2025-05-25 31:14

EP.604 『脳外科医 竹田くん』について私の意見を話します

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=wzxcbA6bQwg

サマリー

このエピソードでは、脳外科医の竹田氏に関する一連の事例について論じており、医療ミスの影響や関連する裁判の結果に焦点を当てています。また、医師としての適性や手術技術についての見解が述べられています。さらに、脳外科医としての適性、発達障害の影響、手術中のメンタルコントロールについても考察されています。外科医が自身の向き不向きを認識し、適切なキャリアパスを選ぶ重要性が強調されています。また、美容外科業界における手術事故の危険性や、YouTubeを通じた手術動画の影響についても語られています。

脳外科医竹田くんの話
はい、こんにちは。今回なんですけれども、 脳外科医竹田くんについて、僕の意見をお話しさせていただこうと思います。
というのはですね、前々からこのチャンネルのコメント欄で、 三木屋先生、脳外科医竹田くんについて意見を聞かせてくださいとかね、
そういうリクエストが結構来てたんですよ。 ただ僕はずっと、脳外科医竹田くんについては避けてきたんですよ。
脳外科医竹田くんについては結構詳しく知ってる方なんですけれど、避けてきたと。 なんでかというと、モデルになっている脳外科医の先生がいるわけですよね。
なので、あんまり竹田くんについて詳しく僕が説明したりとか、僕の意見を言うと、 場合によっては僕がその先生のことを、
名誉を怪我している、名誉毀損とかになってしまう、侮辱とかになってしまう可能性があるので、避けてきたのですが、
今回、脳外科医竹田くんのモデルになっている脳外科の先生がですね、
神戸地裁姫路支部の判決が出まして、
約8,800万円の賠償を命じたということになったと。 あとは、
業務上過失致傷の罪で在宅寄所されているということ。 これがですね、大体的にニュースになったので、
そろそろ、脳外科医竹田くんについて私がお話しさせていただこうと思うんですが、
知らない人のために一記殺を説明させていただきますと、今回ニュースになったのは、兵庫県阿芳市の市民病院で、
手術のミスにより両足の麻痺などの後遺症が残った女性と家族が嫉妬した松井医師、47歳。
この方が、脳外科医竹田くんのモデルになっている先生なんですよね。 その竹田医師に対してですね、
党と市に賠償を求めた民事裁判で、 戸地裁姫路支部の裁判長は、
市党委と市に対して合わせて約8,800万円の賠償を命じたということになったと。
あとは松井医師はこの医療ミスについて、業務上過失致傷の罪で在宅起訴されていると。
在宅起訴ということは、おそらく逃亡や証拠隠滅の恐れなどはないと判断されて、
逮捕、拘留はされていないという状態だと僕は思いますね。 ただ今後、刑事裁判になっていくということだと思います。
この松井医師が、脳外科医竹田くんのモデルなんですけど、今回のこの民事の裁判を起こした女性の親族が、
この手術ミスを題材に、脳外科医竹田くんという漫画をインターネット上で伝採していると。
これ誰でも読めますので、問題提起していたと。
なので、脳外科医竹田くん、この松井医師という方がですね、全国的に有名になっているという状態なんです。
裁判の詳細
どういう医療ミスかと申しますと、現在80歳の女性なんですが、十分に歩くことはできていたんですよね。
ただ、腰の骨が変形することなどで、神経が圧迫されて足が動きにくくなる、脊柱環境削傷と診断されて、
腰の骨の一部をドリルで削る手術を受けたわけですよ。
この手術を執行した松井医師が誤って神経の一部を切断してしまって、両足が麻痺して、強い痛みなどが続いていると。
この女性と家族は医師が手術の経験も技量もないのに執行して後遺症が残ったなどとして、
医師と後押しに対して合わせて約1億4千万円の損害賠償を求めて裁判を起こしていたということなんですよね。
この親族の方が漫画を描いていて、裁判によって医療事故の前容を明らかにすることで、
他の医療事故被害者が救済されるような道があるのかもしれないと思って、民事裁判に踏み切ったということなんですよね。
ここなんですけど、医療機関で働いている方なんかはみんなご存知だと思うんだけど、
