00:00
どうも、ハリーです。 どうも、ヤンマンです。
アドビあるあるの森。
はい。 ということで、アドビ使ってますか?
使ってますよ、毎日。 毎日。
はい、もうアドビがないと仕事できないですね、僕は。
なるほど、アドビね、使ってると日々、
アドビユーザーあるあるっていうのがね、
蓄積されているんじゃないかと思いますので、
はいはいはい。 吐き出していこうかなと思います。
なるほど。 ということで、えっと、
アドビの使おうと思い始めた人あるある。
うん。 言っていいですか?
いいですよ。
フォトショとイラレ一緒じゃね?っていう。
あー。
僕そうだったんですよ。
フォトショとイラレ一緒じゃね?どういう意味ですか?
2つソフトあるじゃないですか、フォトショとイラレと。
ほぼ。 もう機能一緒やんっていう。
え、全然違くない?
共感されないと思わなかったな。
え、だって、フォトショは画像を加工するソフトですよ。
はい。
イラレはオブジェクトをデザインするソフトですよ。
そうですよ。
イラレでさ、レタッチとかできないやん。
あ、写真のね。
まあまあ写真とかはそうなんですけど、
例えば、フォトショちょっと勉強して、
なんかウェブ用のバナーとかを作ります。
なるほど。
じゃあ次名刺作ろうかなと思ったときに、
いやイラレ覚えなきゃいけないのかって。
なんかこれフォトショでも作れるなーっていうので、
どっちかだけでなんとかしがちっていう。
あーなるほどね。
俺はそれなかったなー。
なかったんか。
むしろイラレから入ってるんでね僕は。
イラレから入って後からフォトショ勉強してみたいな感じなんで。
だからフォトショをイラレみたいな使い方しないんですよね逆に。
あーはいはいはい。
だからフォトショでバナーとか作らないですね。
イラレで作ります。
なるほど。
まあでもフォトショでもできるし、あれでしょ?
ウェブのコーダーさん的にはフォトショの方がやりやすいんでしょ?
そうですね。
ちょっとその辺の話はね、またフォトショの歴史で紹介しようと思うので。
あとはね、ベジェ曲線で心折れる。
え?何曲線?
ベジェ曲線。
ベジェ曲線?
え?ベジェ曲線?ちょっと待って。
ベジェ曲線はあれですよ、ペンツールとかで、
線グイッて動かして形作るやつ。
あれベジェ曲線って言うんですか?
あ、そうなんだ。全然知らなかった。
全然聞いたことなかった。
なんか本とかに出てくるじゃないですか。
ベジェ曲線?
ベジェ。
ベジェ?ベジェ曲線って言うの?
はい。
へー。
なんかあれでね、やっぱ丸とかを綺麗にゼロから作れると、
まあ使いこなしたねみたいな。
確かに初めてペンツール触った時はなんじゃこりゃと思ったね。
そうですよね。
こんなので絵描けねーよってね。
まあそこでみんな一旦心を折られるっていうね。
03:01
ギターで言うFの壁みたいな。
確かに確かに。
はいはい、あるある。
あとはですね、これ昔のアドビマシンなんですけど、
やっぱよく落ちたんですよねソフトが。
あー。
落ちる。
で、落ちるからこまめに保存しなきゃなと思ったんですけど、
保存をしたら、なんかくるくる回り出して、
そのまま帰ってこない。
それね、ある。
よしよし、やっと強化が言われた。
それあるねー。
いやーあれもう怖いもんね。
あーそろそろ保存しなきゃと思って、
コマンドSショートカットで保存した時に
くるくる回り出してフリーズするパターンね。
そうそうそうそう。
あるある。
あれが一番悲しいですよね。
悲しいか。
いつまで待てばいいんだろうこれっていう。
か、諦めるべきなのかっていう。
そうそうそう。
5分ぐらい待って、いやーもう無理だろうなと思いつつ、
うわー万一。
そう。
いやその点ね、インデザインめっちゃいいんですよ。
あれ自動で保存してくれるから。
あ、そうなんすか。
うん。
インデザインだけ使ったことなくて。
あー。
だけではないけど。
はいはいはい。
むしろね、僕の仕事で言えばインデザインが一番多いですね。
へー。
はいはい。
冊子系がね多いんでね。
もうチラシとかもインデザインの方が作りやすいんでインデザインで使う感じがしますよね。
へー。
そうなの。
結構ねインデザイン使いこなせる人少ないらしいですね。
うーん。
