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どうもハリーです。ヤーマンでーす。 久しぶりに小説でも紹介しちゃおうかな。
あ、いいねー。 えーっとね、これ多分ね、今本屋さんに行くとずらり並んでると思います。
ほう。 クララとお日様っていう。 あ、かわいいジャケットで。はい。えーっとね、カズオ石黒さんっていう人で、知ってます?
いや、知らないっすね。 知らないっすか。結構有名なんですけど。 カズオ石黒さん。
はい。その人ね、長崎生まれなんですけど、5歳の時にイギリスに行っていて、まあほぼ、ほぼというかイギリス人なのかな?
ほぼイギリス人ですね、それは。 はい。でね、2017年にノーベル文学賞を取っている人です。
頭いい。 頭いいかどうかわかんないけど。あの、私を離さないでっていう作品が有名なんですよ。
はぁはぁはぁはぁ。 なんかね、日本でもドラマ化されてたと思いますよ。
私をなんて? 私を離さないでっていう。 私を離さないで? えっとね、臓器提供するクローンとして生まれてくるみたいな話だったと思います。
そう、読んでないんですよね。 はいはいはいはい。金曜ドラマで私を離さないでTBSで。 やってましたよね。 やってますね。
あやしはるか。 そう。 あと三浦はるまん。 うん。
へぇー。 そうそう、これが有名な人の最新作です。
で、内容としてはね、主人公がね、AIのロボットなんですよ。
で、一応ちょっと未来の設定なんですけど、近未来だと子供たちは学校に行かずにタブレットみたいなやつで遠隔授業を受けてるんですよ。
で、友達と直接会ってみたいなのがあんまりないので、そういう子供たちの孤独感の解消とか教育サポートのために、
裕福な家庭ではそのAIロボットを飼って、成長をサポートしているっていうような感じの設定ですね。
へぇー、なんかジャケットからは想像できないあれですね。 そう。 で、 結構近未来的なあれなんですね。
そう、近未来でAIでなんかそんな感じだとハイテク感あるんですけど、なんかね、めちゃくちゃアナログというか今の方が進んでるんじゃないかというぐらいの描写ですね。
へぇー。 だからこのAIもね、人間よりめちゃくちゃ能力が高くてみたいな感じなんですけど、多分ネットに繋がってないし、GPSとかもなさそうなんですよ。
っていう感じのやつなんで、そんなにバリバリSFではないので、どなたでも親しみやすい感じの内容になっております。
へぇー、結構分厚いっすもんね、その小説。 分厚いっすね。 見た感じ。
うん、まああらすじとしては、あらすじだけ言ってもね、多分伝わらないんですけど、そのAIがちょっと病気がちな女の子の家に飼われて、そこで一緒に暮らしていくっていう話です。
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なるほどなるほど。
このAIは特にその観察力がすごいという評判なので、そのAIから見た世の中はこう見えるみたいなところが結構あります。
あーなるほどね。
例えば人間の目だとこう対象を見た時にそのものの明るさとか輪郭とかを瞬時に感知して認識するみたいなプロセスがあるんですけど、
まあAIの場合はもうちょっと別で、空間をボックスに分割して、そこで動く対象がなんか最初ポリゴンみたいな感じの粗い丸とか四角からだんだん細かくなっていくみたいな過程があって。
はいはいはい、昔のマリオから今のマリオに変わっていく感じね。
ちょっと違うけど、まあまあそんな感じでいいっすよ。
はいはいはい。
そうそうそう、まあそういうふうに見えてるというところがね、実際ね、あのAIのどういう処理が行われているかっていうのは結構謎な部分があるんですけど、それを中学生でもわかるような言葉で説明できてるというので。
なるほど。
はい。でね、あのまあ一番面白いのが、わかんないこの本いろんななんかテーマが混ざっているんですよ。
なんかそういうAIと人間とか格差社会とか、人間はコピーできるのかみたいないろんなのあるんですけど、一番面白いのは神様みたいなものを信じるんですよね、途中から。
あ、人間が?
いや、AIが。
あ、AIが?
はい。
うんうんうん。
なんかね、AIが飼われる前から始まるんですよ、お店に並んでる時から。で、そこでお店の前に立って外の景色っていうのをずーっと見てたんですけど、そこである時その道端で倒れているちょっと不老者みたいな人と犬がいるんですよ。
うん。
で、ずっと動かないからあれ死んでんのかなっていう最初思ってるんですけど、なんか太陽が昇ってきてふと気づいたらそのおじいさんと犬元気に動き回っているんですよ。で、あ、なるほどこの人たちは太陽のエネルギーを浴びることで動いているんだなっていう結論に至るんですよ。
なるほど。
で、実際そのAI、主人公のAIも太陽をエネルギーにして動いているんですよ。で、あ、なるほど私たちも人も太陽エネルギーで動くんだなと。で、それがあれば死んじゃったかなと思う状態からも元気になるんだなっていう結論、結論にまあ至るんですよね。
で、その飼われた先の女の子も病気がちでもう死ぬかもしれないみたいなことがあるんですけど、で、その時に何とかしてあげたいなと思ってそのAIがやるのはあのお日様にお祈りをしに行くっていう。
ああ、なんか切ないね。このさ、ジャケットの表紙、ジャケットの表紙というか、ジャケットに小さい女の子となんかでっかいひまわりの絵描いてるじゃないですか。この小さい女の子が主人公の女の子なの?
