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2025-04-19 32:09

143.【神対応をするとブランドが壊れる】崩壊への道はおもてなしで舗装されている

神対応について話しました。


ホテルにぬいぐるみを忘れた子供への美しすぎる対応 / サービスに満足しても他の店を使うのが消費者 / サービスに不満があっても同じ店を使うのもまた消費者 / 30代後半の男性が美容室を探せない話 / ライトユーザーを集めるべし / 「新規客は既存客の5倍コストがかかる」は根拠がない / 全てはセルフサービスになる / ライフのセルフレジが苦手 /


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サマリー

このエピソードでは、神対応がブランドに与える影響について語っています。リッツカールトンの例を通じて、過度の神対応が顧客満足とブランドの健全性にどのような影響を及ぼすかを考察しています。最終的には、神対応が必ずしもブランドを強化しないことを示唆しています。このエピソードでは、顧客満足度と新規顧客獲得の重要性について議論されており、特にリピーターを気にしすぎるとブランドの成長が阻害される可能性が指摘されています。さらに、過剰な接客は実は不要であり、顧客がスムーズにサービスを利用できる環境作りの方が重要であると強調されています。顧客満足度を向上させるためには、顧客の不満がないサービス設計が不可欠であり、新規顧客の獲得が求められています。また、セルフサービスの活用が今後のビジネスにおいて期待されています。

神対応の定義と影響
スピーカー 1
どうもハリです。 どうもヤーマンです。 ゴロゴロ起業ラジオは、教育外を紹介しているハリとデザイン外を紹介するヤマゴをお届けするキーアサートアップに関する話をゆるく紹介する番組です。
スピーカー 2
おい。 小山さんは神対応を受けたことありますか? 神対応?パッと出てきませんけど、あると思います。
あると思いますか? もうみんな神対応好きじゃないですか、インターネットの人たち。 なんですが、神対応は本当に必要か、そういうところに一石を投じようかなと思って。
スピーカー 1
神対応といえば有名どころで言うと、リッツカールトンかな? めっちゃいいホテルにある日家族で泊まりましたと。 そしたらそこのちっちゃいお子さんが大切にしてたぬいぐるみをホテルに忘れてしまいましたと。
で、取りに帰るんだって言ったんだけど、もう取りに帰る時間なかったから、ホテルに聞いたらありますよと。 ああ良かったねと。送ってくれるそうだと。で、その後ホテルから荷物届きますと。すると、届いた荷物に人形だけではなくて、この人形さんが滞在してましたよっていう記録。
忘れられたんじゃなくて、この子はホテルが楽しかったから長く居ちゃったんだという記録と、ホテルのアメニティだったり、ホテルの人からのお手紙だったりが入っていて。素晴らしいですねと。 これが神対応ですよ。
ああ、なるほどね。上手いっすね。一度そういう神対応したら、もうやめれなくならない。 でもリプスカールトの人は神対応してしてと。神対応ジャンキーになってるんですか?
