1. リケダン健康論
  2. =番外編#2 =やろうぜ読書対決!
2024-01-17 33:32

=番外編#2 =やろうぜ読書対決!

#2紹介文

【番外編#2 】やろうぜ読書対決!

▶️番組内容

「リケダン健康論」は健康になりたい人事総務の最前線で働くウレシノと、みんなに健康になってほしいアメリカの国家資格を持つカイロプラクティックドクターのナカセコの理系男子ふたりが、健康に関する基礎知識を紹介し、時にはアップデートして、みんなで健康リテラシーを高めていく番組です。

▶️今日の内容

・さぁ、読書対決を始めようじゃないか

・ラーメンズ方式?それともビブリオバトル?

・先行:うれしの ”エデュケーション”

・後攻:中世古 ”幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY”

▶️紹介した本

・エデュケーション 大学は私の人生を変えた/タラ・ウェストーバー

https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014669/

・「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY/エリザベス・ダン/マイケル・ノートン

  

https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%82%92%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%A7%E8%B2%B7%E3%81%86%E3%80%8D5%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%8E%88%E6%A5%AD-%E2%80%95HAPPY-MONEY-%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B3/dp/404600181X

・断片的なものの社会学/岸政彦

https://www.asahipress.com/bookdetail_digital/9784255008516/

▶️読書対決

ラーメンズ読書対決

(home版)

https://www.youtube.com/watch?v=qDIllK4BTNA&t=641s&pp=ygUM6Kqt5pu45a--5rG6

(news版)

https://www.youtube.com/watch?v=AxqasBUAl5o&pp=ygUM6Kqt5pu45a--5rG6

▶️番組HP

https://sites.google.com/view/rikedan/

▶️感想・質問フォーム

https://sites.google.com/view/rikedan/inquiry/

▶️番組X(旧Twitter)