意外に医療の現場をあまり知らない人は知らないことだと思うんですけれど、
こういう医療事故、医療ミスっていうのはどんな病院でも時々あることなんですよね。
病院で働いている方だったらみんな知っていると思うんだけど。
通常はこういう医療事故、医療ミスが起きた場合っていうのは、民事裁判にならないことが多いんですよ。
被害者の方とか親族、遺族の方が裁判を訴えないってことが多いわけです。
多くの場合は病院側と自断するんですよね。
病院側がミスを認めて謝罪して、医者料を払うと、何千万円、場合によっては多くを超えるという金額で自断すると。
自断すると裁判にならないのでニュースにならないということなんですけど、
今回は裁判を起こしたわけですよね。
おそらく不審だし、他の被害者を救済するためにも、今後被害者が出ないようにするためにも、
明らかにするために裁判を起こしたということだと思います。
医師の適性と手術技術
この先生、松井医師は、この患者さん以外にも何件か事故を起こしているということなんですよね。
そういうのが漫画になっているわけなので、興味のある方はインターネット上で見ることができますので、見ていただければいいと思います。
ということなんですけれど、松井医師はこれまでに裁判で手術の偽料がなかったわけではないと主張しているんですよ。
女子の医師が手術中に術屋に水をかけて視野が悪くなったと。
骨を削って粉がまったりとか血液を取り除くとかいろんな意味で水を撒いたのではないかなと思うんですけど、
水を撒いて邪魔で視界が悪くなって手術を急かされて、よく削れるドリル、スチールバーで手術したことが最大の原因だと。
骨を削るときに神経を巻き込んだとか、ダメージを受けたら切断したということがあったのではないかなと思うわけですが。
水が大量にかけられて吸引されない、かなり視界が悪かったというふうに松井医師が裁判で証言していると。
松井医師の裁判の証言で続きは、「何をちんだらやっとるでん。日が暮れる。スチールバーでやれ。いいから帰ろ。」と押し切られたって松井医師は証言しているわけであって。
だけどその一方で、手術の翌日にその上司の医師に、先生のせいではないというメッセージを送っていると。
これも認めている。これもちょっと矛盾しているんですけど。
自分が嫉妬意で手術に問題が起きてそれを他人のせいにするっていうのは、まずこの時点でアウトなんですよね。
裁判の証言なのでいろんな経緯があると思うんですけど、基本今47歳の、通常医者だったらベテランで脂が乗り切っていて、手術一番バリバリやれる年代だと思うんですよね。
若手でもないし、高齢者というわけでもないので、経験もあって体力もあってバリバリやれるのに上司のせいにするという時点で、まずこれちょっとおかしいなって僕は個人的には思いますね。
ということなんですけれど、それがこの脳下界モデル、武田君のモデルになった松石のことなんですけれど、やっぱり下界っていうのはですね、まず向いてる人と向いてない人っているんですよね。
やっぱり手先が器用で、システマティックに物事を組み立ててロングスパンで見れると。
手術っていうのは組み立てるんですよね。最初消毒して、デザインして、皮膚切開して、展開して、止血して、患部を出して、この場合だったら骨を出して、神経の周りも出して、必要なところ骨を削って止血して、その後閉鎖してっていう展開していくわけですよね。
いろんなプロセスがあって、それを頭の中で組み立てて、完全に最初から最後まで頭の中でイメージできていると、やる部位の解剖も熟知していると、その間のプロセスでの手技もマスターしているという状態で手術をするわけであって、
ただ手術っていうのは誰でもやったことない手術ってあるわけですよ。誰でも最初はやったことない手術があって、それをやってみてうまくいって、さらに繰り返してうまくいって、最初は全然できない場合なんかは上の上司のお医者さんが教えながらやらせてくれると。
優しい先生だったら手取り足取り丁寧に教えながら時間かけてやると。ただ時間がかかればかかるだけ感染のリスクとか出血量が多くなるとかですね、いろんなリスクは上がっていくわけなので、やっぱり手術っていうのは必要最小限の時間、雑にやるのよくないんですけど、短時間で的確にやるっていうのが鉄則なんですけど、
