2025-01-03 39:22

EP.456 日本の保険診療の問題点について。なぜ美容医療に医者が流れる?【直美】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=L4iAhHQny3A
00:01
はい、こんにちは。今回なんですけれども、 日本の保険診療の問題点というテーマでお話しさせていただこうと思います。
というのは、今、日本の美容医療業界がいろいろ問題視されているじゃないですか、 直美が増えているとか、直美っていうのは研修医終わってすぐに美容クリニックに就職する人、
あとは、直美以外でも普通に内科とか外科とか、普通の保険診療のお医者さんをやってた人が、もうこんな仕事やってられねえって、美容の方に流れてくるとかね、そういう人も増えているわけで、
今、日本全体で医師不足、看護師不足なわけなんですけれども、誰さえ医師不足なのに、病院で働いてくださる内科とか外科とか、産婦人科とか救急とかのお医者さんが減っていって、美容に流れて、これは問題だって言われているのと、
あとは美容外科医とか、美容皮膚科医とか、美容のお医者さんが不謹慎な行動をとってしまう、SNSで不謹慎なものをあげてしまうとか、美容外科医がカラオケ屋で女子高生を連れ込んで性的な暴行をするとかですね、
いろんな問題が起きているわけですよね。美容医療業界もちろん問題なんですけれど、実は保健診療の方も結構大きな問題を抱えていて、日本の医療業界全体の問題として考えないといけないわけなんですよね。
そもそも保健診療の方に問題があるから直美が増えたりとか、真面目に保健診療をやっていたお医者さんまでが美容の方に流れてしまったりとかですね、美容外科医ばっかり増えちゃって、その結果質の低い美容外科医、美容皮膚科医などが増えてしまって、いろいろ問題が起きているということなんですよね。
なので、なんで直美が増えているのか、なんで他科から美容に流れるのかという話も含めてさせていただこうと思うんですが、まずですね、なんで保健診療をやっているお医者さんが美容の方に流れるか、あるいはちゃんと保健診療をやらないでいきなり美容の方に研修を終わって流れるかというと、やっぱり保健診療の医者の仕事に魅力を感じないとか問題点があるから、
美容の方、自由診療の方が魅力を感じるからというのがあるわけなんですけど、まずですね、なんで保健診療を嫌がられるかというと、無駄な医療が実は結構多いんですよ。
今日本ね、医療費がどんどん膨れ上がっていって、国家の財政を圧迫しているわけですよね。保健料も上げざるを得ないし、増税もしないといけないわけであって、本来は医療費を削減していかないといけないんだけど、どんどんどんどん膨れ上がる。
03:15
それは少子高齢化で、労働人口が今後減っていって、非労働人口が増えていく、医療費かかる増税、保健料が上がるというのはしょうがないというのはもちろんあるんですけど、やっぱりですね、根本的に無駄な医療ってすごい多いんですよ。
まずですね、高齢者に対する積極的な治療とか過剰な医療とかっていうのが挙げられますよね。
わかりやすいのが延命治療とか、あと寝たきり老人って言われている人。
例えばヨーロッパなんかだと、延命治療ってほとんどしないんですよね。
人間っていうのはご飯食べれなくなったら、そのままお亡くなりになっていくと、水分も取れなくて、だんだん脱水で干からびていって、ぼわーっとしていって、そのまま浪水でお亡くなりになる。
それが自然な姿だと言われているんですけど、日本だとですね、過剰に延命治療をする傾向があって、
最近はですね、リビングウィルとかそういう制度、生前に自分は延命してほしくないとかね、そういう意思を伝えるとかですね、そういうのもだんだん浸透してきてはいるんですけど、
だけど残念ながら延命治療ってかなり行われている。
なんでかっていうと、延命した方が病院の収益になるからなんですよね。
日本の医療機関って大部分が民間の医療機関なんです。
