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2022-10-14 17:49

18. SNSアルゴリズムの凄さを説明させてくれ【TikTok編 Vol.01】

TikTok, インスタグラム, facebook, Twitterのアルゴリズムについて話しました。

なぜプラットフォームにタイムラインを改変されると怒るのか。
YouTubeの大発明。レコメンドエンジン「シビル( Sibyl )」


📖 参考図書

なぜ、TikTokは世界一になれたのか? Kindle版
https://amzn.to/3yDBITw

TikTokの年間広告収入は1兆円超に達する見込み、Twitterのほぼ倍でTwitter+Snapchatをも上回る - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20220413-tiktok-ad-revenue-surpass-twitter-snapchat/

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00:01
ヤーマンです。
この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンが、企業やスタートアップに関する情報を緩くお話しする番組です。
今日ね、TikTokの話したいなと思ってたんですけど、これね、前提を話さないと、この話行けないなと思って。
前提何かっていうと、アルゴリズムの進化なんですけど、その話をするためには、このおかんが買ってくる福問題というのを解決しないといけないなと思ってて。
めっちゃ面白そうやん。そっちの方が面白そう。
やっていきたいと思います。
はい、お願いします。
先にね、このおかん買ってくる福問題なんですけど、おかん買ってくる福って、小学生、中学生ぐらいの時とかね、買ってくるじゃないですか。イオンとかで。
あれについてどう思いますかっていう。
当時はもう選択肢がないからね。あれを着るしか。
まあそうですよね。
でも大人だった時にあの服やっぱりダサかったんだってことに気づくよね。
なんであんなオレンジのフード付きのパーツを着てたんだろうみたいな。
なんかフード付き好きですよね、おかんって。
フードが取り外せたりとかしたりして。
あるある。
あと1枚しか着てないのに重ね着してるように見える謎の服とか。
ありましたね。
そう。
え、じゃあどうですか。
良いか、当時良かったか悪かったかで言うと、どっちの感情が大きいですか。
まああれはあれで良かったんじゃない。
良かったか。
良かったと思いますね。
なるほど。
いやそれは自分で買いたかったよ。
自分で選びたかったけど、選んでてもそんなおしゃれな服自分で選べてる自信もないし。
すごい。
なるほどなるほど。
いやまさにね、今このテクノロジーの世界で起きてることそれなんですよ。
だから今TikTokもそうですし、インスタ、フェイスブック、ツイッター、全ておかんの服問題です。
おかんの服問題なんだ。
はい。
で、なぜかと言うと、まずこのTikTokっていうのが、SNSなんですけど、レコメンデーションメディアみたいな呼ばれ方をするんですね。
これ何かっていうと、おすすめの投稿をどんどん提示してくるタイプのSNSです。
で、一方これまでのツイッターとかインスタとかフェイスブックっていうのは、自分でフォローした人の投稿が時系列順に流れてくる。
03:09
はいはいはい。
これが常識だったんですけど、TikTokはそれを打ち破り、もうそのTikTok側のアルゴリズムによって最適化されたものをお渡ししますっていうスタイルなんですよ。
で、これが大当たりしたことによって、今や各SNSはTikTokの跡を追う形になっているというのが起きているんですね。
具体的にYouTubeのショート動画とかもそのレコメンド形式なんですか?
レコメンド形式で言うと、YouTubeの場合は関連動画とかがレコメンドに当たりますね。
トップページもその人にあったおすすめっていうのを出してくるんですよね。
そのチャンネル登録してるやつとか以外にもYouTubeがあなたは多分こういうの好きでしょっていうのが出てくると思うんですよ。
うん、出てくる出てくる。
うん。で、そうですね。それがYouTube的にもね、それですごい成功したんですよね。
へー。
そう、その辺の話をすると、2010年とかだったかな。すいませんちょっとあやふやなんですけど年代が。
はいはい。
ちょうどYouTubeがチャンネル機能っていうのを出してきて、で、その時にYouTubeの課題としてあったのが、
YouTubeに大量のコンテンツはあるんだけど、それを最適な人に見せる手段がないっていう。
いやめちゃくちゃ面白い動画があって、この人には絶対ハマるだろうなっていうのがあるんだけど、この2つを結びつける方法がないんですよね。
今までだったら検索して、例えば好きな歌手のやつを見るとか、好きな芸人さんの動画を見たいからその名前を検索して入れるとか、それぐらいしかその動画にたどり着く手段っていうのがないと。
