1. 弱音会議 - あまり強い言葉を遣うなよ -
  2. 20億円を調達し全力で溶かした..
2025-11-26 35:41

20億円を調達し全力で溶かした起業家が語る多様性【元VARK CEO加藤卓也さん】

Mai
Mai
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元VARK CEO 加藤卓也さん市川中→市川高→明治を経て、カプコンでゲーム開発を行う。 その後起業し、約20億円を調達。全力で溶かし、無職へ。https://x.com/kato_vark加藤さんのyoutube hop step 創業→ https://www.youtube.com/@HopStepSogyoリビングデッド清算くん https://gold774566.studio.site/★——————————————————★弱音会議【制作:poolside podcast studio ⁠⁠⁠】★——————————————————★おたよりはこちらから!⁠ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdzpXPNNWzdBnaHp1gXNgaOh8bf1_u_jhkP0JmyuraKvXOKbg/viewform?usp=dialog★——————————————————★起業家やクリエイターは普段何を考え、どんなことで悩んでいるのか?成功談よりもそっちのほうに私たちは共感でき、お互いに癒されるのではないか?こんにちは、起業家業界に身を置いてはや10年、パーソナリティ歴6年の、スタートアップポッドキャスターネキ関口舞です。あまり強い言葉を遣うより、弱音を正直に話せることが真の強さなのでは?弱音も全部肯定する、優しい時間を作っていこう!番組への感想や質問、相談、メッセージなどはこちらから送ってください!X で #弱音会議 でつぶやいてもらったら関口が見にいきます。★——————————————————★MCプロフィール関口舞 AIクリエイター/ポッドキャスター中学時代2chに救われた原体験から、2014年よりWebサービスの企画開発を開始。以降、10年以上作り続けている。2019年〜リスナーや世の中を褒めて肯定するTOKYO FMのラジオ番組「ホメラニアン」パーソナリティを担当後、JFN音楽番組「Memories &Discoveries 」で選曲やアーティストインタビューを実施。2019年から、アメリカに拠点を置く連続起業家の柴田陽さんと⁠「はじめるを応援するpodcast」START/FMを配信中。⁠⁠関口舞 Xhttps://x.com/mai_D_mai★——————————————————★poolside podcast studio では、企業様向けに採用活動/ブランディングに活用できるポッドキャストコンテンツの制作も実施しています聞き手として関口舞がインタビュー可能です!詳細は poolside podcast studio をご覧ください

サマリー

加藤卓也氏が20億円を調達し、すべてを使い果たした起業家としての経験を語ります。運や市場のタイミングが成功に大きな影響を及ぼすと主張し、多様性の重要性についても触れます。元VARKのCEOである加藤氏は、スタートアップ企業における資金調達や嘘をつくことの影響、そして企業家としての姿勢について語ります。真実を大切にしつつ、ビジネスにおける多様性や成功の要因についての見解を示します。加藤氏が自身の起業経験を通じて、ベンチャー企業の厳しい現実とそれに伴う多様性の重要性について語ります。特に、VR業界における人材の動きや企業文化の相互作用について描写します。加藤氏が多様性とスタートアップについての見解を述べ、特に大きなリスクを取ることに対する社会の風潮に疑問を呈します。また、スモールビジネスの認識を改める必要性について論じます。

起業家としての経験
- 約20億円を調達、全力で溶かし無職へ、ということです。
- 結局、頑張ってるとか頑張ってないとか、能力あるとかないとかじゃなくて、
運とマーケットのタイミング、ただそれだけなので、
多様性があるべきだと俺は信じているから、
多様性を削りにくるやつ。
- 確かにね。
- 不幸で、頑張ってるけど飲みたくて、みたいなやつが他者を攻撃しちゃうようなタイミングとかに、
不幸、努力、自慢に気を殴っちゃう気がします。
経営者って偉いものだとか、すごいものだとか、
深刻化された後、嘘がめくれた時の揺り戻しってエグいなと思っていて、
僕は常に正直であろうと決めたので。
- なるほどな。
- いえいえいえいえいえ、言っちゃいけない言葉とか教えていただければと思います。
- 僕本当に平気で人の悪口とか言っちゃうんで。
- あのね、人の悪口を言う場合は誰だか分からないようにして言っていただきたい。
- 誰だか分からないように言うと。
- そう。
え、じゃあちょっと早速、もうね、これ始まってるんで。
- はい。
- はい、企業家友達の加藤拓也さんをお迎えしております。
- 加藤でーす。
- イエーイ。
- イエーイ。
- イエーイ。
- 加藤拓君はね、私の一応大学の後輩ということが後から判明したいというか、
大学時代に仲良くしてたわけではないんですが。
- 明治大学出身企業家は全員明治大学出身ということをちゃんと隠しますからね。
- 私隠してないよ。
- え、おいエロ。
- え、別にプラスでもマイナスでもないと思って、プレーンで意外と気に入ってます。
- 俺はちゃんとマイナスだなと思って、途中隠してましたよ。
- まあまあまあまあ、あのね、そうね、この界隈だとね、高台とか平気でいらっしゃるんで、
あの、そんなね、明治魂でやっておりますけれども。
- 加藤拓君、結構界隈だと有名なんですけど、一応あの皆さんにご紹介させていただくと、
市川中学から市川高校、明治大学を経て、カプコンに入り、ゲーム開発を実施。
で、そこで何年くらい働いてたんだ?