https://twitter.com/rikedankenkou

00:06
さて中坂さん、今日は番外編も撮っていきましょう。
番外編もってことは、何回も撮ったってことかな?
今日2本撮り。
おーすごいね、2本撮り。
俺ら2本撮るって結構命がけやもんね。
そうだよな。仕事終わってからやから結構大変やけどね。
そうだね。
本編は、炭水化物・タンパク質・脂肪のエネルギー・酸性栄養素。
これが一通り配信された後かな?
で、エネルギー・酸性栄養素は結局4回シリーズだったんだけど、
実際中坂さん、話してみてどうだった?
いやあのね、ちょっとやっぱさ、内容が難しくなってしまったかもしれんけど、
自分の頭の中も整理できたし、
でもこれはベースにここからね、いろんな話ができるかと思うと、
そっちの方が楽しみやなって思ったかな。
自分もね、今まで言葉で知ってたけどさ、断片的な情報しかなかったから、
テレビとかウェブとかの情報を鵜呑みにするしかなかったんだけどね。
それがいろんな基礎知識を得たかなと思ってます。
例えばさ、昔バナナダイエットが流行ったら、
とりあえずバナナ買っとけみたいなことやってたりしたもんな。
他にもリンゴダイエットとかさ、こんにゃくダイエットとかさ、糖質オフダイエットとかもいろいろあるけどさ、
でもそもそもベースを理解してないと、なんでそれが体に効くのかもわからんからさ、
そういった意味でもさ、自分からテーマを見つけて勉強するって大事だと思うな。
中坂さん今勉強つった?
言ったよ。
勉強つった?
はい、キーワード、今日のキーワードいただきました。
なにそれいきなり。
いや、番外編だけど、今日はテーマを決めて話していこうと思ってさ。
え、俺聞いてないけど。
いやいやいや、このポッドキャストってさ、メインは健康のこと喋ってるけど、裏のテーマでさ、
健康の他にもリテラシー高めていこうぜって、それ重要だよってやってるじゃん。
なんか嫌な予感するな、なんで?
で、そのためには勉強って超重要じゃん。
そうだね。
で、手っ取り早く勉強するのはやっぱり本を読む、読書だと思うんですよ。
そうだね、読書はいいよね、すごく。
中坂さんも結構読んでるよね。
好きに読書は。
ということで、この2つを掛け合わせて、
今日は勉強とか教育の大切さ、これがわかる本、書籍っていうのを、
お互いにお勧めし合いたいなっていうのをやりたいんだよ。
ビブリオバトルみたいなことってこと?
なんや、ちょっと不満そうやなお前。
こっちはあれだぜ、ラーメンズの読書対決でも別に構わないんだぜ。
03:02
だからそれやったら言ったもん勝ちやろ。
本とじたもん勝ちやろ。
そもそもラーメンズ、今の若い人知らない人いっぱいいると思うけど。
YouTubeに転がってるんでみといてみんな。
面白いよねすごいね、俺大好き。
ただあれを言葉だけでやろうとするとちょっと辛いかもしらんから。
無理無理無理。
ということでビブリオバトル方式でやっていこうかなと思います。
1人だいたい持ち時間10分ぐらいでいいかなと思うんだけど
最初にその本のお勧めポイントとか語って
そこに対して質問とか洞察とか議論していくスタイルで進めていこうかなと思います。
ただ2人でやっても勝敗つかないから
聞いてる皆さんに勝敗つけてもらいましょうかね。
それはうれしの勝ちみたいなのをメッセージで送ってください。
もしよかったらってことね。
勝ちでもいいしこっちの本読んでみましたでもいいし。
じゃあ先行言い出しっぺのうれしのからっていいよね。
もちろんいいよ。じゃあどの本にしようか探してくるからちょっと待ってて。
ちょっと待ってよ。探してないんかよ。
本当だ。
じゃあ頼むよ本当に。
はい探してきました。
ということでまずビブリオバトルということで先行うれしのからやっていきます。
はいやってください。
私がですね選んだ本はエデュケーションタラウェストーバーって人の本なんですけど
もうエデュケーション教育そのまんまなんだけどさ。
そのまんまやな。まんま感がすごい。
つまんなそうでしょタイトルだけ聞くと。
そう申し訳ないけどタイトルが全然キャッチーじゃない。
よしじゃあ内容を紹介する前にこの著者の紹介をしていく。
このタラさんタラウェストーバーさんはアメリカのアイダホ州に7人兄弟の末っ子で生まれました。
1986年生まれです。なので今は37歳ぐらいかな。
でこの人ねケンブリッジ大学で博士号を取って今はハーバード大学の公共政策大学院の上級研究員をやってます。
かなり優秀な人。
