医師と歯科医師による集団提訴の背景
はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、医師90人がGoogleを集団提訴したことについてミケア先生解説していただきたいですというリクエストなんですけれど、これねちょっと前のヤフーニュースにもなってて、結構ねネット上騒がしてるんですけど、これどういうものかというとね、まあお医者さんとか歯医者さんが90人がですね、
Googleを相手にですね、集団提訴したってことなんですけれど、これはですね、Googleの口コミありますよね、Googleマップのところにある、その口コミのところで誹謗中傷されたりとかですね、ものすごい悪口をかかれて、で、被害を受けたと、で、それを放置されてたっていうことなんですよ、Googleが、Googleにね、で、中には治療費の踏み倒しを狙うケースもっていう風にですね、
ヤフーニュースには出てて、で、損害賠償を求めて、Googleに対して東京地裁で集団提訴っていう、それがニュースになってたわけであって、Googleが削除に応じないと、それに対してね、なんか削除ビジネスみたいなものもありますよっていうことがニュースになっててですね、
これね、ほとんどが詐欺みたいなんですけど、Googleの口コミのところにいろいろ悪口、誹謗中傷をかかれて、星1つっていうのもいっぱい付けられてしまって、で、平均の星がですね、すごい低くなっちゃったと、2つとかね、3つとかになってるわけとかね、
Googleのね、口コミ皆さんご存じだと思うんだけど、最高で星が5つなんですよね。それぞれのお店で、星の平均点いくつか4.5だと素晴らしいとかね、あと3以下だとひどいとかね、それは病院とか診療所以外でも飲食店とかホテルとかパーソナルジムとかね、いろんなお店でそういう評価がされていて、
それぞれの業種でもですね、そういう被害ってあると思うんですけど、今回はお医者さんと歯医者さんが集団提訴したっていうことなんですよね。で、その悪い口コミに対してこれをね、削除しますよっていう業者、そういうのがあるらしくて、で、高額なお金を請求されて、で、でもなかなかね、削除ってできないんですよね、基本的に。
まあ、書いた本人は削除できますよね、あるいはGoogleもあまりにもひどいものは通報されて削除するんですけど、結局ですね、なかなかGoogleって削除してくれないんですよね。これお店経営してて被害に遭っている人みんな知っていると思うんだけど、もう本当に言われもない事実無根を書かれたとして、それをGoogleに訴えても削除してくれないっていうのがまあ普通ですよね。
あの、あの、経営者の方はね、分かっていると思うんですけど、だからそれでね、被害を受けているっていうお店とかね、経営者の人はね、たくさんいると思うんですよね。あとはね、それ以外にその業者で、桜でたくさんいい口コミを書いてくれるっていう業者ありますよね。これ基本的にね、道徳的にも問題があると思うんですけど、まあ業者が桜を雇ってアカウントをたくさん持ってて、それでね、いい口コミを書いてくれるんですよ。
星5つで素晴らしい先生でしたとか、すごい美味しかったですとかね、素晴らしいホテルでしたってね、嘘の口コミを書いて平均の星を上げてくれると、4.5とか4.7ぐらいまで上げてくれるっていう、そういう約束してそれに対して高い報酬を払うっていうのもあって、これはね、あの、あってはならないことなんだけれど、もうこれはね、普通に蔓延してます、この業者っていうのは。
美容クリニックの中でもそれを使っているクリニックたくさんあって、まあその、今問題になっている悪徳ぼったくり美容クリニックってあるじゃないですか、全国にチェーン展開してて、埋没法29,800円でできますよって、実際行ってみると、その50万円ですとかね、
団禁されて、ふっかけられて、ぼったくられてっていうところのクリニック、そのクリニックでもものすごい星の平均点が高いんですよね、それぞれのチェーン展ごとに、まあ怪しいなっていう感じのクリニックがたくさんあるわけなんですけれど、まあという感じでですね、たくさん被害が出てて、今回はお医者さんと歯医者さんが提訴したっていうことなんですけれど、あるいは患者さんに脅されるっていうこともあるらしいんですよね、普通の病院でも。
こんなひどい扱いを受けたって、悪い評判書いてやるからなって脅されたりとか、あるいは悪い評判書いて、こんなのひどいじゃないですかって患者さんに訴えても、じゃあ消してほしいんだったら治療費ただにしろとかですね、そうやってそういう口コミサイトを悪用する人もいるっていうふうに、普通の病院とか普通の診療所、美容クリニックだけじゃなくて内科とか血科とかね、精神科とかがん科とかそういうクリニックでも