なのでそういう民間の病院も経営していかないといけないためには、売り上げないといけないんですよね。
そのためには高齢者の延命治療をして、寝たきり老人をたくさん作ってベッドにたくさん寝かせてね、ベッドを埋めないといけない。
入院費っていうのは大きな収入源になりますので、色を作ってそこから栄養を流し込んで、あるいはIVH、中心腸病副栄養をしたりとか、
状態が悪くなって肺炎になったら抗生剤で治して、また延命してとかですね、
そうやってずっとベッドを埋めていく、言葉悪いんですけど、転がしてベッドを埋めるとかね、
よくそうやって言われてるんですけど、この業界の中ではね、あまり良い言葉ではないんですけど、
となるとですね、そういうですね、寝たきりの高齢者がたくさんずらーっと寝てる病院で働いてるお医者さんとか看護師さんって、
自分は何のために医者になったんだろう、自分は何のために看護師になったんだろうって疑問を抱える人っているんですよね。
これは本当に正しいことをしているのかと。苦しんでるんですよね、その寝たきりの高齢者の方。
口開けっぱなしがあって、動くこともできないし、意識も朦朧して、これは正しい医療なのかって、まず疑問を感じるってことがあります。
06:11
中には本当にあってはならないことなんだけど、その高齢者の方のご家族が年金を目当てにずっと活かしているっていう状態、
っていう本当に辛い現実、そういう方々も一定数いるわけなんですけど、だけど医療サイドとしては、やっぱり家族が延命してくださいって言われて、
延命を断ち切るわけにはいかないんですよね、っていう辛い現実があって、保健診療に対して疑問を持ってですね、
だったら美容医療、自費診療っていうのは健康な方がいらして、治療して喜んでくれたらいいかな、そっちの方がやりがい感じるんじゃないかって思って美容の方に行く人もいるわけで、
そういう保健診療、いろいろ問題があるわけであって、あとはですね、生活保護の患者さんをたくさん集めて無駄な医療をたくさん施すとかね、
検査して薬出して、手術の適用もないのに手術してっていうことをして、悪徳に設けている病院なんかも一部ありますし、
あとは精神科のお医者さん、精神科の医療機関なんかも、ほとんどの精神科の先生はですね、本当にしっかりと患者さんの病状に向き合ってカウンセリング重視で、
その人がね、ちゃんと治るようにっていうことをやってくださっていると思うんですけど、一部の悪い精神科医はやっぱり精神科のクリニックの経営のためにですね、すぐたくさん薬を出して、
5分診療でまた来てくださいって何回何回もそうやって回転させて効率よく利益を出そうと。
結局カウンセリング重視、この方は軽度の打つ状態なので、薬出さなくても、例えば運動するとかね、食生活を見直すとか、日光浴びるとか、考え方を変えるとかね、
そういうですね、投薬治療以外の方法で治す方がやっぱりいいに決まってるんですよね、それで治るんだったら。
それで治らない、本当に投薬が必要な患者さんだったら出せばいいんだけど、何でもかんでも薬出しちゃうと。
結局そういう行動自体を治しましょうっていう治療、カウンセリング重視だと回転が悪くなって経営が成り立たないんですよね。
なので赤字にしないためにはどんどんどんどん薬出して、必要なくても薬出して、言葉悪いんだけど薬付けにして何回も何回も通わせて、患者さん自身も薬が必要なんだと。
場合によっては薬に依存しちゃって薬から離脱できなくなってとかですね、それを分かっててやってる精神科のお医者さんもごくごく一部いらっしゃるっていう方、
09:07
そういうのに疑問を持って精神科が嫌になって病院に行くっていう人も一定数いるわけですよね。
あとは日本の無駄な医療、風邪ひいて病院にかかる人ってすごい多いんですよね。
別にいいんですけれど、熱が出て咳が出て辛くて病院にかかる。
ただ海外見るとですね、アメリカにせよヨーロッパにせよ、風邪ぐらいで病院にかかるってあんまりないんですよね。
