2025-09-22 13:47

EP737 【MMT】『税は財源ではない』論は本当なのか?【財源は国債】

元動画:https://www.youtube.com/watch?v=PGiZoFdIzlU

サマリー

このエピソードでは、税金が財源であるかどうか、特にMMT(現代貨幣理論)に基づく視点から議論されています。税が財源ではなく、国債が主な財源であるという主張が検討され、税金の役割や政府の支出方法についても掘り下げられています。

税は財源ではないのか
はい、こんにちは。今回なんですけれども、「税は財源ではないというのは本当なのか?」というテーマで、僕の意見をお話しさせていただきたいと思います。
というのはですね、よく選挙期間中とかでも、税金の話をするじゃないですか。いろんな党が政策を上げていて、
消費税、減税を訴えていたりとか、あるいは法人税はもう少し上げるべきだ、その都度財源論になるじゃないですか。
多くの政党は、税金というのは財源という前提でお話しするわけですよ。
例えば、防衛予算を上げるんだったら、では財源はどうするんですか?とか、消費税を増税するんですか?とか、そういう話になって、それが当たり前のようにマスコミとか、あるいは経済の評論家とか、YouTuberとかでも話されているわけなんですけど、
僕もですね、税は財源という前提で、政治とか経済のお話をさせていただくわけですよ。
そうすると、必ずコメント欄で、三木屋先生、税は財源ではありません、もっと勉強してください、三橋TVを見てください、三橋先生の動画を見て、もっと勉強してください、
という必ず一定数、三橋先生の信者というか支持者の方、和政MMTというんですかね、MMTの考えを持った人がですね、税は財源ではない、必ず一定数コメントをいただくわけですよ。
三橋TVを見てくださいって言われるんですけど、僕もずっと前から見てます。三橋TV以外にもいろんなチャンネル見てるんですよ。高橋陽一チャンネルとか、平チャンネルとか、常年司さんとか、池上明さんの動画だって見ますよ。
金縮財政派の意見の人の動画とかも見るし、いろんなチャンネルを見てるんで、まず三橋TVは全部じゃないんだけど、ちょこちょこ見てますよと、やっぱり三橋先生が、税は財源ではないってことをずっとおっしゃってるわけですよね。
あと藤井聡先生とか、MMTの考えを持ってる人がよく口にすることなんですけど、じゃあ税は財源ではないっていうのは本当なのかどうなのかって僕の意見を言わせていただきますと、本当なんじゃないかなって思うんですけど、ただ言葉の使い方の問題っていうのもあると思うんですよね。
なので今後もね、やっぱり税は財源ではない、財源はどうするんだってね、そういう話になった時に、じゃあ法人税を上げてとかね、消費税はやっぱり下げた方がいいとかね、そういう話の展開を今後も僕しちゃうと思うので、三橋信者の方ちょっと許してくださいっていう今回の動画なんですけど、
政府の支出方法
じゃあ税は財源ではないっていうことを訴える人、どういう理論かっていうと、スペンディングファーストっていう考えなんですよね。
というのは、政府は国民からの調整の前に支出しているっていう考え。
これは本当なんですよ。
例えば2025年度の予算執行と調整を例に出して説明すると、政府の予算は2025年の4月1日から執行されるわけなんですが、
国民の2025年の調整は確定申告後の2026年3月15日以降に決定して最終的な調整が行われると。
なので支出をまずするんですよね。その後調整すると。
なので、税金が財源っていう、税金が財源論がもし正しいならば、政府が国民から調整しないと支出できないだろうっていうのが、税は財源ではないっていう考え方であって、これは正しいんですよね。
だから正しいんですよ。なのでそういう人からすると、財源は国債であると。
まず国債を発行して支出してその後調整するのだという考え。これも正しいんですよ。わかってるんですよ、僕も。
じゃあなんで調整する必要があるのかと。よくMMTの人をバカにするとかディスる人とかが言うのは、だったら無制限に国債発行すればいいじゃないかよって言うんですけど、もちろんそれはそうではないわけであって、もちろん僕もそれは承知の上なんですけれど、
よくMMTの考えの人をバカにするそうの人っているじゃないですか。あいつらは無制限に国債を発行していいと思っている。そんなことをしたら悪性のインフレになって日本はとんでもないことになる。カオスになるだろうって言うんですけれど、そうではないんですよね。
MMTの考え方も僕は素晴らしい考え方だと思うんですよ。ああなるほどなって思うわけであって、別に全然否定する気はないわけですよ。僕がMMT信者っていうほどではないんですけど、積極財政派なのでMMTの人の話を聞くのも僕大好きだし、それを聞いて感銘を受けるとか納得するとかね、
