1. 弱音会議 - あまり強い言葉を遣うなよ -
  2. 億単位の借金と同時に妊娠、悩..
2025-10-29 38:57

億単位の借金と同時に妊娠、悩んだ日々【福田恵里さん SHE inc.代表 】

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SHEの成長と苦悩、億単位の借金と妊娠/組織拡大の難しさと自己開示/「のび太型リーダー」/経産省のリスキリング事業への挑戦/社員150人まで成長した背景/起業当初からの使命感/滋賀県出身のパギャル(中途半端なギャル)から起業家へ/9割5分は怠惰、5分は使命感で動く/本質は変わらず、成長し続ける姿勢福田恵里さん https://x.com/eri_razapiiSHE inc. 代表取締役/CEO&CCO。リクルートを卒業して26歳の時起業しました。現在会社は9期目。私らしい働き方を叶える場所SHElikes http://likes.she-inc.jp🌸

note記事 https://note.com/eri_razapii/n/n9fdfdcb474ce?sub_rt=share_pb★——————————————————★弱音会議【制作:poolside podcast studio ⁠⁠⁠】https://podcast.poolsideinc.jp/★——————————————————★おたより待ってます! https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdzpXPNNWzdBnaHp1gXNgaOh8bf1_u_jhkP0JmyuraKvXOKbg/viewform?usp=dialog起業家やクリエイターは普段何を考え、どんなことで悩んでいるのか?成功談よりもそっちのほうに私たちは共感でき、お互いに癒されるのではないか?こんにちは、起業家業界に身を置いてはや10年、パーソナリティ歴6年の、スタートアップポッドキャスターネキ関口舞です。あまり強い言葉を遣うより、弱音を正直に話せることが真の強さなのでは?弱音も全部肯定する、優しい時間を作っていこう!番組への感想や質問、相談など、⁠メッセージはこちらから⁠送ってください!X で #弱音会議 でつぶやいてもらったら関口が見にいきます。★——————————————————★MCプロフィール関口舞 AIクリエイター/ポッドキャスター中学時代2chに救われた原体験から、2014年よりWebサービスの企画開発を開始。以降、10年以上作り続けている。2019年〜リスナーや世の中を褒めて肯定するTOKYO FMのラジオ番組「ホメラニアン」パーソナリティを担当後、JFN音楽番組「Memories &Discoveries 」で選曲やアーティストインタビューを実施。2019年から、アメリカに拠点を置く連続起業家の柴田陽さんと⁠⁠「はじめるを応援するpodcast」START/FMを配信中。⁠⁠⁠⁠関口舞 Xアカウント⁠ https://x.com/mai_D_mai★——————————————————★poolside podcast studio では、企業様向けに採用活動/ブランディングに活用できるポッドキャストコンテンツの制作も実施しています聞き手として関口舞がインタビュー可能です!詳細は ⁠poolside podcast studio HP⁠をご覧ください https://podcast.poolsideinc.jp/

サマリー

株式会社Cの代表、福田恵里さんは、妊娠と同時に億単位の借金を背負いながら会社経営を続ける苦悩を話しています。深い悩みの中で、自らの信念を持って事業を推進する姿勢や、他者には言えない孤独感を抱える大変さが際立っています。福田恵里さんは、億単位の借金と妊娠という困難な状況の中でスタートアップを牽引してきた経験について語ります。シリアスな時期とその後の成功、そしてリーダーシップにおける葛藤を通して、彼女の成長の過程が探られます。福田恵里さんは、億単位の借金と妊娠という困難を抱えながらスタートアップの経営者として成長していく過程を語ります。特に、リスキリングに関する政策や自身の使命感について触れ、女性の企業家としての挑戦と葛藤を描写しています。福田恵里さんは、億単位の借金を抱えながら妊娠し、悩んだ日々や自身の成長について語ります。

億単位の借金と妊娠の苦悩
会社を存続させるのに、本当に億単位の借金を背負わないと、会社が続けられないっていうのを分かった時ぐらいに、妊娠してて
生まれてもないのに、0歳なのに、借金一緒に背負ってるみたいな、かわいそうと思っても、ごめんなって思いながら
言えないから、もう自分一人の裏垢みたいなの作って、誰もフォローしてない、本当に一人の親しい友達のところに
もうなんかその、なんだろう、自分の心の泥をめっちゃ、マジでって
みんな裏側泥水すすってますよ。こんな滋賀県のギャルでもできんだよっていうのを、次世代に伝えたいみたいなのもすごい思う
伝えたい。ギャルだったの?
