00:00
はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、
先日大阪の美容クリニックで頬の脂肪吸引での死亡事故が起きてニュースになっていたのですが、頬の脂肪吸引でなぜ死亡事故は起きてしまうのですか?
そんなにリスクが高い手術なんですか?解説をお願いします。というご質問なんですが、
そうですね。先日、大阪の美容クリニックで頬の脂肪吸引で死亡事故が起きたという形でニュースになっているんですけど、実際には頬だけじゃなくてフェイスラインとか顎下も吸引したんじゃないかなって僕は思っているんですけれど、
死亡事故が起きてしまったと。それは手術中に死亡されたのではなくて、患者さんは手術して家に帰って、それから晴れてきて、
軌道が閉塞して窒息して亡くなられたのではないかという風に推測されるんですが、今回このような形で亡くなられた方は本当に不幸で、
ご遺族の方々も本当に辛い思いをされていると思います。ご冥福をお祈りいたします。
という形で、美容整形で死亡事故がまた起きてしまったと。これは僕は絶対起きてはならないことだと思います。
実際にはこうやってニュースになっている美容整形の死亡事故よりも10倍ぐらいの美容整形の死亡事故が起きているんです。
それはニュースになっていないので、一般の人たちは知らないんだけれど、僕の耳には入ってくるんです。この業界にいると、そういういろんなところの情報が入ってくるので実際には10倍ぐらいの死亡事故が毎年起きているというのが現状なわけです。
ただし、美容整形で死亡事故はもう絶対起きてはならないです。美容整形というのはもともと健康な体の人が
より美しくなりたい、若くなりたい、かっこよくなりたいという要望のもとに健康な体にメスを入れたり、
浸出を加えることによって形を変えるということをするわけですよね。 なので病気でもない方に医療行為をして
死なせてしまうというのは絶対にあってはならないことだと思うし、僕自身、今後も長く美容外科医として働くつもりなんですけど、絶対にこんなことは起きてはならないと思うし、
万が一こんなことが起きてしまったら、引退して一生のその方に身を捧げてという形をとろうというぐらいの覚悟で毎日
手術をさせていただいているわけなんですけれど、今回なぜこのような事故が起きてしまったのか、
まあ頬だけじゃなくて顎下とかね、もう合わせて死亡吸引したと思うんですけど、というのは
どういう戦いでお亡くなりになったのかはっきりわかんないんですけど、推測するとおそらく死亡吸引をする時に
03:07
頸部の太い血管を手術中に傷つけてしまって出血して、家帰ってからもさらに出血して腫れてきて、
あるいはそれが出血だけじゃなくて、管流障害などによってもより腫れてきて、軌道が閉塞して窒息したんじゃないかって考えられるわけなんですけど、
基本的にお顔の死亡吸引って極小麻酔でやることもあるし、あるいは静脈麻酔とか全身麻酔でやることもあるんですけど、
耳の付け根とか首の付け根あたりに小さい穴を開けて細い、僕の場合は2ミリぐらいの本当に細いカニウラという管を入れて、それで陰圧をかけて吸引するという手術で、
早いと30分ぐらい、長くても1時間とかそれぐらいで終わることが僕に関しては多いです。
で、手術中に血管を損傷してしまったんではないかって思うんですけれど、正直な話、僕の意見を言わせていただくと、
ほっぺとかね、顎下の死亡吸引で血管を損傷して大出血して患者さんが亡くなるってことは、僕の中ではありえないことだと思います。
ちゃんと解剖を勉強して手術主義をトレーニングして、それから美容の道に進んで手術している人にとっては、この手術で患者さんが亡くなるっていうことは、ありえないって思っている人がほとんどだと思います。
研修居上がりでね、ほとんどトレーニングしなくて、楽してお金儲けしたいっていうだけで美容の道進んで、美容見真似で顔の死亡吸引している人だったら、こういう事故が起こる可能性はあるんだけど、
ちゃんとトレーニングしている、形成科の専門医ぐらいは最低でもとって、それからも勉強してトレーニングしている人だったら、この手術で死亡事故が起こるって考えている人はおそらくいないと思います。
僕以外の先生でも僕と同じ意見ではないかなと思います。高須クリニックのドクターの意見聞いても、この手術で死亡事故は普通ありえないよねって言います。
ただ、想像もつかないぐらい、僕らからすると想像もつかないぐらい、技術も知識もなくて、稚拙な医者だったら、やっぱり事故が起きてしまうという可能性はあるのではないかなって思いますね。
はい、ということなんですけど、今回はですね、手術中に亡くなられたんじゃないんですよね。手術中に亡くなるということも考えられるわけですよ。
