はい。
どう思いますか?
すごい深い意味が込められてるとは、ちょっとついを知らず、今、なるほどって思っています。
いいでしょ。
素敵だと思います。
いいですよね、いいよいいよ、すごい。
よかった。
いっぱい考えてくれてありがとう。
考えた、めっちゃ考えた。
ありがとう。
それで、杉本さんがやっぱりお仕事が忙しくて、参加できない時は、私とシスコと2人で別で収録しようっていう話になって、もう始めてるんだけれども、
すごい楽しみ。
それはね、全部英語です。
全部英語、まじか。
全部英語で話してて、基本的にはここで3人で話したことについて話すって感じかな。
ほぼ似てるんだけれど、テーマは一緒とかなんだけれども、たぶん、そのままコピーして訳して話すわけじゃないから、違う部分も出てくるし、
なんか思い出しながら話してる部分もあると思うんだけど、それも姉妹番組として、そっちは2amでやっていこうかなと思いますので、
すごいね。
もうちょっと頑張って収録していきたいと思っています。
はい、すごい楽しみです。
そしたら今日のメイントークに入っていきたいんですけれども、今回はですね、お互いに、私たち3人結構長い間知り合いだけれども、
あまりこう3人で漫画とかアニメとかそういう世界観について深くは話したことはないと思うので、
そういうところについて、お互いに質問投げかけ合いながら答えてっていうのをやっていこうと思います。
そしてですね、最初に行きたいのが、杉本さんが、私が杉本さんのプロフィールを書いてる時に、漫画家の杉本さんっていう風にしたら、
それはちょっとやめてくれという風に要求があり、私はなんで?とか思ったんだけど、
そうだよね。
それについてちょっと説明してもらってもいいですか?
はい、今、じゃあもう説明しても大丈夫?
はい。
説明というか、むしろ、今の質問をしたいとかっていうことが含まれてるんですけど、
2人はアメリカに今住んでるし、私は日本に住んでるので、若干価値観というかそれぞれのニュアンスの受け止め方が違うと思うので、
私が考えてる漫画家は、漫画を書いてお金をもらってそれで生活できるスタイルができる人が漫画家って呼ぶにふさわしいのかなって思ってるところがあって、
多分日本の人の感覚はそれが漫画家なんじゃないかなって思ってるんですけど、
それで前にちょっとまゆと喋ったときに、アメリカは自分がこういうスタイルをやってるコメディアンとかアーティストとかやってるんだったら自己紹介するときに、
そんなにそれで稼いですごくお金もらって生活してるっていう人じゃなくても、コメディアンですとかアーティストですって名乗っても大丈夫っていう話を聞いてて、
ちょっとそれがびっくりしたんですけど、それで、今こうやって3人で喋ってるから、
木水のアメリカ人のシスコさんもいるし、15年もアメリカに住んでるまゆもいるし、
私は日本のスタイルはこうだけど、アメリカのスタイルも取り入れるじゃないけど、尊重したい気持ちもあるし、日本はこうだからこういうふうに言いましょうとか表現しましょうっていうのもどうなのかな、この3人でやってるのにっていうのもあって、
漫画家って紹介してもらったことに関しては、全然アメリカな感覚でいけば普通なのかなと思ったので、OKって思ってたんだけど、でも日本の人が例えば聞いてて、お前漫画家じゃないだろうって思う人もいるだろうなと思って、
私は本当に年に1回読み切りが雑誌に載ればいい感じの状態で漫画を書いているっていうのが正直な今の現状なので、その辺のギャップっていうかちょっと認識を1回確認したいっていうのもあったので、その話をこの前したんだけど、っていう感じだよね。
さあ、シスコさん言いたいことがあるでしょ。
あるんだけど、まずなんかマイ友好の方から始めた方がいいんじゃないかって、僕は思う。
OK、じゃあアメリカに長年住んでる感覚として、でも杉本さんが言ってることすごいわかる。
日本からこっちに引っ越してきた時に、よくね、何やってるの?って聞かれたの。シスコの家族とか友達から。
What do you do?みたいな感じで聞かれて、え?私何もやってないなみたいな。
何もやってないっていうのは仕事をしてないっていうのがあったから、稼いでないから、特にNothingみたいな感じで言ってたんだけれども、こっちの感覚から見ると、私は子供もいて、母親やってて、それも立派な仕事の1つ。
だから、お金もらってないからとか、そういうのは全く関係ない感じだよね。
で、さっき言ったように、特にハリウッドとかロサンゼルスなんかだと、私はね、アクターでね、俳優でね、とかっていう人も5万人いるわけ。
私は俳優で、ライターで、それでウェイトレスもやって、ウーガーもやってるみたいな。
だから、最初聞いた時は、え?どういうこと?みたいな、どれが本当かと思ったんだけど。
そうだよね。
日本人の感覚から思うんだけど、そういうのは多分全く関係なく、自分が多分やってることを誇りに思って、それで、食べても食べて、稼げてなくてもOKっていう感じだと思うし、
