不登校の増加と原因
はい、今回なんですけれども、久しぶりに
早稲田メンタルクリニックにお邪魔させていただいております。
松田先生、本日はよろしくお願いいたします。
どうも、松田です。よろしくお願いします。
久しぶりの僕と松田先生2人でのトークという形になるわけなんですけれど
今回いろいろお聞きしたいことがありまして
最近増えている不登校についてお伺いしたいんですけれど
不登校急激に増えている、この原因っていろいろ言われてるんですけれど
例えば、スマホみんな持つようになって、小学生とか中学生も持つようになって
それで引きこもってずっと配信ゲームをやってて、それに依存してしまって
無気力になっているっていう人が多いと思うんですよね。
で、もう何もやる気がしない。あれはやっぱりスマホ依存症になって
不登校になっているってパターンなんですかね?
現実的な解決策
スマホ依存症の人もいますよね、一定数は。
結構複雑に絡んでますけど、大体は症に打つ、症にの適応障害になって
で、子供の打つってあんまり辛いとか苦しいとか落ち込んでると言わないんですよ。
先言語化できないんで。それでその結果スマホしか見てられないという形になって
で、スマホを見続けることによって悪循環が起きて無気力になっているパターンも結構ありますよね。
そういう人が解決するにはスマホ取り上げればいいんですか?
現実的には取り上げた方がいいんですよ、もちろん。
だって入院中にスマホをずっと使える精神科において感じされていないんで。
だから小児病棟でもずっとスマホをいじらせてくれないんで。
ただ全くゼロにするかというとそれはできないんですよね、現実的に。
そうですね、やっぱり友達同士のやり取りとか。
やり取りとか、チェックしたいゲームとか。
流行りとか。
だからまあ、日常に戻ってきたら結局スマホ使うんで。
全くゼロにはできないんで、現実的な落とし所を決めるってことですよね。
2時間なのか3時間なのか、という話になりますけどね。
結構もう無制限にスマホを親がやらせてしまって、そうすると1日をやってて、昼夜逆転してしまうんですよね。
そうすると日光も浴びないし、運動もしないので、よりそれでセルトニンが下がってしまって。
そうですね。
やる気がなくなる、無気力になるっていうのがあるんですかね。
だからスマホはもうSNSも含めてもう鬱になる。
だから使うと鬱になるってエビデンスが出てるんで。
どっかの段階で人類はそれを規制する必要がありますよね。
だからどれくらいの規制が望ましいかわからないけど、
どっかの段階で人類は規制するってことをしないとダメなんだと思いますけどね。
家庭環境と教育の重要性
アルコールと同様に。
僕ら世代はネイティブではないんですよね。スマホネイティブではないわけで。
昔は外で出て遊んだりとか、みんなで集まってワイワイとかやってたんですけど、
今の子供たちって物心ついた時期からスマホがあって、
赤ちゃんでも親にスマホとかタブレット渡されて、
それを持たせておくと大人しくなるからっていう感じで、
ずっとそれに染まってる子たちが多いわけで。
その子たちが大人になる過程で不登校になる確率が高いのかなって思うんですよね。
その可能性もありますよね。
やっぱりそうなんだろうなっていうのは結構出てきてますよね。
小さい頃からサッカーの練習をさせるよりは、
小さい頃は鬼ごっこさせて、
例えば3歳の時からサッカーボールを蹴らせてもいいんだけど、