- 4年は行ってなくて、3年半くらいですかね。
- 3年半くらいカプコンで、ゲーム開発も。
- 作ってました。
- え、もう作ってました?
- 作ってました。
- エンジニアってこと?
- そうですね、なんか部署によって、そのエンジニアリングをする人は誰か問題ってあって、
なんか僕は企画職で配属されたんですけど、なんかコードも書いてたかもなーみたいな。
- え、めっちゃすごいじゃん。明治の文系だよね。
- 情報は特にやってないみたいな。
- コードを書けるんですか?
- いや、コードを書いてるというよりは、なんかね、カプコンくらい歴史のある会社だと、ほとんど前のゲームを改造して新しいゲームって作るんですよ。
- あーなるほど。
- だから前の方のコードって残ってて、それを改造していくって感じなんですよね。
- めっちゃ難しそうじゃん。
- そう、だから一から設計考えてるかとかではないというか。
- なるほどね。え、でもすごい。でね、その後起業し。
- 起業し。
- これね、YouTubeの概要欄に書いてあったんだけどね、約20億円を調達、全力で溶かし無職へ。
- はい、そうです。やった、最高の起業家。
- いや、なかなかさ、そういうことをやってる人がいたとしても、こうやって正直に言って発信してる人がいないんですよ。
- いやいや、みんな言うべきだよ、普通に。
- まずね、大前提、溶かした後いくら戻ってきたかとかは、投資関係額で話せないようにはなっているんですけど、
- まあ確かにね。
- 全力で使ったことは事実だなっていう。
- 素晴らしい、全力で使うってことがね。
- そう、短期でみんな使ったほうがいいね。
- なるほど、ちょっとその心をいろいろ伺っていきたいんですけれども。
- まずね、エンタメの会社をやっていて、そこで20億円を累計で調達して、すごいよね。
- そう、VRのゲーム会社として始まったんですよ、まず。
- はい。
- 僕、ゲーム会社出身なんで。
- うん。
- で、なんかVRゲームってマジ人いないんですよ。VRゲームやってる人って友達多分いないじゃないですか。
- まあ確かに周りにもいないか。もっと来ると思ったんだけどな。
- そうそうそう。で、僕、富と名声のためにVRゲームやってたんで。
- 正直だな。
- 富も名声も入らんぞってなって、
- うん。
- まあ、ちょっとずらして、VTuberっていうのが出てきたタイミングで。
- はいはいはい。
- まあVTuberの技術ってVRの技術なんですよ、当時。光学トラッキングっていう。
- なんでVTuber向けの開発とかをやってあげて、いろいろ作っていった挙句、たまたま音楽ライブを配信する。
- うん。
- なんかマシーンとかシステムみたいなやつが受けて、
- 2大VTuber事務所からの売り上げのみで生きている、なんか絶妙なベンチャー。
- いやーすごい。
- 2社しかクライアントがいないベンチャーみたいな。
- いやーでもその2社がめっちゃでかいからね。
- そう。
- というベンチャー企業をやってました。
- 何年くらいやってたんでしたっけ?
- 8年くらいですね。
- あ、結構やっていらっしゃるよね。
- そう、結構やってたんですよね。
- ねー。しかも結構だから調達もしてるし、メンバーさんも結構いっぱい。
- そう、マックス80人くらいいたから。
- すごい、大社長じゃんね。
- ね、2クラスいましたからね。
- 2クラス分見て、お金も調達してプロダクトも見て、すごい頑張って。
- そう、すっごい頑張って。
- 頑張った。
- る風に見られがちだよねって思うよね。
- そう。
- すごい頑張ってる風に見られがちなのよくないなって思ってて。
- あーそっか。
- うん。
- 何が、何でよくないんだ?本当は頑張ってない人もいるってこと?頑張らなくてもいいってこと?
- 頑張るか頑張らないかは、成果とあんまり関係ないなって。
- 出ましたこれね。
- そう、思ってまずいます。
- はい。
- 成果出した人が偉いみたいな風潮も、なんか頑張ったから成果が出て、だから偉いってみんな思ってると思うんだけど、
それ別にそんなことなくて、それはただの1パターンでみたいな。
別に頑張んなかった成果出なかった偉くないって人もいれば、別に頑張んない成果出た偉いって人もいてみたいな。
- 確かに確かに。
- いろんなパターンがいますよねって思ってる。
- いろんなパターンがいるのに、なんかワンパターンだけが崇拝されているみたいなのをすごい感じてて、
まさにこの番組に来てもらったきっかけでもあるんですが、
加藤拓君からこの番組に、実は最初の方にお便りをいただきまして、
- はいはい、お便り募集ってね、1回目の配信で言ってましたからね。
- そうそうそう。
- それね、書いてくれたお便りを今読み上げますが、
- え、俺もう何書いたか覚えてないんだけど。
- そう、私ね、大事に取っておいてあるんだよ。
- えらっ。ごめんね、なんか駄文送ったよね。
- いや、めっちゃいい文章が来て、
ベンチャーをやっていたら、大して信じてない未来を目がバキバキになって腹から声出して、
マジで信じてる風に襲わないといけないみたいな風潮が辛いです。
- いいこと言いますね、こいつ。
- え、いいこと言う?いやそうなんだよ。俺はなんとか業界を変える。
でね、マーケットとタイミングが体感90%成功要因なのに、
一種の強さ、学歴努力みたいのが深刻化されていて気持ち悪いです。
- うん、気持ち悪いですね。
- もっと楽しくフワフワいろんなね、マーケットに起業家がいっぱいいて、
当たるも外れるもいろいろあるけどそれでいいよねみたいな世界観が来てくれるといいなという弱音ですと。
- あー、いいこと言いますね、こいつ。
- いや、あの本当に私が思っていることを自分が書いたかと思っちゃった。
- 命定して書いたとは思えないよね、これね。
VRとマーケットの反省
- あ、命定してたの?