めっちゃギャルだった。パギャル
こんにちは。AIクリエイターで、ポッドキャスターの関口舞です。
弱音会議。この番組では、企業家やクリエイターと一緒に、普段表ではなかなか話さない本音や弱音について話していき、どんな弱音も肯定していきます。
ということで、今日のゲストは株式会社C代表の福田えりさんです。
よろしくお願いします。
えりちゃーん。やった。
久しぶりだね。
本当に久しぶり。えりちゃんをご紹介させていただくと、シーインクの代表取締役で、リクルートを卒業して26歳で起業して、現在会社は9期目で、私らしい働き方を叶える場所、シーライクスをやっていらっしゃいます。
はい。
26歳で起業か。うちらが前、ガッツリ表参道でお茶したじゃないですか。
あれも1年前とか。
だよね。あれって起業してたぶん。
2年目とかかな。
2年目とかか。そんな昔からのお友達となっております。
そしてえりちゃん、お誕生日おめでとうと。
ありがとう。
日本スタートアップ大賞の特別賞も受賞されたということで、おめでとうございます。
ありがとうございます。嬉しい。
シーライクスの成長
皆さん結構知っている方も多いと思うんですけど、簡単にやっている事業の説明をお願いいたします。
今、女性向けのキャリアスクールシーライクスという事業を運営しています。
シーライクスどんな事業かというと、主に2,30代のミレニアル世代と呼ばれる女性たちが、パソコン1台で時間や場所に縛られずに働けるスキルを学んで、それを仕事にまで行き通管してできるように支援するようなスクールになっています。
今は創業9期目ぐらいなんですけど、累計の受講者数としては今20万人を突破していて、最近はテレビCMとかも頑張ってやらせてもらっています。
凄い。最近Xとか見てたりしても、Cの卒業生で活躍している人とかすごい見るようになったなと思って。しばらく前からそうだけど、結構卒業生ですごい人がいるみたいな噂が流れてくる。
嬉しい。
めっちゃ凄いと思って。
それが一番嬉しい。
そうだよね。
Cの受講生の方々って本当にいろんなバックグラウンドで、例えばパン屋のパートしてた方が起業家になられたりとか、CAさんみたいな方が結構シフトですごい、夜勤とかもあってしんどいから、これから子供とか産むこと考えたら、違うスキルも身につけたいっていうのでCAさんからデザイナーになられたりとか、本当に多種多様なロールモデルとかキャリアチェンジ事例が生まれています。
本当すごいよね。しかも結構資金調達もして、社員さんというかメンバーも多くて。
うん。今150人ぐらい社員いて、前ちゃんと会った時って多分まだ5人とかかもしれない。
社員いなかった、あの時。まだ創業2年目だと社員本当に1人ぐらいしか雇ってなくて、みんな業務委託だったから。
なんか色々と、あの時期は本当にまだ、でも結構めちゃめちゃ頑張ってて、ただ全然今とはいろんな意味で違いましたねと。
違った。
孤独な経営者の葛藤
めっちゃ懐かしい。そんな感じで、そんな超すごいえりちゃんなんですけど、なんでこの弱音会議に、全然弱音っていうのと違ったイメージだと思いますけど皆さん、来てほしいなと思ったかというと、
先日えりちゃんがこのCの今までを振り返っての苦労とかに関するノートの記事を書いていて、これ概要欄のリンクに貼りますけれども、
そんなえりちゃんのこれまでの苦労をまた読んでめちゃめちゃ感動しちゃって、なんかこう大変だったなみたいなこととか、今だから言える当時の弱音とかを振り返って、
なんでしょうね、やっぱりえりちゃんも人間なんだなみたいな気持ちになりたいんだけど。
そうだよね。
そう、そうなのよ。私はさ、やっぱ昔から知ってるから、メディアの報道とか見てもノート見てももう徹底的にえりちゃんだなって思う。
なんかね、そのえりちゃんらしさをなんかより聞いていきたいなと思いまして、今回お呼びさせていただきました。
ありがとうございます。
早速なんですけど、結構昔の話になっちゃうけど、ちょうどうちらが表参道で御茶した8年ほど前の、多分直後ぐらいにえりちゃんが出した記事。
妊娠と同時に億単位の借金をしましたと、いうこともありましたねと。
ありましたね。
あれは、その時本当に会社経営とかこの会社の方向性についてもいろいろ悩んでいた時期で、