風邪ぐらいだったら自分で治しましょうっていう場合が多いわけで、またアメリカとかイギリスとかヨーロッパ、ドイツとか日本と医療制度全然違うんですよ。
日本とアメリカとイギリスってわけでもそれぞれ全然違ってて一長一短あって、どれが素晴らしいっていうのはないんですよ。
完璧な医療システムっていうのはないんですけれど、正直日本はアメリカよりかはマシだとは思ってるんですけどね。
アメリカってそもそも病院にかかりたくてもお金がなくてかかれなくてのたれ死にしちゃうとかね。
病気で病院にかかってもお金がないんだら帰ってくださいって門前払いされたりとかね。
それぐらいであって日本は無駄な医療が多いんだけれど、門前払いされることはなくて日本の最高レベルの医療をほぼ確実に受けることができるんです。
お金がなくても生活保護でも無料で受けることができるわけですよね。
生活保護じゃなくて保健師だったら3割負担で、あと高額療養費制度とかもあるので払える範囲内なんですよね。
高額療養費でもつらいっていう方いるかもわかんないんだけど、一応ちゃんと最小限の医療を受けるシステムは成り立っているわけですよね。
国民会保険制度で。
また話戻るんですけど、風邪でかかって、国民会保険だから料金安いから、自己負担安いから風邪でもかかっちゃう人多いんですよね。
あと診断証が必要だからとか、会社に診断証持ってこいって言われたからとか休むためにはとか、そういう理由の方もいるんですけれど。
で、医者が診察してただの風邪だってわかったら、何もしなくていいんですよ。
ただの風邪で水も飲めて、高熱でうなされてぐたっとして動けないとかそういうレベルじゃなければね。
歩いて病院に来れて水も飲める、水分摂れるんだったら、じゃあ安静にしておいてくださいって済むんですよ。
そもそも海外で風邪ぐらいで病院にかからないわけですから。
だけどそれだと利益にならないからとかで、必要のないのにお薬出したり、ウイルス性の風邪なのに抗生剤出したりとか、
12:01
水飲めてるのに点滴打ったりとか、熱だって別にちょっと出てて元気なんだけどわざわざ解熱剤を使ったりとかね。
場合によっては入院させたりとか、必要のない検査をいっぱいしたりとかっていうのがあるわけであって、
無駄な医療が多いですよと。それに気づいてやってる意味ないのかって。
本当に必要な医療だけやりたいっていう人が自費診療の方に進むってこともあるわけなんだけど、
また美容医療の世界も本当に汚い部分もたくさんありまして、なるべく僕はその汚い部分じゃなくて、
本当に患者さんが喜んでくれる美容医療だけ施そうとはしてるんですけれど、
それでもやっぱり精神が病んでしまって、必要のない治療をですね、
手術してくださいっていう人なんかもたくさんいらしてですね、いろいろ大変なところはあるわけなんですけど、
今日本で一番問題になっている美容クリニックはですね、悪徳ぼったくりクリニックっていって、
安い料金で広告売って実際来たら軟禁してですね、嘘でたらみを並べたあなたの場合は、
2万9千8百円では無理で50万円の二重の修繕はないといけませんって言ってね、
情報弱者のことをぼったくるっていう、もう極めて悪徳なクリニックが増えていって、
そういうところに直美の人とか、あとは内科とか外科とか他科から移ってきた美容医療ね、
未経験のお医者さんなんかがたくさんそこで雇われていって、
もうそれが当たり前になっている、日本の美容医療業界の質がここ5年10年で急激に下がっているっていうのはあるわけですよね。
という感じで、あとは問題点といたしましては、保険診療はですね、訴訟リスクがすごく高いんですね。
もちろん美容外科も訴訟リスクってありますよね。
どんな医療行為でもどんな手術でも必ず一定数の確率でリスクっていうのは送るわけで、
1000回手術して1000回完璧にうまくいく外科医なんていないわけですよね。
どんな名医って言われている外科医でも一定数合併症を起こしたりとか思うように結果が出ないっていうことはですね、必ずあるんです。