- 多分、俺人にお手紙とか送るの、命定してないと無理だろうなと思ってるんで。
- そっかー、じゃあ命定してくれて助かったわ。
- うん。
- いやそうなんですよ。
- そうなんですよ、マジで。
- うん。え、まずさ、このさ、一個一個取り上げたいんですが、
目がバキバキになって腹から声出して、この未来ですみたいなのをさ、
あれをやんないといけないみたいなの結構やばいよね。
- うん、なんかいらっしゃるじゃん、めっちゃ。
特に20代の起業家の子たちとか、目バキバキにしてさ、みたいな。
腹から、腹から声出してるわけですよ、やっぱり。
俺は世界を変えるみたいな。
- まあ全然ね、そういうことが悪いんじゃないんだけど、そうじゃなきゃダメだっていうのがちょっとね。
- うん。で、なんか僕昔怒られたことがあって。
- うん。
- いやこのVRって来るか来ないかよくわかんないんですよねって言いながら資金調達してた時期があって。
- すごいね、それで調達できるっていうのがね。
- あ、ちなみにそのタイミングができなかったです。
- あ、できないんだ。
- 嘘でもいいから、来るって言ってくれないとお金出せないよって投資家にすっごい怒られたことがあって。
- でもさ、そんなこと言ってもさ占い師じゃないんだし、そこは来るという未来に賭けると思ってやるけど、正直最後の最後はわかんないよね。
- うん。なんか、ではつまり今僕が思ってることに嘘をつけっていうことですかみたいな話になっていくじゃないですか。
- なるほどね。
- なんか、別に来るか来ないか本当にわかんない時にわかんないですって言って。
- うん。
- まあでも期待値っていうものが世の中にありますと。
- はい。
- 来たらめっちゃでかくなりますと。
- うん。
- そこに賭けませんかっていう話をしてるのに。
- そうだよね。
- なんか、最初からめちゃくちゃ来ます、だから賭けてくださいって言うと、なんか変なさ、期待を賭けられ、変な、うーん、なんか上がっちゃった期待値みたいな。
- うーん。
- なんかすげえ昔さ、VR is nowって叫んでるVR企業がいっぱいいたわけですよ。
- なるほど。
- あれ全員嘘ついてるって自分でわかってるタイミングだったのね。
- ええ、そうなの?
- 来てないんで、間違いなく。
- あ、そうなんですか。
- で、その時やっぱりみんな反省したわけですよと。
- あー。
- で、当時叫んでたマーケットサイズって今と同じぐらいなんだけど、
- うんうん。
- なんか今は誰も言わないみたいな、VR is nowなんて。
- うーん。
- なんか、その、嘘言う、嘘ってつき続けるの大変なんで、つくの簡単だけど。
- まあ確かに、その場だけだったらね、まだ言えても。
- そうそうそう。
- なんかそれをみんな学び始めたなーと思っているって感じかな。
- うーん。
- ええ、でもさ、そのさ、来るか来ないかわかんないですって言った時は調達できなかったと。
- うん。
- でもその後めっちゃ調達してて。
- そう。
資金調達の実態
- しかもなんか結構、加藤拓君って、今回の会社ね、お金とかしましたって言ってたけど、
- はい。
- もともとその調達してたりする最中もさ、結構スタートアップ企業家にしては発信とかも正直にやっていたじゃないですか。
- うん、そうだね。
- それでもさ、やっぱ調達ができてるのがすごいなーと思ってたんですよ。
- いやー、これちょっと前半から答えていきますね。
- うん。
- あのー、まず俺は嘘をつくことに決めたわけですよ。
- もう来てますと。
- なるほど。
- アメリカでは来てますって言って、アメリカのことなんて投資家の皆さん誰も勉強しようともしないんで、
- うわー来てるのかーすげーみたいな。
- いやいやいやいや。
- すげーみたいな。
- え、実際どうなんですか?
- 来てないですね。全く来てないです。
- 嘘?そうなの?
- はい、全く来てないです。
- えっとね、正確に言うと、2年前ぐらいにやっぱり大投資、メタがやってたんですけど、
- まあそうだよね、だってメタっていう名前にわざわざしたぐらいだから。
- そうそうそう。すごい今もう年絞っちゃってて、まあ全く来てないし、
- アメリカの俺ベンチャーに、ベンチャーVTuber企業に、VRってそっちどうなんですか?来てますか?来てるってこう日本では言ってるんですけどっていう話をしたら、
- ぶち切れられるぐらい来てなくて。
- マジ?