まいちゃんが先にスタートアップの先輩としていろいろ活躍されてて、
相談事があったら乗るよっていう風に言ってくれて、表参道でめちゃめちゃセキュララな相談をたくさんさせていただいたんだけど、
あの時は結構本当に、人生今35なんですけど、35年間生きてきた中で一番落ちてたというか、
本当だよね。
人生の分岐点だった。
ただでさえ会社をやるのが大変な上に、当時組織もノートに書いてありましたけど、組織も大変ですとか、
しかも出産とかも超不安じゃないですか、そこに借金も。
なんてことになってしまいました。
本当に30億みたいな感じで、全部乗っかってきた1年です。
そうだね。そんな人見たことないなと思って。
当時ってやっぱり大変なことになりました。頑張りますみたいなことで代表に就任しましたっていうリリースを出してたけど、
今だからこそ、とはいえ言うて大変じゃないですか。
どうだったのかな当時って、いきなりバタバタの中で。
そうだよね。いろんな当時ことが起こってたんだけど、
ちょうど会社を存続させるのに、本当に億単位の借金を背負わないと会社が続けられないっていうのを分かったときぐらいに妊娠してて、
1年ぐらい結局会社存続するかどうか悩んでたんだよね。
結構長い期間ずっと悩んでて。
1年間の悩んでる期間つらいよね。
めちゃくちゃつらくて。
やっぱりその当時会社はすごい伸びてたから、毎月メンバーたちには来月もギネスだみたいな感じで、
来月も目標達成だ、今月もやったねみたいな感じのコミュニケーションを取っている裏側で、
もしかしたら本当に来月会社がなくなるかもしれないみたいな。
それが会社成長とまた違う理由でなくなるかもしれないみたいなところが、個人的には結構耐えられなかったポイントで、
こんな理不尽なことが世の中で起こるんだっていうことに対する意気通りと悲しさと、
でもそれを誰にも言えないみたいな。
一番近くでやっている会社のメンバーたちに相談できないみたいなのがすごくつらくて、
1年間ずっと、社内には言えないので、社外のいろんな経営者の先輩だったり株主だったり、
修行の方だったりとか、いろんな方々とお話ししたりアドバイスもらったりとかして、
最終的にはもう覚悟を決めたっていう感じです。
すごい、その覚悟を決めたのがすごすぎる。ずっと身震いがする。
本当に今思ってもよくできたなと思う。
私も比較的リスクとかを人よりも取ることに躊躇がないタイプではあるんだけど、
やっぱり妊娠しながら借金を負って会社をやるっていうのは、さすがにやべえと。
やばい、大事なのかなと。
そうだね、本当に生まれてくる子供さ、まだ生まれてもない、ゼロ歳なのに借金一緒に背負ってるみたいな。
かわいそうと思っても、ごめんなって思いながら、でもなんとかするからなって思いながら。
さっきも言ったんですけど、その当時すごく会社の成長っていうところも加速してたので、
自分としてはやっぱりこのシーのビジョンだったりとか、シーを信じてくれるユーザーの方々に絶対価値を届け続けたいし、
このシーっていう会社は絶対世の中を変える会社になるっていうふうに信じられてたから、
最後は個人でリスクとってでも、この選択を正解にしようっていうふうに舵切りできたので、
私だけっていうよりも本当にユーザーさんとか社員とかに支えてもらいたいし決定だったなって思う。
なるほどな。あれだよね、やっぱり1年間も悩んでたわけじゃん。
なんていうかさ、日々揺れるというかさ、最後の方はね、もう覚悟を決める時間だったのかもしれないけど、
なんかすごい想像するとさ、自分的にもうダメかもと思いながら、みんなはさ、やっぱり結果が出てることに喜んでてさ、
ニコニコ振る舞ってるわけじゃん。それ辛いよね。
そうなんだよね。
一番信頼していて、一番信頼されている人たちに言えないっていうのが本当にきついな。
そうなんだよね。もうだから言えないから、もう自分一人の裏垢みたいなの作って誰もフォローしてない。
ほんとに一人の親しい友達のところにもうなんかその、なんだろう、自分の心のトロをめっちゃ。
マジでって。
え、なにそれインスタ?
インスタで。
え、つまりそれは裏垢で誰もフォローせずみたいな。
そう、だから絶対に自分の素性が分からない。リア友とか全然フォローしないような感じで、
もうただ、なんだろう、日記みたいな感じで。
ストーリーでってこと?
