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2024-01-17 31:21

【#15健康保険】瀕死の健康保険を救うのは誰!?〜世界と比べてわかった日本の健康保険の素晴らしさと、苦難の歴史〜

▶️今回のエピソード

健康保険って、実はこんなに奥が深いんです!今回のエピソードでは、日本の国民皆保険制度についてだけでなく、アメリカやヨーロッパ諸国の健康保険制度も解説。その違いや特徴を掘り下げつつ、健康保険の現状や将来について深く考察しています。一般的な情報だけでなく、パーソナリティたちのユニークな視点から生まれる興味深い議論が番組を彩ります。

▶️ダイジェスト

ウレシノさんとナカセコさんが、健康保険の基本から始まり、イギリスやドイツ、フランスといった国々の健康保険制度を紹介。そして、日本の健康保険の歴史を振り返り、財政難や少子高齢化といった課題に直面している現状を明らかにします。さらに、将来の健康保険の在り方や個人の健康管理についての提案を行います。

リケダン健康論は、堅苦しい医療論よりも、親しみやすい雰囲気で、リスナーと一緒に考え、学ぶことができる番組。健康に興味がある方や将来の医療制度に興味を抱くリスナーにとって、必聴のポッドキャストです。健康リテラシー向上と共に、笑いと知識を取り入れたリケダン健康論で、あなたも健康のプロに一歩近づいてみませんか?

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▶️参考文献

海外の救急搬送について

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/kento169_08_shiryo-01.pdf#page=19

国民皆保険の歴史

https://www.med.or.jp/people/info/kaifo/history/

戦前の健康保険

https://japanhpn.org/ja/historical-1/

揺らぐ健康保険組合 誰が医療制度を支えるのか

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/483412.html

協会けんぽの財政

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/honbu/event/kohoshizai/12_sogo_zaisei.pdf

国民健康保険の財政

https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001121231.pdf

日本に関する統計(Google Data Commons)

https://datacommons.org/place/country/JPN/?utm_medium=explore&mprop=fertilityRate&popt=Person&cpv=gender,Female&hl=ja

内閣府 健康・医療推進戦略本部

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/suisin/ketteisiryou/kakugi/r030406senryaku.pdf


