Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ。この放送は幕張ゴルフ上達センターアークゴルフの提供でお送りいたします。
はい、ということで今日はですね、ボールの高い球、低い球を打ち分けるというお話をしていきたいと思います。
皆さん、高い球とか低い球を打ち分けられますでしょうか?
なかなかですね、この辺りのコントロールっていうのは難しいんですけれども、割とですね、この辺りは身につけやすいところなのではないかなと思いますが、
実際のところですね、コース行った時にあまりその辺り意識されてない方の方が多いような気もしますよね。
いい球を打つっていうところに意識いくので、やっぱりボールの高さとかですね、あまり気にされない方が多いんですけれども、
これはやっぱり気にした方が良くて、なんでかっていうと、やっぱりそのアプローチも含めてですね、
ボールの高さのイメージが出てないとですね、要は距離感が出ないんですよ。
ある程度放物線でボールが飛んできますから、あの辺りが頂点でボールが落ちてくるっていうのが、
3Dの中でイメージできてる方とできてない方っていうのは、やっぱりそのボールのゲーム感っていうか、
ゴルフ上手いよねっていうところになかなか行かないわけなんですよね。
そういう意味ではですね、だからボールの高さのコントロールっていうのができた方が良いわけですよ。
じゃあね、どういう風にできるの?よく言われるのがですね、高い球を打てるプレイヤーって言いますよね。
僕なんか特にそうなんですけど、高い球を打てるプレイヤーは低い球も打てるってよく言われるわけですよ。
でも低い球しか打てないプレイヤーは高い球を打てないとか言われたりするんですよね。
それってやっぱりパワーとかね、そういうところもあるのかもしれません。
例えば女性のようにあんまり力がない方っていうのはボールが上がりにくいですからね。
どう考えてもスピン量が出なかったりとかそういうこともあります。
あとはスイングプレイがフラットだったりとかね、いうこともありますから。
上からクラブが入れることができればスピンが多くなりますから球高くなりますよね。
ということで、球の高さっていうのはやっぱりそうやってパワーの問題もあるというところですよね。
ちょっとこれ余談なんですけれども、PGツアーとかでいうと、シャンフェレ選手っているじゃないですか。
ザンダーですね。ザンダーシャンフェレとかはですね、
欧米人のああいう中に入るとやっぱり体が小さい方なんで、
他の選手よりも入社角をA角に入れているというふうに言ってました。
全てのクラブを入社角7度で入れているっていうことですよね。
これ結構数値的には多めですよね。一般的に僕らがちょっと目指すというかですね。
例えばお客さんのスイングデータをね、僕らお客さんに言ったり言わなかったりするんですけれども、
僕らが把握してなきゃいけないのは、
入社角が7番アイアンとかだったら4度から5度ぐらい。
多くても5度ぐらいで、その中のレンジでスイングできるように僕らはスイングを作っていたりするんですけれども、
7度って言うと結構上から来ているので、やっぱり球を高く上げたいと。
ロングアイアンでも高さを出していきたいということで、そういうふうに練習しているんだと思うんですけどね。
そんな感じでですね、なかなか高いボールは難しいということなんですよね。
ただですね、ちょっと今日は何でこの話題を取り入れているかというと、
Twitterコミュニティの方でイチゴ屋さんという方から質問をいただきました。
質問を読んでいきましょう。
クラブの入れ方、まさに今取り組んでいます。
今の自分の課題が高さの打ち分けです。
自分は球が高いのですが、低段度の低スピンのボールを練習中です。
アプローチのように右にボールを置いて被せると、低くなってもスピン量が増えると思い、
左に置いて手を低く動かし、クラブをできるだけフラットに入れるようにしているのですが、
ティーアップしていたらなんとかなるのですが、
芝の上だとシビアになかなかうまくできません。やり方が間違っているのでしょうか。
低スピン、低段度の打ち方を教えてください。よろしくお願いいたします。ということですよね。
