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2025-03-14 23:38

「できない部下」なんていない?イライラしないリーダーの思考法

リーダーとして、つい「なぜこれができないの?」とイライラしてしまうことはありませんか?実は、その原因はメンバーではなく、あなたの思考の癖にあるのかもしれません。


今回は、Podcastにお寄せいただいた相談をもとに、リーダーが抱えがちな先入観と未来予測を手放すことでチームの雰囲気が変わるマインドセットをお話しします。チームの力を最大限に引き出すリーダーシップを、一緒に考えていきましょう!


▼プロフィール

●jMatsuzaki

システム系の専門学校を卒業後、システムエンジニアとして6年半の会社員生活を経て2011年に独立。会社員時代にjMatsuzakiの名で始めたブログが「熱くて有益」と人気を博し、最高で月間80万PVに達する。現在は時間管理サービス「TaskChute Cloud」の開発や執筆、講演活動をしている。著書に、『先送り0』(技術評論社)がある。1986年生まれ。埼玉県 春日部市出身、ドイツ バイエルン州在住

●佐々木正悟

ビジネス書作家、心理学ジャーナリスト。1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。著書に『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)、『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)、『先送り0』(技術評論社)など。


● 時間管理ツール「TaskChute Cloud 2」 →⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.taskchute.cloud/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

● 共著「先送り0」(技術評論社) →⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/3RnwLIl⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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サマリー

「できない部下」と思いがちなリーダーに向けて、先入観を捨てることの重要性や、イライラしないための考え方が紹介されます。プロジェクトリーダーとして、チームメンバーに対するイライラの原因とその対処法について考察されます。このエピソードでは、リーダーが部下を「できない」と見なさないための思考法が議論され、未来予測の誤りや先入観にとらわれないことの重要性が強調されます。特に、リーダーが直面する感情や思考パターンを理解し制御することで、より良いリーダーシップが発揮できるというメッセージが伝えられています。リーダーが部下に対してイライラしないためには、先入観を手放し、コミュニケーションを楽しむことが重要です。効果的なコミュニケーションを優先することで、チームの雰囲気も改善され、プロジェクトの成功の可能性が高まります。