- そう、来てねえよってふざけんなよって。お前らが変な期待値上げるからこっちもおかしくなんだろうがっていう。
- マジか、そうなんだ。
- まあまず来てない、まあ別に来てないのはいいのよ、別に。
- まあしょうがないよね。
- そうそうそう、別に当たりも外れもあるんで。で、ただまあ来てますって言って、やっぱお金を集めてたっていう歴史がありますと。やっぱり。
- うーん。
- まあ誰かが来てる来てるって言って、最後まあ本当に来てくれたら勝ちじゃん。
- まあそうだよね。
- そう。やっぱそのなんか、僕はその商業主義に乗ってしまったなっていう深い反省があって。
- なるほどね。
- 自分が嘘ついてまでその、来てないものを着てるっていうのは、よろしくないなとはまず思ったっていうところ。
- そうかー。
- がまず前半戦ね。
- なるほどね。
- なるほどね。
企業家の信念
- で、後半戦に関して言うと、なんだったっけ、えっと来て、そう、えー、あ、で、なんか自由にやらせてもらうっていうのは、なんか、期待、経営者って偉いものだとかすごいものだとか深刻化されてた後嘘がめくれたときのやっぱ、揺り戻しってグイだと思っていて。
- あーそうだよなー。
- 俺がめちゃくちゃ浮気しそうな発言とか顔とかしながら、なんか深夜の街でなんかYouTuberみたいになんかパーティーとか開いてたら、まあ浮気するよねってなると思うし。
- まあね、まあ確かに納得感ある。
- そう、浮気ごときで別にみたいなダメージ食らわないですけど、ピカピカで精錬潔白で僕はもう毎日深夜まで開発してるんで女性と遊びませんみたいな顔してたときの浮気と、同じ浮気っていう話でもだいぶ話違うなと思ってるんですよ。
- そうだよね、期待値低い方が正直そのギャップが少なく済みますよね。
- なんで、僕は常に正直であろうと決めたので。
- なるほどな。
- そう、そうすると別にめくれたときも別に、いやもうなーみたいな別になんか俺精錬潔白でもなんでもないしみたいな顔をできるといいなと思ってて。
- なるほどね、じゃあまあある意味ね正直で誠実ゆえのいろいろな一連の発言やまあ今回の発信もそうですし。
- そう、まあみんなね誠実風に見せかけている嘘つきだと俺はベンチャー界隈のことを思っているので。
- なるほどね。
- はい、あのぜひねちょっとあの、これ聞いてるの多分投資家とか企業家の方々ばっかりだと思うんだけど、なんか我が身を振り返って反省してほしいよね。
- 正直であろうと。
- 正直であったほうがいいよって。
- なかなかさ、周りに対してもだけど自分自身の心にも、だってさ長くやってたら自分を洗脳しないとやってらんないじゃないですか。
- やってらんない。
- それあるよね、でもなんかあれだってよ、あのYコンビネーターが唱える企業家の企業の動機の良いやつ悪いやつ、意外と何々で世界を変えたいとかは良くないらしいです。
- おー。
- Yコンビネーター的にはそういう人は成功しにくいらしくて。
- で、一番良いのは、俺はとにかく富と名声が欲しいとか、あいつらに絶対に負けたくないとか。
- なんでかっていうと、これを変えたいと思って起業してる人は、それができなかったらモチベーションなくなっちゃうじゃん。
- でもさ、富と名声と思ってれば、これがダメでも違うことで富と名声を追うじゃないですか。
- だからね、なんかむしろ正解らしいです。綺麗事は言わないほうがいいみたいです。
- さすがYコン。
- さすがYコン。
- さすがYコン。
- よく分かっている。
- まあだからYコン式ってことでね。
- Yコン、そうですね。別に多分2、3年したら日本のベンチャーもだいぶ変わり始めるとは思うんですよ。
- うん。
- なんか普通に、富と名声って言ってるギラギラした社長たちが、エクイティファイナンスなどせずに上っていく姿を見せられ、
それに若者たちが憧れ、エクイティファイナンスなど貧乏人がやることであるみたいな風潮になっていきみたいな、
という世界は多分、今俺が見ている20代前半の子たちですでに始まってるので、
あと3から5年したら多分その子たちが主流になってきた時、ベンチャーのみんな引くと思うけどな。
多様性と成功の要因
- まあなんか二極化したりとかいろんなね、それこそ多様性が出るかもしれないなと思ってて、
なんかねやっぱ、かとたくのお便りにもありましたけど、いろんなマーケットにいろんな企業家いるよねみたいな。
で当たったり外れたりするけど、それぞれの幸せがあるよねというさ、のって大事ですよね。
- いやそうだよね、ほんとそうだよね。なんか上場したら偉い、生産したら偉くないみたいな、どうなんだそれみたいな。
あまりに結果論だなと思ってしまう。
- 確かに。しかもね、ここにも書いてある通り、マーケットとタイミングが体感90%成功要因って、
結構いろんな人が、それこそ上場させた人とかも、これをねおっしゃってるケースもありまして、
マーケットはねある程度運とかもあるじゃないですか。
まあそれを選ぶね運の強さも含めて実力ではあるんだけど、
なんかこう、頑張ったからうまくいった、頑張らなかったからうまくいかなかったという結びつけはね結構危険ですよね。
- そうだね、なんか唯一あるとしたら、マーケットが来るまでダラダラ居続けるみたいな、が成功要因にあるかもしれないけどもみたいな。
- なるほど。
- でもなんかたかだかこの10年とかで、頑張ったとか頑張ってないとか、あんまり成功には関係ないし、優秀だとか優秀じゃないとかも関係ないし、
やっぱ僕の周りで上場した方もいろんな種類の方いるなと思っていて、
毒草嘘つきメンヘラ野郎とかもいれば、
- メンヘラなの?