意外といろんなスポーツをもっと原始的な遊びをさせてた方が伸びがいいというかスポーツ選手としての。
特化が現代的なことよりは原始的なことをやらせた方がいいみたいな。
だから最初はやっぱりおはじきで数字を数えて、
今度はその後には紙とペンで数字を数えるようにして、
その後にやっぱりスマホとか使う。
人類の歴史を辿るような教育をした方がなんとなくいいんだろうなっていうのは、
直感的にもいろんなデータミスでも最近はあるか。
絶対外で遊ばせたりとか、いろんなことを失敗させるのが大事だと思うんですよ僕は。
失敗して転んで痛い思いして、
これやっちゃいけないんだっていうのをちょっとずつ学んでいってこそ成長すると思うんですけど、
今失敗させることを親がさせない、学校の先生がさせないっていうのが多いんですよね。
そうなんですよね。
幼稚園でも小学校でも転んでちょっと怪我したら親が怒鳴り込んだりして、
となるとやっぱりモンスターペラなんですけど怖いんで、
絶対怪我させない、無理なことさせないという方向に走ってしまって、
なので失敗を恐れる子どもたちが増えている。
絶対失敗させないとダメ。
結局AIを通じてわかった。
僕もAIの話ばっかりすると多分こいつは何なんだって。
最近はまってますよね。
最近AIとGIFTEDにはまってますよね。
AIとGIFTEDはまってますね。
AIは結局何でかっていうと、
ニューラルネットワークっていう意味で人間の脳の構造と似てるんですよね。
だけど違う。
やっぱりAIの面白いところは、
最近その修練進化なんだってことがわかってきたんですよ。
つまりイルカとサメって形に似てますよね。
でも遺伝子的には全然違うんだけど最後は結構似たところに来てるんですよ。
だから人間の脳とAIも結構違うんですけど、
使い始めると似てきてるんですよね。
これ何でかっていうと、
AIも人間を相手にして人間の問題を解決しようとしてるから、
結局人間に近づいてるというか、
その類似点を結構見つかってて面白いんですよね。
だからAIでわかったことは、AIも失敗しないと学ばないよと。
いっぱい失敗した方が学びが深いんですよ。
学習させるよりも自分で質問を作ったり問題を解かした方が学習効率がいいんですよ。
だから何でかわかんないけど、人間もそうなんですよね。
勉強を一方的にするよりも試行錯誤して失敗したりした方が勉強の成績が上がるじゃないですか。
同じことが起きてるんで面白いなと。
AIの方が、AIで実験してる分には誰も傷つけないんで。
AIとずっと会話してる人最近多いらしいですよね。
教育学的なものとかもAIの中で仮想実験して後で子供に試してみてもいけるんだろうなっていうのがわかってきたって感じですよね。
子供を実際にやって教育はどういう教育がいいのかっていうのを実際の子供でやるとやっぱり時間もかかるし、
ちゃんと教育受けるかってことかわいそうだけども、
AIの中でどういう学習をさせたらいいのかってことを挑戦してるのは全然誰にも害はないから、
電気代謝くらいかかんないから、素晴らしいと思います。
不登校でもいいんだよっていう空気ありますよね。
もちろん不登校のまま社会人になって活躍してる人たくさんいらっしゃいますんで、
ユーチューバーとか芸能人とかいるんで、それもありだと思うんですけど、
不登校になっちゃった人ってなるべく学校に戻すように頑張ったほうがいいのか、
あるいはもうそのまま不登校のままちゃんとした社会人になるように持っていくのがいいのかっていうのはあります?
