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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は
なんで沖縄の人は年収が低いのに幸福度が高いんですか?というご質問です。
これおそらくね、この質問者さんはちょっと前にネットなんかでニュースになった
沖縄県が幸福度全国1位ですよと、そういうニュース見てこの質問されたと思うんですけど
2022年度だと幸福度が全国1位なんですよね。 これどういう調査かというと、ブランド総合研究所っていうところが
インターネットで調査したんですけれど、各都道府県からそれぞれおよそ500人の人にですね
アンケートして、合わせて2万3520人を対象に調査しましたよと。
で、2万2973人から回答を得たと。 どういうアンケートかというと
あなたは幸せですか?っていう質問をして、それに対する回答を得たんですけれど
5択なんですよね。5段階評価で選んでいただいて、 とても幸せが100点、少し幸せ75点
どちらとも言えない50点、あまり幸せではない25点、全く幸せではない0点と
それで回答を得て、それぞれの県ごとに平均点を出したわけなんですけど
そうしたらね、沖縄県が1位だったっていうことなんですよね。 沖縄県って
年収が低いんですよね。平均年収が最低なんですよ。 なおかつ子供の相対的貧困率が全国2位とか
あと基地問題とかでいろいろあるし、 あと米兵の暴行とかですね。いろんな問題を抱えてるんだけど
だけど幸福度は全国1位なんですね。 これは何でですか?というご質問なんですけれど
まずね、今回のこのインターネットでの調査は 主観的幸福を見たデータなんですよ
幸福ってね、主観的幸福と客観的幸福に分かれるんです。 主観的幸福っていうのは、とにかく自分は幸せなんだ、俺は幸せなんだって
それも周りの環境とか関係なく、自分が幸せだって思えばそれは幸せだと それが主観的幸福なんですね
客観的幸福っていうのは、数値化できるデータ 例えば年収とか、あるいは平均寿命とか、あと一人当たりGDPとか
これよく国ごとに幸福度を調査するときなんかに使うんですけどね、一人当たりGDPとか
あと貧困率とか失業率とか、こういうのって数値化できるんで それでランク分けできるわけで、こういうのを客観的幸福って言うんですけど
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今回のこのインターネットの調査っていうのは、主観的幸福だけなんです。 客観的幸福関係ないんですよね
だから、仮に年収が一番低くても、あとは子供の貧困率が、相対的貧困率が全国2位とかでも
沖縄県民が私たちは幸せなんだ、私は幸せなんだって思っていれば 1位になれるわけなんですよね
なので沖縄県民はとにかく主観的幸福が高いですよっていう話なんですよ ちなみに他の都道府県はどうかっていうと、東京は平均年収は最高なんですよね
だけど幸福度だと46位なんですよ、ワースト2なんですよね なのでお金があればあるだけ幸せっていうわけではないんです
逆にお金がない、平均年収が一番低い沖縄県民の方が東京よりも、うんと幸福度は高いっていう結果になったわけです
ちなみに45位が神奈川県、47位が秋田県なんですよね 幸福度の高いのは1位が沖縄で、2位が鹿児島県、3位が宮崎県という結果になったわけですよ
じゃあなんで沖縄県民は年収が低くて子供の相対的貧困率も全国2位なのに
主観的幸福度が高いかっていうとね、それはまず他の県にはないもの 東京にはないものっていうと、まず自然が豊かですよね
海がすごい綺麗なんですよ 沖縄の海ってさ、東京の海とか他の県の海とは全く違うすごい綺麗なんですよね
その海見るだけでもなんか幸せな気分になるんですよ あとは山とか自然がとにかく綺麗なんですよね
あとは人間関係ですよね どっちかっていうと沖縄県、田舎じゃないですか
まあ栄えているところもあるんだけど、やっぱり東京とか神奈川に比べると田舎で ご近所付き合いとかね結構しっかりしてるんですよね
なのでご近所同士で助け合いをしたりとか人間同士のつながりがあったりとか 野菜を揚げたりとかですね
密な人間関係があるので、それが嫌だっていう人もいると思いますよ 特に都会の方に行くと
まあそういうめんどくさいね田舎の人間関係嫌だから、だから自分は東京にいるんだっていう人もいると思うんだけど