- スーパーメンヘラもいれば、
- えー気になるなその人。
- その深夜に電話とかかけてきちゃうみたいな。
- えーなんで電話してくんの?
- えーなんか俺のプロダクトうまくいってると思うみたいな電話とか来ますよ。
- あー、いやーでもなんかそのメンヘラっぷりいいね。
プロダクトのことめっちゃ熱意持ってんだねそれは。
- あーでなんか多分持ってなくて、
- 持ってないの?
- なんか普通に自分がやってること、自分にフォーカスしてるなみたいな。
- あー。
- そうなんか自分がやってること大丈夫かな不安だと思うんですよ。
- あーそうなんだ。
- だってさ電話かける意味ないじゃん。
- まーね。
- リサーチしろよっていう。
- 寂しかったのかな?
- うーん寂しい。
- あーまあ別に俺そいつのこと全然嫌いじゃないんで。
- まーねめっちゃ仲いいんだよね。
- うん。
- 相当愛されてる。
- 友達順位にしたらたぶん100番目くらいなんじゃないかなと思うんだけど、
- まーなんか電話かかってきたねとか。
- へー。
- そういう人もいればね。
- そういう人もいれば、ね別にほんとにこないだ、
- まーほぼ終わったみたいな。
- まーうっすらとしたMAをしている僕同級生がいたんですけど、東京大学卒業してみたいなめちゃくちゃ優秀でみたいな。
- めちゃくちゃ真面目でめちゃくちゃ誠実でみたいな。
- そいつがマジで泣かず飛ばずとか見るとちょっと来るよな、全然関係ないじゃんみたいな。
- うーん。
- とか思うけどねマジで。
- 思うよなー。
- まーだからねある意味、いい意味としては、
- 自分スペック低いから上手くいかないと思っている人がいるとしたら、
- それも上手くいかない可能性の方がね一般論としては、スペックに関係なく基本上手くいかないことが多いんですが、
- そうそうそう。
- ある意味ね、博打に参加しようという意味ではみんなに参加権があるというのはあるかもしれない。
- そうそうそう。
- 別にスペックとかはぶっちゃけ関係ないよっていう。
- うんうんうんうん。
- うん、なんか別に、極端に明治大学卒は我々明治大学卒なんですけど、卒業しました?舞さん。
- 一応卒業はしてます。
- 偉い。俺もしてるんだけど。
- うん。
- 明治大学卒の企業家って極端に少ないと思うけど、別に頭が悪いから少ないわけではないと思うし、成功してないわけではないと思うんですよ。
- なんか普通に頭が悪かったろうがなんだろうが、そのタイミングにそのマーケットにいるかどうかみたいなのが非常に重要かなと思いますね。
- いやーでもすごいな本当に。どうですか最近。
- うん、とりあえず。
- なんか幸せそうだよね結構。
- めちゃくちゃ幸せ。やばい本当にエグジットしてよかった。
- あーよかったねー。
- ウケるーもうみんな早く辞めた方がいいよ。
- いや本当だよねー。
- そうなんか本当になんか、悲惨。
- 悲惨?あの頃どこだった?
- あの頃は間違いない。立ち上げたてはまだ許そう。貧乏だろうが、周りに嘘つきまくろうが、友達いなかろうが、立ち上げたてはめっちゃ夢あって突き進むだけみたいな。
で、立ち上げたプロダクトがうまくいかなくてみたいな。食いつなぐために受託をし始めたらもう辞めた方がいい。
- そういう会社なんだったらいいけどスタートアップだとすると普通に調達した資金もある中でだと結構苦しいものがありますよね。
- 苦しい。でなんかやっぱ給料とかもくそ低いわけですよ。で同級生とかはもっと年収上がっていくわけですよと。で同窓会とかに呼ばれても、結婚式とかに呼ばれても別にご主義とか払えないし、会費とか払えないしみたいな。で友達とかどんどん減っていくしみたいな。なんか悲惨。
- しかもさYouTubeで言ってたけどあれですよね。加藤拓君はお金がなかった頃に他社のパーティーにお手伝いで潜り込んで、でなんかそこで出たご飯をね食べてたと。でそれを食べるのはまだ分かるんだけど、持って帰って冷凍していた。
厳しいベンチャー企業の現実
