イノベーチャーテクノロジースの起業
Location Weekly Japanです。今週は、イノベーチャーテクノロジースのジジョさんに来てもらいました。ジジョさん、よろしくお願いします。
私、イノベーチャーテクノロジースのジジョと申します。よろしくお願いします。
私自身はインド人で、インドから24年前に日本に来てて、インドで大学卒業して、その後、IT会社で働いてて、その会社は日本と繋いでやってたんで、
その会社で日本に来て、今、24年経ってるんですね。
15年前にイノベーチャーテクノロジースというITサービスの会社を立ち上げてて、日本、インド、アメリカ、ヨーロッパ向けのテクノロジー開発をメインでやってる会社でございます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。24年前に日本に来た時は、日本語喋れたんですか?
全然できなかった。英語だけで結構大変な感じでしたけど。
はい。で、このイノベーチャーテクノロジースっていうのは日本の会社なんですよね?
そうですね。日本で立ち上げてて、何でかって言うと、会社立ち上げてる時の2人も日本で長く仕事してた人間で、
じゃあ、IT結構やってきたんで、じゃあ、IT会社立ち上げるとか、あとテクノロジー的に結構いろんなやつと、
あと日本でいろんな製品開発とか、あの頃の日本っていうのはiPhone前の日本という考え方でしたので、
世界的にもテクノロジーでほぼナンバーワンという感じでした。
このテクノロジーアドベンテージを理解できたので、それをベースでテクノロジー開発とかできるような会社立ち上げたいというレベルで会社立ち上げたんですね。
実際にテクノロジー会社と言いつつ、具体的にどんな開発をやって、どんなビジネスモデルでやってるんですか?
私たちはメインでフォーカスしてるのは先程言ったテクノロジーは専門の会社って言ってる理由っていうのは、
すごい小さい会社で立ち上げてて、やっていくにあたって何かリフレンスを作らないといけないというレベルで、
新規のテクノロジーとか研究開発とかそういったやつをフォーカスになったら結構面白いこと、
あと会社っていうのはIT会社っていうのはピープル会社なんで、
ピープル会社にいい人間とか集めるためにも新規の技術だったり、面白い技術をフォーカスしてやらないといけないというのは目的でしたんですね。
それで多分日本でも結構早めにスマホアプリの開発だったり、
その後クラウドを立ち上げた時から結構パブリッククラウドを有名になる前からクラウドでの開発だったり、
あとはロケーションとかそういったビジネスも始めるタイミングから、
じゃあロケーションテクノロジーの経験は私たちは持てたっていうのはすごいアピールポイントになってて、
テクノロジー開発の事業展開
新規の技術に関して研究されて、お客さんは欲しいのタイミングでも経験されてるというポイントでやれるというのはスペシャリティなんですよ。
自社で何かソリューション開発をしている?それとも自宅開発をやってるんですか?
私たちはメインで自宅開発の会社なんですけど、
でも自社で研究されて作っていったプラットフォームだったり、製品とかもあって、
それをスピンアウトされて、今2社別で立ち上がってたんですね。
ひとつはノーラッジマネジメントとかデータ分析周りで自社製品を作ってて、
これをスピンアウトして、今ドキュメントクラウドとかノーコード、
ノーコードプラットフォームを作ってる会社としてひとつスピンアウトをできてます。
もうひとつはロケーションテクノロジーの研究のアウトプットとして、
ロケーションテクノロジーの会社もイノベーチャーからスピンアウトされた会社です。
なるほどね。じゃあイノベーチャー自身はあくまで自宅開発の会社で、
これオフショア開発になるんですかね?インドでのオフショア開発。
そうですね。はい。
で、最先端の技術だったり、R&Dを中心に自宅を受けつつ、
そこで磨かれたテクノロジーっていうのは別の会社にスピンアウトさせて
展開しているっていうようなことをやってるって感じですかね?
そうですね。
うん。なので、多分いろんなプロジェクトを今までやってきたのかなと思うんですけど、
どんなプロジェクトを開発してきたか、ざっくり教えてもらえますか?
会社自体は今15年目なんで、結構いろんな技術からテクノロジー的な仕事をやってきてて、
今、ロケーションテクノロジー周りで例として言うと、
私たちもGPSのビオフェンスを使って初めの分析とかやってたところから、
その後Bluetooth、UWB、そういったやつを全部データ集めたデータレイク上の分析とか、
そういったやつを今ほぼロケーションとか位置情報周りで出てくるデータ全部、
あとセンサー周りとかのデータは全部集めてデータレイク化して、
そのデータは分析して結果を出せるとか、そういったレベルの結構面白い仕事もやった経験をされるんですね。
オフショア開発と日本のビジネスモデル
今何人体制ぐらいでやってるんですか、イノベーチャーって。
イノベーチャーはグローバルで今500人ぐらいいる会社なんですね。
あ、500人?