そう、ストーリーで。だからその当時のストーリーとか残ってて、たまに見返すと結構もうなんか、ああーみたいな感じで発狂してたりとか。
そうなんだ。
本当に震災、震災、震災みたいな感じでめっちゃ書かれてたりとか。
マジで。
なんかこの時極限状態だったんだなって。
確かに。
今見たら面白い。
今見たら面白いし、なんかさ、普通そういう時ってさ、例えばノートに書いてたとか、メモで書いてたとかよく聞くけど、なんかインスタのストーリーに流す。
しかも匿名で流すみたいな。
そうそう。
なんだろうね、やっぱり自分的にはそれで思考整理してたのかもしれないよね。
あるいはセルフコーチング的な。
セルフコーチング的な。
ストレスとの戦い
いやそうだと思う。だからもう、さっきの誰にも言えないから、もう何かにぶつけないと、自分だけではもう抱えきれないみたいな感覚だったかな。
いやそうだよな。そうなんだ、そんな使い方あるんだ、インスタのストーリーって。
いやそんな使い方オススメしないんですけど。
でもめっちゃ面白い。なんかそういうさ、なんだろう、めっちゃ辛い時にやってたことみたいなのってなんかあります?それ以外で。
えー、なんだろう、でもその時めちゃくちゃ太っていったんで。
あーもうストレスで食べちゃって。
ストレスでそう、やけ食い。
いやでも分かる分かる、ストレスの時は食べちゃうよね。
食べちゃった、ほんとに。なんかもうそれしか吐け口がない。それと裏赤に書くことしか吐け口がないから。
やばい、もう食べまくって裏赤で書いてる。
最悪だよね、もう。性格悪すぎる。
いやいやいや、そうなんだよね、なんか食べまくっちゃうよなー。
いやーそんな時期もあったよなー。
でもなんかね、そこから私なんかすごいその、当時の社長就任しましたと、借金と妊娠みたいなやつ見たときに、
すごいもう心からおめでとうと思いながらもすごい結構心配して、大丈夫、なんかね体調とかも心配だなとか思って、
それからどんどんなんか華やかなリリースが続いて、うわーなんか本当に良かったなーと思って、
それで先日エリちゃんが書いたノート見たら、スタートアップ対象取ったっていうのと、とはいえ実はここ最近辛かったですみたいな。
踊り場の時期があった。結構うまくいっているのと相反してというか、
自分的には辛い時期だったっていうのを見て、あ、なんか辛さを乗り越えてもうめっちゃうまくいってるんだと思ったけど、
やっぱまた辛い時期があったんだっていうことをね思ったんですよ。
スタートアップの現実
ちょっとそれについて詳しく教えてもらっていいでしょうか。
ありがとうございます。本当ね、スタートアップってね、本当にジェットコースターみたいな感じじゃないですか。
でもさ、みんなさ、SNSとかFacebookとかだけ見るとさ、キラキラした瞬間だけ切り取ってさ、
表紙を押されました、資金調達しましたとかさ、発信してるけど、みんな裏側泥水すすってますよ。
みんな泥水すすってるし、もうね、深夜にYouTubeを見て5時間とか経ってる人もいるからね。
いるいるいる。全然いるし、もう私たちもだからそれが最たる例だったというか、
なんか結構こう、強いてなんかよく純風満帆だねとかなんか最近伸びてるらしいねとか、
テレビCM見たよみたいな感じで言ってもらうこととかも最近増えたから、
なんかずっとこう、いい感じなのかなって思ってくれてる方もいるんですけど、
思ってた思ってた。
そう、なので恥を晒してちょっとこの間はノートを書かせていただいたんだけど、
もうそのスタートアップ対象をいただけたっていうところの節目と、
あと会社がやっとちょっとその踊り場を抜ける兆しができてきたっていうのが重なったので、
なんかさその本当にこう、カチューにいる時、もう泥水をすすってる時ってさ、
なかなかその辛いところを発信できなかったりするじゃないですか。
そうなんだよね。そうなんだよな。カチューこそ本当は言いたいんだけど、
やっぱりさ周りから心配されちゃうし、ユーザーさんとかからも大丈夫と思われちゃうからさ、
自分的には言った方が楽になるとしても言えないよな。
そうなの。だから今回少しだけ光というか希望、兆しが見えたので、
そのなんかこの2年間のすごく辛かった踊り場だった時期の話っていうのもノートに書かせてもらったんだけど、
なんかシンプルに何があったかみたいなところで言うと、
我々その2年前ぐらいにシリーズBの資金調達をやっていて、
その時に結構自分たちとしては2桁億円の大きな調達ができた。初めてできたっていう感じ。
なんだっけ、めっちゃでかく調達してましたよね。
うん、なんか累計18億ぐらい調達して、
私たちとしては一つ節目を迎えたから、この調達した資金をちゃんと活用して、
インパクト人材、会社にインパクトをもたらせてくれる、今までは取れなかったものを
取れなかったような人を採用するんだっていうので、
頑張って採用活動をやってたんだよね。
めっちゃ良さそうって思うよね。
そう。
70人だった組織が1年で2倍の150人になって、
すごい勢いだな。
本当に毎月10何人入社してきて、会社としてはこれで会社絶対伸びるって思ってたんだけど、
結構やっぱり、なかなかそれを会社成長にグッとつなげるのが難しかったなって思ってて、
これは完全に私の力不足。
入社してきてくださった方々はめっちゃ優秀な人たち多くて、
例えば外資コンサル出身とか、
すごい。
シニアな男性の方とかいらっしゃったんだけど、
やっぱり組織のマネジメント体制がちゃんと整ってないと、
そういう優秀な人たちを活かせないじゃんか。
そうか。めっちゃすごい人入ってきてくれたけど、活躍の場を十分にっていうのが難しいってこと?