いやもちろん学校に戻したほうがいい。
戻したほうがいいですか。もう学校必要ないっていう意見も結構ありますよね。
いやそれは極論だなと思ってて、やっぱり基本は学校に戻すというか、迷ったときには普通の行動が大事なんですよね。
精神科臨床って結局迷って分かってきたこと、精神科臨床の中の歴史も含めて分かってきたことは、
とっぴなことをしないっていうのは結構大事なんですよね。みんなと同じことをすると。
ただみんなと同じことをしようと思ってもできないパターンもあるんで、どうしたらいいのかって感じですよね。
僕がよく言ってるのは、家族とか患者さんとか、本人とか、家族にも言うんですけど、
ラーニングゾーンに留まってればいいんだよって言ってるんですよ。こういうやつね。
つまり楽すぎないでも苦しすぎない、この真ん中ちょうどいいストレスを浴び続けると。
その結果、ちょっとずつ学んでいけば学校に戻れる子もいるし、6年間かけて、6年間とか12年かけて、
ラーニングゾーンには留まってたんだけれども、結果的には学校に戻れない子もいるんですよ。
でも少なくともここにいたよねっていう話なんですよね。
だからラーニングゾーンには留まる。だけどその結果、学校に戻れたらいいし、学校に戻れないパターンの子もいるよねと。
成長の途中で年齢が来てしまったパターンっていうのもあるので。
っていう話ですね。
学校の中で集団行動をして人間関係を築くとか協調性とか、
美学展ではやっぱり学校にいた方がいいですよね。
例えばホームスクールとかいろんなのあるんですけれど、
家に一人で引きこもって勉強するっていうよりかはやっぱり誰かと接するってことは大事ですよね。
もちろん人間同士と接するのも大事だし、あとは基本的には日本社会で暮らすんで、
日本人を学ばなきゃいけないんで、
日本人の子供と日本語で日本人と接したほうがやっぱり大人になった時に適応がいいんですよね。
コスパがいいっていうのはありますよね、義務教育っていうのは。
これは義務教育を受けないで自分の家族の中で手でやるとか、
ホームスクリーンとかだとすごいお金がかかっちゃうと思うので、
それ考えるとなるべく学校に戻ったほうがいいよっていうのはあるんですね。
基本はそうですね。ただできない人もいるので、できない場合は仕方ないので、
少なくとも目指しつつ学びをやっていくって感じですよね。
これだけ不登校が増え続けてるっていうのは、原因はスマホ以外にもあるんですかね?
スマホもあるし、やっぱりよくあるのが家庭環境ですよね。家庭環境が悪いとか。
家庭環境が悪いのって昔から悪いところっていっぱいあるじゃないですか。
不登校の背景
むしろ昔のほうが今よりひどかったっていうのもあると思うんですよね。
そうじゃそうですけど、やっぱり一人親が増えてるっていうのがやっぱり大きいっていうのと、
あと貧困が増えてるっていうのも多いのと、
あとは学校の先生たちもなんとなく自由がなくなって厳しくなってきてるし、
っていうのもあるだろうし、だから学校の先生がもうちょっと自分の裁量があって、
例えば来てる子たちでも勉強教えなくても騒いでても自分の裁量の中で許せるって言ったらいいんだけどそうじゃなくて、
どんどん官僚的というか学校も決められちゃってる。
だから昔は校長先生ってもう偉い人って感じだったんだけど、
今の校長先生って本当に中間管理職みたいになっちゃって、権限がなくてかわいそうというか、
あるんだけどやっぱり全然ないからやりにくくなってるんですよね。
だからいろんな要素がありますけど。
なるほど。
今不登校なんだけど、戻れる人は戻った方がいいっていうことだと思うんですけど、
ただ戻ろうと思えば戻れるんだけど、やっぱりなんか不登校でもいいんだよみたいな空気があると。
本当は本気出せば戻せるのに、そのまま不登校になっちゃうっていう人もいるんですかね。
それも結構一つの問題なんですよね。
どう頑張ってもやっぱり学校行けないっていう人必ず一定数いると思うんですよ。
そういう人たちはみんなで大事に保護してあげるべきだと思うんですけど、