それは心臓の手術でも脳の手術でもね、出産でもね、美容外科の手術でもね、それは全部同じなんですけれど、
訴訟リスクって美容医療と保険診療どっちが高いかというとね、保険診療の方が圧倒的に訴訟リスクって高いんですよ。
美容外科とか美容医療でもトラブルとか訴訟って一定数あるんですけれど、
実際には心臓外科とか脳外科とか救急とか産婦人科とか小児科の方がですね、よりハイリスクなことをやっているわけですよ。
15:10
そもそも美容医療って人が死ぬっていうことは滅多にないんですよね。
健康な人を扱っているわけですから。
でも、稚拙な手術をしてしまったりとか、何か問題が起きれば死亡事故って起こるんですけれど、
保険診療でやっている外科とか内科とかに比べれば、合併症で死亡するっていうことは少ないんですよね、美容医療の方が。
むしろ産婦人科とか小児科とか救急とか心臓外科とか脳外科とか一般外科とか皮尿器科の方が大きな手術をしている分、死亡事故が起こるってことは起こりやすいんですよね。
なので、そっちの方が訴訟リスクが高いんです。
これだけリスクを抱えて大変な手術をしているのに、収入は美容医療の方が圧倒的に高いんですよね。
ケースバイケースですけど美容の方が2倍とか3倍とかそれ以上とか、なおかつ美容医療をやっている方が労働時間も短いっていうことがほとんどですよね。
だいたい10時出勤で4時には帰れる、定時に帰れて残業とかある場合もあると思うんですけど残業とかほとんどなくて、当直もまずないし、顔面のコツ切りとか大きな手術をやっているところはまた別なんですけど、
あとは夜中に呼ばれるとかっていうことも滅多にないんですよね、オンコールとかもないんで、楽して稼げるんですよ、美容医療の方が。
なのでもうやってられるかってなって外科とか救急とか産後人科とか辞めて美容の方に進むっていう人は多いんですよね。
あとはディスクが高い分、保健診療っていうのは同意書の数がすごく多いんですよ。
例えばゾウエCT取るのにゾウエ剤のリスクがあります、それ以外のIVH、CVカテテルでも飢餓になるリスクがありますとかね、
いちいちっていう言い方も良くないんですけど、同意書をたくさん取らないといけない。検査でも手術でも麻酔でも同意書だらけなんですよね。
なので事務仕事がすごく溢れてるんですよ、保健診療っていうのは。
美容医療の方は同意書あるんですけど、結構分担化されていて、医者が説明して同意書を取るっていうこともあるんですけど、
それ以外の事務仕事、手術の大事な説明っていうのは医者がやるんですけど、
それ以外の事務の仕事っていうのはやっぱり事務がやってくれるんですよ、美容医療、自肥診療だとね。
18:04
それが保健診療だと、医者の事務仕事ってめちゃくちゃ多いんですよね。
同意書以外でも入院診療計画書とかサマリーとかね、保健診療するためにはこれだけ書かないといけないっていう書類が山のようにあるんですよね。
ちょっと効率悪いんじゃないかなって思うんですよ、僕らから見ると。
むしろ自肥診療で自分たちのシステムでやってるところの方が無駄を省けて効率化、合理化が進んでるっていうところはあるんですよね。
やっぱり大きな病院で大変な手術をして長期間入院っていう方がですね、それだけ書類の数も増えてしまって、
もう事務屋さんじゃないかって本来の医者の自分のやりたい仕事ができないと。
これは一昔前に比べて最近の保健診療が事務仕事が増えてるんですよ。
僕が研修院になった時、24歳、25年くらい前よりも今の方が事務仕事が、保健診療の事務仕事が2倍3倍とかになってんじゃないかなって思いますね。
っていうところがあるわけであって、それだけ訴訟リスクとかいろんな問題が増えれば増えるだけ書類がどんどん増えていってるんですよね。
昔だったらこんなことで書類、同意書を取らなくてよかったのにとか、IVH入れるのに同意書を昔取ってなかったんだけど今だとそれも書いてもらわないといけないとかね、どんどんどんどん増えてるわけですよね。