誰でも最初は下手くそなので、最初は結果が良くないんだけど段々うまくなっていくと。なるべくうまくない下手な間の期間に患者さんに迷惑かからないように、少しでも成功率を上げるように上司がついてっていうのが理想なんですけれど、それでも向いてる人向いてない人っているわけですよね。
これだけ手術でトラブルを起こすっていうことは何か問題があるっていう可能性はありますよね。あとは下界っていうのはですね、やっぱり手術がやりたくて下界の道を選ぶんですよ。脳下界でも整形下界でも形成下界でも美容下界でもお腹の下界でも心臓下界でも、手術がやりたいから下界を目指すわけであって、手術に憧れてる人が多いんですよね。
基本的に下界って手術をやりたがるんですよ。僕は違うんですけど、皮膚切って血が出て、その血を見て興奮して、なんかアトレナリンが出てるのかドパミンが出てるのかすごい嬉しそうに手術する下界の先生っているんですよね。
そういう人をサイコパスって言われちゃうのかもわかんないんだけど、仮にサイコパスでも手術が上手くて結果が良くて患者さんを回復に導く患者さんの印象を救うとか、美容外科だったら結果が良いとかだったらいいんですけど、下手な人もいるんですよね。
何が下手かっていうと、まず手先って器用な人と不器用な人がいるんですよ。手が震える人っているんですよね。基本僕は手が震える人って手術向いてないと思うんですよ。
例えば普段は震えなくても、ちょっと力仕事した後に手が震えると。例えば形成医科の手術だったら骨をドリルでガーッと切って、力がいるじゃないですか。ずっと持ってたりとかして。力仕事した後、顕微鏡で血管をつなぐとかあるんですけど、最初に力仕事した後、手が震える、細かい仕事ができないっていう人ってたまにいるんですよね。
そういう人は向いてないと思うんですよね。最初から最後まで手が震えないとか、あるいは緊張して手が震えるっていう人いるんですよね。上の上司の先生が見てるとか、あと見学する人がたくさんいると緊張して手が震えるっていう人、これも向いてないんですよね。
やっぱりどんな状況であっても、メンタルが安定していて手が震えないのが理想じゃないですか。僕、絶対手が震えないんですよ。どんだけ偉い先生が見学したりとか、例えば動画、YouTubeでアップする動画とかだって、僕、全くカットしない、ノーカットで上げてるんですけど、全く手が震えてないのはわかっていただけると思うんですけど、どんな状況でも手が震えないっていうのが理想なんですよ。
そのためにはメンタルを安定させるっていうことが大事であって、これも技術の内なんですよね。ただ単に手が震えるとか解剖の知識があるとかじゃなくて、手が震えないって、これすごく大事ですね。
どんな状況でもメンタルが安定していて、例えば助手についてる人とか看護師さんとかがミスしたりとか遅いとかでイライラして怒鳴って怒る先生とかいるんですよね。怒鳴って怒るとアドレナリンが出て手が震えるんで、僕、絶対手術中に怒鳴らないしイライラしないようにしてて、常に平常心でやってるんですよね。
外科医のメンタルコントロール
そういうメンタルコントロール、これも下界の技術の内なんですよね。そういうのができてなくて手術中に切れたりとなって、バーンって機械台に看護師さんがね、助手が間違って機械渡されてバーンってやって、何やってんだって言って怒ってイライラして、手が震えてる先生ってたまに見るんですけど、あれは完全にアウトだと思いますよね。
間違ってたら、これ間違ってるからね、ちゃんと次から正しいの渡してねって優しく言うとイライラしないんですよね。場の空気も悪くならないし、ただそれで何回も同じミスしちゃうっていうのもあるかもわからないんですけど、解除してる人が、そういうのもあるわけなんですけど、メンタルを安定させて手が震えないっていうのも大事だし、あと圧倒的に向いてる人向いてない人っているわけであって、まず発達障害の下界ってすごく多いと思うんですよ。
で、別に発達障害の人が医者になったり外科医になるのはいいと思うんですけど、発達障害でも向いてる人と向いてない人がいるんですよ。手術向いてる人と向いてない人がいる。
ざっくり言うとADHDとASDで言うと、ADHDの人は向いてないですね。っていうのはもう、細かい分散、組み立てができないし、不器用な人も多いですよね、ADHDの人っていうのは。
