるのかもしれないですね。
だから知名度をもっと上げなきゃなというのは説に感じました。
どうやっていけばいいんでしょうね。
こういうのを地道にやっていくのが一番なのかなという感じですかね。
プロダクトの成長ももちろんですし、
直接こういうコミュニティに対してスポンサーもそうですけど、
来年は、今年もチャレンジはしたんですけど通らなかったというのもあって、
プロポーザルたくさん出したいなというのはあれかなと思った。
わかるですね。
そういうののために仕事をするのは何か違うと思うんですけど、
仕事をした結果として何かコミュニティで話せるような。
そうですよね。
決して簡単なことではなく、結構難しいことをやってると思うので、
伝え方を工夫すればプロポーザルもいける気はしてるので。
僕らそういう意味で言うとプロポーザルを通す技術みたいなのゼロなので、
そこのレベルアップも多分必要かなっていう回数を重ねる必要がある。
グレッグとかが去年ぐらいに話してましたね。
そうですね、グレッグが去年の会議オンレールズで喋ってましたね。
なので、グレッグは割と知見はあるので、
今年のプロポーザルを考えるときもまとめてくれたりとかやったんですけど、
完全に考える側のレベルがまだ落ち着いていないので。
確かiOS DCも出してたはず。
確かそう。ガッツとかショーンがLT出してたのかな?
自分も今回LT出してみたんですけどね。
さすがにすんなり立っておりませんでした。
100個ぐらい?100か150ぐらい応募があって。
すごいですね。
そのうち2、30個かな。
選ばれたの。
そうですね。どういう風にすれば通るのかとか、
どういうネタが受けやすいのかみたいなことって、
たくさん自分で出して、あと参加して聞いてみたいな、
そういうののループを回さないといけないと思うので、
また来年頑張りたいなと。
あとコロナ禍でテックカンファレンスに参加するっていうのも
しばらく無沙汰だったので。
確かにここ数年ほんとそうでしたね。
参加するってだけで、いろいろ来るものがありましたね。
来るものがありました。
懐かしい感じというか。
確かにね、オープンに技術の話をするってあんまりないですしね。
しかもそのカンファレンス出ると、その時間はもうその技術だけに集中できるじゃないですか。
普段の仕事だとミーティングが毎日何個か入って、
それぞれ別のことやってとか、
なんか事務作業があってとかで、
結構技術に集中ってなかなかできないんですけど、
丸一日そのフロントエンドに集中できるっていうのは、
すごい深くインプットできる時間かなって思いますね。
確かにいいですね。
僕は最近のフロントエンドの流れとかよくわかってないんですけど、
こういうの方向に向かってるみたいな、
テクノロジーの話みたいなことを聞いてみてもいいですか。
フロントエンドの流れというか。
そうですね。
まず、結構自分が聞いてなるほどって思ったのは、
リアクトは結構有名なライブラリなんですけど、
リアクトって仮想ドムっていう技術が内部で使われていて、
ドムを直接触らずに一回メモリ上でドムっぽい構造材を作って、
何かアプリケーションのユーザーさんがクリックしたりすると、
新しい技術の探求
仮想ドムを変えてその差分をドムに反映するみたいな仕組みなんですね。
それで十分パフォーマンスよくやってきたんですけど、
さらにパフォーマンスを上げるために仮想ドムを使わないっていう仕組みが、
生まれつつある。
プロジェクトとしてはあるんですけど、
にわかに成長しつつある。
リアクトの一歩先を行った技術というんでしょうか。
ファイングラン…
ファイングラン…ちょっと…
名前が…
ファイングラン程度。
ちょっと待ってくださいね。
名前が正確に出ない。
ファイングレインテッド…
ファイングレインテッドリアクティビティってやつかな。
ファイングレインテッドリアクティビティ。
これがリアクトに乗るかどうかは全然わかんなくて、
Vueとかには乗る予定なんですけど、
パフォーマンスをさらに追求するために良さそうという技術ですね。
この辺は全然追ってなかったんで、すごい勉強になりましたね。
セッションもそういうの多かったっていう感じなんですか、JSConfのセッションは。
セッションは…でもいろんな他種多様なものが、
JavaScriptに関することだったので。
そっかそっか、全体的にリアクトではないですもんね。
でもプロジェクトの進め方みたいな、
抽象的な話もあったり。
それでいいなって思ったのはデザインドックの話。
デザイン、設計の方のデザインですね。
意思決定プロセスの話なんですけど。
これもいいなと思って。
うちでもバックエンドチームとかSREで導入始めてる?
