2025-04-08 13:28

EP.550 【消費税】減税すると金持ちが得して貧乏人が損するというのは本当なのか?【ガソリン税】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=EbloUzfJu04

サマリー

消費税の減税に関する議論では、金持ちが得をし、低所得者が損をすると考えられていますが、実際には税収の減少が福祉や治安に影響を及ぼす可能性があります。現在のインフレ状況においては、消費税を一時的に減税すべきという提案があり、経済を健全化するための方策が求められています。

減税の影響
はい、こんにちは。今回なんですけども、減税すると金持ちが得をして貧乏人が損するというのは本当なのかっていうテーマでお話しさせていただこうと思うのですが、というのは、最近財務省解体デモというのもあって、その人たちは主に減税しろ、消費税を減税しろ、あるいは消費税をなしにしろとかね、
そういう主張をしていたりしていなかったりという感じで、という主張をしていると、一部の人がですね、インフルエンサーとかが減税をすると得をするのは金持ちで、デモをしているような貧乏人とか低所得者の人は損するだけなんですよってね、そういうことを言うインフルエンサーいるんですよね。
じゃあそれが本当なのかっていうことを、僕の考えをお話しさせていただこうと思うんですけど、それは僕の考えでは、大枠では正しいと思うんですよ。
ただちょっとそこから論点をすり替えて、富裕層の人たちがですね、だから消費税は必要なんだとかね、消費税減税する必要はないんだとか、あるいは消費税をもっと増税しろってね、そういうふうに消費税は必要だから、もっと消費税上げてもいいんだっていうふうに話を持っていく人が多いんで、それはちょっと違うんじゃないかっていう僕の考えがあるんでお話しさせていただこうと、
思うんですけど、大体こういう主張する人って富裕層の人が多いんですよ。あるいは一定の結構まとまった収入があって、そこそこ稼いでる人、そういう人たちは減税するのは良くないよって金持ちが得するだけなんだって、低所得者は逆に損するんだって主張するんですけど、大枠では正しいと思うんですけど、じゃあどういう意味で大枠で正しいのかっていうと、
日本っていう国はですね、そこそこの福祉国家なんですよね。外国と比べて相対的にそこそこ福祉とかインフラが充実している、あと治安もいいわけですよね。それはそれなりに税金が投入されているからなんですよね。
医療にせよ年金にせよ、年金はその年金保険料、医療も保険料もあるんですけど、保険料も含めての話なんですけど、あとは生活保護などのセーフティーネットも比較的充実していて、あと障害者に対する手当とか年金なんかもそれなりに充実している方なんですよね。
あと治安がいいと。警察がそれなりに機能している、充実している。あと消防なども充実している。インフラもそれなりに整っていて、道路も地方に行ってもそれなりにあるし、信号とかも揃ってますよ、必要のない道路もあるだろうとかね、そういうツッコミもあると思うんですけど、それなりにそこそこ整ってるんですよ、日本は。福祉も充実してるんですよ。
これを維持するためには税金がかかっているわけですよね。なので基本的に増税すると国民みんなが暮らしやすい国家になるわけですよね。それ正しいと思うんですよ。
低所得者の人たちも、あとは富裕層の人たちもみんな同じように享受できるサービスなわけですよ。医療にせよ、年金にせよ、治安がいいってことにせよ、インフラにせよ。
低所得者の人たちっていうのは基本納税額が少ないと、場合によってはほとんど納税していない人もいるわけなので、低所得者の人ほど得をするわけですよ。払ってる税金が少ないのにもみんなと同じようにこの素晴らしい日本の公共のサービスを享受できるからと。
富裕層の人はたくさん税金を納めているのにもかかわらず、あんまり税金を納めていない人たちと同じだけしかサービスを享受できていないので、富裕層の人たちの方が損なんですよっていう主張をする人がいて、一理あると思うんですよ。だいたい正しいとは思うんですよね。
なので、もし減税して税収が下がってしまったら、やっぱり財政、何か削らないといけないわけですよね。となると福祉充実しているものがクオリティが落ちたりとか、インフラもクオリティが落ちて、あと警察とか消防にかけるお金も少なくなれば治安が悪くなって犯罪が増えたりとか、セーフティーネットも充実していなければホームレスも増えますよと。
それによってより治安が悪くなって暮らしにくい国になりますよと。
富裕層の人たちは仮に減税して治安が悪くなったりとかインフラがあんまり充実してなくても、お金があるので自分の家の防犯設備を充実させたりとか、警備員雇ったりとか、あとはそもそも福祉っていうものもあんまり必要がない場合が多いんですよね。
例えば病院にかかる際でも治療費がものすごい高くてもお金を払えるわけですよね。
あと年金も別に必要ないですよと、別に投資してリシーだけでも生活できるとか。
なので富裕層の人たちは減税して税収が下がって日本のサービスが質が落ちたとしても困らないんですよね。
なおかつ今までたくさん払っていた税金を納めなくて済むわけなのでますますお金持ちになるんですよ。