あとも、なんかアメリカって広い国だから、なんかこう結構、なんだろう、誰も知らないよみたいな、誰も気にしてないよっていう感覚もあるんじゃないかなって思う。
自分が、で、私がじゃあポッドキャスターですって言ったとしても、みんなはあ、そうなんだみたいな、それぐらいの程度。
それをなんか疑うとか、それでこの人稼いでるんだろうかとか、そういうのを疑問に思わないと思う、多分。
うん、なるほど。
俺が考えてるのは、まずアメリカ人は多分夢だけでも、なんか俺はアーティストだから、別に仕事として別のことをやってるんだとしても、自分がやりたいことが本物の仕事とか、心の中でアーティストだから僕はアーティストですって言ってもOKなんだし、
杉本さんに対しては、ちゃんと雑誌で漫画を出してるから、本当の漫画家だと僕は思ってます。
もし、漫画を書いてるんだけど、全然出版されてなかったら、それでも僕は漫画家ですって言ってもOKだと思うんだけど、
ちゃんとした雑誌に自分の作品を出してるから、多分アメリカで漫画家じゃありませんって言ってみたら、アメリカ人が何を言ってるのか、ちゃんと出版出してるじゃないですかって言われると思うよ。
別の仕事があっても、出版したところで本当の漫画家になったっていう証拠になってると思います。
なるほど。
そうだね、私もほら、パン焼いたりして、たまにね、頼まれたら焼くって感じだけど、それでも自分の中ではあまりこう、ベーカーっていう意識はないけど、
友達とかに説明すると、あ、じゃああなたベーカーね、みたいな。
もうなんかラベルを貼られたりもするし勝手に、自分はそう思ってなくてもね。
パン焼いてたまに言ってるなら、じゃあすごい立派なベーカーじゃんみたいな。
感じで言われたりもするし。
あとこっちのアメリカの人は結構、他人がどう考えようが関係ないっていう考え方もあるよね。
そうだよな。
自分が一番大切、自分がどう思ってるかが一番大切っていうのが結構あるような気がする。
それプラス、売るまでは趣味でやってる感じなんだけど、何かを売ったところで、もうそういう仕事になってるんだねって。
あんまりそればかりで食っていけることができなくても、一回だけ売ることができたら、もうそれも仕事みたいな感じで。
だからマイコがパンを売るまでは、ベーカーっていうのは趣味でやってるんだけど、
一回だけでも誰かに自分のパンを売ることになったら、それからもちゃんとしたベーカーなんだねって周りから思われると思う。
そうか、実績がまず一つあれば、もうそれでみんなそういうふうに思ってくれると。
そうだなということなんだね。
やっぱこれも感覚の違いよね、日本とアメリカと。
だから私もしつこも杉本さんは立派な漫画家だと思います。
ありがとうございます。ちょっと恥ずかしいっていうか、やっぱり誰かがもしこれ聞いてるんだったらすごく恥ずかしいっていうのはありがとうございます。
だってもうそれ以外何者ではないよね。
すごい立派だと思う。
そう言ってもらえるから、もう私ももっと頑張ろうっていう気持ちにね、ポジティブな気持ちになれるので本当にありがたいです。
もちろんです。杉本さんはいつから漫画家を目指そうと思いましたか?
うーん、なるほど。
言ってしまえば、私漫画で雑誌に乗ってデビューできたのは、年齢言っちゃうとあれなんですけど35歳なので、
それまで何してたかって言われるとすごくちょっと難しいところもあるんですけど、
明確に漫画を仕事にしたいと思ったのはもう33歳とか、
そのぐらいになってからですね、それまでは20歳過ぎてから2年に1回ぐらい雑誌に自分が考えた作品を投稿して、
例えば賞がつくとかつかないとかそういうのを繰り返してやってたんですけど、
そうですね、本格的に考えたのは多分33歳ですね。
っていうのは、子供の頃は漫画家になりたいとは思わなかったんだ。
それは多分、私の言い方がちょっと曖昧なんですけど、漫画家にはなりたいと思っていました、ずっと頭の中では。
ただ、漫画家というものの認識が子供の頃と今33歳でなろうと思った時とちょっと違いがあるというか、
本当に夢というか、そういう才能がある人が漫画家になれるんだろうなって子供の頃は思っていたので、
すごく特別な人がなるものだと思っていたので、自分がそれになれるかなれないか、
なんかその二択しかないって言ったら変なんですけど、
なんかチャレンジして、誰かにそれこそ出版社の人とかに認めてもらったら漫画家になれる、賞が取れたら漫画家になれるみたいな、
あまり深く考えていなかったっていうのが、子供の時とか学生の時に考えていた漫画家ですかね。
何かきっかけはありましたか?本気でというか、大人になってから漫画家になろうと思ったきっかけ。
そうですね。
子供の頃から絵を描くのは好きだったので、絵を描く仕事がしたいっていうのはずっとあったんですけど、
それが漫画なのか、例えばですけど画家なのか、何かとにかく絵を描けるような仕事があれば、イラストレーターなのか、