そうそして2019年に大武士で世界で最も影響力のある100人に選ばれています。
でたー。
これだけ聞くとさ超キラキラしたエリートがさ教育論語ってるみたいじゃん。
違う違うの?
違うよ。これね中身はね実際にはタラさんの辞伝というか辞書伝なんですね。
で教育によって閉鎖的で過酷な空間から抜け出していくっていう一人の少女の成長物語なんですよ。
06:04
でサブタイトルが大学は私の人生を変えたなんですね。
閉鎖的で過酷な空間っていうと何かっていうイメージを説明していくんだけども
例えば日本の田舎が閉鎖的っていうのはよく聞くけどそんなもんは女の口の世界で
ちょっとこの人本当に過酷だからもうやめてって思うところもあるんだけどね。
まず閉鎖的な空間っていうのは家族が閉鎖的なんですよ。
まずお父さんお母さんは敬虔なモルモン教信者であって厳しい戒律の下育てられています。
なるほどそれだけでなんかすごいいろんなことが想像できる俺。
そして父親。父親は陰謀論者です。
中央政府の陰謀を知っていて政府のことは何一つ信じていません。
そしてサバイバリストと呼ばれる終末思想の持ち主で核戦争が起こると信じています。
なので生き残るために非常食を常に作り続けてたりガソリンを貯め続けたりしたりしています。
さらに医者を憎んでいて医療は人を殺すための悪魔の仕業だと思っています。
さらに解体業を営んでいて常に怪我と隣り合わせの危険な状態。
子供たちも幼い頃から手伝わされていてこの田中さんも死の一歩手前の大怪我を負っています。
兄貴も負っています。田中さんは幼い頃に鉄が足を貫いたり兄貴は全身いなけどをしています。
お母さんは助産師をやっています。ただ資格なんてものはないので身を見真似です。
さらに助産師になる前は薬創医として活躍していて全ての病気をハーブとホメオパシーで治しています。
なので何があっても病院には行かせません。
一度だけ兄貴が交通事故で頭蓋骨骨折した時は渋々連れて行ったんだけどちょっと半分脳がはみ出しかけているみたいな時だったらしいんだけどね。
さあこんな過酷な環境なんですけど教育どうなっているかと言いますともちろん学校に行かせません。
なぜなら学校は政府が国民を洗脳するための強制機関だからです。
そして子供の出生証明、政府のことは何一つ信用していないので出生証明なんて出しません。
09:03
なので正式な年齢も分かりません。
どうお腹いっぱいになってきたでしょう?
いやーなんかすごいちょっと息が苦しくなってきた。
さらに兄貴から虐待の日々が加わります。
まだあるの?まだあるの?どこまであるのこれ?
虐待はまあまあもうこれ以上言わないんだけども。
ここからこの田中さん、勉強して大学に入っていきます。
なんでこの勉強に目覚めたかっていうと、たぶん一番上の兄貴かな2番目か忘れたんだけど、
そこの兄貴は実は父親と仲が悪くて、最初の頃生まれた子たちは学校に行かせてたんだよね実は。
その上の兄貴が本が好きで大学に行くって言って家を出てったということで、
この田中さんは兄貴のこと大好きだったんで、
その兄貴の影響もあって勉強することの楽しさとか外の世界を知るっていうことをすごく刺激を受けてやってきたというところなんですね。
やっと16歳ぐらいからまともに勉強始めたんですよ。
少しずつ勉強して大学に入った。何度か入れたんですよ。
ここに至るにもいろんなストーリーがあって、
例えばそもそも出生証明がないから大学受けれませんってところからスタートして、
それをお母さんの母だからおばあちゃんか親戚とかに生まれた日の記録とかなんかっていうのを取り寄せながらギリギリ受験することができたというところなんだけど、
入学した後も教科書なんて読んだことないからどうしていいかわかんないし、歴史の授業をやってもホロコーストっていう単語すらわからなかった。
クラスメイトとももちろんギャップがあるし、カルチャーギャップっていうのがありますよねというところ。
ただそれ以上にずっとこれ読んでて思ったのが600ページぐらいある本なんだけど、
500ページぐらいまでは勉強して新たな世界に行くんだけれども、新しい知識っていうのを獲得していくんだけど、
どうしても子供の頃の考え方、親父から教えられた政府は悪者だとか、病院は悪だとか、そこがやっぱり骨身に染みてるから、
やめときゃいいのに家に帰ってお父さんを説得するとか、実は私はやっぱりお父さんの言うことが正しいんじゃないかっていうところをずっと揺れ動きながら悩んで葛藤するっていうのが最高にエモいんですよね。
