2024-08-24 19:57

EP.319 【ステロイド】格闘家やボディービルダーのドーピングを見抜く方法はあるのか?【SARMs】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=3ZeSVq3s_WE
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はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、格闘家のドーピングを体つきや試合内容などで見抜くことはできるのかというテーマでお話しさせていただこうと思うんですが、
昨日、世間でいろいろ騒がれている平本蓮選手のドーピング疑惑について、僕の意見をお話しさせていただいたわけなんですけど、
結論から言うと、格闘家、特に60キロ台のそんなにヘビー級とか体の大きくない選手がステロイド、あるいはSARMsなどの選択的アンドロゲン重量体収縮薬とか、そういったものを使うドーピングをしているかどうかというのは、わからないですよね。
ということをお話しさせていただこうと思うんですが、なので、今ネット上で平本選手はドーピング絶対してない、するはずがない、私は彼を信じている、彼は使うような人ではない、僕は体つきを見ればわかるんだ、彼は絶対使ってないって断言する人たくさんいるし、その逆で平本蓮は絶対使っている、試合内容を見ればわかる、
パワーが違うとか、格段に筋肉が増えているとか、上半身の筋肉量がすごくあって体の張りがあるから、あれはステロイドを使っている人間の体だ、俺は見ればわかるんだとか、そういうことを断言する人がいると思うんですけど、決めつけるのって全く意味がないんですよ。
だから、僕にあの選手はステロイドを使ってますかって聞かれても、いや、わからないとしか言いようがないんですよ、ということをお話しさせていただこうと思うんですが、
基本的にアナボリックステロイドとかサームスっていうお薬を使えば筋肉増強効果があるので筋肥大するんですよね、筋肉が大きくなってパワーとかスピード、瞬発力がつくわけなんですよ。
基本的に60キロ台の格闘家なんですよ。なので、もともとそんなに体が大きくないんですよ。これがもしプロのボディービルダーとかだったらそれはわかるんですよ。
その業界に精通している人だったら、その人の体つき、見れば明らかに使っている人っていうのが一定数いて、そういう人たちの体は見ればわかるんですよね。
っていうのはボディービルの大会、特に海外の大会だと、アンチドーピングを謳っているんだけれど、実際には検査していないっていう団体があるんですよ。
日本国内でもあるんですけれど、そういう実質ステロイドとかドーピングを使ってもいい、暗黙の業界で使っていいっていう団体があって、そういう人たちのトップ選手の体を見れば明らかに不自然な体つきをしているんですよ。
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どれだけ筋肉が大きくなる素質がある、遺伝子的な素質があって、そういう人たちが完璧なトレーニング、完璧な食事、完璧な睡眠をとっていたとしても、絶対あの体にはなれないよねっていう体つきをしている、明らかに不自然な体の大きさの選手っていうのがしていて、そういう人たちの体を見れば一目瞭然でわかるわけだし、
そもそもそういう大会っていうのはドーピングありきの大会なんですよ。実質暗黙の業界でステロイドを使っていいという団体なので、ステロイドを使わないと絶対にトップに立てないわけなので、そういう団体のトップ選手っていうのは使ってますよ、そういう人たちの体を見れば明らかにわかるんです。
ボディービルっていうのは基本的に筋肉の大きさっていうのが競技の中の大きな基準になるわけなので、やっぱりでかければでかいほど有利になるっていう傾向がある。でかければいいってわけじゃないんだけど、やっぱりでかい方が有利なので、でかさを競う競技なんですよね。
それ以外にカットとかストレーションとかバランスとかいろいろあるわけなんですけど、なのでそういう人を見ればわかりますよ、ボディービルっていう競技だからね。だけど60キロ台の格闘家の方ってそんなに筋肉ムキムキじゃないわけですよ。
なので、そういう中量級とか軽量級とか軽いクラスの格闘家って基本的にドーピングNGじゃないですか。だから薬使わないでナチュラルでトレーニングして、それプラス食事とか睡眠とかストレス管理とかいろんなことを極限まで頑張って競い合って戦って、それで勝敗がつく、差がつくっていうものなんですけれど、