00:09
あのさ、中瀬子ってさ、健康保険入ってる? もちろん入ってるよ、そんな。おー、あるね。さすがだね。
さすがって言うほどのことなの、それ。 いやいや、それでもさ、日本の健康保険ってめっちゃ充実すると思わへん?
めちゃめちゃ充実してる。もうね、アメリカレッスン出た時にね、痛感した。 そうやろ。健康保険のその保険証持ってくるとさ、使えるやつやけか、普通の病院行けばさ、3割負担で済むし、
高額な医療費は上限決まってるし。 最近はね、健康保険ちゃうけど、子供の医療費って全くかかんない自治体ってほとんどやんな。
ほんとやんね。中学校3年生までは医療費がタダですとかさ、そういう自治体ってものすごい増えてるよね、今。 そう、うちはもう高校まで無料になったよ、今。
すごいね。なんか心配なんやけどね。 今日はそんな話なんやろ、たぶん。
さあ、先に言うのやめてくれんねん、ちょっと。 ともかくさ、この健康保険、日本人みんな入ってんねんやけど、これに入ってたら医療保険に入り必要ないよねって、お金の話してるインフルエンサーとかユーチューバーとかいっぱいおるんやんね。
そうなんや。 日本人の平均寿命が長いのも、おそらくは健康保険のおかげやと思っても差し支えないと思ってる。
ただね、この健康保険、すでに破綻の危機に瀕してるっていう話なんだよね。 やっぱりな。
そう、さっき中坂が本当大丈夫なん言ってたのがそこなのよ。 でもさ、年金ってなんかこう、俺らその年代になった時にもらえへんとかってよく聞くけど、健康保険ももう破綻しそうな感じってことでいいの?
それをね今日はゆっくりと話していくんで、期待してください。 期待してます。
よし、じゃあ早速やっていきましょう。理系団健康論。
理系団健康論は人事総務嬉野とカイロプラクティックドクター中瀬子の理系男子2人が健康に関するトークをしながら、リスナーの皆さんと一緒に健康リテラシーを高めていく番組です。
皆さんこんにちはパーソナリティーの中瀬子です。 同じくパーソナリティーの嬉野です。今日は嬉野がメインスピーカーを務めていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
お願いします。 中瀬子さん、病院って結構行く?
俺が一番行く病院はね、歯医者さん。 クリーニングとその時なんか見つかったら治療みたいな。
それどれぐらいで行ってんの? クリーニングはね、3ヶ月に1回。
もちろんあれだよね、健康保険使ってやってると。 もちろんもちろんもちろん。
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いいですね。 私なんか全然行かへんからさ。
しばらく自分は病院かかってないな。 全然行かへんの? 全然行かへんな。
でもそういう人がいないとね、みんなが使ったら悪いことになるもんね。
そうやね。 でもさ、俺ね、アメリカにいた時って健康保険の仕組みって日本と全然違うんやけど、
その日本って健康保険を使わない人に、なんで割引がないの?って思う、いっつも。
なにそれ、アメリカは割引があるの? ない。でもさ、皆さん一応に支払ってて、使う人はめちゃめちゃ使う。
使わない人は嬉しいのみたいに全然使わないってなると、 払ってる人でさ、使わない人ってさ、
特典なんもないの?って思うね。 でもそれはさ、逆を言うと、本当に病気の人がたくさん使うと、
保険料がね、使わない人がいっぱい特典があるとさ、 使ってる人はどんどん高くなっていくって逆説も発生するわけですよ。
- まあそれに、いや割引効くから病院我慢しようっていう人も出てくるかもしれないよね。
- まあその辺がね、今の日本が硬直しているところかもしれやん、というところかもしれないな。
いきなりこの辺のね、愚痴っぽいところから入ってるんだけど、 ちょっとね、健康保険の基本的な内容からちょっと話をしていきたいと思う。
日本はね、今さっき中瀬子も入ってる、当たり前やんみたいなこと言ってたけど、 国民皆保険、国民のみんなが保険に入るっていう風な制度なわけですよ。
中瀬子みたいな自営業の人は国民健康保険に入ってるし、 あと自分ね、会社員が入ってる保険は、
費用者保険、いわゆる職域の保険ってやつに入ってるということで、 日本人は何らかの健康保険に入ってると。