もうジャンキーになってるし、神対応が状態化して、もうこのコストオペレーションが圧迫してる可能性あるよね。 そうかもしれないですけどね。どうなってるんでしょうね。
逆にそのルールを無視した特例が、他のお客さんの不公平を生むみたいな。 一緒にならないから。 被害をこむってる人が、雑対応を受けた人がどっかにいるんじゃないかっていう。
そういう諸刃の剣のような一面もあるような気がしますけど。 かもしれないですね。
でもやっぱりこういう話を聞くと、それでお客さんはすごい感動しましたと。もうこれからずっと旅行に行くときはそのホテル使いますみたいなこととして紹介されるわけじゃないですか。
スピーカー 2
そう、ブランドになりますからね、そういうのってね。 そういう話を聞いた我々は、同じように感動してしまい、うちでもこういうことしてえなと。
スピーカー 1
スタッフとかに、お前たち神対応だぞと。分かってるかと言っちゃうじゃないですか。 それでね、接客が良くなるという意味であれば全然いいんですけれども、じゃあ神対応どんだけ効果あるんですかと言われたときに、説明できますかと言われたらやっぱり難しいわけですよ。
スピーカー 2
それは難しいですね。 というのをめちゃくちゃ調べた本がありましたので。
顧客満足度のコスト
スピーカー 1
面白い本見つけてきますね。 神対応はどれだけコスパがあるのかというのをですね、紹介していきたいと思います。
ありがとうございます。 ということで結論から言うとですね、神対応のようなお客さんを大事にしすぎるとブランドは壊れるというのが本日の結論です。
結論から入りましたね。壊れちゃうんだ。 神対応すなっていうメッセージですね。
聞いてみようじゃないか。 でもねこれ、いやそんなことないぞと、こんな話を聞いたことあるぞという人いるんじゃないかなと思うのが、
既存のお客さん、神対応ってやっぱリピーターの手段じゃないですか。
で、その新規のお客さんからじゃあ1万円売り上げ作るのと、既存のお客さんから1万円売り上げ立てるためのコストの比較すると、なんと新規のお客さんの方がコストが5倍かかりますと。
ああはいはいはい。 だから既存客を大事にしようねという話が結構あるんですけれども、実はこの話は明確な根拠がない、データがないということを言っているんですよ。
スピーカー 1
とはいえ、既存のお客さんを大事にすればたくさん買ってもらえるよねというのはあるんじゃないかなと思います。実際そうですよね、いいサービス受けたら次からもそこ使いたいなとか、この店の気分がいいからまた行きたいなというのは。
スピーカー 2
なんか飲食店なんか特にリピーターをいかにして作るかみたいなのがね、最近よく言われてますけど。
ね、リピートしてますか。 してますね。B2C系はもうほとんどリピってますね。
スピーカー 1
例えば。 美容院とか。 ああ美容院確かにね。
スピーカー 2
あとまあよく行く立ち飲みとかも、一回行ってよかったらもうそこばっかり行っちゃいますよね。
スピーカー 1
そうですね。
この人と飲みに行くときはもういつものあっこでいいよねになるよね。 そういうのもありますよね。
で、行くともういつもの常連立ちみたいな。 そういうふうにね、ここがよかったからまた次も行こうというのは当然あります。
ありますが、それがどれぐらいなのかということで言うと、例えばこのアンケートを取ってこのお店に満足しましたかと。
満足しましたっていう人が、じゃあまあ半々だったとしましょう。100人に聞いてこのお店好きでしたかっていうのが、はい、50%。
そうでなかった50%だとしたら、このはいと答えた人は次も買ってくれそうじゃないですか。
スピーカー 2
そうですよね、はいって言ってますもんね。
スピーカー 1
満足しましたか、はいって答えたんだったら次も買ってくれるだろうと言うんだけれども、満足していると答えたが、そのうちの2割は全然満足したけど別のところで買おうと思ってますと答えますと。
じゃあ一方、満足しませんでしたと答えた人また来てくれなさそうじゃないですか。
来てくれなさそう。
実際どれぐらい来ないか、あるいはどれぐらい来たかってイメージつきます?