要はまさにそうですよね。高い球は打てるけど低い球は打てない。
まあこれは打てるようになると思います。
ただ多分スイングのタイプ、僕は千尋さんのスイングは最近のスイングを見ていないのですが、
おそらくあおり打ちです。
インパクトからフォーローで軸が右に傾きやすいタイプのプレーヤーだと思うんですよね。
僕もどちらかというとそういう癖があるので、いつも注意しているのですが、
こういうタイプのプレーヤーが低く球を打つためには、
左肩を低く回していくイメージですね。
なるべくフラットに低く回していくイメージです。
先週の女子トーナメントで、久々に鈴木愛選手が優勝したのですが、
またいつものように優勝者のスイングのコメント、解説を、僕は連載を持っているので、
もう日曜日の午後に取材があってそれに答えたのですが、
やはり鈴木愛選手は左サイドが伸び上がらずにすごくフラットに回っていきますから、
ショートタイヤは手元が体から離れることなく体と一緒に同調して左に振り抜かれているということになるわけです。
そうすると女子トーナメントのハンドファーストが強くなるというのもありますが、
インパクト向けのロフトが立って、
クラブの入社角もフラットっぽくなりますので、スピン量が落ちてくるということで、
すごく落ち着いた球が打てていると思います。
基本的にプロゴルファーでこのスキルがない選手は一人もいません。
もちろんプロゴルファーだって仰い打ちになってしまうことはあるのですが、
基本的にはこれが身についているということです。
おそらくこれだと体重移動が左に多すぎるとか、
インパクトがとにかく左サイドが高くてミニサイドが低いというようなインパクトになってしまっている可能性があるので、
損なうのかなと思います。
いちご屋さんのところで言うとフラットに入れてくるというイメージで打たれているみたいですが、
フラットに入れるというのがちょっと下からすくっているようなイメージだとすれば、
それはちょっとやめたほうがいいなと思うんですよね。
コメントにもあるようにティアップしていたらなんとなくできるということは、
やっぱり少しアッパーで当たったらできるということだと思うんですけど、
基本的にはアイアンというのはアッパーでは打てないですよね。
しばですから。
しばなので基本的にアッパーで打てないので、どうしてもやっぱり上から打ってくると思うんですけど、
じゃあこれでどうやったら、
いちご屋さんすごく勉強されていると思うんですけど、
ボールを右に置くとスピン量が増える気がするということなんですけど、
右に置けばそれだけ入射角がきつくなりますからスピン量は増えるんですね。
スピン量は増えてしまうんですけども、
アイアンはでもやっぱり上から打たないといけないクラブなんで、
じゃあどうやったら低い球が打てるかというと、
スピンロフトを減らすという部分で言うと、
インパクトの時の入射角とロフトの差をどんどん小さくするということなんですよね。
入射角が変わらないとすると、
じゃあどこが変わるのって言うと、
インパクトの時はロフトを立てていくしかないので、
やはりここは先ほど言ったように、
左サイドをスイングですね。
この左肩を低く回していくイメージでスイングされると、
おそらくいいボールが打てるようになってくるんじゃないかなと思います。
前回全員同じイメージでははまらないと思いますけれども、
その感じが僕は中ではベストなんじゃないかなというふうに思いますし、
僕自身も今そういうのを結構取り組んでいるところで、
やっぱり最近すごい良くなってきているんですけど、
まだここぞという時に、
例えばチーピングが出たりとか、
ウエッジなんかも球が抜けちゃってるというか、
ポーンと上がっていっちゃってるんですけど、
上手い人というのは低く球が出てスピンが効くじゃないですか。
あの感じのゴルフにならないと距離感が出ないので、
まだまだ僕も煽り打ちが出てしまっているんです。
今直しているんですけど。
そんな感じで一岡さんも含め、
皆さん高い球低い球を打つというだけじゃなくて、
スイングを作っていく上でもやっぱり体をレベルに回して、
イメージでレベルに回すというのは平らに回るということはほぼないですかね。
前傾があるのでないんですけれども、