そういうことだってあるわけでございますよ。じゃあなんで調整する必要があるかというと、税金には税金の役割があるのだよと。まずは格差が広がりすぎないということですよね。
そのためにはたくさん稼いでいる人からはたくさん税金を取って、そんなに稼いでいない人からは税金を取らない。もしそれを行わないでいるならば国債発行だけで調整しないんだったらどんどん格差は拡大していってしまうわけですよね。それは良くないですよと。
あとは景気が加熱しすぎた場合、過度なインフレになってしまいますので、一旦景気を冷ます必要があるわけですよね。その場合に調整して通貨の供給量を一定以上に超過してしまって過度なインフレにならないようにという役割もあるわけですよね。
あとは自国通貨を使わせるという目的ですよね。もし超税というシステムがなければ、ビットコインとか暗号通貨とかいろんなお金が勝手に流通してしまって、日本だったら日本円の価値というものが担保されなくなってしまうわけですよ。
税の役割と調整
税金を日本円で納めないといけないから、みんな日本円をメインで使うようになるんで、そのための役割と。
あとは罰金としての役割。タバコをなるべく国民に吸わせたくない、健康増進のためだったらタバコの税金を上げるし、環境のためとか排気ガスを抑制するためだったら罰金として使ったりとか、様々な社会を政府が考えた方向に誘導するために税金を増税したり、
例えば応援したい事業を優遇するんだったらその産業に対して減税するとか、あとは少子化対策で子どもを増やすんだったら子育ての応援のために減税したりとか、子育て支援のほうに回すための減税するとか、そういうのがあるわけであって、
税金には様々な役割があるんだけれど、財源ではないですよっていうことをMMTの方はおっしゃっているわけですよね。それ一理あるなっていうか、それ正しいと思うんですよ。
正しいと思うんだけど、財源論を話すときに、じゃあ財源どうするのって、じゃあどこの税金を上げるのっていう話になるときに、やっぱり税金は財源であるっていう前提で話すと、話しやすいから僕も使うわけであって、
多分みんなわかってて、そういう言葉を使っている人もいっぱいいると思うので、コメント欄で毎回ご指摘いただくんですけど、ご容赦くださいです。今後もよろしくお願いしますという感じで、今回動画を上げさせていただいております。
なのでMMTの方もおっしゃるし、僕も同じ考え方なんだけど、消費税っていうのは消費に対する罰じゃないですか。何か物を買ったりサービスを買うために10%なり8%なり罰金を支払うと。
なので消費税を増税するんだったら、それは景気が加熱してしまって、それを冷やす目的で消費税を増税するんだったらわかるのですが、景気が悪くなっているのに増税する、景気が良くなっていないのに増税するっていうのを度々やってきたので、日本の経済は良くならないですよっていうことをMMTの方もおっしゃっているし、
それは僕も同じ意見でございます。今の政府、財務省にしても基本はプライマリーバランス、規律を守るということで、財政赤字は良くない、国債を過度に発行するというか、基本的に財政規律を守らないといけないというふうに国民を洗脳しようとしている。
これも僕、同じ意見なので、そういう財務省的な考え方に意見を言うためには、税は財源ではないとおっしゃる方がいると思うんですけど、それはその通りだなと僕も思っておりますよと。
だけど、やっぱり一定額は調整しないといけないわけですよね。それはMMTの方々も分かっていると思うんですけど、税金には役割があるわけであって、やっぱり調整を目的に応じて、正しい目的に応じてしないと格差はどんどん広がるし、
通貨の供給量がどんどん増えれば、悪性のインフレになってしまって、日本円の価値も下がってしまうわけですよね。過度な円安になってしまえば輸入物価も上がって、さらにインフレが助長して、国民の生活は厳しくなると。
そして、日本国債の信任も低下してしまって、日本国債が暴落すれば金利が上がってしまうわけですよね。そうすると、ますます日本の財政は厳しくなるわけであって、必ず一定額は調整しないといけないわけですよね。
なので、結局、税は財源ではないっていう人と、あとは税は財源であるっていう考えの人も、結局、同じだと思うんですよね。過度な金融財政の人は置いといて、積極財政派の人で、なおかつ税は財源であるっていう前提で話す人でも、
根本的な考え方は一緒だったりするんで、税は財源っていう前提で話すのは、大きな間違いではないんじゃないかなっていうふうに僕は考えております。
というのが今回の私の意見です。もし、僕と違う意見の方とか、僕に同意してくれる方もあわせて、何でもコメント欄にお書きください。読ませていただきます。
ご視聴ありがとうございました。
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