僕の転職、僕の後輩で色々デザイン会社転職してる子とかいてるんですけど。
はい。
あのー僕の下で働いてた時に結構僕がみっちりインデザインのことを伝授したんすよ。
うん。
そうするとなんかどこ行っても重宝されますって言ってた。
へー。
製作の現場でインデザイン使える人少なすぎて結構重宝されますとは言ってくれてたんでね。
はいはい。
うん。
インデザインはあれですね冊子とかを作る時に便利なソフトですね。
そうですね。
もうイラレでも作れるんすけど。
イラレで作る。
例えば10、もうイラレってもう本当に4ページぐらいが限界じゃない?重さ的にも。
そうですね。ページまたぐやつはイラレそんなに得意じゃないですよね。
うん。でその製本された時のイメージとか結構作りにくかったりするんで。
おーなるほど。
あと文字組みとかですねテキストの流し込みとかってイラレ結構カクカクするんすよね。
うーん。
まぁなんかちょっとイラレでやると無理やり感があるというかテキストボックスを2個連結させて。
そうそうそうそう。
みたいな。
そんなのあるやん。
うん。
そういうのがねスムーズですねインデザインの方が。
なるほどね。
うん。
ということでもう今日はね、アドビ使ったことない人完全に置き去りにしていく回ですので。
そうやね。
前回に引き続きアドビの話をしていきたいんですけれども。
うん。
前回はワーノックさんとゲシキさんがアドビ立ち上げてポストスクリプトっていうね、
06:00
印刷を色々自由にレイアウトできたりとか見たまんまを印刷できるようにするシステムを作って、
Appleのプリンターで採用されて、
うん。
じゃんじゃん儲かるという。
はいはいはい。
はい。
ことをやってきたんですけれども、
うん。
まだイラレもフォトショーも出てきてないということで、
そうだよ。
その辺りの誕生話をね、
うん。
していきたいと思います。
ってことで、
まぁアドビといえばやっぱりねそういう制作ツールだと思うんですけれども、
うん。
一番最初に出てきたのは何かって分かりますか?
当てていいすか?
あ、どうぞ。
当てていいすか?
PDF。
笑っちゃった。
その心は。
だってあれでしょ?
PDFからできたんじゃないの?
印刷の技術って。
印刷の技術PDFからできた。
あーちょっとよく分かんないですけど。
違います。
え、PDFじゃないの?
PDFじゃない。
アクロバットリーダーじゃないの?
アクロバットリーダーは結構先ですね。
あ、マジか。
うん。
フォトショー?
惜しい。
イラレか。
イラレかじゃあ。
イラレか。
やっぱイラレだよね。
ですね。
イラストレーターが1987年に第1号が誕生してます。
で、前回ポストスクリプトというのが、
デザインをプログラミング的に表現することがポストスクリプトでできるようになったということがあって、
イラレは今でもそうなんですけど、
そのポストスクリプトを画面上で自由に作れるソフトみたいなイメージなんですよ。
なるほどね。はいはいはい。
だからさっき言ったようなこのベジェ曲線とかで丸を描いたら、
画面上ではそれを直感的に作ってるんだけど、
裏ではそのプログラム的に変換されているっていうポストスクリプト的なものに。
なので、めんどくさいプログラムを描かなくても画面上でポストスクリプトを作れるソフト。
なるほどね。そうなってんだイラレって。
ということでイラレができているということですね。
そうなんですよ。だからイラレとフォトショって、
僕は結構一緒じゃんと思ってたんですけど、
明確に違うところがあって、
イラレはベジェ曲線的なポストスクリプト的なものを、
このプログラムで表現されたデータになってるんですよ。
で一方フォトショは、基本的にはこのピクセルの集まり、
ドットの集まりをデータの情報として保存してるんで、
保存のされ方みたいなのが全然違うんですよ。
はいはいはい。
っていうところが大きな違いなんですね。
なのでフォトショとイラレどっちがデータ軽いかといえば、
やっぱイラレの方が計算式が詰まっているので、
基本的にはデータ軽めっていう、
09:01
その辺が明確に違うところですね。
なるほどなるほど。
ちなみにあれですね、余談なんですけど、
イラレのデータエディターで開けるんですよ。
エディター?