まあ言葉悪いんですけど、ちょっとサボってるだけで学校行かないっていうのも一定数いると思って、
そういう人たちはやっぱり無理やりでも生かした方がいいっていうのはあるんですかね。
それともそういう人たちもやっぱり保護して、お家の中でとかあるいはホームスクリーングっていう方向に持って行った方がいいんですかね。
基本的には精神科臨床の中で常識を補うということをよくやるんですよ。
やっぱり自分でスコンと常識が抜けている人っているんですよね。
だから独自理論、僕もそうなんだけど人間で誰しも盲点があるから、
これなんで知らないのみたいなことはみんなあるんですよね。
常識がみんな揃ったらやっぱり学校を生かすべきだよねってなることが多いんですよ。
でもそうじゃない人たちっていうのは時々いるので、臨床の中では親とかに対してそういう教育をしますよね。
だからそのベースのリテラシーとかいろんな知識があればそっちを選ぶんだろうけども正しい選択。
正しいかどうかわかんないですけど一般的なところに落ち着くんだけども、
最初のベースの知識がないから故にトッピな選択をしているパターンも結構多いんですよ。
だからサイエンスリテラシーがないから怪しい栄養サプリメントを買っちゃうとか、
陰謀論を信じちゃうみたいなものがあったりするので、
そういうリテラシーを補うってことはしますよね。
そのリテラシーを補った上でなおその選択をしますかっていうのはあるかなと思いますけど、
実際ないですね。僕がやっている臨床経験上、見聞きしている経験上。
社会的な影響
結構ややこしいのが、やはり学校行かなくてもいいよっていうのをビジネスにする人たちが一定数いるよっていう話ですよね。
だから定着ビジネスっていうのがすごくノウハウがたまってきているので、
そういう言葉を言って、学校行かなくていいよ、その金持ちに行こうねって言ってはるかに高いお金を取るとかもあるだろうし、
あとは最近あるのは、学校に行けなかったけど社会的に成功してた人たちですよね。
彼らみたいな人たちが一定数いて、そういう人たちが恨みを持っているパターンが多いんですよね、社会に対して。
だから今って競争社会の中で、すごく競争に勝ち上がってきた人たちが得のある人たちというよりは、
社会に対する怒りを持っている人たちがいて、その怒りをバネに社会的成功を収めた人というのが一定数いるんですよね。
日本もそうだし、アメリカとか特に多いんですけど。
そういう人たちが発するメッセージっていうのはあるんだろうなとは思いますね。
世の中の成功している人とか頑張っている人ってほとんどが何かに恨みを持って、
そういう克服する、何とか別の形で復讐するために頑張っている人っていっぱいいますよね。
僕も結構そういうところがあって。
程度の差ですよね。
だからそういう見極めるポイントとして、失敗した時にすぐ自殺に転じちゃう人たちっていうのがいるんですよね。
そういうパターンの場合は、やっぱり虚勢の仮面をかぶっているパターンっていうのは、
何クソとはまたちょっと違った怒りがあったりするので、そこは見極めるとか伝えていくのは難しいですけどありますよね。
僕結構美容外科医として働いていると、親子でいらっしゃる方、お子さんが不登校の子って結構いらっしゃるんですよね。
例えば中学生、高校生とかで、そういう人たちは顔が原因で学校行けない、顔が原因でいじめられるとか、
あと自分はブサイクだから学校行けないとかそういう人いるんですけど、
大抵そんなに悪い顔じゃなくて、むしろイケメンとか可愛い女の子も多いぐらいなんですよね。
そういう親子を見ていると、ほんと言葉悪いんですけど、明らかに親の教育が悪いっていう人も時々いらっしゃるんですよね。
明らかに甘やかしていると。顔悪くないので、顔が原因じゃないのに顔が悪いので学校行けないので整形してくださいって親が言ってくるんですよね。
そうじゃないでしょって僕は毎回言ってて、顔は悪くないよ、でもこの子顔が原因で学校行けないんですよって言って、