これってさ、世界的に見て当たり前のことだと思う?
そんなにいろんな世界のことは実際知識がないんやけど、 でもアメリカでは民間保険がもう一般的。
例えば大工の組合とかなら、組合と契約してる保険会社に入るとか、そんな感じ。
で、一時期オバマケアとかで盛り上がってたけど、あれはもう別に国民皆保険ってわけではなくて、 民間保険へみんな加入しようぜっていうキャンペーンやったよね。
障害者の人のためのメディケイドとか、 あとはその高齢者のためのメディケアみたいなのはあるんやけど、
でも一般的に保険、健康保険って言ったらもうね、民間の保険。
そうなんだよ。アメリカってさ、唯一先進国の中で国民皆保険じゃない国なんだよね。
それは知らんかった。
で、それ以外の先進国は基本的には国民皆保険なんだけど、当たり前のように日本と同じ制度ですよってわけじゃなくて、国によって微妙に違ってる。
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で、ちょっとまぁ紹介していこうと思いますね。
興味深いね。
例えばねイギリス。イギリスは昔からものすごく社会保険、社会保障に力を入れてた国で、
NHSって呼ばれる国民医療制度。これによって原則無料で医療を提供していると。原則無料ってすごくない?
日本でもね3割負担とかだからね。
でもここにね微妙にからくりがあって、かかりつけ医の紹介がないと他の病院には診察してもらえないっていうことなんね。
だからまず例えば熱が出ましたって言うと、ちょっといつもと違う熱であって、もう1回かかりつけ医に行って、その後に大きな病院を紹介してもらうっていう形。
しかもねこのかかりつけ医もやっぱり予約が取りづらいっていう状況が続いている。
じゃあどうすんのって緊急の時どうすんのっていう話になると、自由診療をやっている病院もあるにもあるんだけど、
ここはそのかかりつけ医を経由しないから保険が使えないっていうことで多額の医療費金額が必要になってくる。
そんなのがイギリスの状況。でフランス、フランスはねここも基本はかかりつけ医の診断が必要になってくると。
で日本でもさ例えば大学病院なんかはさ紹介所が必要な病院も結構あるじゃん。
だけどいわゆる総合病院ここはそんなに断られないということで受診することができると。
なのでねかかりつけ医皆さん持ってると思うんだけどそこを一回経由する必要というのはないってことかな。
次にドイツですね。ドイツはここは日本に一番近い感じかな。
だけど救急車を呼ぶと料金がかかりますよということで。
医師の処方がない場合だいたい100ユーロから600ユーロだから最大で9万円ぐらいかな。
これが車両とか治療内容って違うんですよね。
で意外とこの救急車を呼ぶと料金がかかるっていうのはフランスもそうだしスペインオーストラリアなんかもかかると。
でかかんないのは日本とかイギリスぐらいかな。
ちなみにね民間の救急車っていうのも存在してるんだよね。
救急車に民間があるっていうのはちょっと日本に生まれた人の感覚にはないよね。
そうでしょ。日本にも一部民間の救急車あるんやけどさ。
サイレン鳴らしちゃダメとか緊急走行ができないんだよ。
権限がないってこと?
そうそうそう。だから何のために存在してるかっていうと病院から病院へ転院する時とか
09:05
例えば最後は家で最後を迎えたいみたいな人のためにそういう専用の民間救急車で運ぶっていうのが結構あるのかな。
あとは旅行の時とかね。
だからちょっとね救急車って言われると違うのかなっていう感覚はあるかな。
ただ逆を言うとね、世界で民間救急車が普通にあるっていうことは民間が運営しても採算ベースに乗るってことなんだろうね。
ああそうか。
さてさっきね冒頭にアメリカの話も出てたんですけども
アメリカでは盲聴で入院すると1万ドルが請求されたりするという噂が結構流れてきてたり
とにかく医療費が高い高いと言われているアメリカの医療費でございます。
はい高いです。
もちろん救急車も有料です。
さあここで質問です。
中坂さんニューヨーク州、一番物価が高いところだね。
ここで救急車を呼ぶといくらかかるでしょう?
これはニューヨーク消防局による搬送の場合を想定してください。
アメリカにも出たからさ、なんとなく感覚はあって
例えば医師が同乗する場合と同乗しない場合で1があったりとか