辛くてエモい。でも最後はここの葛藤に打ち勝ってタラウェストーバーという子を確立していくっていう姿がすごい力強くて、さらにここに教育っていうところのパワーを感じるんですよ。
12:08
親父と欠別できたっていうのも、勉強して精神障害、精神疾患っていうことを初めて知って、あれこれって親父に当てはまるんじゃないのっていうところから徐々に疑問が頭の中に出てきて、ちょっと親父とってやばいなというところで、そこで飲酒を断ち切れたっていうところなんですね。
なので、教育を受けることによって今までは家族によって自分が構成されていたものが自分自身が何者かになるためには自分の意思っていうものがやっぱり必要だということをこの勉強を通じて学んでいったということで思いました。
もちろんこんな過酷な環境に置かれてなくても、うちら日本に住んでるんだけど、自分たちがさ、やっぱり自分が自分であるために知識っていうのを得ていく必要があるっていうのをこの本を読んで感じたんですね。
で、その知識を得ることっていうのがやっぱり教育であったり勉強であったり、そして本を読むっていうこと。
で、本を読むっていうのはこれちょっとね話、太良さんの本と外れるんだけど、岸正彦さんっていうね社会学者の本で書いてあったのがすごい印象的で、本っていうのは一つの大きな窓、ドアだと。
普段目の前にはないんだけど本を読むことで私たちはないものをそこで経験して、そしていつでもそこから飛び立てる準備ができる。そういったようなことを言ってる。なのでやっぱりこの教育勉強っていうのが本当に重要だなということをこのエデュケーションっていう本から私は学ぶことができたというところでございます。
なるほど。
面白そうだね。
これは面白いのでぜひ、なぜ勉強するのかって迷ったときに読んだほうがいいと思いますよ。
勉強すればするほどさ、自分の置かれた境遇との乖離に気が付いて、それでなんか世の中と自分とこの二つの全然全く違う基準の世界が現れるっていうところで、自分の精神を保ち続けたっていうのはすごいね。
それはすごいよね。
すごい。なんか想像を絶する環境やもんね、その環境って。
なんかちょっと普通の日本人ではなかなかそこまでの環境には生まれづらいかもしれないけど、それはすごいね。
そこまでひどいのはやっぱりないんだけども、日本人というか普通に暮らしても流されることとかってよくあるじゃん。
あるある。そのさ、ほぼ洗脳状態のところから自分で葛藤しながらも活路を見つけていったっていうのがすごいね。行動力もあるし勇気もあるし、すごいね。
15:15
やっぱり外の世界を知る、新しいことを知るっていうのが重要かなというふうに思いますね。
衝撃あったんじゃないかな、外の世界見たとき。なんじゃこれと思ったんじゃない。
最初の小さい時のエピソードで、さっき救い出してくれた兄貴っていうのが残してたレコードだかCDだかがあるのよ。
そこがやっぱり外の世界との一つ、一番最初のつながってたことだって。そんなことを言ってた。
何かきっかけっていうものはどっかに転がってるんで、それを逃さないようにしないといけない。
すごいね。音楽も一つの大きな外の世界に出るきっかけだったってことだよね。
そうだね。
例えば、俺別に宗教に対して悪く言うつもりは全然ないんやけど、それによって救われてる人が多いっていうのは事実だし。
でも子どもって自分で自分の信仰を最初から決めることができやんからさ。
だから本当に親の作り上げた身の回りの環境こそが自分の全てやからさ。
なかなかそこから抜け出すことって難しいと思うんやけど。
でもそれを一回客観視しながら出てったっていうのはすごいね。
なかなかできやんことやと思うね。
しかも超頭いいね、この人ね。
超頭いい。地頭すっげえ良かったんだと思う。
そうだね、すごいよね。
読んでみましょう、それ。
エデュケーションね。
ということで、嬉しさの紹介はエデュケーション、タラウェストオーバーさんの本でございました。
じゃあ、高校の中瀬子さんお願いします。
僕がおすすめするのは、幸せをお金で買う5つの授業。
幸せをお金では買えませんっていう話はよくあるよね。
これは幸せをお金で買うって言ってるよね。
真逆やね。
だからちょっと読んでみようかなと思ったきっかけになったんやけど。
嬉しさの著者を紹介したから、これも著者を紹介します。
ハーバード大ビジネススクールのマーケティング専門家のマイケル・ノートン博士と
カナダのブリティッシュコロンビア大学の心理学者のエリザベス・ダン博士が教授。
幸せをお金で買うってことはないけど、そもそもこの前書きに書いてあったベースとなる研究っていうのがあって