- そうです。いやあれ続きがあって。まず僕はメルカリさんとかDNAさんとかDMMさんとか当時パーティーをめちゃくちゃ開いてくれてエンジニア大集合みたいなパーティーあったじゃないですか。
- よくやっていらっしゃって。- コロナ以前はめっちゃあったわけですよと。でそこに潜り込んで行って、ピザ捨てるタイミングにじゃあ僕捨てときますって言って、なんか10枚から20枚くらいピザ発注して3枚くらい余るんだよね。
- さすがにね。足りないよりはいいやみたいなね。- そうそうそう。3枚分くらいこうもらって家に帰って、ピザをシェアオフィスの冷凍庫に。
- SDGsじゃんね。- そうそう。しまうんだけど、その冷凍したピザ食われてるからね。シェアオフィスの周りの貧乏人たちに。
- ひどい。大変な戦争ですよ本当に。- 万民の万民に対する闘争ってここにあるんだみたいな。26歳で気づいちゃいましたよ。
- お腹空いてるよね。- そう、お腹空いてるからやっぱり人のものを取っちゃうよなみたいな。
- すごいね。知らん、冷凍してあるピザ、いつのかもわかんなくてよく食べるだからその人たちも困ってるんだろうね。
- そう、食っていいわけないじゃん。でもまあね、ピザが減ってるなとか。でもそういう時あるよなっていう。
- ある?- 全然怒ってないし、追求しようとも思わないし、食ってくれたらいいんだけど。
- みんなで生き延びたってことだよね。- そう悲惨だなっていう。
- それは悲惨だわ。なんか悲惨話あります?いろいろ聞きたいな。
- 企業の時、やっぱりでも、当時採用には困らなかったなと思っていて、VR。
- なんでかっていうと、倒産情報がいっぱい入ってくるんですよ。人より先に。
- なるほど?- あの会社は逃げるらしいでみたいな。夜逃げるらしいでみたいな。
- だから事前に社長にその情報を聞いといて、次の日その社員にオファーかければ当然入ってくるみたいな。
- あ、そうなんだ。じゃあ同じ業界の。
- 当時VRベンチャーってめちゃくちゃいっぱいあって、40社とか50社くらいあったな。
- 倒産話聞くから、そこの社員さんとかがそのままうちの会社に凝って移籍してくるみたいな。
- そうだったのか、すごいねそれ。
- やっぱりそうすると、うっすら御助的な感じで、うっすら助け合おうみたいな感じになります。
- ただその社長は飛ぶんで、どこ行ったか今わかんないですっていう感じで。
- 一個思い出した。俺が一番最初ベンチャーを感じたこと。
- あのー、っていいのかわからんが。
- 大丈夫ですか?
起業家としてのカルチャーショック
- 大丈夫ですかね。最初に入ったシェアオフィスが、イケテルベンチャーを集めるぞみたいな日本橋にあったんですけどね。
- へー。
- そこは、イケテルベンチャーを集めるぞっつってるんだけど、別にイケテルベンチャーなんてわざわざそんなどこともわからんシェアオフィスには来ないわけですよと。
- いやいやいや。
- なんかヤバいベンチャーばっかり集まってて。
- そうなんだ。
- 隣がまず常に大喧嘩してる。3人しかいないのに3人が3人等のこと嫌いでみたいな。
- なにそれ。
- 喧嘩してるベンチャー。
- 辛すぎるでしょ。
- で、これは右隣。左隣が水素水の多分詐欺をやってる会社さんで。
- それベンチャーじゃなくないですか。なんですかそれ。
- なんかずっと日がな1日、おばあちゃんにうるさいぞババァみたいな。腹移っただろみたいなことを電話かけられてる方で。
- ヤバ。雰囲気悪いそのオフィス。
- そうヤバと思って。
- こっちは喧嘩してるしこっちはおばあちゃんにキレてるんだ。
- そう。で。
- ヤダー。
- なんか本当にベンチャーですかって俺一回管理人さんに聞いたことがあって。
- 確かに。
- いやあそこは本当に水素水を頑張って研究してる科学してる会社なんです。
- 科学してるか。科学の仕方がちょっとさ間違ってない。
- あと多分水素水って科学じゃないからねっていう。
- そもそもね。
- そもそもねっていう。で、その水素水のベンチャーがある日、なんか俺毎日出社してたんだけど。
- 日曜日に大量のトラックを乗りつけて。
- えっ。
- パーっていなくなったんですよ。
- えっ。
- 夜にげん?