はい、そうです。500人の会社。
すごい、そんなにいるんだ。
そうですね。で、メインの開発チームはインドにやって、
日本はあくまでもブリッジだったりお客さんとの窓口は日本でやってて、
エンジニアたちは基本インドにいるという感じでやっています。
なるほど。ブリッジが日本人でやってくれるっていうところはありがたいんでしょうけど、どうなんでしょう。
その日本の会社がオフショー開発するのって結構みんな苦労するところはあると思うんですけど、
イノベーチャーだとここがイケてるよみたいな話があればぜひ教えてください。
そうですね。何かというと、日本で今私たちもいろんなお客さんのところにアプローチしていくと、
じゃあ前一回オフショーやってみて失敗したっていう風に結構聞かれるんですね。
で、私たちはイノベーチャーはやってるオフショーというのは私たちオフショーセンターが持ってるんですけど、
私たちはオフショー開発プロバイダーという役割じゃなくて、
日本でやってる普通のSIRと同じ感じで日本で仕事を受けて、
日本でマネージメントとかコミュニケーションとかそういったやつを全部できて、
私たちは内部で一部インドでやってる。
そういう風なフレームワークを作って、これでやってるというのはポイントなんですよ。
だからオフショーとかそういう言葉自体は私たちは一体も使ってない。
何でかというと、お客さんはオフショーという考え方が出るときは、
自分たちで何かやらないといけないとか、そういったプラスとかは溜まってきて、
じゃあ結構大変だからとかそういったやつを始めからプラスを溜まる問題もセットしてあるし、
あとコミュニケーション問題とか、出てくるアウトプットはどうなるかとか、
そういった心配とかあるから結構ハードルは高いので、
そうじゃなくて普通で今日本の別のベンダーとか日本の開発会社とやってる同じパターンでいいっていうのは、
私たちはいつもアピールされてるポイントなんですね。
そうじゃないと私たちは会社立ち上げた時もそういう風にやらないと、
日本で開発とかインドの開発リソースをうまく使いながら開発していくというのはできないというのは理解しているので、
お客さんと直接やるときは多分私も日本語はうまくはないんですけど話はできるけど、
でもお客さんとのやりとりは日本人立ててやるというのは、
私たちはほぼ99%日本人を入れてやるという風に考えている。
そうするとお客さんはプラッシャーは感じられないというのを考えている。
イノベーチャーって高いんですか、安いんですか。
そういう意味ではイノベーチャー自体は日本で普通の会社と比べると半分ぐらい安い感じで。
開発費半分でいけるってことね。
そうです。
だけど別に相対するフロントに立ってるのは日本のプロマネーの人なんで、
あんまり気にしなくていいですよっていうそんなイメージですかね。
そうですね。
トータルの予算的に見ると日本の普通の会社やってるやつも半分ぐらいでいけるし、
あとはやり方としては何も変える必要がなく、
日本人とやりとりすればいいというアプローチでやっています。
なるほどね。
ちょっと最初に話があった15年前に会社を立ち上げたときに、
その日本がテクノロジーで世界の最先端だった当時はっていう話ありましたけど、
今は違うよねっていう話はまあそうなんだろうけどどうなんですか。
それでも日本で事業は展開していけるんですか。
これって15年前に例えば日本で会社立ち上げるタイミングで、
例えば日本でモバイルのインターネットっていうのは普通でガラケーなんですけど、
普通でほぼ魔法のちょっと前なんですけどできるという感じがしたんですけど、
そのタイミングでアメリカとかヨーロッパ行ったらモバイルインターネットっていうのは
そういうやつはあるっていうのはあるんですけど、
私は使ってないという感じのみんながいるんですね。
だから普通の人間は使えないという感じだったし、
日本のテクノロジーの遅れ
そういうやつから見ると日本でモバイルで動画も見れるし、
テレビも見れるという感じはみんなびっくりするレベルでしたね。
ここからだんだんスマホやらに帰ってきたときは、
海外のテクノロジーとかはだんだん早く出てきてしまって、
日本はちょっと遅くなってしまったかなと思ってます。
で、あとはスマホ周りはグローバルでアクセプテンスは結構広がったし、
もちろん日本もiPhoneとかは結構流行ったんですけど、
でもテクノロジー的にもクラウド、
あとモバイル周りのテクノロジーとかは2008年の前のタイミングと比べると
ちょっと遅い感じで日本でだんだん出てきて、
あと日本で新しいテクノロジーのアダプティビリティも
そういうレベルで見るとちょっと遅かったんですね。
でもそこで私たちイノベーターのメリットというのは、
例えばパブリッククラウドとかはアメリカで初めてタイミングから
パブリッククラウドを使った開発とかやってきたんで、
じゃあ日本でお客さんとかはクラウドだったり、
スマホアプリ、アンドロイドのアプリ開発とかやりたいといったタイミングから
私たちはこういうことはできるよというアプリをできていて、
そういう経験を持っているというのは、
イノベーターから見ると今グローバルでは日本はちょっと遅れてはいるんですけど、
でも私たちは日本だけではなくアメリカ、ヨーロッパ向けの仕事をやっているので、
イノベーターのメリット
そこで新しく出てきている技術だったり経験されたものとかは日本に持ってきて、
お客さんはそういうやつを考えるタイミングで開発のサポートをできるというのはポイントになっている。
なるほど。ありがとうございます。
どうでしょう?この先、一旦ロケーションビジネスという観点でいうと、
どんなことに注目されていますか?