まずそれをちょっと紹介したいんだけど。
18:03
ブリンストン大学のダニエル・カーネマンって超有名な行動経済学っていうのを作ったうちの一人の
この人は2002年にノーベル経済学賞を取ってて。
もう一人アンガス・ディートンっていう方がいて、その人は消費貧困福祉に関する分析の貢献で
これも2015年にノーベル経済学賞を取って、この二人のノーベル賞受賞者が発表した論文に
これはアメリカ人1,000人に対してした調査なんだけど
収入が増えていってもある一定のとこまで行くと幸福度は変わらないっていう論文を出したのね。
聞いたことあるかもしれないけど、これアメリカでは7万5千ドル以上。
日本円で言うと1千万円くらいかな。
1千万円を超えても幸福度は上がっていかないですよっていうのを発表したのね。
この超有名なこのノーベル賞受賞者二人による論文っていうのはすごい影響力が大きくて
これを読んだこの記者が、それって本当なのかなみたいなところに目をつけて
お金は本当に幸せっていうのはお金で買えるのかなっていうテーマを真面目に紹介した。
現代はハッピーマネー、The Science of Happy Spendingって言って
幸せな消費の科学って言うんだけど
カイツマンで言ってしまうと、幸せはお金で買えないっていうのではなくて
より幸せになる使い方をしましょうっていう話だよね。
この人たちの主張っていうのは、お金で幸せが買えないのには二つ理由があって
一つは、この使い方をしたら幸せになれるっていうのを間違って信じてしまってることがある。
もう一つは、そもそも自分はどうなったら幸せなのかを自分で分かってないから。
この二つの理由があって、そもそも幸せはお金で買えないって言ってるんじゃないのっていう話だよね。
5個ポイントがあると言われてるの。
その5個が、まず経験を買う。
後はご褒美にする。
後は物じゃなくて時間を買う。
後は先に払って後で消費する。
他人に投資する。
この5つの方法をすれば、お金の使い方で幸せになれるんじゃないっていう話だ。
これ一個ずつちょっとだけ例を挙げてみたい。
まず経験を買うっていうのは、家とか車っていうのは実は幸福度はそんなに上がらないって言われてて
物っていうよりも、人は経験によって得られる人の繋がりとか
その後その経験をしたことが話のネタになったりとか
そういう時にすごい幸せを感じるらしいのよ。
旅行とかもそうだよな。
俺ら昔バンジージャンプ行ったよね。
行った行った。
確かあれ8点ぐらいしたと思うけど
例えばその時みんなでレストラン行って8点のコース料理食べたって
21:02
後々別に残ってないよね。
確かだね。
あの時俺らバンジージャンプ行って高くてすげー怖かったみたいな話を色んな人にできるよね。
今でもするもんね。
それってものすごいコスパ良くない?
超良いよね。
お金の使い方としてさ。
だから例えば5000円で売ってるメロンを買うのか5000円でドリアンを買って食うのかってさ
全然ストーリーの重みが違うよね。
確かに全然違うね。
だからお金を使う時は経験を買うようにすると幸せになりやすいんじゃない?っていう感じ。
2つ目のご褒美にするってやつは
これはお金を使って欲しいものをすぐ手に入れるんじゃなくて
時間をかけてそれを特別にするといいよっていう話だよね。
分かりやすい例で言うとさ
俺ら小さい時ビックリマンチョコ流行ったよね。
あれってさめっちゃワクワクするのは
たぶん1回に1個ぐらいしか買えないんだからね。
確かにね。100円握りしめて2つとかね。
大人になって大人買いしてもさあんな感動はないと思う。
悔しさもないしさ別に。
また同じやつやみたいな。
それを特別なことっていうふうに決めてそのために使うと幸せになれるよって話。
3つ目の時間を買うってやつは
これは誰かを助けるために誰かのためになると思って働いたりすると
その時間をとても有意義に使ったように感じるっていうのが一応調査で分かって
それだけじゃなくて後はね
通勤時間と幸福感が反比例するっていうデータがある。
これ結構面白い。
通勤時間が短いほど幸せ。
通勤時間が例えば0時間から22分になった場合の幸福度を相殺するには
年収が30%増える必要がある。
ということは職場の近くに引っ越すだけでボーナス1回分ぐらいの価値がある。
じゃあさあ東京なんかで言うと都内なんか高くて買えないから
ちょっと郊外に家を買いましょうって言って
通勤片道1時間半ですって言ったら
