2024-05-29 21:54

EP.222 ADHDとアスペルガー症候群の違いとは?発達障害について。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=ijtAs245irM
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はい、こんばんは。今日はですね、インスタグラムのフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。
ご質問は、僕は20歳の大学生です。先日ネットでいろいろ調べていたら、自分は発達障害じゃないかなと思うようになりました。
発達障害はADHDとアスペルガー症候群があるみたいなんですが、この2つは何が違うんですか?
動画で詳しく解説していただきたいです。というご質問です。 そうですね、発達障害ってADHDとかアスペルガー症候群ってあるんですけど、
この2つが有名な2つの発達障害ですね。 発達障害ってそもそもどういうものがあるかというと、大きく分けると
自閉症、スペクトラム症、ASDって呼ばれるもの。 この中に自閉症とかアスペルガー症候群とか
そういった種類の発達障害があって、あと自閉症、スペクトラム症以外にもADHD、注意欠陥多動性障害とか注意欠乗多動性障害
というものがあったり、あとはLD、学習障害というものもあります。 LDっていうのは主に読み書きソロ版のどれかができない人、
文章を読んだり、あるいは書いたりとか、あるいは算数、簡単な計算ができないとか、ある一つの学習に対して障害があって一つのことができないとか、そういうのをLDって言います。
それ以外にも発達障害ってあるんですけれど、結局ADHDとアスペルガー症候群という2つの病態、これが
発達障害の中でも大きい部分を占めるというもので有名なものではあります。 発達障害ってそもそもどうしてなるかというと、はっきりとは原因はわかってないんですよね。
ただ遺伝性があるっていうのは確かですね。 親が発達障害の怪我があると子どもも発達障害の怪我があるということが多々あります。
あとは終産期の異常も関係しているんじゃないかなと言われています。 終産期っていうのは
妊娠してて、生まれるちょっと前とか、あるいは生まれた後、新生児の間に何らかの異常があって、それによって発達障害が生じるとか、そのように言われていますが、
はっきりとした原因はですね、わかっていないというのが現状です。 で、アスペルガー症候群とADHDはどう違うかというと、じゃあアスペルガー症候群からお話ししましょうかね。
アスペルガー症候群はですね、 簡単に言うとですね、ちょっとぼっちで友達を作るのが苦手っぽい人、
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あとはね、ちょっと空気を読むのが苦手な人、 空気を読まないで自分だけ変なことをやっちゃったりする人がアスペルガー症候群の特徴ですね。
ということで協調性がねちょっと足りないと。 例えば学校で
クラスの中で、新しいクラスになるとみんな自然にすぐ友達ができるじゃないですか。 それって自然に身についた能力なんですよね。友達を作るっていうのは自然にみんなが
仲良くなって集まっていて、仲良しグループができると。 それがちょっとできなかったりするんです。
自分だけちょっとぼっちになっちゃって、みんなが普通に友達作れるのがなかなか自分から友達を作れないと。
でもよっぽど性格が悪くなければアスペルガーでも友達っていうのは普通にできます。
可愛くしていれば向こうから寄ってきてくれることだってあるから。 自分から話しかけたり友達を作ろうというのが苦手なんですけれど、
可愛くしていれば向こうから寄ってきて、仲良くなって友達になるということはあるわけです。
あとは強いこだわりがある人が多いですね。 一つのことに集中してやり続ける。
なので結構オタクの人にアスペルガーって多いですね。 特に鉄道オタクの人ってアスペルガーの人が多いです。
鉄道オタクの人って、電車の時刻表とかずっと見てるのが好きだったり、いろんな電車を覚えたりとか、時刻の細かいのとか路線とか覚えたりの好きじゃないですか。
ああいうタイプの人に多いですよね。 あとはアスペルガーの特徴としては
環境の変化に弱いっていうのがありますね。 なので学校を転校したりとか、あるいは社会人になってから職場の移動があったりすると
すごいドキドキしちゃって、それに慣れるのが結構大変と。 なのでアスペルガーの人って
いろんなこと器用にやるっていうよりかは、一つのことを集中してガーッとやるのが得意で、その場合は普通の人よりも高い能力を発揮したりとかするっていうことがありますね。