スピーカー 2
10%ぐらい、その50%分の10%ぐらいは来そうだけどね。
スピーカー 1
じゃあ10%ぐらいは満足しなかったけどまた使うかもしれない。
選択肢がない場合とかね、例えばこの辺に美容院がないとかだったら、あんまり好きじゃないけど行かないとしゃーないみたいなさ、いう現象とか状況の人たちも一部あるんじゃないかなっていう想定です。
そうですね、はいはい、正解はその3倍ですね。
スピーカー 2
結構行くな。
スピーカー 1
28%は満足しなくても同じ店で買うと。
スピーカー 2
文句言いながら買ってくれるんだ。
スピーカー 1
文句言いながら買う。
スピーカー 2
確かに大阪文句言いながら買ってるおばちゃん多いわ。そういうおばちゃん多い。
スピーカー 1
そうかもしれない。
スピーカー 2
あんたんとこの肉高いねんこれとか言いながらしっかり肉買うっていうね。
スピーカー 1
まあいろんな状況ありますよね、それこそさっき言ってた近くにもうその店しかないから仕方なくそこに行くとか、いろんな理由あるとは思いますけれども、調べてみると満足しなくても3割は買ってくれる。
スピーカー 2
なるほどね、面白いですねそのデータ。
スピーカー 1
となるとね、やっぱこの顧客満足っていうのはどこまで必要なのかというのは疑った方がいいんじゃないですかと。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
いう話になってくるわけですよ。
取ってますか顧客満足度みたいな。
スピーカー 2
うち物販やっててECモール使ってるんで、そのレビュー施策みたいなことはやってますけど、あれも実際どうかわかんないよね。
期待値のコントロール
スピーカー 2
はい。
その星5をつけてくれた人が本当にリピートしてくれてるのかっていうのはね、わかんないですもんね。
スピーカー 1
うん、そうですね。
スピーカー 2
で、星1とか2の子が人たちがまた買ってくれてる可能性もあるわけで。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
そこね、ちゃんとデータ取ってないですね、その後は。
スピーカー 1
難しいですかね、そこまで追おうとすると。
スピーカー 2
追おうと思うとね、なかなか。
だいぶコストがかかっちゃいますから。
スピーカー 1
まあでもね、さっきのデータでいくと満足してなくても、やっぱりそこでしか買えないものがあるとか、他のではない機能がこの商品にしかないとかだったら、多少気に入らなくてもそこで買うというのはあるので、満足度は、もちろん高い方がそれはいいですよ。
うん。
いいけど、あんま囚われすぎるなよと。
なるほど。
というのがあります。
とはいえ、やっぱり高い方がいいんじゃないかというのはね、まだまだ思うんじゃないかと思うんですけど、どうやらですね、一番大事なのは期待値のコントロールみたいなところなんですよ。
おもてなし精神、神対応みたいなやつって、お客さんの期待値がこれぐらいあって、それを上回るほどお客さんの満足度は上がり、その満足度が上がると、うちの商品をまた買ってくれるよりたくさん買ってくれるだろうという幻想を抱いているんですけれども、そもそもこれが違いますという話なんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。悲しいですね。
スピーカー 1
グラフが本の中にあったんですけど、期待値、真ん中に期待どおりだっていうのがあって、右側が期待以上、左側が期待を下回ったと。
当然期待下回ったら満足度っていうのは下がるんだけれども、この期待どおりだったから右側、より期待をどんどん超えていっても、もう変わんないんですよね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
だからそれをやった分だけ伸びると思っていたこの差分、紙対応すればするだけ満足度上がるだろうと思っていたのに、実際は全く変わっていないので、やらんでいいっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
やらんでいいとまでは言ってないけど、やってもそんなに意味ないですよっていう。
スピーカー 2
なるほど。いや、わかる気がします。今美容院に例えて想像してたんですけど。
スピーカー 1
美容院満足してますか?今言ってるとこ。
スピーカー 2
正直僕満足してなくて、今テンテンとしてるんですよ。ずっと切ってくれてた人が辞めちゃって、今テンテンとしてますね。
スピーカー 1
テンテンと。でもテンテンとするのストレスじゃないですか。
スピーカー 2