そういうのが好きっていう人もね世の中いっぱいいるわけであって ずっとそういう環境で育てればそれが当たり前になって
それが幸せに感じるっていうことがあるわけなのでそういったことですよね
で一方都会はどうか東京とかどうなのかというとまず人口密度が高いわけですよね
だけどその割にはご近所付き合いとかってあんまりないわけです それはいろんなね地方から人が集まってきたりとか
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あるいは流動したりとかいろんなのがあってね 意外にご近所付き合いって都会の方がむしろないんですね
でもちろん田舎に比べると自然は少ないわけです 自然ってあの森とかね木とかね海とかね
空とかまあ空は都会でもあるんだけれど 自然の中にいるだけで幸せを感じるっていうことが人間できるんですよ
むしろ自然がない環境、お緑がない環境にずっといる 部屋の中閉じこもるとかアスファルトで覆われたビルの中だけでね
都会のコンクリートで囲まれたところでいると幸せを感じないっていうのがあるので とにかく自然の中で育っているだけ
自然の中にいるだけで幸せを感じるっていうのがありますね あとは都会、特に東京なんかは地方
いろんなところから優秀な人たちが集まって競争する場所なんですよ やっぱり東京っていうと魅力を感じると
大企業とかもあるし有名な一流大学とかもあるんで 一流大学行くために東京行くんだとか
一流企業に勤めるために大企業行くんだって言ってね 結構地方からですねいろんなところから優秀な人たちが集まって競争するんですよね
競争するっていうことは蹴落とし合いをするっていうことなので 当然勝者と敗者が生まれるわけです
それによってお互い切磋琢磨して経済は発展していって 平均の年収は上がるわけですよね
人口密度も高くて物価が高いからとかそういうのもあるわけなんですけど だけど当然切磋琢磨して競争して蹴落とし合いするわけなので
格差が生まれるわけですよね 格差が生まれると上の方の人はいいんだけど下の方の人は常に劣等感を感じるわけです
そうするとストレスが溜まって 自分はダメな人間なんじゃないかって思って それによって不幸を感じるっていうことは当然あるわけですよね
当然その都会に集まる人って物欲とか金欲が強い人が多いんです なので超高級高層マンションに住みたいとかね
高級車乗り回したい フェラーリ乗りたいとかね ポルシェ乗りたいとか ロレックスの腕時計が欲しいとかね 高級なブランドの服着たいとかね
あと可愛い港区女子の彼女が欲しいとかね あとお金持ちの彼氏が欲しいとか あと学歴も競い合うし
あと就職先どういう企業にね 大企業に就職してるか一流企業かどうかとかね
常に自分と他人を比較するっていう環境なので まあ当然人間ね
仮に自分がねそこそこの立場にいたとしても 他人を見ると羨ましく感じるんです
隣の田んぼは青いとかね そういう言葉でもあるように
そうなると当然劣等感を感じて それによって不幸を感じるってこともあるし
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あとは仮に都会に出てお金持ちになったとしても 成功して財産を築いたとしても
今度はそれを失う恐怖っていうのもあるわけです 転落してしまうんじゃないかって
人間って一度ね贅沢をすることを極めてしまうと そっから落ちると不幸を感じるし
落ちることに対してすごく恐怖を感じるわけですよ なのでそういうふうに不幸を感じるっていうのもあると思います
で沖縄の人って基本的に沖縄って島なんですよね 元々島国だったわけですよ
もちろん日本劣等がね全部島国ではあるんですけれど 日本人みんながね
独自のDNAを持っているわけなんですけど やっぱり沖縄の人は本州とか九州とか四国の人とはまた違うDNAを持っているわけです
やっぱり見た目とか顔つきとかね肌の色とかもやっぱり 本州の人とはちょっと違うわけなんですけれど
いろいろ交流もあって根欠は進んでるんだけどやっぱり独自のDNA どっちかというと南の島
南の島国の人たちのDNAっていう感じですよね で沖縄の人ってねその東京の人とかに比べるとどっちかっていうとね
あんまり競争しないっていう性格があるんです なんでかっていうと沖縄って
競争しなくてもいい環境っていうのがあるわけです っていうのは結構環境がいいんですよね
まず暖かいんですよ南の方にあって1年中暖かいと なので家がなくても投資しないってよく言われてるんですよね