難しかった。
コミュニケーションの回数って、人数が増えれば増えるほど、指数関数的に増えていくからさ、
例えば1対1だったら、このラインだけでいいものが、
4人になると、ここもあれば、ここもあれば、ここもあればみたいな感じで、
めちゃくちゃ合意形成とかに時間がかかるようになっていって、
だから今までだと阿吽の呼吸で、経営陣がこれやるぞって言ったら、はい!みたいな感じでいけてたものが、
なぜこれをやるのかを、みんなに納得してもらわないと進められないみたいな。
言語的なね。
そうそう。っていう感じになっていった先に、すごく組織状態が良くない形になっていって、
本当に組織アンケートとかでも、社長が会社成長のソース、エネルギー源として機能していませんみたいなこととか、
書いてもらってたりとかして、それにいちいち傷ついたりとか。
そりゃ傷つくよ。
そうなのよね。
っていうので、やっぱり組織が機能してないと会社も成長しないっていうので、せっかく人を倍にしたのに、
本当に売上はずっと横倍のままだったっていうのが2年続きました。
リーダーシップの再定義
その2年も辛いですね。
そうね。スタートアップでさ、みんなJカーブを描くっていうことを期待して入ってきてくれてるからさ、
入ってきた人たちにも申し訳なかったし、私自身が社長としてダメなのかなっていうか、
私が代表じゃない方がいいのかなっていうのをずっと考えてた1年、2年だったんだけど、
そうやって私が代表じゃない方がいいのかなとか、うじうじしてても何にも生まれないじゃないですか。
そうから途中で結構覚悟を決めて、1回この自分が思っている不安とかモヤモヤとかをみんなに開示しようっていうので、
Cの中でビジョンプレゼントって言って、1年に1回自分のビジョンと会社のビジョンがどう重なってるかを話すみたいな会があるんだけど、
そこで私も登壇させてもらって、今、私、代表じゃない方がいいと思っているみたいな話とかも。
前社員に素敵ララに話して、かつ、私は元々は鬼滅の刃の炭治郎みたいなのがすごいなりたいリーダーズ。
桜木花道とかワンピースのルフィとか。
大将軍型のリーダーってかっこいいじゃないですか。
それになりたいと思ってたけど、やっぱり私はどれにもなれないってわかったみたいな話も正直に話して、
そんな中で自分は伸び太っていう伸び太型のリーダーが自分にはしっくり来たんだよねみたいな話をさせてもらって、
伸び太ってドラえもんとかスネ夫とか静香ちゃんとか周りの人たちの力を借りて世界を救ったりするじゃないですか。
意外とたまに映画版とかですごいことやってるから。
たまにあやとりとか射撃とかだけで世界を救ったりするじゃないですか。
何かに特化してるんだけど普段ポンコツみたいな。
周りの人たちがみんな温かくて助けてもらってるっていう。
だから私は結構これかもしれないなって思って。
キングダムのシーンとかみたいにみんな背中を見てついてこいみたいな。
憧れなんだけどそれにはなれない。
なれないから私は伸び太型のリーダーとしてみんなの助けを借りさせてほしいっていうのを話したってところが最初の変化の起点になったって感じですね。
そうなんだ。でもなかなかさ、やっぱりさっきの話もそうだけど、
辛くて悩んでる最中でまだ解決してないことをメンバーの人に正直に話すのも勇気がいることだよね。
なんか恥って感じ。
みんながどう思うだろうとか不安にされちゃうかなとかいろんなことを心配になりながらもやっぱり正直に開示したと。
そうだね。でも本当にいっちもさっちもいかないっていう状況だったからなんかそういう変えないと。
潮目を変えないと。っていうか私自身が変わらないと今のこの状況をたりき本願で誰かに変えてほしいって思ってても変わんないから
これは覚悟を決める必要があるなっていうので別になんかもうこいつ恥ずかしいなとか思われても
もう素直に助けてって言おうみたいな。
なるほどね。すごいね。さっきののび太型のリーダーとかっていう言語家とかもそうだけど、
そういう自分の中で自分の考えだったりこうありたいっていうのを整理したりってどうやってやってるのかな。