あとアスペルガーの特徴としてですね、みんながみんなそうじゃないんですけれど、ご飯食べる時に
一品一品、一品ずつ食べるっていう人が多いですよね。 普通ってご飯持って、ご飯食べて、おかずとって食べて、
汁物飲んでって言って、そういうふうにね、ご飯を中心にいろんなもの、おかず食べるじゃないですか。
それだと味の変化に対応できないんですよね。 ちょこちょこちょこちょこ食べるものの味が変わると、それが気持ち悪いので
一品ずつ食べるので、ご飯だけ全部食べたら次味噌汁だけ全部食べて、お魚だけ食べてとか、そういう特徴がありますね。
じゃあ次ADHDの説明しましょうかね。ADHDっていうのは注意欠陥多動性障害とか注意欠除多動性障害って呼ばれてるんですけれど、
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その名の通り注意力がないんですね。集中力がなくて、何か一つのことに集中してやろうとしてもそれができなくて、すぐ飽きちゃうっていう人が多いです。
あとその名の通り多動性です。落ち着きがなくて、そわそわそわしてて。 よく学校でね、クラスの中でね、キョロキョロキョロキョロしてる子供いるじゃないですか。
落ち着きがなくて、体くねくね動かしたりとか、じーっとしてられないんですよね。 普通はその授業中ってじーっとして授業聞かないといけないんだけど、それが苦痛で苦痛でしょうがなくて、キョロキョロキョロキョロしてよそ事ばっかりするとか、
まあそういう特徴がありますね。 あと急に突然笑い出して笑いが止まらなくなったりとか、そういう人もね、結構僕が観察しているとADHDの人多いですね。
で、アスペルガー将校軍と違って特別協調性がないっていうわけではないんですよ。 意外にみんなの人気者であるっていうことが多かったりしますね。
なので結構、ADHDの人はですね、 クラスの人気者とかね、そういう人が多いんですよ。
人と違う行動するからちょっと面白かったりするし、協調性はあるわけなので。 なのでわかりやすい例で言うと、男はつらいよのトラさんみたいな感じですよね。
トラさんって一つの仕事をずっとやるのが苦手なので、 もう風天のトラ二郎と言われている通り、
まあいろいろ的屋、的屋って言うんですか、いろんな物を売ったりとか、 バナナを売ったりとかするんですかね。
で、一つの場所にずっといるんじゃなくて、いろんなところを渡り歩く。 秋っぽい性格で、人情を見上がって人気があると。
みんなから愛されている。そういう感じの人が多いですよね。 あとは時間の管理とかが苦手だったり、あと整理整頓が苦手だったり。
なので部屋が汚くて、なんかゴミ屋敷に住んでいる人とかいるじゃないですか。 ああいう人ってね、結構ADHDの人が多いですね。
ざっくり分けると、 アスペルガーとADHDの違いってこんな感じなんですけど、現実には発達障害の人って
アスペルガーガチガチの人とか、 ADHDガチガチの人っていう人がいるわけではないんですが、中にはそういう人もいるんだけど、
大部分の発達障害の人って、 アスペルガーの要素もあったり、ADHDの要素もちょっとあったりとか、
あるいはほとんどADHDなんだけれど、ちょっとアスペルガーの要素もあったりとかで、 いろんな発達障害の要素を複合している人がほとんどなんですね。
完全なアスペルガーとか、完全なADHDの人はむしろ珍しいぐらいで、 ほとんどの人が両方の要素を持っています。
発達障害の程度も人によって違うんですね。 ガチガチのADHDとアスペルガー両方持っていて、ガチガチの発達障害っていう人もいれば、
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かなり普通のことは普通にできるんだけれど、 ちょっとADHDの要素があるとか、ちょっとアスペルガーの要素があるとか、
そういう感じの人がいて、その程度も人それぞれなんですよ。
最近発達障害の人が増えてるってよく言われますけど、 実際にはですね、僕増えてないと思いますね。
なんで増えてるって言われてるかというと、 発達障害っていう病名がポピュラーになってきて、
テレビの特集とかマスコミが報道することによって認知されてきて、 そうすると自分って発達障害なんじゃないだろうかって不安に思って、
精神科とか診療内科に受診して、 あそこで診断つけられてしまうってことがよくありますね。
現実的には精神科行って発達障害行って診断されて、 投薬治療を受けるのって、
発達障害の要素があって、日常生活において大きな不都合があると。
そういう場合に診断されて投薬されるっていうことが多いんですけど、 それもですね、非常に曖昧な診断なんですよね。