頭の中で論理的に考えて組み立てていってっていう作業ができなくて、飽きっぽくて気が散って途中から雑になったりとかそういう人、そういうタイプのADHDで言いますよね。
発達障害もADHDとASDが真っ二つに分かれるわけじゃなくて、それぞれの要素が複雑に絡み合ってる人がいるわけであって、そういうスペクトラムの状態なんで、どっちかっていうとASD、昔で言うアスペルガー症候群っぽい人の方が向いてますよね。
それもあんまり一つのことにこだわってずっとそこばっかり見ててとかやるっていうのも良くないんですけど、こだわりがあるんですよね。
ASDの人で、昔で言うアスペルガーっぽい人。こだわりがあって、細かい作業が好きで集中力があって、一つのことを長時間ずっとやれる人で、ASDのぽい人で、名医の人って世の中にすごくいっぱいいます。
もちろん頭も良くて、論理的思考能力もあって、普段からちゃんと勉強して、あと体力もないといけないですよね。
途中で集中力が途切れて体力もなくなって、フラフラになって倒れちゃうんだったら良くないわけですからね。
特に長時間の手術の場合なんかは、ずっとそれに集中していないといけないわけであって、場合によっては5時間とか10時間とか、それ以上のロングの手術だってあるわけなので、体力っていうのは大事であって、
テレビの配線が得意だったりとか、重裂注射が得意だったりとか、あと物事を立体的に見る能力とかですね、そういう才能ってあると思うんですよね。
だから向いてる人向いてない人っているんですよ。
向いてない人が外科医に憧れて外科手術をやろうとした時に、やっぱりこういうミスって起こると思うんですよ。
だけど本人は自分が手術向いてないっていうことを認めたがらないんですよ。
だけど手術が好きだ、手術やりたい、手術大好きですっていう人って結構多いんですよね。
これ外科とかの医療現場で働いているスタッフ、医者とか看護師さんとかだったらわかると思うんですけど、明らかに向いてなくて、手術することによって被害者が出てるんだけど、
適性の認識とキャリアの選択
手術をやり続けている外科医って時々いるんですよね。
だからそういうお医者さんは、やっぱり周囲の人、特に上司が、君は手術向いてないから、本当に申し訳ないけど外科の道を諦めて他の科に行った方がいいよって、本来は誘導すべきなんですけど、
それをなかなかしっかり言える上司っていないんですよね。
僕は言うとしたら、ちょっとほのめかして言う感じで、ロングスパンでちょっとずつ言うって感じで言う感じはあるかな。
っていうのは外科医にとって自分は手先が不吉兆で、システマティックに物事を考えることができなくて、手術向いてないですよ、外科医向いてないですよって宣告されるってことは、外科医にとって死に近いですよね。
例えば音楽活動を頑張っている人に対して、君は音楽の才能がないから、もう辞めて他の職業に行った方がいいよって言われると、誰でもショックだと思うんですよね。
だけどそれよりもさらに大きいショックかもわかんないですよね。まだ音楽でデビューして、花が開いてない前だから。
だけど医師免許を取って外科の医局に入って、ある程度何年間もトレーニングして、よし手術バリバリ頑張るぞって思っているときに、君は手術の才能はないよ、向いてないから辞めた方がいいよって宣告されるってことは本人にとって相当きついし、場合によってはパワハラ扱いされるってこともあると思うんですよね。
君は向いてないから辞めた方がいいよって、場合によってはパワハラって受け取られる方もあるし、本当に場合によってはその人別に手術向いてなくないのに目障りだからっていう理由で君手術向いてないから辞めた方がいいんじゃないっていう悪いお医者さんもいるわけですよね。
そういう場合はパワハラなんだけど、本当に向いてない、外科の先生に向いてないよっていう場合でもパワハラ扱いされるっていうこともなくはなくて、現代の世の中ってどんな職場でもそうなんですけど、部下にパワハラって言われるのを恐れて言うべきことが言えないっていう人多いと思うんですよね。
だから僕はこの松井医師に関しては本当に向いてないんだったら、今までに上の上司のお医者さんが君は危険だよ、君が今後手術続けると必ず被害者が出るから、正直君は手術向いてないから辞めた方がいい、他の科に行った方がいいって本当は上の医者が言うべきだったと思うんですよね。
