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2025-02-17 14:13

風呂キャン上等!「お風呂毎日入らないとダメ」って誰が決めた?

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「お風呂に毎日入るのは常識」――でも、本当にそうでしょうか? 毎日お風呂に入るべきという架空の声に責められて、悩んでしまうのはもったいないことです。今回は、「風呂キャン(=お風呂をキャンセルしてしまい自分を責める」に悩まなくなるための考え方をお話しします。

• 「風呂キャン」が問題ない理由

• 「毎日お風呂=ちゃんとしてる」という幻想

• 風呂キャンを気にしなくなるマインドセット

「毎日入らないのはズボラ」なんて気にする必要なし! もっと自由に、快適な生活を手に入れましょう。


▼プロフィール

●jMatsuzaki

システム系の専門学校を卒業後、システムエンジニアとして6年半の会社員生活を経て2011年に独立。会社員時代にjMatsuzakiの名で始めたブログが「熱くて有益」と人気を博し、最高で月間80万PVに達する。現在は時間管理サービス「TaskChute Cloud」の開発や執筆、講演活動をしている。著書に、『先送り0』(技術評論社)がある。1986年生まれ。埼玉県 春日部市出身、ドイツ バイエルン州在住

●佐々木正悟

ビジネス書作家、心理学ジャーナリスト。1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。著書に『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)、『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)、『先送り0』(技術評論社)など。


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サマリー

このエピソードでは、「風呂キャン」という言葉が日本で広まりつつある背景とその意味について掘り下げています。特に、日本とドイツの風呂文化や清潔感に対する考え方の違いが強調されており、毎日お風呂に入ることの捉え方が変わる可能性について語られています。また、お風呂に毎日入ることの重要性についての議論が展開され、セルフネグレクトという概念が紹介されています。文化的背景から、女性が自分を犠牲にしがちな状況が問題視されています。