それだけじゃなくてそれプラスサームズとかアナボリックステロイドを使うとやっぱり差がつくんですよ。瞬発力とかあるいはパワースピードっていう点で差がついて圧倒的有利になるわけですよ。
薬を使う量っていうのもそんなに多くないと思うんですよね。っていうのはアナボリックステロイドにしろ、サームズにしろ、大量に使えば筋肉が大きくなりすぎちゃって体重オーバーになりかねないっていうこともありますし、明らかに体つきが変わりすぎれば疑われちゃうわけなのでちょっとしか使わないんです。量はちょっとしか使わないわけですね。
なのでプロのボディービルダーが使っている薬の量よりもはるかに少ないと思うんですね。場合によっては10分の1とかそれ以下かもわからないです。
だけど周りの選手がそういう薬使わないで極限のところで頑張って競い合っているわけなので、そのわずかな薬を使うか使わないかで結構な差がついてしまうわけです。
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そもそも60キロ台とか50キロ台とかそれくらいの体重で戦っている選手だったらそもそも筋肉量そんなに多くないわけなので、薬を投与して筋力がアップしてスピードがアップすればすごく差がついて有利になるわけですね。パンチ力とかキック力とか破壊力がつくわけだからです。
ということで60キロ台の格闘家の体つきとか見てこの人は明らかに薬使っているよなんてわからないんですよね。だからみんなネット上で断言している人って適当に言っているんですよね。
言葉は悪いんですけれど願望とか感想を述べているわけであって、実際にどんなに目がこえている人とかステロイド業界、ドーピング業界に精通している人でも見てもわからないですよ。
ということなんですけれど、それ以外のステロイドの副作用があって、それを見てこの人ステロイドを使っているなと断言する人もいるわけなんですけど、それもないんですよね。
有名なステロイドのアナボリックステロイドの副作用というと、まずガイノってありますよね。女性化乳房。あとは皮脂の分泌化が多くなってニキビができやすくなる。顔とか胸とか背中とかブツブツができやすくなるとかね。
あとは糖発が薄くなる。AGAが進行してしまうとか、あとは精巣が萎縮するとかですね。アナボリックステロイドを投与すると男性ホルモンが外から入ることによってフィードバックがかかって、自分の精巣からのテストステロンとか精子の酸性能力が落ちて精巣が小さくなっちゃうということが起きるわけですよね。
っていうので、俺は見ればわかるって人いるんですよね。それもわからないです。例えば女性化乳房にしても女性化乳房ってほとんどの人が原因不明なんですよ。原因不明で女性化乳房者になっちゃって手術で平らにするとかそういうことを僕らもやってるわけなんですけれど、もちろんアナボリックステロイドの副作用で女性化乳房起こるんだけど、そういう薬を使わなくてもなる人はなるわけなので、
特に栄養をたくさん摂取して過激なトレーニングしてる人なんかはそういうことになりやすいわけだし、そもそも女性化乳房、アナボリックステロイドとかサームズの副作用でそうなってしまった場合でもタモキシフェンという薬を使うことによって女性化乳房になるのを予防するっていう薬があるわけであって、最近はそれを併用してやるっていうのが主流になってるわけですよ。
あとは清掃の萎縮などとかでもね、HCG、人柔毛性コナドトロピンという薬を投与することによって清掃の萎縮も予防すると。
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あるいはニキビとかね、糖発だって、それの副作用を抑えるためのケア剤っていうものがあるわけですよ。
AGA、男性型ダスモが進行するようになってしまったら、デュタステレリドとかフィナステレリドとかそういったお薬を投与するとか、ニキビに対してはニキビのお薬を使うとかですね。
やっぱりケア剤を使っているわけなので、アナボリックステロイドの副作用が仮に出たとしてもケア剤でそれをカバーするっていうことをするわけですよ。
それがもう選手とかじゃなくて一般の人でも趣味でアナボリックステロイド、筋肉増強をやっている人なんかはケア剤を合わせて使うっていうことが多いし、
筋力、筋肉増強外来クリニックってね、お医者さんが処方してくれるところもあるわけですよ。
そこでもやっぱりお医者さんがね、合わせてケア剤を処方してくれるわけなので、
ましてやプロの格闘家とかプロのボディビルダー、プロじゃなくてもね、アマチュアでもボディビルダーとかビジークの選手とかでも隠れてステロイドを使っている人なんかはやっぱり合わせてケア剤を使っている人も多いわけです。