だけどそういうお医者さんがいたのかわかんないです。いたんだけど、そんなのパワハラだとか思って脳外科の道を進んだのかそれはわかんないですけど、本当は誰かが止めるべきだったと思うんですけど、止める人がいなかったのかもわかんないし、その辺はわからないんですけどね。
あとは手術っていうのは何か一つの手術するんだったらちゃんと予習してトレーニングしてできる状態まで最大限持っていってからその手術をやるべきなんだけど、それを怠ってる人って結構多いんですよね。
解剖も勉強して、あと手術主義、もちろん糸結びとかね、切開して縫合してとか止血操作っていう各々の基本的な主義もきっちり自分でトレーニングして身につけて、他の上司の先生の手術もしっかり見て頭の中で組み立てて、よしこれだったらやれるなって思ったらやるべきなんだけど、
全然その予習とかしてない、解剖も頭の中入っていない、その手術のステップもわかっていない、だけどやりたがりでやっちゃう人っているんですよ。やっぱり手術やりたがりし、他人の手術、特に上手い先生の手術を見るとこれ簡単そうだな、俺でもやれるわって勝手に思い込んじゃう人っているんですよね。
だけど実際やらせてみると全然できなくてめちゃくちゃで、結局もうダメだ、代われってやられちゃうっていうことなんですよね。だけど本人は俺やれるのにとかね、よくそうやって下界同士が対立するってあるんですよ。上の先生としてはこいつまだひよこだし全然できないからやらせないって思う。
だけど下の医者は俺もうやれるのにって、それで対立するっていうことがあるんです。実際に優秀でやれる下の医者でも上の先生が下の医者を潰すためにわざとやらせないっていうのもありますよ。下界っていうのは勝負の世界なんで、みんな一流の下界になりたくて手術のレパートリーも増やして名医になりたいんですよね。
そのためにたくさん手術こなす必要があって、下界同士で常に勝負の世界争ってるんですよ。上司と部下でもいつ部下に上司が抜かされるかもわかんない、抜かされる前に叩き潰しておこうとかね、そういう世界なんですよ。
だから内科とか精神科とかそういう科に比べて体育会計っていうのはそういうところにあるんですよね。内科の先生のほうがフレンドリーに学術的にいろいろ教えてくれて、だけど下界の世界は手術が全てっていうか手術が9割ぐらいの世界ってことだと思うんですよね。
手術ミスと美容外科の現状
人によって考え方違うと思うんだけど。という感じで、なのでね、結構世の中では手術うまくいってない、下手くそでミスばっかり起こして犠牲者ばっかり作ってるんだけど周りがそれを言えないっていう環境結構あるんですよね。
最悪の場合が、教授がそういう場合、これ本当最悪なケースであって、これも結構よくあるんですけど、例えば下科系の科の教授、その教授実は手術が向いてないんですよね。
手先もブイキッチョだし、システマティックに物事を頭の中で考えることもできないし、重裂注射もできないし、テレビの配線とかもできないし、プラモデルも作れないような人なんですけれど、だけど下界に憧れて下科の道に進んだと。
全然手術できないですよ、やらせてもらえないですよ、やらせてもらえないんだけど、でも頭はいいですよ、研究が得意ですよ、研究してひたすら研究ですよ、動物実験とかして研究して成果を出して海外に論文提出してそれもアクセプトされてインパクトファクター上がっていって、そうすると手術が全くできなくて下手くそでも教授になるんですよ、下科系の教授になるんですよね。
教授になるとその医局のトップになるんで、何でもやりたい放題になるんで、その時に手術にまた目覚めて手術やりたがる先生っているんですよね。
となるとやっぱり教授であれ研究ばっかりやってて、手先が不吉兆で向いてない人なんで、しかし下手なんですよね。失敗ばっかり、犠牲者ばっかり出すんだけど、教授なので下の医局員は誰も文句言えなくて、ひたすら被害者を出し続けるっていう教授もたまにいるかもわかんないですよねっていう話ですよね。
あと美容外科の世界でもあるんですよ、それは特に直美、2年間のお客様研修医だけやってすぐ美容クリニックに就職して、でも美容外科医の手術バリバリやるのに憧れていて、