救急隊員が一緒に乗っている乗っていない場合でオプションで値段が変わったりすると思うけど
ニューヨークだったらめっちゃ高そうやで
距離によっても違うよね向こうはなんかタクシーのメーターみたいに
そうだな、でも1200ドル
1200ドルって
15万ぐらい
お、いいとこついてるね。さすがアメリカ済みだったな。
ちょっと問題ミスったかもしれない俺
正解はまさしくそれぐらいの金額で
ああそうだやっぱり高いね
まず救命士がない場合
救急救命士がいない場合ねこれだいたい10万円ぐらい
そんで救命士が一人ついた場合は
だいたい18万から19万ぐらいかな
でもちろんオプションもございます
呼吸が苦しいですね酸素を投入して欲しいですか
病院まで我慢します
我慢しますかじゃあ1万円得しましたね
その代わりあなたの命はないかもしれませんと
そんなこと言ってられやもんね
そうそうで病院までもねさっき中坂言った通り
メーターで距離が変わるので
これがだいたい1キロあたり1000円ぐらいかかってくると
20キロあれば2万円かかりますということでですね
20万ぐらいかかっちゃうのかなだいたい
いやーすげーな
まあただもちろんこれってさ
民間保険でカバーできる範囲でもあるわけですよね
ただこの辺は中坂の方がひょっとしたら詳しいかもしれんけど
民間保険っていうのもさカバーできる範囲とできない範囲がある
ある
どこそこの組合の保険はいいけどどこそこの組合の保険はちょっと弱いから
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救命士なし呼ぶ場合は保険使えるけど救命士いるときはお金かかりますよと
そんなことが結構あったりするんじゃないかなというところですね
非常に高額なとこになっているということで
アメリカのというかニューヨーク州で救急車呼ぶときというのは
皆さん注意してくださいというところですね
まあこれは余談なんやけど
アメリカに住んでるときってみんな救急車全然呼ばんくて
みんな自分の車で行くよね
なるほどやっぱりそうなんや
でもそういうのを見てて
国と違う国に住んでみて比較したときに
でも日本の救急車だって絶対経費かかってると思うよね
めっちゃかかってるよ
そうやろだからさそういうのまでサービスのうちに入れ込んでしまうっていうのはさ
やっぱこう世界と比べて日本の健康保険というのが
いかに住んでる人にとって優れているかっていうのが分かるよね
そうでしょ本当にこのね
分かる
そうこのね日本の健康保険っていうのは本当素晴らしいと思ってます
健康保険なんだけどちょっと歴史の話をしていくと
日本で完成したのは健康保険がねみんなちゃんと入りましたっていうのが完成したのが
1961年昭和36年ですね戦後しばらく経った頃なんだけど
あれ意外と最近やな
そうやろこの1961年我々生まれる前だけどさ
うちらの親世代がどうだろうね小学生とか学生ぐらいの頃の話なんかなひょっとしたら
ちょうどこの時期何があったかというと1961年は
三重県で言うとナバリ毒ブドウ州事件それからね日本で言うと第一次西成暴動
あと世界で言うとジョンFケネディが大統領に就任した年とか
あとはナチスの残党のアイヒマの裁判があった時それぐらいの時期だね
なんかさすごいなんか自分の大好きなイベントを並べてるけど
俺もアイヒマの裁判はめっちゃ興味深いけど
ちゃんとwikipediaで調べたからこれは
ああそうだよね
あといろいろあったけどあとねベルリンの壁ができたのがこの時ぐらいかな
ああそんなんないよ
まあまあとにかくね健康保険に全員入ってから
60年ぐらいちょっとしかないのよ歴史が
でこの1961年より前は
だいたい人口の3分の13000万人近くっていうのはこの公的医療保険に未加入だったの
ああ3分の1も
そうでなんでそんなんだったのって言うと
実はこれね歴史としてもう少し古くて
この国民会保険これはね1938年から法令ができたんですよ
15:01
みんな入りましょうっていうことで
まさしくね第二次世界大戦太平洋戦争の頃に始まったんだね
なんだけどなんだけどね自治体ここは任意で設立っていう風になってたから
戦争の最中なんで設立しない自治体も多くあって取り残しが発生してたというところ
ああそういうことだだから最初スタートラインがもうみんな任意ですよってなったから