で、それだとこの一生この動画とこの人は出会わないので困った。
生まれちゃうよねそれは。
そう。っていうのを解決するために入れたのが、レコメンドシステム、コードネーム、しびらみたいな。
うん、しびら。
で、それが何かっていうと、要はアルゴリズムに機械学習とかで、まあまあまあ、今まで出会わなかったこの人にこのおすすめの動画を出せるようになったっていうことなんですよ。
うんうんうん、なるほどなるほど。
この辺はいろいろ仕組みがあってややこしいんですけど、なんか協調性フィルターとかいろいろあるんですけど、まあまあとりあえずそれによって今まで出会うことのなかった2人が出会えたっていう。
06:03
なるほどね。
で、それによってYouTubeがめちゃくちゃ滞在時間が伸びたっていう。
うーん。
ここに行けば何か見つかるんじゃないかっていうことで、人が来てくれるようになった。
うーん。
ですよ。
なるほど。
今まではもう見たいものがあったから、そこに行って検索して探すっていうことだったんですけど、YouTubeに来れば何かおすすめが出てくるだろうなっていう期待を持ってきてくれるようになった。
うんうんうん。
っていうことですごいユーザーが伸びたっていうことで。
へー。
これが第一次アルゴリズム戦争と言ってもいいかもしれないですね。
うーん。
はい。で、実際今YouTubeの動画の視聴数っていうのかな、どこから動画を見てるかっていうと7割は関連動画から来てるんですよ。
へー。
みんなYouTube内を回遊してたどり着いてるってことか。
うーん。か、なんかこう、とりあえず1個付けといてそれの自動再生されるじゃないですか、次の動画次の動画って。
はいはい。
あれで勝手に言ってるのかもしれないんですけど。
うん。
まあ何にせよ7割がもうそれで来ているということで。
うんうんうん。
アルゴリズムいいねっていう。
うーん。
実際どうですかね、YouTube見てる時ってその感覚あります?
YouTubeではあんまないですけど、そのインスタのリール動画見てたら全然自分フォローとかしてないのになんか面白い動画が流れてきたりするんですよね。
します。
で、たまにインスタ内でもTikTokの動画流れてきたりしません?YouTubeのショート動画とかでも。
あれはね、おそらくリールの方に載せてると思います、同じ動画を。
あーそうなんだ。
TikTokから引っ張ってきたりはしてないはず。
ロゴマークがこう入ってたりするんですよね。
あーじゃあ誰かが勝手に落としてきたやつですかね。
天才じゃないですかね。
あーそういうパターンもあるのか。
かもしれない。
うーん。
すごい今ね、いいパスを出してくれて。
インスタとかFacebook、Twitterも、もともとはそのフォローした人の投稿が時系列で表示されるだったんですけど、さっきのリール動画みたいに知らん人の動画とか投稿が多分紛れていると思うんですよ。
で、インスタとかだったらリールっていうタブがあるはず。
うん、あったと。
今だったら。
うん。
あって、Facebookだと、スマホ版だったら、今ねすごい複雑で、ホームっていう画面で、なんていうのかな、ホームはなんか雑多になってるんですよ。
09:11
自分が友達の人の投稿だったり、おすすめの投稿だったりが混ざってるやつで。
なんかリールとショート動画もたまにこう間に挟み込まれてきますよね、横スライドで。
そうそうそうそう。で、フィードっていう別のタブに行くと、その友達のやつが時系列で出るみたいなことができて。
そうなんだ、はいはいはい。
めちゃくちゃややこしいんですよ。
うんうんうん。
で、一方Twitterもタイムラインの表示方式2つあって、ホームとタイムライン。ややこしいんですよ。
タイムラインの表示方式がホームとタイムラインっていう2つの種類があって、タイムラインが今までの時系列順です。
で、ホームはTwitter側で加工されたタイムラインになる。
で、そのいろんなおすすめの人気がある投稿とかこの人に合いそうな投稿っていうのを勝手につまんできて流してきてくれるやつになってきていると。
この辺のインターフェースもどんどん変わっていきますね。
そう、これ基本的に僕の体感なんですけどこれは、解約と呼ばれてるんじゃないかなと。
あー、今回のこのチェンジが。
どうですかこのTwitterとかで、自分がフォローしてない人のが勝手に流れてくるという行為。
えっとね、僕の場合はもうTwitterとFacebookは広告が多くてほぼ見ないですよ。特にFacebookは。
で、たまにインスタは見ます。結構最近確かに自分がフォローしてない人の投稿が増えたなっていう印象はありますね。
そうですよね。なんか別にそんなに嫌な気も。
タイムラインではこれ確かにいらないですねこんなに。
はぁはぁはぁはぁ。
で、このリール動画は案外面白い。動画は。
うんうんうん。
動画は知らない人の動画でも結構見てしまうかな。
なるほどなるほど。
まあTwitter見てると、なんか元に戻してほしいっていう意見が結構多い気がしていて。
うんうんうん。