手術中に血管、経動脈など損傷して大出血で急激に腫れてきてということもあると思うんですけど、もし手術中に急激に腫れてきたらすぐに軌道確保することが大事で、
機関内送管するとか、あるいはもう機関の方もね、高等教で見ても腫れてて送管もできないんだったら緊急で機関切開するとか、それぐらいのことが必要なんですけど、
ただし、検査終わってすぐ金儲け目的でこの美容の道に進んでこの手術をする場合だったら、緊急で送管したい、緊急で機関切開って多分できないと思います。
06:11
だからこそ、こういう手術はちゃんとトレーニングをした、形成科の専門医ぐらいは最低でも持っている医者じゃないとやってはいけないと僕は考えておりますね。
ということなんですけど、最近ですね、顔の死亡吸引の死亡事故って結構多いんですよ。
それはやっぱり大手のクリニック、研修医上がりで全然技術がないんだけれど、お金儲け目的で、そこのクリニックもですね、未経験者大募集、未経験者でも一から教えますみたいな、
実際には未経験の医者に美容整形の手術をですね、一から教えるって僕は不可能、ほぼ不可能だと思います。
失敗を繰り返しながらトレーニングして、ある程度一つか二つぐらいの手術ができるようになるっていう可能性はあるんだけど、
でもやっぱりそういう習得するまでにですね、たくさんの失敗をしてたくさんの犠牲者を出すことになるんで、やっぱり未経験者を美容外科の世界に入れるっていうことは僕はあってはならないって思うわけなんですけど、
なので高須クリニックではある程度のトレーニングして技術のある医者とか、形成科の専門医ぐらいは持っている医者しか雇わないようにしてるんですけど、
他のクリニック行くと結構未経験な医者でも募集して、未経験でも初年度から年報3000万円募集しますみたいなですね、
医療広告もよく見かけるわけで、そういうのは僕はあってはならないと思うんですけど、
で、なんで顔の脂肪吸引で最近脂肪事故が多いかっていうとですね、これが一昔前だったら脂肪吸引で脂肪事故が起きるっていうのはほとんどがお腹の脂肪吸引なんですね。
お腹の脂肪吸引っていうのは皮下脂肪をつまんでこうやってカニューラーで吸引するんだけど、
これもトレーニングしていない稚拙な医者だったら腹空内、お腹の中をカニューラーで刺してしまって内臓を突き刺してしまうんです。
そうすると腸管に穴が開いてそこから漏出して腹膜炎になって家帰ってからお亡くなりになるっていう悲しい事故がですね、昔は本当によくあったんです。
今でもそういう事故はあるんですけど、最近はお腹よりもですね顔が多いんです。
これ何で顔が多いかっていうと、昔大手の美容クリニック、トレーニングしていない稚拙な医者がたくさん働いているクリニックでは
お腹の脂肪吸引の事故、脂肪事故があまりにもたくさん起きたので、お腹の脂肪吸引自体を封印しているクリニックが多いんです。
で、二の腕とか足とかお顔は死ぬことないだろうという形で開放してやっているというところが多いんです。
ただ足のね、太ももの脂肪吸引って結構難しくて下手そうな足をやると凸凹になっちゃうんで、二の腕と顔だけやりますみたいなところが多いんです。
09:03
顔だったら死なないだろうと思ってそこのクリニックの経営者は顔の脂肪吸引を開放しているみたいなんだけど、それでも脂肪事故が起きてしまっているわけですね。
なので、それだけ稚拙な医者が今日本全国で増えているっていうことだと思うんです。
一般的に美容整形の手術で脂肪事故が起こるのは脂肪吸引ですよね。お腹の脂肪吸引、復旧内生員死で腹膜炎になるとか、あるいは麻酔の事故。
麻酔も専門の麻酔の先生が麻酔かけるんじゃなくて、稚拙な医者が全身麻酔かけたりとかしてそれで相関できなくてお腹内になるとか、腰椎麻酔とか肛膜外麻酔がうまくいかなくてですね、それで呼吸抑制がかかって窒息のあれですよね、呼吸抑制でお腹内になるとか、
あるいは手術中に心部静脈血栓が起きて肺側栓でお腹内になるとか、脂肪吸引での事故っていうのが多くて、あとは包協手術でも脂肪事故っていうのは度々起きます。
ちなみに高須クリニックではこういった脂肪事故って起きてないんですけど、よそのクリニックだと皆さんが想像している10倍ぐらい起きているわけですね。
包協手術でも稚拙な医者がいれば大出血して出血多量でショックでなくなるし、あとは麻酔の事故とかでも起こりうるし、あと多いのは顔面の骨切り手術ですね。
エラの骨削ったり、音がいを削ったりとか、あとはルフォー1骨切りとかSSROとか俗に言う両顎手術とかね、上下顎骨切り手術とかで手術中に骨切って大出血して窒息してなくなるとか、