イライラするリーダーの悩み
私の愛しいアップルパイへ。最近ね、愛犬が僕が寝るところ、ベッドの上の僕が寝るところで寝る習慣をつけてしまうみたいで、いつも寝るところの取り合いになって最近寝つきがめっちゃ悪いjMatsuzakiです。
はい、新しい任天堂スイッチが出るという噂があって、噂っていうかこれはもうリリースなんで、買うかどうしようかすごい考えている佐々木です。
そうなんですね。任天堂スイッチっていつも新しいの出てないですか?
いやいやいや、そんなことはない。ようやく新しいものが出るっていうのが本格化している。
任天堂は多分スイッチで結構、僕もそういう業界の話とかそんなに詳しくないですけど、ファミコン以来に大ヒットということで。
すごいらしいですよね。
まあよくわかります。そうなったのは。でもやっぱりだからそうすればそうなるってもんじゃないと思うので、いろいろとうまくいったんでしょうね。
はい、これね、よくこういうことあるんじゃないかなっていう話なんですけど、一緒にね仕事をしてたりとか。
まあそれこそは同僚とかですね、部下と一緒に仕事をして、チームでね仕事をしているみたいな時とかですね。
なんでこの人これできないの?ってイライラしちゃうこと。もうね、あるあるだと思うんですよね。
そんなね、相談みたいなものを嬉しいことにこのポッドキャストにいただきまして。
今回はこれを取り上げたいと思います。
まずですね、相談内容を読み上げます。
はいお願いします。
いつも楽しく拝聴しています。
潜入感を捨ててみるというのは非常に良い取り組みだと思いました。
探し物の時間をかき集めたら膨大な時間になってどれだけのことができるかとJ松崎さんがおっしゃっていましたが、
これと同じ、全く同じことを考えてイライラしてました。
まずはこれをやめてみようと思います。
一方で捨てづらい潜入感に悩むこともあります。
私は現在あるプロジェクトのチームリーダーを務めていますが、スケジュールやチームの力量を考慮するとなかなか難しい状況で、
メンバーの成長を促していく必要があると感じると同時に、間に合うのかなどの焦りも感じています。
こういった状況だと、なぜこんなこともわからないのだろう、なぜそんなことも確認しないんだろうといった考えが頭を離れず、
それによって自分自身が消耗してしまうのを自覚しています。
しかし不安からその価値観を捨てられずにいます。
こうした手放しづらい潜入感とはどう向き合うべきでしょうか。
もし可能でしたらどこかで取り上げていただけると幸いです。
これからもエピソード楽しみにしております。
先入観との向き合い方
ということで、コメントありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
これは非常にいい相談だなと思いましたので、今回の放送で取り上げたいと思いました。
特にプロジェクト、質問者さんはプロジェクトリーダーということで、みんなのチームを束ねる立場であり、
そのプロジェクトの期限もあり、少しずつ期限とかが迫ってきてるんでしょうと、
こういう時にチームメンバーの働きぶりを見て、
なんでこんなことできないのみたいな感じでイライラしてしまうと。
イライラしてしまうと自分も消耗してきて、またそれが悪循環で自分の仕事も進めづらくなったりとか、
またチーム間がギクシャクとかもしちゃうんでしょうね。
これによって結局そのプロジェクトっていうのも、また期限内に終わりづらくなってしまうみたいな悪循環が出てくるっていう感じですかね。
なのでまずはこういう先入観と言いますか、もうなんでこの人こんなことわかんない、なんでこんなこと確認しないの。
こういうつい起こってしまう先入観、決めつけみたいなものをですね、どうやって対処するというか、
どうやってこれに振り回されないようにするかという話をしていきたいと思います。
まずね、これ僕はでもこの相談を読んでですね、
これはいいなって思ったのは、少なくともこういう先入観があるっていうことに気づいてるわけですよね。
これって結構すごく大事な一歩で、そもそもこれに気づかないっていう人が大半だと思うんですよ。
なんかわかんないけどイライラしてる。なんかわかんないけど腹立つみたいな感じで、そういう感情に振り回されちゃってる。
でもそれが無意識に行われているんで、自分ではもうどうしもないというか、もうそのジェットコースタに乗ってるみたいな感じですよね。
そこから一歩進んで、自分ってなんかこういうこともわかんないんだってイライラしてるんだな。
こんなことなんで確認しないんだろうっていうことにイライラしてるんだな。
こういう先入観があるんだなっていうことに少なくとも気づいてるっていうのは僕はすごく大事なポイントで、
これはもうすでに一歩進み始めてるのかなみたいな気はしましたね。
佐々木さんどうですか?この相談読んでどう思われましたか?
よくですね、家にお金がないとするじゃないですか。
僕なんかフリーランスだからそういうふうに簡単になるんだけど、このまま行くと金なくなって大変なことになるなって思うのは極めて現実的に思うわけですけど、
そういう時に例えば奥さんが高いリンゴとか買うとめっちゃ腹立ったりするわけですよ。
これと同じ原理だなと思うんですね。
多分質問者さんはこのまま行くとプロジェクトが延長っていうんですかね、そういうのをね。
日程が間に合わないとか、まあ思わしくない結果を迎えそうだという、