風呂キャンの概念
私の愛しいアップルパイへ。先週末、VRゴーグルのデモ機を試してきて結構感動した、jMatsuzakiです。
はい、今週に入って日本列島大寒波でしてね。ものすごく寒いですね、朝日です。
なんからしいっすね。大丈夫ですか、雪とか。
こちらは関東は降りませんね。
大丈夫ですか。
いや、気をつけてください。
はい、ありがとうございます。
いきなりなんですけれども、昇吾さんに質問したいんですが、風呂キャンって言葉知ってます?
あー、前に娘になられましてね。
そうなんですか。
そういう理由で知っております。
すごいな、そんな若い人の間でも使われてる言葉なんですか。
いや、若い人の方が知ってるんじゃないかな。
僕も結構最近、先月かな、今月かなくらいに知って、面白いなって思ったんですけど、風呂キャンってね。
jMatsuzakiリスナーの方もね、多分お若い方が多いと思いますんで、ご存知だと思うんですけど、風呂をキャンセルするっていう略なんですよね。
だから毎日お風呂入んないといけないけど、今日はめんどくさいな、やめとこう、風呂キャンみたいなことらしいんですけど。
これをね、僕は聞いてですね、この毎日お風呂に入らないとダメ人間みたいな折れてるというか、なんか思い込みみたいなのって結構日本はありません?
ダメ人間までは言わないまでも入るのが常識みたいな感じは日本はあります。
ありますよね。
おそらく。
ドイツの文化と水の使い方
今日はこの風呂キャンの悩みをなくしてもらおうと思いまして、今走らせてきたんですけど、
これ僕はドイツに来てすごく良かったことの一つが、日本だと毎日お風呂入らないとちょっと不潔というか、
ルード?なんて言うんですか、ルードって。その怠け者みたいな感じじゃないですか。
でもドイツって毎日お風呂入る人が怠け者なんですよ。
なるほど。
で、これ何でかっていうと、ドイツっていうのは資源を無駄遣いしない人がちゃんとしてる人なんですよ。
そっかそっかそっか、それか。
そうなんですよ。なので、例えばお皿を洗うときとかも、お皿を手で洗う、手でお皿洗うとするじゃないですか。
水道出しっぱなしの人ってすごいガサツな人なんですよ。
なるほど。
ちゃんとしてない人なんですよ。だからお皿を洗うときにも、本当に泡を水で流すときだけちゃんと蛇口をひねって洗う。
なるほど。
とか、もしくはできれば風呂桶みたいな、風呂桶はないんですけどこっちには、なんかこういう桶みたいに水を溜めておいて、その水で複数のお皿の泡を取り除くみたいな。
うわー。
それやると、当然同じ水を使いまわすんで、
そうだよね。
3枚目、4枚目、5枚目のお皿とかって結局水に入れても泡ついてるんですよ。泡でいっぱいの水につけてるから結局。
なるほどねー。
泡のままなんか洗い終わったところに置かれてるんですけど、日本人から見るとそれってすごい雑じゃないですか。
雑というかちょっとねー。
なるほど。
これよく言われるんですよ、日本人がこっち来て、あのお皿の洗い方なんみたいな。
でもこっちからすると、それがちゃんとしたお皿の洗い方なんですよ。水を最上限にしてるから使ってる。泡なんて別にいいじゃん、乾くからみたいな。
なるほどねー。
シャワー、お風呂は本当にその最たる例で、日本人がこっちでトラブルになる一番の理由がお風呂、シャワーなんですけど、
日本人は毎日お風呂に入る、毎日シャワーを浴びるのが清潔でありちゃんとしてる、見出し並みのできてる人間だというモチベーションで、毎日シャワー浴びたりお風呂入るんですけど、
こっちからするとそんな風に水を何でもかんでもむやみに使う人は、本当に雑でちゃんとしてなくって、かなり常識外れ、常識もない人間だっていう考え方なんで、すごい苦情くるんですよね。
苦情くるんだ。
おー、なるほどね。
僕、日本にいた頃って、シャワー浴びてない日があると、ちょっとなんか、あのー、やっちゃったな、みたいな。
ちょっとダメ人間だな、先送りしちゃったな、みたいな、怪我したりとか、
使いらないと、もう社会人とは言えないみたいな気になってくるんですけど、
こっちに来て、一切なくなったんですよ。
本当にそれって日本だけの文化で、むしろ欧米とかだと、毎日入らないほうが多数派だし、入らないほうがいいくらいなんで、
これでね、すごく楽になった。
私、東欧の旅行に行ったんですね。
資源の重要性と教育
どこですか?
東欧ですね。
東欧、はいはいはい。
オーストリアね。
よかったことは、つまり地続きの国って大変なんだなってことなんですよね。
へー、なんでなんですか?
水ってものはやっぱり川を流れてくるんで、
あー、はいはいはい。
それが豊富な地域もあれば、そうでない地域もあるわけで、当然。
特に僕はハンガリーに行った時、並行したんですけど、出てこないんですよね、ホテルの水が。
そうですよね。
ハンガリーってそんなに別にめちゃくちゃ貧乏って国じゃないと思うんですけど、そんなに豊かってわけじゃなさそうな感じだったんで、
ホテルはそこそこのホテルなんだけど、そこそこのホテルに行ってっていうか、日本で旅館に行って水道ひねって水出てこないって考えられないことだけれども、普通に出てこない。
へー、なかなかそうね。
それで、今は特に寒いから、お湯を出すのはもう本当に最小限度にしろみたいな、その辺がやっぱり日本人的には厳しいわけですよね。
そうですよね。
最小限度って何?っていう感じなんで、でもやっぱり出てこない。
すぐ無くなっちゃう。
で、さっきのJさんの言う苦情ってのを、僕らがくらったわけじゃないけど、すごい聞いててわかる話だなと思ったのが、やっぱり使い切るなっていうのがすごいあるんですよ。
そうですよね。
使い切るとすごい言われるみたいな話で、だから使い切らないように気をつけてくださいっていう話で、
だからバスタブにお湯も溜められないし、シャワーも出しっぱなしにできないしっていうのがこんなところになるんだなっていう。
そうなんすよね。
地続きなんだなっていう、この水はどっから来ていて、このガスはどっから来ているのかっていうのをいちいち意識して、まあロシアってことなんだけど、
いちいち意識しなきゃなんなくて、これはやっぱりたまたま泊まるのはいいけど、めちゃくちゃ大変だよね、こういうところに暮らすのはとは思いますね。
そうですね。こっちってなんかちゃんとしてるなって思うのが、そこの教育ってやっぱすごい強いんですよ、その影響力というか。
このガスがね、ロシアのパイプ通ってきてるからってもちろんあるんですけど、政治的なところもあるんですけど、
その大前提として、やっぱ資源っていうのは貴重だし大事だし、それをいかにちゃんと使っていくか、効率よく使っていくか、そこに感謝するかみたいなことが大事だよみたいな、