エディターって文字プログラム書くときとかのメモ帳みたいなやつ。
はいはいはい。
開くと、
なんか俺やったことあるかも。
間違えて開いたりとかはありそう。
そうそう。めっちゃ文字出てくるよね。わけわからん。
そう。フォトショはね、あんまり意味わかんないですけど、
イラレは意味わかるデータが入ってるんですよ。
へー。
ゴロゴロ企業ラジオとだけ書いたイラレファイル、
エディターで開いたら、
5600行ぐらいのスクリプトがあって、
フォントは何とか、文字は何とか、色が何とか、座標みたいなのがあったりとか、
なんかそういうのがずらーっと入ってるんですよ。
へー、そうなってんだ。
で、フォトショは、さっきも言ったんですけど、
そういうドットの集まりとして管理してるんで、
見ても人が読めるものにはなってないですね。
うーん。
っていうのがね、違うというのがあって、
イラレはポストスクリプトを画面上で作るツールとして誕生しましたと。
なるほどね。
あのー、イラレの、今は変わっちゃいましたけど、
昔のイラレのアイコンってビーナス。
はいはいはいはいはい、うんうんうん。
わかりますかね。
ミロのビーナスですよね。
ミロのビーナスだったかな。
ミロって、え、画家の名前?
え、ちょっと待って。
ちょっと待って、ミロのビーナスのミロって何?
ふふふ。
えっとね、画家の名前で言うとボッティチェリーですね。
あ、これじゃないわ。
ボッティチェリーのビーナスの誕生っていうのを、
イラストデータで書いたものがパッケージに印刷されていたり、
起動画面に表示されたり。
ピチェリー?
ボッティチェリーかな。
ん?
ボッティチェリー。
ロイチェリー?
ボ。
ん?
ボッティチェリー。
ボッピチェリー?
まあ多分それで検索しても出てくると思うよ。
滑舌が。
ボッティチェリーね。
滑舌悪いのかな。
ボッキチェリー?
もうダメだ。
あ、ボッティチェリーね。
そう、言ってるやん。
はいはいはい。
なんてことがありまして、
イラストデータが1987年誕生ですね。
なるほど。
じゃあ次に出てきたやつは何でしょう。
イラレの次。
まあ次こそフォトショーじゃないですか。
お、正解です。
やったー。
はい、フォトショップが発売が1990年かな。
90年か。
まあイラレ発売から3年後か。
そうですね。
で、前回もちらっと言ったんですけど、
12:01
アドビがフォトショー作ってないという話が。
あ、そうなの?