いやそんな可能性あんまり高くないかもしれませんけれども、そういうことが少しでも意識されていくとですね、結構嫌なんだと思うんですよ。
やっぱりそういうことって。で、そういうこの先がですね、あんまりことにこのまま行くとならないかもしれない。
多分うまくいくんだけれども、5%から7%ぐらいの確率で結構嫌な目に遭うかもしれないというか、遅れるとか何かそういうことがあってですね、結局自分の責任になるとか、
自分がプロジェクトリーダーとして人からかんばしくない評価をされてしまうとか、そういうことが少しでも意識されてくるとですね、
周りの人、自分を支えてくれる部下なりの人の働きがよっぽどきっちりしていないと、やっぱり非常にイライラするんじゃないかなと。
心理状態の考察
まずそういうことが何よりもあるような気がします。
なるほど、確かに確かに。
つまり、結末がまずいことになるとすると、我々は基本的にその可能性を潰しておきたくなるものなんですよ。
お金がなくなりそうになったら、やっぱり金遣い粗いところから潰していきたくなるものなんですよね。
そういう心理がこういう時にはきっとかなり強く働いているんじゃないかというふうに思いましたね、まずね。
だからそのことによって消耗しているんだと思うんですよね。
やっぱりそういう気持ちの焦りのようなものに加えて、というかその気持ちの焦りを作り出している人というものに対して、やっぱりその責任を負わせたいっていうか、結局のところ自分が責任を取ることになるんでね。
だからそういう責任を取らされる私の身にもなってくれよっていうそういうお気持ちが、他の人の行動の、なんていうんですかね。
かんばしくなさというのか、なんかこう自分が望んだ通りにやってくれないというか、少なくともこの程度のことはプロジェクトのメンバーになっているぐらいなんだから当然できてなければいけないというふうに考える。
そこの考えがすごくですね、深刻で真剣なもののように感じられてくるんだろうなと。
だから怒るんだろうなってイライラするんだろうなと。
まあよくわかります。私も一緒に仕事をしていて、私なんかは仕事のできる人間ではないので、Jさんさぞイライラしてるんだろうなって。
なんで佐々木はこの程度のこともできずに、ついさっきもそうなんだけど、なんか違うURLとかを叩いてるし。
入ってましたね、確かに。
いつになったらちゃんと覚えてくれるんだろうとかね、やっぱり。
でJさんは今のところ余裕があるんだけれども、これで余裕がなくなるとこのイライラは増すんじゃないかなってやっぱ思ったりもする。
なるほど、はいはい。
そういうことなんじゃないですかね、これはね。
そうかも、確かに。
まずい未来にそもそもなるかどうか、最初にそれが頭をよぎっちゃっているというのが意外と落とし穴なんですよ。
そうですよね。
でも私なんかもフリーランスだから、いやもう本当に高いリンゴ買うなよみたいに思うんだけどね。
これがそれこそまたあれなんですよね。
この間Jさんと書いたやつの電子書籍の印税があっさり入ってきましたと。
20万ぐらいでしたってなると、別に680円のリンゴとかを買われても全然気にならないとかほとんど気がつかないぐらいになるんですよ。
人ってそういうもんなんですよ。
だからこの先がこのままではやばいことになるっていうこの推定を立ててしまった時に、そういう心理状態にものすごくなりやすいので、
一体自分がこのプロジェクトなり家計なりにおける未来予測をどう立てたのかっていうのをはっきり意識する。
未来予測の重要性
多分そのことと怒りっていうのは大いに関係がある。
だからさっきJさんが気づいているというのがいいことだっていうのは、僕はそういうふうに捉えたんですよね。
なるほど。
そうですね。
多分その未来予測っていうのがある意味避けがたいことではあるんですけど、特にこういう仕事とかプロジェクトを進めるときって、
不思議なもんでというか絶対悪い未来の予測なんですよね。
だいたいこういう時ってね。このままいったら絶対うまくいくって多分あんまないじゃないですか。
このままいったら絶対失敗するっていうことの方が多いと思うんですよ。
一方で、それが当たったことって多分ほとんどないはずなんですよね。
確かめてないから分かんないとは思うんですけど、このままいったら絶対悪くなるが、
当たったことって多分1回もないくらいなんじゃないかなって思うんですよね。
この1回も起こったことのない未来に合わせて行動していくっていうのは少しどこかやっぱ滑稽なところがあって、
そういうことにもちょっと気づくだけでもまた違うとは思いますよね。
これは佐々木さんなんかもよくおっしゃられると思うんですけれども、
やっぱ未来予測って絶対外れるじゃないですか。
絶対外れた結果、うまくいくことっていうのは結構あるわけですよ。
予測していたよりもずっといいことあったなっていうことが結構起こるわけですよね。
だからこのままいったら絶対うまくいかないだろうっていうのって自分の頭の中だけで考えてるからそう思うけれども、
実際にはその期限が来るときまでに多分自分が予想もしていなかったようなことっていうのはいっぱい起こって、
結果的に自分が予測をしていたよりも思っても見なかったような結果に落ち着いたっていうことはよくあるし、
むしろそういうことの方が多いんじゃないかなって思うんですよ。
こういうことをちょっと思い出してもらえると少しそこに余裕は生まれるんじゃないかなって思うんですよね。