ストレスですね。ホットペッパービューティーのクーポン見ながらテンテンと安いお金でひたすら髪の毛を切るっていうのをね。
スピーカー 1
いやこれ30代の悩みなんですけど、どの店行っていいかわかんないんですよ。
スピーカー 2
いやそうなんですよ。
スピーカー 1
やっぱりだいたいこのカットモデルみたいな写真がサンプルで出てるじゃないですか、美容院の。みんな若い人の写真じゃないですか。
うんうん。おじさんだけど行っていいの?って。マジでわかんなくて。
スピーカー 2
いやそうですよね。この30代40代50代の男性、メンズ、どこの美容院行っていいかわからない問題ありますよね。
スピーカー 1
うん。もうそろそろ美容院よりこの利髪店みたいなところの方がいいんじゃないかっていう気もしたりとか。
スピーカー 2
だからね僕はもうリッチで選んでますね。
スピーカー 1
リッチね。
スピーカー 2
近いに越したことないんで。
スピーカー 1
まあそれはそうです。
スピーカー 2
でうちの近所むちゃくちゃ美容院あるんで、順番に回って行ってるっていう感じ。美容院嵐です今私くし。
スピーカー 1
なんかここはいいなと思ったとか特にないんですかね。
スピーカー 2
なんかある程度のラインさえ越えてくれれば、別にそこにプラスアルファなことされても積極的に月1回行ってたのを2回行こうとかならないですよね。
スピーカー 1
いやもうそれがねやっぱ真実ですよ。
スピーカー 2
だから別にアイスコーヒーとか出していらないし、肩とかも別に揉んでいらないしみたいなのはあるよね。
スピーカー 1
アイスコーヒー出されても肩を叩かれてもより上のオプションを頼もうという気には別に関係ない。
スピーカー 2
ならないじゃないですか。もうこんだけ肩持ってくれるんだったら炭酸シャンプーやってやるかみたいなさことならないじゃないですか。
スピーカー 1
炭酸シャンプーって何。
スピーカー 2
そうならないんで、もう最低限のここの部分でこの距離でこれがでこの値段だったらまあいっかって言って満足度に達してなくてもまた行っちゃうかもしれない。
なぜならそれを求めていたからだよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
難しいですよね。なんか本当さっきハリーさん言ったみたいに30代後半から50代前半ぐらいまで普通に行ける病院欲しいですね。
スピーカー 1
そうですよね。だって行って大学生みたいなお客さんばっかりだったらちょっと気まずいじゃないですか。
スピーカー 2
はい、気まずいです。しかもさ最近の病院さんがもう絶対にもう20代とかじゃないですか。
スピーカー 1
ねえ。
スピーカー 2
メンタル的にもマッチするスタイリストさんと出会うの結構むずい問題ありますよね。
スピーカー 1
そうですね。最近は僕も同年代ぐらいの人が切ってくれるところを探してますね。
スピーカー 2
僕なんか異性に切ってもらった方がいいっていう。あの合戦ネタなんですけどこれ。
本当?
本当じゃないんですけど。
スピーカー 1
10年ぐらい切ってもらってないな。
顧客満足度と新規顧客獲得
スピーカー 2
本当ですか。異性に切ってもらった方がいいみたいなのをにわかに信じてて。
スピーカー 1
はいはい。なぜ?
スピーカー 2
やっぱり男の人がかっこいいって思うポイントと女の人がかっこいいって思うポイントが違うから。
スピーカー 1
ああ、それね。
スピーカー 2
なんかよく言うじゃないですか。女から見て可愛いって言われても男の僕たちから見て大して可愛くないよそれみたいなあるじゃないですか。
スピーカー 1
よくあるのは細すぎない方がいいっていうのはよく言われますよね。
スピーカー 2
そうそう。そういうのとか。そういう同じ現象がそのメンズにも起こってるから。
その男同士でわちゃわちゃこれめっちゃかっこええやんとかって言いながら思ってることが女子から見たらいやそれ全然いけてないよみたいなことが起こり得ると。
スピーカー 1
確かになんかツーブロックはそこまで評判良くないみたいですね。女性の方からは。
スピーカー 2
なので女性にナチュラルに切ってもらう方がいいよっていうのをいつどこで誰から聞いたのか全く思い出せないんですけどそれを信じてて、なるべく女性のスタイリストさんに切ってもらうように心がけてる。
なんじゃそりゃ。
スピーカー 1
オッサンのかみしり話いらなかったな。
スピーカー 2
これですごい参考になってますよ多分。
満足度の話ですね。
スピーカー 1
満足度ね。満足度はあんまりより買おうとかもっとたくさん今後も使おうっていうのとは関係ないよっていうところ。
となるとですよ。となるとじゃあどうすりゃええんちゃいと。となるともう決まってますよね。狙うべきは新規のお客さんですよ。
