2025-07-22 17:26

EP673【生命保険】病気やケガで働けなくなったときのために民間の保険に入る必要はあるのか?

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=rIIQc7uGTSg

サマリー

このエピソードでは、病気やケガで働けなくなった際に民間の保険に加入する必要性について議論されています。公的な保険のカバー範囲や民間の医療保険、特に自営業者に必要な理由が詳しく述べられており、保険のコストパフォーマンスも考察されています。また、民間の生命保険が病気や怪我で働けなくなるリスクに対する備えとしてどの程度重要かについても論じられています。特に、障害年金や精神疾患への保険の充実度に疑問が呈され、コストパフォーマンスの悪さも指摘されています。

民間保険の必要性について
はい、こんにちは。今回なんですけれども、病気やケガで働けなくなったときのために民間の保険に入る必要はあるのかというテーマで、僕の意見をお話しさせていただこうと思います。
というのはですね、誰でも会社員の方でも自営業の方でも、事故に起きたりとかね、事故を起こしてケガしたりとかね、自分が追突されたりとかケガしたりとか、病気になった場合がんになるとか、あるいは鬱病とか精神疾患にかかる可能性、必ずあるわけですよね。
で、そのときのために保険に入っていく必要があるのか。公的な保険というのは基本的にみんな入っているわけなんですけれど、それプラス民間の保険に入る必要があるのか。
僕はですね、今までいろんな生命保険とか民間の医療保険について動画を上げてきたんですけど、僕が一貫して話しているのは、民間の医療保険というのは入る必要ないのではないかということをずっと言い続けているわけですよね。
というのは、高額療養費制度というものがありまして、大きな病気になって医療費がかかるとしてもですね、月の自分の負担の医療費というのは限られているわけですよ。何度か自分で払える範囲内であることが多いし、わざわざそのときのために毎月保険料を収めるという必要はないのではないかと。
あとは先進医療はどうなんだという意見に対しても、基本的に先進医療って多くの人たちは保険診療で受けることができる医療よりもワンランク上の素晴らしい医療だって思っている人多いと思うんですけど、中にはそういう医療もある場合もあるんですけど、
結構のものがですね、まだ保険診療として認めることはできなくて、ちょっと様子を見ている間の医療ってことが多いんですよね。だから実際にしばらくそれを続けて本当に良い医療であるということが分かればそれがいずれ保険診療になる可能性があるというわけであって、必ずしも先進医療っていうのは素晴らしい医療とは限らないわけですよね。
なので多くのがんになった方なんかも先進医療っていうのは受けなくてそれなりの治療の結果を出しているというわけなので、必ずしも先進医療特約っていうのも必要もないっていうことを言い続けているわけでございます。
死亡保険に関しては小さなお子さんがいる方、お子さんが大きくなるまでの間、つなぎでかけ捨ての保険に入るっていうのはありだっていうことを言い続けています。
あとは貯蓄型の保険、これはもう入る必要はないって言い続けています。貯蓄型の保険っていうのはかけ捨て保険プラス手数料ぼったくりの投資・信託の積み合わせパックなので、貯蓄型保険に入るぐらいだったらかけ捨てで最低限のものに入って、余剰資金を自分で運用する方がよっぽど利回りがいい。
貯蓄型保険っていうのはぼったくりですよっていうことを言い続けているわけなんですけれど、そういう動画を上げると必ずコメント欄で、じゃあ病気や怪我で働けなくなったときはどうするんですかって、そこまで保証してもらうためにはやっぱり民間の保険に入っておく必要があるのではないですかとか、あとは特に自営業の方ですよね。
自営業の方っていうのは会社員の方と違って公的な保険での保証がちょっと弱いんですよね。だからそういう方に関しては民間の保険が必要なんじゃないですかっていう意見をたくさんいただいているわけであって、例を挙げると所得保証保険とか就業不能保険とかそういったものですよね。
ただそういう保険も給付金が少なかったりとか、あるいは一生涯もらえるわけではなかったりとか、あるいは自分の病気対象になりにくい場合とか、特にうつ病とか精神疾患ですよね。
特にうつ病なんかは、がんとか心筋梗塞、脳梗塞とかと違って、例えば画像診断でわかるとか病理の検査で診断がつくっていうものではなくて、多くの精神疾患、うつ病なんかは精神科医との門診との間で診断がついて、通院して、仕事をすることができないって判断されたりってことが多いわけなので、
ほとんどのうつ病の方、精神疾患の方は本当に病気で働けない方ですよ。