そういう悪い風潮になっているっていうことなんですよね、なので結局反撃ができないんですよね、患者さんとかお客さんから事実無根の誹謗中傷を書かれて欲しい一つとかつけられても、特に病院とかだったら反撃できないわけですよ、患者さんに対して普通の病院のとかの話ですよ、これは
結局その、医者って患者さんに対して守秘義務っていうものを負ってるわけなんですよね、だからこれを書いたのは誰々さんっていう患者さんで、この人これは事実無根ですよと、でこの患者さんはただ遅刻してわがままを言っただけで、こっちは注意しただけなのにそれに対してひどい診療を受けたとかね、ひどい検査されたとか手術失敗されたとかで事実無根を書いているだけですって患者さんのことを書いてしまう
と、それはそれで病院側、医者側に問題があるっていう風にバステられてしまうのでそれが書けないんで、結果的に泣き寝入りになりますよと、反撃っていうか、せいぜい悪い口コミに対して大変申し訳ございません、反省しております、今後は貴重なご意見をもとに
クリニックのスタッフ一度一丸となって頑張りますみたいなことしか書けないっていう辛いところがあるわけなんですけど、まあ僕はね、もう今ネットの時代ね、もうこれしょうがないかなって思うんですよね、本当は良くないんですけれど、もうね、どうしようもできないんですよね実際、まあこれ放置するのも良くないんで、提訴するっていうのは良いことだとは思うんですけれど、結局今さ、
今っていうか、日本っていう国はですね、お店、病院でも飲食店でもホテルでもコンビニでもね、お客さんと店員の関係って客の方が偉いっていう設定になってるんですよ、日本っていう国は。
で、これ海外だとね、全然違ってて、お客さんと店員の関係は対等なんです。普通に友達みたいに喋って、別にお客様ありがとうございましたみたいな平心平等な態度って取らないんですよ。それは海外のね、どんだけ高級なホテルに泊まっても、高級なホテルだとね、そのホテルのスタッフはね、すごい優しくて丁寧なんですけど、それはあくまでね、フレンドリーなんですよ。でも日本のホテルだと、お客様はーって感じじゃないですか、高級ホテルとかいう。
海外の高級ホテル、リッツロンドンとかいっても、すごい親切なんだけど、あくまで対等な立場でフレンドリーに、すごい良い友達っていう感じで接してくれるっていう、また違う感じで、上下関係っていうのはないんですよね。あくまでフラットなんだけど、でも日本の接客業っていうのは、店員より客の方が偉いっていう設定になってて、みんながそれを徹底してるから、やっぱりどこのお店もそうしないと、あそこの店員は態度が悪いって悪口を言う。
言われてしまう。お客さんに怒られてしまう。それはですね、美容クリニックでももちろん同じですよね。美容クリニックでもやっぱり、美容のお医者さんと患者さんだと、患者さんによっては、自分は客なんだから私の方が偉いんだみたいな感じの方、いらっしゃるわけなんですけど、僕はそれでいいと思うんですけど、日本っていう国はそういうもんだし、慈悲心療だし、それでいいと僕は思うんですけど、
医療機関における悪口書き込みに対する問題
普通の病院で働いているお医者さん、病気を扱っているお医者さん、心臓病なり、整形外科の骨折とか病気を扱っているお医者さんでも、患者さんによってはですね、俺は患者、客だからお前ら医者より偉いんだみたいな態度で診療を受けて、ちょっとでも嫌なことがあるとネットに悪口をかくっていう人が多いわけで、それが問題ですよっていう感じで、
もちろん、医者とか病院側に問題があるっていうこともあって、それを正しく書くのはいいんだけど、やっぱりみんながみんなそうじゃなくてですね、患者さん側にも問題がある、あるいは患者さんにほとんど問題があるんだけれど、患者さんがちょっとわがままだったりとか、自分勝手だったりとかして、自分の思い通りにいかないと、誹謗中傷を書くとか、事実向こうの悪口を徹底的に書くとかですね、書くっていうことがあるわけで、
やっぱり書く側としては自分にとって都合のいいことだけ書いて、相手にとって都合の悪いことばっかり書けるっていう、どうしてもそっちにそういう利点があるんでしょうがないかなとは思うんですけれど、結局きついですよね、普通の病院のお医者さんっていうのは、僕は今、美容クリニックで働いてるんだけれど、
普通に最初、医者になって8年ぐらいは大学病院とかガンセンターとか日赤とかいろんな病院で、普通に形成医科医とかとして病気の患者さんを見てたわけなんだけど、やっぱり一部ちょっとわがままで自分勝手な患者さんっているわけですよね。