日常生活において非常に不都合があるって、 それも人によるじゃないですか。
仕事内容とかにもよるし、たまたま自分がやっている仕事が、 アスペルガー的な仕事で、鉄道の仕事とかオタクっぽい仕事をしていて、
あるいはコンピューター関係の仕事をしていて、 それだったら日常生活でも社会生活でも不都合なことってそんななかったりするんですよね。
でも、そういう仕事じゃなくて普通のサラリーマンしている人なんかはちょっと不都合があって、 場合によってはクビになってしまったりとかあるわけで、
そういう人は診断されたりとかするんですけど、 結局精神科の病名の診断って、例えばガンとか糖尿病とか、
心筋梗塞とか、検査したり病理の検査したり、CT取ったりとかして血液検査とかして診断されるものとは違うんですよね。
ほとんどが悶心によって診断されるので、精神科のお医者さん次第で、 あなたは発達障害がないとか、あなたは発達障害です、薬が必要ですとか、
そういう感じなんですよね。 非常に曖昧な診断なので、そういうのもあって、
最近発達障害の人が増えてるって言われてるんですけど、 現実には増えてるってことはほとんどないと思いますね。
実際、精神科に行って発達障害の診断を受けて、 糖薬治療されても根本的に治るわけではないです。
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ADHDの治療だと、覚醒剤に近い内容の薬とか出されたりとか、 あるいは
社会に馴染めなくて落ち込んでる人って多いんですよ、発達障害の人。 その場合は鬱病になったりとか不安障害が出たりとかするので、
抗痛薬を出されたりとか抗不安薬を出されたりとか、 そういう感じの治療になることが多くて、
根本的に発達障害治るっていうことは通常ないんですね。 脳の中の出来事ですので、発達障害というのは、それを薬によって治すっていうことは、
完全に治すってことはもうできないわけです。 ということなんですけれど、
でも僕の考えはですね、 発達障害って障害って名前がついているけど、
全然障害じゃないんですよ、本当は。 病気だとも思わないですね。
じゃあなんで発達障害っていう概念があるのかっていうと、 それはただですね、
現代社会が悪いんですよ。 発達障害の人って本来何にも困らずに普通に人間として生きていけるんだけれど、
この現代社会が悪くて、現代社会が作り出した病気なんですね。 というのはそもそも人間って、
石器時代に遡りますけど、石器時代って、 男は狩りに出たり、漁に出たり、獲物を取ってきて、それが主な仕事で、
で、女は家を守る、家の中で、 群れの中でみんなで生活して子供を育てたりとか、あるいは料理をしたりとか、
そういうものが仕事で、そういう時代に生きていた人間って、 発達障害なんて概念全くないんですよ。
ADHDとかスペルガーの人が石器時代にいても、 別に普通に生活ってできるんですよ。
むしろその時代って、男に関してはとにかく身体能力が高いものが一番偉いって感じですからね。
敵に襲われてきても戦って勝てるとか、 獲物を追いかけてすぐ仕留めるとか、
そういう身体能力が高いってことがやっぱり一番優れてる人間っていう時代だったんで、
ADHDとかスペルガーとかですね、ほとんど関係ないんですよね。 あんまり関係なかったわけです。
で、石器時代の後は、農耕をするようになりましたね。
米を育て、米を作ったりとか、麦を作ったりとか、トモロコシ作ったりとか、 あるいは牧畜を始めたりとかして、
で、だんだん人間としての文明を築いていって、 その時代でも発達障害でも何にもいじれて困ることはないわけですね。
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あとは、その頃は職人さんというのが現れますよね。 服を作って売るとか、武器を作って売るとか、パンを焼いて売るとか、
そういう職人さんっていう職業も生まれたんですけど、 職人さんに関しても発達障害って特別支障はなくて、
むしろスペルガーの人なんかが職人さんって向いてるぐらいなんですよね。
で、その後なんですよ。その後、産業革命が起きて、
産業革命によって資本家、お金を持っている人が工場を作ったり会社を作ったりして、
そこに大勢の人が出勤して、みんなと一緒に仕事するっていう環境が作られたわけですよ。
産業革命の頃に。 要はサラリーマンというものが生まれたわけですね。
産業革命の前にはサラリーマンみたいな概念ってなくて、みんな個人個人生きてたんですよ。
農耕をやったりとか、魚釣りをして生きていたりとか、職人をやったりとかして。
産業革命から突然、大勢の人が一つの職場でみんなと同じように働くっていう環境が生まれてしまったわけですよね。