はい。
へー。
まあフォトショーの元になってるのが、
トーマス・ノールさんっていう当時大学院生の人がいて、
その人の個人プロジェクトみたいな趣味で作ってたやつなんですよ。
その院生なんで論文書かなきゃいけないんですけど、
論文書きたくないという現実逃避で作ったソフトが元になってます。
で、これは画像を写真とかをピクセルに変換して表示させるっていうのができるソフトだったんですよ。
で、それを趣味で作って、
で、弟のジョン・ノールさんっていう人がいるんですけど、
そのジョン・ノールさんにこういうの作ったよっていうのを見せたと。
で、その弟さんは当時スター・ウォーズとかの映画の特殊効果をコンピューターで処理するみたいな会社に勤めていて、
結構そっちの画像だったりとかコンピューター周り詳しいと弟さんが。
いうので、なんか面白いねっていうので、その後二人でアイディアを出しながらいろいろ機能を追加していって、
で、これを誰か他のところで使ってもらえないかっていうことをして、
アドビがいいねって言って採用したっていう。
ただまぁそっからね、製品化するまでにはいろいろと機能追加をしたりしてるので、
作ったと言えないこともないんですけども、元になったのはトマス・ノールさんからライセンスを取得し、その後買収しっていうような。
なるほどなるほど。海の親みたいな感じなのか。
そうですね。トマス・ノールさんはエンジニアなんですけどカメラが好きで、
結構暗室で現像とかを自分でしたりしてたんですよね。
で、僕やったことないんで分かんないですけど、難しいらしいんですよねやっぱり。
現像?そうなんだ。
白飛びしたり黒が濃く出すぎて黒が潰れたりとか、
はいはいはい。
っていう細かい職人的なテクニックが必要なんだけれども、
そういうのをこのつまみを動かすようにコンピューター上で再現できないかというのが元々の発想のきっかけで、
それをフォトショーの機能でいくと、あれですね、レベル補正ですね。
はい、この白飛びとか黒潰れを防ぐのをつまみで表現したいというのを形にしたのがレベル補正です。
ショートカットコマンドLね。
ああそうそう。この波形を見ながら左右のスライダーをやるやつですね。
で、もともとはイラレのおまけのソフトとして出す予定だったらしいんですけど、
15:04
いざ発売してみると、もう発売した次の年にはイラストレーターの収入を超えるというぐらいの大ヒットになって、
もう今ではアドビといえばフォトショーぐらいの。
そうやね。イラレよりフォトショーの方が使う人多いですもんね。
そうですね。ということで、フォトショップはこのトーマス・ノールさん、ノール兄弟が作ったものをアドビが引き継いだというような形でした。
ちなみにこの後はフォトショップの次に出たのは何だと思いますか?
いや次こそアクロバットリーダー。アクロバットリーダーもっと後なんか。
え、インデザインじゃ。
インデザインか。インデザインではないですね。
ブリッジ?ブリッジ?
ブリッジでもない。
まさか。エフェクト?
え?アフターエフェクト?うん。違います。
あ、ドリームウィーバーだ。
違います。
オーディション。
大事なやつ一個あるじゃないですか。
え?イラレとフォトショーでしょ?
あとインデザイン、アクロバット、ブリッジ、オーディション。
あ、プレミアプロ?
あ、正解。
あー、3番目なんだプレミアプロ。
プレミアですね。
まあインデザインの元となったやつはすでにあったんですけど、
まあちょっと時系列的にはプレミアでいいかなと。
はいはいはい。
はい。プレミア結構早いんですよね。
これは91年。
あ、そうなの。なんかYouTubeが最近流行ってみんなプレミア使ってるじゃないですか、動画編集に。
はい。
だからなんかすごい最近のイメージがあるけどそんな前からあるんだよね。
そうなんですよ。結構前からあって。
で、これもアドビは別に作ってないですね。
作ってないというと語弊がありますけど、
うん。もともと別の会社が作ってたものを買収してアドビファミリーになったっていう。
なるほどね。
のが91年で、その後ようやくアクロバットですね。
あー。
92年。
いられフォトショッププレミアムアクロバットか。
プレミアね。
あ、プレミアアクロバットか。
はい。まあアクロバットと同時にPDFですね。
そっか。なんかPDFってすごい昔からあるようなイメージですけど。
はい。
そうなんですね。
そうですね。PDFもアドビが開発した技術ですね。
うん。
PDFもいられの進化系みたいな感じなんですよね。
要はそれまでOSの違いだとか、作ってるソフト、ワードで作ってるとかいられで作ってるみたいな。
それぞれのソフトで開かないといけないので、どこでも見れるものっていうのがなかったということで、
18:04
PDFを使うとデザインもそのまま、見た目もそのままでどのパソコンでも表示できるっていう結構すごい技術なんですよね。
これもポストスクリプトが動いていて、
なるほど。
それを使ってどこでも同じように見れるっていうのがここで出てきます。
なるほど。
そんな感じですね、アドビの歴史、ざっと駆け足で見てきましたけど。
ちなみに余談なんですけれども、92年とある事件が起きてますね、アドビにまつわる。
1992年。
はい。
何だろう、なんか脱税とか?