- そう。で、その後詳しく聞きたいんだけど管理人さんが大慌てになっててどこ行ったんですかみたいな。
- へぇー。
- なってたんで多分夜にげんですね。
- あ、そうか。
- うん。
- それはすごい貴重なものを見ましたね。
- そうそうそう。
- リアルタイムで。
- そう。で、夜にげんって言うんだけどやっぱなんかトラックのレンタル費用かなんかの問題で。
- うん。
- 多分昼にやってるんだよねあいつら。
- あーそっかそっか。
- だから日曜の昼とかに。
- あーまあ人いないからね。
- そうそうそうそう。
- へぇー。
- やってるんだへぇーみたいな。夜にげんのチップス溜まったわみたいな。
- 確かに。いいもの見ましたねそれ。
- いいもの見ましたねっていう。
- いい経験してんなー。
- というなんか。
- あー。その人たちがピザパックってたのかな。
- いやー可能性あんなあいつら。
- ふっふっふっふ。
- 可能性あんなあいつら。
- うーん。
- 言ってほしくはないな。言ってほしくはない。黙って。
- まあまあ。
- そう黙って持ってってほしい。
- まあ結果的には正解だったね。
- そうそうそうそうそう。
- そうだったんだー。
- うん。
- すごいよねなんかいろんな経験してますよね。
- いやなんかやっぱその最底辺から上がるの大変だなみたいな。
- うーん。
- やっぱなんか俺カプコンから出てきて一番カルチャーショックだったの。
- なんかアベンチャーって法律とかないんだって思ったんだよね。
- まあやっぱありとあらゆるそのヨニゲもそうだしみたいなピザパクリもそうだしみたいな。
- 確かに。
- なんかねいろんなの聞くよね応料とかさ。
- 応料とか聞くよね。
- うん。
- そう。
- だからなんか何なんだろうね。
- あのなんかオルツとか見ても何の気持ちもなんか動かないというか。
- あー。
- なんかオルツって悪いよねっていう気持ちよりなんで騙されるかねみたいな。
- うーん。
- そっちに行っちゃうよね気持ちが。
- どういう構造でねああなってたんだろうって気になるよな。
- そう。
- なのでなんかそのすごくこうベンチャーって法律ないなって思いながら。
- うん。
- まあギリ法律を守りながら今生きてますけど。
- ギリ守りながら。
- ギリ守りながら。
- いやすごいよなー。
- 大変だよねなんかあんまりこういう話が出回らないからさそのー。
- そうだよね。
- やっぱり。
- やっぱりでも上手くいった話を出すメリットの方が多いもんね。
- うん。
- 次の調達とかさ採用とかもそうですし。
- そうそうそうそう。
- うん。
- でもさなんかピカピカキラキラベンチャーに入ってってさ。
- なんか実はもうドロドロぐちゃぐちゃベンチャーでしたみたいな話さ。
- うん。
多様性と幸福感の探求
- 普通に意味ないよなと思って。
- うんうんうん。
- なんか期待値ギャップで出るから辞めましたとか言われてもさ。
- うん。
- 最初から普通に今の有馬の話しときは良かったんじゃねーみたいな。
- うんそうだねー。
- うん。
- みんなが正直になればさ。
- うん。
- いいよね。
- 確かにね。
- 誰かがやっぱり嘘ついたりズルすると。
- そうだよね。
- そこにやっぱ合わせないと自分が劣った感じになるからみんながありのままを言ってくれれば助かりますけどね。
- そうなんだよねー。
- うん。
- 俺もだからYouTubeやるにあたって決めてることがあって。
- はい。
- キラキラ話しないっていうのと。
- うんうん。
- 自社サービスの宣伝しないっていうのと。
- あーなるほどね。
- あのー、偉いだけで仲良くないやつ呼ばないっていう。
- あーいいですねー。
- そういうのを決めてまして。
- うん。
- ぜひねみなさんhopstep企業というチャンネル。
- あー創業創業。
- あ創業だすいません。
- ホップステップ創業。
- ホップステップ創業。
- っていうチャンネルをやってます。
- 多分ねこのヨワネ会議が気に入ってる人は神話性あるんじゃないかと思ってて。
- そう確かに。
- うん。
- 俺なんか会うよね、まいさんと。
- なんか思考の波長性というか。
- そうだねー。
- ヨワネを出していこうって。
- うん。
- 最近なんかすげー流行ってるなーと思ってて。
- うんうん。
- でなんかちゃんとコンテンツとして出していくって。
- なんかまいさんの方が意思決定早かったなーと思って。
- ちょっとなんか起業家として負けた気になるよね。
- いやいやそんな。
- やっぱり。
- またちょっと違うから方向性が。
- いやーでもなんかさー私思うんですけどー。
- うん。
- 最初の話に戻りますがー。
- はい。
- なんかその、もっと楽しく幸せにいろんなマーケットに起業家がいっぱいいて、
- 当たるも外れるもいろいろあるけどそれでいいよねみたいな世界観。
- うん。
- になぜなっていないかってことが気になっててー。
- 確かに。
- なんでー、こう、なんでしょ、そうじゃないやつはダメだとかって言ったりー。
- うーん。
- こう、おっかない雰囲気になってるんだろうって前から思っててー。
- うーん。
- 私の仮説なんですがー。
- はい。
- 幸せじゃない人が多いんじゃないかって気がしておりー。
- めちゃくちゃ幸せじゃないよねみんな。
- で幸せじゃない時ってさー、幸せそうで楽してそうなやつってムカつくんじゃないかと思ってー。
- うん。
- で、こうー腹から声出してバキバキで死ぬほど努力してないやつが許せなくなってるんじゃないかとー。
- うーん。
- でもうなんか眼かけみたいな。
- うん。
- 努力してた方が成功するんじゃないかっていう眼かけみたいな世界観が始まっていてー。
- うん。
- なんかみんな自分で自分の首を、首を絞めてー、あのー大変な世界にみんなで入ってってんじゃないかなーってね。