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そうですね。
このひまわりはAI?
いや。
これはただのひまわり?
これただのひまわりですね。
そのAIがクララ?
クララが主人、AIがクララ?
はい。
クララはどういう形状してんの?
いや、普通の人型ですね。
あ、人型ロボットなんだ。
はい。
なるほどね。
そのさっきのお日様にお祈りしに行くという、お日様にお祈りしに行くのと、で、太陽を隠すやつがその女の子を元気にしてくれないんだっていうので、煙もくもく出してる機械をぶっ壊しに行くんですよ。
あー、なんかけなげ。
そう。で、そこに別に根拠があるわけではないんですよね。
だけど、その自分が今まで見てきたものから結論づけると、それがもうベストみたいな感じになっちゃうっていうところがね、いや面白いなと思ってて。
人間もね、なんかそういう…
これってさ、コメディ?
いや、全然もうハートウォーミングな映画になりそうな作品ですよ。
心温まるドキュメンタリーね。
ドキュメンタリーじゃないんか。
ドキュメンタリーじゃないです。
ヒューマンドラマだね。
そうっすね。だから、あれかな?なんか、まあ一応ジャンルとしてはSFだと思うんすけど、あのー、
ですね。
なんだっけ?アルジャーノに花束をとか。
はいはいはい。
なんかそっち系かなっていう。
あー、なるほど。あの映画でもありましたね。あのー、AIとかいう映画なかったっけ?
AIっていう映画はありましたね。
あのちっちゃい男の子がロボットやったみたいな。
あ、わかんない。
これあの男の子ロボットなんやね?違かったっけ?
いや、多分見てないんで。
これもなんかあの感動の映画だったはず。
まあでもその少女の親友である人工知能がまあそうこういう心温まる行動をとっていくわけですね。
そうそうそう。だからAIの行動原理というのをわかりやすく説明してくれているという。
なるほどなるほど。
サンプル数が少ないとね、なかなかちょっと不思議な行動になっちゃうよねっていうところが。
あーなるほどね。そういうことか。
まあそういうことを描きたかったではないですけど、僕はそこが面白かったですね。
はいはいはい。なんかそのさっきの何?空間をスペースに区切って細かく解像度上げてって認識するみたいなんてさ、小説で描写するってすごい難しそうやけどね。
そう、しかも全然専門用語とかは一切ないので、中学生ぐらいでも意味がわかるかなと。
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はいはい、でイメージもできると。
うん。
いいですね。なんか表現力が養われそうな。最近俺小説マジで読んでないからな。
小説読みましょう。
ね、たまには小説読まんとダメよね。
うん。多分次回も小説を紹介しようかなと思っていますよ。
マジ?
はい。
どうしたのそんな小説にハマって。
いやもうビジネス書ばっか読んでてもよくないなと思って。
確かに。文学とかたまに読むといいって言うもんね。
そう、だからね、さっきのお日様の話ともちょっと関係するんですけど、
そういう一つのことを幅広く見ておかないと思考が偏っていくなというのがあって。
あー、あるあるある。
そう。
感受性とかね、感受性もすごい大事だと思いますよ本当。
例えばさ、そのさっきのお日様の話、そこのお日様の話で、
なんかどこまでそのロボットの気持ちに入り込めるかとか、
うん。
なんか同じ出来事でもAさんはすごい涙するけどBさんめっちゃしらけてるとか。
うん。
それって人それぞれの感受性によって全然感動するポイントも違うじゃないですか。
はい。
やっぱでもね、感動できる人間って得るもの多いと思うんですよ。
うんうん。
あのね、僕の娘ねめちゃくちゃ感受性高くて。
はい。
それ、いやもうすいません娘自慢すいません。
親バカタイムですよ。
親バカタイム。
いいですか。
はい。
あのね、自分の頑張りに泣ける女の子なんですよ、うちの娘。
ほうほうほう。
なんかね、あのうちマンションなんで、隣に公園あるんですけど僕も忙しくってなかなか自転車の練習できなかったんですよね。
うん。
で、ずっと小回りで乗ってて。
うん。
で、もう周りがそろそろ小話で乗れる子出てきたみたいな。
はい。
その時に、じゃあそろそろ小話で練習せんのあかんなって言ってて、ずっとなんかその娘が自転車の練習したい、自転車の練習したいって言ってて。
じゃあ今週末は絶対行こうって言って、その週末に小話の自転車の練習しに行ったんですよ。
はい。
で、僕がこう後ろでピューって押して、あれってスピード乗らないとダメじゃないですか。
自転車はね。
自転車はね。
うん。
で、それ分かってたんで、まあ最初からもう後ろでこう押して割り返しスピードある状態でフォローに入ったんですよね。