余計なことすんなと。
はいはいはい。
で、インスタとかでも結構そういう動きはあるけどまあついつい見てしまうみたいなところがあって。
うん。
でまあ当然ね、そのみんなインスタなんかもね、すごい賢い人たちが考えてやったことなので。
うんうん。
まあ嫌がられるリスクは承知の上でやってるんですけど、なぜそんなことをするかというと。
みんなめっちゃ見るんですよ。
12:00
何を?
このアルゴリズムがピックアップした投稿を。
あーもうデータ上出てるんだ。こっちの方がいいと。
うん。
もう嫌だ嫌だと言いつつ、お前ら結局そっち見てるやんけというのが明らかになってしまって。
うん。
で、このまま何もせずその今まで通りおすすめを載せないでやっていくともう緩やかにユーザー減っていくっていうのは目に見えていると。
うん。
でそこでこういうおすすめ機能みたいなのを入れると滞在時間とかまあいろんな数値が良くなると。
うんうん。
でも入れるとこの既存のファンの人たちはちょっと嫌がるみたいな。
分かると。
面倒くさいなって思ってると思うんですけど。
でも結局もう入れた方がいいっていうのが明確にデータとして出てしまったので。
うん。
まあまあ多分今後はメタ社もねインスタフェイスブックのリールの割合をどんどん増やしていきますという宣言はもうしてるので。
うん。
まあ今後も増えてくるだろうと。
再生回数を増やしたいっていう人にとっては良くなってる現象なのかなこれって。
良くなってるかどうかはねその人の立場によるんですよ。
これは難しいことに。
えっと人気がある人からしたらもうすでにフォロワー何十万何百万何千万いますみたいな。
うんうんうん。
人からしたらおすすめが入ることによって自分の投稿が薄まる危険性があるんじゃないかっていう。
なるほど。
新参者にとったらもし自分がインスタとかのアルゴリズムにおすすめとして取り上げられるとラッキーっていう現象が起こるわけですね。
そうですね。
だからTikTokとか見てたらおすすめに載りたいタグっていうのがね結構一番有名なんじゃないですかね。
なるほどね。
なんか新規ユーザー取り入れるんやったらそういう機能もある方がいいんでしょうね多分。
そうなんですよ。
だから例えば今日からSNS始めますってなった時にTwitterやりますフォロワーゼロです。
そこから登り詰めるの大変じゃないですか。
大変。
一方TikTokとかいくと要はフォローという概念がそこまで重要視されてないのでフォローしてない人でも面白ければ表示される。
なのでそのフォロー外に波及のしやすさっていうのがめちゃくちゃあるんで。
なるほど。
まあやりやすいですよね。
うまいねTikTokそういうやり方が。
そうなんですよ。
あと中国の会社だよね。
中国です。
バイトダンス社ですね。
中国人の賢い人たちの賢いレベル半端ないから。
アホな人も日本人よりも多いけど賢い人も日本人よりも多いよね。
15:07
まあ人口が10倍以上だから当然だけど。
すごいわ本当に。
すごいですね。
今だから2024年にはYouTubeの広告売り上げTikTokが超えるっていう。
マジっすか。
そうだからもう明日共に世界一になってくるんじゃないかっていうところで。
ということでここまでをまとめるとですね。
既存のSNSどんどんとアルゴリズムによる投稿を提示してくる形に変わってきていると。
でそれは今まで結構熱心使ってたファンからしたら割と嬉しくない。
戻してほしいと思うんだけれどもデータ的には結局みんなそれを見てるよねっていうことが起きているので。
最初のおかん問題に戻ります。
はい。
当然おかんが選んだ服じゃなくて自分が選んだ服を着たいわけじゃないですか。
でそのタンスの中におかんが選んできたダサい服というのがあるのが嫌だと思っているんだけど。
実際蓋を開けてみるとあんた結構おかんの買った服着てないっていう。
週半分ぐらい私が選んだ服着とるやんか。
めっちゃ例えうまいね。
状態が。
今テクノロジー業界で起きている問題です。
おかんの問題が起きてるのか。
はい。
何だろうね。何でもコンピューターがやってくれちゃってる感になってきてるよね。
はい。
我々の知能まで退化しないように気を付けないと。
次回その話もしたいなと思っていて。
結局選んでくれたものが良いとなったらもう我々は選ぶ必要が、自分で選択をする必要がないんじゃないかっていう問題にもなってくるので。
その話はまた次回ということで。
いいですね。
はい。
TikTok回第2回こうしたいということで。
そんな感じでまた次回も聞いてもらえたらと思いますが。
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2人のコメント欄を全て読んでいますので、今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
お願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
17:49

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