中にはね時にはめちゃくちゃ寒い時もあると思うんですけど まあ家がなくても投資しないと
あと食べ物がね豊富なんです比較的 魚は捕れるしあと果物もいろんなところになっているし
これはね南の島独特のですね環境で南の島の人たちでみんな明るくてほがらかで っていうのがあるんですけど
そういうところ沖縄の人たちにもありますよと なので家がなくても大丈夫
で食べ物もあって飢え死にしない 昔から結構異色獣に困らない
ちょっと困ると思うんですけど比較的ね厳しい環境の人に比べると異色獣に困らないので まあ無理して頑張らなくてもいい環境でずっと育ってきたのでやっぱりそういう
dna がずっと残っているわけですね 逆に無理して頑張らないと蹴落とし合いしないと戦わないといけない環境っていうのは
やっぱりそういうのが強い人たちの dna が残っていくわけなんですけどそういうことしなくてもいい環境だったので
そういう人たちがずっと今でも dna を引き継いで生きているということなんですよね なので
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まあ客観的幸福は低くても主観的幸福は高いっていう状態なんです 客観的幸福ってお金とかものとかなんですよ結局
年収がいくらかとかいいお家に住んでるかいい車乗ってるかーとか なのでお金で
変えるものなんですできらびやかなもの なのでお金があればあるだけ客観的幸福は高いように感じるんですけど
ただそういう客観的幸福お金で得るね 金欲とかねその物欲っていうのは
ドーパミン的幸福なんですよ 脳内でドーパミンっていうのがバーッと出て気持ちいいって感じるもので
汗お酒飲んだ時と飲む時とかねあと成功位する時とかギャンブルやる時とか あの後格闘技して勝った時とかにドーパミンバーッと出て気持ちいいって感じる
それがね客観的幸福のそのドーパミン的幸福なんですけれど そのドーパミン的幸福って慣れてしまうと幸福じゃなくなってしまうんですよ
例えば毎日毎日高級料理美味しいものを食べてても だんだん舌が慣れてきちゃってそれを初めて食べた時のような感動って起きなくなるんですよ
そうするともっと高くて美味しいものを食べないと幸福を感じなくなっちゃうんです 物とかでも一緒で高級なものを身につけて買った時は幸せを感じても慣れてくると
もっといいものが欲しくなっちゃうんですよ 車とか家とかでもそうなわけなんですよね
主観的幸福ってどっちかっていうとゆっくり続く幸福で セロトニンとかオキシトシンとかそういった物質によって得られる幸福なんですね
人間同士の触れ合いとか自然の中に入ってね 太陽の光浴びて気持ちいいって感じるとか
競争もしないし劣等感も感じることがない そういうのが主観的幸福
セロトニン的幸福とかオキシトシン的幸福っていうものなんですよね なので沖縄の人みたいに客観的に幸福じゃなくてね
主観的幸福が高いっていう方が結果として幸せを感じるっていうことなんですよ 結局幸せとは何かってお金とかものではないんですよね
よほどの絶対的貧困っていう状態 寒い地で異色獣もないっていう状態だったら絶対的貧困でね お金がないとすごく辛いんですけど
ある程度のお金がね 最低限のお金があれば あとはですね お金とか物とかでどんどん幸福が上がるっていうわけではないんですよね
結局幸せって脳内でどう感じるかっていうのが一番大事なんですよ 物とかお金がいくらあっても幸せじゃない人って言うんです
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世の中大金持ちでも幸せを感じない自分は不幸だって思ってる人もいれば そんなにお金はないんだけど
友達もいて家族もいて そこそこの暮らしができて自分はすごい幸せなんだって感じる人もいるわけなので
物とかお金じゃなくていかに脳で幸せを感じるかっていうことが大事なわけですよ
なので 多少貧しくても自分が幸せだって思えば幸せになれるわけなので
むしろ競争とか無理にして他人と比較したいとか 劣等感感じたりとかして不幸になる人もいるってわけです
だけどある程度の競争っていうのはないと経済は発展しないし 外国に競争で負けてしまうっていうのもあるんで
ある程度競争は必要なんですけど あんまり競争ばっかりにこだわって不幸になってはいけないわけなので
その辺のバランスをですね うまく整えていきましょう それがいいですよっていうお話でした
ご視聴ありがとうございました