うちはやりますうちはやりませんとか混乱しててもう忘れてましたとか
お金ありませんとかなんかいろんな事情で足並みが揃ってなかったってことね
そう揃ってなかったでもその中でね職域保険いわゆる会社員が入っている保険ね
ここはねもう1934年に5人以上の従業員雇用している会社は絶対入りなさいという制度が決まったと
こういった制度って国が先行すると思いきや
実は民間の企業の方が厳しい罰則があって加入が促進してたとそんなような歴史があります
へえそうなんや全然知らんだな
でさあ今でこそさこの健康保険っていうとみんなが健康で長生きして
幸せな生活を送れるように幸せな国が送れるようにっていう風な目的じゃないですか
そうだね
そうでも1938年戦争真っ只中ですよ
なぜこの時期にこんな国民会保険をやったと思う
ええなんてやろう
だからみんなどんな人が戦争に行けて戦争に行けないかを把握するため
ああそれ近いね
そこも一つなんだけどそれ以上に健康な人がたくさんいないと戦場にね兵士を送れないと
ああなるほど
ちゃんと医療を受けて健康な体ですくすく育ち
戦場に行って立派に戦ってこいとそういったような目的からこの1938年に法令が制定したというところなんですよね
そういうことなんやね最初の動機としてはね
そうそうそう
でこれがね1961年にみんな入りましたということで
どんな特徴があるかというところをいくつか列挙していきたいと思います
これ今みんな入っている保険も全く一緒です
まずね国籍を問わずに日本に3ヶ月以上滞在する場合は
これは加入の義務がありますこれみんな入ってくださいということです
どの公的医療保険に加入するかは
加入者の職業年齢居住地域によって決まるから国民に選択の余地はございませんと
あなたはもうこの保険ですよって決められるってことね
自営業だったら国民健康保険だし
自分のような働き人だったらその会社がやっている健康保険組合の保険に入りなさいと
それから自分の判断で医療機関とか受診頻度を自由に選択できる
これフリーアクセス制度って言うんだけど
自分の判断で好きな病院に行けますよという制度がこれ日本の特徴
18:02
それからね医療費の自己負担率日本人3割の人が多いんだけど
これは医療保険制度間を通じて同じです
だから国民健康保険と俺が入っている保険は同じ割合で医療費は一緒ですよということです
それからねこれがね一番いいポイントなんだけど
自己負担限度額を超えた場合医療費が助成されるということで
高額の医療費がかかった場合は最大で9万円ぐらいまでに
マックスの支払いは抑えられる
100万円かかっても9万円でいいですよと
3割負担100万でも9万円でいいですよという制度
これは非常にありがたいところかなと思います
これは実際にね僕の妻が手術をした時も非常にお世話になりました
高額医療制度っていうのはものすごいすごいと思う本当に
これ余談なんだけど
自分の子供が赤ちゃんの時に入院したんですよ
その時も高額医療制度がかかったんですね
だから保険金の完付が行われたんです
ただね自己負担額が一定以上超えた場合に完付されるじゃないですか
ところが私の住んでた自治体は子供の医療費が無料だったので
もともとね
なぜか健康保険組合からプラスでもらえちゃった
ちょっとこれどっかに電話して報告した方がいいですか大丈夫?
これちゃんと自分の保険組合に話をしたよ
ちょっともらいすぎてますから何とかしてくださいっていうことで話をしましたんで
お返ししたと
返したか返してないかはちょっと覚えてないかな
覚えてない
犯罪者はみんなそうやって言うんだ
記憶にないなぁ
それからねもう一つかな特徴があって
保険の制度によって疾病予防とか健康促進プランに多少の差はありますけど
給付内容は原則として同じですよと
例えば入院費とか処方薬とか訪問介護などは一緒のことが受けられると
微妙に違うところがあると言ってるんだけど
これって例えば自分の入っている保険組合は
人間ドックも3割負担でいいですよという制度があったり
年に2000円分だけ例えば風邪薬とか
絆創膏とかそういったものを無料でもらえますよということで
だいたいみんな同じ保証を受けれるんだけど
一個だけ違うとこがあって
国民健康保険には消費用手当金がないんですね
ないね
あのサラリーマンなんかだと