スピーカー 2
新規のお客さんに対して必要最低限のことだけを低コストでやればいいってことか。
スピーカー 1
まずは前提として既存のお客さんだけを大事にするのではなく、うまくいった会社というのを見るとみんな等しく新規のお客さんっていうのをめちゃめちゃ取りに行っている。
そうですよね。
取りに行った。行くことができた。というのがありますので新規を取ろう。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
値上げの大部分っていうのは年に数回、3回とかしか買わない人たちによって実は構成されているというのがこの本の主張です。
スピーカー 2
なるほどね。デザイン会社10年ぐらい経験あるんで、デザイナーとして10年ぐらいやってると顧客にすごく支えられてるっていう実感もあるんですけど、やっぱ新規積極的に取っていかないとダメですよね。頑張ります。
新規しっかり取れるように頑張ります。
接客とサービスの重要性
スピーカー 1
僕逆にデザイン業界の人たちに言いたいのは、デザイン業界の人たちリピーター取りにもっと行った方がいいんじゃないと思ってますけどね。
結構なんかデザイナーの人からよく聞く発言で手離れがいいみたいな。
スピーカー 2
手離れがいい。
スピーカー 1
最初パッと作ってパッと納品しておしまいっていう。その後あんまり何も言われなくてよかったねっていう。
そういう人たちのことを手離れがいいとかっていうのを聞くんですけど、もっと継続的に取りに行ってもいいんじゃないと逆に思ってましたけどね。
スピーカー 2
ですよね。
スピーカー 1
そういうアプローチを仕掛けてもいいんじゃないかなと個人的には思ってましたけど。
スピーカー 2
いや、そうですよ。手離れがいいのはいいことですけど、もったいないよね。それで終わっちゃうのはね。
ちょっとね今まで言ってたこととちょっと矛盾してるように聞こえるかもしれないですけど、いやしなさすぎじゃないと思ってたんで。
なるほどね。でもねみんなやっぱ新規のお客さん欲しいんだけどどうやって新規のお客さん取ればいいかわかんないんだと思うよ。僕も含めてね。
スピーカー 1
デザイナーの人たちへの新規のお客さんの取り方回。
スピーカー 2
やりましょう。
スピーカー 1
やりましょうか。
スピーカー 2
自分の勉強のためにもやったほうがいいですね、その回はね。
スピーカー 1
そうですね。まあまあまあ何が言いたかったかというと、ちょっとデザイナーみたいなやつだと例が特殊かもしれないですけど、もうちょっと広い会社。
やっぱこういう例に出てくるのってそういうなんか車会社とかファストフードとかそういうところだったりするんですけど、そういう成長した企業っていうのを見るとそのライトユーザーと呼ばれる、めったに買わないけどたまに買う人たちによって支えられていると。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
そういうところっていうのはさっき言った満足度よりも、どれだけ新しい人と接触できるか、そしてその人たちがどれだけ買ってくれるか、この2つを特に重視していますと。
うん。
ということなんで、あの広く知ってもらう活動というのをやり、その次は買ってくれる頻度をいかに増やせるか。
うん。
まあこれだけを、これだけということでもないんだけど、この2つを特にやるとめちゃいいですよという話ですね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。だからもっともっと露出していった方がいいんですよね多分。
スピーカー 1
そういうことですね。露出もね色々方法ありますからね。広告もあるし、口コミもあるし、SNSもあるし。
SNSもあるしね。
うん。まあで、そうなっていくとですよ。めちゃめちゃ丁寧な接客っていうのも、ほとんどの店では必要ないわけですよ。
もちろんそのなんか超高級レストランとかだったら最低限のね、そういう接客は必要だろうけれども、
まあまあ基本的には期待値通りだったらそれで満足するんで。
うん。
期待値通りのことをしましょうという前提で、どういう時に不満を持ちやすいのかってなると、多いのが連絡しなきゃ解決できない問題にぶつかった時とかなんですよ。
スピーカー 2
連絡しないと解決できない問題って。
スピーカー 1
例えば商品がいっぱいあるけど私はどれを買えばいいんですかっていう時とか。
うん。
あるいはもうこのサービス解約したいんですけどどっから解約すればいいんですか。
うーん。
そういう次のアクション、私は何をすればいいかわからないっていう。で、そういう時にこのカスタマーセンターみたいなところに電話つけたりとかするじゃないですか。