やっぱり医療サイド、お医者さん側も自分たちの身を守らないといけないわけなので、リスクのあることは全部説明して同意書を取らないといけないって、
それが積み重ねていってどんどん増えてるっていうのがありますよね。
僕が医者になるもっと前なんかは本当に同意書なんかほとんどなかった。
手術の同意書とかはあったと思うんですけれど、何とか昔はね、お医者様は神様ですみたいな感じで、
患者さんはお医者さんにもう全部任せますお願いしますって、私たちは素人なので難しい話聞いてもわかんないのでまな板の恋です全部お任せしますみたいな感じだったんですよね。
僕が医者になった頃とか僕が学生の頃からインフォームドコンセントっていう概念がどんどん進んでいって、
ちゃんと患者さんに治療する前には説明しないといけない、同意を得ないといけない、
あるいはいろんな選択肢を表示して、提示して患者さんに治療法を選んでいただかないといけないという概念が僕が学生ぐらいの時から段々できてきたって感じで、
僕が医者になる前なんかね、もっと書類仕事、事務仕事っていうのは少なくて、本来の医者の仕事だけやれたっていう感じなんですね。
21:04
僕が学生の時ぐらいに、がんの告知をちゃんとやらないといけませんよっていう概念ができたんですよ。
それまでってがんの患者さんがいたら、医者は患者さんにね、あなたはがんです、こういう治療をしますっていうがんの告知なんですけど、
それしないことが多かったんですよ。
っていうのは昔はがんって死ぬ病気っていうふうに思われてたんですよ。
今よりもがんの治療が進んでなかったんで、早く死んでしまうことが多かったんですけれど、
なのであなたががんですって言うと、生きる希望をなくして自殺する人が出てきたりとかするので、がんですって言わないと。
家族には言ったりとか言うんですけれど、大抵の場合はね、本人には言わなくて、嘘つき続けるんですよね。
胃がんなのにあなたは胃海洋です。なので胃を取る手術をしますって言ってね。
胃取られて、抗がん剤の点滴されてるのに抗がん剤ってことも言わなくて、これ何の点滴だろうって思いながらね、お亡くなりになってくっていう感じで。
なのでがんの患者にもね、がんって言わなくて嘘ついてたりとかね、そういうことが普通にまかり通ってた時代。
それが正しいって思われてたんで、今考えるとちゃんと言わないといけないよね、説明しないといけないよね、その人の人生があるよねって。
全然違う感じだった。それだけ昔はですね、お医者さんは神様ですっていう感じで、医者の仕事に邁進できたっていう環境があったんだけど、それがどんどんどんどんね、事務仕事が増えて、今ではもうほとんどが事務仕事っていう感じになってますよ、医者によっては。
特に下っ端に行けば行くだけ事務仕事の数が増える。まあでもまあ教授レベルになるとまた別の会議とかね、そういう事務系の仕事とかね、お医者さんも本来の仕事とは違う仕事っていうのが増えていくわけなんですけどね、っていう感じですよね。
あとは保険診療の問題点っていうのは、自費診療、美容医療って料金が明確じゃないですか、自分たちで設定してこの手術はこの料金いただきますっていう感じなんですよね。自由に料金を設定するわけですよね。
保険診療って値段、料金が全部保険点数の表で決まってるわけですよね。厚生労働省が保険点数決めてるわけですよね。
なので、どんな名医が治療、手術しても、どんな度身人って言い方悪いけど、新米のお医者さんとか、薬医者とか、スキルがレベルが低いお医者さんが治療しても、同じ診療報酬なんですよね。
24:07
なので、腕を磨けば磨くだけ病院の売上が下がったりするんですよ。
というのは、例えば優秀な外科医だったら、すぐにこの病気だから手術必要ですって見抜いて、見事な手術をして、すぐ治して退院させちゃうんですよ。
例えば整形外科医で足骨折したら、ちゃんと治します、治して歩けるようにして、退院ですって返しちゃうんですよね。