でもやっぱりその時もビジョンプレゼンをまずやるっていうことを宣言した上で
もうそこに何を伝えればいいのかっていうのを自分の中で構成とかなんか今自分が思ってるなんだろう
モヤモヤとかを棚下ろすとかして集約してたって感じだから。
まずこれを発信するとかプレゼンするみたいなのを決める。
もうなんかね締め切りっていうかこのアートブットすることを最初に決めちゃって。
そうそうそう。今回のそのスタートアップ対象のノートとかもそう。
これを最初に伝えたいというよりはノートを書くって決めて。
決めて。
で、ノートを書く上で今何を私は伝えるべきなのかみたいな感じで考えてた。
そうなんだね。でもすごいなんかこうやっぱりさ、あれだよねえりちゃんも千葉道場。
一緒だもんね。
スタートアップのリーダーシップ
私も千葉道場に最初のもう第一回目に参加してて。
そうだよね。
やっぱ千葉道場とかいるとさ、今はいろんな人が増えて。
当時も私がちょっと考えが勝手に凝り固まってただけかもしれないけど。
なんかさやっぱりそのルフィっぽいリーダーが多いように見えちゃって。
見える見える。
スタートアップってやっぱりルフィタイプかもしくはもっとすごく冷徹だったりとかクールな感じ。
確かに確かに王戦みたいな。わからないか。
数字で判断みたいな。
判断みたいな。
その王戦っていうのはキングダム?
キングダムのすごい冷徹でいつもロジカルで合理主義者みたいな天下面みたいな大将軍がいるんだけど。
そういう人も結構いるな。
私の好きなので言うとゴルゴとかかな。
ゴルゴ。渋。
そういうタイプの。ゴルゴはさすがにちょっと言い過ぎですけど。
あれはでも本当にひどいけど。
そういうのを見るとやっぱりさ。
自分ちょっと違うかもとか思っちゃうよね。
思う。めちゃくちゃ思うし。
これは精査で語るべきことではないと思うけど。
やっぱり今スタートアップの経営者たちって10人いたら9人が男性じゃないですか。
私たち基本10人中1人の女性みたいな感じでコミュニティに属することが多いと思うから。
より自分のキャラクターとか属性との違いを感じることが多いよ。
物理的にどうしてもどっちがゴルゴに近いかって言ったらやっぱり近くはない。
やっぱりそれは思うよな。
やっぱり本当に精査で語ることではないんですけれど。
女性の方が比較的しなやかさとか柔軟性とかそういうものが高い方が多いから。
男性の一貫性とか頑固な感じ。
強い感じとまた違う強みがある時に。
でも経営者たるものさ、結構その強さみたいなものがすごく求められる。
世間からも社会的によくあるとして求められる場面が多いから。
その自分とのギャップに今も悩んでるけど悩み続けてきた10年だった気がする。
リスキリングの政策
そっか。
でもそこで一回ちゃんとみんなの前でそれを言語化してビジョンの話をしてビジョンプレゼンして。
それで第一歩をちょっと脱却しかけて。
その後どんな風に解決していったのか。
ありがとう。
まず自分を変革しますという宣言の儀式をやるじゃないですか。
その後本当に時を同じくして結構社会的な変化みたいなところもあって。
事業自体もすごい転換点になるようなことがあったんだよね。
計算所がその時岸田総理になられて。
岸田総理が新しい資本主義の政策の一環の中でリスキリングに5年で1兆円投資しますっていうのを発表されて。
我々もうリスキリングど真ん中やってるから。
これはもう私たちの時代だっていう風に思って。
そのリスキリングの補助事業みたいなものを活用すると受講生の方が70%受講料還元されるみたいな仕組みも。
めっちゃありがたい。
発表されて。
市の受講生さんも金銭の理由で受講を諦めますっていう方が多かったりしたから。
それこそ地方の女性とかだとそんなに収入がめちゃくちゃ潤沢にあるわけじゃないっていう方も受けたいのに受けれないっていう状況があったから。
これは本当に日本中の女性の強い武器になるなっていう風に思って。
それをなんとか取りに行ったっていうのが1つだいぶ大きな事業としては転換点になりました。
使命感と個人の成長
