Michael Hasegawaでございます。今日はですね、グリップにお話をしていきたいと思います。
握る方ではなくて、このゴルフクラブについているグリップの話ですね。この話をしていきたいと思います。
グリップといってもですね、結構大事でして、ゴルフクラブという用具と自分の体を結ぶ接点でありますので、
すごく重要というか、フィーリングの上でも重要ですし、機能的な部分でも重要になってくる。
ただね、新しければいいという考えだとちょっともったいないなという話なので、今日その話をしていきたいなというふうに思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。このディパーチャーゴルフアカデミーはですね、4Sプログラムといってラウンドレッスンであったり、
合宿などを多数開催しております。こちら概要欄の方にですね、開催の状況とかですね、貼ってありますので、興味のある方はですね、
そちらを覗いていただければなと思います。この夏とかね、秋、この秋口に向けてしっかりとコースでですね、
実地のレッスンを受けるという部分が非常に有意義な時間を過ごせるよう過ごしてもらえるのではないかなというふうに思いますので、
ぜひよろしくお願いいたします。はい、そんなわけで本題に入っていきたいと思うんですけど、グリップですね。
グリップといってもいろんな形状のものありますよね。皆さんどういうグリップをお使いでしょうか。
いつも私はこれとかね、決まっている方もいると思いますけど、いろんな観点ありますよね。
特に女性の方だとピンクがいいとかですね、これ可愛いみたいな考え方もあると思いますし、
人によってはこれがこうじゃなきゃいけないみたいなね、こだわりがあると思います。
その話をね、そもそもそういう話を知らないかもしれないので、その話をしていきたいんですけど、
グリップっていうのは、まずはですね、この形状で言うとバックラインあり、バックラインなしっていう話があります。
で、握った時に指の関節のところに当たる、だからグリップで言うと裏側ですよね。
真上から見たのが下の方になるんですけど、そちらの方が膨らんでいる。
握りやすいように、そこに指先が引っかかるように膨らんでいるグリップがあります。
これをバックラインあり、バックラインって言ったらバックラインが入っているとかね、バックラインありって言うんですけど、
そんな感じがあります。あとはバックラインなしっていうものはもう完全に丸です。
丸いグリップです。だからどこをどう握っても丸く感じるということですね。
どちらもメリットとデメリットがあるんですけれども、バックラインが入っていた方が手でグリップの形を感じますから、
グリップがまっすぐ入っていればですね、毎回同じようにグリップのポジションが取れるということですね。
例えば丸いグリップだと、仮にちょっと開いてたり閉じてたりしても、グリップの中では手の中では気がつかないわけなんですよ。
なので、一定に握りたいよっていう方はバックラインを選ぶと。
バックラインなし、丸いですね、まん丸グリップのメリットっていうのは、逆にさっきの逆ですね、フェースを開いたり閉じたりしやすくなります。
バックラインが入っていると、開いたときとかにバックラインが気になって、ちょっと振りにくくなってしまったりするんですよね、開いたり閉じたりするときですね。
なので、結構このバックラインありなしっていうのは非常に重要になってきます。
じゃあ私どういうふうにしてるかっていうと、ドライバーショットであんまりフェースを開いたり閉じたりしないですよね。
アイアンもそうです。アイアンも開いたり閉じたりあまりしません。多少しますけどね。
昨日のRAFの話もそうですけど、基本はアイアンとドライバーはバックラインありを選んでたりします。
ウエッジ、例えば僕の場合は52、56っていう流れで入ってるんですけれども、それはバックラインなしにしてます、丸くしてます。
っていうのは、ウエッジに関してはバンカーとか開いて使ったりすることが多いので、バックラインがあると逆に邪魔になってきますね。
なのでバックラインなしを選んでます。
そんな感じでセットの中でも全部同じにしなきゃいけないってことはないので、
そうやって自分の好みに合わせてバックラインありなしっていうのを選んでいただけるといいかなというふうに思います。
あとはコード入りか入りじゃないかっていうと、
このラバーでできてるんですけれども、グリップにコードが入っているものがあるんですよ。
コードが入っていると、握ったときの質感は当然硬くなります。
コードがないとソフトに感じます。
今みなさんほとんどの方がコード入りを使っている方はあんまり見なくなったなという感じがしますね。
私はタイガウッズ世代というか、タイガウッズと同年代くらいなので、
タイガウッズがコード入りのグリップを使っていましたし、
僕自身もゴログ始めたときからコード入り、結構ガチガチ硬いグリップを使うのが好きだったので、
あまり柔らかいとショットしたときに中でグニャって動く感じがしちゃうんですね。
動いてないと思いますよ。動いてないと思うんですけど、
あまり柔らかいグリップをしてしまうと動く感じがするので、
僕はどっちかというと硬めなコード入りを選んだりするので、
この辺りは好みになるかなというふうになります。
柔らかく握りたいという方はコード無しですし、
ゴツゴツした、ガッチリした方がいいという方はコード入りを選んでいただけるといいかなと思います。
あとはグリップでいうと、形状の話もしたんですけど、
太さかな、太さの話をしましょうか。
グリップの太い、細いってあるんですよ。
これはもう各ブランドいろんなものを出しています。
傾向としてあまり握力がない、特に女性の方とかね。
あと手が小さいですから、細めの方がもちろんいいですね。
太めの方がいいという方は、結構握力があって、
ちょっと力が入りすぎてしまう方とかっていうのは太めがいいです。
僕が開発したウェッジがあるんですよ。
まだ売りにもしてないんですけど、
今在庫で持っている5本作った幻のマイケルウェッジというのがあるんですけど、
これは極太グリップが入っています。
なぜならウェッジとかアプローチが苦手な方向けに作ったウェッジなんですよ。
見た目はすごくシャープな感じなんですけど、
バンスもしっかり滑るような設計になっていて、
なおかつ手先の強い動きが入らないように太いグリップを入れてあるという感じなんです。
だから手の動きを抑えたい方っていうのは太いグリップ。
手をもう少し円滑に使いたい、使いやすくしたいという方は、
どちらかというと細めのグリップの方がいいということになりますよね。
なのでこの太さっていうのは結構選べます。
同じグリップの中でも、グリップをクラブに入れるときにですね、
もちろん両面テープっていうのをシャフトに巻いてから入れるんですけれども、
それを何枚巻きみたいな指定ができるんですね。
そのグリップのところに両面テープ2枚巻きとか3枚巻きみたいな指定をすると、
その分だけ太くなりますので太くできるんですよね。
なのでアイアンのセットの流れでウェッジだけちょっと太くしたいよってなったときに
グリップ変わるの嫌じゃないですか。
なのでウェッジだけ例えば2枚巻きにしてくださいとかね、
そういうこともできるということですね。
もっとすごいマニアックなところで言うと、
テープはグリップってグリップエンドの方が太くなってて、
ヘッドの方が細くなるじゃないですか。
ってことは右手の方が細くなるっていうことなんですよ。
そうすると何が問題が出てくるかっていうと、
短く持ったときに超グリップ細くなるんですよね。
だから皆さんグリップ短く持てないっていう問題もあると思うんですけど、
やっぱりグリップが短く持つショットって結構あって、
短く持ちたいんですけど持ちにくいからやらないってことになるんですけど、
そういうことを防ぐためにも右手の部分だけ2枚巻きにするとか、
寸胴型に近づけていくみたいなテープの巻き方もできます。
だからこういうのもやり方もありますね。
だから右手が強いっていう方いるじゃないですか。
なんで右手力入ってしまうみたいな。
そういう方とかは結構右手太くすると良かったりしますね。