教育なんですよね。だから割と水使わないでってだけ言われると、すごい不便な気するけど、やっぱその大前提として、
資源っていうものが何よりも僕たちにとっては重要なんだ、僕たちを生かしてくれてるんだっていう考え方があるんで、
結構すんなり受け入れられるし、ドイツってすごい合理的なんでちゃんとしてるなって思うのは、めちゃくちゃたいんですよ、水が。
だから使いすぎたら1年の終わりに10万、20万とか請求くるんですよ。
ちゃんと金を取れる仕組みにもしてあって、そこで。
使う側からしても、教育として資源はちゃんとした方がいい。
実際に使っちゃうと金も取られるみたいな感じで、どんどん強化されていくんですよ。
どんどん風呂はキャンセルすべきみたいな感じになってくっていう。
風呂、別に日本だったらお風呂毎日入ったって別に何も言われないし、シャワー入っても何も言われないと思うんで、別にそれはそれでいいと思うんですけど、
ただ、風呂を毎日入らないことによって自責してしまう人はもったいないなというか。
こういう必要はないんだよっていう。
それは一方、日本から出たら当たり前常識のことだからっていう。
なんなら友達とか家族とか誰でもいいんですけど、
あんた毎日風呂入んないで、社会人としてどうなのって言われたら、
ドイツでは毎日入らないほうが普通だけどって言い返せるっていう、この放送を聞いてくれたら。
ちょっといいことを知った気になってもらえるんじゃない?
なるほど。
すぐ論破できる。
これからグローバルだよって感じで。
なるほどね。
お風呂とセルフネグレクト
論破できるんで、ぜひこの話覚えていってもらえたらいいなと思います。
もう一つちょっとついでにですね。
これ100日チャレンジとかでもそうなんですけど、お風呂毎日入らないとかもそうですし、夜ご飯毎日用意しないとか全部そうなんですよね。
これはジェイシーさんが今言ったように、必ずしもそれを毎日やるのが常識ってわけではないので、地域によるってことなんだけれども。
もう一つはですね、ちょっと前には話題になった言葉なんだけれども、最近ほとんどスルーされている言葉に、セルフにネグレクトって言葉があるんですよ。
これ心理カウンセリング用なんだけれども、これはですね、ぜひちょっと気をつけてほしいというところなんですよね。
毎日お風呂に入らなくてもいいんだけど、なぜ僕らが、例えばベッドに行かずに寝落ちするとかですね。
あるいはコンタクトレンズつけたまま寝ちゃうとかですね。
これはですね、自分の子供をそういうふうに扱うと、我々の社会ではネグレクトって言われかねないにもかかわらず、自分自身にそれを適用するときは、僕らはいいんだぐらいに思うんです。
これはね、カウンセリングでは今のところですよ、ここまでのところ、統計的には特に女性に多くて、女性はですね、日本の文化の中で、私は最後でいい文化ってのがあるんですよね。
これがね、お母さんがあまりにもそれを、よくできたお母さんなんだと思うんですよ、ある意味ではね。
私はいいからっていうセリフが、聞いたことがあると思うんですけど。
ありますね。
なんかおいしいケーキとかがあっても、私はいいからとかって言ったり、私は最後のあまりでいいからとか言ったり。
確かに確かに。
これを性別的な役割応答で思いっきり吸い込んじゃうとですね、私はいいからって思うほうがいいんだって思うんですよ。
ほんと映画とかで全然ありますもんね、そういうシーンって。
ありますね。
だからこういうことを癖にしないってことですね。
私はお風呂に入らなくてもいいとか、私は寝るのは床の間でいいとか、ある意味たくましさが育つっていう面もあると思うんだけれども、
これずっとやってると、一人しか自分そこに一人暮らししててね、いないのに私はいいからにしちゃうんです。
そうすると、いわゆるセルフネグレフトっぽくなって生活力がすごく落ちるみたいな話があるんですね。
自分を大切にする
そう見習った結果なんですよ、無意識のうちに。
しかもそのお母さんすごいよくしてくれたんですよ、子供の時にはきっと。
子供優先で動いてるから。
だからそういう家で育った女の子って結構謎な感じになっちゃって、お母さんいた時は自分大事にしている感じだったのに、
一人暮らし始めた途端にすごい自分の生活が雑になるみたいな、そういう話って実はカウンセリングの世界ではちょいちょい出てくる。
気をつけました。
それどうやったらいいんですか、落ちちゃって。
まず、時々Jさんも百チャレとかで書いてますけど、まずこういうことを人はやるってことに意識を回すってことですよね。
なるほど。
だからこの値落ちをしてしまうんだっていうのは、直ちにさっきのJさんのじゃないですけど、自責したりだらしないと考えるんではなくて、
これはいわゆるセルフネグレクトっぽい行動なんじゃないかと思うと、全然考え方が変わるはずなんで。
だらしないからそうしてるわけじゃないってことなんですよ。
かなり無意識の中では、これある種の美徳としてやってる可能性がありますよねってことなんですね。
自分を雑に扱うべきみたいなことをどっかで思っちゃってるみたいな。
自分を後回しにするってことは良いことなんです。
そういう考え方を無意識のうちに行動に移してるという可能性があります。
人がいる場合はまだしも、自分しかそこにいないのに自分を後回しも何もないんでね、そういうことですね。
だからその人にとってはよくよく気をつけておいてほしいな。
例えば人が来るとちゃんと行動ができるとか、人と一緒の時にはそうはしないとか、
人の家に行った時はちゃんとコンタクトレンズ外すとか、そういう風にしてるってことは、
つまり自分一人になった時は劣後され続けているっていうだけのことでしかなくなってるってことなんで、
人と交談する時は約束守れるとかそういうことですよ。
人なら優先できるっていうそういう状況を作り出さないということです。
勉強になりました?
いやいやとんでもないです。
ということでこの放送を聞いてですね、
今日からフロキャンに悩まなくなったなと思ったら是非このチャンネル登録、
それからチャンネルへのレビューとですね、それから是非感想コメントの方もいただけました幸いでございます。
これモチベーションに僕と佐々木さん放送しておりますので是非応援ください。
ということで佐々木さん今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
あなたの従順なるしんべ、松崎より。
14:13

コメント

いつも楽しく聞いております。今回もめちゃくちゃ良かったです!!!

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