そもそも女性化乳房もニキビも男性型脱毛もステロイドを使っていなくても起こる人は起こるわけなので、
その症状だけ見てこの人はステロイドを使っているって断言するのはもう愚の骨頂なわけでございます。
で、最近はアナボリックステロイドじゃなくてね、サームズっていう洗濯的アンドロギン渋滞修飾薬っていうですね、新しいお薬、これも筋肉増強効果があるわけなんですけれど、
一般的なアナボリックステロイドと違ってですね、筋肉とか骨の強化に洗濯的に働くっていうお薬なんですよね。
だからその分女性化乳房とか男性型脱毛とかニキビとかね、副作用が少ないって言われているわけなんですよね。
なのでそういったサームズを使うことによって、より今までのステロイドの副作用を抑えて、それでステロイドを使っているんじゃないかっていう疑いを持たれないようにする、そういうお薬も出ているわけなので、
より身体つきとか見た目でステロイドを使っているか使っていないかなんてね、わからないですよ。
これはもうその道のプロでもわからないし、ステロイドを使っている人でもわからないし、
そもそも例えばドーピング禁止のボディビルの大会だってあるわけですよ。
アンチドーピングを立てて実際にはドーピングの検査もしっかりやっている大会。
そういうところの選手を見てもですね、やっぱり時々ドーピング検査すると引っかかる人がいるわけですよ。
なのでそういった大会に出ている選手でも実際には薬を使っている人はいるわけですよね。
だけど見た目だけだとどの人が使っていてどの人が使っていないかなんてね、わからないんですよ。
なので常にそれを見ているファンの人たち、Twitterとか自分のSNSで、
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あいつはステロイドやっているに違いない、いやあの人は絶対ナチュラルだ、あの人はやるはずはないってね、
自分の感想をずっと述べ合っていてそれで意見が対立していたりとかするんですけど、
それって本当に無意味なんですよね。
なのでじゃあどうしたらいいのかというと、結局ですね、検査を徹底するしかしょうがないんですよ。
大会当日の尿検査だけとかだと、それもまたダメなんですよね。
そうするとこの日に検査するって日にちがわかっているんだったら、
それに合わせるように事前にステロイドのサイクルを作って筋肉増強させて、
その後オフにして代謝させて、検査当日には陽性に出ないようにするとか、
そういうテクニックもあるし、それ以外でも常に薬ってですね、
イタチごっこでいろいろ進歩していて、検査に引っかからない新しい薬が開発されて、
それをまた追っかけるように新しい検査ができて、また新しいお薬ができてということを繰り返しているわけなので、
なかなかそういうのも難しいわけなんだけど、やっぱり徹底的に検査をして、
時々検査に引っかかるぐらいじゃないと逆に信憑性がないし、選手もファンも離れてしまうと思うんですよ。
なので検査当日とか日にちを決めて検査する以外にも抜き打ち検査っていうのも大事です。
突然その選手の家とか練習会場に会われて、今日検査しますってね、突然検査すると。
やっぱりオリンピック選手とかだと突然抜き打ち検査されるっていうことはあるわけですよ。
やっぱりそこまで徹底して初めてファンとか、あるいは真面目にやっている選手の信頼を勝ち取ってクオリティが上がるっていうのはあると思うわけですよね。
なので徹底的に検査して、たまに引っかかる、もうそれぐらいでいいと思います。
っていうのは生前説では成り立たないんですよね。
どんな業界でもズルして自分だけいい結果出そうっていう人は必ず一定数いるわけなので、
この大会に出ている選手はそんな悪い人いないとかね、そういう生前説では絶対成り立たないし、
そもそも検査に引っかからなくて、なおかつ薬使ってね、結果が出て有名人になってお金儲けできるってなればですね、
やっぱり一定数の人が薬手出しちゃうのが普通なんですよね。
っていうのは人間って嘘をつく生き物なんですよ。
悪いことをしててもそれが蔓延しちゃうとですね、みんながやってるってなると感覚が麻痺して悪いことだっていう認識がなくなるんですよね。
例えば政治家のパーティー権の裏金問題とか統一協会の癒着とかだって、
ニュースになれば僕ら今まであんまり知らなかったことが知れて、なんてひどいことをやってるんだって思うんだけど、