これはフリーランスあるあるというか自営業とかフリーランスなんかってそうだと思うんですけれども、
特に最初のうちってずっとこのままいったらお金なくなるっていつも思ってるじゃないですか。
でも僕とかもう10年以上こういう自営業やってますけど、このままいったらお金なくなるな。
で、なくなったことって1回もないし、なんだかんだでその時々どうにかなってるんですよね。
そう考えるとこのままいったらお金なくなるからどうしようっていうことを考えること自体が無駄だなということはちょっとずつ分かってくる。
こうなってくると少しずつこういう未来予測に合わせて生きてしまうみたいなことは減っていくとは思いますね。
まずはやっぱそこですかね。未来予測しないっていう。
先入観と認識の落とし穴
で、今のは未来予測の話だったんですけれども、多分今その未来予測をした結果として、
なんでこの人こんなんできないのっていうことが起こってしまってるわけじゃないですか。
そういう考えが発生してるというかそういう考え、感情にとらわれてしまっているっていうところだと思うんですけれども、
そういうことが起こったらですね、まず気をつけてほしいのは反論しないことなんですよね。
この人なんでこんなこと分かんないんだろうって思う。
で、それにそういう考え方が発生するっていうのは当たり前にあることで、それを消そうとしないでほしいんですよね。
これ消そうとするとこういう声でどんどん強くなっていくんで結局それにとらわれちゃうんで、
よくあるのはなんでこんなこと分かんないんだろう。いやいやそれも当たり前か。
こんなことで腹立ててる自分はダメだなってなるとどんどんそのことにのめり込んでっちゃうんで、
いちいち反省したりとかいちいちそういう先入観に反論しない。
そういう先入観があるって気づいたらそこで止めてください。そっから先に行かないこと。
そっから先に行っちゃうとその先入観と一体化してめちゃくちゃムカついてきたりとか、
相手を怒鳴っちゃったりとかそういうことが起こってしまうんで、気づいたらそっから先に行かないっていうのはね、
ちょっと意識してもらえるといいんじゃないかなって思いますね。
僕はこういう時によく思うんですけど、これは絶対やめた方がいいって思うのは原因を深掘りすること。
誰がこういうことを進めてるのかわかんないんですけど、こういう先入観がある。
イライラしたら紙に書き出して、それが過去どういうことが、
どういう時にそういう同じような感情が起こったかっていうのを遡っていって、
過去の自分のトラウマっぽいものというか、
なんかそういうことにイライラしてしまったような最初のきっかけみたいなものありませんか。
子供の頃とか学生の頃とかみたいな感じで、どんどん過去に遡って原因究明していくみたいな、
なぜなぜ問答みたいなことを自分の人生に対してやるみたいなことをする人も一定数いると思うんですよ。
これは僕は絶対やめた方がいいと思いますね。
これやると本当に傷口に塩を塗り込むみたいなことになるんで、
気づいたらそこで止めるっていうことをぜひ意識してほしいなって思いますね。
リーダーシップのあり方
たぶんその時はその人はなぜこれができないんだろうと考えたりするんでしょうけれども、
実際にはそれによって起こる問題じゃなくて、
先にあった何かこれから先あるいは今、
いまいま非常に辛いというか難しいことになってきているっていう感情がなければ、
この何らかのことを誰かができないっていうことを取り上げたりするということ自体が起こらないはずだろうという気がするんですよね。
今ので思い出したのが、
トゥードゥリストが忘れていいっていう本を書いた時のことなんですよね。
編集さんが締め切りを、そもそも無理のある締め切りを半分に切ってきたということを、
出版記念パーティーの時にお話ししたんですけれども、
これにですね、なぜこの人はそういうことをするんだろうって僕が考えたんですね。
で、それってどうしてかっていうと、もともとの締め切りでも間に合わないという意識が最初に強烈にあったからなんですよ。
もともとの締め切りだって間に合わない。
間に合わなくたってなんてことはないんだっていうのは私は知ってるんですけれども、本何冊も書いてますから。
でもやっぱり間に合わないっていう状態を自分が持ちたくはないわけですよね。
自分は締め切りを超過しましたみたいな、そういう結末を迎えたくないんですよ。
だからそういう時はネガティブな気持ちに最初からなってるわけですよね。
このまま締め切りを超過すると嫌な思いをする。
せでその程度だったけど、でも結局は未来予測をしているんだし、
しかもいい未来は、さっきJさんおっしゃいましたけど、いい未来は全く予想しなかったわけですよ。
嫌な未来しか想像しなかった。
どう考えてもこれって相当ギリギリだし、おそらく超過するか間に合ってもいっぱいいっぱいだなみたいな、
そういう時点ですでにネガティブな気持ちになっていて、
これを半分に切ってくるという、とても正気とは思えないっていうその感情に入るんですよね。
これはつまり私がこれから迎えようとしているひどい結末を、この人が作り出そうとしているっていう気持ちなんですよね。
この点がさっきのJさんが言ったところの原因というものを見るときの嘘なんですよ。
別にそんなことをこの人はしているというわけではないんですよ。
この話あまりにもよくできているようなんで、この通りのことあったんだけど、