そうすると、特に会社に出勤するサラリーマンなんかは、
みんなと同じようにいろんなことができないといけないわけですよ。
例えばサラリーマンの仕事って、毎日決まった時間に出勤して、大勢の人と一緒に同じ仕事をすると。
今だったらデスクワークして、パソコンで書類作ったり、プレゼンテーションの書類作ってプレゼンしたりとか、
普通のサラリーマンの仕事ができないといけないわけですよ。
サラリーマンにはサラリーマンの人間関係っていうのがあるわけですよ。
いろんな会社の付き合いとか、営業の仕事とかもあるし。
となると、人間社会、特に日本の社会もそうなんですけれど、
学校の教育なんかもサラリーマンを養成するための教育になっていくわけですよ。
一つの職場の中でみんなが仲良く、みんなと同じような仕事をしていくっていうのが当たり前の環境になって、
そういう人間を育てる学校教育になっていくわけですよね。
となるとですね、発達障害の人たちはそれについていけなかったりするので、
それによって発達障害っていう病気が作り出されてしまったわけです。
本来は発達障害って、全く病気じゃなくて、何にも困らないで生きていける人たちなのに、
この現代社会によって普通にサラリーマンとして仕事できないとダメみたいな環境になっちゃったので、
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発達障害が生きづらい世の中になっていってしまっただけなんですよね。
ただ、決して発達障害の人たちも落ち込む必要は全くないです。
発達障害っていうのは、何か普通の人ができる能力がちょっと欠けてたりとかするんですけど、
必ず普通の人が持っていない優れた能力も持っているはずなんですよ。
何かが欠けている分、何かがすごく長けているっていう人がほとんどなので、
自分の特性を知って、自分の特性、能力を生かす仕事に就くと、ものすごい大物になるんですよ。
むしろ発達障害じゃない普通の仕事をしている普通の人たちよりも、
はるかに高い能力を発揮してたくさんお金を稼いだりとか、
有名人になれたりとかするわけですよね。 例えばですね、
発達障害じゃないかって言われている人って世の中にいっぱいいるんだけど、例えば
米津賢士さんなんかも発達障害の
系がちょっとあるって言われてるんですかね。あれだけ
素晴らしい音楽を築いて、それを集中してやっていくと、素晴らしい楽曲を提供すると、いろんな才能を持っているので、
そういう人たちって発達障害の人が多いわけですね。 あとはですね、歴史上の人物で言うとレオナルド・ダ・ビンチとか
ジョン・F・ケネディとか、アインシュタイン、 トーマス・エジソン
スティーブ・ジョブスとか、名立たる人たちが発達障害だったんじゃないかって言われてるわけですよね。
ということで、他にもですね、日本の芸能人とか、 大企業の社長さんとか、CEOとか、
それ以外のスポーツ選手とか、発達障害っぽい人っていっぱいいるんですけど、あんまりそういう人たちの名前を出してしまうとですね、
ディスってるって、僕がディスってるって思われると困るので、ちょっと名前は出せないんですけど、
世の中で大活躍している人たちって、ほとんどの人が発達障害なんですよね。
そういう人たちは自分の特性を知って、自分の得意分野を活かして仕事しているので、トップに立てるわけですね。
逆に発達障害なんだけれど、自分が発達障害ということに気づかないで、
辛い思いをして生きている人とか、あるいは発達障害っていうことを自分がわかって、それで落ち込んでしまって卑屈になっている人、
自分の能力を生かす仕事に就けない人なんかは、逆に活躍できなくてニートになってしまったりとか、
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引きこもりになったりとか、最悪の場合、卑屈になって犯罪者になってしまったりとか、そういうこともあるわけですね。
なので、この質問された方は、20歳で自分が発達障害だって気づいて、これは本当に良かったと思いますね。
素晴らしいことだと思います。あとは自分は発達障害で、どういうことが得意で、どういうことが苦手なのかっていうのをしっかりと把握して、
苦手なことはそれなりに克服して頑張る。自分が得意なことはどんどん伸ばしていく。
自分をよく知って、自分の能力、得意な能力をどんどん高めていって、社会で活躍できるようになることを目指すのが良いと思います。
応援しております。はい、じゃあ以上です。 ご視聴ありがとうございました。
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