うんうん。
カスタマーセンターの人たちっていうのもいい接客をすれば満足度というのを持ってもらえるという幻想を持っているんだけれども、そういうことをしなきゃいけないとなった時点でだいぶマイナスになっているので大変ですよと。
スピーカー 2
はいはい。もうリピーターには絶対なってくれないと。
スピーカー 1
いやなってくれないこともないですけど、まあマイナスからスタートしてるんですよっていう前提を持ちましょうっていう。
スピーカー 2
あーなるほどなるほど。
スピーカー 1
そういうのを無しで契約できるとか購入できるっていう方が絶対にいいので。
うーん。
っていうことなんですよ。だから最近よく見るコンビニのレジとかもどんどんセルフサービスになっていったりとかするじゃないですか。
スピーカー 2
全然セルフでいいですよね。
スピーカー 1
そうそうなんですよ。でセルフって別に丁寧な接客ないじゃないですか。ないけどそれで満足度下がりますかと言ったらまあ別に下がらないですよ。
スピーカー 2
下がらないね。
スピーカー 1
なのでこれからはセルフサービスが全てを支配する世界になるかなと。
スピーカー 2
うーん。最近スーパーでも増えてきましたよね。セルフでピッピッピってやるやつね。全然あれでいいわ。
スピーカー 1
でも最近今後どんどんセルフで増えてくると思うんですけど袋詰めみんな遅いなと思うんですよ。
スピーカー 2
セルフの人たちね。
スピーカー 1
セルフの人たち。遅せって早よやれよと。やっぱ待ってるときに思っちゃうんですよね。
スピーカー 2
はいはいはい。え?ハリさんそんな早いの?
スピーカー 1
早かないですけど歩きながらものによりますけどガサッと思って帰りながら袋に詰めてます。
スピーカー 2
あーなるほどね。でもさ家族でさ夕飯の買い出しとか行った時にさ。
スピーカー 1
スーパーに。
スピーカー 2
うん。すごい量になるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。あの辺はね多少仕方ないですけど。
うんうんうん。
あのみんなやっぱこのレジ袋めくれないとかで10秒ぐらいロスするじゃないですか。
スピーカー 2
でも指先がねもうカサカサなんですよこっちは。
スピーカー 1
まあまあそうなんですけど。だからあのセブンイレブンの方式あれめちゃくちゃいいんじゃないかなと最近見直してるんですよね。
スピーカー 2
ああ自分でお会計のボタンを押すやつ?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
あああれいいですよね。
スピーカー 1
金のやり取りだけはがセルフになってるっていう状態のやつ。
スピーカー 2
うんうんうんうん。ピッピってやってその左側にモニターが出てきて現金にすんのかクレジットカードにすんのか電子マネーにすんのかみたいなやつですよね。
電子マネーだったらそのIDとかクイックペイとか選べるやつですよね。
スピーカー 1
店員がやる方が早いですから。コンビニのセルフでみんなノロノロとやられると嫌な気持ちになりますよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ソウルジェムが穢れていくんでそういうの見ると。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そう実はああいう形式正しいのかもしれないと個人的には思いましたね。
スピーカー 2
そう思うとなんか世の中すごいスピードで変わっていってますよねやっぱり。
スピーカー 1
うーんそうなんですよね。やっぱりセルフでどんどんとできる方がいいというのをまず思ってほしいですね。声をかける必要がないというところを目指されたいとお客さん思っています。
スピーカー 2
まあね料理もよるけどね。結構なら買い物行くときにこれ全部自分でピッてすんのしんどいみたいな。そういうのもあるしね。
スピーカー 1
そういうのもありますね。スーパーのセルフは僕もあんま好きじゃないですね。特にライフね。
スピーカー 2
ライフね。
スピーカー 1
ライフのセンサー厳しすぎ問題。
スピーカー 2
はいわかるわかる。ピッてやって入れたのに入ってませんとか言うやつでしょ。
スピーカー 1
そう。違うやんって今場所を調整しただけだから。
スピーカー 2
一旦ここに置いただけやのにいちいち店員さん呼んで鍵みたいになってリセットしなきゃいけないっていうね。
スピーカー 1
ライフちょっと厳しすぎますよあれは。信頼されてないのって。
スピーカー 2
いやでも万引きする人とかいるんじゃない?