子供も何も喋らないとかそういうのがあって、お母さんこの子全然顔悪くないから言いづらいんだけど、
この子が学校行かないのは顔が原因ではありません、違う問題ですって言うんですよね。
なのでそれを見るとどうなんかなって思うんですよね。
明らかに他のことでも何でも面倒を見てあげて甘やかしすぎてるっていう親もたまにいるんですよね。
なので本当に稀なんですけど、親が原因で不登校になってるっていう子供もいるんじゃないかなって思いますね。
稀じゃなくて不登校の原因で親が原因なのは今多いと思いますよ。
あ、そうなんですか。
あんまり異常な子供ってあんまりいないから、いないんですよね。これ見てる人はあんまりマスダバサって言いそうですけど。
今は学校の先生たちも結構しっかりしてるから、いじわるな親友達って結構減ってるというかと思いますね。
少なくとも東京はそんな感じです。だから親が原因っていうのはすごくありますよね。
前どっかの知事が不登校が増えてるのは親が原因だって言ったら大炎上したっていうのがあったんですよね。
だからまあそうでしょうね。だから親が原因なんだけど、じゃあ親が親で仕事とかいろんな問題が抱えてるから苦しいし、
考えたふりにそうなんだろうけれども、親の責任を果たせてない親っていうのが一定するよと。
だから子供の味方になるばかりで子供の敵にならないとか、子供に痛いこと言うとかしちゃんとしつけないっていうことは起きてますよね。
それはでも病院もそうですもんね。患者さんにちゃんと真実を言わない医者とか多いじゃないですか。
口コミ位置つけられるからいいことしか言わないとか、薬をボンボン出す精神科とか大量にいるわけで。
薬ボンボン出した方が口コミは悪くならないって感じですか?
どう考えても悪くならないと思いますよ。
もう患者さんが望む薬を出してあげた方が位置はつかないって感じですかね。
デパース出してください、いやダメですって言うと位置つけられるって感じですか?
デパース出してくれば位置つけられたりとかしますよね。恨んじゃうからね。
だから自分の思い通りで位置くらいつけてやれとか、それは言いますよね。
辛いっすね。
辛いっちゃ辛いしでもそういう仕事だから仕方ないじゃないかとか思っちゃうけど。
親の場合はそうなんですよね。だからこう…なんて言うんでしょうね。よく思いますけどね。
実際に毒薬って言われてる人がいて、東横キッズでも中学生とか、義務教育中の子とかもいるわけであって、
その子も学校行かないで東横にいるのは親の責任、親が悪いっていうのはありますからね、実際。
親が悪いこともあるし、親がどんなに良くても上手くいかないパターンもあるし、色々ありますけど。
でも問題ある親も結構いるよねっていうのは。
じゃあ今後東横増えるのはやっぱり増えすぎるのが問題ですもんね。今後どうしたらいいんですかね、対策としては。
でもどっかで頭打ちはするんじゃないかなと僕は思うんですよね。
だから社会的に適応できないとかトラブルが起きるケースっていうのは、全員になるってことはまずないんじゃないかなと。
だから何パーセントかのところに収まると頭打ちはどっかでするんじゃないかなと。
それをどう減らしていくのか、だから10%を8にして7にしていくのか、そういう戦いなんじゃないかなとは思いますけどね。
でもやっぱりスマホ制限するっていうのは大事だと思いますけどね。
あれってやっぱりドーパミン製造装置ですよね、TikTokとかやってると思うんですけど。
だからSNSとかスマホとかアルコール、タイマー、いろんな依存させるものってあるわけですよね、ギャンバーとか。
だからそれらは脳科学的に良くないってことが分かってるんで、どう制限するかっていうのは考えなきゃいけないし。
次に考えるべきことは、それは遺伝子的に分かってるでしょって話もあるわけですよね。
だからこの人は依存しないけれども、依存しやすい遺伝子を持ってる人たちも分かってきてるわけです。
ありますよね、ギャンプル依存症になる人ならない人っているし。
そうなんですよね、だからそこはもう分かってきてるんで、じゃあどう規制するかって話になってくる。