予約を無断キャンセルして来ないとかですね、来ないくて予約の枠を奪って、病院側、医者側はダメージを受けたんだけど、後日司令といらっしゃってですね、この間来なかったじゃないですかと言っても、ああああとか言って全然申し訳ないっていう態度を取らなくて、っていう患者さん、それで当然だろうみたいな感じで、
ペナルティがないんで、結局予約を無断キャンセルしても罰金とかがないから、まあそんなのこっちの権利だろうみたいな感じなんですけど、実際には病院がスタッフ、他の患者さんにもすごい迷惑をかけてるんだけれど、そういうこともあるわけだし、
あとはやっぱりね、病気を扱うお医者さんって、患者さんってもちろん遺伝的な病気とか、自分に全く悲がないんだけど病気になるっていうことあるんだけど、結構な病気って患者さん自身が不節制だからとか、患者さん自身に問題があるから病気になるっていう病気っていっぱいあるじゃないですか、
例えば虫歯とかね、患者さん。毎日ね、ちゃんと歯磨いてれば虫歯ってそうならないんですよ。多少はなりますけれど、だけど全然歯磨かない人っているんですよね。患者さんがどれだけね、歯磨け歯磨けってどんどん歯ボロボロになるよって言っても、全然磨かない人っているんですよね。
あるいは生活習慣病とか、肝臓をアルコールで害しちゃう人とか、お酒飲んで肝臓どんどん悪くなって、これ以上お酒飲んだら死んじゃうよって飲んだらダメだよって言っても、飲み続けてどんどん悪くなって、それで通って入院していって、それで医療費をたくさん使って、国家の財政が圧迫されるっていうこととか、あとタバコだって、タバコ吸って病気になったりとか、タバコやめないとダメよって言ってもやめないとか、
あと食事でもね、糖尿病っていうものね、新型糖尿病っていうのも多少遺伝的なものっていうのもあるんですけど、それでも食事を節制してちゃんと運動すればですね、糖尿病発症するリスクってうんと下げれるし、それに伴う血管性の病気とかもですね、予防することができるんだけれど、
まあできなくて不節制で食べまくって肥満になって病気になって腎臓悪くして透析になってとかですね、目も見えなくなってとかっていうこともあるわけで、そういう人に対してですね、ちゃんと食事節制しないといけないよって言ってもそれを守れない人っているわけですよね。
そういう場合って医者ってちょっときつめに言わないといけないんですよ。ちゃんとダメだよって、本当に死んじゃうよとか言って、ちゃんと守ってくださいって、お酒飲んじゃダメですよって言っても飲んじゃう人とか、あるいは思いっきりきつく言うと多少マシになる人とかもいるんですけど、そうなるとですね、自分は客だ、医者は定員だから客である自分の方が偉いって思っている人に対しては、
定員に説教されて腹が立ってそれを腹いせに悪口書き込むとかですね、そういう人もいるわけですよね。あるいは点滴させたり注射したりとかね、採血する痛いのに、痛いのですか、痛いの嫌ですよとか言って、やめろーとかね、大暴れする人とかいるんですよ、大人でも。そういう人をみんなで抑えつけて、やらないとダメなんですって言ってね、ちょっときつめに言わないといけないじゃないですか。
そうするときつめに言われるとプライドが傷ついて、その腹いせにネットで悪口書く人とかもいるらしいんですよね。
医師や歯科医師90人の提訴について
歯医者さんとかでもさ、矯正とかでマウスピースしないといけないのにサボってて全然ガタガタになってとかして、ちゃんとマウスピースしないとダメですよって、矯正せっかく始めたんだからうまくいかないですからってね、だらしがない患者さんに対してね、やっぱり医者や歯医者がきつく言わないといけないってことってあるんだけど、まあそれはなかなかですね、今の世の中でできにくくなってるっていうのが多いんですよね。
うん、ということなんで、まあそれで世の中のね、お医者さん、歯医者さんがね、困ってるわけなんですよね。
で、審議不明の内容の書き込みっていうのがヤフーニュースにも出てるんだけど、主要内科のA医師の意図的な見過ごしでめちゃくちゃにされました。
Bに実験題にされました。切らなくて良いところまで切られて、実験的な報告をされました。
理学療法士のCはD病院で汚職をしていた。EはD病院で毎日患者を殴っていた。ここの医療機関はイカレポンチばかりです。IQ70以下ばかりで腹が立つより呆れるばかりです。頭が良くないメス豚どもとまともに話をしてはいけません。
F病院は行かないでバカバカバカバカバカ野郎とかね。これがね、全部審議不明の書き込みっていうことなんですよ。
全くの事実無根っていうことだと思うんですけど、これ書かれたらきついですよね。確かに。
本当のことでもきついんだけど、審議不明でこんなこと書かれたらきついんで、腹痛で書く人とか多いっていうことなんだと思いますけどね。