スピーカー 1
まあいるでしょうけどね。何が言いたかったかというと、いい接客がなくても不便だと思わない仕組みを作れるのが一番強いっていう。
スピーカー 2
確かに。確かに確かに。その紙対応って必要以上にいらないかもしれないね。もうそう思うと。
スピーカー 1
そうなんすよ。
スピーカー 2
その紙対応するためにすごい労力とコストがかかってるんだったら、それ見直すのもいいかもしれないですね。
スピーカー 1
そうですね。だからそういう紙対応みたいなことをしないと、今のオペレーションでは不満が出るかもしれないっていう気持ちがあるから、なんとか対応の良さでその穴埋めをしようとみんなしてると思うんですけど、
そもそもそこで不満を抱くプロセスというのがゼロだったら、紙対応なくてもみんな満足して帰ってくれるんで、それを作りましょうよっていうことですよ。
スピーカー 2
リッツカールトン、冒頭に言ってた、ああいうのって紙対応をブランディングしてるじゃないですか。もうそれを受けに来てるんだよこっちはみたいなさ。高いお金を払って普通のホテルじゃなくて君たちのホテルを選んでるんだよっていうさ。
スピーカー 1
そうなってくるともう端折れないよね。 まあ端折れないですね。端折れないんですが、それでめちゃめちゃ良い対応をしても、全然そのうちの良いなと思ってくれた人何割かは別の帝国ホテルなりリーガロイヤルなりに泊まっちゃうんで。
スピーカー 2
そうやな。難しいですねその差事加減がね。別に必要以上にやってもあんまり意味ないよっていうことだよね。
スピーカー 1
質を下げていいという話ではないんですけど、お客さんがこのサービス利用する中での摩擦が何もないんだったら特別なサービスはいらないんですよっていう。みんな摩擦ばっかりのオペレーションになっちゃってるから、もうわからん電話しようって。どうなったんだって。
ブランド成長のための戦略
スピーカー 2
いやわかる。その解約するのにいちいち電話しなきゃいけないやつとかもう本当に最悪だなと思うもんね。簡単に入会できるんだったら簡単に脱退できるようにしといてくれっていうね。
スピーカー 1
そうですよね。だから店で買わなきゃいけないと思ってたのを普通にもうネットでポチポチ買えるみたいなのが出てくると乗り換えがあるんじゃないかなっていうのはね、思います。
だってあのテスラのサイトとかを見てるとあの車のね、普通に今すぐ購入するっていうボタンが常についてくるんですよ。買わないからって思って。とんでもないなと思って。普通だったらやっぱトヨタとか日産のサイト見てたら乗車予約をするみたいな。市場予約か。その程度ですよ。
スピーカー 2
なるほどそれを今すぐ購入にできるっていうね。さすがテスラやな。
スピーカー 1
たまにサイトでチャットで自動オートしますみたいなあるじゃないですか。マジであれ役に立ったことないですからね。AIが答えるやつ。早く人に代わってくださいっていうのをやり続けなきゃいけないんでね。あの辺もね今後進化するのかなと思うんですけど。
スピーカー 2
まあ進化はするでしょうね。確かにあのチャットボットやたくに立ったことないもんね。役に立たなさすぎてもうええわってなるもんね。時間の無駄だみたいな。
スピーカー 1
役に立ってる人いるんですかね。
スピーカー 2
そういう意味でその中の手間はかなり省略カットできるかもしれないけどね。中で働いてるスタッフたちのね。今まで電話で時間取られてましたみたいなのが問い合わせ一切なくなりましたみたいな。
スピーカー 1
そうではないけどな。どんどんね自動化してほしいですよ。だってもうなんかちょっと最近スーパーの歴史みたいなの見たんですよ。スーパーってのはスーパーマーケット。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
今の形になったのはたぶんまだ50年とか60年ぐらいなんですよ。昔って市場とか商店街とかそういう感じのものがあって野菜が欲しかったら八百屋さんに行くんですけど、八百屋さんも今の形式とかじゃないらしいんですよ。八百屋さんに行ったら別に何も置いてないんですよ店先。
当時は。で、大根と人参くださいとか言うと分かりましたって言って奥に店員さんがいて大根と人参持って出てくる。だから今のスーパーって結局セルフサービスなんですよね。
スピーカー 2
ああなるほどね。
スピーカー 1