あー、違いますね。
何だろう。
正解は、創業者のチャールズゲシキさんが誘拐されました。
えぇ!?そんなことある?大人でしょ、もうだって。
もうだいぶおじさんですね。
何目的?金か、金で?
そうですね、アドビイケイケだったんで、結構メディアにも出るようになって、
億万長者みたいな感じで言われていたということで、
駐車場で誘拐されて、65万ドルだったかな、の身のしろ金を引き換えにっていう。
それ払ったの?
払いましたね。
払った後、5日後にゲシキさんは解放されて、犯人も無事捕まって、
あー、なるほどね。
捕まったんですけれども、
そりゃそうだよね。
でもやっぱりその事件以降、あんまり表に出たがらないようにはなったっていうところも、
アドビの情報が世に広まらないのは少しあるのかなっていう気が。
なるほどね。
いやー、アメリカって怖いよね。そういうこと普通に起こるもんな。
普通に起こるのかどうかはわかんない。
恐ろしいな。
ちなみにこの創業者のワーノックさんとゲシキさんは2001年、
違う、2000年までアドビ社の社長を務めて、
ほぼ2人同時期にアドビを退社、退任してます。
あー、そうなんや。
なんかね、2人めちゃくちゃ仲良いらしいんですよ。
はいはい。
当時から。
なんかそこがすごいいいなと思って。
その誘拐事件の時も、あんまり社員には知らされてなかったらしいんですよ。
ことを大きくするとよくないけどね。
まあ、そりゃそうだよね。
役員のみのトップシークレットで、
まあ、やっぱり株価にも当然影響したりとかもするしって。
はいはいはいはい。
トップシークレットだったんですけど、
このワーノックさんとゲシキさんは家族ぐるみの付き合いがあったんで、
21:00
もうめちゃくちゃ心配して。
そりゃそうでしょ。
そりゃそうよ。
いやいや、もう今ゼック状態やったけど、そりゃそうよ。
まあ、誘拐はあれやけど、
まあ、なんか本当に仲がいいっていうのは結構。
羨ましいですね。
うん。
今回アドビの歴史を見ていって思ったのは、
アドビの歴史は買収の歴史だなというのが。
あー、さっきのフォトショー。
フォトショーもプレミアも、
それ以外の、例えばフラッシュとかドリームウィーバーとか、
オーディションとか、
インデザインもそうかな。
全部買収してんの、あれ。
そうですね。
で、最近だとね、フィグマ買収。
あ、はいはいはいはい。
これが200億ドル。
2兆8千7百億円。
で、買収したというのがあって。
なんかアメリカ企業の特徴だよね。
ヤバくなったらパクパク食べちゃうよね。
うん、そうですね。
あ、こいつちょっと成長したらヤベェかも、食べちゃえみたいな食べるもんね。
あー、それはありますね。
そこで切磋琢磨して競争するフィールドまで行かないもんね。
行かないですね。目を早めに積もう積もうっていう。
で、あともう一つ思ったのは、
何の役に立つかわからない技術を、
ビジネスにするというところが面白いところかなというか。
なんかそのポストスクリプトも最初は、
それを使って印刷屋をやろうぐらいしか思いつかなかったんだけれども、
ジョブズに言われて、
パソコンとプリンターをつなぐシステムみたいな形でやったりだとか、
なんかその辺をどうするかっていうのを考えるときに、
一つの技術だけというよりは、
プラスアルファもう一つ得意なものっていうのが二軸あると、
なんか広がりが生まれるのかなと思って。
たしかに。
ゲシキさんの方かな。
ゲシキさんはもともと父親とおじいちゃんが、
カッパン印刷とかをする職人だったんですよね。
まあそういうのを見てきて、
かつ自分は数学とかコンピューターサイエンスにも明るいというのが、
アドビーの誕生に大きく影響してるんじゃないかな。
たしかに。
そういう得意なものが一個あって、
プラスアルファそんなに評価されないけれども、
好きなものとかっていうのがあると、
その掛け合わせで新しいものが生まれたりするのではないかっていう。
いや、そうですよ。絶対そうだわ。掛け算です。
アイディアは掛け算。
はい。