これも一理あるかなと。
一方、低所得者の人たちは減税して日本のサービスの質が落ちたとなるとホームレスになってしまう人もいますよと。
病気になっても病院にかかれませんよ。
自己負担率が上がって病気になっても治療を受けることができないってこともあると。
あとは犯罪が増えると。犯罪の被害にあいやすいわけですよね。
お金持ちみたいに自宅の防犯設備を中止させるとかできないし。
あとインフラの質も下がって生活も困りますよと。
なので減税したら結局困るのは低所得者の人で富裕層の人たちは得するんですよっていう意見。
税制の複雑性
これは大枠ではざっくり合ってるんですけれど。
だからといって消費税を減税する必要はないよ。むしろ増税してもいいんだよっていうふうに話を持っていくのは論点すり替えてるんじゃないかなって思うんですよ。
というのはまず税金って税の種類とか税率のかけ方によって富裕層が得する税金、富裕層が損する税金、低所得者が得する税金、損する税金ってやっぱりあると思うんですよね。
例えば所得税だったら今のままの税率で工場額を上げたら減税になるんですけれど、累進課税なので所得者のほうが結局収める税金が減るとかそういうのもあるんですけど、
でも壁の障壁をなくすっていうことは大事だと思うんですけど、仮に所得税、最高税率を70%とか80%にすればやっぱりこれで金持ちは損するわけなんですよね。
あとは会社がため込んでいるキャッシュ、よく内部流法に対してお金をかけろって言葉の使い方は間違ってると思うんだけど、ため込んでるキャッシュなんかに課税するとなると大企業としてはものすごい痛いわけですよね。
大企業を経営しているお金持ちにとっても辛くなるし、株主も厳しくなるかもわかんないですよね。
あとは究極財産税ですよね。持っている財産に対して毎年税金をかけるなんてことになったら富裕層にとってはめちゃくちゃ痛いわけだし、
あとは金融所得課税を強化するってなると、僕基本反対なんですけれど、どうしても増税しないといけないんだったら超高所得者から上から順番に税率を上げていくのが正しいかなと思うんですけど、
そうなった場合でもやっぱり金持ちが損するわけですよね。お金持ちほど金融所得が多くなるんですよ。
1億円の壁っていうのも言われていて、高所得者ほど結果的に税金を収める額が少なくなるわけなので、金融所得課税を強化したら富裕層は損するわけですよ。
2位差の1800万円の枠ぐらいでやる人たちにとっては、2位差っていうのは減税でプラスになるわけなんですけど、それ以上の金融所得がある人にとっては強化すれば板手になるわけであって、
なので金持ちにとって都合の悪い増税っていっぱいあるので、増税すると金持ちが損するっていう場合もあるんですよ。逆に減税すると金持ちが損するっていう場合もあるわけなんですよね。
コストプッシュ型インフレ
いろんな税金がある中で、消費税増税って富裕層にとってあんまり痛くないんですよね。だから富裕層の人たちって減税すると金持ちが得するだけで貧乏人が損するんだから消費税はもっと上げてもいいんだっていう主張する人が時々いるんですけど、それは違うんじゃないかなと。
今の日本のインフレって、皆さんご存知の通りコストプッシュ型のインフレなんですよね。デマンドプル型ではないんですよ。コストプッシュ型のインフレで多くの人たちは手取りが増えてないのに物価だけ上がってる状況であって、生活が苦しいっていう人多いと思うんですよ。
それによって景気が悪化して税収が下がってっていうことが起こり得るわけなので、やっぱりこういう時こそ僕は消費税を次元的に減税すべきだと思うんですよね。8%あるいは5%に。
その後もし景気が回復して、景気が加熱してデマンドプル型のインフレになったら8%とか10%にまた戻すっていうことを僕はやるべきなので、やっぱり今のコストプッシュ型のインフレの状況下では消費税を減税するべきだと僕は考えていますね。
あとガソリンにかかる税金にしても、やっぱり円安とか戦争の影響で原油価格が上がっているわけなので、やっぱり減税すべきだと思うんですよね。経済を健全化すべきだと思いますので、というふうに私は考えておりますね。
消費税を上げるのがいいのか、所得税を上げるのがいいのか、本当に税収を増やす必要があるんだったら、消費税っていう税金はスーパーとかに行って本当にダイレクトに物を買う値段が上がっているわけなんですよね。
これ、心理的な要因がすごい大きいと思うんですよね。経済に与える影響もすごく多いと思うんですよ。
高齢者、引退した人には負担にならないんですよね、主にね。
となると、本当は現役世代を大事にするっていう点では、所得税を増税するより消費税を増税する方がいいのかもしれないんですけど、やっぱり心理的な要因がすごくあると思うんですよね。
消費税上がるってなると、また物の値段が上がるのかっていうのがあると思うので、という点でも消費税の減税って経済に対する大きな効果があるんじゃないかなと僕は思っております。
異論はあると思いますので、もし僕と違う意見の方がいらっしゃったら、遠慮なくコメント欄にお書きください。
ご視聴ありがとうございました。
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