もうその時点で幸福度が下がるってことだね。
幸福度が下がるっていうデータもあるっていう話で
だから時間を買うっていうのはそういうことで
自分が何かを買った時にそれが自分の時間にどう影響するかっていうのを考えた上で買うと
幸せになれるよって感じ。
4つ目の先に支払った後で消費するっていうのがあって
俺らの生活って今は逆が多いよね。
先に消費した後で支払う。
これの埼玉がクレジットカードだと思うんだけど
そのやり方がどうやら幸福感を下げるらしくて
そのお金を手放すってことがすごい痛みに繋がるよね。
お金を手放すってことが消費よりも
前にあったら先に痛い思いして後で快楽をやってくるやん。
でもそれが逆だと先に消費をして快楽を得た上で最後に痛みの支払いが来ると
24:06
何かあったほうが良くない。
確かに。
例えばディズニーランドとかも
もしあれ出口で今日の生産って全部払うんだったら
あんまりみんな幸せじゃないってこと。
やっぱり入口で入所料払うから
なんか中入って楽しいってことだよね。
確かに一気に現実に戻らされる気持ちでお金くださいって。
ただでさえ現実に戻るのに
追い打ちでじゃあお金払ってくださいみたいな。
最後は他人に投資するってやつ。
投資ってどうしてもお金がたくさんある人の感覚に近くなってしまうかもしれないけど
でもこれって貧しい国でもちゃんと調査をしてて
子供でも調査をしてる。
誰かに何かお金を渡すとか
それは例えば小学年を渡すと幸福感が増すって言われてて
これはアフリカとかでも実験してるし
子供のキャンディーを人に渡すとかでも実験してるし
とにかく誰かに何か渡すっていうことは
すごい幸福感が増すってことだよね。
だから人のためにお金を使ったりするっていうのは
自分自身のために使うよりも
ちょっと幸せになれるって話。
だから嬉しのも俺に1000万くらい貸してっていうか
投資してほしいんやけどさ
これは俺が1000万円欲しいからじゃないよ。
嬉しのが幸せになってほしいから
1000万円くらいちょっと欲しいんやけど。
分かった。じゃあ1000万円貸すから
じゃあ僕に2000万円貸してください。
そうすると中坂さん倍の幸せを得ることができます。
それって堂々みぐるずっといかへん。
だから常に幸せになり続けるっていうところで
あれですよ。最後に貸せなかった人いるじゃん。
例えば中坂さんに2000万円俺が借りるでしょ。
あと次中坂さんに4000万円貸さなきゃいけないんだけども
お金がないから貸せないんですよそこは。
そうすると私は4000万円貸せなかったことで
幸せになれなかったんですね。
でも中坂さんは2000万円貸すことで幸せになれるんです。
だから僕に2000万円貸してください。
じゃあやっぱペテンシーになった方がいいよね。
まあそんなことでさ
お金の使い方によって
幸せになってくるんじゃないかっていう話だよね。
この話まだ終わりじゃない?
これは今からこの本からちょっと話が外れるんやけど
一番最初に前書きで載ってた
この人たちをそもそもこういう風に考えた
そもそもの原点は
ある一定のところまで収入が来ると
それ以上幸福感上がらんっていう話だったよね。
この著作が出たのが2014年。
今度は2021年に
今度はペンシルバニア大学で
本当に収入が上がると幸福度が上がらないんですか?
って疑問に思った
27:00
マシュー・キリングワースという人が
今度は33,391人に対して
幸福感と収入の調査をしたんだよ。
そしたらびっくりすることに比例してたんだよね。
あれちょっと待って
あの偉大な2人が発表した論文と
全然俺の合わへんやけどってなったね。
それで今度はその2年後
つまり今年なんやけど
一番最初にその論文を発表したカーネマン
名誉教授だったけどカーネマンさんと
あとはこのマシュー・キリングワースさん
そしてあとバーマラ・ミラーズさんっていう
ペンシルバニア大学の教授なんやけど
この3人の名前が載った論文が発表されて
何で合わなかったのか原因が分かりました
っていう論文が出たの。
それは幸福度がもともと低いグループ
20%っていうのは
ある程度までいったら頭打ちが来るんやけど
もともと幸福度が高い人は
年収が上がるほど幸福になっていく。
それって今の話から言うと
お金の使い方が上手いから
お金が増えていくと
その使い方がどんどん上手くなって
幸せになる。
そうとも言える。
使い方が下手な人は
とりあえず家とか車とか
そういうものを買ってしまうから
それだけだと頭打ちになって
幸せになりづらいよみたいなことなのかな。
