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#014【ナサ工業株式会社】② 2026/07/05
2026-07-12 11:27

#014【ナサ工業株式会社】② 2026/07/05

ゲスト:博多駅や福岡空港、GINZA SIXのエスカレーターパネル

 などの各種金属板を用いた製造業 

 ナサ工業(株) 代表取締役 長澤貢多さん

【福〇ルーティーン】福岡の企業リーダーが習慣として続けていること

 ☞ 朝のプランニング

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サマリー

ナサ工業株式会社の代表取締役、長澤幸太さんが、同社の事業内容や企業主導型保育園の設立経緯、社会科見学の受け入れ、大学生とのコミュニケーションについて語ります。また、自身の「福丸ルーティン」として朝のプランニングを挙げ、その具体的な内容と効果を説明。さらに、M&Aを通じて後継者不在の企業を支援し、日本から良い会社をなくさないという将来の展望を語りました。

ナサ工業株式会社の紹介と保育園設立の経緯
安心財団プレゼンツ福岡企業リサーチ
安心財団の提供でお送りします。
今回のゲストは前回に引き続き、
ナサ工業株式会社の代表取締役、長沢幸太さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずはもう一度私からナサ工業株式会社の紹介をさせていただきます。
ナサ工業株式会社は各種金属板を用いた製造業のメーカーです。
博多駅や福岡空港ビッグバンでできたビルの半分くらいのエスカレーターパネルを手掛けていらっしゃるということですね。
その他、世界各国で使われている医療機の部品なども製造されています。
併せて敷地内で保育園を運営されているということなんですが、
これはいつ頃から…
もう開園して8年になります。
企業主導型の40人ほどの保育園というふうにお聞きしているんですけれども、きっかけは何だったんでしょうか?
これは私も2人子供がいるんですけれども、
彼らが小さい頃、引っ越しとかもありまして、いくつか保育園を点々としたんですけれども、
保育園に言うと全く違うわけですね。
そうですね。
最後にお世話になった保育園には、本当に子供たちを伸ばしていただくことができたという実感があって、
その保育園に何か恩返しをしたいとずっと思っていたんですね。
ある時に私の仲間からですね、
こういう企業主導型保育園という制度があるよっていうのを聞いて、
それまではとても私たちぐらいの会社が保育園を自前で作るなんていうのは到底できないと思ってたんですけれども、
手が届きそうな気がしたんですよ。
で、詳しく話を聞いていくと結構協力してくれる人も出てきまして、
また私、末町というちっちゃな町に住んでるんですけれども、
その中で待機児童の問題があることもいろいろお聞きしていた中では、
これは地域にとっても役に立てるんではないかということを思いまして、
あとはもうやっぱり社員のためですね。
うちの子たちも熱が出た時に、
急にやっぱ保育園から連絡があって、
迎えに行ったりとかお母さんたちの大変さっていうのをすごく見しめて、
私は迎えに行きませんでしたけど、感じてたところなんですけれども、
社員たちが安心して仕事をできるためにこの施設ってすごくいいなと思ったので、
よしやろうと決めて実現することになりました。
保育園運営と社会科見学・職場体験の意義
社員の皆さんの声はいかがですか?
やっぱり何かあったらすぐに駆けつけられるとか、
あるいはお父さんでも会社に来る時に一緒に車に乗っけて保育園まで来れるんですよね。
そこでバイバイをしてそのまま会社に来れて、
すごく朝から子どもといい時間が過ごせるとか、
そういう喜びの声は聞かせてもらっています。
私も今保育園に通う娘がおりますので、
朝の送る時間だけでも大変ですからね。
本当に社員の皆さんはありがたいって思われてるんじゃないかと、
羨ましいなと思いながら聞いておりました。
そして小学生の社会科見学やまた職場体験なども受け入れていらっしゃるそうですね。
はい、そうです。目的はいくつかあります。
一つはやっぱり私がずっとお世話になった町への恩返し。
それから今から私たちの後をついて、
世の中を背負ってくれる子どもたちに
良い情報を提供したいと思うこともあるんですけど、
実は会社にとってもメリットがあります。
どんなメリットが?
工場で働いているとなかなか外と接する機会がないんですね。
とても価値があることをみんなやってるんですよね。
みんなすごく技術も高くて、
素直に正直に物を作ってくれてるんですけども、
なかなかそれを認めたり認められたりする機会がないんです。
そこで子どもたちが来てくれると、
自分たちが何者なのか説明する必要が出てくるんですね。
私たちはこういうものを作って、
こうやって社会に貢献してるっていうことを発信する場ができて、
それはすごく価値があることだと思いますし、
そこに素直に子どもたちが、わあすごい!って言ってくれるんですね。
子どもたちはじめとして、
外からの人がこの会社、工場の中に関わってくれるっていうことは、
とても価値があることだと思って、
多少手を止める時間はありますけれども、
会社の中ではとても重要なこととして引き受けています。
そして大学生とも、
社長ご自身が直接コミュニケーションを取るような取り組みをされているんですよね。
大学生とのコミュニケーションと採用活動
はい。
私たちももちろん採用活動をやる中で、
ミスマッチを分析していくと、
やっぱり最初の情報にすごい問題があるなっていうことを思ったんです。
要は会社に応募する時の情報として、
どうしても年収だとか、休みが何日あるかとか、