それで無事に通りというか選ばれて。
無事採択されて。
それマジで素晴らしい。
結構ほぼ1年くらいかけて準備してやったので。
全社の中では本当に右翼曲折と一部納得しない人ももちろんいるし。
だし本当に何百もの書類とか面談とか終わる中でうちのコーポレート部とかもめっちゃ頑張ってくれて。
みんな全員野球でなんとか通ったから通った瞬間はお祭り騒ぎみたいな。
そうですよね。
超嬉しいよな。
嬉しかったな。
しかもみんなで何かに向かっていこうっていうのがスタートアップの醍醐味を凝縮したようなことだよね。
そうだった。
しかもえりちゃん自身も新しいことに自分的にも挑戦していったみたいな書いてあったなと思って。
英語を勉強したりとか。
私スタートアップを起業したきっかけはサンフランシスコに留学行ったことなんだけど。
サンフランシスコ留学行った理由になったのがオーマイケインチさんて経営コンサルタントの方の本を読んで
人が変わるには付き合う人が住む場所か時間配分を変えるしかないっていう。
有名だね。
それが自分の座右の目くらいになってるから
変えるには決意ではなくて環境を変えるっていうのを自分でセットアップすることが大事だなって思ったときに
付き合う人とか変えてみようっていうのでいろんな場所に新たに行くようにしたら
そこでも今までの経産省のつながりなんてなかったから
いろいろそこで行政の方とかつながれるようになって
そういう情報とかも得られるようになったからすごい良かった。
まさにそうなんだよね。その格言みたいなやつ私も結構好きで
気持ちを新たにするとか頑張ろうと決意するとかじゃダメだっていうね。
実際に変えないといけませんよと時間の使い方。
なるほどな。本当にえりちゃんってずっと頑張ってきてるなと思って
なんでこんなに頑張れるんでしょうかっていう
何が根源的なものなんだろうね。
あんま私でも頑張ってるって感覚ないかもしれなくて
やばいバグってるかもしれない
なんかそうね無理してるとか頑張ってるっていう感覚なくて
なんか突き動かされてるみたいな
運命に突き動かされる
大いなる何かに
その時その時で自分が突き動かされる方に行ってるってことなのかな
そうだと思ってて
変に企業当初から謎の使命感みたいなのあって
別に何者でもないのにただの26歳のぺいぺい
新卒2年目のぺいぺいなのに
この世の中を変えなければみたいな
変えなければっていうか変えたいみたいな
謎の使命感みたいなのがあったから
この世の中というか私がもともとやってるドメインとしては
私は滋賀県出身で自分の母親とか自分の友達とか見てた時に
こんな私から見て素晴らしい人たちが
自分の可能性信じられなくて
私なんかこれぐらいでいいからって言ってるのが悲しい
このもったいない可能性を何とかして花開かせてあげたいみたいな
そういう義憤に近いものがあったから
それにずっと突き動かされてるみたいな
なるほどね
そっかだから根源はその使命感なのか何とかしたいっていうね
なるほどな
なんかさとはいえさ
なんでしょうね私は
なんだろう
そうやって思ってめちゃめちゃ頑張れる時もあれば
めっちゃダメな日も超あるわけですよ自分的には
もう布団の上でおやつ食べて寝ちゃうみたいな
あるんだけど全然ダメな日とかある?
もう死ぬほどあるよ
ベース9割5分ぐらいはそういう感じ
残りの逆にその残りの5分でやってるの
残りの5分は使命感に突き動かされてやってるんだけど
9割5分はもうめっちゃ平らです
そうなの平らな時って何してんの
本当にソファーに転がってネットフリンクス見ながらポテチ食べてる
そうだよねポテチ食べるよね普通に
そうなんだ
全然あるし
だから本当に土曜日とかで何も予定ない日とか
1日中ソファーの上にいたりするもんね
逆に1日中ソファーの上にいるとやることなくない?
何するのソファーの上で
クリも飽きない?
一生あれだよね漫画とか読んでるよね
漫画とか読んでるのか
漫画読んでると時間解けるからね
確かに
これ聞くとすごい安心するよね
やっぱりエリちゃんって私ももうすぐ来月で11月で35歳なんで
そっかほぼ同い年なの?