あるいは手術終わって爆患したときに血圧が上がってバーッとこうね、軌道の周囲から出血して窒息してなくなってしまって、その時でも送管したりとか器官切開を適切に行って救命することもできるんだけど、やっぱりそれができないとお亡くなりになっちゃうということもあるわけです。
あるいは顔面の骨切り手術して、本来は入院させてちゃんと管理してやらないといけないのを、それがしないで帰宅させてしまって、家に帰ってから出血して腫れ上がって軌道閉塞してお亡くなりになるということもあります。
顔面の骨切り手術で患者さんがお亡くなりになるというのは、意外に稚拙な医者が起こすというよりかは、ベテランの有名なお医者さんの方が起こしてしまいます。
死亡救援とか公共の死亡事故は稚拙な医者が起こしちゃうんです。
これ何でかというと、顔面の骨切り手術って稚拙な医者はそもそもやらないんですよね。
もう怖くて手が出せないんですよ。
形成医科出身でベテランの骨切りの得意な先生が基本的にやるんですけど、どんだけベテランの上級医の医者が顔面の骨切りをしたとしても、やっぱり一定の確率で死亡事故というのは起こるわけです。
12:14
それだけ顔面の骨切り手術というのはリスクの高い手術です。
ここから上の手術は軌道閉塞があまり関係ないので、頬骨とか眉毛のところとか額の骨削るとか骨セメントするとかという骨関係の手術はお亡くなりになるということはあまりないので、そういう手術は僕結構ここでも日帰りでやってるんですけど、
ここから下の骨切り手術は軌道閉塞の可能性があるので、基本僕は入院させてやるべきだと考えているわけです。
そもそも骨切り手術は研修医上がりの稚拙な医者というのはやらないんです。全くやれないので手を出さないんですよね。
ベテランな上級医の先生がやるんだけど、そういう先生でも一定の確率でこういう事故というのは起きてしまいます。
なので結構年がいった骨切りの名医と言われている人でも意外に過去に死亡事故を起こしていたりとかであるわけでございます。
ということなんですけど、今回はたまたまニュースになったんですよ。
だけどニュースにならない美容整形の死亡事故って10倍くらい起きているわけです。
これ何でニュースになるのとならないのがあるかというと、基本的に死亡事故が起きてしまった場合、
そういう場合は医療機関側は必死で患者さんのご遺族の方と自断するわけです。
どれだけ高いお金を払ってでも何とか自断しようとするわけです。
自断という形で民事上は損害賠償することによって一応解決したということになるわけです。
お亡くなりになった方は本当にかわいそうなんだけど、一応民事の損害賠償責任というのはそれで果たしたということになって、
ご遺族の方と自断すると多くの場合はニュースにならないわけです。
ほとんどの場合は警察も動かないわけです。
クローズな世界で自断して警察も動かない、起訴もされない、刑事責任も問われないという形で終わるんです。
だからニュースにならない。これが美容整形の死亡事故の9割です。
ちなみに美容外科医とか美容クリニックというのは死亡事故が起きたときに多額の損害賠償金を払うための教材、保険というのがあるわけで、ほとんどの医者は実際その保険に入っているわけです。
それは美容整形の医者だけじゃなくて他の科の医者、外科とか産婦人科とかのお医者さんでも一定の確率で事故というのは起きるので、
そういう保険に入っていて、いざのときはそこからお金が支払われるという形に実はなっているんです。
15:00
これ皆さん意外に知らないと思うんですけれど。
じゃあなんで今回警察だたになってニュースになったのかというと、
それは述語の経過に関して適切な措置を講じなかった、注意義務違反の過失があったというふうに警察は判断して警察が動いたわけです。
家に帰ってお亡くなりになったわけなんですけど、家に帰ってお亡くなりになるということで時短で終わってニュースにならないということもいっぱいあるんですけど、
なんで警察が動いたのかというのははっきり分からないんですけど、誰かが通報したのかは分からないんですけど、
警察が動いた場合は警察もそれなりに調べて操作して、注意義務違反の過失があったのではないかと。
通常は民事上の損害賠償責任のみで終わるわけなんですけれど、
だけど今回は刑事過失が認められるのではないかという形で警察が判断して、結果的に医者は逮捕はされてないです。
逮捕はされてないんですけど、書類送検はされたと。
起訴されるか、あるいは不起訴になるかというのは検察に委ねるという形になっているんだと思いますね。
なので今後起訴されて有罪になるか、あるいは不起訴になって民事上の損害賠償責任だけで終わるのかというのはまだ分からないんですけれど、