そうですね、バックエンドの手入れとかでデザインドックを共有している
っていうプロセスというか。
デザインドックについても結構深く知れたので、
これはすぐ取り入れられそうだなと思って、
早速フロントエンドチームに展開しました。
いいですね。本当にもうタイムツリー10年経ってるんですけど、
10年経って僕も入社した8年ですけど、
いろんな意思決定してきたんですけど、何もログ残ってなくて。
本当にみんなに申し訳ないっていうあれしかなくて、
歴史の語り部として生きていくしかないんですけど。
本当にドキュメントというか、こういう意思決定で、
こっちの案は採用しなかった、こっちを採用したとかっていう話を残しておくのが
本当に大事だなっていうのは、今になってようやく大事っていう理解できてきた。
自分で一人で例えばやってる分は大丈夫じゃんって思うんですけど、
これからチームが拡大していくっていうことを考えるとやっぱり大事だったなっていう。
今もどんどん新しい技術採用して、
古い技術捨てて新しいのに乗り換えるっていうプロセスをまさにいろいろ試してるところで。
その新しい技術はこういう理由で選定されたんだよっていうのがちゃんと残ってたら、
きっと数年後の自分たちがすごいハッピーになると思うんで。
ぜひやりたいなと思ってメモしておきましたね。
コミュニティとの関わり
そうですね、めっちゃいいですね。
なんでこれ使うようにしたんだっけみたいなのって定期的に起こりますし、
ホワイの部分が前提が変わるみたいなこともあったりしますしね。
じゃあ無理にこだわってこれやる必要なくないっていうことにもなったりするかもしれないんで、
大事ですね、本当ね。
そうですね、JSコンフとかに絡めてスポンサーの話をしてきたんですけれども、
タイムツリーは来年も引き続きカンファレスのスポンサーやっていきたいなと思っておりますし、
どういう形でさらに今年よりも進化させるかっていうことはまだ考え中っていうところなんですけど、
いろいろアイディアはある感じですね。
ブース出展とかやるんですか?
一例で言うとブースっていうアイディアもあるし、
カンファレスそのものを増やすとかっていうのもあると思うんですよね。
例えばiOSでいうとTrySwiftとかってもあると思うんですし、
そういうふうに種類を増やすっていうのもあると思う。
フロントエンドもTS会議とかあります?
TS会議今年から始まりましたよね、確かね。
あれもなかなか大きいなイベントで、ぜひ行きたいなって思いました。
確か今年の頭とか去年の末ぐらいにどのカンファレンスにスポンサーするってなってた時に、
TS会議全然出てこなくて、こんなのあったな、やっときゃよかったなと思ったけど、
もう予算取っちゃったしみたいな。
そうですよね。
そういう意味でTS会議はやりたいな。
予算の都合上、機動力上げられないっていうのはつらいところですけど。
そういう会議を増やすっていうか、出すカンファレンスを増やすっていうのもありますし、
当然それに伴ってプロポーザルを出すっていうのも推奨していきたいですし、
そういう形で色々コミュニティにこれから引き続き関わっていきたいなというふうに考えております。
どうするのかっていうのは来年の我々のアクションを見ていただくしかないんですけれども、
引き続き頑張っていきたいと思ってますので、
これからも皆さんよろしくお願いしますということと一緒に頑張っていきます。
あと個人的には、もっと小さいイベントに顔出していきたいなって思いましたね。
なるほど。
子ども生まれてあんまり自由な時間取れなくなっちゃったんですけど、
オンラインのやつとかもたくさんありますし、
平日夜ちょっと行ってくるみたいなのも全然できるので、
そういうところで少しずつ顔を広げていきたいなっていう気持ちが。
JSConf全然知り合いがいなくて。
分かる。寂しいですよね。
何々さんみたいなのをちょっとやっぱり憧れたんで、
フロントエンド界隈で知り合い作りたいっていう気持ちになりました。
いいですね。
Rubyは例えばいろんなローカルRBみたいなイベントが。
ありますね。
しかもタイムツリーのメンバーだと裏はRBに何人かが参加してるはずなんですよね。
はいはいはい。
JSにも似たようなコミュニティってあるんですか、ローカル。
ありますあります。
hogehoge.jsとかhogehoge.tsみたいなのありますよね。
そうなんですね。
じゃあそういうのからやると、
平日の数時間とかであればハードルも低いですしね。
良さそうですね、とてもね。
こんな感じでこれから頑張っていくぞというところを。
頑張っていくぞ。
今回のDeckTalkを終わりたいかなと思います。
皆さん聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。