ただ、じゃあDNAの段階で彼らの行動をどう制限していいのかっていうのは、
SFの世界というか、でも考えなきゃいけない時代になってきちゃいましたよね。
不登校の背景
この遺伝子を持ってると犯罪率が高いですよってことが分かってきちゃう中で、
じゃあこういうことを行動させないようにしようみたいになっちゃうと。
この子の遺伝子的には犯罪を起こしやすいから、部活入るにしても優しい部活はいいけど、
空手部とか柔道部は喧嘩に使うかもしれない、ダメだよとかそういうわけにいかないから。
最近何でも遺伝子でわかるようになっちゃったから、若い人たちが子供欲しくなくなっちゃったんですよね。
自分の遺伝子を子供に引き継がせるのが可哀想だとか、そういう人が増えちゃって。
それも時代の流れだからしょうがない部分もあると思うんですけどね。
どうやったら子供を育てるってことが幸せなのかってことを、やっぱりもうちょっと語りやすくした方がいいんですよね。
今、肩身が狭いから語りにくいですもんね。
子育てっていうのがいかに楽しくて幸せなのかとか、不倫せずに子供といる時間がいかに楽しいのかって言いにくいじゃないですか。
いいですよ、言っていただいて。
子供はいいですよ。
そんなよくわかんないおじさんとかおばさんとデートするより、全然子供と一緒にいたほうが楽しいんじゃないかとか思うんだけど、
あんまり言うとね、何ひどいなみたいな感じになっちゃうから。
ねえよ。
ありますね、確かに。
でも本当はもっと言えたほうがいいんでしょうけど、それはね。
結婚したほうがいいよ、子供作ったほうがいいよって、女性に言うのはやっぱりNGですね、今の世の中は。
でもまあ、どうなんでしょうね。
まあ、そっち側の意見が言いにくいっていうのはあれだから。
まあ一人で語るだけだったらいいと思うんですけど、
若い女性に結婚したほうがいいよ、子供作ったほうがいいよっていうのは絶対今NGですね。
まあそうなんだよね。
一人で語るだけだったら、まあ今のところはまだセーフだと思いますけど、そここっちNGになるかも。
それを身近な人から聞かないと、若者を結婚したくなったとか子供欲しいと思わないよね。
だって身近な先輩とかが、やっぱり子供がいてよかったなとか言ってくれないと。
たまたまその女性が子供を作れない体の女性で、それを公言してない場合だったらすごく傷つけることになるんで、
そういうケースも想定して、もう一切言わないほうがいいかもわかんないですね。
だけどそれがないから、まあそうなるよなって僕はこう思っちゃうんですよね。
だから、なんかその、そこは難しいですよね。
でも、言わないと文化って途切れちゃいますからね。
それは、それはYouTubeとかでなんか独り語りしてるのを見るとかじゃなくて、
単純に職場の人たちとか身近な人たちの人生の価値観に触れた時に僕らってもっと学んだりするから。
そういうものを、なんか言っちゃダメなんて言ったら言ったやつから負けみたいな話のルールはなんか。
先生、職場の女性に結婚した方がいいよ、子供作った方がいいよはもう。
いやまあ言わないですよ。
完全にアウトですよ。
結婚した方がいいよとか、子供作ったらいいよとまでは言わないけど、
でも自分がよかったなぐらいまでも言えないんだよね。
そうなんですよ。
結婚おめでとうとか言うのもなんかちょっと他の女性に対してNGっぽいのはありますよね。
そういう空気だからそうなんでしょうけど。
でもまああんまり、もう一回戻ると、僕の価値観とはまた別の話ですね、今の話は。
どちらかっていうと、人類が子供を作るっていうことのためにはどういう思想体系とか価値観を
人類が共有していた方が有利かっていう話ですよね。
だからそれは傷つく人がいたとしても、子供を少子化対策にはガンガン言えた方がいいでしょうね。
でもそれはそういう話ですね。
若者の結婚観
まあどっちでも僕はいいんですけど。
はい、ということで松田先生本日はありがとうございました。
すいません、炎上しないでください。