1年間ぐらい会社休みますって言うとね
消費用手当金ということで
いわゆるお給料のだいたい3分の2ぐらいかなが
毎月支給されてると言うんだけど
これ残念ながら国民健康保険ないと
であそうだもう一個だけ違うとこがあるな
あの保険料の負担割合かな
あー違うね
これが全然違う
サラリーマンって半分は会社が負担してくれる
21:00
サラリーマンにかなり優遇されたような制度にはなってるかなと
でここからね負担額の話をしたいと思いますけど
今3割負担っていうのが当たり前の状況じゃん
医療費の3割負担なんだけど
これできた時っていうのは定額だったんね
1961年は定額でしたと
1回あたり500円とか1000円とかなんかちょっとわかんないけど
決まってましたと
で1973年に70歳以上の医療費がタダになりますと
1984年に現役世代は1割10%負担してください
97年には20%に負担してください
で2003年に30%負担してくださいということで
徐々に増えていってると
今でも高齢者はね一定の負担の割合を担っている人もいるかなと
このさ負担額が増えてったっていうことは
もちろんプールしているそのお金がだんだん厳しくなっているってことなんよね
そういう解釈でいいよね
そうだね
あの国民に負担を求めるってことは厳しくなってきているっていうことですね
さてでは問題ですね
我々が毎月収めている健康保険料なんですが
これは健康保険組合で運用されていますと
で中瀬子さんは国民健康保険に入ってますと
いうことでこの国民健康保険赤字でしょうか黒字でしょうかさあどっち
3割にしたのが2003年でしょ
そう
そこから20年間とりあえず変わってないということを見ると
まだギリ黒字
ギリ黒字ってきましたか
それがね意外と黒字なのよ
意外と黒字なんや
そう
ギリでもない
例えば令和3年度だから2年前か
2年前は収入が23兆9988億円
この時点ですごい金額なんだけど
約24兆円です
でそれに対して支出が24兆461億円ということで
ちょっとここは赤字だったのかな
令和3年度が
そう
でもう1年前の令和2年度
ここはね2050億円ほど黒字でしたということで
利益率が1%ですね
おー意外となんかいいね
あとしばらくは3割でいけそうな感じだね
そうやろ
あの一番最初に破綻の危機なんて
言った割には意外といい感じちゃう
なんか数字見た感情はそんな風に見えるね
なんだけどさ実はここにトリックがやっぱり隠されてるんですよね
トリックが
そうそう
えっとねこのさっき約24兆円の収入がありますっていう中で
日本国とか市町村からの交付金も入ってますと
24:00
これがだいたい4200億円
おっと
そう
で令和2年度実際には2000億ほどの赤字なんですね
もちろんねその4200億円国から出してるっていうところが
税金が使われているっていうことを考えると
ちょっと厳しいんじゃないのっていうところもあるし
でさらに言うと
いわゆる中小企業が加盟している
協会憲法と言われる健康保険組合
ここには国とか市町村からの交付金が
なんと1兆2000億円出されてます
めちゃくちゃでかい
でかいね
そこそこ大きい会社が作っている健康保険組合
これをまとめてる憲法連っていうのがあるんだけど
そこは赤字額が5600億円になってますということで
なんで赤字かっていうと
これ国に納めてるというか
健康保険組合国民健康保険か
そこに相当額を納めてるんで赤字になっていると
赤字分はもちろん企業の利益分から
補填をしなきゃいけないというところなので
ざっくり言うと年間2兆円ぐらい
これが保険料以外のところで賄っているっていうのが
実情なんですよね
これ原因何だと思う?
それは働く人数が減ってるってことだと思うから
収入が減ってるってことだもんね
だから支出が多いのでつまり少子高齢か
それが一つのファクターだと思うんだけど
でも少子高齢かって当たり前の状態というか
そうなるの見えてたじゃん
見えてたね
人口減るのって1970年代後半からやから
こうやって分かってても
抜本的な対策ってこなかったっていうのが
本当の原因なんちゃうかなっていうふうには思ったりするけどね
なるほど
でもそれ以上踏み込むとこれあれやで
ラーメン屋でテレビ見ながら愚痴ってるおっさんの
政治的な話になってきてる
居酒屋談義みたいになってくるな