そう多分ね
そういうことなんかなと思って
それってねこの本に書いてあった
幸せがお金で買えないと思っている人たちは
この使い方なら幸せになれるっていうのを
ずっと信じ続けてる人
そしてそもそも自分にとっての幸せって
何っていうのを
本当に分かってない人たち
だからそこの本の最初のところと
繋がるよねここでね。
だからこの本から学んだこと
あとはこの一連の論文の総動から
学んだことっていうのは
より幸せになりたいなら
自分が何をしたら幸せなのかっていうのを
常に追求してから
幸せになるやんってことだよね。
お金に使われるんじゃなくて
お金をどうやって使うか
そして自分の人生っていうのが
どういうふうになりたいのか
それに対して今使えるお金がいくらだから
これを使ってどう幸せになろうか
っていうことを考えていくってことなのかな
そうそうだからそういうことだと思う
それが常に考えられない人は
多分収入が増えると
そこで頭打ちが来てしまうよね
なるほどな
なんかその消費のやり方がちょっと間違ってたりとか
例えばすごい寄付とかした方が幸せになれるのに
自分のために何か使ってみたりとか
そういうふうにするとやっぱりね
人間の欲って全然もう上限がないから
だからそれであんまりこう
思考幅度が上がってこないってことや
非常に興味深いねこの一連の論文
でもさノーベル賞を取ったその教授たちさえ
30:03
自分の論文が
こういうとこがちょっと足りませんでした
っていうのをもう一回発表するっていうね
気概もねこれはすごいなと
すごいねそれねもう一回ちゃんと調べ直すっていうのも
すごい
でそれにさ
それに迎合せずにさ
いやそれでも言うけど違うんじゃないって
発想で調査をするっていう人もすごいし
それを認めて
自分の名前を載っけてその論文に
いやいやここが違ったんやごめんみたいなね
すごい言うちはすごいよね
すごいいや行動経済学ってさ
再現性がすごい難しいって言うじゃん
だからそういった点でもこう調査を継続させていく
一回出してそれで完成じゃないよ
もっとこういろいろ
突き詰めていく必要あるよって思うのは
すごいですよね
と思う
で行動経済学って学問自体がそんなに歴史がまだない
そういう学問としてできたっていうのはね
非常に面白くってやっぱり
行動経済学って分野として非常に
なんかこれからもね
その関連の本をたくさん読みたいなと
いやいいですね
という話でした
幸せはお金で買えるだっけ
幸せはお金で買う五つの授業
幸せはお金で買う五つの授業
今度読んでみますね
この本の中にもっとなんか細かい例が書いてあって
これ俺らの例を使ったけど
実際に調査した例とか
世界ですごく有料企業と言われてる企業の人たちが
どんな風にして社員に福利構成とかで
幸福感を上げるようにしてるか
そういう施策とかもね
結構この本に細かく書いてあるからめっちゃ面白い
楽しそうだね今度読んでみますね
読んでみてください
でも嬉しいのは幸せだから別にいいんじゃないかな
僕はねお小遣い制だから
お金に限りがあって
その中でどう使うかっていうのを考えなきゃいけないんで
大事だもんね
来年こそはバンジージャンプ一緒に行きましょう
そうねぜひ行ってまた
おじいちゃんになった時に楽しいねって語り合いましょうね
そうそうVU電話を作りに行きましょう
そうだね
ってことで持ち時間10分は軽く無視して
2人とも喋ってましたっていうような状態になりましたけど
俺10分でしょ
俺のが長かったっけ
ちょっとちゃんと見てないと
まあまあでもねしょうがないねって思うんだけど
2人でチャチャ入れ上げながらね喋ってたんで
いやいや本当だ
でもね楽しかったね
これからもねまだあの
俺ら2人ともかなり本読んでるみたいだから
そうだね
たまにねやっぱり人に紹介されないとさ
絶対ていださん本っていっぱいあると思うからさ
いっぱいある
それはいいよね紹介し合う
何かテーマを決めてまたやりましょうかね
こういうテーマを決めてやりましょう
はーい
じゃあ番外編はこんなとこかな
以上です
もしこれでご意見とか
33:01
こんな本がおすすめっていうのは
もしある方がいらっしゃったら
ぜひDMなり
お問い合わせフォームで教えてください
はい
あとラーメンズの読書対決めっちゃ面白いんで
詳細欄に貼っておきますから
ぜひね
見てください
それじゃあね次回もお楽しみに
バイバイ
33:32

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