アイディアは掛け算ですよ。既存のものと既存のものの掛け算です。
掛け算ですか。
はい。
実際そうだとは思いますので、
そういう方面で考えていくのも、
新しいアイディアを考えるときに、
24:00
自分は何ができるのかみたいな感じで、
たしかにね。
考えたりしてもいいのではないかと。
ここしばらくそういう考えしてなかったね。
うん。してないですね。
うん。してないですね。
自分に何ができるのかってなかなか考えるタイミングないもんな。
うんうんうん。
いや、いい企画もらいました。
午後から考えます。
これ考えないパターンだな。
いや、考える考える。
そんな感じでね、
アドビの歴史というのを見て、
今回の参考図書にもね、
サブタイトルでもありますけど、
出版革命をデザインした男たちと、
いうことを書いてますけどね、
本当にそれまで、
100万円のシステムとか、
専用機材っていうのがないとできなかった印刷が、
パソコンとプリンターだけでできるようになったっていう。
確かに。
うん。
革命的ですね、そう思ったら。
でも誰でもクリエイターを名乗れる時代が、
それによって訪れたということでね。
そうですよ。
アドビのおかげですよ。
そうですよ。だから僕ら、
一番最初のデザイン系の仕事なんか、
もうひどいじゃないですか。
ひどい。
品質が。
ひどい。
もうデザイン費というより、
アドビ使える代みたいな形。
いや本当ね。
でも今の時代もそうじゃないですか。
もう別に、
いられさ、
もう無料体験90日間みたいなのあるじゃないですか。
あれに登録して、
本屋さん行って一冊本買えば、
もう誰でもデザイナーですよ。
そうですよね。
名刺とかチラシとか作れますからね。
ね。
そういうね、
クリエイティブの民主化みたいなことね。
うんうんうん。
やって新しい仕事がね、
どんどん生まれていったみたいなところがあって。
うん。確かに。
アドビさんに感謝せなあかんね、
俺ら。
そうですよ、もう。
うん。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
もうこのポッドキャストの編集も、
アドビソフトでやってますしね。
アドビオーディションね。
うん。
ということでね、
アドビの歴史というのを、
今回見てきましたが、
いかがでしたでしょうか。
いやー面白かったですね。
はい。
特に印象に残ってるのが、
その創業当時のスティーブ・ジョブズが誕生した、
出てきたとこね。
はいはいはい。
アドビに出資してたんだみたいな。
そうですね。
がっつりアドバイスしてるじゃんみたいな。
うん。
なんならアドビの歴史を変えたのは、
ジョブズぐらいですかね。
ね。
その辺の歴史が結構面白かったのと、
そのポストスクリプトの、
EPSの拡張子が、
PSがポストスクリプトだったんだっていう発見ね。
はいはいはい。
そうですね。
これなんかWikipediaのEPS、
違うポストスクリプトのところに、
サンプルコード載ってるんで、
あーなるほど。
それをエディタで開いて、
なんとか.PSで保存して、
イラレにドラッグ&ドロップしたら、
ちゃんと開けるんで、
プログラムでイラレファイル作れるっていうのを、
ちょっと体験してみると、
感動があるかもしれないですけど。
なんか仕組みが知れたっていうのは、
27:01
いいですね。
もう僕、アドビ10年以上使ってます。
もう15年とか使ってますけど、
全然ポストスクリプトのこと知らんかったし、
イラレとフォトショーって何が違うのも、
明確に説明できなかったんで、
まあまあ、
すごく勉強になりましたね。
ぜひ飲み会とかで自慢してください。
確かに。
どんだけの人が食いついてくれるんやろうね。
そんなわけで、
今回の感想を、
メルまたはアップル・ポッドギャスのレビューで、
お待ちしています。
はい、お待ちしています。
二人でコメント欄を全て読んでいますので、
今後の番組をより良くするために、
あなたの感想をお待ちしています。
お待ちしています。
それではまた、
次回お会いしましょう。
さよなら。