そう完全に同い年
同い年なのそうなのか
マイちゃんも長説同眼だから永遠の25歳に
いやいやさすがにさすがにさすがに
時止まり時止め系だよね
ありがとうちょっと永遠の25歳ということにしておきます
自分の中でね思う分には勝手だから
やっぱり全くの同世代完全なためからすると
なんだろうなエリちゃんってめっちゃすごいとか
スタートアップの王道でめっちゃ上手くいってるみたいな
そういう人って超完璧なめちゃめちゃすごい人なんじゃないかって
みんな思ってる気がするんだけど
逆に言えばこれから起業しようかなとか思ってる人も
9割5分怠惰でも大丈夫っていう
私はそれを証明したくてしょうがなくて
それめっちゃありがたい
私は今IPOとか
何かしらその社会別にIPOじゃなくても
ちゃんとその社会に何か価値を還元できたって
思っていただけるまでやりきりたいと思ってるんだけど
その裏側にある思いとしては
この滋賀県のギャルでもできるんだよっていうのを
次世代に伝えたいみたいなのもすごい思う
伝えたいギャルだったの?
めっちゃギャルだったパギャル
パギャルって普通のギャルとパギャルって違うの?
中途半端なギャル
中途半端なギャルか
エッグとかに出てるさ
ツバサちゃんとかあれはポップって言うんだけど
あのガチギャルじゃなくてそれに憧れてるパギャルだった
パギャルっていう概念初めて知った
そうなんだ
女性の企業家で結果残されてる方とか
例えばDNAナンバーさんとか
じゃあ何だろう
じゃあウォンテトリー中さんとか
女性を経験されてる女性企業家の方がいらっしゃるじゃないですか
あの方が金税出身とかさ
コンサル出身金融会社出身とかさ
素晴らしいじゃないですか
素晴らしい
私なんかも滋賀県の
パギャル出身
パギャルでサティに行って
サティだった
ティーサンダルでプリクラ撮ってたみたいな
そういう感じだから
プリクラこうだったよね
カチョウ風月
未だにこれ以外のポーズが分かんない
そうなんかそういう意識底辺な
なんか質字のものでも
こう
機械と自分で切り開いていくっていうガッツさえあれば
何でもできるんだっていうことを
ちょっとこう
体現したいというか
ありがたい
しかも企業をしてこの規模になってもなお
土曜日に一日用ソファーの上で漫画を読んでいても
大丈夫
人格がどんどんすごくなっていって
なんていうのかな
怠惰さがなくなっていくように見えるわけよ
めちゃくちゃ立派な人になってみたいなさ
それがやっぱり
そういう風な瞬間もあるけど
やっぱ自分の本質は変わんないもんね
本当にそうだと思う
大学時代の友達とかさ
あれから十数年経っててさ
SNSだけ見てくれてるからさ
エリーは変わってしまったんやなみたいな感じのこととか
たまにメッセージ送られてくるんやけど
全然変わってないねみたいな
本当だよね
みんなで大学のキャンパスで
ダンスサークルやったんやけど
みんなでめちゃピロティでダンス踊ってた時と全く一緒やで
っていう風に思ってるし
事実そう
そこを変にさ
別に変わったということじゃなくて
変わってないっていうことを
逆に知ってもらった状態で
どんどん上に行きたいよなって
変わっちゃったみたいに言われるの結構悲しいじゃん
本当だよね
変わらんよね
変わらんし
本質は変わらないし
自分の大事にしたいこととか価値観とかは変わんないけどさ
それにスキルだったりとか経験とか
知恵とかいろんなものがついて
人間としては成長してたいみたいな
確かに確かに
っていう思いはすごいあるから
すごい良かったな
今日話聞いてやっぱりエリーちゃんはエリーちゃんだなみたいな感じと
あとねやっぱりこういうことをやってる人でも
やっぱりこういう面もあるんだよみたいなところが聞けて
とても良かったです
世代のつながり
またゆっくり喋ろうね
ぜひ
実は同い年なんですよ
そう同い年なんだよ
結構多分多いこの世代
90世代だよね
あんみつちゃんも90じゃない?
あんみつはね1個下だから
そうかそうか
嬉しい90世代ミレニアル世代頑張っていきましょう
というわけでこの番組ではお便りも募集しています
言わねや本音をぜひ送っていただいたり
感想とか質問もお待ちしております
ではではありがとうございました
ありがとうございました
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