そうするとそれだけの診療報酬しか入ってこなくて、下手くそな整形外科医が手術すると、一発でうまくいかなくて、うまくいかなくて、また入院させて、また再手術してってコテコテやってると、
その都度報酬が入ってきて、病院の売上に貢献して、なので腕の悪い医者の方が病院は儲かったりするんですよね。
なので腕を磨いて、名医になるだけ売上に貢献できなくなって、なんで売上ないんだって病院の経営者、院長とかから怒られたりして、そうすると俺は何のためにこの仕事やってるんだって感じてね。
やっぱりだったら有名のある美容医療に行こうと。美容医療だと保健診療とは違って自費診療で自由に料金を設定できるんで、需要と供給のバランスで料金設定することができるんですよ。
なので腕が良くて有名で人気があるってなると、料金を高く設定することができるわけですよ。
患者さんは料金高くてもこの先生にやってほしいからと。
それは理想なんですけど、実際にはそうなかなかうまくいかないっていうのもあって、そういうところもあるんですけれど、実際には情報弱者の患者さんってたくさんいらっしゃるんで、
悪徳ぼったくりクリニックで2万9800円でできますよって安い料金でつって、実際にあなたは無理ですよって50万円じゃないといけませんよって悪徳カウンセラーに軟禁されて治されて、下手くそな新米の医者が埋没マシンが手術するとかね、
そういう状況が日本の美容医療業界そういう状況になって本当に質が下がってるんですよ。
極めて危機感持った方がいいですね。
国もちゃんと本腰入れて悪徳ぼったくり美容クリニック規制しないといけないと思いますね。
保健診療、多くの民間の医療機関なんで経営しないといけないんですよね。
27:00
利益を上げないといけない、売り上げを上げないといけないってなると、病気じゃない人を病気にして治療するとかね、そういうことがいろいろ行われちゃってるんですよね。
一部の精神科の先生なんかは過剰に診断して、過剰に薬を出したり、本当に極一部の悪い精神科の先生だと思うんですけどね。
精神科でも美容外科でもいい先生もいれば悪い先生もいるんで、ほとんどがいい先生だと思いますけど、一部の悪いお医者さんはそういうことをしてね、
本来病気じゃない人を病気にしたりとか、生活習慣病とか、過例による変化でこんなもんですよっていう状態でも病気ってことにして過剰に薬を出したりとか、検査して治療したりとかね、そういうことがあるわけで。
生活習慣病なんかはね、本来は生活習慣が問題なので生活習慣を治しなさいと、生活習慣を指導するだけでいいので、
そのレベルだったら、まだレベルが低いんだったらね、お医者さんじゃなくて他の誰かがね、栄養士さんとか運動療法とか勧めてくれる人が指導するだけでいいんだけど、そうじゃなくて、もうすぐお薬出しちゃったりとかするんですよね。
薬出さないとね、送院させないと儲からないからとかね、そういうのもあるわけであってね。
なので保健診療ってね、いろいろそういう問題があるわけですよね。
そういうですね、いろんな問題点を最近はお医者さんがTwitterとかSNSで愚痴、不平不満をバンバンバンバンTweetしてるわけですよね。
ブラック病院で働いている社畜医者ですとかね、そういうアカウントで、そういう人は顔と名前隠して社畜医者みたいな感じのアカウントで不平不満を言うんですよね。
で、その反面、美容のお医者さん、InstagramとかTwitterとかもそうなんだけど、顔も出して名前も出して、フェラーリ乗ってますって、今日も楽しいですってね、合コン行きました、わいわいって。
ドンペリーなんたらとかね、みんな得上しそうとかね、キラキラキラキラしてるの見るのがね、俺たちはなんでこれ社畜で下飼いやってんのに、こいつら美容下飼いは高い給料は楽してキラキラしてって、じゃあ俺もそっち行こうってね、そういう感じで。
昔のお医者さんはそういうSNSとかなかったんで、別の医者の世界のこととかあんまり知らなかったんですよね。たまたま知り合いがいてお話しするとかそれぐらいのレベルだったんですよ。