結局家に患者さんを返して、軌道が閉塞して腫れ上がって、その状態を患者さんが写真をクリニックに送って、
そうしたらその医者は様子を見ましょう、軌道を確保していれば大丈夫みたいなことを言ったらしいんですよね。
それに対して警察は救急要請などの注意義務を怠ったという形で検察に委ねているんだけど、
医者は様子を否認しているという状態なんですよね。
なので実際にはそのお医者さんが患者さんに対してすぐに救急車を呼んで、病院に行ってくださいと言ったのかも分からないし、
本来は晴れるような状態にしてはいけないというのもあるし、もし晴れてしまったらすぐ救急車を呼んでくださいとか、
適切な指示などをしないといけないわけですよね。
病単位で進行していって一気に窒息してお亡くなりになるということがあるわけなので、
だけどその注意義務違反があったのかどうかというのはまだ分からなくて、
それは今後検察に委ねられているという形だと思います。
なのでそういう形で今回は警察が動いたので、それで警察が動くとマスコミも鍵付けてニュースにするという流れになるわけです。
それ以外は警察が動かないで、患者さんのご遺族とクリニック側でクローズナー、
18:01
世界クローズナーの中だけで民事上の損害賠償責任だけで終わるので、
刑事責任は問われなくてニュースにならないということになるんですけど、
結局その医療事故というのは必ずどの課でも一定の確率で起こるわけですよね。
外科でも整形外科でも内科でもいろんな課でも、
皮尿器科でもニュースでも死亡事故が起きましたとかね、あるわけですよ。
だけど実際にはいろんな課でも死亡事故って実はしょっちゅう起きているわけで、
病院の中で働いている、特に大きな病院の中で働いている医療関係者の方だったらみんな知っていることなんですけど、
大きな病院の中で時々死亡事故というのは起きて、
クローズナー世界で民事的に損害賠償責任で終わるという形でニュースにならないということがあるんですけど、
あまりにもおかしい。連続して同じ手術で同じ担当医が患者さんを殺してしまうとかだったら、
誰かが密告して警察が動いたりとかそういう場合はニュースになるし、あるいは患者さんを拘束して動けなくして亡くなりになって、
遺族の方が医者に殺されたとか警察に通報したりすればニュースになったりとかあるんですけど、
そういうことがなくて死亡事故が起きて時短で解決するとニュースにならないということなわけでございますね。
ということなんですけれど、結局今はちゃんとトレーニングしないで楽して稼ぎたいだけで研修位上がってトレーニングしないですぐ美容の世界に住んでしまって、
そういう医者って多くの医者がぼったくり埋没とかぼったくり包茎手術とかぼったくり鼻先オステオポールとかぼったくり胃トリフトとか、
比較的事故が起きづらい、引きつったりとかガタガタになったりとかはありますけれど、
死亡事故までは起こらないということをぼったくりクリニックの経営者はさせているという形が多いんですけど、
そういう医者でも時々手術やりたいという医者がいて頑張っちゃって死亡救援とかやって大きな事故を起こしちゃうというのがあるわけなんですよね。
僕は思うんですけど、最近の研修位上がりの金儲けしたいだけのトレーニングしない医者って、
僕のYouTubeの手術動画を見て勉強して、その真似して手術して事故を起こすということがあるんじゃないかなって正直思うんですよね。
結構、予想の多手の研修位上がりのトレーニングしない医者、学会とかでもあっても、
いつも三沢先生の動画を見て勉強させてもらってますとか言うんですよね。
僕の動画を見てくれるのはありがたいんですけど、それでやるなよって僕は思うんですよね。
っていうのは、僕の手術動画を見るとなんか簡単そうに見えるらしいんですよ。
21:04
これなら俺でもやれるって思って、手術の動画を見ただけで自分はやれる気になっちゃって、
身を見真似でやってトラブルを起こすっていう若い医者が結構いるって聞くんで、
なので若い医者に言いたいんですけど、僕のYouTube動画を見てくれるのはいいんですけれど、
別に広告もついてないからね、別にそれで収益が僕に入るわけでもないんだけど、
見るのは勝手なんだけど、その動画を見てそれだけでやれる気になって、
安易に真似しないでくれって僕は思います。
ある程度大きな病院で形成科のトレーニングとか積んで勉強して、
専門医も最低でも専門医ぐらいでとって、
僕の動画を見て勉強してやってみようとか思うのはまだいいんですけど、
本当に研修上がりの何にもトレーニングしない医者が僕の手術動画を見てね、
これならやれるって思って安易に真似しないで欲しいっていうのはあります。
というのが僕の意見です。ご視聴ありがとうございました。