今度は一発で乗れたんですよ。
ほうほうほう。
で、一発で乗れて、まあ曲がれなかったんですけど一発で乗れて、ハイブレーキって言ってこうまあ10メーターぐらい来いでブレーキでキキーって乗れたんですよね。
もうそれがもう楽しくて楽しくて。
もう一回もう一回みたいなんでもう僕は焦りたくなったんですよね。
はい。
で、よかったねもうコマ無し乗れるやんかつって次はカーブ練習しようみたいなことを言ったその日の夜に娘がむちゃくちゃ泣いてたんですよね。
ほう。
で、どうしたらなんか嫌なことでもあったんって言ったらむっちゃくちゃ泣きながら自転車乗れたーって言って泣いてたんですよね。
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かわいいっすね。
いやーなんかその時にこの子すごい感受性高いなと思って。
うん。
そのーすごいいいわって。
すいません親バカタイム。
いやいやいや。
自分の努力に感動できる人って僕羨ましいんですよね。
うん。
僕ねどんだけ頑張ってねどんだけないでしょ。
ない。
どんだけさこう自分がやりきったーって言ってもさ泣くまで感動できるってさ。
うん。
そこまで本気になってないんだよね多分ね。
本気になってなかった。
我々はもう大人はね。
はー。
そうまあだから子供だから感受性が高いっていうのはまあ当然なんですけど、
それ見た時に感受性高いって得るもん大きいなと思って。
うん。
だから俺もなんかそう感動をねもう大人だからとか言って言い訳せずにどんどん上げてもう何にでも感動できるようになろうと思って。
うんうん。
うん。
だからそういう文学とかその小説とか。
うん。
実写ばっかりじゃなくてその感受性想像力膨らませてなんか人の気持ちに入り込んで、
でもうそこの文章に書かれてる以上のことを自分で想像してみるとかね。
うん。
なんかそういう行為もいいのかなと思って。
いいこと言うじゃないですか。
いやーありがとうございます。
おっしゃったんすか。
やっぱね朝一なんでね今ね。
朝一でねこっち寝起きなんすよ。
ねえもう僕が朝からあれ今日じゃなかったですかって言ってメールしてメールで気づいたぐらいですからね。
たまには小説とか文学とか読んで。
うん。
昔はその小説よりも映画の方が好きだったんですけど。
はい。
やっぱ映画の方が分かりやすいじゃないですか映像あるし音あるし。
うん。
なんだけどその小説は小説でなんか自分の想像力でその主人公の顔をイメージしてみたりそのシーン。
小説の中にあるシーンを自分で想像しながらストーリーが進めるっていうのがこれまたね面白かったというか面白いんですよね。
それはそれでなんか映画にはない小説の良さっていうかさ。
ありますよねなんか脳内を映像で保管するみたいな。
そうそうそうそう。
映画よりもある意味世界に入り込めるっていうか。
うん。
あの感覚結構好きですね僕小説読んでると。
いいこと言うじゃないですか。
どうしちゃったんすか。
いやもうね今日のハニーさんの返しがいいこと言うじゃないですかに限定されすぎて。
まあ小説読みましょうということですね幅を広げるためにね。
クララとお日様。
クララとお日様おすすめです。
面白いんですかこれ。
あのねわかりやすい感動ではないと思いますけど僕はこういう終わり方が好きですね。
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へー。
なんていうのかなもう泣かせにこようとさせてるやつあるじゃないですか。
あるある。
ちょっとねもう大人になってくると苦手になってくるんですけど。
はいはいわかるわかる。
なんかちょっと余韻があるような感じなんで。
はいはい。
ビエンドなのかな多分。
この分厚さでも結構気合い入るな。
気合い入りますねどのくらいかかったんかな7時間8時間ぐらいかかったのかな読み切るの。
1日で読んだんすかこれ。
3日ぐらいですね。
そうよねそうですよね1日7時間も小説読めないよね。
ということでねまあちょっとねなんていうのかな今日は寝起きだから語彙力がないぞ。
視野を広げるためにね小説を活用してみてはいかがということで。
なんか自分の違う部分を鍛えるじゃないけどちょっと刺激する。
そのさっき僕が言った感受性みたいな部分ね想像力とかさ脳のねその違う部分を膨らますみたいなエキササイズですよ小説は脳のエキササイズです。
まさに。
感受性を鍛えるための脳のエキササイズです。
ですです。
なんでね本屋さんで。
たまには小説を手に取ってみるというね。
取ってみてください。
わかったじゃあ俺も読むわ小説読むから。
はーいじゃあじゃあそんな感じでコメント高評価質問登録よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではまた明日。
さよなら。
さよなら。