なので大変な思いで下飼いとか救急とかやってる先生はこんなもんだろうと、こういうもんだ、医者はこういうもんなんだって思ってひたすらその仕事に邁進してたんだけど、今結構なお医者さんはTwitterとかSNSやってて、
30:11
Facebookとかだったら内科の先生とか外科の先生Facebookやってる先生多いんだけど、顔と名前出してるからあんまり不平不満言わないですよ。自分の働いてる病院の悪口なんか書いたら怒られますからね。
だけどTwitterで顔と名前隠して不平不満言ってるお医者さんいっぱいいるんですよね。そう見るとこういうもんなのか美容のほうがいいのかってね、情報をみんなで共有して今まで入ってこなかった情報が入ってくるんでね、それで美容に流れてるっていうのもあると思いますね。
あとはね、これ言いづらいんだけど女医さんですよね。女医さんの多くが美容のほうに流れてますよね。直美なんか女医さんすごい多いんですけど、なんでかっていうとね、やっぱり女性であるわけなので、結婚して妊娠、出産、あと子育てとかね、いろいろあるわけであって、
それはね、保健診療の医者やりながらね、妊娠して出産して子育てとかね、おっぱいあげてってね、なかなか難しいんですよ。周りのお医者さんからもね、ちょっと嫌な目で見られちゃったりとかね、あるかもわかんないですよね。
だって少ない人数で外科のチーム組んでて、この人が休むとその分の仕事が自分に回ってくるとかなんだけど、妊娠してつわりで休みますとかね、出産3キロ取りますとかなるとですね、ちょっとそういう目で見られちゃったりとかするんですよ。本来はそういうのは良くないんだけど、現実的にはそういう環境になってしまうわけなので、
となると、それが美容医療だとですね、結構時短で働けたりとか、あと埋没マシンとか悪毒ぼったくりクリニックとかの直尾とかだったら、自分がいなくなっても代わりがいるわけですよ。で、子供でしばらくしたら戻ってきてまた働いて、また埋没マシンでぼったくりやってとかね。
で、技術を習得するまでも埋没法だけだったら、とりあえず美容を見真似でへったくそな埋没法をやりたいとかしてるわけで、本来はどんなお医者さん、どの科でも1人前の医者になるためには、やっぱり10年は修行しないといけないんですよ。トレーニングしないとその科の1人前にはなれないんです。
だいたい専門医をとるまでには、10年目とかね、8年目、僕は8年目で、8年かかったか、最初は麻酔の標本医をとってから、あと学医もとってね、博士医をとって血清科の専門医をとったから、8年全部でかかったんだけれど、だいたい10年くらいかかるわけですよね、1人前になるためにはね。
33:02
だけど、医者って24歳で最短で医者になって、研修医をやるのが最短で26歳で、そっから1人前になるんだったら、やっぱり34歳とかになっちゃうんですよね。
ってなると、妊娠・出産の機会の損失っていうのもあるかもわかんないですよね。なので直尾の方がそういう場合は有利だっていう感じで、今女医さんがすごい増えてるんですよね。
決して悪いことではないんですけど、例えば産婦人科とか小児科とか、女医さんの方が場合によっては向いてるっていう科もあるわけなんで、男性のお医者さんも産婦人科、小児科向いてるんですけど。
なので女医さんが増えるっていうのは良いんですけど、女医さんが増えるとですね、救急とか外科とか大変な科に進むお医者さんの数は減ってしまうわけですよね。
体力がいるし、あと、妊娠とか出産とか、男性はない分そっちの方に専念できるっていうのはあるわけなので、っていう感じなんですよね。
かといって大学の医学部で女性の学生を制限するとかね、そういうことは良くないわけであって、難しい問題、良くないっていうかね、なかなか難しい問題かなとは思いますね。
あとはですね、今ね、どこの科でも手術が回ってこないっていうお医者さんってすごい多いんですよ。外科系のお医者さん。