だけど本当にごく一部それを利用して、うつ病のフリをして、私つらいんです、夜寝れないんです、やる気が起きないんですっていうフリをすると、精神科のお医者さんも騙されちゃう人、ほとんど精神科のお医者さん騙されないと思いますし、
あるいは精神科の先生もわかっててめんどくさいからそれで診断下しちゃうっていう場合も、本当にごく一部ですよ、ほとんどの精神科のお医者さんそんなことしないと思うんですけどそういうことがあるので、それが悪用されて、うつ病で保険金が下りるようになってしまったら、保険会社も経営が厳しくなっちゃうんで、そういったうつ病とかに保険が下りないっていうケースがあるわけで、これもケースバイケースなんですけどね、
なので対象になりにくいとか、そういった様々な制限があるので、民間の働けなくなった時の保障の保険っていうのも、僕個人の意見としましては、入らなくていいんじゃないかなっていうふうに思ってます。
会社員と自営業者の保険比較
ただ、どんな民間の保険でも同じことが言えるんですけど、稀にこの保険入っておいて本当に良かった、自分は助かりましたっていう人もいるわけですよね。それは民間の医療保険でも、結局入ってて得したっていう言い方になると良くないんですけれど、不幸の宝くじっていう感じで、毎月収めてたお金を遥かに超える額がリターンとして入ってきたっていう人もいるわけなんでね。
中には入ってて良かったっていう人、必ず今回もコメント欄で現れると思うんですけど、中には入ってて良かったっていう人いるわけなんですけど、要はコストパフォーマンスは極めて悪いんですよね。
なので、入らないのもありと。入ってもいいですよ。なんとなく入った方が精神的に落ち着くからっていう人は入ってもいいんだけれど、結局入る必要はなくて、むしろ毎月収めていた保険料をもっと有意義なことに使った方が自分にとってプラスなのではないかということになるんだったら、入らなくて良いのではないかと。
入らなくても、最悪の場合なんとかなりますよと。公的な保険による保証とか。あるいはもう本当はこれ最終手段なんですけど、日本にはセーフティーネットで生活保護っていうものがあるわけなので、最悪の最悪で悪いことが重なって、一問なしになって、医療費も払えない、生活費も入ってこないっていう状況になっても、
生活保護で医療はすべて無料で面倒を見てもらえるわけだし、最高峰の医療を保険診療の範囲内でしっかりとやっていただくことができるんで、結果的に必要な医療って僕は受けられると思うんですよね、生活保護で。
あとは生活費に関しても、家賃に関しても最低限の収入はある状態になるんで、最後の最後の最終手段の生活保護がありますよって。もちろん生活保護には絶対にお世話になりたくないっていう方もいらっしゃいますので、そういう場合は本当に本当に万が一のために民間の保険に入るっていうのもアリだと思いますんで、絶対入らなくていいですよとは言い切れないわけなんですけれど、
入らなくていいんじゃないかなっていうふうに僕は個人的に思います。これはもちろん所得が低い人の場合の話です。ということなんですけど、働けなくなったときの民間の保険、まず働けなくなった場合、会社員の方と自営業者の方で全然事情が違うんですよね。
もちろん会社員の方の方が公的な保険による保証っていうのがですね、すごく手厚いわけですよね。まず会社員だったら病気で働けなくなったら有給休暇を消化しますよね。
消化しきった後は、まずは症病手当金が入りますね。症病手当金というのは会社で入っている健康保険。健康保険なんで会社と自分が半分ずつ入っているわけであって、それで給料の3分の2くらいが支払われるわけですよね。
その場合は業務外の自由による病気や怪我ですね。最大で1年6ヶ月支給されるわけです。これが業務中の怪我などによる場合は労災保険が給付されるという形になりますので、まず会社員の方の方が手厚いわけですよね。
で、症病手当金が終わってしまった後は、今度は障害年金を受給するということができますね。会社員の方だったらここも基礎年金と厚生年金、両方の部分から支払われるので、やっぱり事業者よりも会社員の方がこの時に支払われる額も大きくなる有利だということですね。
で、障害年金というのも1給、2給、3給でありまして、やっぱり投給が上の方が手厚い保証があるという形になるわけですよね。
で、一方、自営業者の方はですね、まず有給休暇って当然ないですよね。有給の消化はなくて、で、症病手当金というものもないわけです。これは国民健康保険だからないと。
で、障害年金は支払われる場合になっても自営業なので基礎年金の部分だけになるので、やっぱり会社員の方と比べるとちょっと手薄くなってしまうということですよね。