なぜそれが原因でないのかが不思議だと思われるかもしれませんけど、
締め切りに間に合う間に合わないなどというのはですね、編集さんが作り出すことは不可能なんですよ。
やっぱり僕が書いて、僕が締め切りに間に合わせるか間に合わないかのどっちかしかないんですね。
全部僕が決めることなんですよ、最終的には。
著者が本書かなければ本って仕上がることは絶対ないわけですからね。
締め切りにいくら遅れても遅れなくても結局書き上がるまで本は出ないんで、
嫌な思いをするとかしないっていうのもその編集さんが作り出すわけではないんですよ。
この話で一番の僕が伝えたいことはですね、あるとすればなんだけど、
この編集さんはその時締め切りを半分に切ってきたという点ではすごく問題があったんですけど、
その他の点ではかなりいろんな意味ですごく仕事のできる人だったんですよ。
こういうところがですね、見えなくなっていくんですよ。
ものすごく見えにくくなるんですよね。
この半分に切ってくるという締め切りを切ってくるような人はあらゆる意味でダメなように見えてくるんですよ。
イライラを手放す
これが一番僕は何らかの意味でですね、問題のある未来を作り出す原因というのを見る見方の一番まずいところだろうなと思うんですよね。
チーラーシップの人がイライラするというのは、そのメンバーの人のすべてがダメに見えてくると思うんですよ。
だからメンバーシップのメンバーさんの成長を促すような機会にするとか、そういう仕事になっちゃうと消耗すると思うんですよ、本当に。
だってその人自身を引っ張り上げる上にプロジェクト成功させなきゃならないわけですから、
それってすごい大変なことだと思うんですよね。
そういうふうに見ないほうが楽なんじゃないかなと思いますね。
そうですね。
えっとですね、そんな感じで未来予測をまずやめましょう。
やめられなくてつい先入観をイライラしてしまったとしても、一旦それに気づきましょう。
で、脇に置いておく。
それと一体化するっていうのを避ける。
こういう話をしてきました。
それができたらですね、なんでこんなこともわからないんだろう。
そんなことをなんで確認しないんだろうっていう状況って絶対起こるわけじゃないですか。
それは自分ではコントロールできないからね。
そういうことが起こったらですね。
ぜひコミュニケーションの手段とコミュニケーションの機会だと思ってですね。
ちょっと楽しんでみるっていう感じで取り組んでみるといいと思いますね。
たぶんそういう未来予測とか先入観にとらわれない。
感情に振り回されないっていうことができるとちょっと余裕が生まれると思うんですよ。
意外とこういうなんでそんなことわかんないのみたいなことが起きたときって結構面白いことだったりするじゃないですか。
ちょっと笑えることだったりするじゃないですか。
それをぜひきっかけにですね。
コミュニケーションのきっかけだと思って対処してもらえるといいんじゃないかなと思いますね。
僕は思うんですけど、プロジェクトの期限に間に合わせるよりも人とコミュニケーションを取ること。
こっちの方がずっと僕は大事だと思うしいいことだと思うんですよね。
たとえプロジェクトの期限に間に合わない形にならなかったとしても、そういうコミュニケーションっていうものを楽しむっていう。
こっちの方が僕は優先されるべきだと思うんですよ。
なんかプロジェクトを達成するためにコミュニケーションするみたいな。
プロジェクトをうまくいかせるために部下の成長を促すとかじゃなくて。
まずはそのコミュニケーションを取るっていうものを第一の目的にするといいんじゃないかなというか。
僕はそう思うようにしてますね。
僕の妻なんか本当に天然なんで。
ベタですけど、本当にベタですけど、おでこにメガネ乗っけて、メガネ見なかった人なんですよ本当に。
これを余裕がないといけんやと。
俺はもうメガネマネージャーじゃないんだと。
そんなことを聞いてこないでくれみたいな。
最近だったらアップルとかがタグみたいにつけてて、なくしたら自分で作業するからそういうの買ったらいいじゃんみたいな気がしてきちゃうんですけど。
でも一方でそういうのをきっかけにちょっと夫婦で笑い話ができるみたいなことになるわけじゃないですか。
ぜひそういう後者のコミュニケーションの手段として楽しむみたいな感じで取り組んでもらえると、
たぶんチームもいい雰囲気になるし、結果的にたぶんプロジェクトもそれこそ予想を超えた形で収束するみたいなことが起こりやすくなる。
そういう感じで捉えていただけるといいかなと思いましたね。
コミュニケーションの重要性
ということで、確かにこれができないのってついイライラしちゃうから、
そういう時はちょっと考え直そう、捉え直そうみたいな感じで思っていただけたら、
ぜひチャンネルのフォローとチャンネルのレビューと、
それからこの放送にコメントの方をぜひしていただけると幸いでございます。
これをモチベーションに我々も放送を続けていきますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
ということで今日の放送は以上にしたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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