もう美容外科でも、形成外科でも、一般外科でも脳外科でも心臓外科とかでもあらゆる外科で同じこと言われてるんだけど、手術が回ってこないと。
手術の腕が磨けないっていうお医者さんは多いですよね。
っていうのは、結構今、内視鏡の手術とかロボット手術、遠隔手術とかね、そういうのがだんだんだんだんですね、発達してきて、昔だったらみんなお腹の手術だったらお腹開けて中展開してワーってやる手術をして、っていうのが普通だったんですけど、
今、いきなり内視鏡とかだと、昔の先生とか今内視鏡やってるベテランの先生なんかは回復の手術とか色々やってるんだけれど、内視鏡がメインになると、いきなり内視鏡じゃないですか、ってなると、お腹開けて展開して手でいじってっていうことがですね、なかなかやる機会が少なくなってきて下界の腕が磨けないっていうのがね、なかなかあると言われてますよね。
あとがんの治療でも、抗がん剤とか放射線の治療がね、進歩すればですね、それだけ手術の件数も減ったりとかね、そういう話も聞きますがね、それは美容外科でもそうなんですけど、美容外科なんか特に今、症例写真とか、あと有名化とかね、そういうので、患者さんが医者を指名していくっていうのがほとんどなので、
36:11
いきなり未経験の人が美容クリニックに入ってもう手術が回ってこないんで腕が磨けないとかね、そういうのがあるんですけど、それは保健診療の問題でもあるんですけど、同じことが美容外科の世界でも言われてますね、っていう感じですね。
というのが日本の保健診療の問題点でございます。なので日本は美容医療だけじゃなくて、保健診療も問題を抱えていて、日本の医療制度って病院とか医療機関はほとんど民間ですよね。
だから経営していかないといけない。赤字にならないように利益出さないと倒産してしまうと。だけど収入源は保健なんですよね、公的なものなんですよね。なので、あんまり相性が良くないかもわからない。
だけどアメリカみたいに、アメリカっていうのは医療機関も民間が多いんですけど、保健も基本民間なんですよ。一部オバマケアの時ができた時に公的な医療保険っていうのもあるんだけど、大部分が民間の医療保険。
なのでお金、高額なんですよね、保健業が。入れない人が多いんで、必要な医療が受けられないっていう人もいるんですよ。だけど民間対民間なので、お互いに経営していかないといけないので攻めき合いが生じて、それによって無駄な医療っていうのが省かれるんですよ。
民間の保険会社も無駄な医療してたら、これ本当に必要なんですかって突っ込んでくるので、無駄な医療っていうのはその分なくなるんだけど、だけど必要な医療を受けられない国民っていうのが増えるのは問題で。
イギリスなんかは基本、公的、ほとんどが公的な医療機関で、警察とか消防とかと同じ位置づけなんですよね。基本的にイギリスみたいなやり方が本当は正しいと思うんですけど、なので経営のことは考えなくて良いので、必要な医療だけされるって形になるんですけど、
だけどとなると、やっぱりサービスの質っていうのは落ちるかもわからないっていうのと、あとは数が少なくなったりとか、あと必要な医療を受けさせてくれないっていうのもあって、すぐに見てくれないとか、すぐに手術できないとかね、例えば扁桃腺の手術受けるにしてもね、ものすごい期間待たないといけないとかね、そういう問題があるんだけど、
日本の場合はそれなりに医療機関の数もたくさんあって、あと民間で経営していかないといけないので、サービスの質はそれなりに上がるわけで、例えば日本が国鉄からJRになったらサービスの質って上がったわけなので、民間の医療機関っていうのはそれなりにサービスの質は高くなるかもわかんないんだけど、経営していかないといけない、無駄な医療も増えますよとかね、そういう問題もあるわけです。
39:10
そういう感じで様々な問題を抱えているのが日本の保健診療という話でございました。
ご視聴ありがとうございました。
39:22

コメント

スクロール