なので、会社員の方に関してはですね、やっぱりこれだけ手厚ければ民間の働けなくなった時のための保証の保険というのは必要ないのではないかなというふうに考えますね。
じゃあ自営業の方はどうかというと、自営業の方もですね、まず国民年金保険の障害年金を受け取るということはできます。ただそれでは額が少ないですよというのもありますよね。
あと、医療に関しては当然高額療養費制度というのがあるわけであって、あとは労災の場合、労災って基本的に自営業だとおりないんだけれど、
特別加入の重要性
特別加入というものがありまして、これは仕事中の怪我でも入院費など原則100%保証してくれて、収入の80%を保証してくれるというものがあるわけですよ。
特別加入というのは、大工さんとか建築関係とか個人タクシーとか、そういう怪我のディスクが高いものが原則入れるものだったんですけど、
今だと結構エンジニアさんとかプログラマーの方とかでも入れるようになっていますので、これがもし活用できるんだったら活用した方がいいですよね。
ただこれは労災保険の特別加入という形になりますよね。
なので、それプラス貯金あるいは余剰資金の運用、できれば例えば不労所得が入ってくる収入、米国債のクーポン債であるとか社債とかディートとか公廃当株とか、公廃当株の投資新宅なども余剰資金で膨らましていけばそれで不労所得が入ってくるというわけなんですけど、
それがしっかりと運用できる額になるまでの間に病気や怪我で働けなくなるというディスクもあるわけなんですけど、できれば貯金とか運用というのをそのために備えて始めておくのはやっておいた方がいいということになりますよね。
で、その症病手当金を受け取った人はですね、大体9割以上の人が2ヶ月以内に仕事に復帰しているわけですよね。
なのでそもそも本当に長期間働けなくなってしまうっていう人、中にはいらっしゃるんですけど、多くの人は病気になって一時的に働けなくなっても2ヶ月以内に戻ってこれますよと、また働けなくなりますよと。
で、入院患者さんの平均入院日数というのは約30日なんですよね。
なので1ヶ月から2ヶ月くらいの間働けないという場合の人が多いわけなので、それぐらいだったら他のもので保証できたりとか、あるいは貯金とか運用でいけるわけなので、それだけのために民間の保険に入って保険料を払うのは意味がないということになるんですけれど、
ただ、障害年金の受給者数というのはだいたい今調べたら300万人弱ぐらいの方がいらっしゃるわけなので、やっぱり労働生産人口の数%の方は障害年金を受給されているという形で、一番その中で多いのが鬱病などの精神疾患なんですよね。
2番目が癌なんですよ。なので、もしそれで働けなくなってしまった場合、一番多いのがやっぱり鬱病などとかの精神疾患なので、そういう民間の保険に入るんだったら鬱病もちゃんとカバーしてくれる保険に入る必要がまずあると思うんですけれど、なかなかそういう充実した保険がそもそもないですよと。
支払える場合も、一生涯もらえるわけじゃなかったりとか給付金が少なかったりとかしますので、もし入るんだったら相当厳選してしっかり勉強して入る必要があって、結局保険料を毎月払ってても、もらいたいと思った時にちゃんとした額が入らないということもありますので、そこまでしっかりと勉強しないと意味がないわけですよね。
民間保険のコストパフォーマンス
最後の最後のセーフティーネット生活保護というものもあるわけです。
もちろん生活保護絶対受けたくないという方もいらっしゃいますけれど、総合的に考えると、こういった所得保障保険とか就業不能保険というのは極めてコスパが悪くて、
だいたいこういう生命保険業界って還元率、お客さんが支払った額から戻ってくる額って50%ぐらいって言われてるんですよね。
残りの50%は保険会社に吸い取られていて、保険会社の人たちの高額な給料として支払われたりとか、あるいは不動産の方に使われたりとか、自社ビルを建てるとかテレビCMなどにお金を使われるわけなので、極めてコスパが悪いので入らないのもありなのではないかなって僕は思っています。
だけど何度も言いますけれど、必ずコメント欄でも現れるんですけど、私は入っててよかったですという方もごくわずかいらっしゃるわけなので、100%入る意味はないですよっていうわけではないっていうのがまたこの生命保険の商品の難しいところっていうか、確率の問題ですからね。
宝くじだって1億円当たってすごい良い思いしてる人だって本当にごくわずかいるので、100%入る意味がないとは言い切れないっていうのがまた難しいところですっていうわけです。
というのが今回の僕の意見です。ご視聴ありがとうございました。
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