ということなんですけど、僕も本当に今回提訴された90人のお医者さんとか歯医者さんには共感するっていうところもあるんですけど、
っていうのはですね、こういう病気を治すお医者さん達って、病院も診療所もやっぱり経営していかないといけないんですよね。
だからちゃんと売り上げ上げて利益上げないといけないから、やっぱり医者と患者の関係もですね、店員とお客の患者さんで、
お客さんに悪い書き込み書かれると、患者さん来なくなっちゃって売り上げが落ちちゃったりとかするわけだし、やっぱり気持ちよく患者さんに通っていただきたいっていうのもあると思うんですよね。
じゃあどうしたらそういう病院や診療所はいい口コミを書いてもらえるかっていうとですね、これ僕全部わかってるんですけど、
これはね、患者さんを徹底的に甘やかすと悪口は書かれません。中には書く人もいるかもわかんないんだけど、だいぶ書かれなくなります。
徹底的に甘やかす。だからさっき言った、説教とかきつく言うっていうのはやっちゃダメなんですよ。
なので、まともなお医者さんになると悪口書かれちゃうんですよ。
で、まともじゃなくて、とにかく金儲け主義でひたすら患者を甘やかすっていうお医者さんは、いいお医者さんだって言われるっていうことが多いですね。
結局、例えばね、風邪ひきましたと、病院行きましたと、風邪で病院に来る人ってやっぱり薬を出してもらうことを望んでるんですよ。
で、検査してほしいよと。で、できればその点滴してほしいよとか、水も飲めてご飯も食べれるのに、なんか点滴してもらうと喜ぶ患者さんって言うんですよ。
点滴してくださいっていう患者さんいるんですよね。で、水飲めてますか飲めてます。だったらする必要ないですよって言うと、患者さん怒って態度が悪い、点滴もしてくれなかったってね、悪い口コミ書かれちゃうんで、
風邪で点滴する必要なくても患者さんが点滴してくださいって言ったら、わかりましたって笑顔で点滴してあげると患者さん喜ぶし、病院も儲かるし、ネットに悪口もかれないし、いい口コミ書いてくれるかもわかんないですよね。点滴してくれていいお医者さんでしたって。
で、必要のない検査でも患者さんが検査してくださいって言ったら、全部してあげると患者さん喜ぶんですよね。
なんか、なんとなく体調悪いんですよねって、なんとなく頭がぼーっとするんですよねって、頭大丈夫ですかねって、まあ問題ないなって、メンタル的なものだなって、多分の疲労だなってわかっても、とりあえずCT取るんです。もう頭のCT、場合によってはMRI、場合によってはもう頭から足の先までCT、MRI取って問題ありませんでしたって言うと、
あ、なんてちゃんとしてくれるお医者さんなんだ、しっかり検査してくれて安心しましたってね。で、もう体中ね、被曝しまくってるのに喜んでくれる患者さんっているんですよね。まあこれ本当に馬鹿げてるんですけど、患者さんの望むことを全部やってあげると、病院も儲かるし、口コミも書かれないっていうのがあります。
で、多いのはね、精神科ですよね。精神科のお医者さんもですね、結構真面目なお医者さんが悪口書かれちゃって、悪徳なお医者さんが悪口書かれないっていうのがあって、結局精神科に通う患者さんって多くの人が薬が欲しいんですよね。睡眠薬だちくださいとか、デパッツくださいとか、あるいはコンサータくださいっていう人。診断して欲しいんですよね。
僕ADHDだと思うんですよね。なのでコンサータ飲みたいんでADHDの診断してもらえませんかって言って、いやいや、あなたはADHDじゃないんでコンサータ必要ないですよなんて言っても、そうすると薬出してくれなかったらすごい態度悪い精神科医だって悪口書かれちゃうんで、そういう時も患者さんの言う通りに、あなたはじゃあADHDですね、診断しておきますね、コンサータ出しておきますねって言うと喜んで、いいお医者さんだって書かれたりとか悪口書かれなかったりとかするわけで、
もちろん患者さんがみんなそういう人じゃないんだけど、大抵悪口書く患者さんって自分の思い通りのことをしてくれなかったってそれに対して不満の患者さんが多いんですよね。
医療機関での患者対応と口コミ
という感じで、結局真面目に患者さんのことを思って、いや点滴必要ないですよとか、いや風邪なんで抗生剤必要ないですよとか、ちょっときつく言うと患者さんに悪口書かれちゃうっていうのがあって
医療資源を無駄に使わないことと、患者さんにとって無駄な薬を出さないっていうことと、患者さんにとって一番適切な処置をするっていうことを心がけていい医療をすると、病院も儲からないし悪口も書かれちゃって散々ダメだっていうことになるんで、それで今回お医者さんと歯医者さんたちすごく怒ってるっていうのがあるので、すごく共感しますという話でございました。
ご視聴ありがとうございました。