- おっしゃる通りかなーってめっちゃ思います。
- うん。
- やっぱなんか自分が否定された気持ちになるよね。
- なんかやっぱ不幸こそがそのー想像への道であるって思っている方からしたらー。
- うん。
- 幸せそうなやつってやっぱ自分を否定してくるような、別に否定してないんだけど幸せであるっていう存在がめちゃくちゃムカつくというか。
- うん。
多様性と企業文化
- で、そうなった時にーやっぱ攻撃しちゃうよね幸せな人っていう。
- ねー攻撃ーやめてほしいですよねー。
- うーん。
- そうでもない?攻撃されたら、攻撃されることあります?カトタク尖ってるからあんまなさそう。
- ないかもなー確かにー。しちゃうかも。
- なんか。
- しちゃう。
- しちゃうかも。なんか攻撃をしてるやつが死ぬほど嫌いなんですやっぱり。
- あーなるほどね。
- なんだろう、結局頑張ってるとか頑張ってないとか能力あるとかないとかじゃなくて、運とマーケットのタイミングがただそれだけなので。
- うんうんうん。
- なんか多様性があるべきだと俺は信じているから、あのー多様性を削りにくるやつ。
- あーまあ確かにね。
- なんか不幸で、まあ多分灯台とか出てて、まあ頑張ってるけど飲みたくてみたいなやつが他者を攻撃しちゃうようなタイミングとかに、あのーそのなんか不幸努力自慢に気を殴っちゃう気がします。
- あーなるほど。攻撃してるやつを攻撃してる。
- そう攻撃してる。
- ありがたいなそれは。
- すごく自主的なアメリカをやってる気がします。
- 自主的なアメリカ。
- 誰も感謝をしないが別に俺はそれでいいと思ってて。
- なるほどねー。
- 俺が嫌いだから殴るみたいなのをやってる気がしますよね。
- いやーそういうのあるよねー。
- うんうん。
- なんかあとそのースタートアップじゃないことをやっている人はイケてないみたいに思ってる人がいる気がして。
- うんうん。
- 会社ってなんだ?なんか別にスタートアップじゃないじゃんみたいな。で別にその調達もしてない会社なのにディスってる人とかを見るとなんかスタートアップが一番イケてると思ってるんじゃないかなと思ってちょっと不思議な気持ちになってしまって。
- うん。
- うん。
- そうだねいるよね。
- うん。
- そのなんか別に受託日は受託日で俺いいと思っててみたいな。
- ね。別にね。
- それはそういう生態系のね人たちだからみたいな。
- そのー投資家から金を集めたけどなんかチャレンジするのにビビっちゃったんで受託しますみたいなのはさすがに引いちゃうけど。
- うんうんうん。
- なぜなら投資家との約束を抱えてるから。
- まあそうだよね。
- ただ別に投資家と約束別にしてなくて普通に自分のお金で普通に事業やってる人は尊敬でしょ。
- いやほんとだよね。
- どう考えても尊敬ですよ。
- なのになんかその、なんだ、でかいリスクを取って大フォームランを狙って小さい確率に向けて全力で掛けてないとダメかのような風潮を一部の人が作ってしまったんじゃないかという気がしてて、
まあその方がね、そういう風潮がまかりとってた方が得する人もたくさんいると思うんだけど、なんかちょっと私はそれに、なんて言うんですかね、純粋な若者が踊らされてしまうのはちょっと怖いなーとか思って。
自分に合った生き方は人それぞれだからさみたいな。
- まあそうだね。でもまあ合った生き方がわかんないときは多分みんなかっこいい生き方に憧れちゃうんじゃないかなって思うよね。
- 確かにそうだね。でなんかかっこいい感じするもんね、10億円調達しましたとかさ。
- そうそうそう、10億なんてまじ一瞬だからって。
- いやそれ角田くんが言うとめちゃめちゃ納得感あるんだよ。
- 1年も経さずになくなるからねっていう、別に10億なんて。
- いやすごいよね、10億、20億使った経験ないからさ、どんだけすぐなくなっちゃうかがあんまり手触り感ないですわ。
- なんかわかんないけどなくなるよ、ほんとに。
- そっかー。
- なんかいっぱい物とか作ってたら、うちの会社バークシャっていう会社は広告費がほとんど上がったんですよ。もともと。もうほぼ開発費みたいな。
だからいっぱいみんなで物とか作ってたらなくなる。
し、別に俺カプコン時代の開発費50億とかだったんで、そのなんか20で物作りってできるんだへーみたいな。
- なるほどね。
- むしろね。
- すっごいちっちゃい物作ってるって感覚だったから。
- 逆にね、なるほどなー。そのスケール感だったわけか。
やっぱり分かんない、何が生き方が自分に正しいか分かんないうちは、かっこいい物をやりたくなっちゃうっていう。
- やりたくなっちゃう。
- なんか私それで最近すごく問題に思ってるのが、スモビジっていう言葉変えたほうがいいんじゃないか。
- はいはい、スモビジね。
- スモールっていう名前がなんかちょっとさ、かっこよくないせいで、よくないんじゃないか。
- スモールビジネスの反対、ビッグビジネスなの?分かんないけど。
- なんかさー。
- そうなったとき、ビッグのほうが偉いってどっから来てるの?みたいな。
- んー、だよねー。しかもね、スモビジとか言いながらさ、売上はすごく立ってるところもあるじゃないですか。
- うん。
- スモールっていう言い方を、なんか変えたほうが世の中のためじゃないかとはすごい思ってて。
- うーん。
- ね。
- オーナー企業だよね。
- そうだよね。オーナー企業って言ったほうがいい。
- オーナー企業だよね。
- オーナー企業とベンチャー企業があってみたいな。ベンチャー企業はね、投資家からバンバン集めてきて。
- うんうんうん。
- バンバンベンチャーすればいいと思うけどみたいな。
- なんか全くその、企業家って言ってもオーナー企業家とベンチャー企業家はまるで違う生き物なので。
- 続きはまた来週に配信します。
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