今私たちはメインでやっているエリアというのは、
一つはUWB自体は結局ロケーションのピンポイントアクラシーというレベルで見ると、
UWBが今フォーカスされているテクノロジーであるんですけど、
Ultra Wideband自体はiPhoneにUWBのチップを入れてから、
UWB自体も使っても別に問題ないとか、そういう風なアクセサリティはできているので、
ピンポイントアクラシーとかそういったレベルで見ると結構うまくいけるという風に今考えて研究もされています。
それ以外には今カメラ技術、カメラのAIカメラを使ってロケーションの分析とか、
そういったやつも結構今からはフォーカスしてやらないといけないといって、
そういうやつにも今研究とか開発をフォーカスされているんですね。
だから私たちはメインでは2つ、UWBとAIカメラを使ったロケーションインデリジェンスというのは、
キーエリアになるんじゃないかなと思っています。
はい、UWBとAIカメラですね。
そうです。
はい、ありがとうございます。
そして最後にイノベーチャーとして15周年を迎えて、この先の15年とかどんな感じで展開していきたいか、展望を教えてください。
はい、イノベーチャー自体は会社立ち上げた時からも、私たちはターゲットされているのは、
日本の会社として、日本で作って、日本でグローバル向けのソリューション提供できるように、
日本でうまくいっているアクセンジャーとIBMをやっているようなパターンでの会社にしたいというのが私たちの目的なんですね。
何でかというと、日本のマーケットというのは世界で3、4番とかそういったレベルなんですけど、
ITの予算も同じぐらい3、4番なんですけど、
でも世界的に見ると日本でそこまでできている、例えばアメリカでうまくいっているとか、ヨーロッパで結構やっているとか、
そういった会社とかは日本で結合できていないですね。
これの理由というのは、日本向けのアダプティビリティはアクセンジャーレベルになっていないという問題があって、
これをイノベーションでうまくアダプティビリティをできて、日本でアクセンジャーを大きくなった同じレベルで広げていきたいというのが私たちのターゲットなんですよ。
なるほど。分かりました。追い越せ追い越せアクセンジャーとIBMね。
いいじゃないですか。そしたらすごい高くなるんでしょう。
そんなことではないんじゃないかなと思うんですけど、何でかというと、
日本向けにやっているというのは、日本のアダプティビリティというのはお客さんとのちゃんと、
日本から見ると日本の会社だっていうのをちゃんとアダプティビリティできるようなカルチャーとやり方をやっていけば、
日本マーケットにオプチュンティはたくさんあるというのは間違いないので、
あとグローバルの技術を日本に持ってきて、日本のスタイルで日本のカルチャーに合わせる感じでやっていけばいいという。
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
どんな業界の人がイノベーションにお声掛けすればいいですか。
今ですね、私たちはシステム開発会社なんで、メインとしては自社サービス作りたい。
例えばこれはロケーションテクノロジーだったり、それ以外のクラウド、モバイル、ウェブアプリケーションとか、
新しい技術をそれの上に乗せて、例えば今ウェブ、モバイル、クラウドというテクノロジーは基本のテクノロジーなんですけど、
その上にAIだったり、ブロックチェーン周りだったり、ロケーションインデリジェンスとかデータ分析とか、
そういうやつを乗せた感じの自社ソリューションだったり、サービスを作りたいというお客さん向けに開発、
こういうアイディア持ってるとか、そういう風にやりたいとか、そういう会社向けにちゃんとそういうアイディアをソリューション化してあげるというのは、
イノベーションのターゲットなんで、そういう風なアイディアをリアリティにしたい会社さん、ぜひ興味持ったら連絡してもらえればという感じです。
はい、ありがとうございます。今日はイノベーションテクノロジーズのジジオさんに来てもらいました。
ジジオさん、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。