最近のセルフサービス決済はセルフサービスだったものにセルフサービス決済が搭載されたっていう感じなんです。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
自分でこの商品を選ぶっていうのがまだ結構歴史浅いなっていうので。
スピーカー 2
まあでもまだまだ進化しそうな感じですよね。それこそあのアマゾンGOみたいにね、もう無人でぴゅって入って好きな物をポケットに入れて出て行って、ポケットのスマホでチャリーンって決済終わるみたいな。
スピーカー 1
ああそうですね。それがどこの店でもできたらね。
スピーカー 2
なると思いますけどね。
スピーカー 1
この銭湯とか行っても勝手にチャリーンってされて、バントーさんも通さずに券売機とか買わずに行けたりとか、ラーメン屋とか行ってもね勝手に行ってチャーシュー麺とチャーハン頼んだら勝手にチャリーンって。
スピーカー 2
チャリーンって言って。
スピーカー 1
そのまま帰る。
スピーカー 2
うんごちそうさんって言ってそのまま帰る。
ああ未来だ。
未来ですね。まあなるんじゃないですか。スマホかざしてお店の中入って。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
最後スマホかざして出て行くみたいなね。
スピーカー 1
いやスマホすらかざしたくないですね。勝手にお金のやり取りを。
スピーカー 2
まあなるんじゃないですか。今んとこそのデバイスがないと決済とかできないもんね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
いっぱい小敷来るよ。
スピーカー 1
ちょっとマイナンバーカードとかでなんとかしてくださいよ。
スピーカー 2
マイナンバーカードでなるんかな。まあでも確実になんか世の中今すごいスピードで特に2025年ぐらいからなんかねすごく感じるんですよね。なんかすごい勢いで世の中変わってるしこのまま行けばすごいことになりそうだなっていう予感だけはしてるんですけど。
スピーカー 1
多分みんなそう思ってるでしょうね。
スピーカー 2
みんなそう思ってるよね。すごい勢いで世の中変わるなっていう。
スピーカー 1
変わります。2030年はすごいですよ。
スピーカー 2
すごいことなってますよねこれ。
スピーカー 1
期待してますから僕は。皆さん頑張ってください。僕を便利にさせてください。
スピーカー 2
何様や。
スピーカー 1
というわけでね、今日まとめますと顧客満足度よりも不満のないサービス設計を作りましょうというところと、新規お客さんをどんどん取りに行きましょうということですね。
セルフサービスの可能性
スピーカー 1
新規のお客さんを取りに行くために接触回数と購入回数を特に気にして、あ、そうだあの店だっていうふうに思い出してもらえるような。
スピーカー 2
大事ですねそういうの。
スピーカー 1
ことをどんどんやっていきましょうというところと、これからはセルフサービスいいんじゃないかなと。ということでぜひ参考にしていただきたいなと思います。
スピーカー 2
そうでしょう。この今言ったの組み合わせただけで新規事業できそうだもんね。
スピーカー 1
できますね。やりましょう。
スピーカー 2
ハリーさんの大好きな新規事業。
やりましょう。
この四文字熟語はやばい。ハリーを動かす四文字熟語。
スピーカー 1
確かにね。そうかもしれない。座右のメイン仕様かな。
スピーカー 2
ハリーさんこれ新規事業ですよって言ったらもう絶対やってくれるから。
スピーカー 1
やる。そんな感じです。ということで本日の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューはSpotifyのコメントボイスのコメントでお待ちしております。
二人でコメント欄を全て読んでおりますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
スピーカー 2
お待ちしています。
スピーカー 1
それでは今週も聞いていただいてありがとうございました。また来週お会いしましょう。さよなら。
スピーカー 2
さよなら。
32:09

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