それぞれあると思うんですけど、あとアニメーターとか、絵を描く仕事ってたくさんあると思うんですけど、
一番一人でやりやすいのは漫画。
わかりやすい賞が取れるか取れないかとか、漫画家になれるかなれないかっていうのが割とはっきりとわかるので、一人で取り組みやすいっていうのはずっとあったと思うんですけど、
33ぐらいになったとき、そのときスーパーに勤めてたんですけど、スーパーに勤めながら20代の頃も漫画をちょっと描いて賞とかに応募してたんですけど、
何回か描いてるうちに担当さんがつくっていう表現するんですけど、ちょっと面白いっていうか、担当さんの目に止まったりすると、担当さんから応募した作品に対して電話がかかってきて、担当になろうと思いますみたいな感じの連絡が来ると。
それはデビューする前の段階なんですけど、そのときに一回連絡もらって、じゃあ私もしかしてこのまま頑張ればデビューできるのかなって思ったのが多分26か8かちょっと忘れたんですけど、そのぐらいのときに一回連絡をもらって、
もしかして私漫画家になれるのかなって思いながら作品を作ってたんですけど、話が長くなっちゃうんですけど、作品を書くときにネームっていう計画、漫画どういうふうに書くかっていうのを具体的に紙に書いて、原稿を書く前にする作業があるんですけど、
そのネームが担当さんにokもらわないと原稿が書けない。なのでネームをずっと書いてはこういうふうに書いたんですけどどうですかっていうのをずっと出し続けるっていうのをやってたんですけど、全然okがもらえなくて、担当さんから。
で、なんかこのままじゃ私漫画書けないかもしれないと思って、一回諦めたってらへんなんですけど、諦めたわけじゃないんですけど、私に何か足りない要素がいっぱいあるような気がして、もうネームは書かずにちょっと仕事を頑張ろうと思ったんですね。
そのときその漫画より、なんか実生活の方をもうちょっとちゃんとしないとリアルに漫画が書けない気がすると思って、まずできるようになったらネームを書いて担当さんに連絡しようと思って、まず仕事の方を頑張って、そのときパートで働いたんですけど正社員になって、
仕事のスキルをもっと上げようとしてて、目標とかをいろいろ設定して、それをスーパーの方の仕事でステップアップしていったんですけど、そしたら今度は漫画を書くことを忘れてしまって、スーパーの方の仕事に専念してしまったらすっかり漫画を書くことを忘れてしまって、
正直言って本当に部屋から漫画が一冊もないぐらいの勢いで漫画のことから離れてしまったんですね。漫画も全く読まなくなってしまって、やってるうちにいろいろ目標を設定して、それに向かってスーパーの仕事を頑張ってたんですけど、野菜とか売ったりするし、野菜、果物を売る担当だったんですけど、
その場所の責任者になってみるとか、そういう店舗の中で、そういうのをいろいろ試しにやってて、目標をずっと設定して、結構うまくいってたんですけど、あるときすごくミスをしてしまったら、その目標に自分が到達できないことが分かって、そしたら一気にスーパーで働いてる熱が冷めたというか、
すごく頑張っちゃうんだけど、「あら、私何やってたんだっけ?」みたいな感じになって、なんかもうここで、なんだろう、私がミスしたんですけど、ここで働くのはちょっともう無理かもしれないっていう気持ちになって、
で、私他に何が仕事できるんだっけって思って、で、なぜかそのとき、「あ、待てよ、そういえば漫画があったじゃないか。」っていうのを思い出して、それがもう30とか、もう30過ぎてからの話で、で、あとは担当さんがついたっていう、自分のなんか保険みたいな、なんだろう、気持ち、なんていうんだろう、
だから私はもしかしたら漫画家になれるかもしれないっていう、なんか気持ちの中に、ちょっと夢を持ってても大丈夫みたいな、頑張ればきっと漫画家になれるかもしれないからっていう、なんか変な期待みたいなのがずっとあって、
で、その30過ぎてから、その変な夢みたいなもの、ちょっと嫌だなって、なんか言い方がおかしいんですけど、なんか夢みたいに温めてる何か、そういう現実を見てない部分みたいなのがちょっと嫌だなと思って、逆に漫画がもうダメだって思えるぐらいちょっとちゃんとやってみようって、そしたら諦めて別のことしようと思って、
で、スーパーを辞めて、で、担当の人にまたついてもらって、で、ネームを書き上げて、ダメだって言われるのを繰り返して、何とかネームが通って、それを出したら、まあそれまで段階はあるんですけど、そのショーがデビューするまでにショーが何段階かあるんですけど、
それを本当に一個一個取っていって、上に上がっていって、やっと35歳でデビューしたっていうことがあるので、何ていうか、ちょっと話が本当に長くなってしまったんですけど、私は全然そのストレートにいろいろやってきたとかではないので、ちょっとややこしいんですが、もうこの話をする間にもいろいろ本当はあるんですけど、
まず端的に言うと、そんな感じでデビューまではできたという感じです。