そうそうごめんね
たださ前俺がスピーカーやった
ウェルビーングの時も同じようなこと言ったんやけど
健康保険っていうのはさ
やっぱりこれも一緒で目的じゃなくて
何かの目的を達成するための戦略だと思ってるんで俺は
だから人工動態が変わるんだったら
今まで当たり前と思ってた全体が変わるんやからさ
戦略も変えていかないといけないんじゃないかなというふうに思うので
やっぱりこの健康保険っていうのも
そろそろ何かの仕組みを変えていかないと
本当に破綻するんじゃないかなと
それこそ3割負担4割負担って
ごまかしながらやっていくっていうのも限界来るんじゃないかなと
いうふうには思ってるんで
ただどう変わるかはこれからわからんけどさ
27:02
少なくとも今より負担が減るってことはなさそうだよね
そうやね
だからこそ健康リテラシーを高めて
病院に行って医療費を使うっていう頻度を下げる必要があるよね
だから自分の健康っていうのは
それが集まっていけば引いては日本の健康っていうことになってくと思うから
そこのポイントが大事なんじゃないかなと思うね
なんか俺の決め台詞を取られた気がする
でもさちょっと試験があるんやけど
それちょっと一個だけ言わせてもらっていい?
確かに日本って自分の健康を人に任せてるとか
委ねてる的なところはあると思うよね
病院にすごい頻度で行ってみたりとか
なんかこれ行かんでもいいのになっていうのに利用してみたりとか
でそれってじゃあアメリカみたいに介保険がなくなったら
みんなどうなんのかなってちょっと興味はあるけどね
行くのすごい医療費高くなったら
行くのやめるのかなとか
医療費高くなったら
あんまり効果を出せない病院であったりなんであったりもそうなんだけど
まあ潰れていくんじゃないかなとか思うけど
でもやっぱりさ
自分の健康を自分の責任を持って維持していくっていう考え方を
もっと浸透させるべきなんじゃないかなって俺は思うな
なるほどな
たぶんそういうとこなんだろうと思うんだよね
で健康保険より先にさ
年金って本当に破綻の危機だってずっと煽られ続けてきたじゃん
ヤバイヤバイっていうことで
だから最近ほらニーサとかイデコとかできて
徐々に個人の責任に変わってきたと思うよね
そうだね本当
だからさっき中坂言った通りこれと同じことがさ
次は健康保険の分野でも発生すると思うんですよ
だから聞いてる皆さんも今から健康もそうだし
いわゆる人員保険でどこをカバーしていく必要があるんだということで
例えばこれ60歳になってから入るんじゃ遅いということがあるから
今のうちにというか自分たちは40歳ぐらいなんだけど
それぐらいの年になると将来見据えた中で考えていくっていうのが
必要になってくるのかなというふうに思うので
皆さんもしっかり考えてほしいなというのが今日のメッセージですね
なるほどね
なんか考えさせられたね考えさせられるテーマやなこれね
ちょっと自分の人生をどう考えていくかも重要になってくるテーマだと思うんで
一つ健康保険って当たり前のように享受してるけれども
これは実は当たり前じゃないんだというところをわかってほしいなというので
今日このテーマを選ばせていただきました
30:02
はいということで健康保険はこんなところで終わりたいと思います
ありがとうございました
ではでは中坂さん次のテーマはどうしましょうか
次回のテーマはもともとのメインストリームに戻りますけども
今の時期って病気にかかりやすいというか
コロナとかインフルじゃなくても風邪になる人も結構多くて
次回はちょっと風邪の話をしたいなと思ってます
で風邪ひきやすい人とか
なんか体調崩しやすい人とか
あともう全然なんで全然風邪ひかんみたいな人も
いろんな人にちょっと聞いてほしいなと思ってます
ということで次回は風邪ということで
皆さん期待してください
じゃあ今日はこんなところで終わります
どうも皆さんありがとうございました
ありがとうございました
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細部まで説明できない箇所があること
また情報には諸説あることをご理解のほどお願いします
31:21

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