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その業界の人たちの中ではみんなやってる、みんなっていうか多くの人がやってるんで、
ルール上はちょっとモラルに反するとかルール違反とかでも、みんながやってるっていうとそういうもんだよねっていう空気になっちゃうわけなので、
スポーツ業界、格闘業界でもボディメイクの業界でもですね、みんなやってるよ、それが当たり前だよっていう空気になるとやっぱりやるようになっちゃうんですよ。
例えばその大会はね、ボディメイクの大会で、その大会はアンチドーピングを歌ってて、
ドーピングは良くないことですって、青少年のためにも絶対やってはいけませんってね、大会ではそういう方針を歌ってるのに、
検査をやってないと、じゃあやっていいんだねってね、みんなやるようになっちゃうんですよね。
実際そういうもんなんですよ、日本でも世界でも。
だからやっぱり検査を徹底的にやって、引っかかってしまった陽性の人は徹底的に処罰をするっていうことをしっかりやらないとですね、やっぱり知識図はね、絶対保てないと思います。
まあパーティー圏とか統一協会以外でもさ、世の中の人たちの脱税とかさ、車運転してる人だって、スピード違反だってね、実際には10キロとか15キロぐらいだったらほとんどの人捕まらないんで、
10キロぐらいだったらOKっていう感覚でみんなスピード違反してるし、一時停止だってね、ピタって止まる人いなくて、助行すればOKとかさ、
横断歩道で横断しようとしてる人が立ってても、別にルール上は絶対止まらないといけないんですけれど、突き抜けても捕まらなければOKって、やっぱり止まる車って少ないんですよね。
僕は必ず止まるようにしてるんですけどね。
あと18歳、19歳の飲酒喫煙とかであって、法律上はアウトなんだけど、結構な人がやっちゃってるから、実質OKだよねっていうね、そういう空気になっちゃうので、
どんだけルールがあっても、それを取り締まらない、処罰しない、罰則がないと実質OKになっちゃうんで、絶対に検査して引っかかった人は処罰するっていうことは大事だと思います。
あとそういうね、ボディメイクとか格闘家でもね、平本選手のことは置いといて、実際薬使ってる人がいてもですね、私使ってますって公言する人っていないくて、使ってても私はやってませんっていうのが普通なんですよね。
平本選手は置いといての話ですよ。
実際過去のいろんな選手とかでも、俺は使ってないって言って実際使ってるっていう人が多いわけだし、検査のない団体だったら実質暗黙の了解で使ってOKっていう流れになっちゃうわけなんで、過去の日本の格闘技の大会でも検査していない大会が多かったから、実質使ってて、多くの人は使ってて、使うのありきの大会っていうのが行われてて、
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ヘビー級の選手だと1年とか2年とかそういうぐらいの短期のスパンでものすごい上半身が大きくなるんですよね。
アナボリックステロイドのレセプターってね、下半身よりも上半身の筋肉に多いんで、そういう薬使うと肩とか三角筋とか僧帽筋とか大胸筋とか上半身の筋肉が急激に大きくなるっていうことがあるんで、
ものすごいパワーがあるわけで、他の選手と比べても圧倒的なパワーとデカさがあると、やっぱりこの人使ってるんじゃないかなって疑われて、
日本の国内で戦ってるときはめちゃくちゃ強いんだけど、そういう人たちが海外UFCとか行って、そこだとちゃんと検査してると、そこで引っかかっちゃったりとか、
あるいは引っかからなくても大会出るとき、日本で戦ってたより一回り体がちっちゃくなって出て弱くなって負けちゃったりとかね、日本ではあんなに強かったのにアメリカだと急激に弱くなるとかね、そういうことがよくあるわけなので、
実際使ってないよって言ってる選手でも使ってるっていうことはよくあるわけですね。
っていうのが私の意見でございます。なので、平本選手はステロイド使ってるんですかって僕に聞かれてもね、わからないですよ。
採取した尿検査出して、陽性だったら使ってるっていうことになるんだけど、それが陰性だったとしても絶対使ってないっていう断言にもならないので、
なので、こういう論争って本当に意味なくて、自分の願望と感想の言い合いになるんで、だからしっかり検査を徹底してくださいと。
嫌な空気になってみんなムヤムヤするから、ちゃんと検査してくださいっていうのが僕の気持ちでございます。
はい、私の意見は以上です。ご視聴ありがとうございました。
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