福利構成がなんだとか、どうしてもスペックのところに偏った情報が多いんですけど、
本当に大事なのは、やっぱりどういう人がそこで働いているか、
何を大切にして働いているのか、
そういったことを知らないと、
どうしても入った後でミスマッチが起こると思ったので、
そこを直接伝えたいなと思ったことと、
社会人になる目的とか、
例えばお金稼がないといけないけど、いくら稼いだらいいのかとか、
仕事はどうやって見つけていったのか、
何が自分に合っているのかっていうのをすごく不安で苦しんでいるのを目の当たりにしていると、
やっぱりそこへの情報っていうのは、私たちが与えてあげるのがいいなと思って、
そういう機会をまだ始めたばっかりなんですけれども、やらせていただいています。
そんな長澤さんに今週伺いたいのはこちらです。
長澤さんの福丸ルーティン:朝のプランニング
この番組では福岡の企業リーダーが
習慣として続けていることを福丸ルーティンと呼びます。
長澤さんの福丸ルーティンは何でしょうか?
私の福丸ルーティンは朝のプランニングです。
これはですね、私がずっとお世話になっている先生、
青木先生っていらっしゃるんですけど、
その方からいただく言葉で、とにかく朝早く起きろと。
私たち生存の世界でも段取り八分という言葉があります。
要は物に取り掛かるときには八分型商売がついていると。
どこが大事なのかというとやっぱり準備のところですね。
その日一日に何をするかということを手帳を使って
プランニングして一日の成果を上げるということもあるんですが、
もう一つは生活のバランスをとるためにこの朝の時間に
分刻みでですね、いろいろなことをタスク化してやっています。
例えば私今年で58歳になるんですが、
体の節々が、きしみが出てきておりまして、
朝一番にお酒を飲むというところからスタートします。
それもしっかりともうルーティンとして決めるんですか?
はい。一番目にお酒を飲んでそこにチェックを入れます。
それから?
それから私はですね、社長が夜のお仕事もありますから、
なかなか家のことってできていなくて、
そこに対してすごく追い目を感じますので、
その後には皿洗いをします。
へぇー!
あのご自分で使われたお皿を洗われるんですか?
いえいえ、私は夜は外で食べてきますから家族のものを洗います。
なるほど!役割としてしっかり残されているんですね。
そうですね。
それから?
そして同時にですね、猫に餌をあげてコーヒーを沸かします。
はぁー!
そういった、あの些細なことのようにも思いますけれども、
一つ一つの行動を一旦過剰書きのようにされているんですか?
そうですね。
数が多いのでどうしてもコンディションが悪いと忘れてしまったりしますよね。
うーん。
最後習慣になると一番いいと思うんですけれども、
習慣になるまではチェックをつけていくのが一番効果的だと思って、
これは製造業的考え方ですね。
いやー、何年くらいされているんですか?
えっと、このルーティンにしたのはもう2年くらいになると思います。
ただ手帳のプランニングっていうのはもうずっともっと前からやっています。
この2年間で変化は感じられますか?
あのー、すごく余裕を持ってものが考えられるようになりました。
うーん。
私、社長のくせにズボラなところがあって、
どうかすると靴を磨けてなくて会社に行ったりしてたことも、
今だから話しますけれどもあるんですが、
今そのルーティンの中にしっかりと組み込んでますので、
自信を持って朝会社に行けます。
なるほどー。
なんだかこう、社長になられると、
他の方がしてくださるようになるのかなっていうイメージを持たれる方も多いと思うんですが、
ご自身で細やかなところまでされているんですね。
ということで、NASA工業株式会社の代表取締役、
長澤光太さんの含まれるルーティンは、
朝のプランニングでした。
会社の展望とM&Aによる事業継承支援
2回にわたってありがとうございました。
ありがとうございました。
最後に会社の展望を聞かせていただけますか?
私たち本当に日本を代表するような大きなお客様と
仕事をさせてもらうことが多かったんですけれども、
そこで得たノウハウを、
今度は自分たちで直接社会課題の解決をしていきたいと思って、
今、いろいろな大学さんと組ませていただいて、
製品を生み出すということに挑戦しています。
ここをもっとしっかりしていくことと、
あともう一つですね、
去年の3月に初めてM&Aというのをさせていただきました。
なぜそれをしたかというと、
後継者の方がやっぱり高齢で不在になって、
とても良い会社なんですけれども、
それが理由でなくなっていくということを聞きまして、
名乗りを挙げさせていただきました。
今はですね、その会社は合併するということではなくて、
独立した会社として、
社長はまだ私なんですけれども、
息を吹き返して頑張ってくれています。
同じように、今日本の中で毎年5万社です。
5万社会社がなくなっていっているんです。
その中の大多数の理由として、
経営者の不在というのがあるんですね。
日本の良いところが
ミスミス毎年なくなっていくのは放置できないと思って、
小さな活動ではあるんですけれども、
やっぱり組織というのをちゃんと作って、
多くの会社を蘇らせるような会社になりたいなというのが、
今の私の少し遠い野望です。
新たな60を目前にされていますが、
また新たな目標に向かって進まれているということなんですね。
そうですね、まだまだ60ですね。
これからの活躍も期待しております。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
11:27

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