他の先生の手術動画とか見て、やれるって思い込んでやって、犠牲者を出すっていうことがあるわけであって、特に最近多いのは、ここの顎下の死亡吸引して、なぜかそれで死亡事故が多発してるんですよ、今。
実際、死亡事故でニュースになるのって10分の1ぐらいなので、ニュースになっている10倍以上は死亡事故って起きてるんですけれど、本来僕らだったら、ここが攻撃の筋膜上の皮下の死亡吸引するので、人が死ぬってありえないんですよ。
お腹の死亡吸引とかで聴観させて腹膜炎とかっていうのは理論上はありますけど、まともな医者だったら起こさないですよ。
だから、お腹の死亡吸引は死亡事故が起こるから直尾にはやらせない。顔とか顎下の死亡吸引だったら死亡事故が起きないから、じゃあそれでやらせましょうみたいな直尾ばっかり集めた悪徳ぼったくり美容クリニック、チェンテン系ってあるんですけど、そういうところで顔の死亡吸引で死亡事故が起きまくっているんですよね。
血管を損傷するとか、気管を損傷するとかって普通では考えられないことをやっちゃってて、そういう人たちもやっぱり外科手術に憧れて、俺でもやれる、これなら簡単だって、安易に手を出して事故を起こしているんで、今回の武田くんの話は美容外科業界にもすごく通じる話なんですよ。
本当に悲しい話なんだけれど、直尾のお医者さんが美容外科の手術なら簡単だ、俺でもやれるって思ってやるのって、本当に悲しい話なんだけど、僕のYouTubeの手術動画を見て、これなら簡単だ、やれるって思って安易に手を出して事故を起こしているっていう話をよく聞くんですよね。
っていうのはありがたい話っていうか迷惑な話っていうか複雑なんですけれど、直尾のお医者さんって結局形成科のトレーニングとかしてないんで、上野先生の手術とか見る機会とかないんですよね。直尾のクリニック入ってもまともな手術できる上司のお医者さんがいないんで、ちゃんとした手術見る機会がないんですよね。
僕は自分のレパートリーの手術たくさんあるんですけど、大部分をYouTubeの動画にノーカットでアップしてるんですよ。このチャンネルの初期の動画見てもらえば分かるんですけれど、手術動画ノーカットでたくさん流してるんですよ。
こんだけノーカットで動画出してるのって日本中で僕だけだと思うんですよね。直尾のお医者さんとか、直尾以外でも別に形成科の専門にとった先生とかでもなんですけど、よく学会上でいつも三浦先生の動画見て勉強させてもらってますって言われて、それは嬉しくてありがたいと思うんですけど、それを安易に見て、簡単だ俺でもできるって思ってやらないでほしいっていうのはありますよね。
そもそも僕がYouTubeに手術動画出したきっかけっていうのは、高須クリニック内で医者とか看護師さんとかオープレーションセンターとか受付とかに、よかったらこれを見て勉強してくださいって。
これ動画でアーカイブに残ればいつでも好きな時に見て勉強できるわけなので、っていうのと患者さんですごく手術の細かいこと質問してくる方っているんですよ。フェイスリフトでスマスの処理はどうしますか、リガメントはどこ処理しますかって。
基本的な知識がないんだけど知りたがる人っていて、口で説明するんだけど理解できないんですよね。基本的な医学で知識がないと専門的なことを説明してもわからないんで、だったら最初から最後まで僕の手術をリアルで見てくれればいいやと思ってアップしたんですよね。
本来は下界って自分の手術をノーカットでアップして他人に見せるのをやりたがらないんだけど、僕極めて特殊な人間なんでそれやっちゃったんですよね。
そうしたら悲しいことなんだけど直尾が安易にそれを見て手術に手を出して事故が起きてるっていうのもあるって聞くのですごく悲しいので、だから安易に手術してほしくないなと。
ちゃんと形成家でトレーニングして、最低でも専門にとるぐらいまではちゃんと形成家でトレーニングして、それからさらに手技を磨いてトレーニングして、上司の先生の監督課に手術してやれるようになってから独り立ちしてほしいと僕は思いますということです。
というのが今回の能下界武田君に関する私の意見です。ご視聴ありがとうございました。
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